JP2011145774A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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学 佐久間
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慎司 東山
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幸士 立石
Seihei Ri
西平 李
偉民 ▲テン▼
Imin Ten
Komei Tei
向明 鄭
Aimin Riku
愛民 陸
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Abstract

【課題】左右のキーボードスイッチが離れることなくキーボードを折り畳み可能に分割することができ、キーボードを折り畳んでコンパクトに収納することができる携帯型電子機器を提供する。
【解決手段】携帯型電子機器1は、キーボード10をキー配列に沿って左右に分割した第一キーボード部11及び第二キーボード部12と、第一キーボード部11に第一ヒンジ機構31を介して回動可能に接続された表示体20とからなり、第二キーボード部12が第二ヒンジ機構32を介して第一キーボード部11に回動可能に接続され、第二ヒンジ機構32は、キースイッチ面を跨がない位置で第一キーボード部11の基板部11aと第二キーボード部12の基板部12aとを互いに接続するように配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノート型パソコンやPDA等の携帯型電子機器に係り、特に折り畳み可能なキーボードと表示体を備える携帯型電子機器に関するものである。
ノートパソコンやPDA等の携帯型電子機器は、より小型であることが携帯性を高めるために求められている。一方、携帯型電子機器のキーボードには、入力の速度や入力のしやすさを考慮すると、QWERTY配列をし、手の大きさに適合したフルキーボードが適している。しかし、上記キーボードを液晶などの表示部と組み合わせた携帯型電子機器では、キーボードの横幅長で大きさが制限され、小型にすることは出来ない。このような要請に応えるために、折り畳み可能なキーボードと液晶表示部を備える携帯型電子機器が、特許文献1及び2に示されている。
特許文献1の図2aに記載の携帯型電子機器は、2分割されたキーボードと液晶表示部とからなり、収納時にはキーボードが折り畳まれて液晶表示部の裏側に収納され、使用時にはキーボードが展開されてフルキーボードとして使用できるように構成されている。
特許文献2に記載の携帯型電子機器は、2分割されたキーボードが台座に対して滑動し、収納状態において台座内に収められ、液晶表示部と重ね合わされ、展開状態においてキーボードの一部が台座外に位置し、フルキーボードとして使用できるように構成されている。
米国特許第5,712,760号明細書 米国特許出願公開第2008/0125198号明細書
しかしながら、特許文献1及び2に記載の携帯型電子機器は、キーボードの中央部にキースイッチ面を跨いでヒンジを配設し、キーボードを折り畳み可能な構成にしているために、左右のキースイッチ間に無駄な空間が生じている。従って、これらのキーボードでは、ユーザが通常使用しているキーボードとはキースイッチの配置が異なるために、ユーザがキーボードを使用する際に違和感を覚えて使いづらいという問題がある。
また、特許文献2に記載の携帯型電子機器は、2分割されたキーボードを台座に対してスライドさせる機構を有するためにコスト高になるのみならず、展開状態において、ユーザが台座外に位置するキーボードのキースイッチを押下すると、台座の厚み分の空間により、キーボードがガタつき、キースイッチの操作性が良くないという問題がある。
また、特許文献1及び2に記載の携帯型電子機器には、分割されたキーボードを折り畳んだ際の分割面を塞ぐような構成はなく、これでは、分割面からゴミが入り故障の原因となったり、内部に備えられている回路基板やケーブル等の内蔵物が見えたりして外観上良くないという問題がある。
さらには、キーボードの配列が英語圏の場合、その配置は縦4列ないし5列で構成可能であるが、日本語入力を主とする日本語や漢字圏の場合、縦6列の必要性が高い。JIS規格でもJIS X 6002−1980で6列が規格化されている(以降、この規格に適合したキーボードをJISキーボードと略称する)。このような6列のキーボードを分割構造とすると、キー配列を右側と左側に分ける構造が非常に複雑になり、縦6列の折り畳みキーボードは携帯型電子機器には採用されてこなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、左右のキーボードスイッチが離れることなくキーボードを折り畳み可能に分割することができ、日本語入力が可能な縦6列のキーボード配列を備えた折り畳みキーボードを有する携帯型電子機器を提供することを目的とする。