JP2011144167A - 血糖値降下剤及び血糖値降下飲食品組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のN末端から3残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチドを含有する、ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)阻害剤及び血糖降下剤並びに該ペプチドを用いた食品の製造方法。
【選択図】図1
Description
[1] Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のN末端から3残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチドを有効成分として含有する、ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)阻害剤。
一態様では、このDPP4阻害剤に含まれる前記ペプチドは、配列番号1のN末端から4残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチドであることがより好ましい。
一態様では、このDPP4阻害剤に含まれる前記ペプチドは、配列番号1のN末端から5残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチドであることがさらに好ましい。
一態様では、このDPP4阻害剤に含まれる前記ペプチドは、配列番号1のアミノ酸配列を含むペプチドであることが特に好ましい。
一態様ではまた、このDPP4阻害剤に含まれる前記ペプチドは、Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のアミノ酸配列からなるペプチドであることが特に好ましい。
[2] Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のN末端から3残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチドを含有するβ−ラクトグロブリン加水分解物を有効成分として含有する、DPP4阻害剤。
[3] [1]又は[2]のDPP4阻害剤を含む、血糖値降下剤。
[4] Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のN末端から3残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチド又は該ペプチドを含有するβ−ラクトグロブリン加水分解物を、前記ペプチドの含量が添加後の全体量に対して0.01重量%以上となる量で、飲食品組成物に添加することを含む、飲食品組成物の製造方法。
この方法の一態様では、飲食品組成物は発酵乳飲食品である。またこの方法は、DPP4阻害用又は血糖値降下用の飲食品組成物を製造するためのものであり得る。
[5] Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のN末端から3残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチド又は該ペプチドを含有するβ−ラクトグロブリン加水分解物を、前記ペプチドの含量が添加後の全体量に対して0.01重量%以上となる量で含む、食品組成物。
この飲食品組成物の一態様は、発酵乳飲食品である。
[6] Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のN末端から3残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチド又は該ペプチドを含有するβ−ラクトグロブリン加水分解物、及び製剤補助剤からなる、DPP4阻害用又は血糖値降下用食品組成物。
[7] [1]又は[2]のDPP4阻害剤を非ヒト哺乳動物に投与することを含む、DPP4活性を阻害する方法。
[8] [1]又は[2]DPP4阻害剤又は[3]の血糖値降下剤を高血糖症の非ヒト哺乳動物に投与することを含む、血糖値を降下させる方法。
原料となるβ−ラクトグロブリン(β−LG)としては、ウシβ−LGであるBioPUREβ−LG(JE−003−3−922、DAVISCO社製)を用いた。またトリプシンはウシ膵臓製WAP7991(和光純薬製、200−13953、CAS No. 9002-07-7)を用いた。
まずBioPUREβ−LGを50mL容のファルコンチューブに1g量り入れた。ついで、0.1M Tris−HCl(pH8.0)緩衝液20mLを加え溶解した。これにトリプシン10mgを加え37℃で24時間インキュベートした。その後、外温約90℃で5分間加熱することで、トリプシンを失活させる。得られた溶液を凍結させ凍結乾燥を行った。
得られたβ−LGトリプシン分解物(以下、β−LG分解物とも称する)の凍結乾燥物を溶解し、以下の条件で分画を行った。
Column:XBride BEH130 PREP C18 5μm 10×150mm(waters)
溶出液A:0.1%TFA
溶出液B:0.1%TFA,90%アセトニトリル
グラジエント:以下の表の条件で変化させた。
Column:XBride BEH130 PREP C18 5μm 10×150mm(waters)
溶出液A:0.1%TFA
