JP2011154608A - 帳票入出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多様な出力様式に対応した帳票出力を可能にするとともに、多様な帳票様式からのデータ取得を行うようにした帳票入出力装置を得る。
【解決手段】帳票構造定義処理装置2により読み込まれる帳票構造定義情報9と、帳票データ取得処理装置4により読み込まれる、出力すべきデータが予め格納された帳票出力データDTO13と、帳票テンプレート取得処理装置3によって読み込まれた帳票テンプレート10とを用いて、帳票データ配置処理装置5が帳票テンプレート10上にデータを配置し、帳票データ出力処理装置6によって帳票データ14として出力されるとともに、帳票入力処理装置7により読み込まれた電子帳票11から、入力帳票データ取得処理装置8によりデータを取得し、入力帳票データDTO12に格納して出力する。
【選択図】図1

Description

この発明は、帳票データから電子帳票を出力するとともに、入力される電子帳票内のデータを取得する帳票入出力装置に関するものである。
従来の帳票生成装置においては、出力先に応じた出力形式を予め設定した形式情報を記憶し、指定された出力先に対応した形式情報を用いて、指定された出力先に適合した形式の帳票を生成、出力するようになっていた。(例えば、特許文献1参照)
特開平11−249775号公報(第3〜5頁、図1)
従来の帳票生成装置では、表見出しと出力する元データを紐付けることで、表見出しの下に出力する行数が不定な、一覧表形式の非定型帳票出力を得ることが可能であったが、次のように多様な出力形式に対応できないという問題があった。
すなわち、1頁あたりの最大出力行数が定まった帳票の場合に、テンプレートとなるスプレッドシートをコピーして、同一様式での複数スプレッドシートを出力することが考慮されておらず、また、改ページを挿入しての出力や、出力するデータの出力位置が固定の定型帳票および出力位置が固定のデータを、繰り返し出力データが混在した帳票の出力ができないという問題があった。
さらに、出力済み帳票の一部を再出力して更新することもできなかった。
帳票入力においては、最近ではデータ出力された帳票内の値を利用者が更新し、当該帳票の内容を読み込むことで、システムに格納されているデータの更新を実施したり、帳票フォーマットをデータ入力インターフェースとして使用したいという要望があるが、これに対応できていないという問題もあった。
また、従来の帳票生成装置では、帳票上に表示する項目、見出し、文字への装飾、帳票データを出力するカラム幅、カラム高などの属性情報を外部パラメータ化した定義情報のみで設定していたため、出力される帳票の仕上がりを確認しながら帳票レイアウトをデザインするのが困難であった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、多様な出力様式に対応した帳票出力を可能にするとともに、多様な帳票様式からのデータ取得を行うようにした帳票入出力装置を得ることを目的としている。
この発明に係わる帳票入出力装置においては、帳票構造定義識別子によって特定される帳票ごとにその構造が予め定義された帳票構造定義情報と、帳票構造定義識別子によって特定される帳票に出力される帳票データが予め格納されたデータトランスファオブジェクトと、帳票構造定義識別子によって特定される帳票に使用される様式を有する帳票テンプレートとが入力され、帳票構造定義識別子によって特定される帳票構造定義情報を用いて、データトランスファオブジェクトから帳票データを取得する帳票データ取得処理手段、この帳票データ取得処理手段によって取得された帳票データを、帳票構造定義識別子に対応する帳票テンプレート上に配置することにより電子帳票を作成する帳票データ配置処理手段、この帳票データ配置処理手段によって帳票データが配置された電子帳票を出力する帳票データ出力処理手段を備えたものである。
この発明は、以上説明したように、帳票構造定義識別子によって特定される帳票ごとにその構造が予め定義された帳票構造定義情報と、帳票構造定義識別子によって特定される帳票に出力される帳票データが予め格納されたデータトランスファオブジェクトと、帳票構造定義識別子によって特定される帳票に使用される様式を有する帳票テンプレートとが入力され、帳票構造定義識別子によって特定される帳票構造定義情報を用いて、データトランスファオブジェクトから帳票データを取得する帳票データ取得処理手段、この帳票データ取得処理手段によって取得された帳票データを、帳票構造定義識別子に対応する帳票テンプレート上に配置することにより電子帳票を作成する帳票データ配置処理手段、この帳票データ配置処理手段によって帳票データが配置された電子帳票を出力する帳票データ出力処理手段を備えたので、帳票レイアウトと出力データを分離して扱うことができ、この内の一方が変更される場合でも、他方を変更する必要がない。
