JP2011142480A - スピーカーの取り付け構造 - Google Patents

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Kento Kawauchi
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Abstract

【課題】部品点数及び工数の増加なしで、防振体を有したスピーカーの固定状態を改善させるスピーカー取り付け構造を提供すること。
【解決手段】固定用のフランジ部を有するスピーカーと、フランジ部と勘合する溝部を有する防振体と、防振体を固定するボス部と、リブ部を有するブラケットとを備え、防振体は、更に、ボス部及びリブ部と勘合する貫通穴とコの字溝部とを溝部の両側に有し、ボス部は、防振体に勘合する凸部を有することを特徴とし、防振体とブラケットとでスピーカーをx,y,z方向で安定して固定することにより、部品点数及び工数の増加なしで、防振体を有したスピーカーの固定状態を改善することができる。
【選択図】図1

Description

本発明はテレビ受像装置等の音響機器に内蔵されたスピーカーを取り付ける際に使用されるスピーカーの取り付け構造に関し、特に、少ない部品点数でスピーカーの固定状態を安定させるスピーカーの取り付け構造に関するものである。
テレビ受像装置等の音響機器にはスピーカーが内蔵されており、かかるスピーカーは音波を発生させる際に生じる振動が内部部品及び外部部品に直接伝わらないように、低剛性特性を有するゴム材料からなる防振体を介してテレビ受像装置へ取りつけられている(例えば、特許文献1参照)。
図6は従来のテレビ受像装置におけるスピーカー取り付け構造を示した図である。スピーカー2をテレビ受像装置1へと取り付けるための構成部品としては、スピーカー振動の伝達を抑制するための防振体3、防振体3を介してスピーカー2をテレビ受像装置へ取り付け支持するためのプラスチック材料からなるブラケット4、及び防振体3を有したスピーカー2とブラケット4とを固定するためのビス13がある。なお、図6において、今後の説明のため便宜的にx、y、z方向を指定し、以降の図においても同様にx、y、z方向の図示を行う。
図7は従来のスピーカー2の形状を示した図である。スピーカー2には防振体3と勘合させるための金属フレームからなるフランジ部14が構成されている。
図8は従来の防振体3の形状を示した図である。防振体3にはスピーカー2のフランジ部14と勘合させるための溝部5、ブラケット4と勘合させるための貫通穴部8が設けられている。また、以後の説明のため、便宜的に溝部5を境界部として防振体上部6と防振体下部7に分けることとする。
図9は従来のブラケット4の形状を示した図である。ブラケット4には防振体3の貫通穴に挿入し勘合させるため、及び防振体3を有したスピーカー2を固定することを目的としたビス締結のためのボス部10が設けられている。
以上の構成からなるスピーカー取り付け部の構造について説明する。
図10は従来のスピーカー取り付け部の分解状態図を示した図である。スピーカー2に設けられたフランジ部14と防振体3に設けられた溝部5を勘合させることで、防振体3がスピーカー2に取り付けられる。防振体3に設けられた貫通穴部8に、ブラケット4に設けられたボス部10を指し込み、防振体3をブラケット4のボス部10の根元まで挿入することで防振体3を有したスピーカー2とブラケット4とを勘合させる。最後に防振体3を有したスピーカー2をブラケット4に固定するために、ビス13を用いてブラケット4のボス部10にz方向にビス締結が行われる。
特開2000−138988号公報
上記のように、従来のスピーカー取り付け構造部には、防振ゴム3を有したスピーカー2とブラケット4との固定には、ビス締結方法が用いられることが一般的であった。
しかしながら、従来のスピーカー取り付け構造においては、ビス13による部品点数の増加及びビス締結工数が発生していた。更に、従来のビス締結による固定においては、防振体下部7は,x方向、y方向の固定は防振体3の貫通穴部8とブラケット4のボス部10との勘合により行われ、z方向はビス締結によって行われるものの、防振体上部6を固定支持する構成が無く、低剛性特性を有する防振体3のみでの支持では固定状態が不安定であり、輸送中の振動や衝撃によってスピーカー2への損傷の危険性が発生していた。
