JP2011136614A - 列車運行指令装置 - Google Patents
列車運行指令装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011136614A JP2011136614A JP2009296756A JP2009296756A JP2011136614A JP 2011136614 A JP2011136614 A JP 2011136614A JP 2009296756 A JP2009296756 A JP 2009296756A JP 2009296756 A JP2009296756 A JP 2009296756A JP 2011136614 A JP2011136614 A JP 2011136614A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- train
- diagram
- prediction
- affected
- plan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 claims abstract description 99
- 230000008520 organization Effects 0.000 abstract 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 7
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 4
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】運行乱れの原因となっている問題列車とその影響列車、及び予測される運行乱れを解決するための運転整理提案を指令員に提示する場合、問題列車及び影響列車をダイヤ図で見易くし、指令員による状況の判断に資する列車運行指令装置を提供する。
【解決手段】列車運行指令装置に運行データ10を入力し、ダイヤ図22に問題列車と影響列車を予測ダイヤで表示する。また、遅延判定時間入力欄21に入力した遅延判定時間以上の遅延である予測ダイヤを表示し、影響列車の前後列車の状況を表示する。また、計画ダイヤを入力手段で指定すると、該計画ダイヤに対応する予測ダイヤを強調表示することができる。
【選択図】図1
【解決手段】列車運行指令装置に運行データ10を入力し、ダイヤ図22に問題列車と影響列車を予測ダイヤで表示する。また、遅延判定時間入力欄21に入力した遅延判定時間以上の遅延である予測ダイヤを表示し、影響列車の前後列車の状況を表示する。また、計画ダイヤを入力手段で指定すると、該計画ダイヤに対応する予測ダイヤを強調表示することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、列車の運行を監視、制御する列車運行管理システムにおいて用いられ、指令員が列車運行を監視、運転整理を行うために使用する列車運行指令装置に関する。本発明は、特に、運行予測データをチェックし、運行乱れの問題があった場合、指令員に対して、その運行乱れを解決する運転整理提案が提示される列車運行指令装置に関する。
従来、列車運行指令装置は、予め作成されているダイヤと、現在の列車在線位置とに基づいて作成された運行予測データをチェックした結果、問題列車(遅延列車)と当該問題列車の影響で2次遅延が予測される影響列車があった場合、問題列車と影響列車の順序変更等の運転整理提案をダイヤ図と文字メッセージ(提案内容、列車番号等)で指令員に提示していた。
現在、運行乱れの原因となっている問題列車とその影響を受ける影響列車、及び、予測される運行乱れを解決するための運転整理提案を指令員に提示する場合に、例えば高密度路線等では、問題列車、影響列車等の情報をダイヤ図で指令員に提示すると、それらは表示面上で見づらく、一目で区別して認識しにくいものがあり、状況の判断が難しい。(図4参照)
本出願人は、列車運転整理システムとして、整理案作成部により自動作成された後、整理案記憶部に記憶された複数の整理案を読み込み、各整理案の特徴が把握しやすい形式で表示装置に同時に表示し、表示された整理案のうち選択された整理案を編集し直す二次処理を実行して表示装置にその特徴が把握しやすい形式で表示することにより、自動作成された個々の列車運転整理案を広域的見地から列車の乱れの対策を判断できるようにしたシステムを提案している(特許文献1)。
そこで、問題列車及びその影響を受ける影響列車を含む情報を運転整理提案としてダイヤ図上で提示する列車運行指令装置において、運転整理提案が表示される表示面上で、問題列車、影響列車、及び影響列車の遅延の影響で更に遅延する列車を認識し易くする点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、問題列車及びその影響を受ける影響列車を含む情報を運転整理提案としてダイヤ図上で提示する列車運行指令装置であって、問題列車、影響列車、及び、影響列車以降の遅延状況を表示面上で見易くし、これらを一目で区別して認識でき、指令員による列車運転状況の迅速な判断に資することができる列車運行指令装置を提供することである。
