JP2011149894A - 積雪深計測システム - Google Patents

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JP2011149894A JP2010012939A JP2010012939A JP2011149894A JP 2011149894 A JP2011149894 A JP 2011149894A JP 2010012939 A JP2010012939 A JP 2010012939A JP 2010012939 A JP2010012939 A JP 2010012939A JP 2011149894 A JP2011149894 A JP 2011149894A
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JP2010012939A
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Katsutoshi Tatsuta
田 勝 利 龍
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、高い精度で計測でき且つ安全性の向上が図られ、積雪深の測定
結果を階的に警報出力できるものである。
【解決手段】
本発明は図1に示すように、積雪の表面に向けたスキャナより、レーザ光線を発光
させ、扇状に往復走査し、雪による反射光がスキャナに戻り受光するまでの位相差を
検出して距離を測定し、その距離データを送信するセンサー部と、前記センサー
部から受信した距離データを積雪深データに変える演算手段と、積雪深データを
出力する機能と、予め積雪深データの設定値を信号出力する機能を持つ処理部
からなる積雪深計測システム。
【選択図】図2

Description

本発明は、積雪の深さを計測する積雪深計測システムに関する。
積雪地域では、積雪の量により交通機関(道路、鉄道)等が麻痺する危険性が高い。
交通機関等の麻痺を防ぐには、積雪深の計測を行い、その情報を基に速やかに除
排雪を行う必要がある。
また、特開2002−214364号公報に開示される測定方法では計測点の一点だけ
を計測しているため、動物等の痕跡による特異なデータを取り出す可能性がある。
特開2000−088971号公報に開示される超音波積雪深計は、温度と湿度の変
化と雪水の付着による影響を受けやすいため、計測精度が低下する。
また、積雪深計測の経過を何段階にも分けて、自動的に信号を出し、積雪深計測結
果(積雪深データ)を除排雪作業の時機情報として使いにくい。
特開2002−214364号公報 特開2000−088971号公報
積雪深の計測にレーザ光線を利用することで、高精度な計測が可能になる。レーザ
光は気温、天候等の影響を殆んど受けないため、気象の変化の激しい積雪地帯等
においても有効である。しかし、従来の計測はレーザ光線が一点に当たるため誤差
が生じやすい。またレーザ光には人体に悪影響を及ぼすものもある。
また、公共交通機関(道路、鉄道)等においては、積雪深の計測値を基に除排雪の
時機情報を通報する必要があるが、従来の積雪計では積雪深の増加する経過の計
測情報を通報できない。
積雪寒冷地においては、レーザ光線の発光部、受光部に、雪水が付着し発光受光
量が減少して計測精度が低下する。
そこで、本発明は図1に示すように、積雪の表面に向けた、扇状に往復走査するス
キャナ(走査機)5の照射受光点Aからレーザ光線を発光させ、積雪面による乱反射
光が照射受光点に戻ってくるまでの位相差を検出し、各計測点までの距離データを
計測する距離演算処理機能20を備え、その距離データをリアルタイムに送信する
センサー部2と、前記センサー部2から受信した距離データを積雪深データ(雪の深
さ)に変える演算手段52と、積雪深データをリアルタイムに出力する機能と、蓄積し
ておいて要求に応じて出力する機能と、予め積雪深データのしきい値を決めておき、
そのしきい値に達した時点で信号を出す機能と、積雪深情報を他のシステムに出
力する機能と、それぞれ独立した機能として持つ処理部3とからなることを特徴とし
ている。
また、前記処理部3では、前記センサー部2の発光受光点Aから地面に垂直に当た
る点を基点Oとし、前記センサー部2から受信した距離データを走査角内の距離
データの中でレーザ光線が、その基点と交差する地面上の走査線上の距離デー
タを基準値(積雪深0mの距離データ)として記憶しておき、基準値と同じ走査線上
の軌跡での積雪面上の計測距離データと基準値との差を演算手段52でし積雪深
データを求めることを特徴とする
前記処理部では、前項で求められた積雪深データを連続隣り合わせた複数の積雪
深データの平均値を取り出すことで、動物等の痕跡による特異データを除外できる.
また、スキャナ(走査機)の発光受光部に雪水が付着し、発光受光量の減少と計測精
度の低下を防止するために、レーザ光を妨げない薄型のフード6を取り付けることを
特徴とする。
本発明により、レーザ光線が走査角、例えば60度(又は30度)内を往復走査し、積
雪面までの距離を移動計測し、そのデータを記憶している基準値との差を演算し、
走査角範囲の特異データを除いた積雪深データが得られる。また、雪水分の浸入を
防ぎ高精度の積雪深データが得られ、必要に応じて積雪深情報を出力できる。
図1は、この実施の形態に係わる積雪深計測の構成を示す機能ブロック図である 図2は、この実施の形態に係わる積雪深計測システムの設置例を示す図である。 図3は,この実施の形態に係わる積雪深計測処理を示すフォローチャートである。
そこで、本発明は図1に示すように、積雪面SLに向け固定設置したスキャナ6より、
レーザ光線(JISの安全規格内)を発光させ、扇状に往復走査し積雪面SLによる
反射光がスキャナ6に戻って来て受光するまでの位相差を検出し、演算処理して
距離を計測する。その距離データを送信するセンサー部2と、前記センサー部2
から受信した距離データを積雪深データ(雪の深さ)に変える演算手段と、積雪深デ
ータをリアルタイムか蓄積か要求に応じて出力する機能と、予め積雪深データのし
きい値を決めておき、そのしきい値に達した時点で信号を出す機能を持つ処理部3
からなる積雪深計測システム1である。
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図2に示すのは本発明
の実施の形態に係わる積雪深計測システム1の設置例であり、この構成においては
、センサー2が大地Gに建植されたポール4に固定され、これらセンサー部2と処理部
3と電気的に接続されている。
前記センサー部2はその内部のスキャナ(走査機)6と距離演算機能20とからなる。
前記スキャナ(走査機)6はレーザ光を発光し扇状に、例えば60度(又は30度)に亘
り340ポイント(又は170ポイント)往復走査照射し、乱反射光を受光するまでの位
相差を検出し、前記距離演算機能20で演算処理し距離データを送信する。
前記処理部3は、CPU,RAM,ROM等から構成される周知のものであり、電気的
に接続されたセンサー部2その他のシステムとの間でデータの入出力を行うと共に
所定のプログラムに従い演算処理し、データの蓄積等を行うものであり、上述した
図1中の演算手段52はこの処理部3により行われる処理により構成されるもので
ある。
この実施に係る積雪深計測システム1は、前記センサー部2でステップ200に進み
距離演算機能20で距離データを作成し、その距離データ基に演算し、スキャナ(走
査機)6のレーザ光の照射受光の中心点をAとする。点Aから地面GLに対し垂直に
交わる点を基準点Oとし、点Aと点Oの距離をaとする(センサー部2設置時に決ま
る)、∠BACが30度の場合170(60度の場合340)のレーザ光線が扇状に走査す
るのでステップ201で∠BACを10分割(1分割分に17のレーザ光線がある)し、そ
れぞれ分割した角の中間を通るレーザ光線がGLと交わる点を計測点Mとし、Bから
Cに向かってそれぞれM1,M2、・・・、M10とする。点AからGLと交わる点までの距
離をステップ204で1分割分の平均値を求め、BからCに向かってm1、m2、・・・、
m10とし、基準値となり、点AとM1,M2、・・・、M10を結ぶ線上で積雪面SLと交
わる点を測定点XとしそれぞれX1、X2、・・・、X10とし、点AとXとの距離の1分割分
の平均値をそれぞれx1、x2、・・・、x10とすると、X1,X2、・・・、X10と地面GLと垂
直に交わる距離d1,d2、・・・、d10が積雪深であり、ステップ205で次の通り算出
される。垂線AOとスキャナ(走査機)の点Aから計測点に向かうレーザ光線の照射方
向とで形成する角度をθとすると、∠MAO=∠XAO=θからCOSθ=a/m=d
/(m−x)となり、積雪深 d=a−xCOSθよって、それぞれのd1,d2,・・・d10が
求められ、前記処理部3においてステップ206で積雪深データをリアルタイムに出
力するか、蓄積しておいて要求に応じて出力する機能と、予め積雪深データdに複
数のしきい値を決めておいて、その値に達した時点で信号を出力するかを判断し、
ステップ207に進み処理部3から積雪情報を他のシステムに出力する機能と、それ
ぞれ独立した機能を持たせることを特徴とする積雪深計測システム1とする。
スキャナ(走査機)6のレーザ光線の発光受光面に雪水が付着して距離データの精
度が低下するのを防止するために、フード(覆い金具)を施すことで距離データの精
度を高める
レーザ光線は、レーザ安全基準(JISC6802)のクラス1を使用しているので、本質
的に安全である。
1 積雪深計測システム
2 センサー部
3 処理部
4 ポール
5 スキャナ
6 フード
A 照射受光の中心点
B レーザ光線と地面との遠交点
C レーザ光線と地面との近交点
M A点から地面との交点
E 計測点Xから地面に垂直に交わる点
O 基準点
G 大地
GL 地面
S 積雪
SL 積雪面
θ ∠XAO=∠MAO
X 積雪面計測点
d X点の積雪の深さ
10 受光部
20 距離演算部
30 出力部
52 演算部