溶出液B:0.1%TFA,90%アセトニトリル
グラジエント:以下の表の条件で変化させた。
実施例1で得られたVAGTWYまたはβ−LG分解物について、下記の方法でDPP4阻害作用の評価を行った。
[1.試薬]
<酵素反応用の緩衝液>
・1M塩酸:塩酸(和光純薬製、特級、Lot.PKF5785)9mLに水を加えて100mLとした。
・0.1M Tris−HCl(pH8.0)緩衝液:トリスヒドロキシアミノメタン(FW121.12,和光純薬製、特級、Lot.CEF1897)を用いて0.1Mトリス溶液を調製し、1M塩酸でpH8.0とした。
・1mM p−ニトロアニリン溶液:p−ニトロアニリン(FW138.12,和光純薬製、特級、Lot.ALG0092)1.38mgを0.1M Tris−HCl(pH8.0)緩衝液10mLで溶解した。
・1mM Gly−Pro−pNA溶液:Gly−Pro−pNA(FW328.75,シグマ社製)3.28mgを0.1M Tris−HCl(pH8.0)緩衝液10mLで溶解した。
・人血清:液状コントロール血清1ワコー(和光純薬製)を用いた。
・合成ペプチド(配列:VAGTWY):0.1M Tris−HCl(pH8.0)緩衝液中に溶解して調製した。
・β−LG分解物(実施例1で調製したもの):0.1M Tris−HCl(pH8.0)緩衝液中に溶解して調製した。
<p−NA検量線の作成>
1mM p−ニトロアニリン溶液10、20、30、40、50μLをウェルに入れ、0.1M Tris−HCl(pH8.0)にて全量を100μLとした。さらに1mM Gly−Pro−pNA溶液100μLを各ウェルに加えた。各ウェルについて、マイクロプレートリーダーにて405nmの吸光度を測定した。この値によりp−NAの検量線を作成した。
(1.試験液の調製:人血清中のDPP4活性測定用)
人血清50μLをウェルに入れ、0.1M Tris−HCl(pH8.0)緩衝液50μLを加えて全量を100μLとした。さらに1mM Gly−Pro−pNA溶液100μLを各ウェルに加えた。このウェルを阻害率0%の対照として用いた。また、1mM Gly−Pro−pNA溶液の代わりに0.1M Tris−HCl(pH8.0)100μLを加えたブランクを調製したウェルも設けた。
試料溶液50μL(濃度は任意に調整)をウェルに入れ、人血清50μLを各ウェルに加えて全量を100μLとした。さらに1mM Gly−Pro−pNA溶液100μLを各ウェルに加えた。このとき各ウェルの試料濃度は、合成ペプチド(配列:VAGTWY)は10、50、250、1250μM、β−LG分解物(実施例1で調製したもの)は11.12、55.6、278μMであった。
試料溶液に人血清とGly−Pro−pNA溶液を加えた後、37℃でこの試料を30分間インキュベートして酵素反応させた。
酵素反応後すみやかに、各ウェルについて405nmの吸光度を測定した。この測定値に基づき、p−NAについて上記のように作成した検量線を用いて、試験において遊離したp−NA量を算出した。得られたp−NA量からDPP4阻害活性を評価した。具体的には、人血清とGly−Pro−pNAのみで酵素反応させたウェルの値[A]、ブランクのウェルの吸光度[B]、人血清、Gly−Pro−pNAおよび試料で酵素反応させたウェルの値[C]を次式に当てはめてDPP4抑制率(%)を算出した。さらに、各試料の濃度とDPP4抑制率の関係から、各試料のIC50値を算出した。
得られた結果を図1にグラフとして示す。なお本試験に使用した試料には前記実施例1で得られたペプチドVAGTWYとβ−LG分解物とを用いた。また、グラフ中の印の黒三角はペプチドVAGTWY、黒四角はβ−LG分解物の結果を示す。
STZ糖尿病マウス(ストレプトゾトシン誘発糖尿病マウス)を用いてペプチドVAGTWYの血糖降下作用について調べた。
6週齢の雄性ddy系マウスを1週間訓化飼育し、体重測定の後にストレプトゾトシン(Sigma社)を尾静脈より40mg/kgの用量で投与した。ストレプトゾトシン投与から2日後に、摂食時の血糖値を測定し、血糖値が150〜250mg/dlのマウスを選抜した。このようにして糖尿病の発症を確認できたマウス(全4群、各群10匹)を1晩絶食し、後述の試験に用いた。
前記STZ糖尿病マウスに、実施例1で得られたβ−LG分解物(ペプチド化合物VAGTWYを含む)100、300、1000mgを実施例2に記載の0.1M Tris−HCl(pH8.0)緩衝液に溶解し、投与容量10mL/kgで経口投与を行った。β−LG分解物を100、300、1000mg投与した群を、以降、それぞれ100mg/kg投与群、300mg/kg投与群、1,000mg/kg投与群とする。また、対照(Control)群には、前記0.1M Tris−HCl(pH8.0)緩衝液を10mL/kg投与した。β−LG分解物又は0.1M Tris−HCl(pH8.0)緩衝液(対照)を投与後すみやかに、スターチ2g/kgを10mL/kgの容量で経口投与した。スターチの投与後30分、60分、90分及び120分に採血を行い、各時点における血糖値を測定した。
得られた結果を図2に示す。図2において、値は全て平均値±標準誤差で示した(n=10)。β−LG分解物(ペプチドVAGTWYを含む)1,000mg/kg投与群では、*印で示すように、対照群に比較して危険率5%で有意差が認められた。さらに300mg/kg投与群では、(*)印で示すように、対照群に比較して危険率10%で血糖値低下傾向が認められた。このように、本発明のペプチドVAGTWYを含むβ−LG分解物は有意に血糖値降下作用を示すことが示された。
