JP2011157547A - 重質炭化水素を造粒するシステムおよび方法 - Google Patents

重質炭化水素を造粒するシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】重質炭化水素(アスファルテン炭化水素)を固体輸送するための造粒するシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】小滴を生成するために液滴生成装置102からアスファルテン炭化水素を押し出すステップ、前記液滴生成装置に隣接するコンベア124上に前記アスファルテン炭化水素小滴を堆積するステップ、アスファルテンペレットを生成するために、前記コンベアからのアスファルテン炭化水素小滴を冷却チャネル130内の冷却媒体132中で急冷し、それにより、アスファルテン炭化水素小滴から冷却媒体に熱を伝達することによってアスファルテン炭化水素小滴の少なくとも一部を固化するステップ、および冷却媒体からアスファルテンペレットを分離するステップを含む。
【選択図】図1

Description

本明細書で提供される態様は、一般に、アスファルテンを冷却および固化するためのシステムおよび方法に関する。より詳細には、本明細書で提供される態様は、溶融された炭化水素の押出しおよび急冷に関する。
関連技術の説明
高分子量、粘性、非ニュートン流体などの重質炭化水素が、押出しおよび精製プロセス中に生成される。典型的には、そのような重質炭化水素は、輸送前に希釈を必要とする。しばしば、ディーゼル燃料など1つまたは複数のより軽量の炭化水素が添加されて、粘性を低減し、ポンパビリティを改善して、重質炭化水素の輸送を容易にする。別法として、重質炭化水素は、残油超臨界抽出(「ROSE」)処理プロセスなど1つまたは複数の溶剤脱れきプロセスを使用して脱れきすることができる。典型的な溶剤脱れきプロセス中、重質炭化水素は溶剤抽出プロセスに導入され、このプロセスにおいて、高い粘性のアスファルテンおよび樹脂(「アスファルテン炭化水素」)が分離されて除去され、低粘性の脱れきされた油が得られる。同様のアスファルテン炭化水素が、他の重質炭化水素精製プロセス中に生成されることもある。これらのアスファルテン炭化水素は、2つの異なるプロセス、すなわち溶剤抽出および/または精製を使用して発生されるが、同様の特性を共有する。どちらも、周囲温度で固体または半固体である高分子量炭化水素を多く含み、どちらも、ポンパビリティを保つために高温を必要とし、どちらも、1つまたは複数の代替可能な生成物を提供するために希釈を必要とする。
現場での品位向上設備が利用可能でない場合または容量が限られている場合、アスファルテン炭化水素を、トラック、レール、またはパイプラインを介して1つまたは複数の遠隔品位向上設備に輸送しなければならない。液体または半固体アスファルテン炭化水素をトラック、レール、および/またはパイプラインにポンプ可能に積み込み、またはそこから積み下ろすことができるように、アスファルテン炭化水素は高温で維持されることが多い。輸送工程にわたって高温でアスファルテン炭化水素を維持する必要があるため、動作コストが増加し、プロセスが複雑になり、温度が減少した場合にはアスファルテン炭化水素が固化する危険がある。固化されたアスファルテン炭化水素はパイプラインを塞ぎやすく、これは、パイプラインおよび任意の輸送車両、例えばトラックや貨車の大規模な保守および/または冷却を必要とすることがある。
流体または半固体輸送に対する代替として、アスファルテン炭化水素を輸送前に大量にまとめて冷却して固化することができる。しかし、バルク固化、並びにバルク固化された材料の積み込み、輸送、および積み下ろしは、コストおよび労力がかかり、また保守の手間もかかる。特別な機器および/または取扱いの要件を最低限にするために、別法として、アスファルテン炭化水素を輸送前に固化して、より小さな粒子またはペレットにすることができる。
重質炭化水素を造粒するための様々な方法が開発されている。例えば、溶融された重質炭化水素をノズルからポンプ式に送り出し、炭化水素分配器の下を流れる冷却媒体の浴内に落ちるときに一連の小滴を生成することができる。或いは、1つまたは複数の濡式造粒装置を使用して、複数の炭化水素小滴を生成するために回転ヘッドによって溶融アスファルテン炭化水素を「噴霧」することによって、比較的均一な重質炭化水素固体を提供することができる。個々の炭化水素小滴は空中で空冷され、それにより、濡式造粒装置の壁に当たって流れ落ちて、下にある冷却流体浴内に流入するときに、固化して炭化水素ペレットになる。
