JP2011139439A - 通信装置背景音響効果の提供方法及びそれを応用した通信システム - Google Patents

通信装置背景音響効果の提供方法及びそれを応用した通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数選択可能な背景音響効果の再生効果を生成し、特色を有する効果を奏することができる、通信装置背景音響効果の提供方法及びそれを応用した通信システムを提供する。
【解決手段】着信を受信したと同時に、ノイズ消去機能及び背景音響効果イネーブル工程を起動する工程を備える。ユーザは、通話プロセスにおいて背景音響効果の再生を行うかどうかを選択し、又は選択メニューにより再生しようとする音響効果を選択し、又は予め設定された背景音響効果時間テーブルに基づいて、各時間点において設定された背景音響効果を再生する。最後に、通話が切断された後、通話プロセス及び音響効果の再生を終了する。
【選択図】図5

Description

本発明は、通信装置背景音響効果の提供方法及びそれを応用した通信システムに関し、特に通話プロセスにおいて通信装置内の時間テーブルに基づいて対応する背景音響効果を再生するための通信装置背景音響効果の提供方法及びそれを応用した通信システムに関する。
電話の通話プロセスにおいては、背景ノイズ又はその他の音が通話の品質に影響を与えることがよくある。従来の技術では、背景ノイズを抑制する技術として、例えばアメリカ特許第5,748,725号(1998年5月5日公告)に背景ノイズ抑制機能を有する電話機(Telephone set with background noise suppression function)が開示されている。この電話機におけるスピーカの近傍に一方のマイクが設けられ、このマイクからの信号やその他のノイズを受信し、もう一方のマイクは、背景ノイズのみを出力する。また、電話機においては、背景ノイズに基づいて耳に出入りするノイズを推定するためのノイズ消去回路が設けられ、信号が相殺された後、背景ノイズ抑制の効果を達成することができる。また、上述した背景ノイズ抑制の技術に鑑みて、通話プロセスにその他の音響効果、例えば特定の情景下の音響を加える従来の技術として、中華民国特許第I257237号(2006年6月21日公告)にサウンド通信の背景音響効果混合システムが開示さている。
図1は、従来の技術において情景背景音響効果を有する携帯通信装置を模式的に示した図である。第1の携帯電話11にサウンド通信背景音響効果混合システム100を応用することにより、ユーザは、第1の携帯電話11を利用して遠隔の第2の携帯電話12と通話を行い、サウンド通信背景音響効果混合システム100を選択的に応用し、通話内容を特定の背景音響効果、例えば町の背景音響効果101、モノレールの背景音響効果102、ロック音楽会の背景音響効果103、市場の背景音響効果104、及び会議室の背景音響効果105と混合することで、選択された背景音響効果を通話中に同時に聞くことができる。
上述した音響効果によっては、通常の通話中の情景シミュレーション効果を干渉又は増加することができるため、着信側はユーザの現在環境を誤認する。
中華民国特許第I257237号公報 アメリカ特許第5,748,725号公報
通話プロセスにおいて背景音響効果を提供するとともに所定の効果を生成するために、本発明は、通信装置背景音響効果の提供方法及びそれを応用した通信システムを提供し、サウンド通信プロセスにおいて選択され又は時間テーブルによってスケジュールされた背景音響効果を同時に再生することができ、ノイズ消去機能に合わせて使用すれば、より効果的な背景音響効果を得ることができる。
一つの実施態様において、本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法によれば、着信を受信したと同時に、ノイズ消去機能及び背景音響効果イネーブル工程を起動する工程を備える。この工程において、ユーザは、通話プロセスにおいて背景音響効果の再生を行うかどうかを選択し、又は選択メニューにより再生しようとする音響効果を選択し、又は予め設定された背景音響効果時間テーブルに基づいて、各時間点において設定された背景音響効果を再生する。最後に、通話が切断された後、通話プロセス及び音響効果の再生を終了する。
特筆すべき点は、本発明によれば、各着信者に基づいて異なる音響効果を提供するとともに、各着信者に対して異なる背景音響効果時間テーブルを配置し、着信者識別コードに基づいて対応する背景音響効果を選択することができる。