この発明の実施の形態1〜実施の形態3による帳票入出力装置のソフトウェア構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による帳票入出力装置の帳票出力動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態1による帳票入出力装置の帳票入力動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態2による帳票入出力装置の帳票出力動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態3による帳票入出力装置の帳票出力動作を示すプローチャート図である。 この発明の実施の形態3による帳票入出力装置で使用する帳票テンプレートの例を示す図である。 この発明の実施の形態3による帳票入出力装置の図6の帳票テンプレートに対応する帳票出力例を示す図である。 この発明の実施の形態4による帳票入出力装置のソフトウェア構成を示す図である。 この発明の実施の形態5による帳票入出力装置のソフトウェア構成を示す図である。 この発明の実施の形態6による帳票入出力装置の利用形態を示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態6による帳票入出力装置の利用形態を示すシステム構成図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による帳票入出力装置のソフトウェア構成を示す図である。
図1において、帳票入出力装置1は、帳票出力時には、帳票構造定義情報9、帳票テンプレート10および帳票出力データDTO(Data Transfer Object)13が入力され、帳票データ出力処理装置6(帳票データ出力処理手段)によって帳票データ14を出力し、この出力された帳票データ14は、スプレッドシートソフトウェア15に備わる表示装置16によって、画面表示装置17に表示されるように構成されている。
また、帳票入力時には、帳票構造定義情報9、電子帳票11、帳票構造定義識別子18が入力され、入力帳票データ取得処理装置8(入力帳票データ取得処理手段)によって入力帳票データDTO12を生成するように構成されている。
以下、帳票入出力装置1を構成する各装置について説明する。
帳票構造定義処理装置2(帳票構造定義処理手段)は、帳票構造定義情報9を読み込み、帳票テンプレート取得処理装置3、帳票データ取得処理装置4、帳票データ配置処理装置5が解釈可能な形式に変換する。
帳票テンプレート取得処理装置3(帳票テンプレート取得処理手段)は、帳票構造定義処理装置2によって変換された帳票構造定義情報に基づき、帳票データ配置処理装置5で使用する帳票テンプレート10の格納先パス情報から帳票テンプレート10を取得し、帳票データ配置処理装置5が解釈可能なデータ形式に変換する。
帳票データ取得処理装置4(帳票データ取得処理手段)は、帳票構造定義処理装置2によって変換された帳票構造定義情報に基づき、帳票出力データDTO13を取得し、帳票データ配置処理装置5が解釈可能なデータ形式に変換する。
帳票データ配置処理装置5(帳票データ配置処理手段)は、帳票構造定義処理装置2、帳票テンプレート取得処理装置3、帳票データ取得処理装置4がそれぞれ変換したデータに基づき、帳票テンプレート10上の指定された出力位置に、指定されたデータを指定された形式で配置する。
帳票データ出力インターフェース60に接続された帳票データ出力処理装置6は、帳票データ配置処理装置5から出力されたデータに対し、スプレッドシートソフトウェア15が解釈可能なデータ形式に変換し、帳票データ14として出力する。スプレッドシートソフトウェア15は、スプレッドシートソフトウェア15内の表示装置16によって、画面表示装置17に表示し、帳票表示を行う。
次に、帳票入力について説明する。
帳票入力においては、帳票構造定義処理装置2が、帳票構造定義情報9を読み込み、入力帳票データ取得処理装置8が解釈可能なデータ形式に変換する。帳票入力処理装置7(帳票入力処理手段)は、電子帳票11を読み取り、入力帳票データ取得処理装置8が解釈可能なデータ形式に変換する。入力帳票データ取得処理装置8は、帳票構造定義処理装置2、帳票入力処理装置7が変換した帳票構造定義情報、電子帳票データを基に、電子帳票データ内から帳票構造定義情報で定義されたデータ項目名称を取得し、入力帳票データDTO12を生成する。
帳票構造定義情報9は、1または複数の帳票の構造を定義したものであり、構造化文書形式で帳票構造が構成され、例えばXML文書で帳票構造が定義されている。
定義内容として、入出力しようとする帳票を特定する識別子ごとに、それに使用される帳票テンプレートの格納先パス、帳票テンプレートを識別するテンプレートIDおよびテンプレート名、帳票様式、帳票を出力するスプレッドシートのシート名、出力様式、シート番号、総ページ数、帳票への入出力データを格納するDTOクラス名、入出力データ項目名、帳票データ項目(帳票データ)の帳票上での配置位置、データ形式の情報などが含まれる。
つまり、帳票構造定義情報9は、帳票テンプレート10および帳票出力データDTO13並びに入力帳票データDTO12を、帳票に紐付けしている。
なお、1つの帳票は、1または複数のスプレッドシートからなるものである。
