JP2000276256A - 携帯型情報処理装置 - Google Patents
携帯型情報処理装置Info
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- JP2000276256A JP2000276256A JP11083325A JP8332599A JP2000276256A JP 2000276256 A JP2000276256 A JP 2000276256A JP 11083325 A JP11083325 A JP 11083325A JP 8332599 A JP8332599 A JP 8332599A JP 2000276256 A JP2000276256 A JP 2000276256A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 折り畳んだキーボードなどを段階的に開いた
それぞれの状態での使用を可能にするとともに、タッチ
パッドなどの位置入力装置を配置し操作性を向上させて
も、そのために折り畳んだときの投影底面積を大きくす
ることがなく、また背面の表面処理にも配慮する必要の
ない携帯型情報処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本体部１の上にキーボード左部２を配
置、その側部にキーボード右部３、その側部にタッチパ
ッド７をそれぞれ回動可能に連結する。キーボード左部
２の上にキーボード右部３、キーボード右部３の上にタ
ッチパッド７が折り重ねられ、さらにその上に液晶表示
装置５が折り重ねられる。
それぞれの状態での使用を可能にするとともに、タッチ
パッドなどの位置入力装置を配置し操作性を向上させて
も、そのために折り畳んだときの投影底面積を大きくす
ることがなく、また背面の表面処理にも配慮する必要の
ない携帯型情報処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本体部１の上にキーボード左部２を配
置、その側部にキーボード右部３、その側部にタッチパ
ッド７をそれぞれ回動可能に連結する。キーボード左部
２の上にキーボード右部３、キーボード右部３の上にタ
ッチパッド７が折り重ねられ、さらにその上に液晶表示
装置５が折り重ねられる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯型情報処理装置
に関し、詳しくは入力装置と開閉式の表示装置を備えた
携帯型情報処理装置に関する。
に関し、詳しくは入力装置と開閉式の表示装置を備えた
携帯型情報処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ノート型パソコンなどの入力装置
と開閉式の表示装置を備えた携帯型情報処理装置は、さ
らに携帯性を向上させるため、小型化が図られている。
しかしながら、キーボードに関しては操作性を確保する
ため物理的にある程度の面積が必要であり、このため、
キーボードを折り畳み式にして投影底面積を小さくした
ものも考えられている。例えば、特開平４−２８１５０
９号に記載されたものが知られている。図５は従来の携
帯型情報処理装置の構造を示す外観斜視図で、図５
（ａ）はキーボード開状態、図５（ｂ）はキーボード閉
状態を示している。図において、１１は内部に制御回路
基板（図示せず）等を有し、上面にキーボード左部１２
が配置された本体部で、右側部にキーボード右部１３が
ヒンジ部１４により回動可能に取り付けられ、後部に液
晶表示装置１５がヒンジ部１６により回動可能に取り付
けられている。キーボード左部１２とキーボード右部１
３は合わせることにより、通常必要とするキー数が確保
される。
と開閉式の表示装置を備えた携帯型情報処理装置は、さ
らに携帯性を向上させるため、小型化が図られている。
しかしながら、キーボードに関しては操作性を確保する
ため物理的にある程度の面積が必要であり、このため、
キーボードを折り畳み式にして投影底面積を小さくした
ものも考えられている。例えば、特開平４−２８１５０
９号に記載されたものが知られている。図５は従来の携
帯型情報処理装置の構造を示す外観斜視図で、図５
（ａ）はキーボード開状態、図５（ｂ）はキーボード閉
状態を示している。図において、１１は内部に制御回路
