JP2011144017A - リクレーマ - Google Patents

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Abstract

【課題】ブリッジフレームがキャリッジフレームを安定して支持することができるリクレーマを提供する。
【解決手段】積山の幅方向に延びるブリッジフレーム10と、積山を掻き崩すための掻き崩し具30R,30Lと、積山から崩されたバラ物を、回転動作によって掬い取るバケットホイール40R,40Lと、バケットホイール40R,40Lを支持し、ブリッジフレーム10に沿って移動可能であるキャリッジフレーム20を有する。キャリッジフレーム20は、ブリッジフレーム10よりも下方に位置し、バケットホイール40R,40Lを回転可能に支持するキャリッジ本体21と、キャリッジ本体21から略垂直上方に延びてブリッジフレーム10を挟む位置に配置され、先端部がブリッジフレーム10の上面によって支持される複数のアーム22R,22Lと、各アーム22R,22Lの先端部に設けられ、ブリッジフレーム10の上面に沿って移動可能な車輪を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヤードに貯蔵されたバラ物(鉱石や石炭など)の積山から、バラ物を払い出すために用いられるリクレーマに関するものである。
従来のリクレーマにおける一部の構造について、図8を用いて説明する。図8において、バケットホイール100は、キャリッジフレーム101に対して回転可能に支持されており、回転動作によってバラ物を掬い取ることができる。ここで、バケットホイール100は、キャリッジフレーム101に取り付けられた3つのサイドガイドローラ102によって支持されている。
キャリッジフレーム101は、ブリッジフレーム103によって支持されており、ブリッジフレーム103は、キャリッジフレーム101の移動方向(図8の紙面と直交する方向)に延びている。キャリッジフレーム101には、3つのサイド車輪104と1つの横行車輪105とが設けられており、車輪104,105が回転することにより、キャリッジフレーム101は、ブリッジフレーム103に沿って移動する。
ここで、サイド車輪104の回転軸は、図8の上下方向に延びており、横行車輪105の回転軸は、図8の左右方向に延びている。ブリッジフレーム103は、車輪104,105と接触する位置において、キャリッジフレーム101(バケットホイール100を含む)を支持している。
図8に示す構造では、リクレーマを長期間使用し続けることにより、キャリッジフレーム101のうち、A1,A2で示す部分に過度の荷重がかかることがある。具体的には、ブリッジフレーム103によって支持されるキャリッジフレーム101は、バケットホイール100を支持しているため、ブリッジフレーム103は、キャリッジフレーム101およびバケットホイール100の重量による荷重を受けることになる。ここで、バケットホイール100は、ブリッジフレーム103に対して図8の右側に位置しているため、部分A1,A2に対して、荷重がかかりやすくなっている。
また、バケットホイール100には、水分等の影響によってバラ物が付着して成長することがあり、この場合には、バラ物が付着した分だけ、バケットホイール100の重量は増加し、ブリッジフレーム103に作用する荷重も増加することになる。また、バケットホイール100が回転しているときに、バケットホイール100に付着したバラ物が落下すると、バケットホイール100から受ける荷重のバランスが変化することになる。そして、バケットホイール100へのバラ物の付着および落下の現象が繰り返されれば、キャリッジフレーム101の部分A1,A2に対して繰り返し荷重が加わり、キャリッジフレーム101(特に、部分A1,A2)に、亀裂が発生してしまうことがある。
本発明は、バラ物を積み付けた積山からバラ物を払い出すためのリクレーマであって、積山の幅方向に延びるブリッジフレームと、積山を掻き崩すための掻き崩し具と、掻き崩し具によって積山から崩されたバラ物を、回転動作によって掬い取るバケットホイールと、バケットホイールを支持し、ブリッジフレームに沿って移動可能であるキャリッジフレームと、を有している。そして、キャリッジフレームは、ブリッジフレームよりも下方に位置し、バケットホイールを回転可能に支持するキャリッジ本体と、キャリッジ本体から略垂直上方に延びてブリッジフレームを挟む位置に配置され、先端部がブリッジフレームの上面によって支持される複数のアームと、各アームの先端部に設けられ、ブリッジフレームの上面に沿って移動可能な車輪と、を有している。
