JP2011130434A - 信号発生装置および試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】雑音の小さい精度の良い電圧を出力する。
【解決手段】与えられる入力データに応じた出力電圧を出力端から出力する信号発生装置であって、与えられるデータに応じた電圧を出力するDA変換器と、出力端と基準電位との間に設けられたキャパシタ部と、DA変換器の電圧発生端と出力端との間を接続および切断する転送スイッチと、転送スイッチの接続および切断を繰返して入力データに応じた電圧を出力させたDA変換器によりキャパシタ部をチャージしていき、キャパシタ部の電圧を入力データに応じた出力電圧に順次に近づける制御部と、を備える信号発生装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号発生装置および試験装置に関する。
電荷再配分型のDA変換器が知られている。電荷再配分型のDA変換器は、キャパシタをラダー状に接続したキャパシタアレイを内部に備える。
特許文献1 特開平5−252032号公報
特許文献2 特許第3166603号明細書
特許文献3 特開昭62−082821号公報
特許文献4 特開昭64−041011号公報
特許文献5 米国特許第6271784号明細書
特許文献6 米国特許第6781532号明細書
特許文献7 特開昭62−125714号公報
電荷再配分型のDA変換器は、データレートの前半期間においてキャパシタアレイに参照電圧に応じた電荷を充電する(リフレッシュモード)。そして、電荷再配分型のDA変換器は、各データレートの後半期間において、入力データに応じてキャパシタアレイの接続を切り替える(出力モード)。これにより、電荷再配分型のDA変換器は、入力データに応じた電圧を発生することができる。このような電荷再配分型のDA変換器によれば、他の種類のDA変換器と比較して消費電力を小さくすることができる。
ところで、電荷再配分型のDA変換器は、リフレッシュモードと出力モードとのモード切替時において雑音(例えば、リフレッシュ雑音、チャージインジェクション、スイッチ駆動に起因したクロックフィードスルー)が発生する。従って、電荷再配分型のDA変換器は、モード切替時において発生する雑音によって、出力電圧の精度が悪くなっていた。
また、電荷再配分型のDA変換器をIC等に組み込む場合、キャパシタアレイの全体の容量を小さくして、面積を小さくすることが好ましい。しかし、キャパシタアレイの全体の容量を小さくすると、KT/C雑音と呼ばれる熱雑音が大きくなる。従って、電荷再配分型のDA変換器は、キャパシタアレイの全体の容量を小さくして小型化をするには限界があった。
また、電荷再配分型のDA変換器は、トランジスタのゲート容量により実現した小型容量のキャパシタを備えることもできる。しかし、トランジスタのゲート容量には非線形な電圧依存性があるので、このような電荷再配分型のDA変換器は、高精度化することが困難であった。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、与えられる入力データに応じた出力電圧を出力端から出力する信号発生装置であって、与えられるデータに応じた電圧を出力するDA変換器と、前記出力端と基準電位との間に設けられたキャパシタ部と、前記DA変換器の電圧発生端と前記出力端との間を接続および切断する転送スイッチと、前記転送スイッチの接続および切断を繰返して前記入力データに応じた電圧を出力させた前記DA変換器により前記キャパシタ部をチャージしていき、前記キャパシタ部の電圧を前記入力データに応じた出力電圧に順次に近づける制御部と、を備える信号発生装置、および、このような信号発生装置を備える試験装置を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