基板（図示せず）等を有し、上面にキーボード左部１２
が配置された本体部で、右側部にキーボード右部１３が
ヒンジ部１４により回動可能に取り付けられ、後部に液
晶表示装置１５がヒンジ部１６により回動可能に取り付
けられている。キーボード左部１２とキーボード右部１
３は合わせることにより、通常必要とするキー数が確保
される。
【０００３】以上のように構成された携帯型情報処理装
置について、以下使用方法について説明する。まず、図
５（ａ）の状態では、キーボード左部１２とキーボード
右部１３の入力操作面が同じ高さとなっており、通常の
キー入力操作を行うことができる。また、収納や携帯時
には図５（ｂ）で示すように、キーボード右部１３をヒ
ンジ部１４により回動させてキーボード左部１２の上に
入力操作面を対向させて折り畳む。そして、液晶表示装
置１５をヒンジ部１６により回動させて表示面とキーボ
ード右部１３の背面を合わせるように折り畳んで（図示
せず）、投影底面積を小さくして収納や携帯を行う。
置について、以下使用方法について説明する。まず、図
５（ａ）の状態では、キーボード左部１２とキーボード
右部１３の入力操作面が同じ高さとなっており、通常の
キー入力操作を行うことができる。また、収納や携帯時
には図５（ｂ）で示すように、キーボード右部１３をヒ
ンジ部１４により回動させてキーボード左部１２の上に
入力操作面を対向させて折り畳む。そして、液晶表示装
置１５をヒンジ部１６により回動させて表示面とキーボ
ード右部１３の背面を合わせるように折り畳んで（図示
せず）、投影底面積を小さくして収納や携帯を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような携帯型情報
処理装置は、あくまで携帯時に本体を小さくすることの
みが考慮されたものであり、単にキーボードを折り畳む
ようにしただけである。このため、例えば図５（ｂ）の
状態が可能であるにもかかわらず、この状態の利用方法
が何もない。つまり、さらに図５（ａ）の状態にして初
めてキーボードを使用することができる。また、昨今の
ＯＳが必ず対応しているトラックボールやタッチパッド
などの位置入力装置による入力を行うには、キーボード
面積にさらに位置入力装置を配置するための面積が必要
になり、折り畳んだときの投影底面積も大きくせざるを
得なかった。また、キーボードの机上設置面となる背面
が液晶表示面と対向して接触するため、液晶表示面に傷
を付けないよう、この背面の表面の処理にも配慮する必
要があった。
処理装置は、あくまで携帯時に本体を小さくすることの
みが考慮されたものであり、単にキーボードを折り畳む
ようにしただけである。このため、例えば図５（ｂ）の
状態が可能であるにもかかわらず、この状態の利用方法
が何もない。つまり、さらに図５（ａ）の状態にして初
めてキーボードを使用することができる。また、昨今の
ＯＳが必ず対応しているトラックボールやタッチパッド
などの位置入力装置による入力を行うには、キーボード
面積にさらに位置入力装置を配置するための面積が必要
になり、折り畳んだときの投影底面積も大きくせざるを
得なかった。また、キーボードの机上設置面となる背面
が液晶表示面と対向して接触するため、液晶表示面に傷
を付けないよう、この背面の表面の処理にも配慮する必
要があった。
【０００５】本発明は、折り畳んだキーボードなどを段
階的に開いたそれぞれの状態での使用を可能にするとと
もに、タッチパッドなどの位置入力装置を配置し操作性
を向上させても、そのために折り畳んだときの投影底面
積を大きくすることがなく、また背面の表面処理にも配
慮する必要のない携帯型情報処理装置を提供することを
目的とする。
階的に開いたそれぞれの状態での使用を可能にするとと
もに、タッチパッドなどの位置入力装置を配置し操作性
を向上させても、そのために折り畳んだときの投影底面
積を大きくすることがなく、また背面の表面処理にも配
慮する必要のない携帯型情報処理装置を提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、キーボードなどのキー入力装置を折り畳み
式にするとともに、キー入力装置にタッチパッドなどの
位置入力装置を連結してさらに折り重ねるようにしたも
のである。
に本発明は、キーボードなどのキー入力装置を折り畳み