この発明による列車運行指令装置は、列車運行計画を表すダイヤ及び当該列車運行についての実績データ、予測データ及び運行状況データを含む運行データの入力を受けて、前記列車の運行状況を実績ダイヤ、予測ダイヤとして計画ダイヤに重ねてダイヤ図で画面表示し、前期予測データから運行乱れ(ある列車(以降、問題列車と呼ぶ)の遅れが他の列車(以降、影響列車と呼ぶ)に波及した状態)を検知し、当該運行乱れを解消する運転整理提案をメッセージで表示するとともに、計画ダイヤの運転整理対象箇所に提案マークを表示する列車運行指令装置おいて、前記ダイヤ図上に、問題列車の予測ダイヤと、影響列車の予測ダイヤを各々強調表示し、また、計画ダイヤに対する遅延が一定以上の予測ダイヤを抽出して表示することを特徴としている。
ある列車が遅延すると、当該列車運行と関連する他列車が存在している場合に、他列車に当該遅延の影響が及ぶことがある。この列車運行指令装置によれば、運行予測データが入力され、ダイヤ図に表示される予測ダイヤに対し、問題列車やその影響列車であることを強調表示し(色を含む)、また、運転整理提案対象の計画ダイヤ上に提案マークを表示する。また、遅延が一定以上の予測ダイヤが抽出されて表示される。
また、前記遅延列車の予測ダイヤの抽出表示において、遅延列車の判定時間を指令員が指定可能とする。この場合、更にダイヤ図上に、遅延判定時間を指示する入力欄を表示しておき、入力手段で該入力欄を操作することで、遅延判定時間の指定を行うことができる。
更に、計画ダイヤを入力手段で指定すると、該計画ダイヤの予測ダイヤを強調表示し、逆に、予測ダイヤを入力手段で指定すると、該予測ダイヤの計画ダイヤを強調表示することができる。
この発明である列車運行指令装置によれば、問題列車と影響列車の順序変更等の運転整理提案を提示するときに、ダイヤ図によって、状況を一目で分かり易く表示できるため、指令員が直ちに対応することが可能となる。
また、遅延が一定以上の予測ダイヤが抽出されて表示されるので、列車の指令員は、影響列車以降の遅延の波及状況を一目で確認することができる。
また、影響列車の計画ダイヤと予測ダイヤとの対応を一目で認識することができる。
以下、添付した図面(図1〜図3)を参照してこの発明である列車運行指令装置の実施形態について説明する。図1は本発明の列車運行指令装置の概要を示す説明図である。
図1に示すように、列車運行指令装置は、データ受信に関し、運行データ受信部9と運行データ10とを備えている。運行データ受信部9は、計画ダイヤ受信部1、実績データ受信部2、予測データ受信部3及び運行状況受信部4を備えている。
計画ダイヤ受信部1は、LAN20から当日の運行計画を表すダイヤデータを受信して、運行指令装置内部のメモリに計画ダイヤ5として格納する。実績データ受信部2は、LAN20から当日の運行実績データを受信して、運行指令装置内部のメモリに実績ダイヤ6として格納する。運行実績データは、過去のデータであり、運行計画であるダイヤデータどおりであることが好ましいが、実績としては必ずしも同じではない。
予測データ受信部3は、LAN20から当日の運行予測(将来の予測)を表す運行予測データを受信して、運行指令装置内部のメモリに予測ダイヤ7として格納する。運行状況受信部4は、LAN20から当日の運行状況(現在、在線している列車の在線位置、列車番号等を表す現在データ)を表す運行状況データを受信して、運行指令装置内部のメモリに運行状況8として格納する。運行データ10は、上記のとおり、計画ダイヤ5、実績ダイヤ6、予測ダイヤ7、運行状況8として格納される。
現在の運行状況を次のようなものと仮定する(図2参照)。即ち、列車番号Aの列車が4駅から9駅の方向に走行しており、9駅で折り返し、列車番号Bとして4駅の方向に走行するとする。また、列車番号Cの列車が10駅から9駅に進入し、4駅の方向に走行する。ここで、9駅での4駅方向の出発順序は列車番号B、列車番号Cの順である。
提案編集部11は、運行データ10を参照し、現在遅延している問題列車を検索する。問題列車は列車番号Aの列車であるとする。また、提案編集部11は、問題列車(列車番号A)の遅れの影響で遅れが予測される影響列車(列車番号C)を運行データ10から検索する。
問題列車(列車番号A)と影響列車(列車番号C)の関係が提案ルール情報14内のあるルールの条件部に記述されていれば、その条件部に対応する提案部に記述されている運転整理提案情報を作成し、作成した運転整理提案情報をダイヤ図表示部12に渡す。この運転整理提案には、問題列車の折り返し後の列車と影響列車の順序変更等が含まれる。
