JP2011144688A - 圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】低圧脈動が発生しやすい運転領域において、吸入通路を絞って低圧脈動を低減することが可能な吸入絞り弁を設けた圧縮機において、低圧脈動が発生しない運転領域において吸入通路が絞られて性能低下を招くことがないようにし、吸入絞り弁に導かれる圧力の内部漏れによる性能低下を抑える。
【解決手段】吸入口35から吸入した冷媒を吸入室33に導く吸入通路36の途中に吸入通路を流れる冷媒の向きにほぼ直交する方向へ動くことで吸入通路36を通過する冷媒の通路面積を調節する吸入絞り弁60を設け、この吸入絞り弁60の一端側にオイル分離器で分離されたオイルを導き、吸入絞り弁60の他端側に吸入領域の作動流体を導くと共に吸入絞り弁を一端側に付勢するバネを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸入弁の自励振動に起因する圧力脈動が圧縮機外に伝播して異音が発生することを防止する機構を備えたピストン型圧縮機、より詳しくは、圧力脈動が発生する運転領域において吸入通路を絞って圧力脈動の圧縮機外への伝搬を少なくし、圧力脈動が発生しない運転領域において吸入通路が絞られて性能低下を招くことを回避した可変容量斜板式圧縮機およびこれを用いた空調装置システムに関する。
ピストン型圧縮機においては、シリンダブロックの吸入弁の先端と対峙する位置に所定の深さを持つストッパが形成されており、シリンダボア内に冷媒ガスが吸入されるときに吸入弁の先端がこのストッパに当接することで、この吸入弁が自励振動を起こすことが防がれている。
しかし、ピストン型可変容量圧縮機においては、シリンダボアに吸入されるガス量が最大容量時と可変容量時とでは異なるために、最大容量時に合せてストッパの深さを設定すると、特に小容量時には吸入弁の変位量が小さいために吸入弁の先端がストッパに当らない状態となる。このため、吸入弁が自励振動を起こし、これにより吸入室の圧力変動が発生し、この圧力脈動が圧縮機外に伝播して異音が発生する不都合がある。
このため、従来においては、下記する特許文献1や特許文献2に示される対策が講じられている。
このうち、特許文献1に示す構成は、圧縮機の吸入通路に、開口面積を制御する開度制御弁を設け、この開度制御弁を吸入通路のガスの流れによる差圧とバネ力とを利用して作動させることにより、吸入流量が小さい時に吸入通路を絞って小容量時に発生する吸入脈動が圧縮機外に伝播することを抑制し、吸入流量が大きい時に吸入通路の開口面積を大きくするようにしている。
また、特許文献2に示す構成は、吸入通路上に吸入圧力とクランク室圧力との差圧に基づいて吸入通路の開度を調整する開度制御弁を設け、この開度調整弁を吐出容量に応じて変化するクランク室圧力を利用して、最大容量時にはバネによる付勢力の影響を弱めて開度を最大にし易くし、小容量時にはバネによる付勢力の影響を強めて開度を小さくし易くしている。
特開2000−136776 特開2005−337232
しかしながら、上記特許文献1の構成では、吸入通路のガスの流れによる差圧とバネ力を利用して開度制御弁を作動させているため、脈動低減を重視してバネ力を強く設定すると最大容量時にも吸入通路が絞られて冷房能力が低下し、逆に最大容量時の冷房能力を重視してバネ力を弱く設定すると絞り効果が必要な低容量時に十分に脈動を低減することができないという不都合がある。
また、一般的に可変容量圧縮機においては、各ピストンに作用するシリンダボア内の圧力とクランク室圧力との差に基づいて斜板の傾斜角度を変化させる構造となっている。シリンダボア内の圧力は、ピストンが下死点にあるときは吸入室の圧力にほぼ等しく、ピストンによって冷媒ガスが圧縮されるのに伴い徐々に上昇していく。そしてシリンダボア内の圧力が吐出室の圧力を超えると吐出弁前後の圧力差により弁が開かれ冷媒ガスが吐出室に吐出される。すなわちシリンダボア内の圧力は、斜板が一回転する間に吸入圧から吐出圧(厳密には吐出弁の開き遅れや抵抗のためもう少し高く)まで変化し、その圧力は常時ピストンに作用している。
