JP2010216524A - 車両用トルクリミッタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1伝達部材を挟圧する一対の第2伝達部材のうち小径側の一方の母材が小さくされることでその母材の材料費が低減され、原価を低減することができる車両用トルクリミッタ装置を提供する。
【解決手段】クラッチディスク48を挟圧する第1クラッチカバー40およびプレッシャープレート46のうち小径側のプレッシャープレート46は、外周部に周方向の所定間隔で形成された複数の切欠き溝50を有し、大径側の第1クラッチカバー40は、軸心C方向にそれぞれ突設されて複数の切欠き溝50にそれぞれ嵌め入れられた複数の係合突起52を有して構成されることから、プレッシャープレート46の最小母材外径D1が、従来の車両用トルクリミッタ装置60のプレッシャープレート62の最小母材外径D2に比較して小さくなるので、プレッシャープレート46の母材の材料費が低減され、製造コストが低減される。
【選択図】図3
【解決手段】クラッチディスク48を挟圧する第1クラッチカバー40およびプレッシャープレート46のうち小径側のプレッシャープレート46は、外周部に周方向の所定間隔で形成された複数の切欠き溝50を有し、大径側の第1クラッチカバー40は、軸心C方向にそれぞれ突設されて複数の切欠き溝50にそれぞれ嵌め入れられた複数の係合突起52を有して構成されることから、プレッシャープレート46の最小母材外径D1が、従来の車両用トルクリミッタ装置60のプレッシャープレート62の最小母材外径D2に比較して小さくなるので、プレッシャープレート46の母材の材料費が低減され、製造コストが低減される。
【選択図】図3
Description
本発明は、過大なトルク伝達を防止するための車両用トルクリミッタ装置にかかり、特に、製造コストを低減するための技術に関するものである。
一軸心まわりに回転可能に設けられた円板状の第1回転部材と、その第1回転部材の前記一軸心方向の両側において、相互に相対回転不能且つ前記一軸心方向の相対移動可能に設けられて第1回転部材を挟圧する径の異なる円板状の一対の第2回転部材とを備え、第1回転部材と一対の第2回転部材との摩擦によりそれらの間でトルクを伝達しつつも、その伝達トルクが予め定められた所定トルクを超えると第1回転部材と一対の第2回転部材とがスリップして相対回転することにより過大なトルクの伝達を抑制する車両用トルクリミッタ装置が知られている。例えば、特許文献1に記載されたものがそれである。
ところで、上記従来の車両用トルクリミッタ装置において、前記一対の第2伝達部材は、それらのうち小径側の一方の外周部に周方向の所定の間隔で大径側の他方に向けて前記一軸心方向に突設された複数の突起が、その他方に形成された複数の貫通穴にそれぞれ嵌め入れられることにより、相対回転不能且つ前記一軸心方向の相対移動可能に組み合わされている。上記一対の第2伝達部材の一方は、上記複数の突起が形成されるように、先ず、板状の母材から例えばプレス装置を用いた打ち抜き加工等により外周面に周方向の所定の間隔で半径方向外側に向けて突き出す複数の突出部を有する円板状のものが成形され、次いで、例えばプレス装置を用いた曲げ加工等によりそれら複数の突出部の突出方向が軸心方向に向くように曲げられて製作される。
ここで、上記車両用トルクリミッタ装置の製造コストに関連する構成部品の母材の材料費を低く抑えるためには、その母材の大きさを可及的に小さくすることが望ましい。しかしながら、前記従来の車両用トルクリミッタ装置において、前記一対の第2伝達部材の一方は、その母材外径を完成品に比較して前記突出部の分だけ大きくする必要があるため、その母材を小さくするには限界がある。そのため、その母材の材料費を低減することによる製造コストの低減には限界があるという問題があった。
本発明は以上の事情を背景としてなされたものであり、その目的とするところは、第1伝達部材を挟圧する一対の第2伝達部材のうち小径側の一方の母材の材料費を低減することで製造コストが低減される車両用トルクリミッタ装置を提供することにある。
