JP2011134693A - 照明構造および照明ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】照明ユニットを長手方向に連続配置した場合において長手方向にわたってムラなく発光させることができ、隣接する照明ユニット間の連結部が目立たない良好な外観を有する照明構造を提供する。
【解決手段】長尺の導光材2と、導光材2の端面6に対向して配置され導光材2に光を照射する光源31とを備えたエッジライト式の照明ユニット1が長手方向に複数連続して配置されている。前記導光材2は、入射側の端面6から長手方向に離れるに従って発光面4とその対向面17と間隔が狭くなる形状を有している。また、外部からの光が入光可能な入光面部9を有する入光部8を光源31が配置される一方の端部に備えるとともに、外部へ光を導出可能な導出面部11を有する導出部10を他端部に備えている。照明ユニット1の導光材2の導出部10の導出面部11と、隣接する照明ユニットの導光材の入光部の入光面部とが面接触して配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明構造および照明ユニットに関する。
従来、少なくとも一方の端面に光の入射面を有し入射面から入射した光が内部で反射して発光面から出射する導光材と、導光材の入射面に配置され導光材に光を照射する光源とを備えたエッジライト式の照明装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。これらの照明装置は液晶テレビ、パソコン等の液晶ディスプレイ用の照明装置であり、発光面の輝度を均一にするために導光材を楔形状にしたり、導光材の一方の面に階段状の段差を設けたりする等の工夫がなされている。
ライン型に発光するライン照明(照明ユニット)においても、図9に示すように、長尺な導光材41の両端面から光を入光させて発光させるエッジライト方式が採用される場合がある。光源としては小型化を図るためにLED42が用いられ、LED42を備えたLED基板43を断面コ字形状の基板ケース44に内装した光源ユニット45が導光材41の端部を覆うように装着される。このようなライン照明40を用いて長尺に発光させるために、図9に示すように長手方向にライン照明40,40’を連続配置して使用されることがある。
特開2001−202817号公報 特開平6−230376号公報
しかしながら、ライン照明40,40’の両端部には上記した光源ユニット45,45が装着されているため、長手方向に配置した隣接するライン照明40,40’間の連結部46を導光材41部分と同様に発光させることが難しい。そのためライン照明40,40’間の連結部46が暗くなり明暗差が顕著に出るので全体の外観が低下するという問題があった。
本発明は以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、以下のことを課題としている。すなわち、照明ユニットを長手方向に連続配置した場合において長手方向にわたってムラなく発光させることができ、隣接する照明ユニット間の連結部が目立たない良好な外観を有する照明構造および照明ユニットを提供する。
本発明は以下のことを特徴としている。
第1に、本発明の照明構造は以下の構成を有している。長尺の導光材と、導光材に光を照射する光源とを備えたエッジライト式の照明ユニットが長手方向に複数連続して配置されている。前記導光材は、一方の端面から入射した光が長手方向に沿って形成された発光面から出射するとともに他方の端面から導出される。前記導光材は、入射側の端面から長手方向に離れるに従って発光面とその対向面との間隔が狭くなる形状を有しており、外部からの光が入光可能な入光面部を有する入光部を光源が配置される一方の端部に備えている。また、外部へ光を導出可能な導出面部を有する導出部を他端部に備えている。前記入光部の入光面部は発光面に隣接して形成されている。照明ユニットの導光材の導出部の導出面部と、隣接する照明ユニットの導光材の入光部の入光面部とが面接触して配置されている。
第2に、上記第1の発明において、光源が配置される側の導光材の端部において、光源からの光が入射する入射面の発光面側の縁部に光源から発光面外部への直射光を遮断する遮蔽部が設けられている。