そこで、本発明はこのような問題を解決すべくなされたものであり、ビス13による部品点数の増加及びビス締結工数の発生を無くし、防振体3を有したスピーカー2とブラケット4との固定状態を改善させる、テレビ受像装置などの音響機器におけるスピーカー取り付け構造を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のスピーカーの取り付け構造は、固定用のフランジ部を有するスピーカーと、フランジ部と勘合する溝部を有する防振体と、防振体を固定するボス部と、リブ部を有するブラケットとを備え、防振体は、更に、ボス部及びリブ部と勘合する貫通穴とコの字溝部とを溝部の両側に有し、ボス部は、防振体に勘合する凸部を有することを特徴とし、防振体とブラケットとでスピーカーをx,y,z方向で安定して固定することが可能となる。
本発明の取り付け構造によれば、ブラケット4のボス部10の先端に設けた凸部12が防振体下部7と勘合し、従来ビス13が行っていた防振ゴム3を有したスピーカー2とブラケット4とをz方向に固定する役割を果たすことが可能となり、ビス13を必要としないため、ビス13による部品点数の増加及びビス締結工数の発生を無くすことが可能となる。
さらに、防振体上部6に設けたコの字溝部9と、ブラケット4の上部に設けたリブ部11とが勘合するため、防振体3のx方向及びy方向の固定状態が安定し、その結果、防振体3を有したスピーカー2とブラケット4との固定状態を改善させることが可能となる。
本発明のスピーカーの取り付け構造によれば、ビスによる部品点数の増加及びビス締結工数の発生を無くし、防振体を有したスピーカーとブラケットとの固定状態を改善させる、テレビ受像装置などの音響機器におけるスピーカー取り付け構造を提供することができる。
本発明の実施例1におけるテレビ受像装置のスピーカー取り付け構造を示した図 本発明の実施例1における防振体の形状を示した図 本発明の実施例1におけるブラケットの形状を示した図 本発明の実施例1におけるスピーカー取り付け部の分解状態を示した図 本発明の実施例1における防振体とブラケットとの勘合部を示した図 従来のテレビ受像装置におけるスピーカー取り付け構造を示した図 従来のスピーカーの形状を示した図 従来の防振体の形状を示した図 従来のブラケットの形状を示した図 従来のスピーカー取り付け部の分解状態図を示した図
以下本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例1におけるテレビ受像装置のスピーカー取り付け構造を示した図である。スピーカー2をテレビ受像装置1へと取り付けるための構成部品としては、スピーカー振動の伝達を抑制するための防振体3、防振体3を介してスピーカー2をテレビ受像装置側へ取り付け支持するためのプラスチック材料からなるブラケット4がある。なお、図1において、今後の説明のため便宜的にx、y、z方向を指定し、以降の図においても同様にx、y、z方向の図示を行う。
図2は本発明の実施例1における防振体3の形状を示した図である。防振体3の材料には、例えばエチレンプロピレンゴム(EPDM)からなる低剛性材料が用いられる。
防振体3にはスピーカー2と固定するための溝部5が設けられている。また、防振体下部7にはブラケット4のボス部10と勘合する貫通穴部8が設けられており、さらに防振体上部6にはブラケット4と勘合する、y方向を開空間とするコの字溝部9が設けられている。
図3は本発明の実施例1におけるブラケット4の形状を示した図である。ブラケット4の材料には、スピーカー2を支持するための剛性を十分兼ね備え、かつ、形状に自由度のあるプラスチック材料が用いられる。
ブラケット4には、防振体3に設けられた貫通穴部8と勘合させるためのボス部10が設けられており、更にそのボス部10の先端には凸部12が設けられている。
ブラケット4に設けられたボス部10の径は防振体3に設けられた貫通穴部8の径よりも若干小さいが、ブラケット4のボス部10とその先端に設けられた凸部12を合わせた寸法(xy平面)は防振体3に設けられた貫通穴部8の径よりも大きくなる関係としている。
また、ブラケット4の上部には、防振体3に設けられたコの字溝部9と勘合するリブ部11が設けられており、嵌め合う関係となっている。
なお、ブラケット4で形成される形状はテレビ受像装置1と一体形成されてあってもよい。
以上の構成からなる本実施形態のスピーカー取り付け部の構造について説明する。
