JP2006033683A - Ip電話機およびそれを用いたip電話機システム - Google Patents

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Kazunori Hayashi
和典 林
Yumiko Ikemure
由美子 池牟禮
Shojiro Matsuo
正治郎 松尾
Satoru Sakamoto
悟 坂本
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Abstract

【課題】通話相手の希望に添った保留音を通話に流すことで、通話が保留となっても待ち時間を快適なものとすることができるIP電話機およびそれを用いたIP電話機システムを提供することを目的とする。
【解決手段】保留をするときは、保留ボタンを押下すると通話相手へ保留通知が送信され、この保留通知により通話相手側のIP電話機の制御部A10により、保留音設定保存部A6に設定されている保留音に対応する保留音データが、保留音データ保存部A8からより読み出されて再生されるので、希望する保留音を鳴らすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、通話を保留するときに、保留音を流すことができるIP電話機およびそれを用いたIP電話機システムに関する。
従来のIP電話機では、通話を保留とするときにIP電話機に設けられた保留ボタンを押下することで、IP電話機に予め設定されている保留音を通話相手に送ることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−122350号公報
しかしながら、従来のIP電話機では、予め設定された保留音を通話相手に流すだけで、通話相手の希望に添った保留音でないという問題を有している。
そこで本発明は、通話相手の希望に添った保留音を通話に流すことで、通話が保留となっても待ち時間を快適なものとすることができるIP電話機を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために本発明のIP電話機は、保留音の音源である保留音データが保存される保留音データ保存手段と、再生する前記保留音データを選択する設定が格納される保留音設定保存手段と、通話相手から保留することを示す保留通知を受信すると前記保留音設定保存手段の設定に応じて、前記保留音データ保存手段から保留音データを読み出し再生する保留音データ読み出し再生手段とを備えたことを特徴とする。
本発明のIP電話機およびそれを用いたIP電話機システムによれば、以下の効果を奏する。
(1)保留時に通話相手に対して保留通知を送信し、保留通知を受信したIP電話機は、保留音設定保存手段で設定されている保留音を再生することができるので、通話相手が希望する保留音を聞くことができる。
(2)通話相手の保留音データ保存手段に希望する保留音データが保存されていない場合、通話相手のIP電話機が保留音サーバーから保留音データをダウンロードし、保留音データを保存するとともに保留音データを再生することによって、保留音設定保存手段に設定された希望する保留音の保留音データが予め保存されていなくても希望する保留音を聞くことができる。
(3)保留音サーバーから受信した保留音データをスピーカーから流すことにより、保留音データを保存する記憶部を不要とすることができる。
本願の第1の発明は、保留音の音源である保留音データが保存される保留音データ保存手段(A8)と、再生する保留音データを選択する設定が格納される保留音設定保存手段(A6)と、通話相手から保留することを示す保留通知を受信すると保留音設定保存手段
(A6)の設定に応じて、保留音データ保存手段(A8)から保留音データを読み出し再生する保留音データ読み出し再生手段(A10)とを備えたことを特徴としたものである。
この構成により、被保留者が希望する保留音を簡便に被保留者に聞かせることができる。
本願の第2の発明は、保留音の音源である保留音データが保存される保留音データ保存手段(B8)と、保留音データを格納する保留音サーバーからネットワークを介してダウンロードするダウンロード手段(B7)と、再生する保留音データを選択する設定および保留音サーバー(C11)のアドレスが格納される保留音設定保存手段(B6)と、保留音設定保存手段(B6)に格納された、再生する保留音データを選択する設定に対応する保留音データが保留音データ保存手段(B8)にないときに、ダウンロード手段(B7)を介して当該保留音データを保留音サーバー(C11)からダウンロードして保留音データ保存手段(B8)に格納し、保留音データ保存手段(B8)に格納された保留音データを再生する保留音データ再生手段(B10)とを備えたこと特徴としたものである。