しかし、水よりも低い値(すなわち、1.0未満の比重または10°よりも大きいAPI密度)から水よりも高い値(すなわち1.0よりも大きい比重または10°未満のAPI密度)の範囲を取ることがある炭化水素ペレットの変動する比重に基づき、冷却浴または湿式造粒装置の有用性は制限される。冷却流体冷却チャネル内で炭化水素ペレットの流動と沈下がどちらも生じるため、ペレットの分離および除去が困難になる。なぜなら、流動するペレットは凝集して大きな塊体を生成する傾向があり、これは、特に閉じられた容器内に冷却チャネルが位置されている場合には、冷却流体冷却チャネルからの除去に適していないからである。
したがって、重質炭化水素を造粒するための改良されたシステムおよび方法が引き続き必要である。
記載した本発明の特徴を詳細に理解できるように、いくつかの態様を参照して本発明をより詳細に説明することができ、それらの態様のいくつかは添付図面に図示される。しかし、本発明は他の同等に有効な態様を認めることができるので、添付図面は本発明の典型的な態様を例示するにすぎず、したがって本発明の範囲の限定とはみなされないことに留意されたい。
本開示の1つまたは複数の態様による重質炭化水素を造粒するための例示的システムの側面図である。 図1に示される重質炭化水素を造粒するための例示的システムの前面図である。 本開示の別の態様による重質炭化水素を造粒するための例示的システムを示す図である。 本開示の別の態様による重質炭化水素を造粒するための例示的システムを示す図である。
詳細な説明
以下、詳細に説明する。添付の特許請求の範囲の各請求項において別個の発明が定義され、各発明は、侵害に関して、特許請求の範囲で指定される様々な要素または制限の均等物も含むものと理解される。「発明」に関する以下の言及はすべて、文脈に応じて、ある特定の態様のみを表す場合がある。「発明」に関する言及は、請求項のうち、必ずしもすべてではなく1つまたは複数に記載される主題を表す場合もある。次に、特定の態様、変形形態、および例を挙げて各発明を以下により詳細に説明するが、各発明は、それらの態様、変形形態、または例に限定されない。態様、変形形態、または例は、本特許における情報が公知の情報および技術と組み合わされたときに当業者が本発明を成して使用できるようにするために提示されている。
アスファルテンなど重質炭化水素を造粒するためのシステムおよび方法が提供される。少なくとも1つの態様では、高温アスファルテンを、液滴生成装置によって押し出し、下にあるコンベアベルト上に堆積して、小滴を生成することができる。その後、小滴を冷却媒体中で急冷し、小滴を固化してアスファルテンペレットにすることができる。1つまたは複数の態様では、アスファルテンペレットを冷却媒体から分離して、冷却された固体粒子として回収し、輸送または使用することができる。
本明細書で使用するとき、用語「アスファルテン」の単数形と複数形、「アスファルテン性」、および「アスファルテン炭化水素」は、交換可能に使用することができ、ペンタンやヘプタンなどの軽質パラフィン溶剤には不溶性であるが、トルエンなどの芳香族化合物には可溶性である1つまたは複数の重質炭化水素を含有する炭化水素混合物を表すことができる。重質炭化水素は、平均約50から約80個の炭素、窒素、硫黄、および酸素原子を含有する1つまたは複数の芳香族および/またはナフテン化合物を含むことができる。
本明細書で使用するとき、「固体アスファルテン粒子」の単数形と複数形、および「固体粒子」は、以下の任意のものを表すことができる。固体アスファルテン粒子、半固体アスファルテン粒子、および溶融アスファルテン「コア」を取り囲む固体アスファルテン「外皮」を有する複合アスファルテン粒子。
図1は、本開示の少なくとも1つの態様による例示的なアスファルテン造粒システム100の端面図である。システム100は、固定子104および外側回転ドラム106を有する液滴生成装置102を含むことができる。固定子104は、外側回転ドラム106に入れ子にすることができ、外側回転ドラム106は、固定子104に対して同心回転するように構成することができる。固定子104は、容器または供給パイプ(図示せず)から低粘性の流動性塊体を受け取るように構成された、軸方向に設けられた供給チャネル108を含むことができる。少なくとも1つの態様では、流動性塊体は、周囲温度で固体である高温重質炭化水素を含むことができる。例えば、重質炭化水素は、アスファルテンを含むことができるが、様々な精製プロセスからの残渣など、ほぼ周囲温度または室温で固体であるいかなる高温液体を含むこともできる。一態様では、流動性塊体は、固定子104の一端から供給チャネル108内に圧力下でポンプ式に送ることができ、最終的には、以下で説明するように押し出されて造粒される。