VAGTWY由来の部分ペプチド(3残基長:VAG、AGT、GTW、TWY、4残基長:VAGT、AGTW、GTWY)について、実施例2と同様の方法に従ってジペプチジルペプチダーゼ4阻害活性を評価した。
それぞれのペプチド(VAG、AGT、GTW、TWY、VAGT、AGTW、GTWY)は、ベックス社への委託合成により入手した。ペプチドIPI(Ile−Pro−Ile、Sigma-Aldrich社)は、Pascal Rigoletらの報告(FEBS Journal, 272,pp.2050-2059(2005))に記載されたジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)阻害活性ペプチドであり、陽性対照として使用した。
実施例2と同様の方法によりin vitroでヒト型ジペプチジルペプチダーゼ4阻害作用を評価した。
結果を表3に示す。VAG及びVAGTのIC50値がそれぞれ1136μM、484μMであることが示された。他のペプチドではp−NA測定値が減少せず、IC50値の測定が不能であった(表3中、n.d.として表記した)。すなわち、N末端を有しない部分ペプチドはDPP4阻害活性を示さなかった。
Claims (15)
- Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のN末端から3残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチドを有効成分として含有する、ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)阻害剤。
- 前記ペプチドが配列番号1のN末端から4残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチドである、請求項1に記載のDPP4阻害剤。
- 前記ペプチドが配列番号1のN末端から5残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチドである、請求項1又は2に記載のDPP4阻害剤。
- 前記ペプチドが配列番号1のアミノ酸配列を含むペプチドである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のDPP4阻害剤。
- Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のアミノ酸配列からなるペプチドを有効成分として含有する、ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)阻害剤。
- Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のN末端から3残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチドを含有するβ−ラクトグロブリン加水分解物を有効成分として含有する、DPP4阻害剤。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のDPP4阻害剤を含有する、血糖値降下剤。
- Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のN末端から3残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチド又は該ペプチドを含有するβ−ラクトグロブリン加水分解物を、前記ペプチドの含量が添加後の全体量に対して0.01重量%以上となる量で、飲食品組成物に添加することを含む、飲食品組成物の製造方法。
- 飲食品組成物が発酵乳飲食品である、請求項8に記載の方法。
- 飲食品組成物がDPP4阻害用又は血糖値降下用のものである、請求項8又は9に記載の方法。
- Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のN末端から3残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチド又は該ペプチドを含有するβ−ラクトグロブリン加水分解物を、前記ペプチドの含量が添加後の全体量に対して0.01重量%以上となる量で含む、食品組成物。
- 飲食品組成物が発酵乳飲食品である、請求項11に記載の食品組成物。
- Val−Ala−Gly−Thr−Trp−Tyr(配列番号1)のN末端から3残基以上の連続したアミノ酸配列を含むペプチド又は該ペプチドを含有するβ−ラクトグロブリン加水分解物、及び製剤補助剤からなる、DPP4阻害用又は血糖値降下用食品組成物。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のDPP4阻害剤を非ヒト哺乳動物に投与することを含む、DPP4活性を阻害する方法。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のDPP4阻害剤又は請求項7に記載の血糖値降下剤を高血糖症の非ヒト哺乳動物に投与することを含む、血糖値を降下させる方法。
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