この構成により、通話相手が希望する保留音を聞かせることができる。また、通話相手となるIP電話機に予め保存していない保留音を聞かせることができる。
本願の第3の発明は、保留音の音源である保留音データが保存される保留音データ保存手段と、保留音データを格納する保留音サーバー(E11)からネットワークを介してダウンロードするダウンロード手段(D7)と、再生する保留音データを選択する設定および保留音サーバーのアドレスが格納される保留音設定保存手段(D6)とを備え、ダウンロード手段(D7)は、保留音設定保存手段(D6)に格納された、再生する保留音データを選択する設定に対応する保留音データが保留音データ保存手段にないときに、ダウンロード手段(D7)を介して当該保留音データを再生した保留音の情報を保留音サーバー(E11)からダウンロードすること特徴としたものである。
この構成により、通話相手が希望する保留音を聞かせることができるとともに、保留音サーバーが保留音を再生するためダウンロードする通話相手側のIP電話機の制御部負荷が低減することができる。
なお、括弧内の番号などは、本発明の理解を助けるために、図面における対応する要素を便宜的に示すものである。従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではなく、本発明をこの符号の記載により解釈すべきではない。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図15を用いて説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係るIP電話機を図1に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1に係るIP電話機の構成を説明するブロック図である。
図1のIP電話機A11において、A1はユーザによる電話番号入力や保留ボタンなどの操作キーの入力を行う入力部、A2は、通話相手の音声や保留音を出力するスピーカー、A3は音声を入力するマイク、A4は通話相手から保留ボタンの押下を示す保留通知などのデータや音声を受信する受信部、A5は通話相手へ保留通知などのデータや音声を送信する送信部、A6は希望する保留音データを選択する設定を保存する保留音設定保存部、A8は保留の際の保留音の音源である保留音データを保存する保留音データ保存部、A10は受信部A4で通話相手から保留通知を受信したら、保留音設定保存部に保存された
設定に合致する保留音データを保留音データ保存部A8から取得し再生する制御部である。
以上のように構成されるIP電話機の動作について、図2を用いて説明する。図2は本発明の実施の形態1に係るIP電話機の動作を示すフローチャートである。なお、図2においては、図1に示されるIP電話機同士で通話しているものとし、保留するIP電話機側を保留機、保留されるIP電話機側を被保留機として説明する。
まず、被保留機のユーザが、被保留機側において、複数種類の保留音の中から希望する保留音を指定する旨を、入力部A1を介して入力したとする。これを受けて制御部A10は、指定された保留音についての保留音データを選択する設定を、保留音設定保存部A6に保存する。
この状態で、通話中に保留機のユーザによって、保留機側において保留ボタンが押されると、入力部A1より入力され制御部A10へ通知される(S1)。制御部A10は、保留ボタンが押下されたことで、送信部A5から被保留機に保留通知を送信する(S2)。
被保留機は保留機から保留通知を受信部A4により受信する(S3)。受信部A4により保留通知を受信した旨の通知を受けた制御部A10は、保留音設定保存部A6に保存されている設定に従って、保留音データ保存部A8から保留音データを取得する(S4)。制御部A10は、保留音データ保存部A8から取得した保留音データを再生しスピーカーA2から鳴らす(S5)。
次に、本発明の実施の形態1に係るIP電話機における保留機−被保留機のシーケンスを図3に基づいて説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係るIP電話機における保留機−被保留機のシーケンスチャートを示す。図3においても、図1に示されるIP電話機同士で通話しているものとし、保留するIP電話機側を保留機、保留されるIP電話機側を被保留機として説明する。
