JP2011135661A - ステッピングモータ - Google Patents

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Shuhei Kanehara
修平 金原
Masaya Fujimoto
征也 藤本
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Abstract

【課題】フロントプレートの変形を防止し、組立作業の簡素化を図ると共にステータとフロントプレートとの結合強度を大きくしたステッピングモータを提供する。
【解決手段】弾性を有する部材にて形成され、板状の取付部31と、該取付部31の両端を折り曲げてそれぞれ係止部32、33を形成してなるバンド30であって、エンドプレートのボス部を一方の係止部32に形成した切欠部34に嵌合させ、フロントプレート15の凸部18を他方の係止部33に形成した切欠部35にそれぞれ嵌合させると共に係止部33の最先端に係止爪36を形成してステータ2とフロントプレート15を結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステッピングモータに関し、特にステータヨークとフロントプレートとの結合構造に関する。
従来、ステッピングモータにおいては、図4に示すように、ステータ101を保持したモータフレーム102にロータ103を軸支した取付板104をかしめ固着する構成が採用されていた。この構成は、モータフレーム102の開口縁部に切欠き形成したかしめ凹部105にかしめ片106を係合し、かしめ片106をかしめて取付板104を固定している。
しかしながら、このようなかしめによる取付板104の固定構造では組立工程に時間を要して組立作業が容易ではない。また、かしめによる取付板104の固定によって取付板104に変形や歪みが生じ、これに起因してロータ103と取付板104に装着した軸受107との間で芯ずれが生じ、ロータ103の円滑な回転の妨げになり、モータの振動・騒音の原因となる虞がある。
このようなかしめによる取付板の固定構造に対して、部品の一部をかしめて固定することなく、バンドを用いて部品を結合する構成が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
図5は特許文献1におけるモータ用小型ギヤー取付金具であって、結合枠201によりモータ206とギヤー機構207を結合した状態を示した図である。結合枠201は金属板をコの字形に屈折した枠体からなり、屈折部202の先端には先端を内側に若干折した係止縁203が形成されている。重ね合わせたモータ206とギヤー機構207の側面より結合枠201を嵌め、係止縁203をギヤー機構207側の適所に係止させてモータ206とギヤー機構207とを結合させている。
図6は特許文献2におけるバンド固定式小形同期電動機であって、バンド311により固定子ケース303、303’とフランジ302を結合した状態を示した図である。バンド311は弾性のある板材からなり、その先端部は内側に折り曲げた爪状折曲げ部312を形成し、爪状折曲げ部312をフランジ302の溝穴313に押し込むことでバンド311を掛け、固定子ケース303、303’とフランジ302を結合している。
実公昭49−46003号公報 実公昭61−22473号公報
しかしながら、特許文献1に記載された結合枠201では、結合枠201の屈折部202の先端に形成した係止縁203は単に曲げた構成であるため、必ずしも係止が十分とは言えない。また、結合枠201を装着した状態でモータ206が周方向に動いてしまう虞があり、必ずしも回転防止が十分とは言えない。
また、特許文献2に記載されたバンド311では、その先端部が内側に折り曲げられて爪状折曲げ部312を形成し、爪状折曲げ部312をフランジ302の溝穴313に押し込んでいるため係止に関しては問題ないが、バンド311の後端部に形成した押出し部を固定子ケース303’の内径孔に嵌め込むだけであることから、バンド311を装着した状態で固定子ケース303、303’が周方向に動いてしまう虞があり、必ずしも回転防止が十分とは言えない。