ピストンに作用するシリンダボア内の圧力は、斜板の傾斜角を増加させる方向に作用するため、吸入室とクランク室の圧力差が同じであっても、吐出圧が高い条件ほど相対的に傾斜角が大きい(吐出容量が大きい)角度に斜板が制御されることとなる。
このため、特許文献2に開示される開度調整弁は、吐出圧力に関わらず吸入室圧力とクランク室圧力との差圧に基づいて開度を調整するものであるため、例えばクランク室の圧力と吸入室の圧力の差が0.1MPaを超えたときにこの開度調整弁が吸入通路を絞るように設定したとすると、吐出室の圧力が低い(例えば0.8MPa)条件時には、斜板の傾斜角が30%以下になるまで開度制御弁が作動せず、吐出室の圧力が高い(例えば2.5MPa)条件時には、斜板の傾斜角が70%以下の条件で開度調整弁が吸入通路を絞り始めるということが起こりうる。このことは、低圧脈動が発生せず吸入通路を絞る必要がない高負荷時に吸入通路を絞って性能を損なってしまうことを意味しており、特許文献2に示す開度調整弁においても、各負荷条件に対応して冷房能力の確保と脈動低減を両立することが出来ないものであった。
またいずれの開度制御弁も、吸入通路を流れるガスの方向に対峙する向きに開度制御弁が設けられているため、吸入ガスが開度制御弁を押し開いて吸入室に流入する際には、吸入ガスが開度制御弁に衝突して直角方向に流れの向きを変えねばならず、スムーズな吸入冷媒の流れが阻害されていた。
また、特許文献2に開示される開度調整弁は、この開度制御弁の一端側に導かれる圧力がクランク室のガスであるため、このガスが開度制御弁の弁体と弁体が挿入される弁孔とのクリアランスから低圧領域側に漏れて効率を低下させる不都合がある。
さらに、この漏れを抑えるために開度制御弁の弁体と弁体が挿入される弁孔とのクリアランスを小さく設定する必要があるが、開度制御弁に侵入した異物が、この小さいクリアランスに挟まり、弁体の動作が阻害される恐れがある。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、低圧脈動が発生しやすい運転領域において、吸入通路を絞って低圧脈動を低減することが可能な吸入絞り弁を設けた圧縮機において、低圧脈動が発生しない運転領域において吸入通路が絞られて性能低下を招くことがない吸入絞り弁を提供することを主たる課題としている。
また本発明は、吸入絞り弁に導かれる圧力の内部漏れによる性能低下を抑えることも課題としている。
さらに本発明は、吸入絞り弁の弁体と弁体が挿入される弁孔とのクリアランスに異物が挟まり、弁体の動作が阻害されることを防ぐことをも目的としている。
上記課題を達成するために、本発明に係る圧縮機は、ハウジングに回転可能に軸支された駆動軸と、前記駆動軸の回転によって軸方向に往復動する複数のピストンと、前記複数のピストンが摺動する複数のシリンダボアが形成され、前記ピストンとともに圧縮機構を構成するシリンダブロックと、前記シリンダブロックの端部に設けられ、吸入弁により開閉される吸入孔を介して前記圧縮機構に吸入される作動流体を吸入口から流入する吸入室と、前記圧縮機構により圧縮された作動流体を吐出弁により開閉される吐出孔を介して吐出する吐出領域と、を有する圧縮機において、前記吸入口から吸入した冷媒を前記吸入室に導く吸入通路と、前記吸入通路の途中に設けられ、この吸入通路を流れる冷媒の向きにほぼ直交する方向へ動くことにより前記吸入通路を通過する冷媒の通路面積を調節する吸入絞り弁と、前記吸入絞り弁の一端側に前記吐出領域に吐出された作動流体を導き、前記吸入絞り弁の他端側に前記吸入室に流入する作動流体を導くと共に前記吸入絞り弁を前記一端側に向けて付勢するバネを設け、前記吸入絞り弁の一端側に作用する高圧の作動流体により、前記吸入絞り弁を前記吸入通路の通路面積を大きくする方向へ付勢し、前記吸入絞り弁の他端側に作用する低圧の作動流体及びバネ力により、前記吸入絞り弁を前記吸入通路の通路面積を小さくする方向へ付勢するようにしたことを特徴としている。
