JP2011137484A - クラッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クラッチ装置1は、入力回転体10と、回転支持機構11と、第1プレッシャプレート39と、第2プレッシャプレート49と、第1クラッチディスク組立体5と、第2クラッチディスク組立体6と、を備えている。入力回転体10は、第1円板部33と、第1円板部33と空間を隔てて配置された第2円板部43と、を有している。回転支持機構11は入力回転体10を第1入力軸91および第2入力軸92に対して回転可能に支持する。
【選択図】図3
Description
図1から図9に示すように、クラッチ装置1は、エンジンからトランスミッションの第1入力軸91および第2入力軸92に動力を伝達するための装置であって、入力回転体10と、第1プレッシャプレート39と、第2プレッシャプレート49と、第1クラッチディスク組立体5と、第2クラッチディスク組立体6と、駆動機構7と、を備えている。入力回転体10、第1プレッシャプレート39、第1クラッチディスク組立体5および駆動機構7の第1駆動機構7Aにより第1クラッチC1が構成されている。入力回転体10、第2プレッシャプレート49、第2クラッチディスク組立体6および駆動機構7の第2駆動機構7Bにより第2クラッチC2が構成されている。第1クラッチC1および第2クラッチC2は、いわゆるノーマルオープンタイプのクラッチである。第1クラッチC1が第1速、第3速および第5速において動力を伝達し、第2クラッチC2が第2速および第4速において動力を伝達する。
入力回転体10は、エンジンから動力が伝達される部材であり、フレキシブルプレート93を介してクランクシャフト99に連結されている。フレキシブルプレート93の内周部はボルト99aによりクランクシャフト99に固定されており、フレキシブルプレート93の外周部はボルト94により入力回転体10に固定されている。クランクシャフト99の端部にはベアリング98が固定されており、ベアリング98により第1入力軸91の先端が回転可能に支持されている。
第1フライホイール3は、環状の第1円板部33と、3つの第1固定部31と、複数の第1挿入孔31dと、複数の第2挿入孔31cと、複数の第1通気孔31eと、を有している。第1固定部31は、円弧状の部分であり、第1円板部33の外周部から第2フライホイール4側に突出している。第1固定部31は円周方向に等ピッチで配置されている。
第2フライホイール4は、第2円板部43と、3つの第2固定部41と、9つの突出部42と、複数の第3挿入孔41cと、複数の第2通気孔41bと、を有している。
中間プレート38は、第1フライホイール3と第2フライホイール4との間に挟み込まれており、第1フライホイール3および第2フライホイール4と一体回転可能に設けられている。具体的には、中間プレート38は、環状の中間プレート本体38aと、3つの第1固定部38bと、第2固定部38dと、突出部38eと、を有している。中間プレート本体38aは第1固定部31および第2固定部41の軸方向間に挟み込まれている。第1固定部38b、第2固定部38dおよび突出部38eは中間プレート本体38aから半径方向内側に突出している。第1固定部38bには2つの第1孔38cが形成されている。一方の第1孔38cを用いて、第1ストラッププレート82および第2ストラッププレート85の端部が中間プレート38に固定されている。第2固定部38dには第2孔38fが形成されている。
第1ストラッププレート82は、第1プレッシャプレート39を中間プレート38に一体回転可能にかつ軸方向に弾性的に連結する。第1ストラッププレート82は、例えば3枚のプレートを重ね合わせて構成されている。第1ストラッププレート82の第1端部82aは第3リベット81により中間プレート38の第1固定部38bに固定されている。第1ストラッププレート82の第2端部82bは第1リベット83により第1プレッシャプレート39の第1突出部39aに固定されている。第1ストラッププレート82は隣り合う第1固定部31の円周方向間に配置されている。
第2ストラッププレート85は、第2プレッシャプレート49を中間プレート38に一体回転可能にかつ軸方向に弾性的に連結する。第2ストラッププレート85は、例えば3枚のプレートを重ね合わせて構成されている。第2ストラッププレート85の第1端部85aは第1ストラッププレート82の第1端部82aとともに第3リベット81により中間プレート38の第1固定部38bに固定されている。つまり、第3リベット81は、第1ストラッププレート82および第2ストラッププレート85を中間プレート38に固定している。また、第2ストラッププレート85の第2端部85bは第2リベット84により第2プレッシャプレート49の第2突出部49aに固定されている。第2ストラッププレート85は隣り合う第2固定部41の円周方向間に配置されている。