第3に、本発明の照明ユニットは以下の構成を有している。一方の端面から入射した光が長手方向に沿って形成された第1の発光面から出射するとともに他方の端面から導出される長尺の導光材と、導光材の一方の端面に対向して配置され導光材に光を照射する光源とを備えている。長手方向に連続配置可能なエッジライト式の照明ユニットである。照明ユニットの導光材は、入射側の端面から長手方向に離れるに従って第1の発光面とその対向面との間隔が狭くなる形状を有しており、外部からの光が入光可能な入光面部を有する入光部を光源が配置される一方の端部に備えている。また、外部へ光を導出可能な導出面部を有する導出部を他端部に備えている。前記入光部の入光面部は第1の発光面に隣接して形成されている。複数の照明ユニットが長手方向に連続配置された際には、照明ユニットの導光材の入光部では当該照明ユニットの入光部側の端部に隣接する照明ユニットからの光が取り込まれる。導出部では当該照明ユニットの導光材の入射面および入光部から取り込まれた光が当該照明ユニットの導出部側の端部に隣接する照明ユニットに導出される。
第4に、上記第3の発明において、光源が配置される側の導光材の端部において、光源からの光が入射する入射面が、入光部の入光面部よりも導出部側に形成されている。
第5に、上記第3の発明において、光源が配置される側の導光材の端部において、入光部の入光面部が、光源からの光が入射する入射面よりも導出部側に形成されている。
第6に、上記第5の発明において、導光材の第1の発光面の対向面は、入射面から長手方向に離れるに従って段階的に勾配が小さくなる傾斜面である。
第7に、上記第3から第6のいずれかの発明において、光源からの光が入射する入射面の発光面側の縁部に光源から発光面外部への直射光を遮断する遮蔽部が設けられている。
第8に、上記第3から第7のいずれかの発明において、光源が配置される導光材の端部において、導光材の端面に対向して配置される光源の外方に導光材から光源外方に抜ける光を遮断する遮蔽部が設けられている。
第9に、上記第7または第8の発明において、遮蔽部が、光源の保持部材である。
第10に、上記第3から第9のいずれかの発明において、第1の発光面の対向面を除く導光材の側面部に、導光材の一方の端面から入射した光が出射する第2の発光面が形成されている。
第1の発明によれば、連続配置した隣接する照明ユニット間の連結部を含めて長手方向にわたって簡単な構成でムラなく一様に発光させることが可能となり、連結部が目立たない良好な外観が実現される。また、導光材の端部から漏れる光を隣接する照明ユニットの導光材に入光させることができるので、発光効率を向上させることができる。
第2の発明によれば、光源からの光が入射する入射面の発光面側の縁部に光源から発光面外部への直射光を遮断する遮蔽部が設けられているので、外部から照明ユニットを直視した場合でも光源の存在が分からず見栄えを向上させることが可能となり、良好な外観が実現される。
第3乃至第6の発明によれば、照明ユニット同士を連続配置した場合、隣接する照明ユニット間の連結部を含めて長手方向にわたって簡単な構成でムラなく発光させることが可能となり、連結部が目立たない良好な外観が実現される。また、導光材の端部から漏れる光を隣接する照明ユニットの導光材に入光させることができるので、発光効率を向上させることができる。
第7乃至第9の発明によれば、外部から照明ユニットを直視した場合でも光源の存在が分からず見栄えを向上させることが可能となり、良好な外観が実現される。
第10の発明によれば、二方向に発光させることができる照明ユニットが得られる。
本発明の照明構造の一実施形態を示す照明ユニットの断面図である。 図1の照明ユニットが連続配置された状態の断面図である。 図1の照明ユニットの要部断面図である。 図1の照明ユニットの分解斜視図である。 本発明の照明構造の別の一実施形態を示す照明ユニットの断面図である。 図5の照明ユニットが連続配置された状態の断面図である。 本発明の照明構造のさらに別の一実施形態を示す照明ユニットの導光材の斜視図である。 (a)図7の照明ユニットが連続配置される前の状態の斜視図であり、(b)図7の照明ユニットが連続配置された状態の斜視図である。 従来のライン照明を連続配置させた連結部の概要図である。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の照明構造の一実施形態を示す照明ユニットの断面図であり、図2は、図1の照明ユニットが連続配置された状態の断面図である。図3は、図1の照明ユニットの要部断面図であり、図4は、図1の照明ユニットの分解斜視図である。
本発明の照明構造の一実施形態である照明ユニット1は、長尺な導光材2と、導光材2の側部16を覆う長尺なケース部材20と、ケース部材20の長手方向の一方の端部に装着される光源ユニット30とを備えている。
ケース部材20は、両側端面が開口し、背板21、底板22、前板23で構成され断面略コ字形状を有しており、導光材2の側部16がケース部材20で覆われると、導光材2の上面部3がケース部材20から露出する。露出した上面部3は導光材2の一側面であり、断面半円形状の発光面4を有し、発光面4から放射状に光が出射される。