したがって、吸入絞り弁が吸入通路と直交するように設けられているので、バネ力に起因して吸入通路が絞られることがなく、また、吸入ガスが吸入絞り弁に衝突して流れの方向を変えられることがなく、スムーズな吸入ガスの流れが確保される。これにより、吸入脈動が発生せず、吸入通路を絞る必要がない中〜高負荷条件において、吸入絞り弁の存在によって性能が阻害されることがない。
また、高圧領域の圧力と吸入領域の圧力差に基づいて吸入通路の通路面積を調節するようにしたので、低圧脈動が発生せず吸入通路を絞る必要がない高負荷時に吸入通路を絞って性能を損なってしまう不都合がなくなり、各負荷条件に対応して冷房能力の確保と脈動低減を両立させることが可能となる。
上述した吸入絞り弁の構成例としては、前記シリンダブロックの端部にバルブプレートを介して組み付けられたシリンダヘッドに設けられるものであり、前記シリンダヘッドに形成された細孔部に摺動可能に収容される細径部と、前記細孔部に続いて形成されると共に前記吸入通路と交差する太孔部に摺動可能に収容される太径部と、前記太径部の前記細径部側の端部に設けられ、前記太径部による前記吸入通路の全閉を回避するストッパ部と、前記細径部と前記ストッパ部との間に設けられ、前記細径部より径が小さい逃げ部とを有して構成される弁体を有し、前記細径部の先端に前記オイルを供給し、前記大径部の背面に前記吸入室に流入する作動流体を供給する構成が有用である。
このような構成によれば、ストッパ部により弁体の動きが制約されて、弁体が最小開度位置にあっても吸入通路を全閉することがなく、また、細径部と細孔部との嵌合長を短くして異物が進入した場合でも通り抜けて低圧側に排出させやすくすることができ、また、弁体が最大開度位置にあるときには、逃げ部を吸入通路に臨ませることで吸入通路の通路面積を狭めることがなく、また、吸入抵抗となることを抑えることが可能となる。
また、前記圧縮機構により圧縮された作動流体からオイルを分離するオイル分離器を吐出領域に設け、このオイル分離器で分離した高圧オイルを吸入絞り弁の一端に導くようにしてもよい。このような構成によれば、吸入絞り弁の弁体と弁体が挿入される孔とのクリアランスがオイルによりシールされることとなり、弁体の一端側から低圧領域側にガスが漏れることを防ぐことが可能となる。
また、オイル分離器で分離されたオイルを吸入絞り弁の一端側に導く通路上にフィルタを設けるようにするとよい。このような構成によれば、吐出領域から弁体の動作を阻害する異物の侵入を防ぐことが可能となる。
以上述べたように、本発明によれば、吸入絞り弁が吸入通路に直交するように設けられているので、バネ力に起因して吸入通路が絞られることがない。また吸入ガスが吸入閉鎖弁に衝突して流れの方向を変えられることがない。このため、吸入脈動が発生せず、吸入通路を絞る必要がない中〜高負荷条件において、吸入絞り弁の存在によって性能が阻害されることがない。
また、高圧領域と吸入領域との圧力差に基づいて吸入通路の通路面積を調節するようにしたので、各負荷条件に対応して冷房能力の確保と脈動低減の両立を図ることが可能となる。
さらに、吸入絞り弁の一端にオイル分離器で分離した高圧オイルを導くようにしたので、吸入絞り弁の弁体と弁体が挿入される孔とのクリアランスがオイルによりシールされることになる。これにより弁体の一端側から低圧領域側にガスが漏れることを防ぐことを抑えることができる。
また、吸入絞り弁の一端側にオイルを導く通路上にフィルタを設けて吐出領域から異物の侵入を防ぐようにしたので、吸入絞り弁のクリアランスを小さく設定した場合であっても吸入絞り弁と弁が挿入される孔との間に異物が挟まって弁が動かなくなる不都合を防ぐことが出来る。