供給チャネル108内に導入される重質炭化水素またはアスファルテンの温度は、約210℃から約430℃、約210℃から約370℃、または約210℃から約315℃の範囲内でよい。溶融アスファルテンの圧力は、非常に様々であることがあり、上流処理要件に依存することがある。少なくとも1つの態様では、圧力はほぼ大気圧でよく、約101kPaから約2160kPa、約300kPaから約1820kPa、または約500kPaから約1475kPaの範囲内でもよい。
少なくとも1つの態様では、固定子104はまた、固定子104の内部にある間に溶融アスファルテンを高温で維持するように構成された少なくとも1つの加熱器モジュール110(2つの加熱器110が図示される)を含むこともできる。動作時、加熱器モジュール110に、加熱された媒体を連続的に通すことができ、それにより熱交換器として働く。加熱器モジュール110はまた、溶融アスファルテンの高温を維持するように同様に構成された加熱器コイルまたは同様の加熱デバイスを含むこともできる。
穴112または穴の列を供給チャネル108に連絡可能に結合させることができ、穴112は管路114まで延在することができ、管路114は、固定子104に取り付けられたノズル116内に溶融アスファルテンを供給するように構成されている。ノズル116は、外側回転ドラム106の外周面を一周するように画定された複数の孔120と周期的に一致するように構成された下向きに開いたチャネル118を含むことができる。図2においてより適切に示されるように、外側回転ドラム106の外周面を一周する複数の列を画定する複数の孔120が設けられることがある。
引き続き図1を参照すると、溶融アスファルテンは、液滴生成装置102の供給チャネル108に圧力下でポンプ式に送ることができる。次いで、溶融アスファルテンは、固定子104を通ってノズル116に流れることができ、そこから、下向きに開いたチャネル118に向けられる。固定子104内に構成されたバッフルおよび内部ノズル用のシステム(図示せず)が、チャネル118の全幅にわたって均一な圧力を与えることができ、それにより、外側回転ドラム106が矢印Aの方向に回転するときに、外側回転ドラム106に画定された各列の孔120を通る均一な流れを提供する。外側回転ドラム106が固定子104の周りで同心回転するときに、溶融アスファルテンの小滴122を液滴生成装置102から押し出して、下にある様々な移送面に堆積することができる。
少なくとも1つの態様では、適切な移送面は、液滴生成装置102のすぐ下に位置されたコンベアベルト124を含むことができる。液滴生成装置102は、(図2にも示されるように)コンベアベルト124の動作幅にわたって小滴122を堆積するように構成することができる。コンベアベルト124は、各端部にある一対のローラ126によって方向Bに回転させることができる。少なくとも1つの態様では、コンベアベルト124は、任意の金属および/または金属合金から製造することができ、そのような金属および/または金属合金には、限定はしないが、鋼、アルミニウム、ステンレス鋼、真鍮、青銅、または、冷却媒体および炭化水素がもつ可能性がある腐食効果に耐性がある他の金属および/または金属合金が含まれる。必ずしも必要ではないが、少なくとも1つの態様では、外側回転ドラム106の周速度を、下にあるコンベアベルト124の速度と同期させることができ、それにより、小滴122がベルト124の一方の縁部から他方の縁部まで均一なサイズで堆積されることを保証する。
図示されるように、コンベアベルト124は、水平に対してわずかに後傾させることができる。他の態様では、他の用途に適するように、コンベアベルト124を地面に対して平行にすることができる。コンベアベルト124が方向Bに回転するとき、小滴122は、最終的にコンベアベルト124から滴下して、冷却媒体132を含む冷却チャネル130内に滴下することができる。コンベアベルト124上を進んで落ちる一方で、小滴122は、外部から冷却し始めて外側の「外皮」を生成することができる。冷却媒体132に接触すると、小滴122は急冷して固化してアスファルテンペレット134となり、以下に説明するようにこのペレット134を分離および収集することができる。
一態様では、冷却媒体132は、水、塩水、1つまたは複数のCからCパラフィン、またはそれらの混合物を含むことができる。冷却媒体132の温度は、システムの熱要件に依存して、約0℃から約100℃、約0℃から約75℃、または約0℃から約50℃の範囲内でよい。