式にするとともに、キー入力装置にタッチパッドなどの
位置入力装置を連結してさらに折り重ねるようにしたも
のである。
【０００７】これにより、折り畳んだときの投影底面積
を大きくすることなく、位置入力装置のみの使用、キー
入力装置のみの使用、キー入力装置と位置入力装置の両
方の同時使用と、段階的に開いた状態での種々の使用形
態が選択できる。また、机上設置面同士、入力操作面同
士、入力操作面と表示面が対向して接触するため、机上
設置面の表面処理は考慮する必要がなくなるという効果
が得られる。
を大きくすることなく、位置入力装置のみの使用、キー
入力装置のみの使用、キー入力装置と位置入力装置の両
方の同時使用と、段階的に開いた状態での種々の使用形
態が選択できる。また、机上設置面同士、入力操作面同
士、入力操作面と表示面が対向して接触するため、机上
設置面の表面処理は考慮する必要がなくなるという効果
が得られる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、内部に制御回路基板等を有し、後部に表示装置を回
動可能に取り付けるとともに、上面に第１の入力装置が
設けられた本体部と、前記本体部の側部に回動可能に取
り付けられる第２の入力装置と、前記第２の入力装置の
前記本体部とは反対側の側部に回動可能に取り付けられ
る第３の入力装置を備えたことを特徴とする携帯型情報
処理装置であり、これにより、第３の入力のみの使用、
第１の入力装置と第２の入力装置のみを使用、第１の入
力装置と第２の入力装置と第３の入力装置全ての使用と
いう段階的な種々の使用方法を選択できるという作用を
有する。
は、内部に制御回路基板等を有し、後部に表示装置を回
動可能に取り付けるとともに、上面に第１の入力装置が
設けられた本体部と、前記本体部の側部に回動可能に取
り付けられる第２の入力装置と、前記第２の入力装置の
前記本体部とは反対側の側部に回動可能に取り付けられ
る第３の入力装置を備えたことを特徴とする携帯型情報
処理装置であり、これにより、第３の入力のみの使用、
第１の入力装置と第２の入力装置のみを使用、第１の入
力装置と第２の入力装置と第３の入力装置全ての使用と
いう段階的な種々の使用方法を選択できるという作用を
有する。
【０００９】請求項２に記載の発明は、請求項１記載の
携帯型情報処理装置において、本体部の上に第２の入力
装置、前記第２の入力装置の上に第３の入力装置が折り
重ねられ、さらにその上に表示装置が折り重ねられるこ
とを特徴とするもので、複数の入力装置を折り重ねて小
型化することができるという作用を有する。
携帯型情報処理装置において、本体部の上に第２の入力
装置、前記第２の入力装置の上に第３の入力装置が折り
重ねられ、さらにその上に表示装置が折り重ねられるこ
とを特徴とするもので、複数の入力装置を折り重ねて小
型化することができるという作用を有する。
【００１０】請求項３に記載の発明は、請求項２記載の
携帯型情報処理装置において、本体部の上面の第１の入
力装置と第２の入力装置の操作面同士が対向し、第２の
入力装置と第３の入力装置の背面同士が対向して折り重
ねられ、さらに第３の入力装置の操作面と表示装置の表
示面が対向して折り重ねられることを特徴とするもの
で、操作面同士、背面同士、操作面と表示装置の表示面
が対向して接触するため、各入力装置の背面の表面処理
に配慮する必要がないという作用を有する。
携帯型情報処理装置において、本体部の上面の第１の入
力装置と第２の入力装置の操作面同士が対向し、第２の
入力装置と第３の入力装置の背面同士が対向して折り重
ねられ、さらに第３の入力装置の操作面と表示装置の表
示面が対向して折り重ねられることを特徴とするもの
で、操作面同士、背面同士、操作面と表示装置の表示面
が対向して接触するため、各入力装置の背面の表面処理
に配慮する必要がないという作用を有する。
【００１１】請求項４に記載の発明は、請求項２記載の
携帯型情報処理装置において、表示装置と、第２の入力
装置および第３の入力装置はほぼ同寸法の投影底面積を
有し本体部に折り重ねられることを特徴とするもので、
折り畳んだときの形状がシンプルで、無駄なスペースが
生じないという作用を有する。
携帯型情報処理装置において、表示装置と、第２の入力
装置および第３の入力装置はほぼ同寸法の投影底面積を
有し本体部に折り重ねられることを特徴とするもので、