回転支持機構11は、第1入力軸91と入力回転体10との間、および第2入力軸92と入力回転体10との間に設けられており、入力回転体10を第1入力軸91および第2入力軸92に対して回転可能に支持する。
第1プレッシャプレート39は、入力回転体10内に配置されており、第1円板部33に対して一体回転可能かつ軸方向に移動可能に配置されている。具体的には、第1プレッシャプレート39は、概ね円板状の第1本体部39bと、複数の第1フィン39cと、3つの第1突出部39aと、複数の第1支持部39dと、を有している。
第2プレッシャプレート49は、入力回転体10内に配置されており、第2円板部43に対して一体回転可能かつ軸方向に移動可能に配置されている。具体的には、第2プレッシャプレート49は、概ね円板状の第2本体部49bと、複数の第2フィン49cと、3つの第2突出部49aと、複数の第2支持部49dと、を有している。
第1クラッチディスク組立体5は、入力回転体10から第1入力軸91へ動力を伝達するためのアッセンブリであり、支持部材35を介して第1入力軸91に連結されている。第1クラッチディスク組立体5は、第1摩擦部57と、第1入力部材52と、第1ハブ51と、複数の第1スプリング55と、を有している。
第2クラッチディスク組立体6は、入力回転体10から第2入力軸92へ動力を伝達するためのアッセンブリであり、第2入力軸92に連結されている。第2クラッチディスク組立体6は、第2摩擦部67と、第2入力部材62と、第2ハブ61と、複数の第2スプリング65と、を有している。
(1)第1駆動機構7A
第1駆動機構7Aは、第1クラッチC1の動力伝達を操作するための機構であって、第1プレッシャプレート39に軸方向の押し付け力を伝達する。第1駆動機構7Aは、入力回転体10に支持された第1駆動支持部材78と、第1駆動支持部材を第1プレッシャプレート39に取り外し可能に連結し第1駆動支持部材78および第1プレッシャプレート39の第1支持部39dに螺合する第1ボルト78aと、第1駆動支持部材78が入力回転体10に対して第1円板部33側に移動するように第1駆動支持部材78に駆動力を伝達する第1ダイヤフラムスプリング71と、を有している。
第2駆動機構7Bは、第2クラッチC2の動力伝達を操作するための機構であって、第2プレッシャプレート49に軸方向の押し付け力を伝達する。第2駆動機構7Bは、入力回転体10に支持された第2駆動支持部材79と、第2駆動支持部材79を第2プレッシャプレート49に取り外し可能に連結し第2駆動支持部材79に螺合する第2ボルト79aと、第2駆動支持部材79が入力回転体10に対して第2円板部43側に移動するように第2駆動支持部材79に駆動力を伝達する第2ダイヤフラムスプリング72と、を有している。
ここで、図13(A)および(B)を用いて、第1クラッチC1および第2クラッチC2のストロークおよび伝達トルクの関係について説明する。図13(A)はクラッチ装置1に対応しており、図13(B)は比較例としてのクラッチ装置に対応している。図13(A)において、横軸は第1プレッシャプレート39および第2プレッシャプレート49のストロークを示しており、縦軸は第1クラッチC1および第2クラッチC2のトルク容量を示している。第1プレッシャプレート39のストロークは横軸の右端を原点(駆動機構7の駆動力が作用していない場合の位置)としており、第2プレッシャプレート49のストロークは横軸の左端を原点(駆動機構7の駆動力が作用していない場合の位置)としている。
クラッチ装置1の動作について説明する。図1〜図6に示す状態は、駆動機構7により第1クラッチC1および第2クラッチC2に押付力が付与されていない状態であり、第1クラッチC1および第2クラッチC2で動力伝達が行われていない状態である。この状態では、第1プレッシャプレート39は第1ストラッププレート82により図1〜図6に示す軸方向位置に保持されており、第2プレッシャプレート49は第2ストラッププレート85により図1〜図6に示す軸方向位置に保持されている。エンジンから動力が入力回転体10に伝達されると、入力回転体10、第1プレッシャプレート39、第2プレッシャプレート49および駆動機構7は一体回転する。第1入力軸91が支持部材35を介して第1ベアリング34を支持しており、第1ベアリング34が第1フライホイール3を回転可能に支持している。また、第2入力軸92が第2ベアリング44を支持しており、第2ベアリング44が第2フライホイール4を回転可能に支持している。したがって、入力回転体10の回転が安定する。