光源ユニット30は、図1、図3に示されるように、LED等の光源31を備えた光源基板32及び光源基板32を保持する基板ケース33で構成されている。この光源ユニット30は、光源31が導光材2の端面6部分に対向して配置されるようにケース部材20の端部に装着されており、ケース部材20の側端面の開口を閉塞している。光源ユニット30の光源31を発光させると、導光材2の端面6から光源31の光が内部に導入され、発光面4から出射される。なお、ケース部材20の他端部には、断面L字形状のキャップ部材36が装着され、ケース部材20の他方の側端面の開口が閉塞される。本実施形態では、両側端面が開口するケース部材20が用いられ、両側端面の開口を閉塞するものとして光源ユニット30の基板ケース33及びキャップ部材36が用いられているが、両側端面が閉塞したケース部材が用いられてもよい。この場合、光源が配置される側のケース部材の側端面は透光性を有するものとされ、その側端面の外方に、導光材の端面部分に対向して光源が配置される。
導光材2は、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の合成樹脂、ガラス等の透光性を有し屈折率の高い部材で構成され、長手方向の一方の端面6に光源31からの光が入射する入射面7を有する。また、発光面4の対向面17、つまり、導光材2の裏面には、光を拡散導出するための導光パターン14が設けられていてもよい。導光パターン14は、例えば、対向面17に反射シートを貼着したり反射性の物質を印刷や蒸着したりすることによって形成される。また導光パターン14は、対向面17に凹凸状に加工もしくは成形を施すことによっても形成することができる。このような導光パターン14は導光材2の長手方向全長にわたって設けられ、発光面4から光を放射状に出射可能にしている。
本実施形態の導光材2は、入射面7としての一方の端面6から他方の端面6’に向かって入射面7から離れるに従い導光材2の発光面4とその対向面17との間隔が徐々に狭くなる楔型形状を有している。つまり、図1及び図2中の導光材2についてその図面に対して右方向に導光材2が徐々に薄くなっている。発光面4の対向面17は、一方の端面6から他方の端面6’に向かって発光面4に近づくように直線的に傾斜する傾斜面5とされる。傾斜面5は、導光材2の長手方向に対して傾斜角度αの勾配をもっている。傾斜面5は平坦面とされているが、上記したように、凹凸状に加工されて導光パターン14が形成されていてもよい。
このような楔型形状を有する導光材2は、一方の端面6から導光材2に入射した光(直進光)が導光材2の他方の端面6’に近づくに伴い対向面17(傾斜面5)に当たりやすくなり光源31からの光を対向面17に反射させて発光面4から出射させることができる。このため、端面6から入射した光が他方の端面6’に直進して端面6’から抜けたりすることや繰り返し反射による減衰が抑制され、効率よく発光面4から出射させることができる。
本実施形態の導光材2は、さらに、外部からの光が入光可能な入光面部9を有する入光部8を光源31が配置される一方の端部に備えるとともに、外部へ光を導出可能な導出面部11を有する導出部10を他端部に備えている。
導光材2の上面部3が入射面7よりも長手方向に突出されており、その突出部分に入光部8が形成されている。上面部3の端面6aには入光部8の入光面部9が形成されている。この入光面部9は、導光材2の発光面4に隣接して形成され、図3に示すように、入射面7に対して段差Lをもって入射面7に対して平行に形成されており、導光材2の端部は、段状に形成されている。そして入光面部9と入射面7との段差L内に光源ユニット30が納まるように設置され、光源ユニット30及びケース部材20が入光部8の入光面部9よりも導光材2の長手方向外方に突出しないように構成されている。
導出部10は、上記したように導光材2の他端部に形成されており、導光材2の端面6’が導出部10の導出面部11として構成される。導出部10の導出面部11は入光部8の入光面部9と平行な面である。また導出部10は、キャップ部材36よりも長手方向に突出されて形成されている。ここで導光材2の他端部は、発光面4が形成されている導光材2の上面部3の端部であり、導出部10は上面部3の一部として構成されている。
入光部8の入光面部9及び導出部10の導出面部11の外形形状としては、特に限定されるものではなく、矩形、円形、半円等であってよいが、連続配置した際に導光材2からの光の導出及び入光を効果的に行うためには同一の形状でぴったりと合わさることが望ましい。また、入光部8の入光面部9及び導出部10の導出面部11の表面の形態としては、光を伝えることができれば特に制限されるものではなく、平坦面、凹凸面、波面等が考慮される。3本以上の導光材2を連続して用いる場合には、同一の形状でありぴったりと合わさることが望ましいが、同じ光量を有していれば各連結部が同程度の明るさになるので同一の面積の入光面積を持つことにしてもよい。本実施形態では、入光部8の入光面部9及び導出部10の導出面部11の表面形態はともに平坦面であり、外形形状はともに半円状であり同一面積を有している。