図1は、本発明の実施形態に係る信号発生装置10の構成を示す。 図2は、本発明の実施形態に係る信号発生装置10の処理フローを示す。 図3は、本発明の実施形態に係る信号発生装置10における転送スイッチ24の切替タイミングおよび各ノードの電圧波形の一例を示す。 図4は、本発明の実施形態に係るDA変換器20の構成の一例を示す。 図5は、本発明の実施形態に係るDA変換器20の電圧発生処理のフローを示す。 図6は、−2(N−1)〜2(N−1)−1の入力データが与えられた場合の、与えられた入力データに対応して選択される参照電圧、パラメータkおよびパラメータdの値を示す。 図7は、リフレッシュモードにおける、本実施形態に係るDA変換器20の接続例を示す。 図8は、出力モードにおける、本実施形態に係るDA変換器20の接続例を示す。 図9は、−128から127の入力データが与えられた場合の、参照電圧、パラメータk、パラメータdの値および出力電圧の一例を示す。 図10は、本発明の実施形態の第1変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。 図11は、本発明の実施形態の第2変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。 図12は、本発明の実施形態の第3変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。 図13は、本発明の実施形態の第4変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。 図14は、本発明の実施形態の第5変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。 図15は、本発明の実施形態の第6変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。 図16は、本発明の実施形態の第7変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。 図17は、本発明の実施形態の第8変形例に係る信号発生装置10における、転送スイッチ24の切替タイミングおよび各ノードの電圧波形の一例を示す。 図18は、本発明の実施形態の第9変形例に係る信号発生装置10の構成をアナログ回路100および対象回路200とともに示す。 図19は、本発明の実施形態の第9変形例に係る信号発生装置10の電圧波形およびタイミングチャートを示す。 図20は、本発明の実施形態の第10変形例に係る信号発生装置10の構成をアナログ回路100および対象回路200とともに示す。 図21は、本発明の実施形態の第10変形例に係る信号発生装置10における、各スイッチの切替タイミングおよび各ノードの電圧波形の第1例を示す。 図22は、本発明の実施形態の第10変形例に係る信号発生装置10における、各スイッチの切替タイミングおよび各ノードの電圧波形の第2例を示す。 図23は、本発明の実施形態に係る試験装置300の構成を被試験デバイス400とともに示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
本実施形態に係る信号発生装置10は、与えられる入力データに応じた出力電圧を出力端12から出力する。信号発生装置10は、DA変換器20と、キャパシタ部22と、転送スイッチ24と、制御部26とを備える。
DA変換器20は、与えられるデータに応じた電圧を出力する。本実施形態において、DA変換器20は、キャパシタアレイ32を有する電荷再配分型のDA変換器である。本実施形態において、DA変換器20の内部のキャパシタアレイ32は、当該DA変換器20の電圧発生端30にバッファ等を介さずに直接接続される。
DA変換器20は、参照電圧に応じた電荷をキャパシタアレイ32に蓄積する動作(リフレッシュモード)、電荷が蓄積されたキャパシタアレイ32の接続配置を入力データに応じて切り替えて電圧発生端30から入力データに応じた電圧を発生する動作(出力モード)を実行する。DA変換器20は、当該信号発生装置10に対して入力データが与えられた場合、リフレッシュモードと、入力データに応じた電圧を電圧発生端30から発生する出力モードとを交互に繰返す。
キャパシタ部22は、出力端12と基準電位との間に設けられる。キャパシタ部22の容量は、DA変換器20内のキャパシタアレイ32の合計容量より大きくてもよい。
転送スイッチ24は、DA変換器20の電圧発生端30と出力端12との間に設けられる。転送スイッチ24は、制御部26の制御に応じて、DA変換器20の電圧発生端30と出力端12との間を接続および切断する。