上記通信装置背景音響効果の提供方法を応用した通信システムは、背景音響効果のファイルが複数蓄積されたサーバと、通信ネットワークを介してサーバに接続される装置と、を備える。この通信機能を有する装置は、携帯電話、又はパソコンによりネットワーク通話を実行するための機器であってもよい。また、この通信機能を有する装置は、メモリに蓄積された一つ又は複数の背景音響効果時間テーブルを含み、前記サーバを介して必要とする背景音響効果をダウンロードすることができるとともに、通話プロセスにおいてノイズ消去機能を起動し、通話プロセスの時間に基づいて、背景音響効果時間テーブルに対応する背景音響効果を再生する。
また、他の実施態様における通話プロセスにおいて、背景音響効果が通信装置のメモリに存在しない場合には、サーバに同期接続し、背景音響効果を有する通話プロセスを起動するとともに、該背景音響効果をストリーミングダウンロードする。
本発明に係る背景音響効果時間テーブルによれば、複数選択可能な背景音響効果の再生効果を生成し、特に背景音響効果時間テーブルによって複数の着信者に対して異なる時間テーブルを提供することが可能となり、これにより、特徴を有する効果を奏することができる。
従来の情景背景音響効果を有する携帯通信装置の模式図を示す。 本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法を応用した通信システムの模式図を示す。 本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法を利用した着信フローの模式図を示す。 本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法を利用した受信フローの模式図を示す。 本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法を利用した携帯通信装置の使用時間テーブルの模式図の1を示す。 本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法を利用した携帯通信装置の使用時間テーブルの模式図の2を示す。 本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法の第1の実施例のフローを示す。 本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法の第2の実施例のフローを示す。 本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法の第3の実施例のフローを示す。 本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法の第4の実施例のフローを示す。
本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法を応用した機器は、サウンド通信プロセスにおいて、選択され又は時間テーブルによってスケジュールされた背景音響効果を同時に再生することができ、特に、携帯電話への応用では、通話プロセスにおいてノイズ消去機能に合わせて背景音響効果の再生効果を加えることができる。また、他の実施例において、パソコンのシステムに適用可能であり、例えばネットワークによる通信ソフト、マイク、スピーカー等の通信装置を利用することにより、通話プロセスにおいても背景音響効果を加えることができる。
図2は、本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法を応用した通信システムの模式図を示す。この通信システムは、少なくとも各種の背景音響効果ファイルが蓄積されたサーバ20を有し、ユーザは、第1の携帯通信装置24又は第2の携帯通信装置26を使用して、無線基地局22を介して通信接続を行い、サーバ20に接続することができる。
この実施例によれば、ユーザは、第1の携帯通信装置24により第2の携帯通信装置26からの着信を受信し、この場合、ユーザは、第1の携帯通信装置24から提供されたユーザインタフェースに表示された画面を介して背景音響効果再生の機能、例えば、背景音響効果の要否、ユーザが再生しようとする音響効果を選択するための背景音響効果選択メニュー等を実行することができる。さらに、図2に示すように、第1の携帯通信装置24は、着信対応テーブル202を有する。これは、異なる着信信号に搭載された着信者識別コードに基づいて異なる音響効果を再生するためのものである。これらの音響効果は、予め設定された背景音響効果時間テーブルに基づいて異なる時間点において異なる背景音響効果を再生することができ、背景音響効果時間テーブルも異なる着信者に対応する一つ又は複数の時間テーブルを提供することができる。