保留機と被保留機の接続が確保される(S6)。保留機は、保留ボタンが押されたら保留通知を被保留機に送信する(S7)。
このように、保留するときに保留する側の保留機が送信する保留音により、被保留機が保留音データ保存部A8に保存される保留音データを、保留音設定保存部A6の設定で指定することで、被保留機のユーザが希望する保留音を聞くことができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るIP電話機の構成を図4に基づいて説明する。図4(a)はIP電話機の構成を示すブロック図、図4(b)は保留音サーバーの構成を示すブロック図である。
図4(a)のIP電話機B11において、B1はユーザによる電話番号入力や保留ボタンなどの操作キーの入力を行う入力部、B2は通話相手の音声や保留音を出力するスピーカー、B3は音声を入力するマイク、B4は、通話相手から保留ボタンの押下を示す保留通知などのデータや音声を受信する受信部、B5は通話相手への保留通知や後述する保留音サーバーへ保留音要求通知などのデータや音声を送信する送信部、B6は希望する保留音データを選択する設定や、保留音データを蓄積している保留音サーバーのアドレスが格納されている保留音設定保存部、B7は保留の際の保留音の音源である保留音データを保留音サーバーからネットワークを介してダウンロードするダウンロード部、B8は保留音サーバーからダウンロードした保留音データを保存する保留音データ保存部、B10は受
信部B4で保留通知を受信したら、保留音設定保存部B6に設定されている保留音サーバーにアクセスし、保留音サーバーからダウンロードした保留音データを保留音データ保存部B8に保存し、保留音データ保存部B8に保存した保留音データを再生する制御部である。
図4(b)の保留音サーバーC11において、C1はIP電話機B11から保留音要求通知などのデータを受信する受信部、C2は保留音データなどのデータを送信する送信部、C3は保留音データを保存する保留音データ保存部、C10は受信部C1により保留音要求通知を受信したら、要求された保留音データを保留音データ保存部C3から取得し、送信部C2より保留音データを送信する制御部である。
以上のように構成された本発明の実施の形態2に係るIP電話の動作について、図5を用いて説明する。図5は本発明の実施の形態2に係るIP電話機の動作を示すフローチャートである。なお、図5において、図4(a)に示されるIP電話機同士で通話しているものとし、保留するIP電話機側を保留機、保留されるIP電話機側を被保留機として説明する。
まず保留機側において、ユーザによって保留ボタンが押されると、入力部B1より入力され制御部B10へ通知される(S11)。制御部B10は、保留ボタンが押下されたことで、送信部B5から被保留機に保留通知を送信する(S12)。
被保留機は、保留機から保留通知を受信部B4により受信する(S13)。受信部B4により保留通知を受信した旨の通知を受けた制御部B10は、保留音設定保存部B6に保存されている設定情報を取得する(S14)。制御部B10は、保留音設定保存部B6に設定される希望保留音に該当する保留音データが保留音データ保存部B8に保存されているか否かを確認する(S15)。制御部B10は、確認の結果により保留音データ保存部B8に保留音設定保存部B6に設定された保留音データがないときに、保留音設定保存部B6に設定されたアドレスに基づいて保留音サーバーに対してネットワークを介して保留音要求通知をダウンロード部B7により送信する(S16)。
保留音サーバーC11は、被保留機から保留音要求通知を受信部C1により受信する(S17)。受信部C1により保留音要求通知を受信した旨の通知を受けた制御部C10は、保留音データ保存部C3から保留音データを取得する(S18)。制御部C10は、取得した保留音データを送信部C2により被保留機に送信する(S19)。
被保留機は、保留音サーバーからネットワークを介して保留音データをダウンロード部B7により受信する(S20)。ダウンロード部B7により保留音データを受信した旨の通知を受けた制御部B10は、受信した保留音データを保留音データ保存部B8に保存する(S21)。制御部B10は、保留音データ保存部B8に保存した保留音データを再生しスピーカーB2から鳴らす(S22)。
S15にて、制御部B10が、保留音設定保存部B6に設定される希望保留音に該当する保留音データが保留音データ保存部B8に保存されている場合、S22へ移行する。本実施の形態のIP電話機ではダウンロードした保留音データを保留音データ保存部B8に保存したが、保存せずに制御部B10が再生してもよい。