また、帳票出力データDTO13及び入力帳票データDTO12では、1つのDTOは帳票内の1入出力単位に対応するデータを有し、ここで1入出力単位は、日付や顧客名などの固定的なデータや、一覧表などで繰り返されるレコードを、1つのまとまりとして扱うようにするためである。すなわち、1つの帳票は、1または複数のDTOに対応する。
また、1つの帳票テンプレートは、1または複数の帳票に対応する様式を有し、1または複数の帳票から参照されるようになっている。
帳票テンプレート10、電子帳票11は、スプレッドシートソフトウェア15で作成されたスプレッドシートファイルである。帳票テンプレート10は帳票データを格納していない、様式を特定するためのファイルであり、電子帳票11は、帳票テンプレート10上に帳票データを配置したファイルである。
入力帳票データDTO12には、電子帳票11から取得したデータが格納され、帳票出力データDTO13には、出力しようとする帳票へ配置するデータが格納されている。
帳票出力時に使用される帳票テンプレート10、帳票構造定義情報9、帳票出力データDTO13、帳票構造定義識別子18は、帳票入出力装置1に対する入力時に予め設定しておくものとする。
また、帳票入力時に使用する帳票構造定義情報9、電子帳票11は、帳票入出力装置1に対する入力時に予め設定しておくものとする。
図2は、この発明の実施の形態1による帳票入出力装置の帳票出力動作を示すフローチャート図である。
図3は、この発明の実施の形態1による帳票入出力装置の帳票入力動作を示すフローチャート図である。
次に、動作について説明する。ここでは帳票構造定義情報9、帳票出力データDTO13、帳票テンプレート10から帳票データ14を生成、出力する動作について、図2を用いて説明する。
図2において、帳票構造定義処理装置2によって、帳票構造定義情報9が読み込まれると(ステップS11)、帳票構造定義処理装置2において、帳票構造定義情報9内に定義された帳票テンプレート格納先パス情報、帳票テンプレートを構成するスプレッドシート名称、スプレッドシートに出力するデータを格納しているDTOクラス名称、出力するデータ項目名称、データ配置セル位置およびデータ形式を取得し、帳票テンプレート取得処理装置3、帳票データ取得処理装置4、帳票データ配置処理装置5が解釈可能な形式に変換する(ステップS12)。
帳票入出力装置1に入力された帳票構造定義識別子18と帳票出力データDTO13は、帳票データ取得処理装置4によって読み込まれる。
入力された帳票構造定義識別子18に基づき、ステップS12にて取得した帳票テンプレート格納先パス情報をもとに、帳票テンプレート取得処理装置3が帳票テンプレート10を取得し、帳票データ配置処理装置5が解釈可能な形式に変換する(ステップS13)。
次いで、帳票構造定義識別子18に対応する、ステップS12で取得した帳票構造定義情報9内の出力データ項目名称と一致する帳票出力データDTO13のフィールドに格納されている帳票出力データを取得する手段を、帳票出力データDTO13の中から自動的に検索し、この検索された手段により帳票出力データDTOのフィールドに格納された出力対象データを取得する(ステップS14)。
帳票データ配置処理装置5は、ステップS13によって取得された帳票テンプレートを用い、ステップS12で取得したスプレッドシート名称に一致するスプレッドシート上に、ステップS12で取得したデータ配置セル位置が示すセルに、ステップS14で取得した出力対象データを、ステップS12で取得したデータ形式で配置する(ステップS15)。
ステップS12にて取得した帳票構造定義情報9内に定義された帳票構造定義識別子18に対応する出力データの全項目に対して、ステップS14およびステップS15を実行する(ステップS16→YES)。ステップS14およびステップS15の実行により、出力対象データの全項目に対する出力が完了したとき(ステップS16→NO)、出力対象データ項目が配置された帳票データを、帳票データ出力インターフェース60を介し、帳票データ出力処理装置6にてスプレッドシートソフトウェア15が解釈可能なデータ形式に変換し、帳票データ14として出力する(ステップS17)。
出力された帳票データ14は、スプレッドシートソフトウェア15内の表示装置16によって、画面表示装置17に表示される。
次に、帳票入力の動作について説明する。ここでは帳票構造定義情報9、電子帳票11から入力帳票データDTO12を取得する動作について、図3を用いて説明する。
図3において、帳票構造定義処理装置2により帳票構造定義情報9が読み込まれると(ステップS51)、帳票構造定義処理装置2において、帳票構造定義情報9内で定義された、電子帳票を構成するスプレッドシート名、取得したデータの格納先となるDTO、取得対象のデータ項目、データ配置位置を取得し、入力帳票データ取得処理装置8が解釈可能な形式に変換する(ステップS52)。
ステップS52の完了後、取得対象データが格納された電子帳票11が帳票構造定義識別子18と共に帳票入力処理装置7によって読み込まれ、電子帳票11は、入力帳票データ取得処理装置8が解釈可能なデータ形式に変換される(ステップS53)。