かかる目的を達成するための請求項1にかかる発明の要旨とするところは、(1)一軸心まわりに回転可能に設けられた円板状の第1回転部材と、その第1回転部材の前記一軸心方向の両側において、相互に相対回転不能且つ前記一軸心方向の相対移動可能に設けられて第1回転部材を挟圧する径の異なる円板状の一対の第2回転部材とを備え、第1回転部材と一対の第2回転部材との摩擦によりそれらの間でトルクを伝達しつつも、その伝達トルクが予め定められた所定トルクを超えると第1回転部材と一対の第2回転部材とがスリップして相対回転することにより過大なトルクの伝達を抑制する車両用トルクリミッタ装置であって、(2)前記一対の第2回転部材のうち小径側の一方は、その外周部に周方向の所定の間隔で形成された複数の切欠き溝を有し、(3)他方は、前記一方の複数の切欠き溝に向けて前記一軸心方向にそれぞれ突設されてそれら切欠き溝にそれぞれ嵌め入れられ、前記一方を相対回転不能且つ前記一軸心方向の相対移動可能に案内する複数の係合突起を有することにある。
請求項1にかかる発明の車両用トルクリミッタ装置によれば、第1回転部材を挟圧する一対の第2回転部材のうち小径側の一方は、その外周部に周方向の所定の間隔で形成された複数の切欠き溝を有し、他方は、前記一方の複数の切欠き溝に向けて前記一軸心方向にそれぞれ突設されてそれら切欠き溝にそれぞれ嵌め入れられ、前記一方を相対回転不能且つ前記一軸心方向の相対移動可能に案内する複数の係合突起を有して構成されることから、上記一方の必要最小母材外径が、従来のものすなわち円板状の外周面に半径方向外側に向けて突設された複数の突出部が曲げ加工されて複数の突起が形成されるものに比較して小さくなるので、上記一方の母材の材料費が低減でき、製造コストが低減される。
ここで、好適には、前記他方の複数の係合突起は、その他方の一部に曲げ加工が施されることにより形成されている。このようにすれば、新たな部材を用いずに上記係合突起が形成されるので、部品点数が削減されて製造コストが低減される。
また、好適には、本発明の車両用トルクリミッタ装置は、トルク変動を吸収するための車両用トーショナルダンパの一部として用いられる。具体的には、車両用トルクリミッタ装置は、例えば、車両の主駆動力源の出力軸に連結される入力側回転部材と駆動輪側の例えば変速機の入力軸等に連結される出力側回転部材との間にトルク変動を吸収するためのダンパ機構を備えた車両用トーショナルダンパにおいて、上記入力側回転部材の動力伝達経路の途中に設けられる。このようにすれば、上記主駆動力源から出力された過大なトルクが変速機やダンパ機構などに伝達されることが抑制されるので、上記過大なトルクが伝達されることにより変速機やダンパ機構などが破損することを抑制することができる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の車両用トルクリミッタ装置10を含む車両用トーショナルダンパ12を示す正面図である。また、図2は、図1のII-II矢視部断面を示す車両用トーショナルダンパ12の断面図である。図1および図2において、車両用トーショナルダンパ12は、本実施例では、例えばハイブリッド車両に搭載されている。具体的には、車両用トーショナルダンパ12は、車両の主動力源としての図示しないエンジンのクランク軸13に固定されたフライホイール14と、その後段側すなわち駆動輪側への動力伝達部材として機能する伝達軸16との間に介在されている。
上記フライホイール14は、エンジンの回転変動を少なくするための円板状の部材であり、内周部がボルト18によりクランク軸13に締結され、クランク軸13と同心に且つ軸心(一軸心)Cまわりの回転可能に支持されている。上記伝達軸16は、図示しない電動機や動力分配装置等を収容するトランスアクスルケースを貫通して設けられ、フライホイール14と同心に且つ軸心Cまわりの回転可能に支持されている。
