JP2011154962A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Tetsuya Nagayasu
哲也 永安
Shigetoshi Ipposhi
茂俊 一法師
Hiroshi Chiba
博 千葉
Shinichi Wakamoto
慎一 若本
Kazuhiro Kameoka
和裕 亀岡
Nobuo Yoshimoto
信夫 吉元
Yuji Yokoikawa
裕司 横井川
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Abstract

【課題】本願発明は、グリル部内で生じた油煙や臭気を、効率的に排気ダクト(脱臭装置)を介して排気することにより、衛生的でユーザに不快感を与えない誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
【解決手段】本願発明に係る誘導加熱調理器は、筐体排気口を有する筐体と、前記筐体内に配設された、グリル換気口を有するグリル部と、前記グリル換気口および前記筐体排気口に流体連通し、これらの間にダクト開口部を有する排気ダクトと、前記ダクト開口部に気流を導入する送風ファンと、先端部を有し、前記送風ファンから前記ダクト開口部に導入された気流を該先端部から前記筐体排気口へ向かって案内するための気流案内手段とを備える。
【選択図】図3

Description

本願発明は、本体筐体内にグリル部を有する誘導加熱調理器に関し、とりわけグリル部内で生じる油煙や臭気を筐体外部に効率的に排気する排気ダクトを有する誘導加熱調理器に関するものである。
特許文献1に記載の従来式の誘導加熱調理器において、グリル部にて魚等の食品(被調理物)を加熱すると、魚から高温の油煙や臭気が発生し、これらを処理することなく、そのまま筐体外部に排気すると調理者等に不快感を与える。そのため、特許文献1の誘導加熱調理器は、グリル部から排気口に至る排気ダクトの内部に触媒等を用いた脱臭装置が設けられ、グリル部からの油煙や臭気を脱臭装置により浄化した後、筐体外部に排気するように構成されている。
また特許文献1に記載の排気ダクトは、グリル部と排気口の間に空気混入口を有し、制御部を冷却する冷却ファン等からの空気を油煙や臭気に混合させることにより、不快な臭いを希釈し、排気される油煙や臭気を冷却することを意図している。
特開2007−17033号公報(図6)
しかしながら、特許文献1に記載の誘導加熱調理器によれば、排気ダクト内に混入される空気は、空気混入口が単なる穴であって、空気の流れを制御するものではないため、必ずしも空気混入口から排気口に向かって流れず、むしろ空気混入口からグリル部に向かって流れる場合がある。このとき、グリル部からの油煙や臭気は、排気ダクト(脱臭装置)を介することなく、たとえばグリル部の吸気口等、またはグリル部と排気ダクトの間のわずかな間隙を介して(バイパスして)流出する。
グリル部の吸気口が本体筐体の前面側(ユーザに近接する側)に配置されている場合、グリル部からの油煙や臭気が本体筐体の前面側からバイパスして流出すると、ユーザにより多大な不快感を与える。また油煙や臭気が本体筐体の外部に排気されず、滞留し、グリル部内のみならず本体筐体の内部にも付着すると(こびりつくと)、清掃および消臭等が困難であるため、極めて不衛生である上、その後に調理するユーザに耐え難い不快感を与えることになる。
本願発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、グリル部内で生じた油煙や臭気を、効率的に排気ダクト(脱臭装置)を介して排気することにより、衛生的でユーザに不快感を与えない誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
本願発明に係る誘導加熱調理器は、筐体排気口を有する筐体と、前記筐体内に配設された、グリル換気口を有するグリル部と、前記グリル換気口および前記筐体排気口に流体連通し、これらの間にダクト開口部を有する排気ダクトと、前記ダクト開口部に気流を導入する送風ファンと、先端部を有し、前記送風ファンから前記ダクト開口部に導入された気流を該先端部から前記筐体排気口へ向かって案内するための気流案内手段とを備えたことを特徴とするものである。