本発明に係る実施例によれば、上述のように、着信に基づいて特定の背景音響効果に対応するほか、携帯通信装置(又は通信機能を有する装置)内における無線ネットワークモジュール(図示せず)に合わせて所在のネットワーク領域(domain)を検知することができる。一つの例として、各ネットワーク領域には識別可能なサービスセットID(service set identifier, SSID)を有し、異なる無線ネットワーク領域に基づいて所在位置を簡単に判定することができ、例えば、会社内部における独特のネットワーク領域識別コードに基づいて、所在位置が会社内であるかどうか、又はコーヒー店、モノレール、駅、病院、空港、道路に応じて異なるサービスセットIDを検知することにより、所在の環境を判定することができ、必要とする背景音響効果、又は一組の背景音響効果時間テーブルと別途組み合わせることにより、通話プロセスにおいて時間に基づいて背景音響効果を生成することができる。
他の実施例において、さらに携帯通信装置における全地球測位システム(GPS)を利用することにより測位を行うことで、携帯通信装置の位置を正確に得ることができる。同様に、異なる位置に対して対応する背景音響効果を再生し、又は一組の背景音響効果時間テーブルと組み合わせることにより、通話プロセスにおいて時間に基づいて背景音響効果を再生することができる。
本発明に係る通信システムによれば、背景音響効果を設定する場合は、サーバ20に通信接続されることにより選択された背景音響効果をダウンロードし、さらには通話プロセスにおいて通信ネットワークにより必要とする音響効果をストリーミングダウンロードすることができる。他の実施例において、さらに料金支払いシステムに合わせて、ユーザは、ダウンロードされた背景音響効果の料金を支払うようにすることもできる。
本発明に係る背景音響効果を有する通信装置においては、デジタルコンテンツのダウンロード料金支払いメカニズムに合わせて利用することにより遠隔サーバからデジタルコンテンツを提供する。通信装置内に一部の背景音響効果がプリ搭載されるほか、ユーザは、その他の背景音響効果をダウンロード使用する場合、サプライヤーによって規定された支払い規則に基づいて支払いダウンロードすることができる。
主要な料金支払いモードを以下のように示す。レンタル制としては、背景音響効果を通信装置内に蓄積する必要がなく、背景音響効果をレンタル期限が切れるまでストリーミングダウンロードにより使用することができる。また、ユーザは、自分の好みに応じてサプライヤから提供された背景音響効果を購買し、ダウンロードした後、通信装置内におけるメモリに蓄積することができる。
また、他の実施例において、通信装置内には背景音響効果が予め搭載されている。予め搭載されたデジタルコンテンツは、完全版又はプレビュー(プリ観覧)画面のある部分版を含み、ユーザは、その中の一部分を試聴し、考慮した後に料金を支払って完全に使用することができる。ユーザは、購買の直後に該背景音響効果をすぐに仮使用することができるが、暫くすると、料金支払いの確認後又は登録信号を受信した後、時間の制限はなくなり、完全な使用権限を有するようになる。上述の登録は、簡易メッセージにより通信し、登録番号の受信後に登録することで該ファイルを完全に使用することができる。
支払い方法は、一般の通信による請求書支払い又はプリペイド方式による支払い等を含む。特筆すべき点は、ユーザが使用した装置は、携帯電話のみならず、ネットワークサウンド通信を達成する装置、例えばパソコン(ネットワーク電話プログラム及び一組の通信周辺装置を含む)、手持ち式装置等、通信機能を有する装置等を含む。また、良好な背景音響効果の再生環境を提供するために、通信機能を有する装置は、通話プロセスにおいてノイズ消去機能を起動し、信号処理を介して環境周辺の元の背景ノイズを抑制することができる。
本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法は、発信及び着信の両方に適用することが可能である。図3A及び図3Bは、本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法を利用した通話プロセスフローの模式図である。
図3Aは、着信フローを示す。この例において、着信過程における時間及び画面の順序を示し、ワンタッチ(one-touch)によるインタフェースを介して、着信過程の操作を簡単化することができる。ユーザは、画面301に表示された数字キーボードにより着信を行い、画面302には入力番号「10086」が表示され、着信キーが押圧された後、画面303のような背景音響効果選択メニューを自動的に生成する。この例においては、背景音響効果が必要ではない「普通通話」という選択項目、その他の予め表示された選択項目、例えば「酒屋内の効果音」、「レストラン内の効果音」、「ダンスホール内の効果音」、「車内の効果音」、「歩道の効果音」及び「背景音響効果時間テーブル」という選択項目を含む。