制御部26は、当該信号発生装置10に対して入力データが与えられたことに応じて、DA変換器20にリフレッシュモードの動作および出力モードの動作を交互に繰り返して実行させる。これにより、制御部26は、DA変換器20により入力データに応じた電圧を電圧発生端30から繰り返して発生させることができる。
これとともに、制御部26は、転送スイッチ24の接続および切断の状態を繰り返して切り替える。より詳しくは、制御部26は、出力モードの少なくとも一部の期間において転送スイッチ24を接続する。また、制御部26は、出力モードの少なくとも一部の期間以外において転送スイッチ24を切断する。制御部26は、一例として、リフレッシュモードにおいて転送スイッチ24を切断し、出力モードにおいて転送スイッチ24を接続する。この場合、例えば、制御部26は、DA変換器20のリフレッシュモードおよび出力モードに同期して転送スイッチを切り替える。
ここで、DA変換器20の内部のキャパシタアレイ32は、当該DA変換器20の電圧発生端30にバッファ等を介さずに直接接続される。従って、DA変換器20が出力モードの状態において転送スイッチ24が接続状態とされた場合、キャパシタ部22とDA変換器20の内部のキャパシタアレイ32との間で電荷が移動して、電圧発生端30から発生される電圧とキャパシタ部22の電圧(即ち、出力電圧)とが同電位となる。
例えば、DA変換器20が出力モードで且つ転送スイッチ24の切断時において電圧発生端30から発生している電圧がキャパシタ部22の電圧より高い状態であれば、転送スイッチ24が接続されることにより、電圧発生端30の電圧は下降し、キャパシタ部22の電圧は上昇する。また、DA変換器20が出力モードで且つ転送スイッチ24の切断時において電圧発生端30から発生している電圧がキャパシタ部22の電圧より低い状態であれば、転送スイッチ24が接続されることにより、電圧発生端30の電圧は上昇し、キャパシタ部22の電圧は下降する。
従って、制御部26は、リフレッシュモードおよび出力モードを交互に繰り返して入力データに応じた電圧をDA変換器20から繰り返して発生させ、更に、出力モードにおいて転送スイッチ24を接続することにより、キャパシタ部22の電圧を徐々に上昇(または下降)させ、そして、入力データに応じた電圧とすることができる。このように、制御部26は、転送スイッチ24の接続および切断を繰返して入力データに応じた電圧を出力させたDA変換器20によりキャパシタ部22をチャージしていき、キャパシタ部22の電圧を入力データに応じた出力電圧に順次に近づけることができる。
図2は、本実施形態に係る信号発生装置10の処理フローを示す。信号発生装置10は、入力データが与えられる毎(データレート毎)に、ステップS12からステップS15の処理を繰り返す(S11とS16との間のループ処理)。
それぞれのデータレートにおいて、信号発生装置10は、当該データレートを分割した転送サイクル毎に、電圧発生処理(S13)および転送処理(S14)を実行する。電圧発生処理(S13)において、信号発生装置10は、与えられた入力データに応じた電圧をDA変換器20から発生させる。なお、DA変換器20による電圧発生処理については、図5において更に説明する。
転送処理(S14)において、信号発生装置10は、DA変換器20の電圧発生端30とキャパシタ部22との間を接続して、DA変換器20内の電荷をキャパシタ部22へ転送(またはキャパシタ部22内の電荷をDA変換器20へ転送)する。これにより、信号発生装置10は、DA変換器20の電圧発生端30の電圧とキャパシタ部22の電圧とを一致させることができる。
図3は、本実施形態に係る信号発生装置10における転送スイッチ24の切替タイミングおよび各ノードの電圧波形の一例を示す。まず、制御部26は、転送スイッチ24をオフとする。DA変換器20は、転送スイッチ24がオフの期間において、リフレッシュモードの動作を行い、続いて、入力データに応じた電圧を発生する出力モードの動作を行う。なお、DA変換器20は、リフレッシュモードにおいてはコモン電位を発生する。
従って、転送スイッチ24がオフの期間において、DA変換器20の電圧発生端30は、まず、コモン電位となった後、続いて、入力データに応じた電圧Vxとなる。なお、図3においては、コモン電位を0ボルトとしている。