本願発明に係る誘導加熱調理器によれば、グリル部内で生じた油煙や臭気を、効率的に排気ダクト(脱臭装置)を介して排気することにより、衛生的でユーザに不快感を与えないようにすることができる。
本願発明に係る誘導加熱調理器を概略的に示す斜視図である。 本体筐体の内部構造を露出させた誘導加熱調理器の一部破断斜視図である。 図1のIII−III線から見たときの断面図である。 排気ダクトおよび誘引ダクトの概略的な斜視図である。 図4の排気ダクトおよび誘引ダクトの内部構造を部分的に露出させた一部破断斜視図である。 図4および図5のY−Z平面で切断した排気ダクトおよび誘引ダクトの断面図である。 誘引ダクトを省略した場合の排気ダクトの図6と同様の断面図である。 湾曲部を有する排気ダクトの図8と同様の断面図である。 誘引ダクトを省略した場合の湾曲部を有する排気ダクトの図9と同様の断面図である。 変形例による誘引ダクトの先端部を示す斜視図である。 変形例による先端部を有する誘引ダクトおよび排気ダクトの図6と同様の断面図である。 別の変形例による排気ダクトおよび誘引ダクトを備えた排気ユニットの概略的な斜視図である。 さらに別の変形例による排気ダクトおよび誘引ダクトの概略的な斜視図である。 図13のY−Z平面で切断した排気ダクトおよび誘引ダクトの断面図である。 (a)および(b)は、実施の形態1および2に係る円筒状の誘引ダクトの先端部の拡大斜視図である。 直線状の排気ダクトに実施の形態2に係る誘引ダクトを挿通したときの断面図である。 ダクト壁部を変形させた排気ダクトの図16と同様の断面図である。 (a)は実施の形態3に係る誘引ダクトの狭窄部を有する先端部の拡大斜視図であり、(b)は(a)のb−b線から見た断面図である。 変形例による狭窄板を有する先端部の拡大斜視図である。 排気ダクトに取り付けられた図19の誘引ダクトを示す図5と同様の一部破断斜視図である。 (a)は実施の形態4に係る誘引ダクトの傾斜した先端部の拡大斜視図であり、(b)は(a)のb−b線から見た断面図である。 実施の形態4に係る誘引ダクトおよび排気ダクトの図16と同様の断面図である。 (a)は実施の形態5に係る誘引ダクトの狭窄部および拡散部を有する先端部の拡大斜視図であり、(b)は(a)のb−b線から見た断面図である。 実施の形態5に係る誘引ダクトの狭窄部および拡散部を有する先端部を含む誘引ダクトおよび排気ダクトの図6と同様の断面図である。 (a)は実施の形態6に係る誘引ダクトの先端部に設けられた乱流形成手段(タブ)の斜視図であり、(b)は(a)のb−b線から見た断面図である。 (a)は変形例による乱流形成手段(渦形成体)の斜視図であり、(b)は(a)のb−b線から見た断面図である。 (a)は別の変形例による乱流形成手段(切り欠き)の斜視図であり、(b)は(a)のb−b線から見た断面図である。 実施の形態7に係る排気ダクトと誘引ダクトの一部破断斜視図である。 図28の排気ダクトおよび誘引ダクトをY−Z平面で切断した断面図である。 実施の形態8に係る排気ダクトと誘引ダクトをY−Z平面で切断した断面図であって、下流側プロペラを示す。 変形例による排気ダクトと誘引ダクトの図30と同様の断面図であって、下流側プロペラに連結された上流側プロペラを示す。 実施の形態9に係る誘導加熱調理器の図3と同様の断面図である。 実施の形態9の排気ダクトおよび誘引ダクトを示す図4と同様の斜視図である。
以下、添付図面を参照して本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態について説明する。各実施の形態の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「X方向」、「Y方向」、および「Z方向」など)を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本願発明を限定するものでない。また以下の添付図面において、同様の構成部品については同様の符号を用いて参照する。
実施の形態1.