次に、本発明の実施の形態2に係るIP電話機における保留機−被保留機−保留音サーバーのシーケンスを図6に基づいて説明する。図6は、本発明の実施の形態2に係るIP電話機における保留機−被保留機−保留音サーバーのシーケンスチャートを示す。図6においても、図4に示されるIP電話機同士で通話しているものとし、保留するIP電話機
側を保留機、保留されるIP電話機側を被保留機として説明する。
保留機と被保留機の接続が確保される(S23)。保留機は、保留ボタンが押されたら保留通知を被保留機に送信する(S24)。被保留機は、保留音サーバーに希望保留音を要求するため保留音要求通知を送信する(S25)。保留音サーバーは、保留音データを被保留機に送信する(S26)。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係るIP電話機の構成を図7に基づいて説明する。図7(a)はIP電話機の構成を示すブロック図、図7(b)は保留音サーバーの構成を示すブロック図である。
図7(a)のIP電話機D11において、D1はユーザによる電話番号入力や保留ボタンなどの操作キーの入力などを行う入力部、D2は通話相手の音声や保留音を出力するスピーカー、D3は音声を入力するマイク、D4は通話相手から保留ボタンの押下を示す保留通知などのデータや音声を受信する受信部、D5は通話相手への保留通知や保留音サーバーへの保留要求通知などのデータや音声を送信する送信部、D6は希望する保留音を蓄積している保留音サーバーのアドレスが格納されている保留音設定保存部、D7は保留の際の保留音の音源である保留音データを保留音サーバーからネットワークを介してダウンロードするダウンロード部、D10は受信部D4で保留通知を受信したら、保留音設定保存部D6に保存された保留音サーバーのアドレスから、保留音をダウンロード部D7を介して受信し、スピーカーD2から流す制御部である。
図7(b)の保留音サーバーE11において、E1はIP電話機D11から保留音要求通知などのデータを受信する受信部、E2は保留音データなどのデータを送信する送信部、E3は保留音データを保存する保留音データ保存部、E10は受信部E1により保留音要求通知を受信したら、要求された保留音データを保留音データ保存部E3から取得し、保留音データを送信部E2より送信する制御部である。
以上のように構成された本発明の実施の形態3に係るIP電話機の動作について、図8を用いて説明する。図8は本発明の実施の形態3に係るIP電話機の動作を示すフローチャートである。なお、図8において、図7(a)に示されるIP電話機同士で通話しているものとし、保留するIP電話機側を保留機、保留されるIP電話機側を被保留機として説明する。
まず保留機側において、ユーザによって保留ボタンが押されると、入力部D1より入力され制御部D10へ通知される(S31)。制御部D10は、保留ボタンが押下されたことで、送信部D5から被保留機に保留通知を送信する(S32)。
被保留機は、保留機から保留通知を受信部D4により受信する(S33)。受信部D4により保留通知を受信した旨の通知を受けた制御部D10は、保留音設定保存部D6に保存されている設定情報(希望する保留音を示す情報および保留サーバーのアドレス)を取得する(S34)。制御部D10は、保留音サーバーに対してダウンロード部D7により希望する保留音の保留データを要求する保留音要求通知を送信する(S35)。
保留音サーバーは、被保留機から保留音要求通知を受信部E1により受信する(S36)。受信部E1により保留音要求通知を受信した旨の通知を受けた制御部E10は、保留音データ保存部E3から保留音データを取得する(S37)。制御部E10は、取得した保留音データを再生する(S38)。保留音サーバーは、再生した保留音の情報を送信部E2により被保留機に送信する(S39)。
被保留機は、保留音サーバーからネットワークを介して保留音の情報をダウンロード部D7により受信する(S40)。ダウンロード部D7により保留音の情報を受信した旨の通知を受けた制御部D10は、受信した保留音をスピーカーD2から流す(S41)。
次に、本発明の実施の形態3に係るIP電話機における保留機−被保留機−保留音サーバーのシーケンスを図9に基づいて説明する。図9は、本発明の実施の形態3に係るIP電話機における保留機−被保留機−保留音サーバーのシーケンスチャートを示す。図9においても、図7(a)に示されるIP電話機同士で通話しているものとし、保留するIP電話機側を保留機、保留されるIP電話機側を被保留機として説明する。