折り畳んだときの形状がシンプルで、無駄なスペースが
生じないという作用を有する。
【００１２】請求項５に記載の発明は、請求項２記載の
携帯型情報処理装置において、本体部の上面の第１の入
力装置の机上面からの高さと、第２の入力装置と第３の
入力装置を折り重ねたときの机上面からの高さがほぼ等
しいことを特徴とするもので、第１の入力装置と第２の
入力装置のみを使用する場合に、第１の入力装置と第２
の入力装置の操作面の高さを合わせることができ、しか
もその形態をシンプルにできるという作用を有する。
携帯型情報処理装置において、本体部の上面の第１の入
力装置の机上面からの高さと、第２の入力装置と第３の
入力装置を折り重ねたときの机上面からの高さがほぼ等
しいことを特徴とするもので、第１の入力装置と第２の
入力装置のみを使用する場合に、第１の入力装置と第２
の入力装置の操作面の高さを合わせることができ、しか
もその形態をシンプルにできるという作用を有する。
【００１３】請求項６に記載の発明は、請求項１記載の
携帯型情報処理装置において、本体部の上面の第１の入
力装置の机上面からの高さと、第２の入力装置および第
３の入力装置に設けられた折り畳み式または収納式の脚
部を使用状態にしたときの机上面からの高さがほぼ等し
いことを特徴とするもので、第１の入力装置、第２の入
力装置および第３の入力装置の全ての入力装置を使用す
る場合に、これらの脚部により各操作面の高さを合わせ
ることができ、操作性が向上するという作用を有する。
携帯型情報処理装置において、本体部の上面の第１の入
力装置の机上面からの高さと、第２の入力装置および第
３の入力装置に設けられた折り畳み式または収納式の脚
部を使用状態にしたときの机上面からの高さがほぼ等し
いことを特徴とするもので、第１の入力装置、第２の入
力装置および第３の入力装置の全ての入力装置を使用す
る場合に、これらの脚部により各操作面の高さを合わせ
ることができ、操作性が向上するという作用を有する。
【００１４】請求項７に記載の発明は、請求項１記載の
携帯型情報処理装置において、第１の入力装置と第２の
入力装置、第３の入力装置のうち、２つはキー入力装
置、１つは位置入力装置であることを特徴とするもの
で、操作性を確保するため物理的にある程度の面積が必
要なキー入力装置を２つに分割して携帯性をよくし、さ
らに位置入力装置を備えたことにより、操作性が向上す
るという作用を有する。
携帯型情報処理装置において、第１の入力装置と第２の
入力装置、第３の入力装置のうち、２つはキー入力装
置、１つは位置入力装置であることを特徴とするもの
で、操作性を確保するため物理的にある程度の面積が必
要なキー入力装置を２つに分割して携帯性をよくし、さ
らに位置入力装置を備えたことにより、操作性が向上す
るという作用を有する。
【００１５】請求項８に記載の発明は、請求項２記載の
携帯型情報処理装置において、第１の入力装置および第
２の入力装置はキー入力装置、第３の入力装置は位置入
力装置であることを特徴とするもので、表示装置を開け
てすぐに、位置入力装置を単独で使用することができ、
折り畳み状態から段階的に開いていくどの段階でも使用
が可能であるという作用を有する。
携帯型情報処理装置において、第１の入力装置および第
２の入力装置はキー入力装置、第３の入力装置は位置入
力装置であることを特徴とするもので、表示装置を開け
てすぐに、位置入力装置を単独で使用することができ、
折り畳み状態から段階的に開いていくどの段階でも使用
が可能であるという作用を有する。
【００１６】以下、本発明の実施の形態について、図１
から図４を用いて説明する。
から図４を用いて説明する。
【００１７】（実施の形態）図１は本発明の一実施の形
態の携帯型情報処理装置の第１の使用状態を示す外観斜
視図、図２は第２の使用状態を示す外観斜視図、図３は
第３の使用状態を示す外観斜視図、図４は収納状態を示
す外観斜視図である。図において、１は内部に制御回路
基板（図示せず）等を有し、上面にキーボード左部２が
配置された本体部で、右側部にキーボード右部３がヒン
ジ部４により回動可能に取り付けられ、後部に液晶表示
装置５がヒンジ部６により回動可能に取り付けられてい
る。キーボード左部２とキーボード右部３は合わせるこ
とにより、通常必要とするキー数が確保される。また、