図1〜図14を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態1について以下詳細に説明する。図1は本願発明に係る誘導加熱調理器1を概略的に示す斜視図である。図1において、誘導加熱調理器1は、概略、本体筐体2、その上側表面のほぼ全体を覆うガラスなどで形成されたトッププレート3、左右に対称的に配置された一対の誘導加熱部4a,4b、ラジエント加熱部5、および本体筐体2内のほぼ中央位置に配設されたグリル部6を有する。すなわち図1に示す誘導加熱調理器1は、一対の誘導加熱部4a,4bおよびグリル部6等を左右対称的に配置した、いわゆるセンタグリル構造を有するものであるが、本願発明はこれに限定されるものではなく、サイドグリル構造を有するものであってもよい。
この誘導加熱調理器1は、ユーザが誘導加熱部4a,4b、ラジエント加熱部5およびグリル部6を操作するために用いられる出力調整ダイヤル8a,8b、ならびにこれらの制御状態を表示するための液晶表示部9を備える。
図1に示す本体筐体2は、X−Z平面に平行な前面10において、グリル部6の左右に対称的に配置された一対の吸気口12a,12bと、後面11に近接するトッププレート3上に排気口14とを有する。後述するように、本願発明に係る誘導加熱調理器1は、周辺空気が一対の吸気口12a,12bから本体筐体2の内部に取り込まれ、誘導加熱部4a,4bの加熱コイル24および駆動回路部16等を冷却して、排気口14から排気されるように構成されている。ただし本願発明は、詳細図示しないが、吸気口12a,12bが後面11に近接するトッププレート3上に配置された誘導加熱調理器1についても同様に適用することができる。
図2は、図1のトッププレート3および本体筐体2の一部を取り除いて、本体筐体2の内部構造を露出させた誘導加熱調理器1の一部破断斜視図である。図3は、図1のIII−III線から見た(Y−Z平面で切断した)ときの断面図である。
図示のように、グリル部6は、グリル換気口20を含むグリル筐体18を有し、その内部に上側および下側シーズヒータ22a,22bが配設されている(図3)。
また各誘導加熱部4は、トッププレート3の下方において、トッププレート3に平行な所定のX−Y平面上で渦巻状に捲回された加熱コイル24を有する。
さらに図2の誘導加熱調理器1は、グリル筐体18からの輻射熱を遮断するためにグリル筐体18の左右両側に配設された断熱壁26と、断熱壁26の両側にあって、誘導加熱部4の加熱コイル24に高周波電流を供給するための一対の駆動回路部16(図2で一方の駆動回路部16のみを示す)と、本体筐体2内に気流を発生させる送風ファン(シロッコファン等)28とを有する。駆動回路部16は、整流された直流電流を所定の周期でスイッチング制御するIGBT(およびFWD)半導体素子もしくはIPM等を有し、特に高温となったIGBT半導体素子もしくはIPM等を効率的に冷却するヒートシンクを有する。
ユーザ操作により、誘導加熱部4を駆動させると、加熱コイル24に高周波電流が供給されると同時に、送風ファン28が回転し、図2に示すように、グリル筐体18の吸気口12から周辺空気が取り込まれ、本体筐体2内に気流を発生させる。この気流は、概略、駆動回路部16の高温の半導体素子およびヒートシンク冷却した後、詳細後述する誘引ダクト50を介して排気ダクト30に導入されるか、あるいは誘引ダクト50内に直接的に案内された後、グリル筐体18内で生じた油煙や臭気を排気ダクト30に引き込みつつ、これらとともに本体筐体2の排気口14から排気される。
図4および図5は、排気ダクト30および誘引ダクト50の概略的な斜視図である。図6は、図4および図5のY−Z平面で切断した排気ダクト30および誘引ダクト50の断面図である。
図4に示す排気ダクト30は、入口開口部31および出口開口部32を有するL字状の金属製の筒状中空構造体からなり、入口開口部31がグリル筐体18のグリル換気口20に連結され、出口開口部32が本体筐体2の排気口14に連結されている。また排気ダクト30は、入口開口部31に隣接して、グリル筐体18内で生じた油煙や臭気を分解および消臭する触媒を含む浄化フィルタ34を有する。さらに排気ダクト30は、入口開口部31と出口開口部32との間にダクト開口部36を有する。
一方、誘引ダクト50は、樹脂製の筒状中空構造体からなり、排気ダクト30のダクト開口部36から突出するように連結された先端部52と、送風ファン28からの気流を取り込む気流取込口54とを有する。上述のように、送風ファン28から送出された気流は、気流取込口54から誘引ダクト50内に供給された後、先端部52から排気ダクト30内に出口開口部32(本体筐体2の排気口14)に向かって勢いよく吹き出す。このとき、グリル筐体18内で生じた油煙や臭気を、効率的に本体筐体2の外部に排気することができる。すなわち、誘引ダクト50は、ダクト開口部36に導入された気流を本体筐体2の排気口14へ向かって案内するための気流案内手段である。
