JP2011135362A - 信号処理装置、信号処理方法及びプログラム - Google Patents

信号処理装置、信号処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メモリ容量を低減しながらも精度の高い変換結果を得る。
【解決手段】 第1の出力ビット決定部103は、閾値記憶部100から閾値を読み込み、入力信号と閾値とに応じて、xビット(xは1以上の整数であり、さらにm>xを満たす)の出力信号を決定する。第2の出力ビット決定部102は、入力信号に応じて、(m−x)ビットの出力信号を決定する。ビット結合部104は、第1の出力ビット決定部103により決定されたxビットの出力信号と、第2の出力ビット決定部102により決定された(m−x)ビットの出力信号とを結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、nビット(nは2以上の整数)の入力信号をmビット(mは2以上の整数)の出力信号に変換して出力するための技術に関するものである。
近年、テレビジョン、携帯電話、PDA等の画像表示装置として、CRTをはじめ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、FEDディスプレイ、有機ELディスプレイ等が実用化されている。
これら種々の画像表示装置では、入力信号に対して様々な信号処理が施され、各画像表示装置に適した出力信号に変換された後に表示が行なわれる。代表的な信号処理として、例えばガンマ変換がある。ガンマ変換とは、各画像表示装置が固有に持つ非線形なガンマ特性を考慮して、所望の表示輝度が得られるように、入力信号の信号レベルを補正して出力する処理である。
また、例えばテレビジョン信号は、一般的にCRTにおける表示を前提としたガンマ変換が既に施された信号である。そのため、テレビジョン信号を入力とした画像表示装置では、逆ガンマ変換によってガンマ特性を打ち消し、各画像表示装置の表示素子への印加電圧と表示輝度とが直線的な比例関係を持つように補正した後に、種々の信号処理を行うことがある。以下、上記ガンマ変換及び上記逆ガンマ変換をまとめてガンマ変換と称す。ガンマ変換では、補正曲線を変化させることによって、明るさやコントラストを調整することも行なわれる。
一方、このような特に非線形な変換処理をディジタル処理で実現する場合、入力信号に対応する出力値を全てルックアップテーブル(以下、LUTと称す)に記憶し、変換する方式がある(以下、LUT方式と称す)。LUT方式の変換処理は、所望の出力値を得ることができる一方で、入力信号のビット数をnとしたとき、2のn乗個のアドレスをもつメモリが必要となり、入力信号のビット数が1ビット増加すると、メモリ容量は2倍必要となる。また、近年ディジタル処理の高ビット化に伴って、変換処理後の出力信号のビット数も増加し、必要なメモリ容量はさらに増加する。
これに対して、第1の方法として、LUTと補間演算とを組み合わせることによって、メモリ容量を低減する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、第2の方法として、補正関数が比較的なだらかな場合、隣接する変換結果の差分値も比較的小さな値になることから、差分値をLUTに記憶し、入力信号に応じて必要な差分値を加算等することで出力値を得る方法が知られている。この方法によると、差分値が小さな値である場合、LUTの容量を低減することができる。例えば特許文献2では、LUTに記憶するデータの持ち方をさらに工夫し、高速な演算処理を実現する技術が開示されている。
特開2004−120366号公報 特開2000−148442号公報
しかしながら、第1の方法は、補間処理による近似を行なっているため、LUT方式と比較して精度の高い変換結果を得ることは難しいという課題があった。また、第2の方法は、補正関数の特性によって差分値が異なってくるため、必要なメモリ容量も異なってくる。例えば、補正関数の特性を適宜変更する場合、想定される差分値の最大ビット幅をメモリ容量として確保する必要が生じるため、メモリ容量を低減することが難しいという課題があった。
そこで、本発明の目的は、メモリ容量を低減しながらも精度の高い変換結果を得ることにある。
本発明の信号処理装置は、nビット(nは2以上の整数)の入力信号をmビット(mは2以上の整数)の出力信号に変換して出力する信号処理装置であって、記憶手段から閾値を読み込み、前記入力信号と前記閾値とに応じて、xビット(xは1以上の整数であり、さらにm>xを満たす)の出力信号を決定する第1の出力ビット決定手段と、前記入力信号に応じて、(m−x)ビットの出力信号を決定する第2の出力ビット決定手段と、前記第1の出力ビット決定手段により決定された前記xビットの出力信号と、前記第2の出力ビット決定手段により決定された前記(m−x)ビットの出力信号とを結合する結合手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、メモリ容量を低減しながらも精度の高い変換結果を得ることが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態で使用する補正関数の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置における第1の出力ビット記憶部の一例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において使用する補正関数の他の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置における第1の出力ビット記憶部の一例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態で使用する補正関数の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る信号処理装置の第1の出力ビット記憶部の他の例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る信号処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態で使用する補正関数の他の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る信号処理装置の第1の出力ビット記憶部の他の例を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態で使用する補正関数の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態の第1の出力ビット決定部における処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図である。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明を適用可能な範囲は、以下の実施形態に限定されるものではない。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図であり、nビット(nは2以上の整数)の入力信号をmビット(mは2以上の整数)の出力信号に変換して出力する信号処理装置を示している。100は閾値記憶部である。101は第1の出力ビット記憶部である。102は第2の出力ビット決定部である。103は第1の出力ビット決定部である。104はビット結合部である。入力信号、出力信号とは、例えば画像信号における各画素のRGB毎の階調値であったり、電圧値であったりする。以下、nビット(nは2以上の整数)の入力階調値をmビット(mは2以上の整数)の出力階調値に変換するものとして説明を行う。また、第1の出力ビット決定部103で決定する出力ビット及び第2の出力ビット決定部102で決定する出力ビットは、出力階調値mビット中のどのビットに対応していてもよい。同様に、第1の出力ビット決定部103への入力ビット及び第2の出力ビット決定部102への入力ビットは、入力階調値nビット中のどのビットに対応していてもよい。本実施形態では、出力階調値の上位xビット(xは1以上の整数であり、さらにm>xを満たす)を、第1の出力ビット決定部103で決定し、出力階調値の下位(m−x)ビットを、第2の出力ビット決定部102で決定するものとして説明する。