この場合、ユーザは、「普通通話」を選択し、又は画面304に表示された「酒屋内の効果音」又はその他の効果音に切り替えて選択した後、画面305に表示された番号に進み、そして着信(306)を行う。特筆すべき点は、各種の選択項目の効果音を再生する場合は、背景音響効果がより明晰になるようにノイズ消去機能を加えることにより予期した効果を達成することができる。
上述した「背景音響効果時間テーブル」という選択項目は、ユーザに対するその他の選択ではなく、時間に応じて設定された音響効果に基づいて背景音響効果を実行することができる。また、他の実施例においては、この例における各種の選択項目が省略され、この背景音響効果時間テーブルに設定された音響効果を直接実行する。さらに他の実施例においては、ユーザが選択できるように、通話プロセスにおいてノイズ消去機能の実行の要否を確認することができる。
図3Bは、本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法を利用した受信フローの模式図である。本発明によれば、背景音響効果が提供された場合、簡潔かつ便利なユーザインタフェースにより、ユーザは、電話ベル音を聞いたとき、短時間で簡潔な選択項目を利用して必要とする通話効果を選択することができる。
本願の実施例によれば、ノイズ消去機能が含まれているために、背景音響効果は、良好な再生環境を有する。また、着信毎に必ずしもノイズ消去機能を有するとは限らない。例えば、静かな環境やハンズフリー通話を利用中で音声が拡大されている状態、又はユーザがノイズ消去機能の選択を行わない状態においてノイズ消去機能を有しなくてもよい。従って、本発明によれば、着信を受信した場合、ユーザは、ノイズ消去機能の起動の要否を選択することができる。
図に示すように、画面301のように着信が表示された場合、表示スクリーンに本来表示されるべきである着信者が誰であるかが表示されるのみならず、「受信」、「受信しない」という選択項目も表示される。受信したくない場合は、着信を切断するが、受信したい場合は、本発明の実施例によって、画面308が改めて表示される。ユーザは、他の実施例において、所在の場所や受信モード(例えば音声拡大)に基づいてノイズ消去機能の起動の要否を決定することもできる。
画面308には、各種の状況の背景音響効果選択項目が表示され、さらに「背景音響効果時間テーブル」が含まれており、ユーザは、通話プロセスにおける背景音響効果、又は背景音響効果時間テーブルに基づいて予め設定された特定時間の背景音響効果を選択することができる。また、他の実施例においては、背景音響効果時間テーブルの設定に基づいて背景音響効果を再生してもよい。選択された後、画面309のように通話プロセス(310)に進む。
本発明に係る実施例によれば、着信者に基づいて該着信者に専属する音響効果を選択する、又は異なる着信者や着信対象に基づいて異なる背景音響効果時間テーブルを設定する。通話プロセスは、設定された音響効果に基づいて再生する。背景音響効果は、特定の状況の効果音を含むほか、装置内に搭載される又はストリーミングダウンロードされた音楽も含む。
本発明に係る実施例によれば、上述した図面の通話プロセスにおいて、背景音響効果を起動又は終了する工程を加えることができる。ソフトウェア又はハードウェアによるスイッチを介して、背景音響効果のモニター機能の要否を切り替えることができる。切り替えのタイミングは、着信又は受信をする前のプロセス、又は通話プロセスである。例えば、背景音響効果を生成する場合、ユーザは、背景音響効果を必要としなければ、モニター機能を終了することができる。しかしながら、ユーザは、着信者側と同時に背景音響効果を聞く必要があれば、スイッチを介してモニター機能を起動することができる。
また、他の実施例において、背景音響効果のボリュームが調整可能であるため、通話プロセスは、背景音響効果の制御機能を有してもよい。例えば、ソフトウェア又はハードウェアのスイッチを介して背景音響効果のボリュームを制御することができる。ボリュームの制御は、通話音響とは別に行ってもよい。上述したモニター機能が加えられた実施例において、ユーザは、背景音響効果を起動した場合、必要に応じてボリュームを制御することができる。
上述の背景音響効果時間テーブルの実施態様は、図4Aに示すように本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法を応用した携帯通信装置の使用時間テーブルを使用した模式図にて参照することができる。