図2は、図1に示される重質炭化水素を造粒するための例示的システムの前面図である。図示されるように、冷却チャネル130は、水平に対して後傾させて配設することができ、それにより、冷却媒体132が、冷却チャネル130内で方向Cへ「下り坂(downhill)」で連続的に流れることができるようにする。したがって、冷却媒体132のフローレジーム(flow regime)は、層流、遷移流、または乱流、すなわち任意のレイノルド数を有するものでよい。1つまたは複数の態様では、冷却チャネル130を通って流れる冷却媒体132は、2000未満のレイノルド数を有する層流レジームでよい。1つまたは複数の態様では、冷却媒体132は、4000よりも大きいレイノルド数を有する乱流レジームでよい。1つまたは複数の態様では、冷却チャネル130を通る冷却媒体132の速度は、約0.1m/秒から約10m/秒、約0.2m/秒から約7m/秒、または約0.3m/秒から約5m/秒の範囲内でよい。
一態様では、冷却チャネル130内を流れる冷却媒体132の深さは、約1/4インチから約2インチ、または約1/4インチから約1インチ、または約1/4インチから約1/2インチの範囲内でよい。他の態様では、冷却媒体132の深さは、少なくとも小滴122を沈めるのに十分な深さでよい。理解することができるように、他の態様は、冷却媒体132が冷却チャネル130内を流れる時間量を増減するために、冷却チャネル130の後傾角度を調節することを含むことができる。少なくとも1つの態様では、冷却チャネル130を実質的に水平に、さらには前傾させて配設し、冷却媒体132の進入圧力のみに依拠してアスファルテンペレット134を方向Cに押し進める/流すこともできる。
上述したように、動作中、液滴生成装置102は、複数の孔120から溶融アスファルテンを押し出して小滴122を生成し、小滴122は、下に位置された連続移動コンベアベルト124上に滴下される。次いで、小滴122は、コンベアベルト124から、冷却チャネル130の冷却媒体132中に落ちることができ、そこで急冷されて、固体アスファルテンペレット134になる。冷却媒体132が方向Cに流れるので、生じる流れは、急冷されたアスファルテンペレット134をやはり方向Cへ分離機202に向けて押し進めるまたは流し進める効果を有することができる。
本明細書では説明しないが、本開示はまた、溶融アスファルテンを押し出して小滴122にすることを含み、それらの小滴122が、冷却媒体132中に完全に沈められた連続回転コンベア(図示せず)を有する冷却チャネル130内に滴下されることも企図する。沈められたコンベアは、急冷されたアスファルテンペレット134を、隣接する分離機202に向けて方向Cへ給送できるようにする任意の角度で配設することができる。
分離機202は、固体アスファルテンペレット134の少なくとも一部を冷却媒体132から搬送または分離するのに適した任意のシステム、デバイス、またはシステムおよび/またはデバイスの組合せを含むことができる。分離機202は、方向Dで連続的に回転する前傾されたコンベアベルト204を含むことができる。しかし、コンベアベルト204は、冷却媒体132が流通できるようにする一方でアスファルテンペレット134の通過を妨げるように構成することができる。例えば、コンベアベルト204は、冷却媒体132の流入および通過を可能にするのに十分大きいが、アスファルテンペレット134の通過を防げるのに十分に小さい孔を有するふるいを含むことができる。その結果、冷却媒体132は、冷却チャネル130から流出し、コンベアベルト204を通ってリザーバ206内に流れることができ、一方、アスファルテンペレット134は、方向Eへ、分離機202によって冷却チャネル130から分離することができる。1つまたは複数の態様では、固体アスファルテンペレット134を分離機202上で給送することができ、ショベル、バケットリフト、または追加のコンベアなど機械的な移送手段によって収集または除去される。
本開示の精神から逸脱することなく、分離機202の多くの変更および態様が企図される。例えば、分離機202は、水平に対して前傾させて配設する必要はなく、水平に配設することも、さらには後傾にすることもできる。さらに、分離機202は、アスファルテンペレット134をふるいにかけて冷却媒体132から分離するように構成された可動または振動ふるい(図示せず)を含むこともできる。少なくとも1つの態様では、可動または振動ふるいは、水平に対して後傾させて配設することができ、分離されたアスファルテンペレット134が冷却チャネル130から連続的に出ることができるようにする。1つまたは複数の態様では、分離機202は、限定はしないが、直列および/または並列に配置された、1つまたは複数の濾過器、バスケットフィルタ、脱水コンベア、凹室フィルタプレス、振動ふるい(vibrating screens)、揺動ふるい(oscillating screens)、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。
