JP2011132990A - アクティブ除振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気圧制御式のアクティブ除振装置において、サーボ型加速度センサの代わりに、比較的安価な動電型速度センサを用いることにより、構造をシンプルにして低コスト化を実現する。
【解決手段】アクティブ除振装置1は、空気圧制御式のアクティブ型除振装置であって、機器の搭載を可能とした機器搭載テーブル21と、機器搭載テーブル21を設置基準面に対して支持する架台22と、機器搭載テーブル21と架台22との間に設けられ且つ機器搭載テーブル21を駆動する空気アクチュエータ23と、機器搭載テーブル21の振動を検出する第1の速度センサ24とを備える。第1の速度センサ24は、動電型速度センサで構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクティブ除振装置に関し、より詳細には、精密加工、計測等の分野における各種機器の搭載テーブルを外乱から絶縁する空気圧制御式のアクティブ除振装置に関する。
近年、半導体デバイス製造システムや極微小領域計測システムでは、急速に高精度化、高性能化してきており、これらのシステムにおいて、振動等の外乱を除去するための除振、防振装置の重要性が増大してきている。このような除振装置で除去すべき振動外乱は、設置床からの振動に起因する地動外乱と、装置の防振部材に入力される直動外乱とに大きく分けることができる。前者には低剛性の機構が適しており、後者には高剛性の機構が適している。
従来の除振装置として、地動外乱を絶縁して除振するパッシブ型除振装置が知られている。ここで、床からの振動伝達率を低くするためにばね定数を小さくしてばね剛性を低くすると、除振テーブル上の質量変化や、除振テーブルに作用する荷重の変化等のばね上での外乱に対して弱くなってしまう。このため、ばね上での外乱に対してはある程度ばね剛性を高くする必要がある。しかし、パッシブ型の除振装置では、ばね上での外乱に対して高い剛性を確保することは困難であることから、アクティブ型除振装置が提案されている。
このアクティブ型除振装置によれば、空気ばねの内圧を制御する圧力制御弁等のアクチュエータに対して、除振台の振動をセンサで検出してフィードバック回路によるフィードバック制御を行い、制御対象に直接または間接に制御力を加えることにより、能動的な振動制御を行うことができる(例えば、特許文献1を参照)。
特開平1−210634号公報
しかしながら、空気ばねの内圧を制御する空気圧制御式のアクチュエータは1次遅れ系のため、ダンピング効果を得るためには制御対象の加速度信号を検出する必要があり、一般的にはサーボ型加速度センサが用いられている。従来の空気圧制御式のアクティブ型除振装置では、一般的に、制御対象の加速度を検出するサーボ型加速度センサ、制御対象の相対変位を検出する非接触変位センサ、圧力制御弁によるアクチュエータ、及び制御コントローラ等が必要となり、装置のトータルコストが高いものになってしまうという問題がある。サーボ型加速度センサは比較的高価であり、通常の場合、1つの装置で9〜10個程度使用するため、コストを押し上げる大きな要因となっている。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、空気圧制御式のアクティブ除振装置において、サーボ型加速度センサの代わりに、比較的安価な動電型速度センサで加速度を検出することにより、構造をシンプルにして低コスト化を実現できるようにしたこと、を目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、空気圧制御式のアクティブ除振装置であって、機器の搭載を可能とした機器搭載テーブルと、該機器搭載テーブルを設置基準面に対して支持する支持手段と、前記機器搭載テーブルと前記支持手段との間に設けられ且つ前記機器搭載テーブルを駆動するアクチュエータと、前記機器搭載テーブルの振動を検出する振動センサとを備え、前記振動センサは、動電型速度センサで構成されていることを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記動電型速度センサの出力信号を加速度信号に変換する制御手段を備え、前記機器搭載テーブルが前記動電型速度センサの固有振動数以下の振動数で振動している場合、前記動電型速度センサは、前記出力信号として、加加速度信号を出力し、前記制御手段は、前記加加速度信号を積分して加速度信号に変換することを特徴としたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記動電型速度センサの出力信号を加速度信号に変換する制御手段を備え、前記機器搭載テーブルが前記動電型速度センサの固有振動数より大きな振動数で振動している場合、前記動電型速度センサは、前記出力信号として、速度信号を出力し、前記制御手段は、前記速度信号を微分して加速度信号に変換することを特徴としたものである。
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において、前記動電型速度センサの固有振動数が8Hz以上の範囲であることを特徴としたものである。