グリル筐体18内で生じた油煙や臭気は、自然対流によりグリル換気口20から排気ダクト30の入口開口部31に入ったとしても、強制的に排気されなければ、排気ダクト30内に滞留し、付着して(こびりついて)、衛生上の問題が生じ、使用上の不快感を与えることがある。
しかしながら、本願発明によれば、誘引ダクト50の先端部52が本体筐体2の排気口14に向かって延びるように配向されているので、排気ダクト30内を緩やかに流れる(または排気ダクト30内に漂う)油煙や臭気は、排気口14に向けて案内される気流と衝突する(運動量を交換する)ことにより、排気口14へ向けて効率的に排気される。すなわち、本願発明によれば、誘引ダクト50の先端部52から排気口14に向けて案内される気流により、排気ダクト30の上流側において緩やかに流れ、漂う油煙や臭気を引き込んで(誘引して)、排気口14から効果的に排気することができる。また、油煙や臭気を排気口14から効果的に排気することにより、排気ダクト30内の静圧が低減し、新たな油煙や臭気がグリル筐体18から排気ダクト30が引き込まれ、油煙や臭気の排気効果を格段に改善することができる。
このように本願発明に係る誘導加熱調理器1によれば、衛生上の問題を排除し、快適に使用を継続することができる。また本願発明によれば、油煙や臭気を誘引するための新たな送風ファン28を設けることなく、駆動回路部16を冷却するための送風ファン28からの気流を利用するため、簡便かつ安価な構造により、油煙や臭気の排気ダクト30からの排気効率を改善することができる。
なお本願発明において、誘引ダクト50は必須の構成要件ではなく、誘引ダクト50を省略する場合には、先端部52に相当するものを設けることが必要であり、この場合、図7の断面図に示すように、排気ダクト30のダクト開口部36の周囲の側壁(ダクト壁部38)が本体筐体2の排気口14に向かって延びるように形成される。この場合、ダクト開口部36において排気ダクト30の内部に突出する先端部52を含むダクト壁部38が気流案内手段となる。こうして同様に、ダクト壁部38に案内された気流は、排気ダクト30内の油煙や臭気を引き込んで(運動量を交換して)、排気口14に向けて効率的に排気することができる。
また図8および図9に示すように、排気ダクト30は、湾曲部40を有することが好ましく、気流案内手段(誘引ダクト50の先端部52または排気ダクト30のダクト壁部38)からの気流と油煙や臭気との合流時の圧力損失を低減して、より効率的に油煙や臭気を排気口14から排気することができる。
上記の実施の形態では、排気ダクト30および誘引ダクト50は、矩形の断面形状を有するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、円形または三角などの任意の断面形状を有するものであってもよい。また、先端部52の断面の周囲長が長いほど、気流と油煙や臭気との間に生じる流体力学的なせん断力は増大する。したがって、誘引ダクト50は、図10(a)に示すような矩形断面を有する単一の先端部52を有するものより、図10(b)および図10(c)に示すような円形または矩形の断面を有する複数の先端部52を有することが好ましい。図11は、図10(b)に示す複数の先端部52を有する誘引ダクト50および排気ダクト30のY−Z平面で切断した断面図である。
実施の形態1の変形例として、より高速の(強力な)気流を形成するために駆動回路部16を冷却するための送風ファン28とは別の補助ファン42を用いてもよい。図12は、排気ダクト30と、誘引ダクト50とを備えた排気ユニット44の概略的な斜視図であり、誘引ダクト50は、本体筐体2の底面(X−Y平面)に面した気流取込口54を有し、内蔵された補助ファン42を駆動することにより、空気を気流取込口54より取り込むように構成されている。ただし、誘引ダクト50の先端部52の構成は、上述の実施の形態と同様のものであるので、図12に示す排気ユニット44についてさらに説明しない。
さらに実施の形態1の別の変形例として、排気ダクト30は、L字状ではなく、図13および図14に示すように直線的に延びるものであってもよい。直線状の排気ダクト30は、L字状のものより、その内壁に衝突することによる圧力損失を最小限に抑えることができる点において好ましい。このとき誘引ダクト50はダクト開口部36内に挿通され、その先端部は折り曲げられて(湾曲させて)、実施の形態1と同様に入口開口部31(本体筐体2の排気口14)に配向される。したがって、誘引ダクト50内に流れる気流は、先端部52から排気ダクト30内において出口開口部32(本体筐体2の排気口14)に向かって勢いよく吹き出し、グリル筐体18内で生じた油煙や臭気を誘引して、効率的に本体筐体2の外部に排気することができる。ここで、排気ダクト30内に突出する誘引ダクト50を採用する代わりに、実施の形態1で説明したようにダクト壁部38を変形して、誘引ダクト50の先端部52と同様の気流案内手段の機能を有するように構成してもよい。
実施の形態2.
