JP4528532B2 - 色変換回路、画像表示装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の色変換回路を適用した画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。図示のように、画像表示装置100は、画像処理回路101と画像表示部102とを備える。画像表示装置100の例としては、携帯電話、携帯型端末、PDA、デジタルカメラなどが挙げられる。
図2は、図1に示す画像処理回路101の内部構成を示すブロック図である。図示のように、画像処理回路101は、色変換演算部10と、階調補正部20と、減色処理部30とを備える。
次に、本発明にかかる色変換回路を適用した色変換演算部について説明する。色変換演算部10は、色変換用マトリクスを用いたマトリクス演算により、入力画像データの色変換を行う。本実施形態では、入力画像データはRGB3色の色データであり、色変換用マトリクスとしては3×3のマトリクスを使用する。
Rout = M00・Rin+M01・Gin+M02・Bin
により算出される。ここで、M00は1に近い数値であり、当該色変換マトリクスによる入力画像データRinに対するR成分の補正分を含む。つまり、M00と1との差、(M00−1)がR成分の補正分を示す。また、M01がG成分の補正分を示し、M02がB成分の補正分を示す。よって、マトリクス係数M00、M01及びM02を設定し、入力画像データRinのRGB成分を増減することにより、画像表示部102の色特性に適した色変換を行う。入力画像データGin及びBinについても同様である。
0≦Mmn(m=n)<2
の範囲内であり、いずれも「1」に近い値をとる。一方、これら対角項以外の項は、
−1≦Mmn(m≠n)<1
の範囲内である。従って、マトリクス係数のうち、整数部(=1)を含むことがあるのは対角項M00、M11及びM22のみであり、他の項は整数部を含まない(全て1より小さい正負の小数)。
次に、上記の基本原理に従った色変換演算部の第1実施例について詳しく説明する。図4に第1実施例による色変換演算部10aの概略構成を示す。なお、図4に示す色変換演算部10aは、Routの演算回路、即ち入力画像データRin、Gin及びBinと図3(b)に示すマトリクスから色変換後の画像データRoutを生成する部分のみを示す。図示のように、色変換演算部10aは、大別して逆γ変換部40と、マトリクス設定部50と、演算部60とを備える。
次に、第2実施例にかかる色変換演算部について説明する。図8に第2実施例にかかる色変換演算部10cの構成を示す。第1実施例においては、マトリクス設定部50へ入力されるマトリクス係数を示すデータM00set〜M02setのうち、対角項に対応するM00setは1を減算したデータとしていた。これに対し、第2実施例では、マトリクス係数を示すデータM00setとしては通常の色変換マトリクス(図3(a)参照)のマトリクス係数M00をマトリクス設定部50aに入力し、マトリクス設定部50a内部で減算を行うように構成した。これにより、マトリクス設定部50aに対しては特別な処理を行うことなく通常の色変換マトリクスの係数をそのまま入力することができる。
次に、第3実施例について説明する。図9に第3実施例にかかる色変換演算部10dの概略構成を示す。第3実施例は、第2実施例と同様に、マトリクス設定部50bのレジスタ51Rに対しては、通常の色変換マトリクスの係数を入力すればよい。マトリクス設定部50b内には、図示のように比較器53が設けられる。比較器53は、レジスタ51Rに保持されたマトリクス係数のうち、対角項に対応するマトリクス係数のビット6(整数部)が1であることを検出する役割を有する。即ち、レジスタ51Rに保持されたマトリクス係数のビット6と、「1」とを比較することにより、対角項に対応するマトリクス係数のビット6が1であることを検出する。なお、図9では、比較器53への入力される値「1」は8ビットのバイナリデータとして示している。
次に階調補正部について説明する。図10に、第1実施例に係る階調補正部20の概略構成を示す。図示のように、階調補正部20は、LUT21及び22と、線形補間演算回路23と、レジスタ値制御部24とを備える。LUT21及び22は、それぞれ入力階調値として64階調分(6ビット相当)、出力階調値としては256階調分のガンマ特性を記憶している。色変換演算部10から出力される画像データD2はRGB各色8ビット(256階調に相当)であるので、LUT21及び22に記憶された階調補正特性データは入力画像データの階調数分より削減されている。これにより、LUT21及び22を構成するRAMなどの容量を削減することができる。なお、図10(a)にはRGB3色のうちRデータのみに対応する部分を示しているが、Gデータ及びBデータについても同様の構成を有する。
次に、減色処理部について詳しく説明する。図11に示すように、減色処理部30は、階調補正部20から出力されたRGB各色8ビットの画像データD3、即ちR(lut_out)、G(lut_out)及びB(lut_out)をビットスライス及びディザ処理により各色6ビットの画像データに減色して画像データD10として出力する。図11に、減色処理部30の構成例を示す。なお、図10は、RGB3色のうち、Rデータに対応する部分のみを示すが、Gデータ及びBデータについても同様の構成となる。
Claims (8)
- 色変換用マトリクスに基づいて、対角項についてはマトリクス係数を1減算した設定マトリクス係数を出力するマトリクス設定部と、
前記設定マトリクス係数と複数色の入力画像データとのマトリクス演算を行い、各色毎に、マトリクス演算結果に前記入力画像データを加算して色変換画像データを出力する演算部と、を備え、
前記マトリクス設定部は、整数部を有しない符号部及び小数部を前記設定マトリクス係数として前記演算部へ出力し、
前記演算部は、前記複数色の各色毎に前記設定マトリクス係数と前記入力画像データとを乗算する乗算器と、各色毎の前記乗算器からの出力と各色に対応した入力画像データとを加算する加算器と、を備えることを特徴とする色変換回路。 - 前記マトリクス設定部は、対角項についてマトリクス係数を1減算したマトリクス係数を受け取ることを特徴とする請求項1に記載の色変換回路。
- 前記マトリクス設定部は、
前記色変換用マトリクスのマトリクス係数を受け取る手段と、
受け取ったマトリクス係数のうち対角項についてのマトリクス係数から1を減算して前記設定マトリクス係数を生成する減算器と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の色変換回路。 - 前記マトリクス設定部は、
前記色変換用マトリクスのマトリクス係数を受け取る手段と、
受け取ったマトリクス係数から対角項についてのマトリクス係数を検出し、加算指示信号を前記演算部へ出力する手段と、を備え、
前記演算部は、前記加算指示信号を受け取ったときにのみ、前記マトリクス演算結果に前記入力画像データを加算して色変換画像データを出力することを特徴とする請求項1に記載の色変換回路。 - 前記色変換用マトリクスのマトリクス係数は、前記対角項の値が0以上2以下であり、
対角項以外の項の値が−1以上1以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の色変換回路。 - 前記複数色はRGB3色を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の色変換回路。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の色変換回路と、
前記色変換回路により色変換された画像データを階調補正する階調補正部と、
前記階調補正された画像データを表示する表示部と、を備えることを特徴とする画像表示装置。 - 色変換用マトリクスに基づいて、対角項についてはマトリクス係数を1減算した設定マ
トリクス係数を出力する工程と、
前記設定マトリクス係数と複数色の入力画像データとのマトリクス演算による乗算を行う工程と、
各色毎に、マトリクス演算結果に前記入力画像データを加算して色変換画像データを出力する工程と、を備え、
前記設定マトリクス係数を出力する工程では、整数部を有しない符号部、及び小数部を前記設定マトリクス係数として出力することを特徴とする画像処理方法。
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