JP2011131746A - 筒状タンク体の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付スペースを小さくして、且つ筒状タンク本体のラジアル方向の向きを組付け作業に調整不要とすることで、車両への搭載性の改善と共に、組付け作業の改善を目的とする。
【解決手段】筒状タンク本体51の外表面に、平面状取付座53を有するタンク体5を具え、タンクブラケット6より挿設された締結部材を介してタンク体5をタンクブラケット6に固設する筒状タンク本体51の取付構造において、開放面側よりタンク体5が装入可能な開放空間を有するコ字状ブラケット6はコの字状の3つの壁面61,62,63全てに締結部材が挿設される取付孔65を具えたことを特徴とする筒状タンク体の取付構造。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載される流体タンク固定構造に関する。
車両等においては、ブレーキ、エアサスペンション等に使用するためのエアまたは、液体燃料を蓄積するタンク体が搭載されている。このタンク体の搭載は、タンク体にブラケットを固着して、ブラケットをシャシフレームに締結部材にて固定している。
尚、以後車両の上下左右の方向はドライバーが着座した状態を基準に説明する。
図4は車両後輪のリヤオーバハング部を車両下側からの上方視を示す。図4には車両後輪の後方に車両の幅方向に間隔を有して、車両の前後方向に延在する左側のシャシフレームLH01と、右側のシャシフレームRH02とが配置されている。シャシフレームLH01と右側のシャシフレームRH02との間には、エンジンルーム側の位置で車幅方向に延在したクロスメンバ04と、後輪側位置で車幅方向に延在したクロスメンバ03とが夫々シャシフレームLH01及びシャシフレームRH02と結合されている。クロスメンバ03とクロスメンバ04との間にはタンク体05が配置されている。
タンク体05の外表面には配管コネクタ08が螺合され、配管コネクタ08には図示されないエア作動機器へとエアを供給するエアホース09が連結されている。
タンク体05の外表面にはタンク筒部接線と平行に形成された平面取付座を有した保持ブラケット07が固着されている。
一方、クロスメンバ04側には前記平面取付座に対向した取付座を有した、断面ハット型の取付ブラケットが、クロスメンバ04にボルトで締結されている。前記平面取付座と取付座とをボルトで締結している。
断面ハット型の取付ブラケットはハットの深さ(図4においては車両前後方向)と車幅方向の長さがボルト締結作業の可能な大きさを必要としている。
そのため、タンク体05の取付部のスペースを大きくする必要があり、車両として必要なその他の機器類も多数あり、車両への搭載に苦慮する不具合がを有している。
このような不具合を解決するための技術が示された特許文献として、特許第3544107号公報(特許文献1)が提案されている。
特許第3544107号公報
特許文献1の図1には、車幅方向に間隔を有して配置された左右一対のシャシフレームと、左右一対のシャシフレーム間にシャシフレームに対して直角方向で、且つ前後に配置された一対のクロスメンバと、一対のクロスメンバ間にシャシフレームと平行で、且つ間隔を有した一対の縦フレームが配置されている。縦フレームの上面にエアタンクが載置され、エアタンクはクランプバンドにて縦フレームに固定された構造が提案されている。
しかし、特許文献1の図1の構造では、エアタンクを固定する際にエアタンクのラジアル方向を位置決めする構造が無いため、エアタンクからエア機器にエアを供給するエアタンクに固着されたコネクタの向きが配管側の向きとあわない状態が発生する場合がある。その場合、エアタンクを組み直すか、又は、無理にパイプをまげて組付けると、コネクタの中心線とパイプの中心線が一致しないため、エア漏れ等が発生する原因となる不具合を有している。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、取付スペースを小さくして、且つ筒状タンク本体のラジアル方向の向きを組付け作業時に調整不要とすることで、車両への搭載性の改善と共に、組付け作業の改善を目的とする。
本発明はかかる目的を達成するもので、筒状タンク本体の外表面に、タンク筒部接線と平行に形成される平面状取付座を有するタンク体を具え、躯体側より挿設された締結部材を介して前記タンク体を躯体側に固設する筒状タンク体の取付構造において、開放面側より前記タンク体が装入可能な開放空間を有するコ字状ブラケットからなる前記躯体の前記コ字状の3つの壁面全てに締結部材が挿設される挿設孔を具えたことを特徴とする。