ステップS52において、帳票構造定義情報9内から、ステップS53で取得した、帳票構造定義識別子18に対応する帳票構造定義を検索し、検索結果として得られた帳票構造定義内のDTOクラス名称に基づき、入力帳票データDTO12のインスタンスを自動的に生成する(ステップS54)。
入力帳票データ取得処理装置8は、ステップS54で得られた帳票構造定義内の取得対象のデータ項目名称およびデータ配置セル位置を元に、ステップS53で読み込まれた電子帳票11から取得対象のデータを取得する(ステップS55)。
入力帳票データ取得処理装置8は、次いで、ステップS54で生成した入力帳票データDTO12のフィールドに、ステップS55にて取得した取得対象データを格納する(ステップS56)。なお、取得したデータの格納先フィールド名は、電子帳票11からのデータ取得時に参照した帳票構造定義情報9内の取得対象のデータ項目名称に対応する。
ステップS52にて取得した帳票構造定義情報9内に定義された、帳票構造定義識別子18に対応するデータ項目の全項目に対して、ステップS55およびステップS56を実行する(ステップS57→YES)。ステップS55およびステップS56の実行によって取得対象データの全項目に対する入力が完了したとき(ステップS57→NO)、取得対象データが格納された入力帳票データDTO12のインスタンスを入力帳票データ取得処理装置8から出力する(ステップS58)。
実施の形態1によれば、帳票出力時において、帳票データ14は、帳票構造定義情報9、帳票テンプレート10および帳票出力データDTO13から作成されることになり、帳票レイアウトと出力データを分離して扱うことができる。つまり、表示位置の変更やデータの非表示など帳票レイアウトが変更された場合でも、帳票構造定義情報9のデータ配置位置のみを変更することで、帳票出力データDTO13の内容を修正することなく、変更された帳票レイアウトでの帳票を容易に出力することが可能となる。
また、帳票入力時においても、帳票出力時と同様に、帳票レイアウトの変更によるデータ取得位置の変更や、データ取得項目の削除が、入力帳票データを格納する入力帳票データDTOの変更なしに、帳票構造定義情報9のデータ配置セル位置を変更するだけで、変更された帳票レイアウトでの帳票入力を容易に行うことが可能となる。
したがって、帳票レイアウトに変更が生じた場合であっても、帳票構造定義情報9、入力帳票データDTO12、帳票出力データDTO13、入力帳票データDTO12を再構築する機会、コストを削減し、生産性を向上することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、帳票出力時に帳票出力データDTO13と帳票構造定義情報9の出力データが1対1で対応する場合、および電子帳票11から取得するデータ項目と帳票構造定義情報で定義されたデータ項目が1対1に対応する場合、すなわち、帳票上のデータ項目の配置位置が固定されている定型帳票の入出力について述べた。
実施の形態2では、帳票内に帳票構造定義情報9内で定義したデータ項目が複数出現する場合、すなわち、繰り返しデータが存在する場合についてのものである。
図4は、この発明の実施の形態2による帳票入出力装置の帳票出力動作を示すフローチャート図である。
図4において、ステップS201、ステップS202およびステップS203は、図2におけるステップS11、ステップS12、ステップS13と同一の処理であり、その説明を省略する。
図4で、帳票データ取得処理装置4は、出力対象である繰り返しデータ、すなわち帳票データ14に出力する帳票出力データDTO13のインスタンスのリストを取得する(ステップS204)。なお、該リスト内の帳票出力データDTO13は、帳票データ14に出力する順序で格納されている。
次いで、帳票データ取得処理装置4は、ステップS204で取得された帳票出力データDTO13のリストから1要素(インスタンス)を取得し(ステップS205)、ステップS202で取得した、帳票構造定義情報9内の帳票構造定義識別子18に対応するデータ項目名から、データ項目名称と一致する帳票出力データDTO13のフィールドに格納されている帳票出力データを取得する手段を帳票出力データDTO13の中から自動的に検索し、検索された手段により帳票出力データDTO13のフィールドに格納された出力対象データを取得する(ステップS206)。
なお、上述の帳票出力データDTO13のリストは、複数の要素(インスタンス)からなり、各要素(インスタンス)は、複数の出力データ項目の各データを含んでいる。
帳票データ配置処理装置5は、ステップS202で取得した帳票構造定義情報9内のデータ配置セル位置を参照し、ステップS206で取得したデータを帳票上に配置する(ステップS207)。この際、帳票構造定義情報9内に定義されたデータ配置セル位置に該当する帳票テンプレート10内のセルに設定された文字表示位置、文字サイズ、文字フォント、セル背景色、罫線等のセル書式情報をデータ配置位置に適用する。