本発明によれば、空気圧制御式のアクティブ除振装置において、サーボ型加速度センサの代わりに、比較的安価な動電型速度センサを用いることにより、構造をシンプルにして低コスト化を実現することができる。
本発明によるアクティブ除振装置の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る動電型速度センサを模式的に示した図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のアクティブ除振装置に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明によるアクティブ除振装置の構成例を示すブロック図で、図中、1はアクティブ除振装置を示す。アクティブ除振装置1は、空気圧制御式のアクティブ型除振装置であって、大きく分けて、本体部2、コントローラ3、排気ポート4、レギュレータ5で構成される。
本体部2は、機器の搭載を可能とした機器搭載テーブル21と、機器搭載テーブル21を設置基準面に対して支持する支持手段に相当する架台22と、機器搭載テーブル21と架台22との間に設けられ且つ機器搭載テーブル21を駆動する空気アクチュエータ23とを備える。
また、本体部2は、機器搭載テーブル21の振動を検出する振動センサに相当する第1の速度センサ24と、第1の速度センサ24の出力を増幅する第1のアンプ25と、架台22の振動を検出する第2の速度センサ26と、第2の速度センサ26の出力を増幅する第2のアンプ27と、設置基準面に対する機器搭載テーブル21の相対変位gを検出する変位センサ28と、空気アクチュエータ23の内圧を制御するサーボバルブ29とを備える。なお、設置基準面とは例えば本体部2を設置する床面であり、相対変位gはこの床面に対する機器搭載テーブル21の相対的な変位量である。
空気アクチュエータ23は、ピストン23aと、空気ばね室23bとで構成され、サーボバルブ29により空気ばね室23bの内圧を調整することでピストン23aを動作させ、機器搭載テーブル21の位置や振動を制御する。サーボバルブ29には、空気を排気する排気ポート4と、空気を供給するレギュレータ5とが接続され、コントローラ3による制御に基づいて空気ばね室23bに対する空気の排気/供給を制御する。
上記において、第1の速度センサ24及び第2の速度センサ26は以下の図2に示すような動電型の速度センサで構成される。
図2は、本発明に係る動電型速度センサを模式的に示した図である。ここでは、第1の速度センサ24を例示して説明するが、第2の速度センサ26も同様の構成であるものとする。第1の速度センサ24は、ケース241、コイル242、磁石243、ばね244、おもり245、ダンパ246を備える。この第1の速度センサ24は、センサが持つ固有振動数以下では加加速度信号を出力し、また、固有振動数より大きい振動数では速度信号を出力するように構成されている。
図2のような、ばね-質量系について説明する。ケース241の絶対変位と、ケース241とおもり245の相対変位の関係を考える。これは、おもり245とばね244とから決定される固有振動数によって異なる。すなわち、この固有振動数以下の周波数でケース241が振動した場合、おもり245には慣性力が働き、ケース241の絶対加速度に比例してばね244が変位する。つまり、ケース241とおもり245の相対変位は、ケース241の絶対加速度に比例する。一方、固有振動数より大きい周波数でケース241が振動した場合、おもり245は慣性により絶対座標で静止する。つまり、ケース241とおもり245の相対変位は、ケース241の絶対変位に比例する。
上記により、ケース241とおもり245の相対変位を観測することで、固有振動数以下ではケース241の絶対加速度を、固有振動数より大きい場合にはケース241の絶対変位を検出できる。これを時間微分すると、ケース241とおもり245の相対速度(すなわち、ケース241のおもり245に対する相対速度)を観測することで、固有振動数以下ではケース241の絶対加加速度を、固有振動数より大きい場合にはケース241の絶対速度を検出できると言うことができる。
具体的には、第1の速度センサ24に外力が印加され、この外力により加速度A(t)が発生すると、慣性力mA(t)(mはおもり245の質量)が発生する。数式で記述すると以下の通りである。
ケース241の絶対変位をx、おもり245の絶対変位をx、おもり245の質量をm、ばね244のばね剛性をk、ダンパ246の粘性係数をcとする。おもり245のケース241に対する相対変位をyとすると、
=x−x ・・・式(1)
おもり245の運動方程式は、
m(d/dt)x+c(d/dt)y+k・y=0 ・・・式(2)
ラプラス変換して、
(m・s+c・s+k)X=(c・s+k)X ・・・式(3)
ここで、X(s)、X(s)はそれぞれx、xのラプラス変換である。式(3)より、
=X・(c・s+k)/(m・s+c・s+k) ・・・式(4)
よって、
Y=X−X=X・(m・s)/(m・s+c・s+k) ・・・式(5)
ここで、ω=√(k/m)、ζ=c/(2・√(m・k))とおくと、