図15〜図17を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態2について以下詳細に説明する。実施の形態2に係る誘導加熱調理器1は、概略、排気ダクト30の延びる方向と誘引ダクト50の先端部52の延びる方向が互いに対して鋭角で傾斜する点を除き、実施の形態1の誘導加熱調理器1と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。
図15(a)および(b)は、実施の形態1および2に係る円筒状の誘引ダクト50の先端部52の拡大斜視図である。実施の形態2によれば、排気ダクト30(ここでは図示せず)は、先端部52より下流側にあっては出口開口部32に向かって第1の方向(一点鎖線で示す矢印F1の方向)に延びる一方、誘引ダクト50の先端部52は、第1の方向に対して所定の鋭角(θ)で傾斜する第2の方向(実線で示す矢印F2の方向)に延びている。所定の鋭角(θ)とは、たとえば45度以下であり、好適には20度以下である。すなわち、誘引ダクト50の先端部52から案内された気流は、排気ダクト30を構成する内周壁に衝突し、排気ダクト30内で旋回させる(渦巻状の気流とする)ことができる。こうして形成された旋回気流は、排気ダクト30内の油煙や臭気との運動量の交換を促進して、排気口14に向けてより効率的に排気することができる。
図16は、直線状の排気ダクト30のダクト開口部36に誘引ダクト50を挿通したものを示す断面図である。このとき実施の形態2の誘引ダクト50の先端部52は、直線的に延び、排気ダクト30および誘引ダクト50の先端部52の延びる方向が互いに対して鋭角で傾斜しているので、図示のような旋回気流が形成され、油煙や臭気との混合を促し、より効率的な排気を実現することができる。また図17に示すように、誘引ダクト50の代わりに、ダクト壁部38を図示の先端部52のように変形しても同等の効果を実現することができる。
実施の形態3.
図18および図19を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態3について以下詳細に説明する。実施の形態3に係る誘導加熱調理器1は、概略、誘引ダクト50の先端部52が気流方向と垂直な方向の断面において連続的に狭窄する狭窄部56を有する点を除き、実施の形態1の誘導加熱調理器1と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。
図18(a)は、実施の形態3に係る円筒状の誘引ダクト50の先端部52の拡大斜視図であり、図18(b)は、図18(a)のb−b線から見た断面図である。
上述のように、実施の形態3の誘引ダクト50の先端部52は、気流方向に対して垂直な方向の断面が連続的に狭窄する狭窄部56を有するため、先端部52から噴出する気流の速度を加速することができる。したがって実施の形態3によれば、より速い気流(高速気流)が排気ダクト30内の油煙や臭気と運動量を交換し合うことにより、油煙や臭気を誘引して本体筐体2の外側に排気する能力を改善することができる。
なお、先端部52が気流方向と垂直な方向の断面において連続的に狭窄するものであれば、任意の形状および寸法を有していてもよい。たとえば図19は、矩形形状を有する誘引ダクト50の先端部52の拡大斜視図であり、先端部52に取り付けられた狭窄板57を示すものである。また図20は、図19の誘引ダクト50を排気ダクト30に取り付けた状態を示す図5と同様の一部破断斜視図である。この狭窄板57により、気流方向(Z方向)と垂直なX−Y平面が連続的に減少するように構成され、これにより誘引ダクト50内に導入された気流は加速され、高速の気流が先端部52から噴出し、油煙や臭気の排気能力を向上させることができる。さらに、加速された高速の気流が排気ダクト30に衝突すると、その下流側において渦巻気流または旋回気流が形成され、油煙や臭気との混合を促し、より効率的な排気を実現することができる。
云うまでもないが、上記狭窄板57は必ずしも誘引ダクト50に取り付ける必要性はなく、排気ダクトのダクト開口部36の周囲の側壁(ダクト壁部38)に設けて、誘引ダクト50を省略してもよく、同様の効果を期待することができる。
さらに特に図示しないが、上述の円筒状および矩形状の誘引ダクト50は、実施の形態1の変形例として説明した直線的に延びる排気ダクト30(図17)のダクト開口部36に挿通するものであってもよい。
実施の形態4.
図21および図22を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態4について以下詳細に説明する。実施の形態4に係る誘導加熱調理器1は、実施の形態3と同様に誘引ダクト50の先端部52が狭窄部56を有するとともに、実施の形態2と同様に排気ダクト30および誘引ダクト50の先端部52の延びる方向が互いに対して鋭角で傾斜するものであり、これらの実施の形態と重複する内容については説明を省略する。
図21(a)は、実施の形態4に係る円筒状の誘引ダクト50の先端部52の拡大斜視図であり、図21(b)は、図21(a)のb−b線から見た断面図である。
上述のように、実施の形態4の誘引ダクト50の先端部52は、気流方向に対して垂直な方向の断面において連続的に狭窄する狭窄部56を有するとともに、排気ダクト30が出口開口部32に向かって第1の方向P1に延びる一方、誘引ダクト50の先端部52が第1の方向に対して所定の鋭角(θ)で傾斜する第2の方向P2に延びている。所定の鋭角は、たとえば45度以下であり、好適には20度以下である。したがって、誘引ダクト50の先端部52から案内される気流は、狭窄部56により加速されるとともに、先端部52の傾斜配向により排気ダクト30内で旋回させて、高速旋回気流を形成することができる。こうして形成された高速旋回気流によれば、排気ダクト30内の油煙や臭気との運動量の交換を促進して、排気口14に向けてより効率的に排気することができる。
また図22に示すように、実施の形態4に係る円筒状の誘引ダクト50は、直線的に延びる排気ダクト30のダクト開口部36に挿通してもよく、同様に高速旋回気流を形成して排気効率を改善することができる。
さらに、特に図示しないが、誘引ダクト50を省略する場合には、上記先端部52に相当するものを排気ダクト30のダクト開口部36の周囲の側壁(ダクト壁部38)に設けて、高速旋回気流を形成してもよい(図18)。
実施の形態5.