ここで、ブリッジフレームは、長手方向と直交する断面を四角形に形成することができる。また、複数のアームは、ブリッジフレームを挟んで互いに向かい合う位置に配置することができる。さらに、ブリッジフレームの重心は、キャリッジフレームの重心を通る垂直面内に位置させることができる。
ブリッジフレームの下面に対して、ブリッジフレームに沿って延びるラックを設け、キャリッジ本体のうち、ブリッジフレームの下面と対向する領域に対して、ラックと噛み合うピニオンと、ピニオンに連結されてキャリッジフレームの駆動力を発生させるモータとを設けることができる。また、ブリッジフレームの下面から下方に向かって突出し、先端面でラックを支持するフランジと、キャリッジ本体に設けられ、フランジを挟んだ状態でフランジの側面に沿って移動する一対の車輪と、を設けることができる。ここで、ラックおよびピニオンの噛み合い部分を、キャリッジフレームの重心を通る垂直面内に位置させることができる。
本発明によれば、ブリッジフレームを挟む位置に複数のアームを配置し、これらのアームを介して、キャリッジフレームをブリッジフレームに支持させている。これにより、ブリッジフレームは、複数のアームを介して、キャリッジフレームを安定して支持することができる。
本発明の実施例1であるリクレーマの正面図である。 実施例1のリクレーマにおける一部の側面図である。 実施例1において、ブリッジフレームによるキャリッジフレームの支持構造を示す概略図である。 実施例1において、キャリッジフレームの駆動機構を示す概略図である。 実施例1において、キャリッジフレームの駆動機構を示す上面図である。 実施例1において、ブリッジフレームによるキャリッジフレームの支持構造を示す拡大図である。 実施例1の変形例において、ブリッジフレームによるキャリッジフレームの支持構造を示す概略図である。 従来のリクレーマにおける一部の構造を示す概略図である。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例1であるリクレーマについて、図1および図2を用いて説明する。ここで、図1は、本実施例のリクレーマの全体構造を示す正面図であり、図2は、本実施例のリクレーマの一部の構造を示す側面図である。
リクレーマ1は、図1の左右方向に延びるブリッジフレーム10を有しており、ブリッジフレーム10は、走行フレーム70の台座71に固定されたジブによって支持されている。ブリッジフレーム10の内部は、図2に示すように、トラス構造で構成されており、トラス構造を構成するフレームは、図2の紙面と直交する方向に延びている。
走行フレーム70は、一対の軌条90に沿って移動可能となっており、各軌条90は、図1の紙面と直交する方向に延びている。また、リクレーマ1のうち、走行フレーム70とは反対側の端部にも、軌条90が設けられている。これにより、リクレーマ1は、図1の紙面と直交する方向(リクレーマ1の進行方向)に移動することができる。
ブリッジフレーム10は、キャリッジフレーム20を支持しており、キャリッジフレーム20は、ブリッジフレーム10の長手方向(図1の左右方向)に沿って移動可能となっている。ここで、キャリッジフレーム20がブリッジフレーム10に沿って移動することを、横行という。
キャリッジフレーム20は、キャリッジ本体21と、キャリッジ本体21から略垂直(垂直に対して10度以内の範囲)上方向に延びるアーム22R,22Lとを有している。アーム22R,22Lは、図1の左右方向において離れて配置されており、アーム22R,22Lの先端には、支持部221R,221Lが設けられている。また、アーム22Rは、2つ設けられており、図2に示すように、リクレーマ1の進行方向(図2の左右方向)において、ブリッジフレーム10を挟む位置に配置されている。アーム22Lも2つ設けられており、リクレーマ1の進行方向において、ブリッジフレーム10を挟む位置に配置される。
図2および図3に示すように、各支持部221R,221Lには、横行車輪23が回転可能に取り付けられている。横行車輪23は、ブリッジフレーム10の上面に接触しており、ブリッジフレーム10の上面において、ブリッジフレーム10の長手方向(図3の上下方向)に移動(横行)する。
ここで、キャリッジフレーム20の駆動機構について、図4を用いて説明する。図4は、図2の領域Eにおける拡大図である。