閾値記憶部100は、閾値を記憶するためのLUTである。出力階調値の上位xビットは、入力階調値と閾値との階調値の比較によって決定される。ここでは、入力階調値が最小値から最大値まで最小ステップ階調ずつ増加したときに、出力階調値の上位xビットが変化するときの直前の入力階調値を閾値とする。例えばx=2(xは出力階調値の上位xビットを示す)であって、入力階調値の取り得る範囲が12ビット精度の0(d)から4095(d)であったとする。入力階調値を0(d)から4095(d)まで1階調ずつ増加していき、例えば入力階調値が612(d)から613(d)へ変化したときに、出力階調値の上位2ビットが“00”(2進数表記)から“01”に変化したとすると、入力階調値の612(d)が閾値の1つとなる。
第1の出力ビット記憶部101は、例えばLUTで構成されており、閾値に応じた出力階調値の上位xビットが記憶されている。第1の出力ビット記憶部101の詳細は後述する。第1の出力ビット決定部103は、入力信号、閾値記憶部100、第1の出力ビット記憶部101及びビット結合部104と接続されており、入力階調値と閾値との大小関係に基づいて、第1の出力ビット記憶部101からの出力値を1つ選択する。選択した出力値は、ビット結合部104へ出力される。第2の出力ビット決定部102は、補正関数に基づいて、入力階調値に対応した出力階調値の下位(m−x)ビットを選択し、ビット結合部104へ出力する。入力階調値に対応した出力階調値の下位(m−x)ビットは、第2の出力ビット決定部102に含まれる例えばLUTに記憶されている。
ビット結合部104は、第1の出力ビット決定部103からの出力値(xビット)を上位ビットとして、また第2の出力ビット決定部102からの出力値((m−x)ビット)を下位ビットとして結合し、mビットの結合結果を出力信号として出力する。なお、閾値記憶部100は、記憶手段の適用例となる構成である。第1の出力ビット決定部103は、第1の出力ビット決定手段の適用例となる構成である。第2の出力ビット決定部102は、第2の出力ビット決定手段の適用例となる構成である。ビット結合部104は、結合手段の適用例となる構成である。
図2は、第1の実施形態で使用する補正関数の一例を示す図である。横軸は入力階調値を示しており、縦軸は出力階調値を示している。以下、図2に示す補正関数を用いて変換を行うものとして、第1の実施形態に係る信号処理装置を詳細に説明する。また、以下の説明では、x=2としている。
図2に示す補正関数では、入力階調値が最小値から最大値まで最小ステップ階調ずつ増加したときに、出力階調値の上位2ビットが変化する箇所が3箇所存在する。即ち、“00”(2進数表記)から“01”、“01”から“10”、“10”から“11”の計3箇所存在する。ここで、3箇所それぞれの出力階調値を図2に示すようにA、B、Cとする。A、B、Cそれぞれの階調値上位2ビットは“00”、“01”、“10”となる。
一方、出力階調値A、B、Cそれぞれに対応する入力階調値を、図2に示すようにa、b、cとすると、入力階調値a、b、cが閾値となる。また、入力階調値をInとすると、In≦aの場合は出力階調値の上位2ビットが“00”となる。同様にa<In≦bの場合は“01”となる。b<In≦cの場合は“10”となる。c<Inの場合は“11”となる。このとき、第1の出力ビット記憶部101は、出力階調値の上位2ビットである“00”、“01”、“10”、“11”がそれぞれ順にアドレス値0、1、2、3として記憶されている。
図3は、第1の実施形態に係る信号処理装置における第1の出力ビット記憶部101の一例を説明するための図であり、図2に示す補正関数を適用した場合の第1の出力ビット記憶部101に格納されたアドレス値とデータ値との関係を示している。アドレス値0は、In≦aの出力階調値の上位2ビット“00”に対応している。同様に、アドレス値1は、a<In≦bの出力階調値の上位2ビット“01”に対応している。アドレス値2は、b<In≦cの出力階調値の上位2ビット“10”に対応している。アドレス値3は、c<Inの出力階調値の上位2ビット“11”に対応している。
第1の出力ビット決定部103は、入力階調値と閾値との大小関係に基づいて、第1の出力ビット記憶部101からの出力値を1つ選択し、ビット結合部104へ出力する。具体的には、入力階調値をInとすると、In≦aの場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値0の出力値を選択して出力する。a<In≦bの場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値1の出力値を選択して出力する。b<In≦cの場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値2の出力値を選択して出力する。c<Inの場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値3の出力値を選択して出力する。例えば、b<In≦cの場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値2に対応した出力値“10”を選択し、ビット結合部104へ出力する。
第2の出力ビット決定部102には、図2に示す補正関数に基づいて、入力階調値に対応した出力階調値の下位(m−2)ビットが記憶されている。第2の出力ビット決定部102は、入力階調値に対応した出力階調値の下位(m−2)ビットを選択し、ビット結合部104へ出力する。
