JP2018054092A - クラッチ装置 - Google Patents
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- F16D13/00—Friction clutches
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- F16D13/24—Friction clutches with axially-movable clutching members with conical friction surfaces cone clutches
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Abstract
【解決手段】このクラッチ装置は、第1コーンクラッチC1と、第2コーンクラッチC2と、クラッチ制御部4と、を備えている。第1コーンクラッチC1は、テーパ状の第1受圧面201bを有する第1クラッチシュー201と、第1受圧面201bに押圧される第1摩擦面25aを有する第1摩擦部21bと、を有し、入力側の部材と出力側の部材との間で動力を伝達する。第2コーンクラッチC2は、テーパ状の第2受圧面202bを有し第1クラッチシュー201と径方向に相対移動可能な第2クラッチシュー202と、第2受圧面202bに押圧される第2摩擦面26aを有する第2摩擦部22bと、を有し、第1コーンクラッチC1と軸方向に並べて配置され、第1コーンクラッチC1とともに入力側の部材と出力側の部材との間で動力を伝達する。
【選択図】図1
Description
モータサイクル用クラッチ装置は、エンジンのクランク軸からの動力をトランスミッションに伝達するとともに、レリーズ機構の操作によって動力伝達を遮断するためのものである。このクラッチ装置は、クラッチハウジング1と、クラッチシュー2と、出力部材3と、クラッチ制御部4と、を備えている。
クラッチハウジング1は、円板部6及び筒状部7を有し、入力ギア8に連結されている。入力ギア8は、エンジン側のクランク軸に固定された駆動ギア(図示せず)に噛み合っており、エンジンから動力が入力される。
クラッチシュー2は、2つに分割された第1クラッチシュー201(第1受圧部)及び第2クラッチシュー202(第2受圧部)を有している。第1クラッチシュー201及び第2クラッチシュー202は、それぞれ環状の部材であり、クラッチハウジング1の筒状部7の内周面に沿うように配置されている。また、第1クラッチシュー201は軸方向外側に配置され、第2クラッチシュー202は軸方向内側に配置されている。そして、第1クラッチシュー201と第2クラッチシュー202とは、径方向に相対的に移動が可能である。
出力部材3は、クラッチハウジング1の内周部に収容されており、クラッチセンタ21(第1出力部材)と、プレッシャプレート22(第2出力部材)と、ハブ23と、を有している。クラッチセンタ21及びプレッシャプレート22は、いずれも鉄製のプレート材を板金加工して形成されている。
以上のような構成では、第1クラッチシュー201の第1受圧面201bと、クラッチセンタ21の外周部に形成された摩擦部21b及び第1摩擦面25aを有する第1摩擦材25と、によって第1コーンクラッチC1が構成されている。また、第2クラッチシュー202の第2受圧面202bと、プレッシャプレート22の外周部に形成された摩擦部22b及び第2摩擦面26aを有する第2摩擦材26と、によって第2コーンクラッチC2が構成されている。
クラッチ制御部4は、クラッチセンタ21の軸方向外側に配置されており、レリーズ部材30と、4つのコイルスプリング40(付勢部材)と、を有している。
ここでは、レリーズ操作がなされていない中立状態で、コイルスプリング40は圧縮された状態でレリーズ部材30とクラッチセンタ21との間に装着されている。このため、コイルスプリング40は、クラッチセンタ21を軸方向内側に付勢するとともに、プレッシャプレート22を軸方向外側に付勢している。
レリーズ操作がなされていない状態では、レリーズ部材30とクラッチセンタ21とは、互いに離れる方向にコイルスプリング40によって付勢されている。レリーズ部材30はレリーズ機構によって支持されているので、コイルスプリング40によって、クラッチセンタ21は軸方向内側に付勢され、レリーズ部材30に固定されたプレッシャプレート22は軸方向外側に付勢されている。この結果、第1摩擦面25aが第1受圧面201bに押圧され、第2摩擦面26aが第2受圧面202bに押圧される。すなわち、第1コーンクラッチC1及び第2コーンクラッチC2がクラッチオン(動力伝達状態)になる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
2 クラッチシュー
201 第1クラッチシュー
202 第2クラッチシュー
201a,202a 爪(シュー側係合部)
201b 第1受圧面
202b 第2受圧面
3 出力部材
4 クラッチ制御部
6 円板部
7 筒状部
7a 切欠き(ハウジング側係合部)
21 クラッチセンタ(第1出力部材)
22 プレッシャプレート(第2出力部材)
25a 第1摩擦面
26a 第2摩擦面
30 レリーズ部材
40 コイルスプリング(付勢部材)
C1 第1コーンクラッチ
C2 第2コーンクラッチ
Claims (8)