以上に説明したクラッチ装置1の特徴を以下にまとめる。
(1)図1〜図4に示すように、このクラッチ装置1は、入力回転体10を第1入力軸91および第2入力軸92に対して回転可能に支持する回転支持機構11を備えている。回転支持機構11は、第1入力軸91と入力回転体10との間、および第2入力軸92と入力回転体10との間に設けられている。
(1)図3〜図6に示すように、第1遮断状態S12および第2遮断状態S22で、第1駆動支持部材78と第2駆動支持部材79との軸方向間には、駆動隙間Hが形成されている。駆動隙間Hは、第1ストロークSL1と第2ストロークSL2との総和よりも小さい。このため、第1クラッチC1および第2クラッチC2が同時に連結されるのを防止できる。
(1)図3〜図6に示すように、第1入力部材52は、軸方向に貫通する少なくとも1つの第1固定孔53aを有する第1クラッチプレート53と、第1固定孔53aに挿入され第1摩擦部57を第1クラッチプレート53に固定する第1リベット53bと、軸方向に貫通する少なくとも1つの第1予備孔54aを有し第1クラッチプレート53とともに第1スプリング55を弾性変形可能に保持する第1リティーニングプレート54と、を有している。第1予備孔54aは、第1固定孔53aと概ね同じ半径方向位置に配置されている。これにより、第1クラッチプレート53および第1リティーニングプレート54のどちらにでも同じ第1摩擦部57を固定することができ、部品の共有化を図ることができる。第2クラッチディスク組立体6についても同様である。
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱することなく種々の変形または修正が可能である。なお、前述の実施形態の構成と実質的に同じ機能を有する構成については、前述の実施形態と同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
3 第1フライホイール(第1回転体の一例)
4 第2フライホイール(第2回転体の一例)
5 第1クラッチディスク組立体
6 第2クラッチディスク組立体
7 駆動機構
7A 第1駆動機構
7B 第2駆動機構
10 入力回転体
11 回転支持機構
31 第1固定部
33 第1円板部
31c 第2挿入孔
31d 第1挿入孔
31e 第1通気孔
34 第1ベアリング
35 支持部材
38 中間プレート
38a 中間プレート本体
38b 第1固定部
39 第1プレッシャプレート
39b 第1本体部
39c 第1フィン(第1フィン部の一例)
41 第2固定部
42 突出部
43 第2円板部
49 第2プレッシャプレート
49b 第2本体部
49c 第2フィン(第2フィン部の一例)
44 第2ベアリング
41c 第3挿入孔
41b 第2通気孔
51 第1ハブ(出力部材の一例)
53 第1クラッチプレート(固定プレートの一例)
53a 第1固定孔
54 第1リティーニングプレート(第1保持プレートの一例)
54a 第1予備孔
55 第1スプリング(第1弾性部材の一例、弾性部材の一例)
56 第1入力部材
57 第1摩擦部
61 第2ハブ(出力部材の一例)
63 第2クラッチプレート(固定プレートの一例)
63a 第2固定孔
64 第2リティーニングプレート(保持プレートの一例)
64a 第2予備孔
65 第2スプリング(第2弾性部材の一例、弾性部材の一例)
66 第2入力部材
67 第2摩擦部
71 第1ダイヤフラムスプリング(第1駆動部材の一例)
71a 第1連結部
71b 第1レバー部
71c 第1開口
71d 第1中間部
72 第2ダイヤフラムスプリング(第2駆動部材の一例)
72a 第2連結部
72b 第2レバー部
72c 第2開口
72d 第2中間部
78 第1駆動支持部材
78a 第1ボルト(第1ネジ部材の一例)
78b 第1筒状部材
79 第2駆動支持部材
79a 第2ボルト(第2ネジ部材の一例)
79b 第2筒状部材
81 第3リベット(固定部材の一例)
82 第1ストラッププレート(第1連結部材の一例)
85 第2ストラッププレート(第2連結部材の一例)
91 第1入力軸(出力回転体の一例)
92 第2入力軸(出力回転体の一例)
99 クランクシャフト
120 ダンパー機構