携帯通信装置42は、通信ネットワークを介してサーバ40に接続され、背景音響効果ファイルをダウンロードすることができる。ここで、携帯通信装置42は、図示のように背景音響効果時間テーブル44を含む。日程表のように異なる時間点に対応する背景音響効果を設定することができる。ユーザは、必要に応じて異なる時間において異なる音響効果を設定することができる。一つの例として、08:00〜10:00の時間点において起動された通話プロセスに「音響効果一」の背景音響効果が加えられ、10:00〜12:00に「音響効果二」、12:00〜14:00に「音響効果六」、14:00〜16:00に「音響効果四」、16:00〜18:00に「音響効果五」、18:00〜20:00に「音響効果一」、20:00〜22:00に「音響効果二」、22:00〜24:00に「音響効果四」がそれぞれ加えられる。携帯通信装置42は、さらに複数の背景音響効果時間テーブル44を含み、異なる着信者にそれぞれ応じて背景音響効果時間テーブル44を設定することができる。
上述の背景音響効果時間テーブル44は、同様にネットワーク通信の装置、例えばパソコンシステム41又はその他の形式の電子通信装置実行VOIPに適用することができる。パソコンシステムに実行されたネットワーク電話プログラムに背景音響効果時間テーブル44を搭載し、ネットワーク電話プログラムにユーザインタフェースを提供し、各種の音響効果スケジューリングを行うほか、異なる着信者に異なる背景音響効果時間テーブル44を対応させることもできる。他の実施例において、家庭用電話43に適用可能であり、特に背景音響効果ファイル及び背景音響効果時間テーブル44を搭載したメモリを有する、ネットワーク通信機能を有する家庭用電話43に対しても同様に通話プロセスにおいて背景音響効果を加えることができるとともに、異なる着信者に異なる音響効果スケジューリングを提供することができる。
図4Bは、本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法を応用した携帯通信装置の使用時間テーブルの模式図の2を示す。ここでは、ユーザが背景音響効果時間テーブル46を設定した模式図を示す。同様に、異なる時間において異なる背景音響効果が設定されており、図面には背景音響効果ファイルの状態及びダウンロード状態が表示されている。
ここで、08:00〜10:00の時間点に「音響効果一」が設定され、関連ファイルは、通信機能を有する装置における「メモリ」に蓄積されるとともに、設定が終了する。10:00〜12:00の時間点に「音響効果二」が設定され、この場合、関連ファイルの状態は、「ダウンロード中」である。12:00〜14:00の時間点に「音響効果六」が設定され、選択された後ダウンロードを待機し、ダウンロード状態は「スタンドバイ」である。
また、16:00〜18:00及び18:00〜20:00の時間点において「選択」実行押ボタンを介してメモリに蓄積された音響効果、又はサーバからダウンロードした音響効果を実行することができる。20:00〜22:00の時間点において設定された「音響効果二」は、「ダウンロード」コマンドを介して取得することができる。22:00〜24:00の時間点において設定された「音響効果四」は、「オンライン」であり、即ち「音響効果四」が再生された場合、サーバを介してストリーミングダウンロードすることにより再生される。同様に、通信機能を有する装置は、複数の背景音響効果時間テーブル46をさらに含み、異なる着信者に対して配置することができる。
本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法によれば、主に、着信を受信した場合、ノイズ消去機能及び背景音響効果イネーブル工程を同時に起動することを特徴とする。この工程により、ユーザは、通話プロセスにおいて背景音響効果再生の要否を選択し、又は選択メニューを利用して再生しようとする音響効果を選択し、又は予め設定された背景音響効果時間テーブルに基づいて各時間点に設定された背景音響効果を再生することができる。また、本発明は、各着信者に応じて異なる音響効果を提供することができるとともに、各着信者に対して異なる背景音響効果時間テーブルを配置することができる。他の実施例においては、通話プロセスにおいて背景音響効果が装置のメモリに存在しなければ、サーバに同期接続される。接続方法は、各種の通信手段、例えば3G/3.5G/GPRS/WiFi等の無線ネットワーク通信又はその他の有線ネットワークを含み、背景音響効果が起動された通話プロセスにおいて背景音響効果を同時にストリーミングダウンロードする。
(第1の実施例)
図5は、本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法の第1の実施例のフローを示す。