車両用トーショナルダンパ12は、フライホイール14に対して同心且つ相対回転不能に連結された入力側回転部材22と、その入力側回転部材22と同心且つ相対回転可能に設けられた出力側回転部材24とを含んで構成されている。上記入力側回転部材22は、外周部が車両用トルクリミッタ装置10を介してフライホイール14に連結されるとともに、内周部が軸心C方向の所定の間隔を隔てて配設された一対の円環板状のドライブプレート26を備えている。一方、上記出力側回転部材24は、伝達軸16にスプライン嵌合された中空円筒状の基部28と、上記一対のドライブプレート26の間に形成された環状の間隙に向けて基部28の外周面から外方へ突設された鍔部30とを有するハブ部材32を備えている。そして、上記一対のドライブプレート26の内周部と鍔部30の内周部との周方向の隙間には、入力側回転部材22と出力側回転部材24との相対回転に応じて弾性変形可能に配設され、弾性変形量に応じて入力側回転部材22と出力側回転部材24との相対回転を許容するコイル状のダンパスプリング34が設けられ、上記一対のドライブプレート26の内周部と鍔部30の内周部との軸心C方向の隙間には、狭圧状態で軸心C方向に積層された複数枚の摩擦材を含む摩擦係合装置36が設けられている。
このように構成された車両用トーショナルダンパ12においては、ドライブプレート26とハブ部材32との間においてトルク伝達が行われるとともにエンジンのトルク変動による振動が吸収されるようになっており、動力伝達時における動力源側から駆動輪側へのねじれ振動の伝達が抑制されるようになっている。
以下では、フライホイール14とドライブプレート26の外周部との間に介在された本実施例の車両用トルクリミッタ装置10に関して詳しく説明する。
図3は、図2のII矢視部を拡大して示す車両用トルクリミッタ装置10の断面図である。図1乃至図3において、車両用トルクリミッタ装置10は、外周部が例えばリベット37により相互に結合されるとともにフライホイール14のエンジンとは反対側に例えばボルト38により共に締結された一対の円環板状部材であって、それぞれの内周部が軸心C方向に所定の間隔を隔てた状態で相対向する第1クラッチカバー40および第2クラッチカバー42を備えている。また、車両用トルクリミッタ装置10は、第1クラッチカバー40よりも小径に形成されるとともに、第1クラッチカバー40と第2クラッチカバー42との間に形成された環状の間隙において第1クラッチカバー40に相対回転不能且つ軸心C方向の相対移動可能に配設され、第2クラッチカバー42との間に配設された皿ばね44により第1クラッチカバー40に向けて軸心C方向へ付勢されるプレッシャープレート46と、内周部が一対のドライブプレート26の外周部にそれぞれ固定されて軸心Cまわりに回転可能に設けられるとともに、外周部が一対の円環板状の摩擦材47を介して第1クラッチカバー40およびプレッシャープレート46により狭圧される円環板状のクラッチディスク48を備えている。なお、クラッチディスク48は、本発明における第1回転部材に相当する。また、プレッシャープレート46は、本発明では、第1回転部材の前記一軸心方向の両側において、相互に相対回転不能且つ前記一軸心方向の相対移動可能に設けられて第1回転部材を挟圧する径の異なる一対の第2回転部材のうち、小径側の一方に相当し、第1クラッチカバー40は、本発明では、一対の第2回転部材のうち、大径側の他方に相当する。
図4は、図3のIV矢視部のプレッシャープレート46を一部切欠いて示す斜視図である。図3および図4において、直径D1に形成されたプレッシャープレート46の外周面には、周方向の所定の間隔で複数の切欠き溝50が形成されている。このプレッシャープレート46は、例えば、直径D1以上の円板状や矩形板状であって鋼などの金属材料の母材からプレス装置を用いた打ち抜き加工等により製作される。このとき、一つの母材からは、1個または複数個のプレッシャープレート46が製作され得るが、必要最小母材外径は、直径D1に等しい。
図5は、図3のV矢視部の第1クラッチカバー40を一部切欠いて示す斜視図である。図3および図5において、第1クラッチカバー40は、プレッシャープレート46の複数の切欠き溝50に向けて軸心C方向にそれぞれ突設されて上記複数の切欠き溝50のいずれか1にそれぞれ嵌め入れられ、プレッシャープレート46を第1クラッチカバー40に対して相対回転不能且つ軸心C方向の相対移動可能に案内する複数の係合突起52を有している。上記複数の係合突起52は、第1クラッチカバー40の内周部の一部に例えばプレス装置で曲げ加工等が施されることによって形成されており、第1クラッチカバー40と共に同一の母材から形成されている。