キーボード右部３の右側部には位置入力装置であるタッ
チパッド７がヒンジ部８により回動可能に取り付けられ
ている。キーボード右部３とタッチパッド７の入力操作
面の反対側の背面には脚部３ａおよび７ａが設けられて
おり、折り畳むことにより、それぞれキーボード右部３
とタッチパッド７内に収納することができる。また、キ
ーボード右部３とタッチパッド７および本体部１のキー
ボード左部２部分はほぼ同寸法の投影底面積を有してい
る。
態の携帯型情報処理装置の第１の使用状態を示す外観斜
視図、図２は第２の使用状態を示す外観斜視図、図３は
第３の使用状態を示す外観斜視図、図４は収納状態を示
す外観斜視図である。図において、１は内部に制御回路
基板（図示せず）等を有し、上面にキーボード左部２が
配置された本体部で、右側部にキーボード右部３がヒン
ジ部４により回動可能に取り付けられ、後部に液晶表示
装置５がヒンジ部６により回動可能に取り付けられてい
る。キーボード左部２とキーボード右部３は合わせるこ
とにより、通常必要とするキー数が確保される。また、
キーボード右部３の右側部には位置入力装置であるタッ
チパッド７がヒンジ部８により回動可能に取り付けられ
ている。キーボード右部３とタッチパッド７の入力操作
面の反対側の背面には脚部３ａおよび７ａが設けられて
おり、折り畳むことにより、それぞれキーボード右部３
とタッチパッド７内に収納することができる。また、キ
ーボード右部３とタッチパッド７および本体部１のキー
ボード左部２部分はほぼ同寸法の投影底面積を有してい
る。
【００１８】以上のように構成された携帯型情報処理装
置について、以下使用方法について説明する。まず、図
１の第１の状態では、連結されたキーボード左部２とキ
ーボード右部３およびタッチパッド７の入力操作面が同
じ高さとなっており、通常のキー入力操作と位置入力操
作を行うことができる。次に、図２のように、キーボー
ド右部３とタッチパッド７の脚部３ａおよび７ａをそれ
ぞれ収納し、タッチパッド７をヒンジ部８により回動さ
せ、キーボード右部３と背面同士を合わせるようにキー
ボード右部３の下側にもぐり込ませて折り重ね、第２の
状態とする。この状態では、キーボード右部３の高さ
と、キーボード右部３とタッチパッド７を折り重ねた高
さが等しくなっている。この場合、位置入力操作はでき
ないが、キー入力操作のみでよい場合には机上の設置面
積をタッチパッド７の分だけ減らすことができる。次
に、図３のように、折り重ねた状態のキーボード右部３
とタッチパッド７をヒンジ部４により回動させ、キーボ
ード左部２とキーボード右部３の操作面同士を合わせる
ようにしてキーボード左部２の上に折り重ね、第３の状
態とする。この状態では、位置入力操作のみが行え、キ
ー入力操作を必要としない場合は、机上の設置面積をさ
らに減らすことができる。また、収納や携帯時には図４
で示すように、液晶表示装置５をヒンジ部６を回動させ
て表示面とタッチパッド７の入力操作面を合わせるよう
に折り畳む。このとき、キーボード左部２が配置された
本体部１、キーボード右部３、タッチパッド７および液
晶表示装置５の全ての側面が揃うため、形状がシンプル
になり、無駄なスペースが発生しない。
置について、以下使用方法について説明する。まず、図
１の第１の状態では、連結されたキーボード左部２とキ
ーボード右部３およびタッチパッド７の入力操作面が同
じ高さとなっており、通常のキー入力操作と位置入力操
作を行うことができる。次に、図２のように、キーボー
ド右部３とタッチパッド７の脚部３ａおよび７ａをそれ
ぞれ収納し、タッチパッド７をヒンジ部８により回動さ
せ、キーボード右部３と背面同士を合わせるようにキー
ボード右部３の下側にもぐり込ませて折り重ね、第２の
状態とする。この状態では、キーボード右部３の高さ
と、キーボード右部３とタッチパッド７を折り重ねた高
さが等しくなっている。この場合、位置入力操作はでき
ないが、キー入力操作のみでよい場合には机上の設置面
積をタッチパッド７の分だけ減らすことができる。次
に、図３のように、折り重ねた状態のキーボード右部３
とタッチパッド７をヒンジ部４により回動させ、キーボ
ード左部２とキーボード右部３の操作面同士を合わせる
ようにしてキーボード左部２の上に折り重ね、第３の状
態とする。この状態では、位置入力操作のみが行え、キ
ー入力操作を必要としない場合は、机上の設置面積をさ