図4は本発明の実施例1におけるスピーカー取り付け部の分解状態を示した図である。スピーカー2に設けられたフランジ部14と防振体3に設けられた溝部5を勘合させることで、防振体3がスピーカー2に取り付けられる。
防振体3に設けられた貫通穴部8に、ブラケット4に設けられた先端に凸部12を有したボス部10を指し込み、防振体3をブラケット4のボス部10の根元まで挿入することで防振体3を有したスピーカー2とブラケット4を勘合させる。
その際、ブラケット4に設けたボス部10と凸部12を足し合わせた寸法(xy平面)は防振体3に設けた貫通穴部8の径(xy平面)よりも大きいために、部分的に圧入の関係となるが、防振体3が持つ低剛性特性のため防振体3が変形することで容易に挿入可能である。
更に、防振体3の貫通穴部8とブラケット4のボス部10を勘合させると同時に、防振体3に設けられたコの字溝部9がブラケット4の上部に設けられたリブ部11と勘合する関係となっている。
以上のスピーカー取り付け構造における防振体3を有したスピーカー2とブラケット4との固定について説明する。
図5は本発明の実施例1における防振体3とブラケット4との勘合部を示した図である。
防振体下部7の固定について説明する。防振体下部7のx方向及びy方向の固定は、防振体3の貫通穴部8とブラケット4のボス部10との勘合で行われる。また、防振体下部7のz方向の固定については、ブラケット4の凸部12と防振体下部7との勘合で行われる。
そして、防振体上部6の固定について説明する。防振体3にコの字溝部9を設けていること、及びブラケット4にそれに勘合するリブ部11を設けていることで、両部品間の接触部にxz平面及びyz平面の接触面が形成され、防振体3のコの字溝部9とブラケット4のリブ部11が勘合することで行われている。また、防振体上部6のz方向の固定は、防振体3に設けたコの字溝部9とブラケット4に設けたリブ部11との接触面積が十分確保出来ているため、防振体上部6とブラケット4のリブ部11の摩擦力により十分な固定が行われる。
防振体3の固定について説明する。防振体3のx方向及びy方向の固定は、スピーカー2のフランジ部14の上方と下方で、防振体3の貫通穴部8とブラケット4のボス部10との勘合、及び、防振体3のコの字溝部9とブラケット4のリブ部11との勘合により行っている。また、防振体3のz方向の固定は、ブラケット4の凸部12と防振体下部7との勘合、及び、防振体上部6とブラケット4のリブ部11の摩擦力により行っている。
かかる構成によれば、ブラケット4のボス部10の先端に設けた凸部12が防振体下部7と勘合し、従来ビス13が行っていた防振ゴム3を有したスピーカー2とブラケット4とをz方向に固定する役割を果たすことが可能となり、ビス13を必要としないため、ビス13による部品点数の増加及びビス締結工数の発生を無くすことが可能となる。
さらに、防振体上部6に設けたコの字溝部部9と、ブラケット4の上部に設けたリブ部11とが勘合するため、防振体3のx方向及びy方向の固定状態が安定し、その結果、防振体3を有したスピーカー2とブラケット4との固定状態を改善させることが可能となる。
なお、更に強固な防振体上部6のz方向の固定を実現するためには、ブラケット4のボス部10の先端に設けた凸部12と同等の形状を、リブ部11の先端に設けて防振体上部6との勘合部を形成すればよい。
本発明にかかるスピーカーの取り付け構造は、スピーカーの取り付け部においてビス締め工数の削減が可能となり、またスピーカーの固定状態の改善が可能となるため、テレビ受像装置等の音響機器に内蔵されたスピーカーを取り付ける際に使用される構造としては有用である。
1 テレビ受像装置
2 スピーカー
3 防振体
4 ブラケット
5 溝部
6 防振体上部
7 防振体下部
8 貫通穴部
9 コの字溝部
10 ボス部
11 リブ部
12 凸部
13 ビス
14 フランジ部

Claims (1)

  1. 固定用のフランジ部を有するスピーカーと、
    前記フランジ部と勘合する溝部を有する防振体と、
    前記防振体を固定するボス部と、リブ部を有するブラケットとを備え、
    前記防振体は、更に、前記ボス部及びリブ部と勘合する貫通穴とコの字溝部とを前記溝部の両側に有し、
    前記ボス部は、前記防振体に勘合する凸部を有することを特徴とするスピーカーの取り付け構造。
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