ブリッジフレーム10の下面には、フランジ11が設けられており、フランジ11の先端面には、ラック12が設けられている。また、フランジ11を挟む位置には、サイドローラ24が配置されており、サイドローラ24は、軸RA1を中心に回転可能な状態でキャリッジ本体21に取り付けられている。一対のサイドローラ24をフランジ11の側面に接触させることにより、キャリッジフレーム20をブリッジフレーム10に沿って移動させることができる。
ラック12は、モータ25の出力シャフト27に固定されたピニオン26と噛み合っており、ピニオン26が回転することにより、キャリッジフレーム20は、ブリッジフレーム10に沿って移動することができる。
本実施例では、図5に示すように、キャリッジフレーム20には、フランジ11を挟む一対のサイドローラ24が2つ設けられているとともに、2つのモータ25が設けられている。なお、サイドローラ24の数やモータ25(出力シャフト27およびピニオン26を含む)の数は、適宜設定することができる。また、本実施例では、出力シャフト27にピニオン26を直接固定しているが、これに限るものではなく、出力シャフト27およびラック12の間に減速ギヤ列を配置することもできる。
一方、図1に示すように、キャリッジフレーム20には、2つのハロー(掻き崩し具)30R,30Lが設けられている。ハロー30R,30Lは、ヤードに収容されたバラ物の積山を掻き崩して、バラ物を下方向に落下させるために用いられる。バラ物としては、例えば、鉄鉱石や石炭がある。
キャリッジフレーム20には、2つのバケットホイール40R,40Lが回転可能な状態で取り付けられており、バケットホイール40R,40Lの周方向には、複数のバケット41R,41Lが配置されている。バケットホイール40R,40Lは、水平面(図1の左右方向)に対して傾斜しており、具体的には、バケットホイール40R,40Lの上部が互いに近づく方向に、各バケットホイール40R,40Lが傾斜している。
バケットホイール40R,40Lが回転することにより、バケット41R,41L内にバラ物が取り込まれる。バケット41R,41L内に取り込まれたバラ物は、バケットホイール40R,40Lの回転動作によってバケット41R,41Lが上方に到達したときに、重力の作用によって落下する。落下したバラ物は、フィーダコンベヤ(ベルトコンベヤ)50R,50Lに導かれる。
フィーダコンベヤ50R,50Lは、バケット41R,41Lからのバラ物を中継コンベヤ(ベルトコンベヤ)60に搬送するために設けられている。フィーダコンベヤ50R,50Lは、バケット41R,41Lから落下したバラ物を、バケットホイール40R,40Lの回転軸から離れる方向に搬送できればよい。
図1に示すように、バケットホイール40Lに対してもフィーダコンベヤ50Lが設けられており、フィーダコンベヤ50Lは、上述したフィーダコンベヤ50Rと同様の構造を有している。そして、バケットホイール40Lのバケット41Lに取り込まれたバラ物は、フィーダコンベヤ50L上に落下し、フィーダコンベヤ50Lによって中継コンベヤ60に搬送される。
中継コンベヤ60は、図2に示すように、キャリッジ本体21上で移動可能に支持されており、キャリッジフレーム20は、中継コンベヤ60に対して移動可能となっている。また、中継コンベヤ60は、図1に示すように、キャリッジフレーム20の横行方向(図1の左右方向)に延びており、中継コンベヤ60上に搬送されたバラ物は、所定位置まで搬送される。
次に、本実施例の特徴点について、図6を用いて説明する。図6は、図2に対応した図であって、ブリッジフレーム10によるキャリッジフレーム20の支持部分を示す拡大図である。
ブリッジフレーム10は、図2に示すように、長手方向と直交する断面(図2の紙面内)における形状が四角形に形成されており、この上面のうち、横行車輪23との接触部分において、キャリッジフレーム20を支持している。ここで、横行車輪23は、回転軸RA2を中心として回転し、所定の幅(回転軸RA2の方向における長さ)を有している。横行車輪23の幅は、すべての横行車輪23について略等しい幅としている。ブリッジフレーム10の上面には、キャリッジフレーム20の重量に応じた荷重Gが横行車輪23を介して作用している。荷重Gは、重力が作用する方向に働く。
本実施例では、図2に示すように、横行車輪23をブリッジフレーム10の上面にのみ接触させているが、これに限るものではない。具体的には、アーム22Rのうち、ブリッジフレーム10の側面と対向する部分(図2のPで示す部分)に横行車輪を配置し、横行車輪をブリッジフレーム10の側面に接触させることができる。これにより、ブリッジフレーム10は、リクレーマ1の進行方向においても、キャリッジフレーム20を支持することができる。