また、キーボードの分割面からのゴミの侵入を防止し、コンパクトに収納することができる折り畳み可能なキーボードを有する携帯型電子機器を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明に係る携帯型電子機器は、キーボードをキー配列に沿って左右に分割した第一キーボード部及び第二キーボード部と、前記第一キーボード部に第一ヒンジ機構を介して回動可能に接続された表示体とからなり、前記第二キーボード部が第二ヒンジ機構を介して前記第一キーボード部に回動可能に接続され、前記第一キーボード部及び前記第二キーボード部のキースイッチ面が対向し合うように収納可能な携帯型電子機器であって、前記第一ヒンジ機構は、前記表示体の下部と前記第一キーボード部の基板部とを接続するように配設され、前記第二ヒンジ機構は、キースイッチ面を跨がない位置で前記第一キーボード部の基板部と前記第二キーボード部の基板部とを互いに接続するように配設され、前記第一キーボード部と前記第二キーボード部とをキー配列の分割位置で連設したことを特徴とする。
本発明によれば、第二ヒンジ機構が、キースイッチ面を跨がない位置で第一キーボード部の基板部と第二キーボード部の基板部とを互いに接続するから、第一キーボード部と第二キーボード部とをキー配列の分割位置で連設することができ、左右のキーボードスイッチが離れることなくキーボードを折り畳み可能に分割することができる。従って、本発明に係る携帯型電子機器は、キーボードを折り畳んでコンパクトに収納することができると共に、使用に際しては、通常のキーボードと同様に違和感がなく操作することができ、ユーザの操作性の向上が図れる。
また、本発明に係る携帯型電子機器は、収納状態において、前記第一キーボード部の分割面と、前記第二キーボード部の分割面及び裏面分割側端部を覆うと共に、展開状態において、前記第二キーボード部の裏面部の一部を覆う裏面保護部材を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、収納状態において、裏面保護部材がキーボードの分割面を覆って、キーボードの分割面からのゴミの侵入を防止することができると共に、第一キーボード部と第二キーボード部をつなぐケーブル等を保護することができる。また、展開状態において、裏面保護部材は第二キーボード部の裏面部の一部を覆うように位置するから、キーボード展開の妨げにもならない。
また、本発明に係る携帯型電子機器は、前記裏面保護部材は、第一裏面保護部と第二裏面保護部とからなり、前記第一裏面保護部の一方端がヒンジを介して前記第一キーボード部の基板部の分割端に回動可能に接続され、前記第二裏面保護部の一方端がヒンジを介して前記第一裏面保護部の他方端に回動可能に接続され、前記第二裏面保護部の他方端部に設けた一対のヒンジピンが前記第二キーボード部の基板部の側面に設けた一対のヒンジ溝に回動及び滑動可能に連結されたことを特徴とする。
本発明によれば、収納状態においては、第一裏面保護部が第一キーボード部の分割面と第二キーボード部の分割面を覆い、第二裏面保護部が分割面及び第二キーボード部の裏面の分割側端部を覆って、キーボードの分割面からのゴミの侵入を防止することができると共に、第一キーボード部と第二キーボード部をつなぐケーブル等を保護することができる。また、第二裏面保護部が第二キーボード部の基板部に回動及び滑動可能に接続されるから、キーボードをスムースに開閉して分割面を保護することができる。また、展開状態において、第一裏面保護部と第二裏面保護部は第二キーボード部の裏面部の一部を覆うように位置するから、キーボード展開の妨げにもならない。
また、本発明に係る携帯型電子機器は、前記第二キーボード部の基板部裏面には、前記第一キーボード部と同じ厚さに形成された台座部と、該台座部より薄く形成されて前記表示体を収容可能な収容部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、収納状態においては、収容部に表示体を収容してコンパクトに収納することができると共に、展開状態においては、台座部によって第二キーボード部を第一キーボード部と同じ高さに維持できるから、キーボードのガタつきを防止することができる。
また、本発明に係る携帯型電子機器は、前記第一キーボード部の基板部裏面と前記第二キーボード部の台座部に脚部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、キーボードの基板部に脚部を直接設置することができ、キーボードのガタつきを確実に防止することができる。
また、本発明に係る携帯型電子機器は、そのキーボードキーが6段配置であることを特徴とする。
本発明によれば、日本語入力が可能な縦6列のキーボード配列を可能とする、折り畳みキーボードを有する携帯型電子機器を提供することができる。