帳票データ配置処理装置5は、ステップS204で取得された帳票出力データDTO13のリストの1要素に含まれる出力データの全項目に対して、ステップS206及びステップS207を実行する(ステップS208→NO)。全出力データ項目の配置がすべて完了した場合、すなわち帳票出力データDTO13のインスタンスで構成されるリストの1インスタンスについて、データ項目の配置が完了したとき(ステップS208→YES)、データ配置先の位置を、帳票構造定義情報9内の帳票出力データDTO13に関連する定義である、出力オフセットの分だけ移動させ、新たなデータ配置先とする(ステップS209)。これによって、次に配置されるインスタンスを、ステップS208で配置したセル位置から出力オフセット分移動した位置に配置することが可能となる。
ステップS209終了後、帳票データ配置処理装置5は、ステップS204で取得した帳票出力データDTO13のリストに残りの要素(インスタンス)がある場合(ステップS210→YES)、改ページ実施判定(ステップS211)を実施する。改ページの実施判定は、帳票に配置済みの帳票出力データDTO13のインスタンス数によって判定する。ステップS211実行時点で配置した帳票出力データDTO13のインスタンス数が、帳票構造定義情報9で定義された、帳票1ページあたりの出力行数上限値で割り切られる場合(ステップS211→YES)、改シート制御コードを挿入して、改ページを実施(ステップS212)し、帳票データリストの出力を継続する。帳票出力データDTO13のインスタンス数が、帳票1ページあたりの出力行数上限値で割り切られない場合(ステップS211→NO)は、改ページを実施することなく、帳票データリストの出力を継続する。
出力対象データDTOリストの内容をすべて出力した場合(ステップS210→NO)、出力対象データを配置した帳票は、帳票データ出力インターフェース60を介して、帳票データ出力処理装置6から帳票データ14として出力される。
実施の形態2によれば、帳票出力データDTO13をリスト化し、データ配置セル位置を出力オフセット分ずつずらすことによって、出力行が表の最下部に追加される一覧表形式、言い換えれば行追加形式の帳票を出力することが可能となる。1ページに出力可能な帳票出力データDTO13のリストの要素数、すなわち帳票1ページあたりの出力行数上限値を定めることによって、帳票印刷時に上限を超えたレコードは、次ページ以降に出力することが可能となる。
また、ステップS207において、データ配置時にデータ配置先のセル書式情報を設定することで、出力行数が不定の行追加形式であっても、すべてのレコードに対して同じ装飾を施すことが可能となり、帳票テンプレート10で該当するスプレッドシート上の1レコード目を出力するセル位置のみに書式情報を設定すれば良いので、帳票データ14を出力後、スプレッドシートソフトウェア15上で手動による書式設定を行う手間をなくすことができることに加え、レコード数を気にした帳票テンプレートを作成する必要が無くなり、帳票テンプレートの生産性が向上する。
また、行追加形式で作成された電子帳票11の入力については、言及していないが、この場合においても、入力帳票データ取得処理装置8で帳票構造定義識別子18と帳票構造定義情報9内に記載されたデータ配置セル位置を元に、出力オフセット分ずつデータ取得位置を変更し、行追加形式の電子帳票11からデータを取得し、取得したデータを入力帳票データDTO12のインスタンスに格納、リスト化することで、行追加形式の帳票から帳票入出力装置1によって、入力帳票データDTO12を取得することが可能となる。
したがって、一覧表形式のような行追加形式の帳票であっても、帳票構造定義情報9と帳票テンプレート10、帳票構造定義識別子18によって、入出力する帳票によらず同一の帳票入出力装置1で帳票入出力を実施することができるため、帳票入出力装置を気にすることなく、帳票構造定義情報9、帳票テンプレート10、入力帳票データDTO12、帳票出力データDTO13を作成することができるようになり、これらの情報、データの生産性を向上させる効果を得ることができる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3による帳票入出力装置の帳票出力動作を示すプローチャート図である。
図5において、ステップS301〜ステップS311は、図4のステップS201〜ステップS211と、ステップS315は図4のステップS213と、それぞれ同一のものである。
図6は、この発明の実施の形態3による帳票入出力装置で使用する帳票テンプレートの例を示す図である。
図6において、帳票テンプレート10内にスプレッドシート名が「納品伝票」で作成されたテンプレート1000が示され、このテンプレート1000へ出力が行われる。
図7は、図6の帳票テンプレートに対応する帳票出力例を示す図である。
図7(a)は、納品伝票_1への出力例を示す図、図7(b)は、納品伝票_2への出力例を示す図である。図7(a)では、10件の出力、図7(b)では、図7(a)に続く5件の出力が行われている。
実施の形態1および実施の形態2では、定型帳票に対する帳票入出力および行追加形式の帳票入出力について述べた。