らに減らすことができる。また、収納や携帯時には図４
で示すように、液晶表示装置５をヒンジ部６を回動させ
て表示面とタッチパッド７の入力操作面を合わせるよう
に折り畳む。このとき、キーボード左部２が配置された
本体部１、キーボード右部３、タッチパッド７および液
晶表示装置５の全ての側面が揃うため、形状がシンプル
になり、無駄なスペースが発生しない。
【００１９】また、これらのいずれの状態においても、
操作面同士、背面同士、操作面と表示装置の表示面が対
向して接触するため、各入力装置の背面の表面処理に配
慮する必要がない。
操作面同士、背面同士、操作面と表示装置の表示面が対
向して接触するため、各入力装置の背面の表面処理に配
慮する必要がない。
【００２０】なお、本実施の形態では、入力装置として
キーボードとタッチパッドを組み合わせたものとした
が、全てキーボードとしてもよいし、他のどのような入
力装置の組合せでも同様の効果が得られる。
キーボードとタッチパッドを組み合わせたものとした
が、全てキーボードとしてもよいし、他のどのような入
力装置の組合せでも同様の効果が得られる。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、キーボー
ドなどのキー入力装置を折り畳み式にするとともに、タ
ッチパッドなどの位置入力装置を連結してさらに折り重
ねるようにすることにより、収納形態を小型化できると
ともに、キー入力装置のみを使用、位置入力装置のみを
使用、キー入力装置と位置入力装置の両方を同時に使用
というように、使用者の希望に応じた装置の段階的な使
用形態の変更が可能となり、それぞれの使用形態ごとに
最小の投影底面積での使用が可能となり、また、各入力
装置の背面の表面処理にも配慮する必要がないという有
利な効果が得られる。
ドなどのキー入力装置を折り畳み式にするとともに、タ
ッチパッドなどの位置入力装置を連結してさらに折り重
ねるようにすることにより、収納形態を小型化できると
ともに、キー入力装置のみを使用、位置入力装置のみを
使用、キー入力装置と位置入力装置の両方を同時に使用
というように、使用者の希望に応じた装置の段階的な使
用形態の変更が可能となり、それぞれの使用形態ごとに
最小の投影底面積での使用が可能となり、また、各入力
装置の背面の表面処理にも配慮する必要がないという有
利な効果が得られる。
【図１】本発明の一実施の形態の携帯型情報処理装置の
第１の使用状態を示す外観斜視図
第１の使用状態を示す外観斜視図
【図２】本発明の一実施の形態の携帯型情報処理装置の
第２の使用状態を示す外観斜視図
第２の使用状態を示す外観斜視図
【図３】本発明の一実施の形態の携帯型情報処理装置の
第３の使用状態を示す外観斜視図
第３の使用状態を示す外観斜視図
【図４】本発明の一実施の形態の携帯型情報処理装置の
収納状態を示す外観斜視図
収納状態を示す外観斜視図
【図５】従来の携帯型情報処理装置の構造を示す外観斜
視図
視図
１ 本体部 ２ キーボード左部 ３ キーボード右部 ３ａ、７ａ 脚部 ４、６、８ ヒンジ部 ５ 液晶表示装置
Claims (8)
- 【請求項１】内部に制御回路基板等を有し、後部に表示
装置を回動可能に取り付けるとともに、上面に第１の入
力装置が設けられた本体部と、前記本体部の側部に回動
可能に取り付けられる第２の入力装置と、前記第２の入
力装置の前記本体部とは反対側の側部に回動可能に取り
付けられる第３の入力装置を備えたことを特徴とする携
帯型情報処理装置。 - 【請求項２】本体部の上に第２の入力装置、前記第２の
入力装置の上に第３の入力装置が折り重ねられ、さらに
その上に表示装置が折り重ねられることを特徴とする請
求項１記載の携帯型情報処理装置。 - 【請求項３】本体部の上面の第１の入力装置と第２の入
力装置の操作面同士が対向し、第２の入力装置と第３の
入力装置の背面同士が対向して折り重ねられ、さらに第
３の入力装置の操作面と表示装置の表示面が対向して折
り重ねられることを特徴とする請求項２記載の携帯型情
報処理装置。 - 【請求項４】表示装置と、第２の入力装置および第３の
入力装置はほぼ同寸法の投影底面積を有し本体部に折り
重ねられることを特徴とする請求項２記載の携帯型情報
処理装置。 - 【請求項５】本体部の上面の第１の入力装置の机上面か
らの高さと、第２の入力装置と第３の入力装置を折り重