このように構成された車両用トルクリミッタ装置10では、フライホイール14から第1クラッチカバー40および第2クラッチカバー42へ伝達されたトルクが摩擦材47を介してクラッチディスク48へ伝達されるようになっている一方で、その伝達トルクが予め定められた所定トルクを超えると、第1クラッチカバー40およびプレッシャープレート46とクラッチディスク48とが相互にスリップして相対回転するようになっており、これにより、過大なトルクの伝達が抑制されるようになっている。上記所定トルクは、例えばダンパスプリング34や伝達軸16の後段側に設けられる図示しない電動機や動力分配装置等に入力される許容トルク以下となるように予め実験的に求められて設定される。
因みに、図6は、従来の車両用トルクリミッタ装置60を示す断面図であって、本実施例の図3に対応する図である。また、図7は、図6のVII矢視部のプレッシャープレート62だけを一部切欠いて示す斜視図である。図6および図7に示すように、従来の車両用トルクリミッタ装置60において、第1クラッチカバー64およびプレッシャープレート62は、小径側のプレッシャープレート62の外周部に周方向の所定の間隔で第1クラッチカバー64に向けて軸心C方向に突設された複数の突起66が、第1クラッチカバー64に形成された複数の貫通穴68にそれぞれ嵌め入れられることにより、相対回転不能且つ軸心C方向の相対移動可能に組み合わされている。上記プレッシャープレート62は、上記複数の突起66を形成するために、先ず、直径D2以上の円板状または矩形板状の母材から、例えばプレス装置を用いた打ち抜き加工等によって、外周面に周方向の所定の間隔で半径方向外側に向けて突き出す複数の突出部66aを有する直径D2の円板状のものが成形され、次いで、例えばプレス装置を用いた曲げ加工等によりそれら複数の突出部66aの突出方向が軸心C方向に向くように曲げられて製作される。プレッシャープレート62の必要最小母材外径は、直径D2に等しい。このように、従来の車両用トルクリミッタ装置60のプレッシャープレート62は、本実施例の車両用トルクリミッタ装置10のプレッシャープレート46に比較して、母材外径を前記突出部66aの分だけ大きくする必要がある。
上述のように、本実施例の車両用トルクリミッタ装置10によれば、クラッチディスク48を挟圧する第1クラッチカバー40およびプレッシャープレート46のうち小径側のプレッシャープレート46は、その外周部に周方向の所定の間隔で形成された複数の切欠き溝50を有し、大径側の第1クラッチカバー40は、プレッシャープレート46に形成された複数の切欠き溝50に向けて軸心C方向にそれぞれ突設されてそれら切欠き溝50にそれぞれ嵌め入れられ、プレッシャープレート46を相対回転不能且つ軸心C方向の相対移動可能に案内する複数の係合突起52を有して構成されることから、プレッシャープレート46の最小母材外径D1が、従来のものすなわち車両用トルクリミッタ装置60のプレッシャープレート62の最小母材外径D2に比較して小さくなるので、プレッシャープレート46の母材の材料費が低減でき、製造コストが低減される。
また、本実施例の車両用トルクリミッタ装置10によれば、第1クラッチカバー40に形成される複数の係合突起52は、その第1クラッチカバー40の一部に曲げ加工が施されることにより形成されていることから、新たな部材を用いずに上記係合突起52が形成されるので、部品点数が削減されて製造コストが低減される。
また、本実施例の車両用トルクリミッタ装置10によれば、その車両用トルクリミッタ装置10は、車両の主駆動力源としてのエンジンのクランク軸(出力軸)13に連結される入力側回転部材22と駆動輪側の伝達軸16に連結される出力側回転部材24との間にトルク変動を吸収するためのダンパスプリング(ダンパ機構)34を備えた車両用トーショナルダンパ12において、入力側回転部材22の一部として設けられることから、エンジンから出力された過大なトルクがダンパスプリング34や伝達軸16の後段側に連結される動力分配装置や電動機等に入力されることが抑制されるので、過大なトルクが伝達されることによりダンパスプリング34や動力分配装置や電動機等が破損することを抑制することができる。
以上、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、別の態様でも実施され得る。