実施の形態3は、繰り返しデータ項目が存在し、帳票1シートあたりの出力行数上限値を超えて出力するときに、出力項目データを配置するスプレッドシートをコピーし、コピーされたスプレッドシートにデータ出力を継続する場合、およびスプレッドシート群で構成された電子帳票を入力する場合についてのものである。
次に、図5を用いて、帳票入出力装置の帳票出力動作について説明する。
図5では、図4のステップS212に替えて、ステップS312〜S314を挿入している。
図5のステップS311の判定にて、配置した帳票出力データDTO13のインスタンス数が1シートあたりの出力行数上限値で割り切れる場合(ステップS311→YES)、帳票テンプレート10内の対応するスプレッドシート、すなわち帳票構造定義識別子18で識別されるスプレッドシートをコピー(ステップS312)する。次いで、出力データ項目の配置位置を帳票構造定義情報9で定義された配置位置に変更し(ステップS313)、出力データ項目を出力するスプレッドシートを、ステップS312でコピーしたスプレッドシートに変更する(ステップS314)ことで、同一の帳票様式で繰り返しデータを複数のスプレッドシートにわたって出力することが可能となる。すなわちシートコピー形式による出力が可能となる。
例えば、図6に示すように、帳票テンプレート10内にスプレッドシート名が「納品伝票」で作成されたテンプレート1000に、1ページあたり10レコードまで出力できる場合であって、データ配置セル位置が「B2」と定義され、かつ帳票テンプレート10に15件分の繰り返しデータを出力する場合、図7(a)に示す「納品伝票_1」シートのB2〜B11および、図7(b)の「納品伝票_2」シートのB2〜B6にレコードが出力される。
図5のステップS312で行われるシートコピーは、帳票テンプレート10内のスプレッドシートからコピーされるため、コピーされた「納品伝票_2」シートのB7〜B11セルにはデータは入っていないが、セルに設定した枠線が出力される。
なお、シートコピー形式で出力した帳票のスプレッドシートは、「スプレッドシート名_X」(Xは1から始まる連番)で必ず作成される。これは、スプレッドシートが1枚であっても適用される。なお、Xはスプレッドシート単位で割り振られる。
上述では、シートコピー形式における帳票入力については、述べていないが、帳票構造定義情報9で定義されたスプレッドシート名から定まる出力シート名、つまりスプレッドシート名と「_X」(Xは1から始まる連番)を検索条件とし、電子帳票11内のスプレッドシート群から検索し、検索条件に一致したスプレッドシートを対象に帳票構造定義情報9で定義された配置位置から順に出力オフセット分ずつ、1シートあたりの出力行数上限値分まで取得位置をずらしていくことで、シートコピー形式のデータを取得することが可能となる。
実施の形態3によれば、帳票出力データDTO13をリスト化し、データ配置セル位置をオフセット分ずつずらすことによって、出力行が表の最下部に追加され、出力行数が帳票構造定義情報9で定義した1シートあたりの出力行数上限値を越えた場合は、帳票テンプレート10からスプレッドシートをコピーし、コピー先のスプレッドシートにデータ配置を継続することができるようになる。
これによって、出力領域が固定されたスプレッドシートに収まらないデータを出力する場合でも、1シートに収まるように帳票出力データDTO13のリストを分割し、複数回に分けて帳票出力する必要がないため、帳票出力データDTO13のリストを分割する手間を省く効果を得る。
また、これにより出力も複数の帳票データ14に分割されることもないため、出力後にスプレッドシートソフトウェア上で手作業による集約作業を省くことができ、帳票の生産性を向上させるという効果を得ることができる。
実施の形態4.
図8は、この発明の実施の形態4による帳票入出力装置のソフトウェア構成を示す図である。
図8において、1〜9、1〜14、18、60は図1におけるものと同一のものである。図8では、図1の帳票テンプレート10に替えて、帳票入出力装置によってすでに出力済みの電子帳票100が入力され、この電子帳票100を上書きするようにデータを出力する。
実施の形態1〜実施の形態3では、帳票テンプレートを予めスプレッドシートソフトウェアで作成したものを使用する場合について述べたが、実施の形態4は、すでに出力済みである電子帳票100に直接、帳票データを出力するようにしたものである。
帳票構造定義情報9内のデータ配置位置で定義された以外の帳票上のデータは、帳票入出力装置1の操作対象ではない。このため、帳票構造定義情報9及び帳票出力データDTO13を用いれば、すでに出力された電子帳票の一部またはすべてを上書きし、帳票データを出力することが可能となる。
実施の形態4によれば、予め作成しておいた帳票テンプレートだけでなく、すでに出力された電子帳票に直接データを配置することができるようになり、帳票の一部、または全体を上書きして出力することが可能となる。
これによって、例えば出力済みの帳票の一部を修正し、帳票を再出力するといったことが可能になり、すでに出力した帳票出力データDTOの全データを用意しなくとも、修正したい箇所に対応する帳票出力データDTOを用意するだけで、帳票の修正が可能となり、利用者の利便性が向上する。
実施の形態5.