また、特許文献2では、バンド311の両端部の角部が膨出した構成となっているため、この箇所を収納するための空間が必要となり、小径化の妨げとなる虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、フロントプレートをステータに固着するためにかしめることなく組立作業の簡素化を図ると共に、バンドを用いることによってフロントプレートの変形を防止してばらつきの少ない安定したモータ特性を得られるようにし、バンドの回転を防止してステータとフロントプレートとの結合強度を大きくしたステッピングモータを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、ステータと、該ステータの上面に配設したフロントプレートとをバンドにて結合してなるステッピングモータにおいて、前記ステータはその底面にエンドプレートを備え、該エンドプレートにはボス部が一体に形成され、前記フロントプレートは、外周縁付近に凹部が形成され、該凹部に凸部を備え、前記バンドは弾性を有する部材にて形成され、板状の取付部と、該取付部の両端を折り曲げてそれぞれ係止部を形成し、前記一方の係止部に形成した切欠部が前記エンドプレートのボス部と嵌合し、前記他方の係止部に形成した切欠部が前記フロントプレートの凸部と嵌合すると共に前記他方の係止部の最先端に係止爪を形成して前記ステータと前記フロントプレートとを結合してなることを特徴とする。
本発明の構成によれば、フロントプレートをかしめ固着していないため、組立作業の簡素化を図ると共に、フロントプレートの変形を防止してばらつきの少ない安定したモータ特性を得られるようにし、バンドの回転を防止してステータとフロントプレートとの結合強度を大きくしたステッピングモータを提供できる。
本発明の実施例1におけるステッピングモータを示す図である。 図1に示すステッピングモータの断面図である。 図1に示すステッピングモータの変形例を示す図である。 従来のステッピングモータにおけるかしめ固着を説明するための図である。 他の従来のステッピングモータを示した図である。 他の従来のステッピングモータを示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明における実施例2のステッピングモータを示す斜視図で、バンドを外した状態を説明した図、図2は図1に示すステッピングモータの断面図、図3は図1に示すステッピングモータの変形例を示す図である。
本発明のステッピングモータ1はステータ2とロータ8から構成され、ステータ2はステータユニット3(A相)とステータユニット4(B相)を有し、ステータユニット3(A相)とステータユニット4(B相)は軸方向に積層した2相構造となっている。ロータ8はシャフト9とロータマグネット10とスリーブ11から構成され、ロータマグネット10は非磁性材からなるスリーブ11の外周に固着され、スリーブ11はシャフト9に固着されている。そして、ロータ8はステータ2の内側に回転可能に配置されている。
ステータユニット3(A相)は電磁鋼板からなる板状の内ヨーク5とボビンに巻回されたコイル7と電磁鋼板からなるカップ状の外ヨーク6からなり、コイル7は内ヨーク5と外ヨーク6の間に介装される。また、ステータユニット4(B相)もステータユニット3(A相)と同様、電磁鋼板からなる板状のうちヨーク5とボビンに巻回されたコイル7と電磁鋼板からなるカップ状の外ヨーク6からなり、コイル7は内ヨーク5と外ヨーク6の間に介装される。
内ヨーク5は複数の極歯5aを備え、外ヨーク6も複数の極歯6aを備えている。そして、内ヨーク5の極歯5aと外ヨーク6の極歯6aは交互に噛み合ってロータマグネット10に対向配置されている。
ステータユニット3(A相)とステータユニット4(B相)は所定の位置にて軸方向に積層した後、ステータ2の内部に合成樹脂を注入してモールドすることによって、極歯5aと極歯6aの間にも合成樹脂が充填されてステータユニット3(A相)とステータユニット4(B相)が一体化される。
また、樹脂モールド時に同時にステータユニット4(B相)の底面にエンドプレート12が一体に成形されると共に、エンドプレート12には少なくとも2つのボス部13が一体に成形される(図では2つのボス部13を形成している)。また、エンドプレート12の中央に形成された貫通孔14はロ−タ8を支持する軸受として機能する。
取付板となるフロントプレート15は樹脂モールドと同じ合成樹脂にて形成されており、フロントプレート15の中央に形成された貫通孔16はロ−タ8を支持する軸受として機能する。
また、フロントプレート15の外周縁付近には2箇所の凹部17が形成され、それぞれの凹部17には凸部18が形成されている。また、凹部17は外周縁側の段差部19よりも深くなるように形成されている。