複数の照明ユニットを長手方向に連続して配置する際には、図2に示すように、照明ユニット1と別の照明ユニット1’とを発光面4,4’が同一面上になるように長手方向に並べて配置する。その際には、照明ユニット1の導光材2の導出部10と別の照明ユニット1’の導光材2’の入光部8’とを突き合わせて導出部10の導出面部11と入光部8’の入光面部9’とを面接触させる。導出部10と入光部8’とを面接触させることで、本来ならロス分として導光材2の端面から漏れる光を導出部10を介して隣接する照明ユニット1’の入光部8’へと入光させることができる。また、導出部10及び入光部8’はそれぞれ、発光面4,4’が形成されている導光材2,2’の上面部3,3’の一部として構成されているので、照明ユニット1,1’間で途切れずに発光面4,4’から発光可能である。さらに、照明ユニット1,1’間の連結部12やその継ぎ目15が目立たない良好な外観が実現される。入光部8’から入光した光は光源31’から入射面7’より入射された光とともに導光材2’内において導光パターン14’で拡散し発光面4’や端面6’に導出される。本実施形態では導光材2’が楔型形状を有しているため、光源31’及び入光部8’から入光した光が楔型形状の導光材2’の傾斜面5’に当たりやすくなっており、また入光した光が傾斜面5’に当たると光源31’から離れる方向で指向性を持つため、端面6’側へ抜ける光及び繰り返し反射のロスが軽減され、発光効率を高めることができる。
また、本実施形態では、光源31が配置される側の導光材2の端部において、入射面7の発光面4側の縁部に切り欠き13が設けられていてもよい。例えば、図3、図4に示されるように、導光材2の端部において入光部8と入射面7との境界に側部16全幅にわたり切り欠き13が設けられて凹溝が形成されている。この切り欠き13は、光源31から発光面4外部へ向かう直射光をその境界において反射させる効果を有している。外部から照明ユニット1を直視した場合、切り欠き13が一種の遮蔽部として作用して光源31が見えにくくなり、良好な外観が実現される。この効果を高めるために、光源ユニット30の基板ケース33の一部を前記切り欠き13に収納して光源ユニット30をケース部材20に装着させる構成が考慮されてよい。例えば、光源ユニット30の基板ケース33として、板状の基板設置部34とこの基板設置部34から略垂直に立ち上がる板状の起立部35とで構成される断面L字状の部材を採用し、前記切り欠き13に起立部35を収納させるものである。光源基板32は基板ケース33の内側に配置されている。この場合、基板ケース33として光を透過しない金属や合成樹脂等の素材を用いることが望ましい。これによって、光源31から発光面4外部へ向かう直射光が切り欠き13に収納された基板ケース33の起立部35で遮断される。また導光材2から光源31外方に抜ける光が基板ケース33の基板設置部34で遮断される。このように光源31を保持する基板ケース33が遮蔽部として作用するため、外部から照明ユニット1を直視した場合、光源31の存在が分からず見栄えが向上し、良好な外観が実現される。また、起立部35の発光面4側又は光源31側の面に導光パターンが付与されていてもよい。起立部35の導光パターン14で光が反射し導出されるので、外部から照明ユニット1を直視した場合に光源31の存在を目立たせないようにすることができる。
図5は、本発明の照明構造の別の一実施形態を示す照明ユニットの断面図であり、図6は、図5の照明ユニットが連続配置された状態の断面図である。なお、図1−4に示した部分と同一の部分については同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施形態では、光源31が配置される側の導光材2の端部において、入光部8の入光面部9が、入射面7よりも導光材2の導出部10側に形成されている。具体的には、入光部8が形成されている上面部3に対して導光材2の側部16が長手方向の外方に突出しており、その突出部分の端面6に入射面7が形成されている。上面部3の端面6aには入光部8の入光面部9が形成されており、入光面部9と入射面7とは平行な面である。導光材2の端部には、上面部3と側部16の突出部分とにより段差部18が形成され、この段差部18に、隣接する照明ユニットの導光材の導出部が納まるようになっている。例えば、複数の照明ユニットを長手方向に連続して配置する際には、図6に示すように、照明ユニット1と別の照明ユニット1’とを発光面4,4’が同一面上になるように長手方向に並べて配置する。その際には、照明ユニット1’の導光材2’の端部に形成されている段差部18’に別の照明ユニット1の導出部10を差し込み、導出部10と入光部8’とを突き合わせて導出部10の導出面部11と入光部8’の入光面部9’とを面接触させる。