図23および図24を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態5について以下詳細に説明する。実施の形態5に係る誘導加熱調理器1は、先端部52に設けた狭窄部56の下流側において拡散部58を有する点を除き、実施の形態3の誘導加熱調理器1と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。
図23(a)は、実施の形態5に係る円筒状の誘引ダクト50の先端部52の拡大斜視図であり、図23(b)は、図23(a)のb−b線から見た断面図である。
実施の形態5の誘引ダクト50の先端部52は、気流方向に対して垂直な方向の断面(垂直断面)が連続的に狭窄する狭窄部56を有し、その下流側において垂直断面が連続的に拡大する拡散部58(「ディフューザ板」ともいう。)をさらに有する。すなわち実施の形態5の誘引ダクト50の先端部52は、狭窄部56および拡散部58を有し、好適には、通風抵抗を極力抑えるように連続的に形成される。このように構成された誘引ダクト50の先端部52によれば、実施の形態3において説明したように、狭窄部56は先端部52から噴出する気流を加速することができる一方、拡散部58は排気ダクト30へ流入する際の圧力損失を低減することができる。したがって、誘引ダクト50へ送風する送風ファン28の通風抵抗が低減され、風量が大きくなり、誘引ダクト50からの気流の速度を増大させ、油煙や臭気の排気能力を向上させることができる。
なお、先端部52は、狭窄部56および拡散部58を有するものであれば、任意の形状および寸法を有するものであってもよく、たとえば図24は、矩形形状を有する誘引ダクト50の先端部52が排気ダクト30のダクト開口部36内に挿通された状態を示すものである。
また特に図示しないが、この実施の形態に係る円筒状の誘引ダクト50を、直線的に延びる排気ダクト30(図14を参照されたい。)のダクト開口部36に挿通してもよい。
実施の形態6.
図25〜図27を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態6について以下詳細に説明する。実施の形態6に係る誘導加熱調理器1は、誘引ダクト50の先端部52に気流に乱流を与える乱流形成手段60を有する点を除き、上記実施の形態の誘導加熱調理器1と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。
実施の形態6に係る誘引ダクト50の先端部52に設けられる乱流形成手段60は、これまでに説明した任意の実施の形態に係る先端部52(気流案内手段)に設けることができるが、ここでは典型例として、円筒状の誘引ダクト50の先端部52(狭窄部56)に乱流形成手段60を設けた場合について説明する。
実施の形態6において、誘引ダクト50の先端部52は、図25(a)および(b)に示すように、半径方向内側に延びる少なくとも1つ(好適には複数の)タブ62を有する。すなわちタブ62は、誘引ダクト50内の気流方向に対して垂直な方向に延び、気流がタブ62に衝突した後、タブ62の下流側において乱流または渦流が形成される。こうした乱流は、排気ダクト30内に漂う油煙や臭気を取り込みやすくし、混合が促進される。よって、とりわけ小型化が求められる誘導加熱調理器1においては、混合距離(混合に要する距離)を短縮でき、排気能力を向上させることができるので極めて有用である。
別の乱流形成手段60として、図26(a)および(b)に示すように、タブ62と同様に半径方向内側に延び、(プロペラの羽根車のように)所定の円周方向に傾斜するように形成された渦形成体64(ボルテックスジェネレータとも云う。)を先端部52に設けてもよい。この渦形成体64を有する先端部52を通過する気流は、回転方向の運動量が与えられ、渦巻または乱流を形成することができる。こうした渦巻または乱流は、排気ダクト30内の油煙や臭気を効率的に混合し、運動量の交換も促進され、より短い距離で排気することが可能となる。したがって、同様に小型の排気ダクト30が用いられる誘導加熱調理器において、とりわけ有効である。
さらに別の乱流形成手段60として、図27(a)および(b)に示すように、少なくとも1つ(好適には複数の)切り欠き66を先端部52に設けてもよい。このような構成によれば、タブ62や渦形成体64より簡便な構成で乱流または渦流が形成することができ、より安価な製造コストで排気能力の向上を図ることができる。
実施の形態7.