295 第1ゴム部材(第3弾性部材の一例)
296 第2ゴム部材(第4弾性部材の一例)
297 第1支持スプリング(第1弾性支持部材の一例)
298 第2支持スプリング(第2弾性支持部材の一例)
299 シャフト
C1 第1クラッチ
C2 第2クラッチ
Claims (25)
- エンジンからトランスミッションの第1入力軸および第2入力軸に動力を伝達するためのクラッチ装置であって、
第1円板部と、前記第1円板部と空間を隔てて配置された第2円板部と、を有する入力回転体と、
前記第1入力軸および前記第2入力軸のうち少なくとも一方と前記入力回転体との間に設けられ、前記入力回転体を前記第1入力軸および前記第2入力軸に対して回転可能に支持する回転支持機構と、
前記入力回転体内に配置され、前記第1円板部に対して一体回転可能かつ軸方向に移動可能に配置された第1プレッシャプレートと、
前記入力回転体内に配置され、前記第2円板部に対して一体回転可能かつ軸方向に移動可能に配置された第2プレッシャプレートと、
前記第1円板部と前記第1プレッシャプレートとの間に配置された第1摩擦部を有し前記第1入力軸に連結された第1クラッチディスク組立体と、
前記第2円板部と前記第2プレッシャプレートとの間に配置された第2摩擦部を有し前記第2入力軸に連結された第2クラッチディスク組立体と、
を備えたクラッチ装置。 - 前記回転支持機構は、前記第1円板部と前記第1入力軸との間に配置され前記第1円板部を前記第1入力軸に対して回転可能に支持する第1ベアリングを有している、
請求項1に記載のクラッチ装置。 - 前記回転支持機構は、前記第1入力軸に装着される支持部材を有しており、
前記第1ベアリングは、前記支持部材と前記第1円板部との間に配置されている、
請求項2に記載のクラッチ装置。 - 前記支持部材は、前記第1クラッチディスク組立体を支持している、
請求項3に記載のクラッチ装置。 - 前記回転支持機構は、前記第2円板部と前記第2入力軸との間に配置され前記第2円板部を前記第2入力軸に対して回転可能に支持する第2ベアリングを有している、
請求項1から4のいずれかに記載のクラッチ装置。 - 前記入力回転体は、前記第1円板部を有する第1回転体と、前記第1回転体に固定され前記第2円板部を有する第2回転体と、を有している、
請求項1から5のいずれかに記載のクラッチ装置。 - 前記入力回転体は、前記第1回転体と前記第2回転体との間に挟み込まれ前記第1回転体および前記第2回転体と一体回転可能に設けられた中間プレートと、前記第1プレッシャプレートを前記中間プレートに一体回転可能にかつ軸方向に弾性的に連結する少なくとも1つの第1連結部材と、前記第2プレッシャプレートを前記中間プレートに一体回転可能にかつ軸方向に弾性的に連結する少なくとも1つの第2連結部材と、を有している、
請求項6に記載のクラッチ装置。 - 前記入力回転体は、前記第1連結部材および前記第2連結部材を前記中間プレートに固定する少なくとも1つの固定部材を有している、
請求項7に記載のクラッチ装置。 - 前記第1回転体は、前記中間プレートの内周側および外周側のうち少なくとも一方に配置され前記中間プレートと半径方向に当接する第1位置決め部を有している、
請求項7または8に記載のクラッチ装置。 - 前記第2回転体は、前記中間プレートの内周側および外周側のうち少なくとも一方に配置され前記中間プレートと半径方向に当接する第2位置決め部を有している、
請求項7から9のいずれかに記載のクラッチ装置。 - 前記第1回転体は、前記中間プレートの内周側および外周側のうち少なくとも一方に配置され前記中間プレートと半径方向に当接する第1位置決め部を有しており、
前記第2回転体は、前記中間プレートの内周側および外周側のうち少なくとも一方に配置され前記中間プレートと半径方向に当接する第2位置決め部を有しており、
前記第2位置決め部は、前記第1位置決め部と軸方向に対向して配置されている、
請求項7に記載のクラッチ装置 - 前記入力回転体は、前記第1回転体および前記第2回転体に装着され前記第1回転体および前記第2回転体に対して前記第1プレッシャプレートおよび前記第2プレッシャプレートを一体回転可能かつ軸方向に移動可能に支持するシャフトと、前記シャフトにより弾性変形可能に支持され前記第1回転体と前記第1プレッシャプレートとの間に配置された第1弾性支持部材と、前記シャフトにより弾性変形可能に支持され前記第2回転体と前記第2プレッシャプレートとの間に配置された第2弾性支持部材と、を有している、