ビット結合部104は、第1の出力ビット決定部103からの出力値(2ビット)を上位ビットとして、また、第2の出力ビット決定部102からの出力値((m−2)ビット)を下位ビットとして結合し、mビットの結合結果を出力する。例えばx=2、m=12とする。第1の出力ビット決定部103の出力値が “10”であったとして、第2の出力ビット決定部102の出力値が“0110110101”であったとすると、ビット結合部104の結合結果は、“100110110101”となる。結合結果が出力信号として出力される。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置の処理の一例を示すフローチャートであり、閾値が3箇所(a、b、c)の場合の処理を示している。先ず、第1の出力ビット決定部103は、閾値記憶部100に記憶される閾値(a、b、c)を読み出す(ステップS401)。第1の出力ビット決定部103は、入力階調値と閾値との大小関係がIn≦aであるか否かを判定する(ステップS402)。入力階調値と閾値との大小関係がIn≦aである場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値0の出力値を選択する(ステップS403)。なお、上述したとおり、アドレス値0にはIn≦aにおける出力階調値の上位2ビット“00”が格納されている。一方、入力階調値と閾値との大小関係がIn≦aではない場合、第1の出力ビット決定部103は、入力階調値と閾値との大小関係がa<In≦bであるか否かを判定する(ステップS404)。入力階調値と閾値との大小関係がa<In≦bである場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値1の出力値を選択する(ステップS405)。なお、上述したとおり、アドレス値1にはa<In≦bにおける出力階調値の上位2ビット“01”が格納されている。一方、入力階調値と閾値との大小関係がa<In≦bではない場合、第1の出力ビット決定部103は入力階調値と閾値との大小関係がb<In≦cであるか否かを判定する(ステップS406)。入力階調値と閾値との大小関係がb<In≦cである場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値2の出力値を選択する(ステップS407)。なお、上述したとおり、アドレス値2にはb<In≦cにおける出力階調値の上位2ビット“10”が格納されている。一方、入力階調値と閾値との大小関係がb<In≦cではない場合、即ち入力階調値と閾値との大小関係がc<Inである場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値3の出力値を選択する(ステップS408)。なお、上述したとおり、アドレス値3にはc<Inにおける出力階調値の上位2ビット“11”が格納されている。第1の出力ビット決定部103は、ステップS403、S405、S407又はS408で選択した出力値をビット結合部104に出力する。ビット結合部104は第1の出力ビット決定部103から出力された出力値を一旦格納する(ステップS409)。
上述したとおり、第2の出力ビット決定部102には、入力階調値に対応した出力階調値の下位ビットが記憶されている。第2の出力ビット決定部102は、入力階調値に対応した出力値を1つ選択する(ステップS410)。第2の出力ビット決定部102は選択した出力値をビット結合部104に出力する。ビット結合部104は、第2の出力ビット結合部102から出力された出力値を一旦格納する(ステップS411)。
ビット結合部104は、ステップS409で格納した第1の出力ビット決定部103からの出力値を上位ビットとして、また、ステップS411で格納した第2の出力ビット決定部102からの出力値を下位ビットとして結合する(ステップS412)。そして、ビット結合部104は、結合結果を出力信号として出力する。
以上、本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置について図2に示す補正関数を例に説明した。図2に示す補正関数は、x=2とすると、上述したとおり、閾値は3箇所存在する。同様に閾値が3箇所の補正関数であれば、閾値記憶部100、第1の出力ビット記憶部101及び第2の出力ビット決定部102のLUTに格納されているデータ値を変更することによって、補正関数の種類の変更に対応することができる。
以下、図5及び図6を用いて補正関数の種類の変更方法について説明する。図5は、第1の実施形態において使用する補正関数の他の例を示す図である。横軸は入力階調値を示しており、縦軸は出力階調値を示している。図6は、第1の実施形態に係る信号処理装置における第1の出力ビット記憶部101の他の例を説明するための図であり、図5に示す補正関数を適用した場合の第1の出力ビット記憶部101に格納されたアドレス値とデータ値との関係を示している。
x=2とすると、図5に示す補正関数では、入力階調値が最小値から最大値まで最小ステップ階調ずつ増加したときに、出力階調値の上位2ビットが変化する箇所が3箇所存在する。即ち、“11”(2進数表記)から“10”、“10”から“01”、“01”から“00”の計3箇所存在する。ここで、3箇所それぞれの階調値を図5に示すようにA´、B´、C´とする。なお、A´、B´、C´それぞれの階調値上位2ビットは“11”、“10”、“01”となる。一方、出力階調値A´、B´、C´それぞれに対応する入力階調値を、図5に示すようにa´、b´、c´とすると、入力階調値a´、b´、c´が閾値となる。入力階調値a´、b´、c´は、閾値記憶部100に格納される。
また、入力階調値をInとすると、In≦a´の場合は出力階調値の上位2ビットが“11”となる。同様にa´<In≦b´の場合は“10”となる。b´<In≦c´の場合は“01”となる。c´<Inの場合は“00”となる。このとき、第1の出力ビット記憶部101には、図6に示すとおり、In≦a´に対応する出力階調値の上位2ビット“11”がアドレス値0として記憶される。同様に、a´<In≦b´に対応する出力階調値の上位2ビット“10”がアドレス値1として記憶される。b´<In≦c´に対応する出力階調値の上位2ビット“01”がアドレス値2として記憶される。c´<Inに対応する出力階調値の上位2ビット“00”がアドレス値3として記憶される。さらに、第2の出力ビット決定部102には、図5に示す補正関数に基づいて、入力階調値に対応した出力階調値の下位(m−2)ビットが記憶される。
以上、図5及び図6を用いて説明したように、閾値記憶部100に格納される閾値と、第1の出力ビット記憶部101に格納された出力階調値の上位ビットと、第2の出力ビット決定部102に格納された出力階調値の下位ビットとを変更することで、種々の補正関数を実装することができる。
次に、本実施形態において必要となるLUTのメモリ容量について説明する。閾値の数を((2のx乗)−1)とすると、本実施形態において必要となるLUTのメモリ容量は、閾値記憶部100では、[n×((2のx乗)−1)]ビットとなる。第1の出力ビット記憶部101で必要となるLUTのメモリ容量は、[x×(2のx乗)]ビットとなる。第2の出力ビット決定部102で必要となるLUTのメモリ容量は、[(m−x)×(2のn乗)]ビットとなる。
本実施形態では、補間といった関数の精度をおとす処理は行なっていないため、例えばLUT方式と比較をして同等の変換精度を達成することができる。では、LUT方式と比較して、LUTのメモリ容量に着目し、メモリ容量の低減効果について説明する。
LUT方式で12ビットの入力階調値を16ビットの出力階調値に変換して出力処理する補正関数を実装した場合、必要となるLUTのメモリ容量は、16×(2の12乗)=65536ビットとなる。一方、同じ補正関数を本実施形態において実装した場合、n=12、m=16において、例えばx=4とすると、閾値記憶部100で必要となるLUTのメモリ容量は、[12×((2の4乗)−1)=180]ビットとなる。第1の出力ビット記憶部101で必要となるLUTのメモリ容量は、[4×(2の4乗)=64]ビットとなる。第2の出力ビット決定部102で必要となるLUTのメモリ容量は、[(16−4)×(2の12乗)=49152]ビットとなる。以上3つのLUTを合算すると、49396ビットとなり、LUT方式と比較してメモリ容量を低減できる。