ステップS501において、通話プロセスを起動し、ユーザは、受信に同意した後、ノイズ消去機能を起動する(ステップS503)。次に、選択項目を有する画面を複数含む背景音響効果イネーブル工程(ステップS505)を起動する。図3に示すように、受信の要否の画面、ノイズ消去機能起動の要否の画面、背景音響効果の再生の要否の画面、又は背景音響効果の選択メニューの要求に応じて再生を許可した後、システムは、イネーブル信号を受信する(ステップS507)。イネーブル信号は、上述の背景音響効果選択メニューに応じて選択された信号であり、選択された背景音響効果に指向し、通話を起動するとともに選択された音響効果(ステップS509)をイネーブルする。通話が切断された後、通話プロセスを終了する(ステップS511)と同時に、背景音響効果を終了する(ステップS513)。
(第2の実施例)
図6は、本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法の第2の実施例のフローを示す。
着信信号を受信した場合、通話フローを起動する(ステップS601)。この場合、使用された通信機能を有する装置は、背景音響効果が再生される際により好ましい環境となるようにノイズ消去機能を起動する(ステップS603)。しかしながら、このノイズ消去機能は、本発明にかかる実施例を限定するものではなく、例えば、静かな環境においては、必ずしもこのノイズ消去機能を必要とするとは限らない。
また、本実施例においては、さらに背景音響効果時間テーブルが設けられている(ステップS605)。この背景音響効果時間テーブルは、異なる時間点において対応する異なる背景音響効果(音楽を含む)の再生、特定の時間点における再生の禁止を含む。本実施例において、背景音響効果イネーブル工程は、装置の所在位置に基づいて異なる背景音響効果を提供することができる。一つの例として、背景音響効果時間テーブルは、通信機能を有する装置内における無線ネットワークモジュールによって検知された所在ネットワーク領域に応じて設定され、異なる無線ネットワーク領域に基づいて所在位置を判定することにより、独特の背景音響効果を提供することができる。他の実施例において、背景音響効果時間テーブルは、通信機能を有する装置内における全地球測位システムモジュールと組み合わせて使用することによって判定された位置に基づいて対応する背景音響効果を再生することができる。
次に、着信信号又は所在位置に基づいて時間と対比し、対応する音響効果を得ることができる(ステップS607)。ここで、上述の背景音響効果イネーブル工程は、背景音響効果時間テーブルの時間と対比し、イネーブル信号は、選択された背景音響効果に指向する。着信した後、ステップS609にて、通話を起動するとともに対応する音響効果を再生する。同様に、通話の終了(ステップS611)と同時に背景音響効果を終了する(ステップS613)。
(第3の実施例)
一般的に、着信信号には着信者識別コードが搭載され、上述の背景音響効果イネーブル工程は、着信者識別コードに基づいて対応する背景音響効果を選択することができる。図7は、本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法の第3の実施例のフローを示す。
ステップS701において通話フローを起動し、ステップS703においてノイズ消去機能を起動する。次に、主に着信信号における着信者識別コードに基づいて着信者の判定が行われる(ステップS705)。背景音響効果イネーブル工程は、着信者識別コードに基づいて該着信に対応する背景音響効果を選択することにより、特定の着信者に異なる情景効果を提供することができる。そして、背景音響効果時間テーブルの時間の対比により生成されたイネーブル信号は、特定の対応する背景音響効果(ステップS709)に指向する。この後、通話を起動するとともに対応する音響効果を再生する(ステップS711)。同様に、通話が切断された(ステップS713)と同時に、背景音響効果を終了する(ステップS715)。
(第4の実施例)
図8は、本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法の第4の実施例のフローを示す。ここで、メモリに搭載された背景音響効果を利用するほか、通信ネットワークを介して遠隔のサーバから必要とする背景音響効果をストリーミングダウンロードすることによりさらに選択性を有する効果を達成することができる。
この実施例におけるステップS810において通話フローを起動するとともにノイズ消去機能を起動する(ステップS803)。この場合、背景音響効果イネーブル工程は、背景音響効果時間テーブルの導入又は選択メニューの提供を行う(ステップS805)ことにより、対応する音響効果を選択することができる(ステップS807)。また、異なる着信者に対して異なる背景音響効果時間テーブル又は選択メニューを提供することもできる。一般的に、イネーブル信号によって背景音響効果の再生禁止と判定された場合、背景音響効果の無い通話プロセスを起動し、背景音響効果の再生許可と判定された場合、以下のステップに進む。