図28および図29を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態7について以下詳細に説明する。実施の形態7に係る誘導加熱調理器1は、排気ダクト30の内側周囲において、気流が流れる方向と垂直な方向に延びる周辺突起部70を有する点を除き、上記実施の形態の誘導加熱調理器1と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。
図28は、実施の形態7に係る排気ダクト30と誘引ダクト50を示す斜視図であり、図29はY−Z平面で切断したその断面図である。
排気ダクト30は、気流が流れる方向と垂直な方向に延びる周辺突起部70を有する。すなわち図示のように、周辺突起部70は、誘引ダクト50の先端部52の下流側に隣接するように配置され、具体的にはトリッピングワイヤ(針金状のもの)が誘引ダクト50の内壁の周囲に取り付けられている。周辺突起部70は、内壁全体にわたって連続しているものが好ましいが、これに限られず、断続的に形成されていてもよい。排気ダクト30の内壁付近では、速度の遅い層流(境界層)が形成されるが、トリッピングワイヤにより乱流へ遷移させることにより、誘引ダクト50からの気流との混合を助長し、運動量の交換を増大させることができる。これにより、排気ダクト30内の油煙や臭気の排気能力を向上させることができる
実施の形態8.
図30および図31を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態8について以下詳細に説明する。実施の形態8に係る誘導加熱調理器1は、排気ダクト30の内部であって誘引ダクト50の下流側にプロペラ72を設けた点を除き、上記実施の形態の誘導加熱調理器1と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。
実施の形態8に係る排気ダクト30は、これまでに説明した任意の実施の形態に適用できるものであるが、以下においては、直線的に延びる排気ダクト30と、その内部に挿通された誘引ダクト50とを有する実施の形態について説明する。
図30に示すように、排気ダクト30の下流側にはプロペラ(下流側または第1のプロペラ)72が配置され、この下流側プロペラ72は、気流が流れる方向(すなわち誘引ダクト50から出口開口部32に向かう方向)と垂直な方向な平面内で回転する。そして誘引ダクト50の先端部52は、気流が下流側プロペラ72の中心ではなく、羽根に向かって吹き出すように構成されている。このような構成によれば、誘引ダクト50からの気流によって下流側プロペラ72を回転させて、誘引ダクト50からの気流と排気ダクト内の油煙や臭気とを強制的に混合させることができ、下流側プロペラ72により排気ダクト30内の空気の流れを加速させることが可能となる。これにより、排気ダクト30内の油煙や臭気の排気能力を高めることができる
実施の形態8の変形例として、下流側プロペラ72に加え、図31に示すように、排気ダクト30の上流側に別のプロペラ(上流側または第2のプロペラ)74を設け、下流側プロペラ72と上流側プロペラ74を同軸シャフト76で連結するようにしてもよい。このような構成によれば、下流側プロペラ72により誘引ダクト50からの気流と排気ダクト30内の油煙や臭気との混合を促進できるだけでなく、下流側プロペラ72で推進される上流側プロペラ74により排気ダクト30の上流側においてグリル部6から排気ダクト30内への吸引を促進することができる。こうして、グリル部6内で生じた油煙や臭気を本体筐体2の外部へ効率的に排気することができる
実施の形態9.