上述したように、本実施形態によれば、メモリ容量を低減しながらも、LUT方式と同等の精度の高い変換結果を得ることが可能となる。また、LUTのデータ値を変更するだけで種々の補正関数の実装が可能となる。
なお、本実施形態では、出力階調値の上位xビット(xは1以上の整数であり、さらにm>xを満たす)を第1の出力ビット決定部103で決定し、出力階調値の下位(m−x)ビットを第2の出力ビット決定部102で決定するものとして説明した。但し、第1の出力ビット決定部103で決定する出力ビット及び第2の出力ビット決定部102で決定する出力ビットは、出力階調値mビット中のどのビットに対応していてもよい。また、閾値の決め方についても上述の限りではなく、どのような方法であってもよい。本実施形態では、補正関数の一例に対して、出力階調値の上位xビットを決定する際に必要な閾値の数が極力少なくなるような閾値の決め方を示した。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、x=2であって閾値が3箇所の場合の補正関数例を用いて補正関数の変更方法について説明したが、x=2であって閾値が4箇所以上の場合の補正関数であってもよい。また、補正関数の閾値が例えば回路上で予め用意した閾値数よりも少ない場合であっても、LUTのデータ値を変更するだけで実装できる。本実施形態では、x=2であって閾値が5箇所の場合について説明する。さらに同じ構成を用いて、閾値が4箇所以下の補正関数に変更する場合について説明する。なお、本実施形態の構成は第1の実施形態と同じである。
図7は、本発明の第2の実施形態で使用する補正関数の一例を示す図である。横軸は入力階調値を示しており、縦軸は出力階調値を示している。また、図8は、本実施形態に係る信号処理装置の第1の出力ビット記憶部101の一例を説明するための図であり、図7に示す補正関数を適用した場合の第1の出力ビット記憶部101に格納されたアドレス値とデータ値との関係を示している。
図7に示す補正関数では、入力階調値が最小値から最大値まで最小ステップ階調ずつ増加したときに、出力階調値の上位2ビットが変化する箇所が5箇所存在する。即ち、“11”(2進数表記)から“10”、“10”から“01”、“01”から“10”、“10”から“01”、“01”から“00”の計5箇所存在する。第1の実施形態と同様に、それぞれに対応する入力階調値を、図7に示すようにd、e、f、g、hとすると、入力階調値d、e、f、g、hが閾値となる。
また、入力階調値をInとすると、In≦dの場合は出力階調値の上位2ビットが“11”となり、同様にd<In≦eの場合は“10”、e<In≦fの場合は“01”、f<In≦gの場合は“10”、g<In≦hの場合は“01”、h<Inの場合は“00”となる。
第1の出力ビット記憶部101には、図8に示すとおり、In≦dに対応する出力階調値の上位2ビット“11”がアドレス値0として記憶される。同様に、“10”、“01”、“10”、“01”、“00”がそれぞれアドレス値1、2、3、4、5として記憶される。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る信号処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。先ず、第1の出力ビット決定部103は、閾値記憶部100に記憶された閾値(d、e、f、g、h)を読み出す(ステップS901)。第1の出力ビット決定部103は、入力階調値と閾値との大小関係がIn≦dであるか否かを判定する(ステップS902)。入力階調値と閾値との大小関係がIn≦dである場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値0の出力値を選択する(ステップS903)。なお、上述したとおり、アドレス値0にはIn≦dにおける出力階調値の上位2ビット“11”が格納されている。一方、入力階調値と閾値との大小関係がIn≦dではない場合、第1の出力ビット決定部103は、入力階調値と閾値との大小関係がd<In≦eであるか否かを判定する(ステップS904)。入力階調値と閾値との大小関係がd<In≦eである場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値1の出力値を選択する(ステップS905)。なお、上述したとおり、アドレス値1にはd<In≦eにおける出力階調値の上位2ビット“10”が格納されている。一方、入力階調値と閾値との大小関係がd<In≦eではない場合、第1の出力ビット決定部103は、入力階調値と閾値との大小関係がe<In≦fであるか否かを判定する(ステップS906)。入力階調値と閾値との大小関係がe<In≦fである場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値2の出力値を選択する(ステップS907)。なお、上述したとおり、アドレス値2にはe<In≦fにおける出力階調値の上位2ビット“01”が格納されている。一方、入力階調値と閾値との大小関係がe<In≦fではない場合、第1の出力ビット決定部103は、入力階調値と閾値との大小関係がf<In≦gであるか否かを判定する(ステップS908)。入力階調値と閾値との大小関係がf<In≦gである場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値3の出力値を選択する(ステップS909)。なお、上述したとおり、アドレス値3にはf<In≦gにおける出力階調値の上位2ビット“10”が格納されている。一方、入力階調値と閾値との大小関係がf<In≦gではない場合、第1の出力ビット決定部103は、入力階調値と閾値との大小関係がg<In≦hであるか否かを判定する(ステップS910)。入力階調値と閾値との大小関係がg<In≦hである場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値4の出力値を選択する(ステップS911)。なお、上述したとおり、アドレス値4にはg<In≦hにおける出力階調値の上位2ビット“01”が格納されている。一方、入力階調値と閾値との大小関係がg<In≦hではない場合、即ち、入力階調値と閾値との大小関係がh<Inである場合、第1の出力ビット決定部103はアドレス値5の出力値を選択する(ステップS912)。なお、上述したとおり、アドレス値5にはh<Inにおける出力階調値の上位2ビット“00”が格納されている。
上述したとおり、第2の出力ビット決定部102は、入力階調値に対応した出力階調値の下位ビットが記憶されている。第2の出力ビット決定部102は、入力階調値に対応した出力値を1つ選択する(ステップS914)。第2の出力ビット決定部102は選択した出力値をビット結合部104に出力する。ビット結合部104は、第2の出力ビット結合部102から出力された出力値を一旦格納する(ステップS915)。
ビット結合部104は、ステップS913で格納された第1の出力ビット決定部103から出力値を上位ビットとして、また、ステップS915で格納された第2の出力ビット決定部102からの出力値を下位ビットとして結合する(ステップS916)。そして、ビット結合部104は、結合結果を出力信号として出力する。