Y=X・s/(s+2ζ・ω・s+ω ) ・・・式(6)
よって、
ω≫ωのとき Y=X ・・・式(7)
ω≪ωのとき Y=X・s/ω ・・・式(8)
となる。
上記において、式(7)は、ケース241の振動数ωが第1の速度センサ24の固有振動数ωより十分高いときは相対変位yはケース241の絶対変位に比例することを示す。また、式(8)は、ケース241の振動数ωが第1の速度センサ24の固有振動数ωより十分低いときは、相対変位yはケース241の絶対加速度に比例することを示す。
次に、動電型速度センサの検出原理について説明する。ケース241には磁石243が固定され、おもり245にはコイル242が巻回されており、外力によりおもり245が磁石243間の磁束を横切る方向に運動する際に運動の速度に比例した誘導起電力をコイル242に発生させる。すなわち、おもり245が運動すると、おもり245に巻回されたコイル242には、V=vBL(V:誘導起電力、v:コイル242の運動速度、B:磁石243間の磁束密度、L:コイル242のコイル長)で示される誘導起電力Vが発生する。そして、図示しない検出部がこの誘導起電力Vを検出し、検出した誘導起電力Vから速度を得ることができる。つまり、誘導起電力Vはケース241のおもり245に対する相対速度に比例する。
以上により、誘導起電力Vを測定することでケース241のおもり245に対する相対速度を求めることができるため、固有振動数以下ではケース241の絶対加加速度を、また、固有振動数より大きい場合にはケース241の絶対速度を検出することができる。
ここで、第1の速度センサ24は、ケース241内に収められたおもり245及びそのおもり245を支持するばね244で定まる固有振動数を持つが、機器搭載テーブル21が第1の速度センサ24の固有振動数以下の振動数で振動している場合、第1の速度センサ24は、出力信号として、加加速度信号を出力する。この場合、本発明の制御手段に相当するコントローラ3は、第1の速度センサ24から出力された加加速度信号を一階積分して加速度信号に変換する。
また、機器搭載テーブル21が第1の速度センサ24の固有振動数より大きな振動数で振動している場合、第1の速度センサ24は、出力信号として、速度信号を出力する。この場合、コントローラ3は、第1の速度センサ24から出力された速度信号を一階微分して加速度信号に変換する。そして、コントローラ3は、このようにして得られた加速度信号に基づいて機器搭載テーブル21の振動制御を行う。
上記において、加速度信号を得るために、速度信号を微分処理するよりも、加加速度信号を積分処理するほうが、ノイズを少なくすることができる。また、空気圧制御式のアクティブ除振装置の場合、一般的に、制御対象の振動数として、1〜8Hzの範囲を精度良く振動制御することが重要となる。そこで、8Hz以上の固有振動数を持つ動電型速度センサを使用することが望ましい。これにより動電型速度センサからは1〜8Hzの範囲で加加速度信号が出力されるため、ノイズを減らし、高精度な振動制御を行うことができる。
ここで特筆すべきことは、通常、動電型速度センサを使用する場合、固有振動数より大きい振動数域においてのみ使用し、固有振動数以下の加加速度が出力される振動数域の信号を使用しないのに対し、本発明では通常使用されない加加速度信号を1階積分することで活用していることである。もちろん固有振動数より大きい振動数域も利用するのは言うまでもない。動電型速度センサは固有振動数及び減衰比に若干の個体差を有し、加加速度域を積分し、あるいは、速度域を微分した後の加速度信号としての特性に若干の個体差が生じ、特性がフラットでない可能性がある。アクティブ除振装置の性能で重要なのは1〜8Hz付近であり、この振動数域よりも高い固有振動数の動電型速度センサを用いることで、上記のように特性がフラットでないことによる影響が除振性能に与える変動があったとしてもそれがアクティブ除振装置の性能に深刻な影響を与えないようにすることができる。
ここで、従来のサーボ型加速度センサの場合、信号処理アンプにおいて、DC成分をカットするためのHPF(ハイパスフィルタ)を必要とし、また、高周波ノイズをカットするためのLPF(ローパスフィルタ)も必要としていた。これに対して、動電型速度センサの場合、DC成分を検出しないため、信号処理アンプにHPFを必要としない。また、構造上電気回路を内蔵しないため外部電源も必要としない。そのため、自身からノイズを発生する恐れもなく、出力インピーダンスが低いため外部からのノイズの影響を受けにくい。したがって、LPFを不要にすることもできる。このように動電型速度センサの場合、従来のサーボ型加速度センサと比較して、センサ自体の構造がシンプル且つ安価なことに加えて、信号処理アンプのフィルタを不要にできるため、装置の低コスト化を実現することができる。
また、図1において、コントローラ3は、第1の速度センサ24から出力された加加速度信号を一階積分して加速度信号に変換し、また、第1の速度センサ24から出力された速度信号を一階微分して加速度信号に変換する微分/積分部31と、予め定められた空気アクチュエータ23の浮上目標値から変位センサ28により検出された相対変位gを減算して偏差を算出する偏差算出部32と、偏差算出部32で算出された偏差と第1の速度センサ24からの出力値(加速度信号)とに基づいて位置制御及び振動制御を行うFB(フィードバック)制御部33と、第2の速度センサ26からの出力値(加速度信号)に基づいて床からの振動制御を行う床FF(フィードフォワード)制御部34とを備える。