固体アスファルテンペレット134の冷却速度は、冷却媒体134の温度を調節することによって制御することができる。1つまたは複数の態様では、固体アスファルテンペレット134の冷却速度は、約1℃/秒から約100℃/秒、約1℃/秒から約75℃/秒、または約1℃/秒から約50℃/秒の範囲内でよい。1つまたは複数の態様では、固体アスファルテンペレット134が冷却媒体132と接触する滞留時間は、約2秒から約180秒、約3秒から約120秒、約4秒から約60秒、または約5秒から約30秒の範囲内でよい。
引き続き図2を参照すると、冷却媒体132を、ライン210を通して再循環させ、その後、冷却チャネル130に再び導入することができる。しかし、リザーバ206内部の冷却媒体132の少なくとも一部を除去して処理し、ライン208を通して排出および/または廃棄することもできる。ライン208を通した冷却媒体132の損失を補償するために、追加の「補給(make−up)」媒体を、ライン214を通してライン210に導入することができる。1つまたは複数の態様では、リザーバ206に導入された冷却媒体132の最小25wt%、50wt%、75wt%、85wt%、90wt%、95wt%、または99wt%を、ライン210を通して再循環させることができる。
さらに、図2には示されていないが、ライン210を通して再循環される冷却媒体132の少なくとも一部は、1種または複数種の汚染物質を除去するために微粒子分離ユニットなど1つまたは複数の処理および/または純化システムを通ることができる。汚染物質は、限定はしないが、蓄積された固体、炭化水素、金属、溶解塩、それらの混合物、それらの誘導体、またはそれらの任意の組合せを含む。
1つまたは複数の態様では、ライン210を通して再循環される冷却媒体132の少なくとも一部の温度を、1つまたは複数の伝熱ユニット212を使用して調節することができる。例示的な伝熱ユニット212は、再循環される冷却媒体132を所定の温度範囲内で提供するためにライン210内で冷却媒体132の温度を調節するのに適した任意のシステム、デバイス、またはシステムおよび/またはデバイスの組合せを含むことができる。1つまたは複数の伝熱ユニット212は、1つまたは複数のU管熱交換器、シェルアンドチューブ型熱交換器、プレートアンドフレーム型熱交換器、螺旋型熱交換器、フィンファン型熱交換器、蒸発冷却器、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。1つまたは複数の伝熱ユニット212の動作温度は、約0℃から約90℃、約20℃から約75℃、または約30℃から約60℃の範囲内でよい。1つまたは複数の伝熱ユニット212の動作圧は、約101kPaから約2160kPa、約300kPaから約1820kPa、または約500kPaから約1475kPaの範囲内でよい。
再循環される冷却媒体132は、冷却チャネル130内に配設された少なくとも1つの流体分配器216に導入することができる。各流体分配器216は、冷却媒体132の所要の流れを冷却チャネル130に送ることができる堰、ノズル、または他のデバイスでよい。一態様では、冷却媒体132の流量は、流体分配器を調節することによって調整することができ、それにより、固体アスファルテンペレット134が冷却媒体132と接触する滞留時間を所望の長さにする。さらに、各流体分配器216は、急冷されたアスファルテンペレット134を分離機202に向けて押し進めるように構成されたノズルとして働くこともできる。
図3は、本開示の別の態様による重質炭化水素を造粒するための例示的システムを示す。液滴生成装置102、コンベアベルト124、および冷却チャネル130は、上述した説明と実質的に同様に動作することができ、したがって詳細には説明しない。少なくとも1つの改変は、コンベアベルト124の角度付き配置を含むことができる。図示されるように、コンベアベルト124は、一端302が冷却媒体132の流れに少なくとも部分的に浸漬されるように角度付けまたは配設することができる。コンベアベルト124の一部分を沈めることにより、ベルト124の表面と冷却媒体132の間で伝熱の一部を発生させることができ、それによりコンベアベルト124を低温で保つ。