以上、x=2であって、且つ閾値が5箇所の場合について、図7〜図9を用いて説明をした。第1の実施形態では、閾値が3箇所の補正関数であれば、LUTに格納されているデータ値を変更することによって、補正関数の種類の変更ができることを説明した。本実施形態でも同様に、閾値が5箇所の補正関数であれば、閾値記憶部100、第1の出力ビット記憶部101及び第2の出力ビット決定部102のLUTに格納されているデータ値を変更することによって、補正関数の種類の変更に対応することができる。
次に、閾値が5箇所の場合の本構成を用いて、閾値が4箇所以下の補正関数を実装する場合について説明をする。本構成において、閾値が4箇所以下の補正関数を実装する場合も、閾値記憶部100、第1の出力ビット記憶部101及び第2の出力ビット決定部102のLUTに格納されているデータ値を変更することによって、補正関数の種類の変更に対応することができる。x=2、閾値が3箇所の補正関数を適用するとして、以下詳細に説明する。
図10は、第2の実施形態で使用する補正関数の他の例を示す図である。横軸は入力階調値を示しており、縦軸は出力階調値を示している。また、図11は、第2の実施形態に係る信号処理装置の第1の出力ビット記憶部101の他の例を説明するための図であり、図10に示す補正関数を適用した場合の第1の出力ビット記憶部101に格納されたアドレス値とデータ値との関係を示している。
図10において、閾値d、e、fは、入力階調値が最小値から最大値まで最小ステップ階調ずつ増加したときに、出力階調値の上位2ビットが変化する箇所の入力階調値を閾値とする。閾値g、hについては、閾値fと同じ値に設定する。アドレス値0は、In≦dの場合の出力階調値の上位2ビットである“00”となる。アドレス値1は、d<In≦eの場合の出力階調値の上位2ビット“01”となる。アドレス値2は、e<In≦fの場合の出力階調値の上位2ビット“10”となる。また、アドレス値5は、h<Inの場合の出力階調値の上位2ビット“11”となる。図11ではアドレス値3及びアドレス値4に出力階調値の上位2ビット“11”を格納しているが、これはどのような値であってもよく、設定しなくてもよい。図9のフローチャートに示す処理では、ステップS908及びS910の条件は、入力階調値がどのようなものであれ常に条件を満たさないことになる。
第2の出力ビット決定部102は、補正関数に基づいて、入力階調値に対応した出力階調値の下位(m−x)ビットを格納する。以上、補正関数の閾値が、例えば回路上で予め用意した閾値数よりも少ない場合の実装方法について説明した。ここでは閾値g、hを閾値fと同一の値として説明したが、閾値gとhには入力階調値の最大値を与えてもよい。この場合は、アドレス値3に対してf<In≦gの場合の出力階調値の上位2ビットである“11”を格納し、アドレス値4とアドレス値5はどのような値であってもよく、設定しなくてもよい。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同じく、メモリ容量を低減しながらも精度の高い変換結果を得ることが可能となる。また、例えば回路上で予め閾値を多く準備しておくことで、さらに種々の補正関数の実装が可能となる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。ガンマ(ガンマ=2.2)変換等、入力階調に対して単調増加又は単調減少な出力値を得る補正関数を実装する場合は、より簡単な構成を用いて実装が可能である。
図12は、本発明の第3の実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図であって、nビット(nは2以上の整数)の入力信号をmビット(mは2以上の整数)の出力信号に変換して出力する信号処理装置を示している。100は閾値記憶部である。102は第2の出力ビット決定部である。103は第1の出力ビット決定部である。104はビット結合部である。第1の出力ビット決定部103は、入力信号、閾値記憶部100及びビット結合部104と接続されており、入力階調値と閾値との大小関係に基づいてxビットのアドレス値を生成し、生成したアドレス値をビット結合部104へ出力する。
図13は、第3の実施形態で使用する補正関数の一例を示す図である。横軸は入力階調値を示しており、縦軸は出力階調値を示している。また、入力階調値に対して出力階調値が単調増加な補正関数を示している。
図13に示すような単調増加な関数においては、第1の出力ビット決定部103で生成されるアドレス値そのものを出力値として扱うことができるため、アドレス値を出力値自体とすればよい。つまり、x=2としたとき、第1の出力ビット決定部103は、In≦aの場合はアドレス値0を生成し、同様にa<In≦bの場合はアドレス値1、b<In≦cの場合はアドレス値2、c<Inの場合はアドレス値3を生成する。生成したアドレス値を2ビットの出力値としてビット結合部104へ出力する。
ガンマ変換やコントラスト変換等、一般的には単調増加な関数しか補正関数として適用しない場合がある。この場合は、第1の実施形態における第1の出力ビット記憶部101は必要なく、第1の出力ビット決定部103において生成したアドレス値をそのまま出力すればよい。単調減少な関数しか補正関数として適用しない場合も同様で、第1の出力ビット決定部103は、In≦aの場合はアドレス値3を生成すればよく、a<In≦bの場合はアドレス値2、b<In≦cの場合はアドレス値1、c<Inの場合はアドレス値0を生成すればよい。
また、例えば図5に示す補正関数のように単調減少ではない関数であっても、第1の出力ビット決定部103において生成したアドレス値と出力階調値の上位2ビットのデータ値とが一致する関数については、同様に適用できる。
本実施形態によれば、例えば単調増加な関数のように、第1の出力ビット決定部103において生成したアドレス値と出力階調値の上位2ビットのデータ値とが一致する関数を適用する場合、第1の出力ビット記憶部101が不要となる。従って、第1の実施形態と比較して、さらにメモリ容量の低減が可能となる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態では、ガンマ(ガンマ=2.2)変換等に代表される、入力階調に対して単調増加な出力値を得る関数を補正関数として、補間処理を施した場合の構成について説明する。補間処理を適用することで、各LUTのメモリ容量をさらに低減することが可能となる。
図14は、第4の実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図であり、nビット(nは2以上の整数)の入力信号をmビット(mは2以上の整数)の出力信号に変換して出力する信号処理装置を示している。1400は閾値記憶部である。1401は加算部である。1402は第1の出力ビット決定部である。1403は第2の出力ビット決定部である。1404は第1のビット結合部である。1405は第2のビット結合部である。1406はDL部である。1407は補間処理部である。入力信号、出力信号とは、例えば画像信号における各画素のRGB毎の階調値であったり、電圧値であったりする。