また、コントローラ3は、FB制御部33からの出力値と床FF制御部34からの出力値とを加算する加算部35と、加算部35からの出力に基づいてサーボバルブ29を駆動するサーボアンプ36と、偏差算出部32,微分/積分部31,及び加算部35からの出力をモニタするアナログモニタ37とを備える。このコントローラ3は、AC電源6から電力が供給されるものとする。
アナログモニタ37は、オシロスコープやFFT(Fast Fourier Transform)等と接続され、オシロスコープやFFT(Fast Fourier Transform)等は、アナログモニタ37からの各種出力を表示することができる。
アクティブ除振装置1のフィードバック(FB)制御系について説明する。
まず、変位センサ28は、設置基準面に対する機器搭載テーブル21の相対変位gを検出する。そして、偏差算出部32は、予め定められた空気アクチュエータ23の浮上目標値から、変位センサ28で検出された相対変位gを減算して偏差を算出する。FB制御部33は、偏差算出部32で算出された偏差がゼロになるように位置制御を行い、機器搭載テーブル21を一定の位置に制御する。また、FB制御部32は、微分/積分部31から出力された加速度信号に基づいて、機器搭載テーブル21の振動を抑制するように制御する。
また、アクティブ除振装置1の床フィードフォワード(FF)制御系について説明する。
上記のFB制御系における振動制御は、機器搭載テーブル21の振動を抑制するのに対して、この床FF制御系は、架台22から機器搭載テーブル21へ振動が伝わらないように制御するようにしたものである。すなわち、架台22に設置された第2の速度センサ26から出力される加加速度信号または速度信号を微分/積分部31で加速度信号に変換する。床FF制御部34は、微分/積分部31から出力された加速度信号に基づいて、架台22から機器搭載テーブル21に伝わる振動を打ち消すように制御することにより、架台22から機器搭載テーブル21へ伝わる振動が抑制される。なお、床FF制御系は、単独で用いられることはなく、FB制御系と併用して用いられる。
加算部35は、FB制御部33からの出力値と床FF制御部34からの出力値とを加算して出力し、サーボアンプ36は、加算部35からの出力値に基づいて、サーボバルブ29を駆動する。サーボバルブ29は、空気ばね室23bの内圧を調整することでピストン23aを動作させ、機器搭載テーブル21の位置や振動を制御する。
このように本発明によれば、空気圧制御式のアクティブ除振装置において、サーボ型加速度センサの代わりに、比較的安価な動電型速度センサを用いることにより、構造をシンプルにして低コスト化を実現することができる。
1…アクティブ除振装置、2…本体部、3…コントローラ、4…排気ポート、5…レギュレータ、21…機器搭載テーブル、22…架台、23…空気アクチュエータ、23a…ピストン、23b…空気ばね室、24…第1の速度センサ、25…第1のアンプ、26…第2の速度センサ、27…第2のアンプ、28…変位センサ、29…サーボバルブ、31…微分/積分部、32…偏差算出部、33…FB制御部、34…床FF制御部、35…加算部、36…サーボアンプ、37…アナログモニタ。

Claims (4)

  1. 空気圧制御式のアクティブ除振装置であって、
    機器の搭載を可能とした機器搭載テーブルと、該機器搭載テーブルを設置基準面に対して支持する支持手段と、前記機器搭載テーブルと前記支持手段との間に設けられ且つ前記機器搭載テーブルを駆動するアクチュエータと、前記機器搭載テーブルの振動を検出する振動センサとを備え、
    前記振動センサは、動電型速度センサで構成されていることを特徴とするアクティブ除振装置。
  2. 請求項1に記載のアクティブ除振装置において、前記動電型速度センサの出力信号を加速度信号に変換する制御手段を備え、前記機器搭載テーブルが前記動電型速度センサの固有振動数以下の振動数で振動している場合、前記動電型速度センサは、前記出力信号として、加加速度信号を出力し、前記制御手段は、前記加加速度信号を積分して加速度信号に変換することを特徴とするアクティブ除振装置。
  3. 請求項1又は2に記載のアクティブ除振装置において、前記動電型速度センサの出力信号を加速度信号に変換する制御手段を備え、前記機器搭載テーブルが前記動電型速度センサの固有振動数より大きな振動数で振動している場合、前記動電型速度センサは、前記出力信号として、速度信号を出力し、前記制御手段は、前記速度信号を微分して加速度信号に変換することを特徴とするアクティブ除振装置。
  4. 請求項2又は3に記載のアクティブ除振装置において、前記動電型速度センサの固有振動数は、8Hz以上の範囲であることを特徴とするアクティブ除振装置。
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