図9は、この発明の実施の形態5による帳票入出力装置のソフトウェア構成を示す図である。
図9において、1〜14、18、60は図1におけるものと同一のものである。図9では、帳票データ14は、帳票入出力装置1が動作するコンピュータの主記憶上に出力されるようになっている。
実施の形態1〜実施の形態4では、帳票データ配置処理装置5で生成された帳票データ14は、帳票データ60を介して帳票データ出力処理装置6から帳票データ14のファイルとして出力する場合について述べたが、実施の形態5は、図9に示すように、帳票データ配置処理装置6で生成した帳票データ14を、帳票入出力装置1が動作するコンピュータの主記憶上に出力するようにしている。
帳票データ14を帳票入出力装置1が動作するコンピュータの主記憶上に出力することにより、他システムとの連携時にファイルシステムを介することなく、帳票データの受け渡しが可能になるため、連携先のシステムにおいて、帳票データ14を取得するためのディスクアクセス処理を実装するコストが不要になり、他プログラムの生産性を高める効果を得ることができる。
また、帳票データ出力処理装置6は、帳票データ出力インターフェース60を介して、帳票データ配置処理装置5と接続されている。したがって、帳票データ出力インターフェース60に、帳票データ出力処理装置6以外の帳票データ出力処理装置を接続することが可能となる。
例えば、帳票入出力装置1を使用するシステムの要件に応じて、一方のシステムには帳票データ出力処理装置Aを使用し、もう一方のシステムには帳票データ出力処理装置Bを使用するというように帳票データ出力処理装置を切り替えて帳票データを出力することが可能となり、帳票データ出力処理装置1の利便性を高める効果を得ることができる。
実施の形態5によれば、帳票データ出力処理装置6によって、帳票入出力装置1が動作するコンピュータおよび帳票データ出力処理装置6が読み書き可能な他コンピュータのディスク装置およびその他記憶媒体への出力だけでなく、帳票入出力装置1が動作するコンピュータの主記憶上にも帳票データ14を出力することが可能になる。
また、帳票入出力装置1を使用するシステムの要件によって多様な帳票データ出力処理装置を選択することができるようになるなど、帳票入出力装置1の利便性を高める効果が得られる。
実施の形態6.
図10は、この発明の実施の形態6による帳票入出力装置の利用形態を示すシステム構成図である。
図10において、1、9、10、13は図1におけるものと同一のものである。図10では、帳票入出力装置1は、WEBシステム710のアプリケーションサーバ711上で動作し、アプリケーションサーバ711のリクエスト処理部712により、クライアント720からのリクエストを受付け、生成した帳票データを、アプリケーションサーバ711のレスポンス処理部713を介して、クライアント720に出力するようになっている。
図11は、この発明の実施の形態6による帳票入出力装置の利用形態を示すシステム構成図である。
図11において、1、9、10は図1におけるものと同一のものである。図11では、帳票入出力装置1は、レポート生成アプリケーション810上で動作し、レポート生成アプリケーション810は、センサー811からデータを収集するデータ収集部813を有するデータ収集装置812を備えている。帳票入出力装置1は、このデータ収集部813によってセンサー811から収集したデータを格納したセンサー収集データ803を使用して、レポート帳票820を作成して、出力するようになっている。
実施の形態6では、帳票入出力装置1を、他コンピュータプログラムから再利用可能なライブラリとして提供するようにしている。
これにより、例えば、図10に示すWEBシステムのようなサーバサイドアプリケーションと組み合わせて使用することや、図11に示すバッチアプリケーションのようなローカル環境で動作するアプリケーションと組み合わせて使用することができる。
実施の形態6によれば、サーバサイドアプリケーションと組み合わせることによって、例えばクライアントのWEBブラウザ上から帳票生成要求をリクエストし、そのレスポンスとして帳票データを取得することが可能になる。
また、ローカルアプリケーションと組み合わせることによって、ローカルアプリケーションで生成されたデータを帳票として出力することや、帳票データを取得し、ローカルアプリケーションで活用することが容易に行える。
したがって、本発明の帳票入出力装置の適用範囲を広げることができ、本発明の帳票入出力装置の有用性を向上させる効果を得ることができる。
1 帳票入出力装置
2 帳票構造定義処理装置
3 帳票テンプレート取得処理装置
4 帳票データ取得処理装置
5 帳票データ配置処理装置
6 帳票データ出力処理装置
7 帳票入力処理装置
8 入力帳票データ取得処理装置
9 帳票構造定義情報
10 帳票テンプレート
11 電子帳票
12 入力帳票データDTO
13 帳票出力データDTO
14 帳票データ
15 スプレッドシートソフトウェア
16 表示装置
17 画面表示装置
18 帳票構造定義識別子
60 帳票データ出力インターフェース
100 電子帳票
710 WEBシステム
711 アプリケーションサーバ
712 リクエスト処理部
713 レスポンス処理部
720 クライアント
803 センサー収集データ
810 レポート生成アプリケーション
811 センサー
812 データ収集装置
813 データ収集部
820 レポート帳票

Claims (15)

  1. 帳票構造定義識別子によって特定される帳票ごとにその構造が予め定義された帳票構造定義情報と、上記帳票構造定義識別子によって特定される帳票に出力される帳票データが予め格納されたデータトランスファオブジェクトと、上記帳票構造定義識別子によって特定される帳票に使用される様式を有する帳票テンプレートとが入力され、
    上記帳票構造定義識別子によって特定される上記帳票構造定義情報を用いて、上記データトランスファオブジェクトから帳票データを取得する帳票データ取得処理手段、