Claims (4)

  1. 積雪の表面に向けたスキャナにより、レーザ光線を発光させ、扇状に往復
    走査し、積雪面による反射光がスキャナに戻って来るまでの位相差を検出し、演算
    処理して距離を計測する、その距離データを送信するセンサー部と、前記センサー
    部から受信した距離データを積雪深データに変える演算手段と、積雪深
    データをリアルタイムに出力する機能と、蓄積しておいて要求に応じて出力する機能
    と、予め積雪深データのしきい値を決めておき、そのしきい値に達した時点で信号を
    出力する機能と、それぞれを独立した機能として持つ処理部からなることを特徴とす
    る積雪深計測システム。
  2. 前記処理部では、前記センサー部から受信した距離データを走査角内の距離デー
    タの中でレーザ光線が地面に垂直に当たる点を基点とし、その基点と交差する地面
    上の走査線上を基準値として記憶しておき、基準値と同
    じ走査線上の軌跡での積雪面上の計測距離データと基準値との差を演算し積雪深
    データを求めることを特徴とする請求項1に記載の積雪深計測システム。
  3. 前記処理部では、請求項2で求められた積雪深データを連続隣り合わせた複数の
    積雪深データの平均値を取り出すことで、動物等の痕跡による特異なデータを除外
    できることを特徴とする請求項1に記載の積雪深計測システム。
  4. 前記センサー部のスキャナから扇状のレーザ光線を発光している発光部に、
    レーザ光線を妨げない薄型のフードを取り付けることで、雪水分の浸入付着を防止
    することを特徴とする積雪深計測システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017188476A1 (ko) * 2016-04-28 2017-11-02 주식회사 웨더피아 적설량 측정 장치 및 방법
CN108225210A (zh) * 2018-04-04 2018-06-29 华东建筑设计研究院有限公司 激光雪深度计及其测量系统和测量方法
JP2019138866A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 株式会社Ihi 物体検知装置
CN113959340A (zh) * 2021-09-23 2022-01-21 中大(海南)智能科技有限公司 激光测距系统、方法、装置及存储介质

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