保留機と被保留機の接続が確保される(S41)。保留機は、保留ボタンが押されたら保留通知を被保留機に送信する(S42)。被保留機は、保留音サーバーに希望保留音を要求する保留音要求通知を送信する(S43)。保留音サーバーは、保留音データを被保留機に送信する(S44)。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係るIP電話機の構成を図10に基づいて説明する。図10(a)はIP電話機の構成を示すブロック図、図10(b)は保留音サーバーの構成を示すブロック図である。
図10(a)のIP電話機F11において、F1はユーザによる電話番号入力や保留ボタンなどの操作キーの入力などを行う入力部、F2は、通話相手の音声や保留音を出力するスピーカー、F3は、音声を入力するマイク、F4は通話相手からデータや音声を受信する受信部、F5は通話相手への保留通知や後述する保留音サーバーへ保留音要求通知などのデータを送信する送信部、F6は希望する保留音データを選択する設定や、保留音データを蓄積している保留音サーバーのアドレスが格納されている保留音設定保存部、F7は保留の際の保留音の音源である保留音データを保留音サーバーからネットワークを介してダウンロードするダウンロード部、F8は、保留音サーバーからダウンロードした保留音データを保存する保留音データ保存部、F10は、受信部F4で保留通知を受信したら、通知したIP電話機に保留音サーバーのアドレスと希望する保留音名を保留音設定保存部F6から読み出して通知する制御部である。また制御部F10は、受信部F4より受信した保留音サーバーのアドレスにアクセスし、保留音サーバーから保留音データをダウンロード部F7によりダウンロードするとともに、保留音データを保留音データ保存部F8に保存し、保留音データ保存部F8に保存されている保留音データを取得し、スピーカーF2にて再生する機能を有している。
図10(b)の保留音サーバーG11において、G1は、IP電話機F11から保留音要求通知などのデータを受信する受信部、G2は、保留音データなどのデータを送信する送信部、G3は、保留音データを保存する保留音データ保存部、G10は、受信部より保留音要求通知を受信したら、要求された保留音のデータを保留音データ保存部から取得し、送信部より保留音データを送信する制御部である。
以上のように構成された本発明の実施の形態4に係るIP電話機の動作について、図11を用いて説明する。図11は本発明の実施の形態4に係るIP電話機の動作を示すフローチャートである。なお、図11において、図10(a)に示されるIP電話機同士で通話しているものとし、保留するIP電話機側を保留機、保留されるIP電話機側を被保留機として説明する。
まず保留機側において、通話中にユーザによって保留ボタンが押されると、入力部F1
により入力され、制御部F10へ通知される(S51)。制御部F10は、保留ボタンが押下されたことで、送信部F5から被保留機に保留通知を送信する(S52)。
被保留機は、保留機から保留通知を受信部F4により受信する(S53)。受信部F4により保留通知を受信した旨の通知を受けた制御部F10は、保留音設定保存部F6に保存されている設定情報(希望する保留音を示す情報および保留サーバーのアドレス)を取得する(S54)。制御部F10は、設定情報を送信部F5により保留機に送信する(S55)。
保留機は、被保留機から設定情報を受信部F4により受信する(S56)。受信部F4により設定情報を受信した旨の通知を受けた制御部F10は、設定情報に設定された保留音データが保留音データ保存部F8に保存されているか否かを確認する(S57)。S57にて設定情報に設定された保留音データが保留音データ保存部F8に保存されていればS64に移行する。制御部F10は、設定情報に設定された保留音データが保留音データ保存部F8に保存されていないときに、この設定情報に設定された保留音サーバーのアドレスに基づいて保留音要求通知をダウンロード部F7から保留音サーバーG11へネットワークを介して送信する(S58)。
保留音サーバーは、保留機から送信された保留音要求通知を受信部G1により受信する(S59)。受信部G1により保留音要求通知を受信した旨の通知を受けた制御部G10は、保留音データ保存部G3から保留音データを取得する(S60)。制御部G10は、取得した保留音データを送信部G2により保留機に送信する(S61)。