ここで、背景音響効果イネーブル工程は、音響効果がメモリに存在しているかどうかをさらに判定する(ステップS809)。背景音響効果時間テーブルに搭載された音響効果、又は選択された音響効果が装置内におけるメモリに搭載されていれば、ステップS815に進み、通話を起動するとともに音響効果を再生する。背景音響効果時間テーブルに搭載された音響効果、又は選択された音響効果が装置内におけるメモリに搭載されていなければ、通話プロセスにおいてサーバに同期接続し(ステップS811)、対応する背景音響効果をストリーミングダウンロードする(ステップS813)。ステップS815において、通話を起動するとともに音響効果を再生する。通話が切断された後(ステップS817)、背景音響効果を終了する(ステップS819)。
上述のように、本発明に係る通信装置背景音響効果の提供方法及びそれを応用した通信システムは、主に背景音響効果時間テーブルの提供により複数選択可能な背景音響効果再生効果を生成し、特に背景音響効果時間テーブルには複数の着信者の異なる時間テーブルが提供されているため、特徴のある効果が奏せられる。
以上、本発明に係る好ましい実施例を説明したが、本発明の請求範囲を限定するものではなく、本発明の明細書及び図面に基づきなされる等価構造の変更であって本発明と同じ効果を達成するものは、いずれも本発明の請求範囲に属する。
また、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、所属する技術分野において通常知識を有する者により本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に修正や変更されることが可能であり、そうした修正や変更は、本発明の特許請求の範囲に含まれる。
101 町の背景音響効果
102 モノレールの背景音響効果
103 ロック音楽会の背景音響効果
104 市場の背景音響効果
105 会議室の背景音響効果
100 サウンド通信背景音響効果混合システム
11 第1の携帯電話
12 第2の携帯電話
20 サーバ
22 基地局
24 第1の携帯通信装置
26 第2の携帯通信装置
202 着信信号対応テーブル
301、302、303、304、305、306、307、308、309、310 画面
40 サーバ
42 携帯通信装置
44、46 背景音響効果時間テーブル
41 パソコンシステム
43 家庭用電話
S501〜S513 本発明に係る方法のフローの1
S601〜S613 本発明に係る方法のフローの2
S701〜S717 本発明に係る方法のフローの3
S801〜S819 本発明に係る方法のフローの4

Claims (16)

  1. 通話プロセスを起動し、着信側に着信者識別コードが含まれるようにする工程と、
    ノイズ消去機能を起動する工程と、
    背景音響効果イネーブル工程を起動するとともに、背景音響効果時間テーブルを導入する工程と、
    イネーブル信号を受信する工程と、
    前記イネーブル信号に基づいて背景音響効果の再生が不要であることを判定すると、背景音響効果無しの通話プロセスを起動する工程と、
    前記イネーブル信号に基づいて前記背景音響効果の再生が必要であることを判定すると、前記背景音響効果時間テーブルの時間と対比し、前記時間に対する背景音響効果ありの通話プロセスの再生を起動する工程と、
    通話が切断された後、前記背景音響効果無し又は背景音響効果ありの通話プロセスを終了する工程と、
    を備えることを特徴とする通信装置背景音響効果の提供方法。
  2. 複数の前記背景音響効果時間テーブルを提供し、前記背景音響効果時間テーブルのいずれかに前記着信者識別コードが対応することを特徴とする請求項1に記載の通信装置背景音響効果の提供方法。
  3. 前記背景音響効果イネーブル工程は、背景音響効果選択メニューを表示し、該選択メニュー信号に基づく前記背景音響効果効果を選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置背景音響効果の提供方法。
  4. 前記背景音響効果時間テーブルは、前記背景音響効果選択メニューに含まれ、前記通話プロセスにおいて前記背景音響効果時間テーブルの設定に基づいて前記背景音響効果を再生するかどうかという工程が提供されることを特徴とする請求項3に記載の通信装置背景音響効果の提供方法。
  5. 前記通話プロセスは、前記背景音響効果のモニターを起動又は終了する工程を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置背景音響効果の提供方法。