図1は、本発明に係る圧縮機の構成例を示す図であり、(a)はその断面図、(b)は(a)のA−Aから見た図である。 図2は、本発明に係る圧縮機のオイル分離器が設けられている付近を示す図であり、(a)は図1(b)のB−B線で切断した断面図、(b)は(a)のC−C線から見た図である。 図3は、図1(b)のD−D線で切断した断面図であり、(a)は高負荷時の状態を示す図であり、(b)は低負荷時の状態を示す図である。 図4は、吸入絞り弁を構成する部品を示す図である。 図5は、吸入絞り弁がない圧縮機と、従来の吸入絞り弁を有する圧縮機と、本発明に係る圧縮機とで圧力脈動を比較した特性線図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1において、冷媒を作動流体とする冷凍サイクルに適した可変容量型圧縮機が示されている。この圧縮機は、例えばクラッチレスタイプの斜板型可変容量圧縮機であり、シリンダブロック1と、このシリンダブロック1のリア側にバルブプレート2を介して組み付けられたシリンダヘッド3と、シリンダブロック1のフロント側を覆うように組付けられ、シリンダブロック1のフロント側でクランク室4を画成するフロントハウジング5とを有して構成されている。これらフロントハウジング5、シリンダブロック1、バルブプレート2、及び、シリンダヘッド3は、図示しない締結ボルトにより軸方向に締結されてハウジング6を構成している。
クランク室4に配される駆動軸7は、フロントハウジング5及びシリンダブロック1にベアリング8,9を介して回転自在に保持されており、この駆動軸7は、図示しない走行用エンジンとベルト及びプーリを介して接続され、走行用エンジンの動力が伝達されて回転するようになっている。
シリンダブロック1には、前記ベアリング9が収容される凹部11と、この凹部11を中心とする円周上に等間隔に配された複数のシリンダボア12とが形成されており、それぞれのシリンダボア12には、片頭ピストン13が往復摺動可能に挿入されている。
前記駆動軸7には、クランク室4内において、該駆動軸7と一体に回転するスラストフランジ14が固定されている。このスラストフランジ14は、駆動軸7に対して略垂直に形成されたフロントハウジング5の内壁面にスラスト軸受15を介して回転自在に支持されている。そして、このスラストフランジ14には、リンク部材20を介して斜板21が連結されている。
斜板21は、駆動軸7上に設けられたヒンジボール22を介して傾動可能に保持され、スラストフランジ14の回転に同期して一体に回転するようになっている。そして、斜板21の周縁部分には、前後に設けられた一対のシュー23を介して片頭ピストン13の係合部13aが係留されている。
したがって、駆動軸7が回転すると、これに伴って斜板21が回転し、この斜板21の回転運動がシュー23を介して片頭ピストン13の往復直線運動に変換され、シリンダボア12内において片頭ピストン13とバルブプレート2との間に形成される圧縮室25の容積を変化するようにしている。
前記バルブプレート2には、それぞれのシリンダボア12に対応して吸入孔31及び吐出孔32が形成され、また、シリンダヘッド3には、圧縮室25に供給する作動流体を収容する吸入室33と、圧縮室25から吐出した作動流体を収容する吐出室34とが画設されている。この例において、吸入室33は、シリンダヘッド3の中央部分に形成され、吐出室34は吸入室33の周囲に円環状に形成されている。
吸入室33は、円環状の吐出室34を貫通するように径方向に延設された吸入通路36を介して外部冷媒回路の低圧側(蒸発器の出口側)に接続される吸入口35と連通し、吐出室34は、外部冷媒回路の高圧側(放熱器の入口側)に接続される図示しない吐出口と連通している。また、吸入室33は、吸入弁37によって開閉される前記吸入孔31を介して圧縮室25に連通可能となっており、吐出室34は、吐出弁38によって開閉される前記吐出孔32を介して圧縮室25に連通可能となっている。