かかる発明によれば、流体タンク体は流体タンクに形成された平面状取付座によって、躯体側の3つの壁面に締結可能としたので、搭載時、取付部周囲の形状に対し種々対応できるので、部品の共通化が可能となり、コスト低減効果がある。
又、流体タンク体を躯体の開放空間内に収納することで流体タンク体取付部の取付スペースを小さくできるので、車両等への搭載性が向上する。
更に、平面状取付座が躯体側のどの面に締結されるかにより流体タンク体のラジアル方向が決まるので、配管の誤組が防止できると共に、スチールパイプを使用する場合の配管作業では配管の接続作業が容易となり、エア洩れの不具合を防止できる。
また、本願発明において好ましくは、前記躯体の内周面に固着されると共に、前記開放空間側に開放して前記筒状タンク本体が挿入可能な開口部を有した一対のコ字状の補強部材を前記躯体の幅方向に間隔を有して配置するとよい。
このような構成により、躯体の幅方向に間隔を有して一対のコ字状の補強部材を設けたので、躯体全体の剛性が向上して、車両走行中躯体に発生する捩れ、または上下方向の振動に対し耐久性が向上する。
また、本願発明において好ましくは、前記コ字状の補強部材は底部を円弧状に形成するとよい。
このような構成により、躯体に流体タンクの荷重による捩れ作用が発生した際、コ字状の開口部から底部にかけて応力が増加するが、底部を円弧状に形成することにより、断面係数の変化傾斜を和らげて応力集中を防止する。
本発明によれば、流体タンク体を躯体側の3つの壁面に締結可能としたので、搭載時、取付部周囲の形状に対し種々対応できるので、部品の共通化が可能となり、コスト低減効果が得られる。
又、流体タンク体を躯体の開放空間内に収納することで流体タンク体取付部の取付スペースを小さくできるので車両等への搭載性が向上する。
更に、平面状取付座が躯体側のどの面に締結されるかにより流体タンク体のラジアル方向が決まるので、配管の誤組が防止できると共に、特に、スチールパイプを使用する場合の配管作業では配管の接続作業が容易となる効果を有する。
本発明が実施された車両後部の概略斜視図を示す。 本発明の筒状タンク体取付ブラケットの外観車斜視図を示す。 本発明の取付ブラケットに筒状タンク体を取付ける方法の一例の図を示す。 従来構造の取付け部分を車体の下側からの上方視の図を示す。
以下、本発明の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
(実施形態)
図1は本発明の本実施形態における車両1の後部の概略斜視図を示し、便宜上、車体の外側面を省略してある。2は大型リヤエンジンバスのエンジンルーム11に配置されたシャシフレームである。3はシャシフレーム2に固着され、車幅方向略全域にわたり骨組みされ、且つ車両1の前後方向に複数配置されて、車体と結合するアウトリガーである。4はエンジンルーム11の熱気を遮断するエンジンルーム前壁3の一部で、アウトリガー3に固着されているエンジンルーム11のエンジンルーム前壁である。
筒状タンク本体51が載置される部分の構造について説明する。シャシフレーム2に平行で一端がアウトリガー3の下部に固着され、他端がアウトリガー3の車両前側方向に配置された図示されない隣接のアウトリガー下部に固着され略水平に延在した第一サブフレーム41と、第一サブフレーム41と平行で、且つ車幅方向外側に配置され、端部が第一サブフレーム41と同様にアウトリガー下部に固着された第二サブフレームと、第一サブフレーム41及び、第二サブフレームに固着され車幅方向に延在し、車両1の前後方向に間隔を有して配置されたステー42、42と、これら、第一サブフレーム41、ステー42、42、及び第二サブフレームの上面には床面8(図3参照)が配置されている。タンクブラケット6は床面を介してステー42、第二サブフレームに締結部材であるボルト67によって締結される。
尚、ステー42はアウトリガー3の底部に固着されている。
図3に流体タンク体5を示す。流体タンク体5は、筒状タンク本体51の上部に筒状タンク本体51の円筒状の外周部接線と平行な平面状取付座53を有する取付ブラケット52が固着されている。平面状取付座53には取付孔55が矩形状の四隅部分に相当する位置の4箇所に穿設され、平面状取付座53の裏側には取付孔55の軸線にウェルドナット54の軸線を合わせてウェルドナット54が溶着されている。56はドレーン装置で流体タンク体5内に溜まった凝縮水を排出する。