以上、本発明によれば、左右のキーボードスイッチが離れることなくキーボードを折り畳み可能に分割することができ、キーボードキーが6段配置であることから、ローマ字のみならず、日本語入力が可能な縦6列のキーボード配列を有し、特殊キー等多くのキーを通常のキーボードと同様に配置することができる。また、裏面保護部材によって、キーボードの分割面からのゴミの侵入を防止することができると共に、第一キーボード部と第二キーボード部をつなぐケーブル等を保護することができる。また、キーボードの基板部に脚部を直接設置することができ、キーボードのガタつきを確実に防止することができる。
本発明の実施の形態に係る携帯型電子機器の展開状態を示した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る携帯型電子機器の展開状態を示した底面図である。 本発明の実施の形態に係る携帯型電子機器の収納状態を示した斜視図である。 表示体のみを展開した状態を示した斜視図である。 キーボードの展開の経過状態を示した斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯型電子機器1の展開状態を示した斜視図である。また、図3は、本発明の実施の形態に係る携帯型電子機器1の収納状態を示した斜視図である。
図1に示すように、携帯型電子機器1は、キーボード10をキー配列に沿って左右に分割した第一キーボード部11及び第二キーボード部12と、第一キーボード部11に第一ヒンジ機構31を介して回動可能に接続された表示体20と、を備えている。
第一キーボード部11は、基板部11a上に複数のキースイッチ15aが配置されている。また、第二キーボード部12も同様に、基板部12a上に複数のキースイッチ15bが配置されている。すなわち、第一キーボード部11と第二キーボード部12とに2分割されたキーボード10は、展開状態において横長矩形状となり、第一キーボード部11と第二キーボード部12とはフレキシブルコネクタ等を介して電気的に接続されている。なお、6段配置のキーボードキーにおいて、第一キーボード部11と第二キーボード部12との分割面13は図1に示す通りであり、JIS規格に準拠したキーボードによればキーボードキー配列が碁盤の目状に整列せずに波状になっている(図中の太線)。
また、基板部11a,12aには、キーボード10の強化のためにレール(図示しない)が敷設されている。
第二キーボード部12は、第二ヒンジ機構32を介して第一キーボード部11に回動可能に接続してあり、第一キーボード部11及び第二キーボード部12のキースイッチ面が対向し合う収納状態と、第一キーボード部11及び第二キーボード部12のキースイッチ面が開いた展開状態に切り換えて使用可能になっている。
第二ヒンジ機構32は、第一キーボード部11と第二キーボード部12との分割面13の両端部の基板部11a,12aに設けた一対のヒンジから構成されている。すなわち、第二ヒンジ機構32は、キースイッチ面を跨がない位置で第一キーボード部11の基板部11aと第二キーボード部12の基板部12aとを互いに接続するように配設され、第一キーボード部11と第二キーボード部12とを、左右のキースイッチ15a、15bの配列が離れない分割面13で連設している。
また、第二ヒンジ機構32は、回転軸がキースイッチ面より僅かに上方に位置するように設けてあり、キーボード10を折り畳んだ際の収納状態において、互いのキースイッチ15同士の干渉を防止している。なお、第二ヒンジ機構32には、公知の各種ヒンジを採用することが可能である。
第一キーボード部11の基板部11aには、第一ヒンジ機構31を構成する回転軸(図示しない)が内部に設けられた円筒体31aが形成されており、この円筒体31aを中心として第一キーボード部11に対して表示体20に設けられた表示部21の開閉動作を可能にしている。
表示体20は、LCDディスプレイ等からなる表示部21を有している。また、表示体20の下部には、円筒体31a内部に設けられている回転軸(図示しない)を支持し、第一ヒンジ機構31を構成する一対の支持体31b、31bが両端に形成されている。
携帯型電子機器1は、図3及び図4に示すキーボード10の収納状態において、第一キーボード部11の分割面と、第二キーボード部12の分割面及び裏面分割側端部を覆うと共に、図2に示すキーボード10の展開状態において、第二キーボード部12の裏面部の一部を覆う裏面保護部材40を備えている。
図4に示すように、裏面保護部材40は、第一裏面保護部41と第二裏面保護部42とから構成されている。第一裏面保護部41は、一方端がヒンジ43を介して第一キーボード部11の基板部11aの分割端に回動可能に接続されている。また、第二裏面保護部42は、一方端がヒンジ44を介して第一裏面保護部41の他方端に回動可能に接続されていると共に、他方端部に設けた一対のヒンジピン45,45が第二キーボード部12の基板部12aの側面に沿って設けた一対のヒンジ溝46,46に回動及び滑動可能に連結されている。