保留機は、保留音サーバーからネットワークを介して保留音データをダウンロード部F7により受信する(S62)。制御部F10は、受信した保留音データを保留音データ保存部F8に保存する(S63)。制御部F10は、保留音データ保存部F8に保存した保留音データを再生してスピーカーF2から鳴らす(S64)。制御部F10は、保留音データを送信部F5より被保留機に送信する(S65)。
被保留機は、保留機から保留音データを受信部F4により受信する(S66)。受信部F4により保留音データを受信した旨の通知を受けた制御部F10は、受信した保留音データを再生してスピーカーF2から流す(S67)。
次に、本発明の実施の形態4に係るIP電話機における保留機−被保留機−保留音サーバーのシーケンスを図12に基づいて説明する。図12は、本発明の実施の形態4に係るIP電話機における保留機−被保留機−保留音サーバーのシーケンスチャートである。図12においても、図10(a)に示されるIP電話機同士で通話しているものとし、保留するIP電話機側を保留機、保留されるIP電話機側を被保留機として説明する。
保留機と被保留機の接続が確保される(S68)。保留機は、保留ボタンが押されたら保留通知を被保留機に送信する(S69)。被保留機は、設定情報を送信する(S70)。保留機は、保留音サーバーに希望保留音を要求する保留音要求通知を送信する(S71)。保留音サーバーは、保留音データを保留機に送信する(S72)。保留機は、保留音データを再生し、被保留機に送信する(S73)。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5に係るIP電話機の構成を図13に基づいて説明する。図13(a)はIP電話機の構成を示すブロック図、図13(b)は保留音サーバーの構成を示すブロック図である。
図13(a)のIP電話機H11において、H1はユーザによる電話番号入力や保留ボタンなどの操作キーの入力などを行う入力部、H2は通話相手の音声や保留音を出力するスピーカー、H3は音声を入力するマイク、H4は通話相手からデータや音声を受信する受信部、H5は通話相手への保留通知や後述する保留音サーバーへ保留音要求通知などのデータを送信する送信部、H6は、希望する保留音データを選択する設定や、保留音データを蓄積している保留音サーバーのアドレスが格納されている設定を保存する保留音設定保存部、H7は保留の際の保留音の音源である保留音データを保留音サーバーからネットワークを介してダウンロードするダウンロード部、H8は、保留音サーバーからダウンロードした保留音データを保存する保留音データ保存部、H10は、受信部で保留通知を受信したら、保留通知の送信元へ保留音サーバーのアドレスと保留音名(希望する保留音データの名前)である設定情報を通知する制御部である。また、制御部H10は、保留ボタンが押されたら、送信部H5を利用し通話相手に保留通知を送信し、受信部H4より受信した設定情報に含まれる保留音サーバーのアドレスにアクセスし、保留音サーバーから保留音データをダウンロードし、保留音データを保留通知の送信元へ送信する機能を有している。
図13(b)の保留音サーバーJ11において、J1は、IP電話機H11から保留音要求通知などのデータを受信する受信部、J2は、保留音データなどのデータを送信する送信部、J3は、保留音データを保存する保留音データ保存部、J10は、受信部J1より保留音要求通知を受信したら、要求された保留音データを保留音データ保存部J3から取得し、送信部J2より保留音データを送信する制御部である。
以上のように構成された本発明の実施の形態5に係るIP電話機の動作について、図14を用いて説明する。図14は本発明の実施の形態5に係るIP電話機の動作を示すフローチャートである。なお、図14において、図13(a)に示されるIP電話機同士で通話しているものとし、保留するIP電話機側を保留機、保留されるIP電話機側を被保留機として説明する。
まず保留機側において、ユーザによって保留ボタンが押されると、入力部H1より入力され制御部H10へ通知される(S81)。制御御H10は、保留ボタンが押下されたことで、送信部H5から被保留機に保留通知を送信する(S82)。
被保留機は、保留機から保留通知を受信部H4により受信する(S83)。受信部H4により保留通知を受信した旨の通知を受けた制御部H10は、保留音設定保存部H6に保存されている設定情報を取得する(S84)。制御部H10は、設定情報の内容から希望する保留音データが保留音データ保存部H8に保存されているか否かを確認する(S85)。S85にて設定情報に設定された保留音データが保留音データ保存部F8に保存されていればS96に移行する。制御部H10は、設定情報に設定された保留音データが保留音データ保存部H8に保存されていないときに、この設定情報を保留機に送信する(S86)。