ダイヤ図表示部12は、計画ダイヤ5、実績ダイヤ6、予測ダイヤ7を参照し、各ダイヤデータをディスプレイ13上に、ダイヤ図として表示する。また、ダイヤ図表示部12は、計画ダイヤ、実績ダイヤ、予測ダイヤを、各々、表示・非表示とすることができる。
提案編集部11が作成した運転整理提案情報内の問題列車と影響列車の予測ダイヤに問題列車色と影響列車色を各々着色し、ダイヤ図22に表示する。影響列車の運転整理対象箇所には提案マーク19を表示する。
問題列車、影響列車以外の予測ダイヤは、遅延判定時間入力欄21に指定した時間以上遅延している予測ダイヤのみ表示する。ここで、予測ダイヤの遅延とは、本線の着発予測遅延時分の最大値とする。
次に計画ダイヤと予測ダイヤとの対応表示について図2,3を用いて説明する。図2,3は、図1に示すダイヤ図22を抜き出したものである。ディスプレイ13上でのマウスやポインタのような適宜の入力装置の操作によって計画ダイヤを指定することで、対応する予測ダイヤを強調表示する。
逆に、入力装置の操作によって予測ダイヤを指定することで、対応する計画ダイヤを強調表示する。この対応表示機能により、計画ダイヤと予測ダイヤとの対応を速やかに指令員に分かり易く示すことができる。
本発明による予測ダイヤの遅延量による抽出表示は、実績ダイヤの遅延量による抽出表示などにも使用することができる。
1 計画ダイヤ受信部
2 実績データ受信部
3 予測データ受信部
4 運行状況受信部
5 計画ダイヤ
6 実績ダイヤ
7 予測ダイヤ
8 運行状況
9 運行データ受信部
10 運行データ
11 提案編集部
12 ダイヤ図表示部
13 ディスプレイ
14 提案ルール
15 駅名表示部
16 時刻表示部
17 現時刻表示
18 運転整理提案メッセージ
19 提案マーク
20 LAN
21 遅延判定時間入力欄
22 ダイヤ図
2 実績データ受信部
3 予測データ受信部
4 運行状況受信部
5 計画ダイヤ
6 実績ダイヤ
7 予測ダイヤ
8 運行状況
9 運行データ受信部
10 運行データ
11 提案編集部
12 ダイヤ図表示部
13 ディスプレイ
14 提案ルール
15 駅名表示部
16 時刻表示部
17 現時刻表示
18 運転整理提案メッセージ
19 提案マーク
20 LAN
21 遅延判定時間入力欄
22 ダイヤ図
Claims (3)
- 列車運行計画を表すダイヤ及び当該列車運行についての実績データ、予測データ及び運行状況データを含む運行データの入力を受けて、前記列車の運行状況を実績ダイヤ、予測ダイヤとして計画ダイヤに重ねてダイヤ図で画面表示し、また、予測データから運行乱れのある問題列車の遅れが他の影響列車に波及した状態を検知し、当該運行乱れを解消する運転整理提案をメッセージで表示するとともに、計画ダイヤの運転整理対象箇所に提案マークを表示する列車運行指令装置おいて、前記問題列車の予測ダイヤと、前記影響列車の予測ダイヤとを各々強調表示し、また、計画ダイヤに対する遅延が一定以上の予測ダイヤを抽出して表示することを特徴とする列車運行指令装置。
- 請求項1に記載の列車運行指令装置において、指令員により指定され指定抽出表示される遅延予測ダイヤの遅延判定時間が入力可能であることを特徴とする列車運行指令装置。
- 請求項2記載の列車運行指令装置において、前記計画ダイヤがマウスで指定される操作に応答して、該計画ダイヤの予測ダイヤを強調表示し、逆に、前記予測ダイヤがマウスで指定される操作に応答して、該予測ダイヤの計画ダイヤを強調表示することを特徴とする列車運行指令装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009296756A JP2011136614A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 列車運行指令装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009296756A JP2011136614A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 列車運行指令装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011136614A true JP2011136614A (ja) | 2011-07-14 |
Family
ID=44348493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009296756A Pending JP2011136614A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 列車運行指令装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011136614A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014040161A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Hitachi Ltd | 運転整理業務支援装置及び方法 |