以下、nビット(nは2以上の整数)の入力階調値をmビット(mは2以上の整数)の出力階調値に変換するものとして説明を行う。なお、説明中のxは出力階調値の上位xビットを示し、1以上の整数であり、さらにm>xを満たす。また、説明中のsは入力階調値の下位sビットを示し、1以上の整数であり、さらにn>sを満たす。
nビットの入力階調値のうち、下位sビットはDL部1406にて所定の遅延時間だけ遅延され、補間処理部1407へ入力される。入力階調値の上位(n−s)ビットは、(n−s)ビットの入力信号として、加算部1401、第1の出力ビット決定部1402及び第2の出力ビット決定部1403へ入力される。ここで、第2の出力ビット決定部1403へ入力される入力階調値の上位(n−s)ビットの信号を“第1の下位ビットアドレス”と称すこととする。
加算部1401は、入力信号に最小ステップ階調の“1”を加算し、第2の出力ビット決定部1403へ出力する。なお、加算部1401における入力信号が(n−s)ビット精度において最大階調値の場合は、加算は行なわずに、入力信号をそのまま出力する。ここで、加算部1401からの(n−s)ビットの出力信号を“第2の下位ビットアドレス”と称すこととする。
第2の出力ビット決定部1403には、補正関数に基づいて、nビットの入力階調値の上位(n−s)ビットに対応した出力階調値の下位(m−x)ビットが、例えばLUTに記憶されている。第2の出力ビット決定部1403に含まれるLUTは、2つのアドレス入力に対して、各アドレスに対応した2つのデータを出力する。2つのアドレス入力とは、“第1の下位ビットアドレス”及び“第2の下位ビットアドレス”である。第2の出力ビット決定部1403は、“第1の下位ビットアドレス”に対応する出力データ(以下、
“第1の下位ビット”(図14のL1)と称す)を第1のビット結合部1404へ出力する。また、第2の出力ビット決定部1403は、“第2の下位ビットアドレス”に対応する出力データ(以下、“第2の下位ビット”(図14のL2)と称す)を第2のビット結合部1405へ出力する。
ここで、第2の出力ビット決定部1403に含まれるLUTは、2つのアドレス入力に対して各アドレスに対応した2つのデータを出力する、所謂2入力2出力LUTとした。但し、LUTを参照する2つのアドレスが常に偶数値と奇数値であることに着目し、1入力1出力LUTを2つ(偶数アドレス用のLUTと奇数アドレス用のLUT)を用いてもよい。
閾値記憶部1400は、閾値を記憶するためのLUTである。本実施形態の閾値とは、nビットの入力階調値の上位(n−s)ビットが最小値から最大値まで最小ステップ階調ずつ増加したときに、mビットの出力階調値の上位xビットが変化するときの、直前の入力階調値の上位(n−s)ビットを示す。
例えばx=2、n=15、s=3とする。15ビットの入力階調値の上位12ビットを、12ビットの入力信号として、0(d)から4095(d)まで1階調ずつ増加していく。例えば、入力階調値の上位12ビットが、612(d)から613(d)へ変化したときに、出力階調値の上位2ビットが“00”から“01”に変化したとすると、612(d)が閾値の1つとなる。閾値記憶部1400は、閾値を第1の出力ビット決定部1402へ出力する。
第1の出力ビット決定部1402は、入力階調値の上位(n−s)ビットと閾値との大小関係に基づいて、xビットの2つの出力値を決定する。以下、この2つの出力値を"第1の上位ビット”(図14のM1)と“第2の上位ビット”(図14のM2)と称す。そして、第1の出力ビット決定部1402は、“第1の上位ビット”を第1のビット結合部1404へ出力し、“第2の上位ビット”を第2のビット結合部1405へ出力する。第1の出力ビット決定部1402の詳細は後述する。
第1のビット結合部1404は、“第1の上位ビット”を上位ビットとして、また“第1の下位ビット”を下位ビットとして結合し、mビットの結合結果を補間処理部1407へ出力する。第1のビット結合部1404における結合結果を“第1の補間データ”と称す。
第2のビット結合部1405は、“第2の上位ビット”を上位ビットとして、また“第2の下位ビット”を下位ビットとして結合し、mビットの結合結果を補間処理部1407へ出力する。第2のビット結合部1405における結合結果を、“第2の補間データ”と称す。
補間処理部1407は、“第1の補間データ”、“第2の補間データ”及びDL部1406の出力値に基づいてmビットの出力階調値を決定する。例えばs=3として、DL部1406の出力値を“S”(10進数とする)、“第1の補間データ”を“data1”、“第2の補間データ”を“data2”としたとき、出力階調値0tは、次式で表わされる。
0t=(data1×(8−S)/8)+(data2×S/8)
上記の式は、“data1”と“data2”の間を2のs乗個に分割し、線形補間を用いて出力階調値を決定した例であって、どのような補間方法を用いてもよい。なお、加算部1401は、加算手段の適用例となる構成である。DL部1406は、遅延手段の適用例となる構成である。補間処理部1407は、出力手段の適用例となる構成である。第1のビット結合部1404は、第1の結合手段の適用例となる構成である。第2のビット結合部1405は、第2の結合手段の適用例となる構成である。
図15は、第4の実施形態の第1の出力ビット決定部1402における処理の一例を示すフローチャートである。図15を用いて、第1の出力ビット決定部1402の処理について説明する。なお、x=2として、図13に示すように単調増加な関数において閾値をa、b、cとする。先ず、第1の出力ビット決定部1402は、閾値記憶部1400より閾値a、b、cを読み出す(ステップS1501)。第1の出力ビット決定部1402へ入力される(n−s)ビットの入力階調値をInとすると、第1の出力ビット決定部1402は、入力階調値と閾値との大小関係がIn<aであるか否かを判定する(ステップS1502)。入力階調値と閾値との大小関係がIn<aである場合、第1の出力ビット決定部1402は、“第1の上位ビット”を“00”、“第2の上位ビット”を“00”として出力する(ステップS1503)。一方、入力階調値と閾値との大小関係がIn<aではない場合、第1の出力ビット決定部1402は、入力階調値と閾値との大小関係がIn=aであるか否かを判定する(ステップS1504)。入力階調値と閾値との大小関係がIn=aである場合、第1の出力ビット決定部1402は、“第1の上位ビット”を“00”、“第2の上位ビット”を“01”として出力する(ステップS1505)。一方、入力階調値と閾値との大小関係がIn=aではない場合、第1の出力ビット決定部1402は、入力階調値と閾値との大小関係がa<In<bであるか否かを判定する(ステップS1506)。入力階調値と閾値との大小関係がa<In<bである場合、第1の出力ビット決定部1402は、“第1の上位ビット”を“01”、“第2の上位ビット”を“01”として出力する(ステップS1507)。一方、入力階調値と閾値との大小関係がa<In<bではない場合、第1の出力ビット決定部1402は、入力階調値と閾値との大小関係がIn=bであるか否かを判定する(ステップS1508)。入力階調値と閾値との大小関係がIn=bである場合、第1の出力ビット決定部1402は、“第1の上位ビット”を“01”、“第2の上位ビット”を“10”として出力する(ステップS1509)。一方、入力階調値と閾値との大小関係がIn=bではない場合、第1の出力ビット決定部1402は、入力階調値と閾値との大小関係がb<In<cであるか否かを判定する(ステップS1510)。入力階調値と閾値との大小関係がb<In<cである場合、第1の出力ビット決定部1402は、“第1の上位ビット”を“10”、“第2の上位ビット”を“10“として出力する(ステップS1511)。一方、入力階調値と閾値との大小関係がb<In<cではない場合、第1の出力ビット決定部1402は、入力階調値と閾値との大小関係がIn=cであるか否かを判定する(ステップS1512)。入力階調値と閾値との大小関係がIn=cである場合、第1の出力ビット決定部1402は、“第1の上位ビット”を“10”、“第2の上位ビット”を“11”として出力する(ステップS1513)。一方、入力階調値と閾値との大小関係がIn=cではない場合、即ちc<Inである場合、第1の出力ビット決定部1402は、“第1の上位ビット”を“11”、“第2の上位ビット”を“11”として出力する(ステップS1514)。以上が第1の出力ビット決定部1402が“第1の上位ビット”及び“第2の上位ビット”を決定するまでの処理の流れである。