バケットホイール40R,40Lは、回転動作によってバラ物を掬い上げるときに、荷重を受けることになる。この荷重の原因としては、例えば、バケット41R,41Lが積山に突き当たること、バケット41R,41Lがバラ物に接触しながら移動すること(摩擦力の発生)、バケット41R,41L内にバラ物が収容されることが挙げられる。バケットホイール40R,40Lが上記荷重を受けると、バケットホイール40R,40Lを支持するキャリッジフレーム20は、ブリッジフレーム10に対して、リクレーマ1の進行方向(水平方向)にも変位してしまうことがある。
そこで、上述したように、ブリッジフレーム10の側面に横行車輪を接触させることにより、ブリッジフレーム10に対してキャリッジフレーム20がリクレーマ1の進行方向(水平方向)に変位してしまうのを防止することができる。
また、本実施例では、図4および図5に示すように、ブリッジフレーム10のフランジ11を挟む位置に、サイドローラ24を配置している。この構造によれば、サイドローラ24を有するキャリッジフレーム20がリクレーマ1の進行方向に変位しようとしても、サイドローラ24がフランジ11(ブリッジフレーム10)に接触することにより、キャリッジフレーム20がリクレーマ1の進行方向に変位するのを阻止することができる。
さらに、図4に示す駆動機構によって、キャリッジフレーム20を移動させるようにすれば、キャリッジフレーム20の移動位置の精度、言い換えれば、バケットホイール40R,40Lの移動位置の精度を向上させることができる。
なお、本実施例では、図4に示す駆動機構を用いて、キャリッジフレーム20を移動させているが、これに限るものではなく、キャリッジフレーム20をブリッジフレーム10に沿って移動させることができる機構であればよい。
例えば、キャリッジフレーム20にワイヤを接続しておき、ワイヤの巻き取り動作によって、キャリッジフレーム20をブリッジフレーム10に沿って移動させることができる。より具体的には、キャリッジフレーム20のアーム22R,22Lに対して、ワイヤをそれぞれ接続しておき、アーム22Rに接続されたワイヤを巻き取れば、キャリッジフレーム20を一方向に移動させることができ、アーム22Lに接続されたワイヤを巻き取れば、キャリッジフレーム20を他方向に移動させることができる。
ここで、ワイヤを用いたキャリッジフレーム20の駆動機構では、ワイヤの配置等に伴って駆動機構が複雑になったり、駆動機構の複雑化に伴ってメンテナンスが煩雑になったりしてしまうおそれがある。一方、図4に示す駆動機構では、ワイヤを用いた駆動機構と比べて、簡素な構造とすることができ、メンテナンスも容易に行うことができる。
図6に示すように、一対の横行車輪23の間には、キャリッジフレーム20の重心を通る垂直面V(図6の紙面と直交する面)が位置しており、垂直面V内には、ブリッジフレーム10の重心も位置している。垂直面Vは、各横行車輪23からの距離Lが等しい位置にあるとともに、ブリッジフレーム10のうち、リクレーマ1の進行方向における中央位置にある。なお、図6では、一対のアーム22Rに設けられた横行車輪23の位置関係について説明したが、一対のアーム22Lに設けられた横行車輪23の位置関係についても同様である。
ブリッジフレーム10の長手方向から見たときに(図2参照)、垂直面Vは、バケットホイール40R,40Lの回転中心RCに対して、図2の左右方向にずれていてもよいが、垂直面Vおよび回転中心RCの間の距離(図2の左右方向のずれ)は、バケットホイール40R,40Lの半径(最大径)の1/2以内であることが好ましい。また、垂直面Vを回転中心RCと一致させれば、より好ましい。
本実施例のように、垂直面Vからの距離Lが略等しい位置に横行車輪23を配置することにより、垂直面Vを境界とした面対称の位置に荷重Gを作用させることができ、ブリッジフレーム10に作用する荷重Gの偏りを抑制することができる。そして、ブリッジフレーム10は、リクレーマ1の進行方向に関して、キャリッジフレーム20をバランス良く支持することができる。
また、本実施例では、垂直面V内に、図4に示すラック12およびピニオン26が配置されている。一対の横行車輪23からの距離が略等しい位置に、ラック12およびピニオン26を配置することにより、ラック12およびピニオン26を用いたキャリッジフレーム20の駆動を効率良く行うことができる。