- 動力が入力される入力側の部材と動力が出力される出力側の部材との間に配置されるクラッチ装置であって、
テーパ状の第1受圧面を有する第1受圧部と、前記第1受圧面に押圧される第1摩擦面を有する第1摩擦部と、を有し、前記入力側の部材と前記出力側の部材との間で動力の伝達及び遮断を行う第1コーンクラッチと、
テーパ状の第2受圧面を有し前記第1受圧部と径方向に相対移動可能な第2受圧部と、前記第2受圧面に押圧される第2摩擦面を有する第2摩擦部と、を有し、前記第1コーンクラッチと軸方向に並べて配置され、前記第1コーンクラッチとともに前記入力側の部材と前記出力側の部材との間で動力の伝達及び遮断を行う第2コーンクラッチと、
を備えたクラッチ装置。 - 前記入力側の部材に連結可能なクラッチハウジングと、
前記出力側の部材に連結可能な出力部材と、
をさらに備え、
前記出力部材と前記第1及び第2コーンクラッチとは、前記クラッチハウジングの内周部に収容され、
前記第1及び第2受圧部は前記クラッチハウジングの内周部に設けられ、前記第1及び第2摩擦部は前記出力部材の外周部に設けられている、
請求項1に記載のクラッチ装置。 - 前記第1受圧部は、前記クラッチハウジングとともに回転し、内周面に前記第1受圧面を有する第1クラッチシューを有し、
前記第2受圧部は、前記クラッチハウジングとともに回転し、内周面に前記第2受圧面を有する第2クラッチシューを有する、
請求項2に記載のクラッチ装置。 - 前記クラッチハウジングは、円板部と、前記円板部の外周部から軸方向に延びて形成されるとともにハウジング側係合部を有する筒状部と、を有し、
前記第1及び第2クラッチシューは、外周部に前記ハウジング側係合部と係合するシュー側係合部を有する、
請求項3に記載のクラッチ装置。 - 前記出力部材は、
外周部に前記第1摩擦部を有する第1出力部材と、
外周部に前記第2摩擦部を有し、軸方向に移動自在でかつ前記第1出力部材と同期して回転可能な第2出力部材と、
を有する、
請求項2から4のいずれかに記載のクラッチ装置。 - 前記第1及び第2コーンクラッチのオン、オフを制御するクラッチ制御部をさらに備え、
前記クラッチ制御部は、
前記第1出力部材を軸方向の第1側に付勢して前記第1摩擦面を前記第1受圧面に押圧する付勢部材と、
前記付勢部材を支持するとともに、前記付勢部材の付勢力によって前記第2出力部材を軸方向の第2側に付勢して前記第2摩擦面を前記第2受圧面に押圧するためのレリーズ部材と、
を有する、
請求項5に記載のクラッチ装置。 - 前記レリーズ部材は前記レリーズ機構によって軸方向に移動可能であり、
前記レリーズ部材が前記第1側に移動させられることによって、前記第1及び第2コーンクラッチはクラッチオフになる、
請求項6に記載のクラッチ装置。 - 前記第1出力部材と前記第2出力部材とは軸方向に対向して配置されており、
前記第1受圧面及び前記第1摩擦面は、軸方向の第1側に向かって径が小さくなるテーパ状であり、
前記第2受圧面及び前記第2摩擦面は、軸方向の第2側に向かって径が小さくなるテーパ状である、
請求項5から7のいずれかに記載のクラッチ装置。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016194186A JP2018054092A (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | クラッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018054092A5 JP2018054092A5 (ja) | 2019-06-27 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016194186A Pending JP2018054092A (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | クラッチ装置 |
Country Status (2)
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WO (1) | WO2018061627A1 (ja) |
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JP5272089B1 (ja) * | 2012-03-09 | 2013-08-28 | 株式会社エクセディ | モータサイクル用クラッチ装置 |
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2016
- 2016-09-30 JP JP2016194186A patent/JP2018054092A/ja active Pending
-
2017
- 2017-09-04 WO PCT/JP2017/031714 patent/WO2018061627A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
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WO2018061627A1 (ja) | 2018-04-05 |
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