本実施形態では、導出部10及び入光部8’はそれぞれ、発光面4,4’が形成されている導光材2,2’の上面部3,3’の一部として構成されているので、照明ユニット1,1’間で途切れずに発光面4,4’から発光可能である。ところで、上記したように、図1−図4の実施形態では導光材2の上面部3の突出部分に入光部8が形成されている。この実施形態の入光部8においては、発光面4からの発光が主に隣接する照明ユニットからの光によるものであるため、その発光は組み立てバラツキに影響されやすい。これに対して、本実施形態では入光部8’が形成されている上面部3’よりも導光材2’の側部が外方に突出しておりその突出部分に光源31’から光が入射されるので、その突出部分に入射した光で入光部8’における発光面4’を発光させることができる。このため、組み立てバラツキの影響をあまり受けずに入光部8’を確実に発光させることができ、照明ユニット1,1’間の連結部12を見栄えよく発光させることについての信頼性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、導光材2の側部16の突出部分が光源基板32を保持する箱形の基板ケース33で覆われており、基板ケース33の一側面部37が段差部18に収納される隣接する照明ユニットの導光材の導出部よりも側部16の突出部分側に配置されている。基板ケース33は、光を透過しない金属や合成樹脂等の素材が用いられている。導光材2の拡散光を効率よく反射させるために上記した導光パターン14が基板ケース33に施されていてもよい。このようにすることで、光源31から発光面4外部へ向かう直射光や光源31外方に抜ける光が基板ケース33で遮断される。このため、外部から照明ユニット1を直視した場合、基板ケース33が遮蔽部として作用し、光源31の存在が分からず見栄えが向上し、良好な外観が実現される。
また、発光面4の対向面17である傾斜面5の勾配が入射面7から長手方向に離れるに従って段階的に小さくされていてもよい。例えば、本実施形態では、導光材2が楔型形状を有しているが、光源31が配置される側の導光材2の端部近傍の勾配がそれ以外の部分の勾配よりも大きくなっており、光源31側の導光材2端部の傾斜角度α1とそれ以外の部分の傾斜角度α2の関係はα1>α2となっている。光源31側の導光材2端部の傾斜角度がそれ以外の部分の傾斜角度よりも大きいため、光源31からの光が光源31側の導光材2の端部近傍の傾斜面5に当たりやすくなる。光源31からの光が傾斜面5に当たると導光パターン14で拡散して発光面4や導出部10にに導出される。また、本実施形態のように、傾斜面5の勾配が段階的に小さくなることにより、導光材2全体の薄肉化が図られ、導光材2を安定して製造することができる。
図7は、本発明の照明構造のさらに別の一実施形態を示す照明ユニットの導光材の斜視図であり、図8(a)は、図7の照明ユニットが連続配置される前の状態の斜視図であり、図8(b)は照明ユニットが連続配置された状態の斜視図である。なお、図1−6に示した部分と同一の部分については同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施形態は、導光材2の二側面に発光面4,4aが形成されている例である。本実施形態の導光材2は、図5,図6の楔型形状の導光材の側面部に、長手方向全長にわたって平板状の導光材が一体に設けられており、断面視略L字形状を有している。発光面4,4aは、楔型形状の部分50の側面と平板状の部分51の側面にそれぞれ形成されており、二方向に発光可能とされている。導光材2の平板状の部分51には、楔型形状の部分50と同様に、外部からの光が入光可能な入光面部9aを有する入光部8aを光源が配置される一方の端部に備えるとともに、外部へ光を導出可能な導出面部11aを有する導出部10aを他端部に備えている。楔型形状の部分50の入光面部9と平板状の部分51の入光面部9aは同一面上に形成されており、楔型形状の部分50の導出面部11と平板状の部分51の導出面部11aは同一面上に形成されている。