上述したのと同様に、動作中、溶融アスファルテンを液滴生成装置102からコンベアベルト124上に押し出すことができる。しかし、押し出された小滴122を冷却媒体132中に直接給送することができる。冷却媒体132に接触すると、小滴122は急冷してアスファルテンペレット134になり、冷却媒体132の流れの中に押し流すことができる。また、図2を参照して上述したように、冷却媒体132からのアスファルテンペレット134の分離、および冷却媒体132の再循環を行うこともできる。
図4は、本開示の別の態様による重質炭化水素を造粒するための例示的システムを示す。液滴生成装置102および冷却チャネル130は、上述した説明と実質的に同様に動作することができ、したがって詳細には説明しない。少なくとも1つの改変が、液滴生成装置102の下でコンベアベルト124を省くことを含むことができる。理解できるように、コンベアベルト124を省くことで、機械類のコストを節約し、システム100の全体の動作コストを節約することができる。
動作中、小滴122を液滴生成装置102から押し出すことができ、小滴122は、下に配設された冷却チャネル130内に直接落ちることができる。上で開示した態様と同様に、小滴122を、冷却チャネル130内の冷却媒体132によって急冷して固化し、アスファルテンペレット134にすることができる。少なくとも1つの態様では、アスファルテンペレット134は、流れる冷却媒体132によって引き起こされる流れによって、冷却チャネル130を下るように押し流すことができる。上述したように、冷却媒体132からのアスファルテンペレット134の分離、および冷却媒体132の再循環を行うこともできる。
特には説明しないが、本開示では、直列にまたは互いに隣接して配設され、アスファルテンペレット134を作成するために同じコンベアベルト124または冷却チャネル130を使用する複数の同等の造粒システム100を実装することも企図されている。少なくとも1つの態様では、1つのシステム100が別のシステム100に直接向き合うことができ、それぞれのコンベアベルト124上の小滴122をすべて共通の冷却チャネル130または別の搬送システム(図示せず)に連続的に供給するように構成することができる。他の液滴生成法に比べて、システム100のサイズ、特にコンベアベルト124の全長が小さいため、初期資本投資および動作コストの大幅な節約を実現することができる。さらに、システム100のサイズが小さいので、産業用設備の床面の貴重なプロットサイズが空く。その一部を、他の目的に有用に使用することができる。
1組の上限値と1組の下限値とを使用していくつかの態様および特徴を説明してきた。特に指示がない限り、任意の下限から任意の上限までの範囲が企図されることを理解されたい。添付の特許請求の範囲の1つまたは複数の請求項で、特定の下限、上限、および範囲を表す。すべての数値は、「約」または「ほぼ」指定値であり、当業者によって予想される実験誤差および変動を考慮に入れる。
様々な用語を上で定義した。特許請求の範囲で使用される用語は、上で定義していない範囲では、少なくとも1つの印刷された刊行物または発行された特許に示されている、当業者がその用語を与えている最も広範な定義を与えられるべきである。さらに、本出願で引用するすべての特許、試験手順、および他の文献は、そのような開示が本出願と矛盾しない範囲で、組込みが許されるすべての権限に関して、参照として完全に組み込まれる。
前述したことは本発明のいくつかの態様を対象とするが、本発明の基本的な範囲から逸脱することなく本発明の他のさらなる態様を考案することができ、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって決定される。
100 システム
102 液滴生成装置
104 固定子
106 外側回転ドラム
108 供給チャネル
110 加熱器モジュール
112 穴
114 管路
116 ノズル
118 チャネル
120 孔
122 小滴
124 コンベアベルト
126 ローラ
130 冷却チャネル
132 冷却媒体
134 アスファルテンペレット
202 分離機
204 コンベアベルト
206 リザーバ
208 ライン
210 ライン
212 伝熱ユニット
214 ライン
216 流体分配器

Claims (20)

  1. 高温アスファルテンを造粒する方法であって、
    小滴を生成するために液滴生成装置からアスファルテン炭化水素を押し出すステップ、
    前記液滴生成装置に隣接するコンベア上に前記アスファルテン炭化水素小滴を堆積するステップ、
    アスファルテンペレットを生成するために、前記コンベアからのアスファルテン炭化水素小滴を冷却チャネル内の冷却媒体中で急冷し、それにより、アスファルテン炭化水素小滴から冷却媒体に熱を伝達することによってアスファルテン炭化水素小滴の少なくとも一部を固化するステップ、および