たとえば、前述の実施例において、車両用トルクリミッタ装置10は、車両用トーショナルダンパ12の一部として設けられていたが、これに限らず、車両の動力伝達経路であればどこにでも設けられ得る。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、その他一々例示はしないが、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10 車両用トルクリミッタ装置
40 第1クラッチカバー(一対の第2回転部材の小径側の一方)
44 皿ばね(付勢部材)
46 プレッシャープレート(一対の第2回転部材の他方)
48 クラッチディスク(第1回転部材)
50 切欠き溝
52 係合突起
C 軸心
40 第1クラッチカバー(一対の第2回転部材の小径側の一方)
44 皿ばね(付勢部材)
46 プレッシャープレート(一対の第2回転部材の他方)
48 クラッチディスク(第1回転部材)
50 切欠き溝
52 係合突起
C 軸心
Claims (1)
- 一軸心まわりに回転可能に設けられた円板状の第1回転部材と、該第1回転部材の該一軸心方向の両側において、相互に相対回転不能且つ該一軸心方向の相対移動可能に設けられて該第1回転部材を挟圧する径の異なる円板状の一対の第2回転部材とを備え、該第1回転部材と該一対の第2回転部材との摩擦によりそれらの間でトルクを伝達しつつも、該トルクが予め定められた所定トルクを超えると該第1回転部材と該一対の第2回転部材とがスリップして相対回転することにより過大なトルクの伝達を抑制する車両用トルクリミッタ装置であって、
前記一対の第2回転部材のうち小径側の一方は、その外周部に周方向の所定の間隔で形成された複数の切欠き溝を有し、
他方は、前記一方の複数の切欠き溝に向けて前記一軸心方向にそれぞれ突設されて該切欠き溝にそれぞれ嵌め入れられ、該一方を相対回転不能且つ前記一軸心方向の相対移動可能に案内する複数の係合突起を有することを特徴とする車両用トルクリミッタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009062043A JP2010216524A (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | 車両用トルクリミッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009062043A JP2010216524A (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | 車両用トルクリミッタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010216524A true JP2010216524A (ja) | 2010-09-30 |
Family
ID=42975586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009062043A Pending JP2010216524A (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | 車両用トルクリミッタ装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010216524A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110035916A (zh) * | 2016-12-09 | 2019-07-19 | 戴姆勒股份公司 | 用于汽车的混合动力头 |
CN112352119A (zh) * | 2018-08-01 | 2021-02-09 | 株式会社F.C.C. | 扭矩缓冲器装置 |
CN112594330A (zh) * | 2019-10-02 | 2021-04-02 | 株式会社艾科赛迪 | 动力传递装置 |
CN112594330B (zh) * | 2019-10-02 | 2024-05-14 | 株式会社艾科赛迪 | 动力传递装置 |
-
2009
- 2009-03-13 JP JP2009062043A patent/JP2010216524A/ja active Pending
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