保留機は、被保留機から設定情報を受信部H4により受信する(S87)。受信部H4により設定情報を受信した旨の通知を受けた制御部H10は、設定情報に設定された保留音サーバーのアドレスに基づいて保留音要求通知をダウンロード部H7から保留音サーバーJ11送信する(S88)。
保留音サーバーは、保留機から送信された保留音要求通知を受信部J1により受信する(S89)。受信部J1により保留音要求通知を受信した旨の通知を受けた制御部J10は、保留音データ保存部J3から保留音データを取得する(S90)。制御部J10は、取得した保留音データを送信部J2により保留機に送信する(S91)。
保留機は、保留音サーバーからネットワークを介して保留音データをダウンロード部H7により受信する(S92)。制御部H10は、受信した保留音データを被保留機に送信部H5により送信する(S93)。
被保留機は、保留機からの保留音データを受信部H4により受信する(S94)。受信部H4により保留音データを受信した旨の通知を受けた制御部H10は、受信した保留音データを保留音データ保存部H8に保存する(S95)。制御部H10は、保留音データ保存部H8に保存した保留音データを再生してスピーカーH2から鳴らす(S96)。
次に、本発明の実施の形態5に係るIP電話機における保留機−被保留機−保留音サーバーのシーケンスを図15に基づいて説明する。図15は、本発明の実施の形態5に係るIP電話機において、希望する保留音が保留音データ保存部に保存されていない場合の保留機−被保留機−保留音サーバーのシーケンスチャートを示す。図15においても、図14(a)に示されるIP電話機同士で通話しているものとし、保留するIP電話機側を保留機、保留されるIP電話機側を被保留機として説明する。
保留機と被保留機の接続が確保される(S97)。保留機は、保留ボタンが押されたら保留通知を被保留機に送信する(S98)。被保留機は、設定情報を送信する(S99)。保留機は、保留音サーバーに希望保留音を要求する保留音要求通知を送信する(S100)。保留音サーバーは、保留音データを保留機に送信する(S101)。保留機は、保留音データを被保留機に送信する(S102)。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、ダウンロード部を設けずに制御部が送信部および受信部を制御して保留音要求通知の送信および保留音データの受信を行うようにしてもよい。
なお、保留音は、映像付きの保留音や、クイズやテレビ番組、映画でも用いることができる。
本発明は、通話相手の希望に添った保留音を通話に流すことで、通話が保留となっても待ち時間を快適なものとすることができるので、保留機能を有するIP電話機に好適である。
本発明の実施の形態1に係るIP電話機の構成を説明するブロック図 本発明の実施の形態1に係るIP電話機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係るIP電話機における保留機−被保留機のシーケンスチャート (a)はIP電話機の構成を示すブロック図、(b)は保留音サーバーの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係るIP電話機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係るIP電話機における保留機−被保留機−保留音サーバーのシーケンスチャート (a)はIP電話機の構成を示すブロック図、(b)は保留音サーバーの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係るIP電話機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3に係るIP電話機における保留機−被保留機−保留音サーバーのシーケンスチャート (a)はIP電話機の構成を示すブロック図、(b)は保留音サーバーの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係るIP電話機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4に係るIP電話機における保留機−被保留機−保留音サーバーのシーケンスチャート (a)はIP電話機の構成を示すブロック図、(b)は保留音サーバーの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係るIP電話機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5に係るIP電話機において、希望する保留音が保留音データ保存部に保存されていない場合の保留機−被保留機−保留音サーバーのシーケンスチャート