    冷却媒体からアスファルテンペレットを分離するステップ
    を含む上記方法。
  2. アスファルテン炭化水素が、1つまたは複数の芳香族化合物、1つまたは複数のナフテン化合物、またはそれら両方の混合物を有する1つまたは複数の炭化水素混合物を含む請求項1に記載の方法。
  3. アスファルテン炭化水素が、軽質パラフィン溶剤に不溶性であり、芳香族化合物に可溶性である1つまたは複数の化合物を含む請求項1に記載の方法。
  4. 冷却媒体が冷却チャネル内を連続的に流れ、それにより、前記冷却媒体からアスファルテンペレットを分離するように構成されたコンベアシステムに向けて前記アスファルテンペレットを流し進める請求項1に記載の方法。
  5. 冷却媒体が、約0℃から約95℃の温度を有する請求項1に記載の方法。
  6. 冷却チャネル内の冷却媒体が、約0.25から約2インチの深さを有する請求項1に記載の方法。
  7. 冷却媒体の少なくとも一部を冷却チャネルに再循環させて戻すステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  8. 高温アスファルテンを造粒する方法であって、
    小滴を生成するために液滴生成装置からアスファルテン炭化水素を押し出すステップ、
    冷却媒体が中を流れる冷却チャネル内に小滴を堆積するステップであって、前記冷却チャネルが水平に対して後傾させて配設されるステップ、
    固体アスファルテンペレットを生成するために、前記小滴から前記冷却媒体に熱を伝達することによって前記冷却媒体中で前記小滴を急冷するステップ、および
    前記冷却媒体から固体アスファルテンペレットを除去するステップ
    を含む上記方法。
  9. アスファルテン炭化水素が、1つまたは複数の芳香族化合物、1つまたは複数のナフテン化合物、またはそれら両方の混合物を有する炭化水素混合物を含む請求項8に記載の方法。
  10. 冷却媒体が冷却チャネル内を流れ、それにより、前記冷却媒体からアスファルテンペレットを分離するように構成されたコンベアシステムに向けてアスファルテンペレットを流し進める請求項8に記載の方法。
  11. 冷却媒体が、約0℃から約95℃の温度を有する請求項8に記載の方法。
  12. 冷却媒体の少なくとも一部を冷却チャネル内に再循環させて戻すステップをさらに含む請求項8に記載の方法。
  13. 冷却媒体が、水、塩水、CからCアルカン炭化水素、またはそれらの混合物を含む請求項8に記載の方法。
  14. 重質炭化水素を造粒するためのシステムであって、
    外側回転ドラム内部に配設された固定子を有する液滴生成装置を備え、前記外側回転ドラムが、固定子の周りで同心回転し、固定子に設けられたチャネルと周期的に一致するように構成された複数の孔を画定し、前記固定子が、小滴を生成するために、溶融された重質炭化水素を受け取って、チャネルから外側ドラムを通して押し出すように構成され、システムがさらに、
    前記液滴生成装置に隣接して前記液滴生成装置の下に配設され、前記液滴生成装置から小滴を受け取るように構成されたコンベア、
    冷却媒体が中を流れ、前記コンベアから前記小滴を受け取るように構成された冷却チャネルとを備え、前記冷却媒体が、小滴を急冷して、固化されたペレットにし、冷却チャネルを通るように前記ペレットを流し進め、システムがさらに、
    前記冷却媒体から前記ペレットを受け取って分離するように構成されたコンベアシステムを備える
    上記システム。
  15. 重質炭化水素がアスファルテンである請求項14に記載のシステム。
  16. コンベアが、後傾させて配設される請求項14に記載のシステム。
  17. コンベアの第1の端部が、小滴を受け取るように液滴生成装置に隣接し、前記コンベアの第2の端部が、冷却チャネルの冷却媒体中に少なくとも部分的に浸漬される請求項16に記載のシステム。
  18. コンベアシステムが、冷却媒体の少なくとも一部をペレットから分離するように構成されたふるいを備え、それにより、前記冷却媒体をリザーバ内に溜めることができるようにする請求項14に記載のシステム。
  19. リザーバ内の冷却媒体の少なくとも一部が、冷却チャネルを通して再循環されて戻る請求項18に記載のシステム。
  20. 冷却チャネルに再循環される冷却媒体が、さらに、冷却媒体の温度を下げるように構成された少なくとも1つの伝熱ユニットに通される請求項19に記載のシステム。
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