この圧縮機の吐出容量は、ピストン13のストロークによって決定され、このストロークは、駆動軸7と垂直な面に対する斜板21の傾斜角度によって決定される。即ち、ピストン13の前面にかかる圧力、即ち圧縮室25の圧力(シリンダボア内の圧力)と、ピストン13の背面にかかる圧力、即ちクランク室4の圧力(クランク室圧)との差圧、及び、ピストンストロークを小さくする方向及びピストンストロークを大きくする方向にヒンジボール22を付勢するスプリング28、29の付勢力とがバランスするところで斜板21の傾きが決定され、これによりピストンストロークが決定されて吐出容量が決定されるようになっている。
尚、シリンダヘッド3には、吐出室34とクランク室4とを連通する図示しない給気通路が形成され、この給気通路の連通状態が圧力制御弁40により可変制御されている。また、クランク室4に流入した作動流体を吸入室33に逃がすための抽気通路が、シャフトに形成された連通路41及びこれに連通するバルブプレート2に設けられたオリフィス孔42により形成されている。このため、給気通路の途中に設けられた圧力制御弁40により、クランク室4に供給する作動流体の量が調整されてクランク室4の圧力が制御され、ピストンストローク、即ち、吐出容量が調節されるようになっている。
したがって、駆動軸7が回転すると斜板21が所定の傾斜を有して回転するので、斜板21の縁部は駆動軸7の軸方向に所定の幅で揺動することとなる。これにより、斜板21の縁部に保持されたピストン13は、駆動軸7の軸方向に所定のストロークで往復動し、シリンダボア12内に画成された圧縮室25の容積を変化させ、吸入行程時においては、吸入弁37によって開閉される吸入孔31を介して吸入室33から圧縮室25に冷媒を吸引し、圧縮行程時においては、吐出弁38によって開閉される吐出孔32を介して圧縮された冷媒を圧縮室25から吐出室34に吐出するようにしている。
また、シリンダヘッド3のリア側端部には、図2に示されるように、吐出室34に吐出した作動流体に混在しているオイルを分離するオイル分離器43が設けられている。このオイル分離器43は、シリンダヘッド3のリア側上方端面に、第1のプレート44、第2のプレート45、及びカバー部材46を積層して構成されているもので、第2のプレート45に円筒状の分離空間47を設け、この分離空間47に突出するように分離パイプ48の一端側を第1のプレート44に圧入固定し、分離パイプ48の他端側を分離空間47と中心をほぼ一致させて配置させている。
前記吐出室34は、シリンダヘッド3に形成された通孔49及び第1のプレート44に形成された通孔50によって形成される導入路51と、この導入路51に臨み、第2のプレート45のフロント側端面に形成された通路溝52を介して分離空間47に連通している。
通路溝52は、分離空間47の接線方向に向けられて形成されており、この通路溝52を通って分離空間47に導入された冷媒ガスは、自身の勢いによって分離パイプ48の周囲を旋回するようになっている。この遠心分離作用によってオイルが分離された冷媒ガスはこの分離空間47の中心に配置された分離パイプ48を通ってシリンダヘッド3に設けられた副室53に導かれる。
そして、副室53に導かれたガスは、さらに吐出通路54を通ってシリンダヘッド3のフロント側に導かれ、バルブプレート2の通孔を介して、シリンダブロック1の上部に設けられたマフラ室に導かれ、吐出口より、外部冷媒回路へ吐出される(図示せず)。したがって、このオイル分離器43によるオイル分離器能により、熱交換の妨げとなるオイルの冷媒回路循環が抑えられる。