符号の説明
A1,B1,D1,F1,H1 入力部
A2,B2,D2,F2,H2 スピーカー
A3,B3,D3,F3,H3 マイク
A4,B4,D4,F4,H4 受信部
A5,B5,D5,F5,H5 送信部
A6,B6,D6,F6,H6 保留音設定保存部
A8,B8,D8,F8,H8 保留音データ保存部
A10,B10,D10,F10,H10 制御部
A11,B11,D11,F11,H11 IP電話機
B7,D7,F7,H7 ダウンロード部
C1,E1,G1,J1 受信部
C2,E2,G2,J2 送信部
C3,E3,G3,J3 保留音データ保存部
C10,E10,G10,J10 制御部
C11,E11,G11,J11 保留音サーバー

Claims (4)

  1. 保留音の音源である保留音データが保存される保留音データ保存手段と、
    再生する前記保留音データを選択する設定が格納される保留音設定保存手段と、
    通話相手から保留することを示す保留通知を受信すると前記保留音設定保存手段の設定に応じて、前記保留音データ保存手段から保留音データを読み出し再生する保留音データ読み出し再生手段とを備えたことを特徴とするIP電話機。
  2. 保留音の音源である保留音データが保存される保留音データ保存手段と、
    前記保留音データを格納する保留音サーバーからネットワークを介してダウンロードするダウンロード手段と、
    再生する前記保留音データを選択する設定および前記保留音サーバーのアドレスが格納される保留音設定保存手段と、
    前記保留音設定保存手段に格納された、再生する保留音データを選択する設定に対応する保留音データが前記保留音データ保存手段にないときに、前記ダウンロード手段を介して当該保留音データを前記保留音サーバーからダウンロードして前記保留音データ保存手段に格納し、前記保留音データ保存手段に格納された保留音データを再生する保留音データ再生手段とを備えたことを特徴とするIP電話機。
  3. 保留音の音源である保留音データが保存される保留音データ保存手段と、
    前記保留音データを格納する保留音サーバーからネットワークを介してダウンロードするダウンロード手段と、
    再生する前記保留音データを選択する設定および前記保留音サーバーのアドレスが格納される保留音設定保存手段とを備え、
    前記ダウンロード手段は、前記保留音設定保存手段に格納された、再生する保留音データを選択する設定に対応する保留音データが前記保留音データ保存手段にないときに、前記ダウンロード手段を介して当該保留音データを再生した保留音の情報を前記保留音サーバーからダウンロードすることを特徴とするIP電話機。
  4. 複数のIP電話機からなるIP電話機システムであって、
    保留側の前記IP電話機は、保留することを示す保留通知を被保留側の前記IP電話機に送信する保留通知送信手段を備え、
    前記被保留側のIP電話機は、
    保留音の音源である保留音データが保存される保留音データ保存手段と、
    再生する前記保留音データを選択する設定が格納される保留音設定保存手段と、
    前記保留側のIP電話機から保留通知を受信すると、前記保留設定保存手段の設定に応じて、前記保留音データ保存手段から保留音データを読み出し再生する保留音データ読み出し再生手段とを備えたことを特徴とするIP電話機システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009531919A (ja) * 2006-03-27 2009-09-03 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー パーソナライズされた通話機能を提供する電子機器およびサービス
JP2011139439A (ja) * 2009-12-31 2011-07-14 C-Media Electronics Inc 通信装置背景音響効果の提供方法及びそれを応用した通信システム

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