請求項6に記載のクラッチ装置。 - 前記入力回転体は、前記シャフトと前記第1プレッシャプレートと間に挿入され前記シャフトを前記第1プレッシャプレートに弾性的に連結する第3弾性部材と、前記シャフトと前記第2プレッシャプレートとの間に挿入され前記シャフトを前記第2プレッシャプレートに弾性的に連結する第4弾性部材と、を有している、
請求項12に記載のクラッチ装置。 - 前記第1プレッシャプレートは、概ね円板状の第1本体部と、前記第1本体部から前記第2円板部側に突出し円周方向に間隔を空けて配置された複数の第1フィン部と、を有している、
請求項1から13のいずれかに記載のクラッチ装置。 - 前記第2プレッシャプレートは、概ね円板状の第2本体部と、前記第2本体部から前記第1円板部側に突出し円周方向に間隔を空けて配置された複数の第2フィン部と、を有している、
請求項1から14のいずれかに記載のクラッチ装置。 - 前記第1プレッシャプレートは、概ね円板状の第1本体部と、前記第1本体部から前記第2円板部側に突出し円周方向に間隔を空けて配置された複数の第1フィン部と、を有しており、
前記第2プレッシャプレートは、概ね円板状の第2本体部と、前記第2本体部から前記第1円板部側に突出し円周方向に間隔を空けて配置された複数の第2フィン部と、を有しており、
前記第1フィン部の少なくとも一部は、隣り合う前記第2フィン部の円周方向間に配置されている、
請求項1から13のいずれかに記載のクラッチ装置。 - 前記第1プレッシャプレートに軸方向の押し付け力を伝達する第1駆動機構をさらに備え、
前記第1駆動機構は、前記入力回転体に支持された第1駆動支持部材と、前記第1駆動支持部材を前記第1プレッシャプレートに取り外し可能に連結し前記第1駆動支持部材に螺合する第1ネジ部材と、前記第1駆動支持部材が前記入力回転体に対して前記第1円板部側に移動するように前記第1駆動支持部材に駆動力を伝達する第1駆動部材と、を有している、
請求項1から16のいずれかに記載のクラッチ装置。 - 前記入力回転体は、前記第1ネジ部材に対応する位置に配置され軸方向に貫通する第1挿入孔を有している、
請求項17に記載のクラッチ装置。 - 前記第1駆動部材は、環状の第1連結部と、前記第1連結部から半径方向内側に延び円周方向に間隔を空けて配置された複数の第1中間部と、前記第1中間部からさらに半径方向に延び円周方向に間隔を空けて配置された複数の第1レバー部と、を有しており、
前記第1レバー部の円周方向の最大寸法は、前記第1中間部の円周方向の最大寸法よりも大きく、
前記第1連結部の半径方向寸法は、前記第1レバー部から前記第1連結部までの半径方向寸法と同等または前記第1レバー部から前記第1連結部までの半径方向寸法よりも小さい、
請求項17または18に記載のクラッチ装置。 - 前記第1連結部は、前記第1駆動支持部材と軸方向に当接している、
請求項19に記載のクラッチ装置。 - 前記第2プレッシャプレートに軸方向の押し付け力を伝達する第2駆動機構をさらに備え、
前記第2駆動機構は、前記入力回転体に支持された第2駆動支持部材と、前記第2駆動支持部材を前記第2プレッシャプレートに取り外し可能に連結し前記第2駆動支持部材に螺合する第2ネジ部材と、前記第2駆動支持部材が前記入力回転体に対して前記第2円板部側に移動するように前記第2駆動支持部材に駆動力を伝達する第2駆動部材と、を有している、
請求項1から20のいずれかに記載のクラッチ装置。 - 前記入力回転体は、前記第2ネジ部材に対応する位置に配置され軸方向に貫通する第2挿入孔を有している、
請求項21に記載のクラッチ装置。 - 前記第2駆動部材は、環状の第2連結部と、前記第2連結部から半径方向内側に延び円周方向に間隔を空けて配置された複数の第2中間部と、前記第2中間部からさらに半径方向に延び円周方向に間隔を空けて配置された複数の第2レバー部と、を有しており、
前記第2レバー部の円周方向の最大寸法は、前記第2中間部の円周方向の最大寸法よりも大きく、
前記第2連結部の半径方向寸法は、前記第2レバー部から前記第2連結部までの半径方向寸法と同等または前記第2レバー部から前記第2連結部までの半径方向寸法よりも小さい、
請求項21または22に記載のクラッチ装置。 - 前記第1連結部は、前記第1駆動支持部材と軸方向に当接している、
請求項23に記載のクラッチ装置。 - 前記エンジンと前記入力回転体との間に配置され前記エンジンのクランクシャフトを前記入力回転体に弾性的に連結するダンパー機構をさらに備えた、
請求項1から24のいずれかに記載のクラッチ装置。
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