JP2014069621A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Hitachi Ltd | 電力需給システム |
JP2022162004A (ja) * | 2017-09-13 | 2022-10-21 | 株式会社日立システムズ | 比較装置、比較方法、及びプログラム |
-
2009
- 2009-12-28 JP JP2009296756A patent/JP2011136614A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014040161A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Hitachi Ltd | 運転整理業務支援装置及び方法 |
GB2507163A (en) * | 2012-08-22 | 2014-04-23 | Hitachi Ltd | Real-time rescheduling of trains based on an allowable delay to a planned timetable |
JP2014069621A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Hitachi Ltd | 電力需給システム |
JP2022162004A (ja) * | 2017-09-13 | 2022-10-21 | 株式会社日立システムズ | 比較装置、比較方法、及びプログラム |
JP7391156B2 (ja) | 2017-09-13 | 2023-12-04 | 株式会社日立システムズ | 比較装置、比較方法、及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2009200877A1 (en) | Air traffic control apparatus and air traffic control information processing method | |
WO2010106982A1 (ja) | データ入力支援装置及びデータ入力支援方法 | |
JP2011136614A (ja) | 列車運行指令装置 | |
JP2014019182A (ja) | 列車運行指令装置 | |
JP2018090139A (ja) | 車両運用業務支援システム | |
JP2009196614A (ja) | 列車運行指令装置 | |
KR101513983B1 (ko) | Sop 시나리오 구동 시스템 및 그 제공방법 | |
KR102020063B1 (ko) | 지능형 재난대응 훈련방법 및 그 시스템 | |
JPWO2017046933A1 (ja) | 運転整理支援装置およびシステム | |
JP4254774B2 (ja) | 列車ダイヤ作成装置 | |
JP2008184032A (ja) | ダイヤ作成装置 | |
JP5731912B2 (ja) | 運転整理支援システム | |
JP2008225729A (ja) | 情報処理装置、携帯端末と受発信装置ならびにプログラムとプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2008290645A (ja) | 列車運行管理システム | |
JP5647566B2 (ja) | 列車運行指令装置 | |
JP2006228000A (ja) | 乗務員割当装置及びプログラム並びに方法 | |
JP2010111309A (ja) | 制御予定進路表示機能を有する自動進路制御装置 | |
JP2007276553A (ja) | 旅客案内装置に対する表示制御方法 | |
JP2004291817A (ja) | 運用計画作成支援情報及び運用計画作成支援装置 | |
JP2008179358A (ja) | 列車運行管理システムの運転整理装置 | |
JP6289232B2 (ja) | ログ管理装置およびログ処理方法 | |
JP2008191958A (ja) | 駅の乗り換え案内情報表示方法および乗り換え案内情報作成装置 | |
JPH0858592A (ja) | 運転整理支援装置 | |
JP6385122B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP2018079874A (ja) | 乗務員配置管理支援システム |