ねたときの机上面からの高さがほぼ等しいことを特徴と
する請求項２記載の携帯型情報処理装置。 - 【請求項６】本体部の上面の第１の入力装置の机上面か
らの高さと、第２の入力装置および第３の入力装置に設
けられた折り畳み式または収納式の脚部を使用状態にし
たときの机上面からの高さがほぼ等しいことを特徴とす
る請求項２記載の携帯型情報処理装置。 - 【請求項７】第１の入力装置と第２の入力装置、第３の
入力装置のうち、２つはキー入力装置、１つは位置入力
装置であることを特徴とする請求項１記載の携帯型情報
処理装置。 - 【請求項８】第１の入力装置および第２の入力装置はキ
ー入力装置、第３の入力装置は位置入力装置であること
を特徴とする請求項２記載の携帯型情報処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11083325A JP2000276256A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 携帯型情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11083325A JP2000276256A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 携帯型情報処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000276256A true JP2000276256A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13799286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11083325A Pending JP2000276256A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 携帯型情報処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000276256A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004111808A1 (ja) * | 2003-06-12 | 2004-12-23 | Tachibana General Management Incorporated | 多重折り畳み式電子機器 |
| JP2009080802A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-04-16 | Panasonic Corp | 情報処理装置 |
| CN114360359A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-04-15 | 江西中船航海仪器有限公司 | 一种野战数字化图板 |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP11083325A patent/JP2000276256A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004111808A1 (ja) * | 2003-06-12 | 2004-12-23 | Tachibana General Management Incorporated | 多重折り畳み式電子機器 |
| JP2009080802A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-04-16 | Panasonic Corp | 情報処理装置 |
| CN114360359A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-04-15 | 江西中船航海仪器有限公司 | 一种野战数字化图板 |
| CN114360359B (zh) * | 2021-11-26 | 2023-07-18 | 江西中船航海仪器有限公司 | 一种野战数字化图板 |
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