バンド30は、弾性部材からなり、例えば、バネ性を有する金属材(例えば、ステンレス鋼)の薄板を打ち抜いて折り曲げたもので、板状の取付部31とその両端を内側に折り曲げた係止部32、33を備えている。そして係止部32、33にはそれぞれ切欠部34、35が形成されており、切欠部34はエンドプレート12に形成されたボス部13と嵌合する。そして、切欠部35はフロントプレート15に形成された凸部18と嵌合する。そして係止部33の先端部はフロントプレート15の凹部17に嵌め込まれる。このとき、凹部17は段差部19より深く形成されているため、係止部33の先端部を押し込んで嵌め込んだ際、係止部33の最先端はわずかに内側に曲がり、それぞれ係止爪36を形成する。
このように、バンド30の係止部の先端部がフロントプレート15の凹部17に嵌め込まれるため、フロントプレート15とステータ2とをかしめることなく、フロントプレート15とステータ2との結合が容易にできる。さらに、エンドプレート12のボス部13がバンド30の係止部の切欠部34と嵌合し、フロントプレート15の凹部17に形成した凸部18がバンド30の係止部の切欠部35と嵌合するため、これらが回転防止機構として機能する。
この結果、実施例1と同様、フロントプレート15とステータ2との結合がより強固にできると共に、かしめ固着していないためフロントプレート15の変形を防止し、組立作業の簡素化を図ることができる。
図3は図1に示すステッピングモータの変形例を示す図である。図1と異なる点は、ステータ2の外周面に2箇所の切欠部28を設けたことである。そして、この切欠部28にバンド30の取付部31を収納する。この結果、取付部31がステータ2の外周面に突出することなく装着できるので、小径化の点で好ましい。
なお、図1および図3では、2個のバンド30にて装着した状態を示しているが、バンド30は3個であっても勿論よい。
また、本実施例では、バンド30はバネ性を有する金属材の薄板を打ち抜いて折り曲げた構成にて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ワイヤーカット等の他の加工方法を用いて形成してもよく、また弾性を有する樹脂材料にて成形した構成であってもよい。そして、バンド30は、予め、取付部31の最先端をわずかに内側に曲げて係止爪36を形成し、フロントプレート15とステータ2を結合した構成であってもよい。
また、取付部31内側の面の曲率はステータ2の外周面の曲率と略同じに形成してもよい。この場合、ステータ2の外周面に取付部31を密着配置することができる。
1 ステッピングモータ
2 ステータ
3 ステータユニットA相
4 ステータユニットB相
5 内ヨーク
5a 極歯
6 外ヨーク
6a 極歯
7 コイル
8 ロータ
9 シャフト
10 ロータマグネット
11 スリーブ
12 エンドプレート
13 ボス部
14 貫通孔
15 フロントプレート
16 貫通孔
17 凹部
18 凸部
19 段差部
30 バンド
31 取付部
32 係止部
33 係止部
34 切欠部
35 切欠部
36 係止爪
28 切欠部

Claims (4)

  1. ステータと、該ステータの上面に配設したフロントプレートとをバンドにて結合してなるステッピングモータにおいて、
    前記ステータはその底面にエンドプレートを備え、該エンドプレートにはボス部が一体に形成され、
    前記フロントプレートは、外周縁付近に凹部が形成され、該凹部に凸部を備え、
    前記バンドは弾性を有する部材にて形成され、板状の取付部と、該取付部の両端を折り曲げてそれぞれ係止部を形成し、前記一方の係止部に形成した切欠部が前記エンドプレートのボス部と嵌合し、前記他方の係止部に形成した切欠部が前記フロントプレートの凸部と嵌合すると共に前記他方の係止部の最先端に係止爪を形成して前記ステータと前記フロントプレートとを結合してなることを特徴とするステッピングモータ。
  2. 前記凹部は外周縁側の段差部よりも深く形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
  3. 前記ステータの外周面に切欠部を形成し、該切欠部に前記バンドの前記取付部を収納してなることを特徴とする請求項1又は2に記載のステッピングモータ。
  4. 前記取付部の内側の面が前記ステータの外周の曲率と略同じ曲率にて形成されてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のステッピングモータ。
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