躯体であるタンクブラケット6の外観斜視図を図2に示す。タンクブラケット6は開放面を有した開放空間66を囲むように、上面61と、上面61と対向した下面63と、上面61と下面63とを連結した底面62とで断面コ字状に形成されている。各上面の61、下面63、底面62には重量軽減孔69が夫々配設されている。又各面の重量軽減孔69の外周部には筒状タンク本体51の取付ブラケット52に穿設された取付孔55と対向する位置に挿設孔である取付孔65が矩形状の四隅部分に相当する位置の4箇所に設けられている。
本実施形態の場合、タンクブラケット6の車両1側への取付面が下面63なので、下面63の開放空間66側に、取付孔65の軸線にウェルドナットの軸線を合わせて、4箇所に溶着してある。
また、タンクブラケット6には、躯体の内周面である上面の61、下面63及び、底面62の開放空間66側の面に外周部が固着されると共に、開放空間66側に突出したフランジ部71を有し、該フランジ部71の開放空間66側の端縁は筒状タンク本体51が挿入可能な開口部を有した一対のコ字状の補強部材7が配置されている。補強部材7はタンクブラケット6の重量軽減孔69をコ字状の幅方向に挟んで配置されている。
更に、フランジ部71のコ字状の底部72は曲率状(円弧状)に形成されている。
従って、タンクブラケット6に車両1側(シャシフレーム2側)から捩れ荷重が作用しても、コ字状の開口部から底部72にかけて応力が増加するが、円弧状のすることにより、断面係数の変化傾斜を和らげて応力集中を防止する構造としてある。
図3は本実施形態によるシャシフレーム2に取付けられたタンクブラケット6に流体タンク体5を取付ける状態を示すもので、タンク体5をフランジ部71のコ字状の開口部に挿入し、フランジ部71に載置する。載置したタンク体5の取付ブラケット52をタンクブラケット6の上面61と対峙させて、上面61の取付孔65から締結部材であるボルトを挿入して、取付ブラケット52のウェルドナット54と螺合して締結する。
本実施形態によると、流体タンク体は流体タンクに形成された取付ブラケット52によって、躯体側であるタンクブラケット6の3つの壁面に締結可能としたので、取付部周囲の形状に対し種々対応できるので、部品の共通化が可能となり、コスト低減効果がある。
又、流体タンク体を躯体の開放空間内に収納することで流体タンク体取付部の取付スペースを小さくできるので、車両等への搭載性が向上する。
更に、平面状取付座が躯体側のどの面に締結されるかにより流体タンク体のラジアル方向が決まるので、配管の誤組が防止できると共に、スチールパイプを使用する場合の配管作業では配管の接続作業が容易となり、エア洩れの不具合を防止できる。
尚、本実施形態では、エアを貯溜するタンク体で説明したが、液体(水、液体燃料及びガス類等に使用しても、同様の効果を得るものである。
本発明によれば、流体タンク体を車両等に搭載するのに、搭載スペースを小さくして、他の機器を有効的に配置することができると共に、流体タンク体を取付ける搭載側の周囲の状況に応じて、取付位置を3方向に対応できるため、流体タンク体の取付ブラケットが共通化できコスト低減が可能となり、流体タンク体を搭載する車両等に用いることに適している。
1 車両
2 シャシフレーム
3 アウトリガー
5 タンク体
6 タンクブラケット
7 補強部材
52 取付座
53 平面部
61 上面
62 底面
63 下面
65 取付孔
71 フランジ部
72 底部

Claims (3)

  1. 筒状タンク本体の外表面に、タンク筒部接線と平行に形成される平面状取付座を有するタンク体を具え、躯体側より挿設された締結部材を介して前記タンク体を躯体側に固設する筒状タンク体の取付構造において、開放面側より前記タンク体が挿入可能な開放空間を有するコ字状ブラケットからなる躯体の前記コ字状の3つの壁面全てに締結部材が挿設される挿設孔を具えたことを特徴とする筒状タンク体の取付構造。
  2. 前記躯体の内周面に固着されると共に、前記開放空間側に開放して前記筒状タンク本体が挿入可能な開口部を有した一対のコ字状の補強部材を前記躯体の幅方向に間隔を有して配置したことを特徴とする請求項1記載の筒状タンク体の取付構造。
  3. 前記コ字状の補強部材は底部を円弧状に形成することを特徴とする請求項2記載の筒状タンク体の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105172780A (zh) * 2015-09-11 2015-12-23 南京金龙新能源汽车研究院有限公司 一种气压制动再生储气筒安装设备

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