収納状態において、第一裏面保護部41は、ヒンジ43を介して第一キーボード部11の基板部11aの分割端から起立し、第一キーボード部11の分割面と第二キーボード部12の分割面を覆っている。また、第二裏面保護部42は、ヒンジ44を介して第一裏面保護部41に対して略直角に折れ曲がり、第二キーボード部12の裏面(収納状態では上面)に沿って分割側端部及び分割面を覆っている。
収納状態において、裏面保護部材40が蓋となって、キーボード10の分割面から携帯型電子機器1内に埃や塵等の異物が入るのを防止すると共に、第一キーボード部11と第二キーボード部12をつなぐケーブル等を保護している。また、裏面保護部材40は、美観の点からも携帯型電子機器1の内蔵物を隠すことができる。
また、第一裏面保護部41及び第二裏面保護部42は、両側辺部に起立部41a,42aを備えた断面コ字状に形成している。起立部41a,42aは、第一キーボード部11と第二キーボード部12の側面を覆っており、より確実に異物の侵入を阻止している。
図3に示すように、第二キーボード部12の基板部12aの裏面には、第一キーボード部11と同じ厚さに形成された台座部12bと、台座部12bより薄く形成されて表示体20を収容可能な表示体収容部12cと、を備えている。台座部12は、キーボード10を展開したときに安定させる役割を有するから、分割面13の反対側の端部(キーボード10の端部)に形成してあることが好ましい。
第一キーボード部11の基板部11aの裏面には、4箇所に脚部14が直接設けられている。また、第二キーボード部12の台座部12bには、2箇所に脚部14が直接設けられている。これらの脚部14は、キーボード10の基板部11a,12aに直接設置されているので、キーボード10のガタつきを確実に防止して、キー操作を容易にしている。
また、第一キーボード部11は、基板部11aの底部及び側面部をキースイッチ15の分割面13より延設した保持部11bを備えている。保持部11bは、第二キーボード部12を展開したときに、第二キーボード部12の基板部12a(表示体収容部12c部分)を受容して、キーボード10の水平状態を保持するようにしている。
また、保持部11bは、内側側面部に係止片(図示しない)を備えている。第二キーボード部12は、基板部12aの側面に保持部11bの係止片と係合する係止片(図示しない)を備え、キーボード10の展開状態を維持可能にしている。
次に、図1〜5を参照して携帯型電子機器1の開閉操作について説明する。
図3に示すように、収納状態において、キーボード10は、第一キーボード部11及び第二キーボード部12のキースイッチ面が対向し合うように折り畳まれている。また、表示体20は、キーボード10側に閉じられて、第二キーボード部12の裏面に設けた表示体収容部12cに収容されている。
携帯型電子機器1を使用する際には、図4に示すように、表示体20が起立し、キーボード10を展開可能な状態にする。
図4に示す状態において、第二キーボード部12が第二ヒンジ機構32を中心に時計回りに回動されると、裏面保護部材40は、ヒンジピン45,45がヒンジ溝46,46に沿って回動可能に滑動し、第二裏面保護部42がヒンジ44を中心に時計回りに回動すると共に、第一裏面保護部41もヒンジ43を中心に時計回りに回動して、図5に示すように、第一裏面保護部41が水平になり、第二裏面保護部42が起立した状態になる。
図5に示す状態において、さらに第二キーボード部12が第二ヒンジ機構32を中心に時計回りに回動されると、裏面保護部材40は、ヒンジピン45,45がヒンジ溝46,46に沿って回動可能に滑動し、第二裏面保護部42がヒンジ44を中心に時計回りに回動して、図1に示す展開状態になる。
図1及び図2に示すように、展開状態において、裏面保護部材40は、第一裏面保護部41及び第二裏面保護部42が、第一キーボード部11の基板部11aの分割端から第二キーボード部12の裏面(表示体収容部12c)に沿って伸長しているから、キーボード10使用時の妨げにもならない。
また、展開状態において、第一キーボード部11の保持部11bは、第二キーボード部12の基板部12aを受容してキーボード10の水平状態を保持すると共に、キーボード10の分割面13を裏側から覆っている。すなわち、展開状態においては、保持部11b及び裏面保護部材40が蓋となって、キーボード10の分割面から携帯型電子機器1内に埃や塵等の異物が入るのを防止すると共に、第一キーボード部11と第二キーボード部12をつなぐケーブル等を保護している。
携帯型電子機器1のキーボード10を折り畳む際には、図1に示す状態において、第二キーボード部12が第二ヒンジ機構32を中心に反時計回りに回動されると、裏面保護部材40は、ヒンジピン45,45がヒンジ溝46,46に沿って回動可能に滑動し、第二裏面保護部42がヒンジ44を中心に反時計回りに回動して、図5に示すように、第二裏面保護部42が起立した状態になる。