また、分離空間47で分離されたオイルは、第2のプレート45のリア側端面に設けられた溝55を通って、シリンダヘッド3のリア側端面、第1のプレート44、第2のプレート45によって画成されたオイル溜まり室56に導かれる。オイル溜まり室56の下部には、排出孔57が設けられており、この排出孔57は吸入室33に連通している。排出孔57の入り口部にはオリフィス58が設けられ、オイル溜まり室56に溜められた高圧オイルは、このオリフィス58により減圧されて吸入室33に戻される。
このような圧縮機において、吸入口35の下流側、即ち、吸入口35と吸入室33とを連通する吸入通路36の途中には、図3に示されるように、この吸入通路36と直交するように吸入絞り弁60が設けられる。
この吸入絞り弁60は、図4にも示されるように、作動圧を感受するための細径部61aと、吸入通路36の面積を絞るための太径部61bと、太径部61bの細径部側に一体に設けられたストッパ部61cと、細径部61aとストッパ部61cとを連結する逃げ部61dとを有する弁体61を備え、シリンダヘッド3に設けられた細孔部62aとこれに続いて形成されると共に吸入通路と交差する太孔部62bとに、それぞれ弁体61の細径部61aと太径部61bを摺動可能に収容させている(細径部61aと細孔部62aとのクリアランスは約15μm、太径部61bと太孔部62bとのクリアランスは約30μmに設定されている)。ストッパ部61cは、太径部61bの細径部側には太径部61bより細く(径が小さく)、且つ、細径部61aより太く(径が大きく)形成され、また、逃げ部61dは、細径部61aよりも細く(径が小さく)形成されている。
この例においては、吸入通路26の径がφ=17となっており、吸入絞り弁60の太径部61bはφ=18として、吸入通路の径より大きく設定されている。太径部61bの径の方が吸入通路径より太いために、太径部61bが完全に吸入通路26を覆ってしまうと、完全に吸入通路26を塞いでしまうことになるが、ストッパ部61cの径が細孔部62aの径より大きいため、弁体61の動きが制約されて、弁体61が最小開度位置(図3(b)に示すストッパ部61cが細孔部62aの開口周縁に当接する位置)にあっても吸入通路26を完全に塞がないようになっている。
これにより、細径部61aと細孔部62aの嵌合長を短くすることができ、万が一異物がこの微小クリアランスに侵入した場合であっても、短い嵌合長を通り抜けさせて低圧側に排出しやすくなっている。
また弁体61が最大開度位置にあるとき(図3(a)に示す大径部61bの開口端がキャップ64に当接する位置にあるとき)は、逃げ部61dが吸入通路26上に位置することになり、吸入通路面積を狭めることになるが、この逃げ部61dが細径部61aよりさらに細く形成されているために、弁体61が最大開度位置にあるときに通路面積が狭められて吸入抵抗となることを十分に抑制できるようになっている。
また嵌合長が短いと細径部61aの一端に作用する高圧のシール長さは短くなるが、そもそも、弁体61が最大開度位置にあるときは、細径部61aはほとんど細孔部62aと嵌合しておらず、高低圧のシールには寄与していない。弁が最小開度位置にあるときは、弁体61の一端に作用する圧力が相対的に低いので漏れはさらに小さくなる。このように、逃げ部61dを設けることによって、細径部61aの漏れに対する影響を実質的に与えずに、吸入通路26の通路抵抗の低減、細径部嵌合部の異物排出性を向上することが可能となる。
ちなみにR134aを冷媒に用いる自動車用空調装置用空調装置においては、圧縮機の吸入通路面積はφ15以上確保できれば実用上性能への影響はほぼないため、本実施例においては、この逃げ部61dによって通路面積が狭められる分を考慮して吸入通路26の面積を184mm2(φ15.3相当)としている。
また、吸入絞り弁60の他端側には、この弁体61を最小開度位置方向に付勢するバネ63が設けられている。このバネ63は、一端側が太径部61bの内側に内装され、他端側はキャップ64により支承されている。