上述したとおり、本実施形態では、“data1”と“data2”との間を2のs乗個に分割し、補間処理を行うことによって、出力階調値を求めている。閾値記憶部1400の出力ビット数は(n−s)ビットで表わすことができるため、sの値が大きくなることで、LUTの出力ビット数を低減できる。また、第2の出力ビット決定部1403のアドレス数は、(2の(n−s))乗で表すことができるため、sの値が大きくなることで、第2の出力ビット決定部1403に含まれるLUTのアドレス数を低減できる。
本実施形態では、単調増加な関数を補正関数として適用する場合を前提としているが、これに限ったものではなく、例えば単調減少な補正関数であったり、例えば図5に示す補正関数であったりしてもよい。図5に示す補正関数の場合は、第1の出力ビット決定部1402において、In<a´の場合は、“第1の上位ビット”を“11”、“第2の上位ビット”を“11”とする。In=a´の場合は、“第1の上位ビット”を“11”、“第2の上位ビット”を“10”とする。a´<In<b´=の場合は、“第1の上位ビット”を“10”、“第2の上位ビット”を“10”とする。In=b´の場合は、“第1の上位ビット”を“10”、“第2の上位ビット”を“01”とする。b´<In<c´=の場合は、“第1の上位ビット”を“01”、“第2の上位ビット”を“01”とする。In=c´の場合は、“第1の上位ビット”を“01”、“第2の上位ビット”を“00”とする。c´<Inの場合は、“第1の上位ビット”を“00”、“第2の上位ビット”を“00”とする。本実施形態によれば、閾値記憶部1400と第2の出力ビット決定部1403とのメモリ容量を低減することができる。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。図16は、本発明の第5の実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図であり、nビット(nは2以上の整数)の入力信号をmビット(mは2以上の整数)の出力信号に変換して出力する信号処理装置を示している。
1600は第1の出力ビット記憶部である。基本的な構成は第4の実施形態と同じであるが、第1の出力ビット決定部1402に第1の出力ビット記憶部1600が接続されている。第1の出力ビット記憶部1600は、例えば2入力2出力のLUTで構成されており、閾値に応じた出力階調値の上位xビットが記憶されている。本実施形態の閾値とは、第4の実施形態で説明したとおりである。閾値を3箇所として、第1の出力ビット決定部1402の説明をする。
第1の出力ビット決定部1402は、第4の実施形態で説明した“第1の上位ビット”と“第2の上位ビット”をアドレス値として、第1の出力ビット記憶部1600の出力値を選択する。選択した出力値はそれぞれ、第1のビット結合部1404と第2のビット結合部1405へ出力される。
本実施形態によれば、第4の実施形態と同様に、閾値記憶部1400と第2の出力ビット決定部1403とのメモリ容量を低減することができる。また、閾値に応じた任意な出力階調値の上位xビットをLUTに記憶できるため、LUTのデータ値を変更するだけで、単調増加や単調減少な関数に限らず、種々の補正関数の実装が可能となる。
以上、第1〜第5の実施形態について説明をしたが、上述した実施形態において、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を行なってもよい。
特にx=2として複数の補正関数を例に説明を行ったが、xは1以上の整数であり、さらにm>xを満たせばどのようなものでもよく、また補正関数もどのようなものであってもよい。同様に、n、s、mについても各条件を満たせばどのような値であってもよい。また、例えばx=0、s=0とし、ビット結合部において切替手段を設けることによって、LUT方式との切替実装が可能である。その場合は第2の出力ビット決定部1403のLUTのみ使用する。
また、各実施形態では、出力階調値の上位を、第1の出力ビット決定部102で決定し、出力階調値の下位(m−x)ビットを、第2の出力ビット決定部103で決定するものとして説明したがこれに限らない。上述したが、第1の出力ビット決定部102で決定する出力ビット及び第2の出力ビット決定部103で決定する出力ビットは出力階調値mビット中のどのビットに対応していてもよい。
同様に、第1の出力ビット決定部102への入力ビット及び第2の出力ビット決定部103への入力ビットは入力階調値nビット中のどのビットに対応していてもよい。また、閾値の決め方についても上述の限りではなく、どのような方法であってもよい。特に第1の出力ビット記憶部1600のメモリ容量が低減するようなものであるとよい。
上述したように、本実施形態によれば、メモリ容量を低減しながらも精度の高い変換結果を得ることが可能となる。また、LUTのデータ値を変更するだけで、種々の補正関数の実装が可能となる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100、1400:閾値記憶部、101:第1の出力ビット記憶部、102、1403:第2の出力ビット決定部、103、1402:第1の出力ビット決定部、104:ビット結合部、1404:第1のビット結合部、1405:第2のビット結合部、1406:DL部、1407:補間処理部、1600:第1の出力ビット記憶部

Claims (10)

  1. nビット(nは2以上の整数)の入力信号をmビット(mは2以上の整数)の出力信号に変換して出力する信号処理装置であって、
    記憶手段から閾値を読み込み、前記入力信号と前記閾値とに応じて、xビット(xは1以上の整数であり、さらにm>xを満たす)の出力信号を決定する第1の出力ビット決定手段と、
    前記入力信号に応じて、(m−x)ビットの出力信号を決定する第2の出力ビット決定手段と、