図5に示す状態において、さらに第二キーボード部12が第二ヒンジ機構32を中心に反時計回りに回動されると、裏面保護部材40は、ヒンジピン45,45がヒンジ溝46,46に沿って回動可能に滑動して溝端に位置すると、ヒンジピン45,45を介して第二裏面保護部42が左方に引っ張られて第一裏面保護部41がヒンジ43を中心に反時計回りに回動する。図4に示すように、キーボード10が折り畳まれると、裏面保護部材40は、第一裏面保護部41が第一キーボード部11の基板部11aの分割端から起立し、第一キーボード部11の分割面と第二キーボード部12の分割面を覆う位置に保持される。
以上、本発明の実施の形態によれば、第二ヒンジ機構32が、キースイッチ面を跨がない位置で第一キーボード部11の基板部11aと第二キーボード部12の基板部12aとを互いに接続するように配設されていることによって、第一キーボード部11と第二キーボード部12とを、左右のキースイッチ15の配列が離れない分割面13で連設することができる。また、収納時には、キーボード10を2つに折り畳むことができると共に、第二キーボード部12の裏面に形成された表示体収容部12cに表示体20を収容することができるから、凹凸の少ないコンパクトな形となり、美観も向上する。
また、収納状態において、第一キーボード部11の分割面と、第二キーボード部12の分割面及び裏面分割側端部を覆うと共に、展開状態において、第二キーボード部12の裏面部の一部を覆う裏面保護部材40を備えているから、キーボード10の分割面13からのゴミの侵入を防止すると共に、第一キーボード部11と第二キーボード部12をつなぐケーブル等を保護している。
また、第二キーボード部12の基板部12aの裏面には、第一キーボード部11と同じ厚さに形成された台座部12bを備え、キーボード10の基板部11a,12aに脚部14を直接設置したから、キーボード10のガタつきを確実に防止している。
また、キーボード配列が縦方向に6段あることにより、ローマ字、特殊キー配列が可能となっている。
1 携帯型電子機器
10 キーボード
11 第一キーボード部
12 第二キーボード部
13 分割面
14 脚部
15 キースイッチ
20 表示体
21 表示部
31 第一ヒンジ機構
32 第二ヒンジ機構
40 裏面保護部材
41 第一裏面保護部
42 第二裏面保護部

Claims (6)

  1. キーボードをキー配列に沿って左右に分割した第一キーボード部及び第二キーボード部と、前記第一キーボード部に第一ヒンジ機構を介して回動可能に接続された表示体とからなり、前記第二キーボード部が第二ヒンジ機構を介して前記第一キーボード部に回動可能に接続され、前記第一キーボード部及び前記第二キーボード部のキースイッチ面が対向し合うように収納可能な携帯型電子機器であって、
    前記第一ヒンジ機構は、前記表示体の下部と前記第一キーボード部の基板部とを接続するように配設され、
    前記第二ヒンジ機構は、キースイッチ面を跨がない位置で前記第一キーボード部の基板部と前記第二キーボード部の基板部とを互いに接続するように配設され、前記第一キーボード部と前記第二キーボード部とをキー配列の分割位置で連設したことを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 収納状態において、前記第一キーボード部の分割面と、前記第二キーボード部の分割面及び裏面分割側端部を覆うと共に、展開状態において、前記第二キーボード部の裏面部の一部を覆う裏面保護部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。
  3. 前記裏面保護部材は、第一裏面保護部と第二裏面保護部とからなり、前記第一裏面保護部の一方端がヒンジを介して前記第一キーボード部の基板部の分割端に回動可能に接続され、前記第二裏面保護部の一方端がヒンジを介して前記第一裏面保護部の他方端に回動可能に接続され、前記第二裏面保護部の他方端部に設けた一対のヒンジピンが前記第二キーボード部の基板部の側面に設けた一対のヒンジ溝に回動及び滑動可能に連結されたことを特徴とする請求項2記載の携帯型電子機器。
  4. 前記第二キーボード部の基板部裏面には、前記第一キーボード部と同じ厚さに形成された台座部と、該台座部より薄く形成されて前記表示体を収容可能な収容部と、を備えたことを特徴とする請求項1から3いずれか記載の携帯型電子機器。
  5. 前記第一キーボード部の基板部裏面と前記第二キーボード部の台座部に脚部を設けたことを特徴とする請求項4記載の携帯型電子機器。
  6. 前記キーボードは、そのキーボードキーが6段配置であることを特徴とする請求項1から5いずれか記載の携帯型電子機器。
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