    この帳票データ取得処理手段によって取得された上記帳票データを、上記帳票構造定義識別子に対応する帳票テンプレート上に配置することにより電子帳票を作成する帳票データ配置処理手段、
    この帳票データ配置処理手段によって上記帳票データが配置された上記電子帳票を出力する帳票データ出力処理手段を備えたことを特徴とする帳票入出力装置。
  2. 帳票データがすでに格納された電子帳票が入力され、上記帳票構造定義識別子によって特定される上記帳票構造定義情報を用いて、上記電子帳票から帳票データを抽出し、データトランスファオブジェクトに格納して出力する入力帳票データ取得処理手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の帳票入出力装置。
  3. 帳票データがすでに格納された電子帳票が入力され、この入力された電子帳票を上記入力帳票データ取得処理手段が解釈可能なデータ形式に変換する帳票入力処理手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の帳票入出力装置。
  4. 上記入力帳票データ取得処理手段は、上記帳票が行追加形式の場合には、上記帳票構造定義情報によって定義された1ページあたりの出力行数上限値に基づき、自動的に改ページを挿入することを特徴とする請求項2または請求項3記載の帳票入出力装置。
  5. 上記電子帳票は、複数の帳票シートに渡って帳票データが格納されている場合には、各帳票シートに連番が付与されており、
    上記入力帳票データ取得処理手段は、上記帳票構造定義情報によって定義された1シートあたりの出力行数上限値と、帳票シートに付与された連番に基づき、上記帳票データを抽出することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の帳票入出力装置。
  6. 上記帳票構造定義情報は、上記帳票構造定義識別子によって識別される帳票ごとに、対応する帳票テンプレート、データトランスファオブジェクト、及び帳票データの帳票上での配置位置の情報を含むことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の帳票入出力装置。
  7. 上記帳票構造定義情報に基づき、上記帳票構造定義識別子に対応する帳票テンプレートを取得し、上記帳票データ配置処理手段が解釈可能なデータ形式に変換する帳票テンプレート取得処理手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の帳票入出力装置。
  8. 帳票構造定義識別子によって特定される帳票ごとにその構造が予め定義された帳票構造定義情報と、上記帳票構造定義識別子によって特定される帳票ごとに出力すべき帳票データが予め格納されたデータトランスファオブジェクトと、上記帳票構造定義識別子によって特定され、帳票データがすでに格納された電子帳票とが入力され、
    上記帳票構造定義識別子によって特定される上記帳票構造定義情報を用いて、上記データトランスファオブジェクトから帳票データを取得する帳票データ取得処理手段、
    この帳票データ取得処理手段によって取得された上記帳票データを上記帳票構造定義識別子に対応する電子帳票上に上書きするように配置する帳票データ配置処理手段、
    この帳票データ配置処理手段によって上記帳票データが配置された上記電子帳票を出力する帳票データ出力処理手段を備えたことを特徴とする帳票入出力装置。
  9. 上記帳票構造定義情報が入力され、この入力された上記帳票構造定義情報を、帳票入出力装置を構成する各手段が解釈可能なデータ形式に変換する帳票構造定義情報処理手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の帳票入出力装置。
  10. 上記帳票データ出力処理手段は、上記電子帳票を上記帳票入出力装置が動作するコンピュータ上の主記憶を含む記録媒体に出力することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の帳票入出力装置。
  11. 上記帳票データ出力処理手段は、上記電子帳票を上記帳票入出力装置が動作するコンピュータ以外の主記憶を含む記録媒体に出力することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の帳票入出力装置。
  12. 上記帳票入出力装置は、ソフトウェアにより構成され、上記ソフトウェアはプログラムライブラリとして、他コンピュータプログラムから再利用可能にされていることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の帳票入出力装置。
  13. 上記帳票データ出力処理手段は、帳票データ出力インターフェースを介して、上記帳票データ配置処理手段に接続されていることを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれかに記載の帳票入出力装置。
  14. 上記帳票データ配置処理手段は、上記帳票が行追加形式の場合には、上記帳票構造定義情報によって定義された1ページあたりの出力行数上限値に基づき、自動的に改ページを挿入することを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の帳票入出力装置。
  15. 上記帳票データ配置処理手段は、上記帳票構造定義情報によって定義された1ページあたりの出力行数上限値を超えて出力する場合、帳票シートのコピーを行い、このコピーされた帳票シートにデータ出力を継続することを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれかに記載の帳票入出力装置。
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