    前記第1の出力ビット決定手段により決定された前記xビットの出力信号と、前記第2の出力ビット決定手段により決定された前記(m−x)ビットの出力信号とを結合する結合手段とを有することを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記閾値は、所定の補正関数において、前記入力信号の階調値を変化させていったときに前記xビットの出力信号が変化するときの前記入力信号の値であることを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記記憶手段に記憶される複数の閾値として同じ値が設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の信号処理装置。
  4. 前記第1の出力ビット決定手段は、前記xビットの出力信号と、前記xビットの出力信号を取得するためのアドレス値とが一致する場合、前記アドレス値を前記xビットの出力信号として決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の信号処理装置。
  5. nビット(nは2以上の整数)の入力信号をmビット(mは2以上の整数)の出力信号に変換して出力する信号処理装置であって、
    記憶手段から閾値を読み込み、前記入力信号のうちの(n−s)ビット(sは1以上の整数であり、さらにn>sを満たす)の入力信号と前記閾値とに応じて、xビット(xは1以上の整数であり、さらにm>xを満たす)の出力信号を決定する第1の出力ビット決定手段と、
    前記(n−s)ビットの入力信号に対して所定の階調値を加算する加算手段と、
    前記(n−s)ビットの入力信号に応じて、第1の(m−x)ビットの出力信号を決定するとともに、前記加算手段により前記所定の階調値が加算された前記(n−s)ビットの入力信号に応じて、第2の(m−x)ビットの出力信号を決定する第2の出力ビット決定手段と、
    前記xビットの出力信号と前記第1の(m−x)ビットの出力信号とを結合する第1の結合手段と、
    前記xビットの出力信号と前記第2の(m−x)ビットの出力信号とを結合する第2の結合手段と、
    前記入力信号のうちのsビットの入力信号を所定の時間だけ遅延させる遅延手段と、
    前記第1の結合手段により結合されたmビットの出力信号と、前記第2の結合手段により結合されたmビットの出力信号と、前記遅延手段により遅延された前記sビットの入力信号とに基づいて、mビットの出力信号を出力する出力手段とを有することを特徴とする信号処理装置。
  6. 前記閾値に応じた前記xビットの出力信号を記憶する出力ビット記憶手段を更に有し、
    前記第1の出力ビット決定手段は、前記出力ビット記憶手段に記憶される情報に基づいて前記xビットの出力信号を決定することを特徴とする請求項5に記載の信号処理装置。
  7. nビット(nは2以上の整数)の入力信号をmビット(mは2以上の整数)の出力信号に変換して出力する信号処理方法であって、
    記憶手段から閾値を読み込み、前記入力信号と前記閾値とに応じて、xビット(xは1以上の整数であり、さらにm>xを満たす)の出力信号を決定する第1の出力ビット決定ステップと、
    前記入力信号に応じて、(m−x)ビットの出力信号を決定する第2の出力ビット決定ステップと、
    前記第1の出力ビット決定ステップにより決定された前記xビットの出力信号と、前記第2の出力ビット決定ステップにより決定された前記(m−x)ビットの出力信号とを結合する結合ステップとを含むことを特徴とする信号処理方法。
  8. nビット(nは2以上の整数)の入力信号をmビット(mは2以上の整数)の出力信号に変換して出力する信号処理方法であって、
    記憶手段から閾値を読み込み、前記入力信号のうちの(n−s)ビット(sは1以上の整数であり、さらにn>sを満たす)の入力信号と前記閾値とに応じて、xビット(xは1以上の整数であり、さらにm>xを満たす)の出力信号を決定する第1の出力ビット決定ステップと、
    前記(n−s)ビットの入力信号に対して所定の階調値を加算する加算ステップと、
    前記(n−s)ビットの入力信号に応じて、第1の(m−x)ビットの出力信号を決定するとともに、前記加算ステップにより前記所定の階調値が加算された前記(n−s)ビットの入力信号に応じて、第2の(m−x)ビットの出力信号を決定する第2の出力ビット決定ステップと、
    前記xビットの出力信号と前記第1の(m−x)ビットの出力信号とを結合する第1の結合ステップと、
    前記xビットの出力信号と前記第2の(m−x)ビットの出力信号とを結合する第2の結合ステップと、
    前記入力信号のうちのsビットの入力信号を所定の時間だけ遅延させる遅延ステップと、
    前記第1の結合ステップにより結合されたmビットの出力信号と、前記第2の結合ステップにより結合されたmビットの出力信号と、前記遅延ステップにより遅延された前記sビットの入力信号とに基づいて、mビットの出力信号を出力する出力ステップとを含むことを特徴とする信号処理方法。
  9. nビット(nは2以上の整数)の入力信号をmビット(mは2以上の整数)の出力信号に変換して出力する信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    記憶手段から閾値を読み込み、前記入力信号と前記閾値とに応じて、xビット(xは1以上の整数であり、さらにm>xを満たす)の出力信号を決定する第1の出力ビット決定ステップと、
    前記入力信号に応じて、(m−x)ビットの出力信号を決定する第2の出力ビット決定ステップと、
    前記第1の出力ビット決定ステップにより決定された前記xビットの出力信号と、前記第2の出力ビット決定ステップにより決定された前記(m−x)ビットの出力信号とを結合する結合ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. nビット(nは2以上の整数)の入力信号をmビット(mは2以上の整数)の出力信号に変換して出力する信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    記憶手段から閾値を読み込み、前記入力信号のうちの(n−s)ビット(sは1以上の整数であり、さらにn>sを満たす)の入力信号と前記閾値とに応じて、xビット(xは1以上の整数であり、さらにm>xを満たす)の出力信号を決定する第1の出力ビット決定ステップと、
    前記(n−s)ビットの入力信号に対して所定の階調値を加算する加算ステップと、
    前記(n−s)ビットの入力信号に応じて、第1の(m−x)ビットの出力信号を決定するとともに、前記加算ステップにより前記所定の階調値が加算された前記(n−s)ビットの入力信号に応じて、第2の(m−x)ビットの出力信号を決定する第2の出力ビット決定ステップと、
    前記xビットの出力信号と前記第1の(m−x)ビットの出力信号とを結合する第1の結合ステップと、
    前記xビットの出力信号と前記第2の(m−x)ビットの出力信号とを結合する第2の結合ステップと、
    前記入力信号のうちのsビットの入力信号を所定の時間だけ遅延させる遅延ステップと、
    前記第1の結合ステップにより結合されたmビットの出力信号と、前記第2の結合ステップにより結合されたmビットの出力信号と、前記遅延ステップにより遅延された前記sビットの入力信号とに基づいて、mビットの出力信号を出力する出力ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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