キャップ64と太孔部62bとの間には、太孔部62bよりもわずかに孔径の大きな空間65が設けられている。吸入室33と空間65は小穴66により連絡しており、弁体61の他端側である太径部61bに速やかに吸入室圧力が導かれるようになっている。
キャップ64の外周とシリンダヘッド3との間にはOリング67が設けられるとともに、反バネ側端面はスナップリング68で止められ、これらの吸入絞り弁関連の部品はシリンダヘッド3の中に内装されている。
オイル溜まり室56の下部には、吸入絞り弁60の一端に高圧のオイルを導く導油孔70が設けられている。この導油孔70の位置は、便宜上、前記排出孔57と同一面に示されているが、導油孔70の方が僅かに下方に設けられており、仮にオイル溜まり室56のオイルが排出孔57よりほとんど吸入室33に排出されてしまうような条件であったとしても、導油孔70の位置の方が下方に位置しているため、絶えずオイルが確保されるようになっている。
また、導油孔70の入り口にはフィルタ71が設けられており、吸入絞り弁60に導かれるオイルから異物が除去されるようになっている。
以上の構成において、吸入絞り弁60が吸入通路36と直交するように設けられているので、吸入ガスが吸入絞り弁60に衝突して流れの方向を変えられることがなく、スムーズな吸入ガスの流れを確保することが可能となる。
また、上述のようにこの吸入絞り弁60の一端側である細径部61aには吐出圧力(オイル分離器43で分離された高圧オイル)が作用し、他端側である太径部61bには吸入室圧力が作用しているが、この太径部61bの他端側の反対側の面(すなわち吸入通路側)にも吸入圧力が作用しており、結局、この吸入絞り弁60に作用する圧力による力は、
(細径部の面積)*(吐出圧力−吸入圧力)
となる。よって、この吸入絞り弁60の作動は、上記の圧力による力とバランスするようにバネ63を適宜設定することで、所望の作動を得られることとなる。
筆者らが研究した成果によると、可変容量圧縮機を種々の熱負荷条件で運転したところ、吐出圧と吸入室の圧力差が0.6MPa以下となる条件においては、吸入脈動が観測され、同圧力差が1.0MPa以上の条件のときは、吸入脈動が発生しないことがわかった。
これらの知見を基に、Pd−Ps>1.0MPaの時、吸入絞り弁が全開度位置となり(吸入通路面積:184mm2前述の通り、吸入通路径の面積より吸入絞り弁逃げ部の投影面積を引いたもの)、Pd−Ps=0.6〜1.0MPaの区間は、当該圧力差の縮小に伴い徐々に通路面積が少なくなるようにし、Pd−Ps<=0.6MPaの時は、弁が最小開度位置となるようにした。これにより得られた吸入脈動の対比結果を図5に示す。この結果から判るように、本発明に係る吸入絞り弁60を用いた場合には、特に、低圧脈動が発生しやすい低回転領域(低負荷領域)においても効果的に脈動低減を図ることができ、各負荷条件に対応して冷房能力の確保と脈動低減を両立することができている。
また、上述の構成においては、吸入絞り弁60の一端側である細径部61aの端面に、オイル溜まり室56から導入された高圧油が作用しているが、細径部61aの径が吸入通路36に対して十分細いため、細径部61aの周長が短く、高低圧間の漏れとなりうる面積が小さい。また、吸入絞り弁60の一端側に導入されるのが、ガスでなくオイルであるため、油膜によるシール効果が得られ、細径部61aと細孔部62aとのクリアランスにばらつきがあっても漏れを圧倒的に少なくすることが可能となる。
尚、上述の実施例においては、オイル分離器43で分離されたオイルをオリフィス58を介して吸入室33に戻すようにしたが、この構成に代えて、オイルを圧力制御弁40の吐出圧導入孔に導いてもよい。この構造によれば、分離されたオイルが圧力制御弁40を介してクランク室4に導かれるため、圧縮機の摺動箇所に潤沢なオイルを供給することが可能となる。また、上述の実施例と異なり高圧領域から低圧領域(クランク室、吸入室)へのガスの供給が1系統となり、冷凍能力に寄与しない圧縮機内の冷媒の循環量を少なくすることが可能となる。