なお、本実施例では、ブリッジフレーム10の下面に対して、ブリッジフレーム10の長手方向に延びるラック12(フランジ11を含む)を設けているが、これに限るものではない。例えば、ブリッジフレーム10の下面に対して、複数のラック12を設けることもできる。この場合には、各ラック12と噛み合うピニオン26(モータ25を含む)を設けることになる。また、垂直面Vを基準とした面対称の位置に、複数のラック12を配置することが好ましい。このように複数のラック12を配置すれば、ブリッジフレーム10に対して、キャリッジフレーム20を安定して駆動(横行)させることができる。
また、本実施例では、垂直面Vからの距離が等しい位置に各横行車輪23を配置しているが、これに限るものではない。具体的には、垂直面Vから各横行車輪23までの距離が僅かに異なっていても、キャリッジフレーム20を安定して駆動することができる。
さらに、本実施例では、図3に示すように、ブリッジフレーム10の長手方向において、支持部221R,221Lが離れて配置されているが、これに限るものではない。例えば、支持部221R,221Lを一体的に構成することができる。
また、本実施例では、ブリッジフレーム10の断面形状を四角形に形成しているが(図2参照)、これに限るものではない。例えば、図7に示すように、ブリッジフレーム10の断面形状を台形にすることもできる。図7に示す構造において、本実施例で説明した部材と同一の機能を有する部材については、同一符号を用いている。
1:リクレーマ 10:ブリッジフレーム
11:フランジ 12:ラック
20:キャリッジフレーム 21:キャリッジ本体
22R,22L:アーム 221R,221L:支持部
23:横行車輪 24:サイドローラ
25:モータ 26:ピニオン
27:出力シャフト 30R,30L:ハロー(掻き崩し具)
40R,40L:バケットホイール 41R,41L:バケット
50R,50L:フィーダコンベヤ 60:中継コンベヤ
70:走行フレーム 90:軌条

Claims (7)

  1. バラ物を積み付けた積山から前記バラ物を払い出すためのリクレーマであって、
    前記積山の幅方向に延びるブリッジフレームと、
    前記積山を掻き崩すための掻き崩し具と、
    前記掻き崩し具によって前記積山から崩された前記バラ物を、回転動作によって掬い取るバケットホイールと、
    前記掻き崩し具および前記バケットホイールを支持し、前記ブリッジフレームに沿って移動可能であるキャリッジフレームと、を有し、
    前記キャリッジフレームは、
    前記ブリッジフレームよりも下方に位置し、前記バケットホイールを回転可能に支持するキャリッジ本体と、
    前記キャリッジ本体から略垂直上方に延びて前記ブリッジフレームを挟む位置に配置され、先端部が前記ブリッジフレームの上面によって支持される複数のアームと、
    前記各アームの前記先端部に設けられ、前記ブリッジフレームの上面に沿って移動可能な車輪と、
    を有することを特徴とするリクレーマ。
  2. 前記ブリッジフレームは、長手方向と直交する断面が四角形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリクレーマ。
  3. 前記複数のアームは、前記ブリッジフレームを挟んで互いに向かい合う位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリクレーマ。
  4. 前記ブリッジフレームの重心は、前記キャリッジフレームの重心を通る垂直面内に位置していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のリクレーマ。
  5. 前記ブリッジフレームは、この下面において、前記ブリッジフレームの長手方向に沿って延びるラックを有し、
    前記キャリッジ本体は、前記ブリッジフレームの下面と対向する領域において、前記ラックと噛み合うピニオンと、前記ピニオンに連結されて前記キャリッジフレームの駆動力を発生させるモータと、を有する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のリクレーマ。
  6. 前記ブリッジフレームの下面から下方に向かって突出し、先端面で前記ラックを支持するフランジと、
    前記キャリッジ本体に設けられ、前記フランジを挟んだ状態で前記フランジの側面に沿って移動する一対の車輪と、
    を有することを特徴とする請求項5に記載のリクレーマ。
  7. 前記ラックおよび前記ピニオンの噛み合い部分が、前記キャリッジフレームの重心を通る垂直面内に位置していることを特徴とする請求項5又は6に記載のリクレーマ。
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