  6. 前記背景音響効果イネーブル工程は、通信装置内における無線ネットワークモジュールの検知による所在ネットワーク領域に基づいて、前記背景音響効果時間テーブルに合わせて対応する背景音響効果を再生する工程を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置背景音響効果の提供方法。
  7. 前記背景音響効果イネーブル工程は、通信装置内における全地球測位システム(Global Positioning System, GPS)モジュールによって判定された位置に基づいて、前記背景音響効果時間テーブルに合わせて対応する背景音響効果を再生する工程を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置背景音響効果の提供方法。
  8. 通話プロセスを起動し、着信側に着信者識別コードが含まれるようにする工程と、
    ノイズ消去機能を起動する工程と、
    背景音響効果イネーブル工程を起動するとともに、背景音響効果時間テーブルを導入する工程と、
    イネーブル信号を受信する工程と、
    前記イネーブル信号に基づいて背景音響効果の再生が不要であることを判定すると、背景音響効果無しの通話プロセスを起動する工程と、
    前記イネーブル信号に基づいて前記背景音響効果の再生が必要であることを判定すると、前記背景音響効果時間テーブルの時間と対比し、再生しようとする前記時間に対する前記背景音響効果がメモリに存在しているかどうかを判定する工程と、
    前記背景音響効果が前記メモリに存在する場合は、背景音響効果ありの通話プロセスを起動し、前記背景音響効果が前記メモリに存在しない場合にはサーバに同期接続し、前記背景音響効果ありの通話プロセスを起動するとともに、前記背景音響効果をストリーミングダウンロードする工程と、
    通話が切断された後、前記背景音響効果無し又は背景音響効果ありの通話プロセスを終了する工程と、
    を備えることを特徴とする通信装置背景音響効果の提供方法。
  9. 複数の前記背景音響効果時間テーブルを提供し、前記背景音響効果時間テーブルのいずれかに前記着信者識別コードが対応することを特徴とする請求項8に記載の通信装置背景音響効果の提供方法。
  10. 前記背景音響効果イネーブル工程は、背景音響効果選択メニューを表示し、前記イネーブル信号が選択された前記背景音響効果に指向し、選択された前記背景音響効果を再生する工程を備えることを特徴とする請求項8に記載の通信装置背景音響効果の提供方法。
  11. 前記背景音響効果時間テーブルは、前記背景音響効果選択メニューに含まれ、前記通話プロセスにおいて前記背景音響効果時間テーブルの設定に基づいて前記背景音響効果を再生するかどうかという工程が提供されることを特徴とする請求項10に記載の通信装置背景音響効果の提供方法。
  12. 前記通話プロセスは、前記背景音響効果のモニターを起動又は終了する工程を備えることを特徴とする請求項8に記載の通信装置背景音響効果の提供方法。
  13. 前記背景音響効果イネーブル工程は、通信装置内における無線ネットワークモジュールの検知による所在ネットワーク領域に基づいて、前記背景音響効果時間テーブルに合わせて対応する背景音響効果を再生する工程を備えることを特徴とする請求項8に記載の通信装置背景音響効果の提供方法。
  14. 前記背景音響効果イネーブル工程は、通信装置内における全地球測位システムモジュールによって判定された位置に基づいて、前記背景音響効果時間テーブルに合わせて対応する背景音響効果を再生する工程を備えることを特徴とする請求項8に記載の通信装置背景音響効果の提供方法。
  15. 背景音響効果のファイルが複数蓄積されたサーバと、
    有線又は無線通信により前記サーバに接続され、背景音響効果時間テーブルを有するとともに、背景音響効果選択メニューを提供し、前記背景音響効果時間テーブルに基づいて、前記サーバを介して必要とする背景音響効果をダウンロードする、通信機能を有する装置と、
    を備え、
    前記通信機能を有する装置は、通話プロセスにおいてノイズ消去機能を起動し、前記通話プロセスの時間に基づいて、前記背景音響効果時間テーブルに合わせて対応する背景音響効果を再生することを特徴とする通信装置背景音響効果の提供方法を応用した通信システム。
  16. 前記背景音響効果時間テーブルは、一つ又は複数の着信者に対応する時間テーブルを備えることを特徴とする請求項15に記載の通信装置背景音響効果の提供方法を応用した通信システム。
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