また、上述の実施形態では、給気通路の途中に設けた圧力制御弁40によりクランク室4に供給する作動流体の量のみを制御するいわゆる入口制御方式を示したが、給気通路と抽気通路双方の開度を圧力制御弁により制御するいわゆる出入り口制御方式を採用しても良い。
さらに、上述の実施形態においては、オイル分離器43で分離したオイルを吸入絞り弁60の一端側に導く構成例を示したが、オイル分離器43を設けず、吐出領域の作動流体(オイルが混合されているガス)をそのまま吸入絞り弁60の一端側に導くようにしても、同様の作用効果を得ることが可能である。
1 シリンダブロック
2 バルブプレート
3 シリンダヘッド
5 フロントハウジング
6 ハウジング
12 シリンダボア
13 ピストン
31 吸入孔
32 吐出孔
33 吸入室
34 吐出室
35 吸入口
36 吸入通路
37 吸入弁
38 吐出弁
43 オイル分離器
60 吸入絞り弁
61a 細径部
61b 太径部
61c ストッパ部
61d 逃げ部
62a 細孔部
62b 太孔部
63 バネ
70 導油孔
71 フィルタ

Claims (4)

  1. ハウジングに回転可能に軸支された駆動軸と、
    前記駆動軸の回転によって軸方向に往復動する複数のピストンと、
    前記複数のピストンが摺動する複数のシリンダボアが形成され、前記ピストンとともに圧縮機構を構成するシリンダブロックと、
    前記シリンダブロックの端部に設けられ、吸入弁により開閉される吸入孔を介して前記圧縮機構に吸入される作動流体を吸入口から流入する吸入室と、
    前記圧縮機構により圧縮された作動流体が吐出弁により開閉される吐出孔を介して吐出される吐出領域と、
    を有する圧縮機において、
    前記吸入口から吸入した冷媒を前記吸入室に導く吸入通路と、
    前記吸入通路の途中に設けられ、この吸入通路を流れる冷媒の向きにほぼ直交する方向へ動くことにより前記吸入通路を通過する冷媒の通路面積を調節する吸入絞り弁と、
    前記吸入絞り弁の一端側に前記吐出領域に吐出された作動流体を導き、前記吸入絞り弁の他端側に前記吸入室に流入する作動流体を導くと共に前記吸入絞り弁を前記一端側に向けて付勢するバネを設け、
    前記吸入絞り弁の一端側に作用する作動流体により、前記吸入絞り弁を前記吸入通路の通路面積を大きくする方向へ付勢し、前記吸入絞り弁の他端側に作用する作動流体及びバネ力により、前記吸入絞り弁を前記吸入通路の通路面積を小さくする方向へ付勢するようにしたことを特徴とする圧縮機。
  2. 前記吸入絞り弁は、前記シリンダブロックの端部にバルブプレートを介して組み付けられたシリンダヘッドに設けられ、
    前記シリンダヘッドに形成された細孔部に摺動可能に収容される細径部と、前記細孔部に続いて形成されると共に前記吸入通路と交差する太孔部に摺動可能に収容される太径部と、前記太径部の前記細径部側の端部に設けられ、前記太径部による前記吸入通路の全閉を回避するストッパ部と、前記細径部と前記ストッパ部との間に設けられ、前記細径部より径が小さい逃げ部とを有して構成される弁体を有し、前記細径部の先端に前記吐出領域に吐出される作動流体を供給し、前記大径部の背面に前記吸入室に流入する作動流体を供給することを特徴とする請求項1記載の圧縮機。
  3. 前記吐出領域に設けられ、前記圧縮機構により圧縮された作動流体からオイルを分離するオイル分離器を有する圧縮機であって、
    前記吸入絞り弁の一端側に導く前記作動流体は、前記オイル分離器で分離されたオイルであることを特徴とする請求項1又は2記載の圧縮機。
  4. 前記オイル分離器で分離されたオイルを前記吸入絞り弁の一端側に導く通路上にフィルタを設けたことを特徴とする請求項3記載の圧縮機。
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