JP2011141047A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】熱交換器14から滴下するドレン水2を受けるドレンパン1と、ドレンパンに貯留したドレン水を上方へ汲み上げて排出する排水手段3と、ドレンパン内のドレン水に浸漬する電極の反応により活性酸素種を生成する活性酸素種生成装置とを備える冷凍サイクル装置において、電極のうち少なくとも陰極21は、ポリアニリン等のレドックスポリマーを含み、電極は、冷凍サイクル装置の運転中にはドレンパン内のドレン水の水面より上方の空気中にあり、冷凍サイクル装置の停止中には、排水手段を通してドレンパン内に逆流するドレン水に、電極の少なくとも一部分が浸漬して活性酸素種を生成する構成。
【選択図】図2
Description
前記電極のうち少なくとも陰極は、ポリアニリン等のレドックスポリマーを含み、
前記電極は、前記冷凍サイクル装置の運転中には前記ドレンパン内のドレン水の水面より上方の空気中にあり、
前記冷凍サイクル装置の停止中には、前記排水手段を通して前記ドレンパン内に逆流するドレン水に、前記電極の少なくとも一部分が浸漬して活性酸素種を生成する構成となっているものである。
図1は本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置のブロック図であり、図2はこの冷凍サイクル装置に搭載した活性酸素種生成装置の概略構成図で、(a)は冷凍サイクル装置の運転中、(b)は冷凍サイクル装置の停止中の各々における態様を示す図である。
本実施の形態に係る冷凍サイクル装置10は、例えば図1に空気調和機の冷凍サイクルを示すように、冷媒を高温高圧に圧縮して吐出する圧縮機11、凝縮器として機能する室外熱交換器12、室外熱交換器12からの凝縮冷媒を減圧させる膨張弁13、蒸発器として機能する室内熱交換器14を順に配管接続して冷凍サイクルが構成されている。そして、室外熱交換器12及び室内熱交換器14にはそれぞれ室外送風ファン15、室内送風ファン16が装備されており、室外送風ファン15により外気が室外熱交換器12の冷媒と熱交換され温風となって外部に排出される一方、室内送風ファン16により室内空気が室内熱交換器14の冷媒と熱交換され冷風となって室内へ送風される。
また、ポリアニリン等のレドックスポリマーは、通常、絶縁性の基材上に塗布すると104Ω/□以上の表面抵抗値となるが、導電性の基材上に担持するか、あるいはカーボンや金属等の通電補助材となる部材を添加することで表面抵抗値を10−3〜103Ω/□程度にするとよい。これにより2.5V以下の電圧においても充分に活性酸素種を生成することができ、高電圧を印加した場合に副生成物として生成する水素や酸素といった物質の生成を抑制する効果がある。
陽極22側に関しては、陰極21と同様にポリアニリン等のレドックスポリマーを含む基材であることが好ましいが、酸化耐性が強い白金を含む金属基材であってもよい。
また、レドックスポリマーとしては、ポリアニリン、ポリチオフェン等が好適に使用される。
O2+PAn(red)→O2 -+PAn(ox) 式[1]
したがって、例えば、ドレン水2の水位をセンサー等(図示せず)で検知し、ドレン水2の水位が所定以上の高さであることを検知した場合は、電圧印加手段23により電極21、22に通電することで、特に陰極21側で活性酸素種が生成される。この通電は図示しない制御装置により一定時間行い、抗菌作用を発現する程度の濃度の活性酸素種が生成されると、上記制御装置は通電を停止するものである。
活性酸素種生成装置の活性酸素種生成効率を向上するために有用な手段として、電極表面に酸素を積極的に供給することで、式[1]の反応を進行させるという方法がある。実施の形態2は、空気中の酸素を水中に供給する手段(以下、酸素供給手段という)を備えたものであり、ドレン水の溶存酸素濃度を増加させることで実施の形態1に比べて活性酸素種生成能が向上するようにしたものである。
以上の実施の形態1及び2では、陰極21、及び陽極22が静置された状態であるが、次にさらに活性酸素種の生成効率を向上するために有用な手段を具備した実施の形態を示す。
図5は、本発明の実施の形態3における活性酸素種生成装置20Dを示すものである。活性酸素種生成装置20Dは、実施の形態1で説明した冷凍サイクル装置10に搭載されて使用されるものであるので、ここでは重複する説明は避け、活性酸素種生成装置20Dの構成、作用効果を中心に説明するものとする。各例の電極21、22及び電圧印加手段23については、実施の形態1と同じである。
また、ポリアニリン等のレドックスポリマーが担持された電極21、22がドレン水2に浸漬する程度が、ドレン水2の水位変動のみによらなくなるため、電極21、22の設計の自由度が増加する。
Claims (5)
- 熱交換器から滴下するドレン水を受けるドレンパンと、ドレンパンに貯留したドレン水を上方へ汲み上げて排出する排水手段と、ドレンパン内のドレン水に浸漬する電極の反応により活性酸素種を生成する活性酸素種生成装置とを備える冷凍サイクル装置において、
前記電極のうち少なくとも陰極は、ポリアニリン等のレドックスポリマーを含み、
前記電極は、前記冷凍サイクル装置の運転中には前記ドレンパン内のドレン水の水面より上方の空気中にあり、
前記冷凍サイクル装置の停止中には、前記排水手段を通して前記ドレンパン内に逆流するドレン水に、前記電極の少なくとも一部分が浸漬して活性酸素種を生成する構成となっていることを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 前記電極のうち陽極もポリアニリン等のレドックスポリマーを含むことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記電極の表面抵抗値が10−3〜103Ω/□であることを特徴とする請求項1または2に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記電極が反応中に、前記ドレン水中に空気中の酸素を水中に取り込む手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷凍サイクル装置。
- 前記電極を前記ドレン水に間欠的に浸漬させる手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷凍サイクル装置。
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