図32および図33を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態9について以下詳細に説明する。実施の形態9に係る誘導加熱調理器1は、排気ダクト30が加熱コイル24を冷却した気流を導入する別のダクト開口部78を有する点を除き、上記実施の形態の誘導加熱調理器1と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。
図32は実施の形態9に係る誘導加熱調理器1の図3と同様の断面図であり、図33は実施の形態9の排気ダクト30および誘引ダクト50を示す図4と同様の斜視図である。
実施の形態9に係る誘導加熱調理器1は、図32に示すように、グリル筐体18と加熱コイル24の間に断熱板46を有し、グリル筐体18の輻射熱が直接的に加熱コイル24に伝熱しないように形成され、断熱板46の上方においては、加熱コイル24を冷却するための冷却風Wが本体筐体2の前面10から後面11に向かって流れるように構成されている。そして実施の形態9の排気ダクト30は、とりわけ図33で明らかなように、加熱コイル24を冷却した冷却風Wが流入する別の(第2の)ダクト開口部78を有する。このような構成によれば、第2のダクト開口部36において、誘引ダクト50からの気流により、加熱コイル24を冷却した冷却風Wを排気ダクト30内に効率的に誘引することができる。すなわち、特に誘引ダクト50内に気流を補助ファン42用いて形成する場合、加熱コイル24を冷却するための冷却風Wを形成する主たる送風ファンの負荷を低減することができ、グリル部6からの油煙や臭気を冷却風Wとも混合することにより、より多量の空気で希釈して、不快な臭気の密度をさらに減少させ、排気温度を低下させることができる。
1:誘導加熱調理器、2:本体筐体、3:トッププレート、4:誘導加熱部、5:ラジエント加熱部、6:グリル部、7:操作パネル、8:出力調整ダイヤル、9:液晶表示部、10:前面、11:後面、12:吸気口、14:排気口、16:駆動回路部、18:グリル筐体、20:グリル換気口、22:シーズヒータ、24:加熱コイル、26:断熱壁、28:送風ファン30:排気ダクト、31:入口開口部、32:出口開口部、34:浄化フィルタ、36:ダクト開口部、38:ダクト壁部、40:湾曲部、42:補助ファン、44:排気ユニット、50:誘引ダクト、52:先端部、54:気流取込口、56:狭窄部、58:拡散部、60:乱流形成手段62:タブ、64:渦形成体、66:切り欠き、70:周辺突起部、72:下流側プロペラ、74:上流側プロペラ、76:同軸シャフト、78:第2のダクト開口部。

Claims (13)

  1. 筐体排気口を有する筐体と、
    前記筐体内に配設された、グリル換気口を有するグリル部と、
    前記グリル換気口および前記筐体排気口に流体連通し、これらの間にダクト開口部を有する排気ダクトと、
    前記ダクト開口部に気流を導入する送風ファンと、
    先端部を有し、前記送風ファンから前記ダクト開口部に導入された気流を該先端部から前記排気口へ向かって案内するための気流案内手段とを備えたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 気流案内手段は、排気ダクトに連結された先端部を含む誘引ダクトからなり、
    前記誘引ダクトの前記先端部が筐体排気口に配向され、送風ファンからダクト開口部に導入された気流が前記誘引ダクトの前記先端部から前記筐体排気口へ向かって案内されることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 気流案内手段は、ダクト開口部から排気ダクトの内部に突出する先端部を含むダクト壁部からなり、
    前記ダクト壁部の前記先端部が筐体排気口に配向され、送風ファンからダクト開口部に導入された気流が前記ダクト壁部の前記先端部から前記筐体排気口へ向かって案内されることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 気流案内手段は、複数の先端部を有することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  5. 排気ダクトは、グリル換気口と筐体排気口の間において直線的に延びることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  6. 排気ダクトは、ダクト開口部および筐体排気口の間において第1の方向に延び、
    先端部は、第1の方向に対して鋭角で傾斜する第2の方向に延び、
    前記先端部から筐体排気口へ向かって案内される気流を前記排気ダクト内で旋回させることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  7. 気流案内手段の先端部は、気流が流れる方向と垂直な方向の断面において連続的に狭窄する狭窄部を有することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  8. 気流案内手段の先端部は、狭窄部の下流側において気流が流れる方向と垂直な方向の断面において拡大する拡散部を有することを特徴とする請求項7に記載の誘導加熱調理器。
  9. 先端部は、気流に乱流を与える乱流形成手段を有することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  10. 排気ダクトは、その内側周囲において、気流が流れる方向と垂直な方向に延びる周辺突起部を有することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  11. 排気ダクト内の気流案内手段の先端部の下流側において、気流が流れる方向と垂直な方向な平面内で回転する第1のプロペラをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  12. 排気ダクト内の気流案内手段の先端部の上流側において、気流が流れる方向と垂直な方向な平面内で回転する第2のプロペラをさらに有し、
    第1および第2のプロペラが同軸シャフトで連結されていることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  13. 筐体内に配設された加熱コイルをさらに備え、
    排気ダクトは、気流案内手段の先端部と筐体排気口の間において、前記加熱コイルを冷却した気流を導入する別のダクト開口部を有することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017091661A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器
JP2017091925A (ja) * 2015-11-13 2017-05-25 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器
JP2017208161A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 日立アプライアンス株式会社 誘導加熱調理器
JP7485519B2 (ja) 2020-02-27 2024-05-16 株式会社ハーマン 加熱調理器

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