複数の照明ユニットを長手方向に連続して配置する場合、図8に示すように、照明ユニット1の発光面4,4aと照明ユニット1’の発光面4’,4a’とがそれぞれ同一面上になるように長手方向に並べる。その際、照明ユニット1の導光材2の導出面部11,11aと隣接する照明ユニット1’の導光材2’の入光面部とが面接触して、照明ユニット1の導出部10,10aと照明ユニット1’の入光部が接続される。また、照明ユニット1’の導光材2’の端部に装着されその一側面がケース部材20’と同一面上に形成されている光源ユニット30’の基板ケース33’が、照明ユニット1のケース部材20の端部に装着されているキャップ部材36に当接する。このようにして照明ユニット1,1’が連続配置されると、照明ユニット1の導出部10,10aから照明ユニット1’の入光部に光が取り込まれるので、照明ユニット1,1’間の連結部12が効果的に見栄えよく発光される。
1 照明ユニット
2 導光材
4 発光面
5 傾斜面
6,6’ 端面
8 入光部
9 入光面部
10 導出部
11 導出面部
13 切り欠き
31 光源

Claims (10)

  1. 一方の端面から入射した光が長手方向に沿って形成された発光面から出射するとともに他方の端面から導出される長尺の導光材と、導光材の一方の端面に対向して配置され導光材に光を照射する光源とを備えたエッジライト式の照明ユニットが、長手方向に複数連続して配置されている照明構造であって、
    照明ユニットの導光材は、入射側の端面から長手方向に離れるに従って発光面とその対向面との間隔が狭くなる形状を有しており、外部からの光が入光可能な入光面部を有する入光部を光源が配置される一方の端部に備えるとともに、外部へ光を導出可能な導出面部を有する導出部を他端部に備えており、また、前記入光部の入光面部は発光面に隣接して形成されており、
    照明ユニットの導光材の導出部の導出面部と、隣接する照明ユニットの導光材の入光部の入光面部とが面接触して配置されていることを特徴としている照明構造。
  2. 光源が配置される側の導光材の端部において、光源からの光が入射する入射面の発光面側の縁部に光源から発光面外部への直射光を遮断する遮蔽部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明構造。
  3. 一方の端面から入射した光が長手方向に沿って形成された第1の発光面から出射するとともに他方の端面から導出される長尺の導光材と、導光材の一方の端面に対向して配置され導光材に光を照射する光源とを備え、長手方向に連続配置可能なエッジライト式の照明ユニットであって、
    前記導光材は、入射側の端面から長手方向に離れるに従って第1の発光面とその対向面との間隔が狭くなる形状を有しており、外部からの光が入光可能な入光面部を有する入光部を光源が配置される一方の端部に備えるとともに、外部へ光を導出可能な導出面部を有する導出部を他端部に備えており、前記入光部の入光面部は第1の発光面に隣接して形成されており、複数の照明ユニットが長手方向に連続配置された際には、照明ユニットの導光材の入光部では当該照明ユニットの入光部側の端部に隣接する照明ユニットからの光が取り込まれ、導出部では当該照明ユニットの導光材の入射面および入光部から取り込まれた光が当該照明ユニットの導出部側の端部に隣接する照明ユニットに導出されることを特徴とする照明ユニット。
  4. 光源が配置される側の導光材の端部において、光源からの光が入射する入射面が、入光部の入光面部よりも導出部側に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の照明ユニット。
  5. 光源が配置される側の導光材の端部において、入光部の入光面部が、光源からの光が入射する入射面よりも導出部側に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の照明ユニット。
  6. 導光材の第1の発光面の対向面は、入射面から長手方向に離れるに従って段階的に勾配が小さくなる傾斜面であることを特徴とする請求項5に記載の照明ユニット。
  7. 光源からの光が入射する入射面の発光面側の縁部に光源から発光面外部への直射光を遮断する遮蔽部が設けられていることを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の照明ユニット。
  8. 光源が配置される導光材の端部において、導光材の端面に対向して配置される光源の外方に導光材から光源外方に抜ける光を遮断する遮蔽部が設けられていることを特徴とする請求項3から7のいずれか一項に記載の照明ユニット。
  9. 遮蔽部が、光源の保持部材であることを特徴とする請求項7または8に記載の照明ユニット。
  10. 第1の発光面の対向面を除く導光材の側面部に、導光材の一方の端面から入射した光が出射する第2の発光面が形成されていることを特徴とする請求項3から9のいずれか一項に記載の照明ユニット。
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