続いて、制御部26は、転送スイッチ24をオンとする。転送スイッチ24のオンの期間において、DA変換器20は、出力モードの動作を維持する。従って、DA変換器20の電圧発生端30の電圧およびキャパシタ部22の電圧は、互いが近づくように一方の電圧が上昇し、他方の電圧が下降する。
そして、制御部26は、このような転送スイッチ24のオンおよびオフを繰り返す。転送スイッチ24のオンおよびオフが繰り返される毎に、転送スイッチ24のオフ時におけるDA変換器20の電圧発生端30とキャパシタ部22との間の電位差は徐々に小さくなる。従って、制御部26は、キャパシタ部22の電圧を入力データに応じた電圧Vxに一致させることができる。
以上のような本実施形態に係る信号発生装置10は、キャパシタ部22から入力データに応じた電圧を発生させるので、DA変換器20におけるリフレッシュモードおよび出力モードの切り替えにおいて発生する雑音がキャパシタ部22によりフィルタリングされる。また、信号発生装置10によれば、ドループによる電圧の低減を回復することもできる。従って、本実施形態に係る信号発生装置10によれば、雑音の小さい精度の良い電圧を出力することができる。
さらに、本実施形態に係る信号発生装置10は、キャパシタ部22の容量を大きくすることにより、出力電圧に含まれるKT/C雑音の影響を小さくすることができる。従って、本実施形態に係る信号発生装置10によれば、キャパシタアレイ32の全体の容量を小さくして小型化することができる。
また、さらに、本実施形態に係る信号発生装置10は、キャパシタ部22の容量値に非線形な電圧依存性がある場合であっても、当該キャパシタ部22の電圧を入力データに応じた電圧に一致させることができる。従って、本実施形態に係る信号発生装置10によれば、キャパシタ部22の大容量化と小型化とを両立して精度の良い電圧を出力することができる。
図4は、本実施形態に係るDA変換器20の構成の一例を示す。図4に示されるDA変換器20は、Nビット(Nは3以上の整数)の入力データに応じた電圧を発生する。
DA変換器20は、キャパシタアレイ32と、切替部34と、ダミー用スイッチ36と、リフレッシュ用スイッチ38と、コントローラ40とを有する。キャパシタアレイ32は、電圧発生端30に接続される。キャパシタアレイ32は、出力ライン52と、ダミーキャパシタ54と、第1から第(N−1)のビットキャパシタ56−1〜56−(N−1)とを含む。
出力ライン52は、電圧発生端30にバッファ等を介さずに接続される。ダミーキャパシタ54は、一端が出力ライン52に接続される。ダミーキャパシタ54は、入力データの第1ビット(最小ビット)の重みに応じた容量を有する。
第1から第(N−1)のビットキャパシタ56−1〜56−(N−1)のそれぞれは、一端が出力ライン52に接続される。第1から第(N−1)のビットキャパシタ56−1〜56−(N−1)のそれぞれは、入力データの第1ビットから第(N−1)ビットのそれぞれのビットに対応し、対応するビットの重みに応じた容量を有する。一例として、第1ビットがCの容量を有するとすれば、第2ビットが2×C、第3ビットが2×C、第(N−1)ビットが2(N−2)×Cの容量を有する。
切替部34は、キャパシタアレイ32の接続を切り替える。切替部34は、第1から第(N−1)のビットスイッチ58−1〜58−(N−1)を含む。第1から第(N−1)のビットスイッチ58−1〜58−(N−1)のそれぞれは、第1から第(N−1)のビットキャパシタ56−1〜56−(N−1)のそれぞれに対応する。第1から第(N−1)のビットスイッチ58−1〜58−(N−1)のそれぞれは、対応するビットキャパシタ56の出力ライン52に接続されていない他端を、正側の参照電位VREFP、負側の参照電位VREFN、および、コモン電位VCMの何れかに接続する。
ダミー用スイッチ36は、ダミーキャパシタ54の出力ライン52に接続されていない他端を、正側の参照電位VREFP、負側の参照電位VREFN、および、コモン電位VCMの何れかに接続する。リフレッシュ用スイッチ38は、出力ライン52における、電圧発生端30とは逆側の端をコモン電位VCMに接続するか開放するかを切り替える。コントローラ40は、与えられた入力データに応じて、切替部34、ダミー用スイッチ36およびリフレッシュ用スイッチ38の切替を制御する。
ここで、正側の参照電位VREFPおよび負側の参照電位VREFNは、コモン電位VCMを中心に極性が逆の電圧であって、コモン電位VCMとの差が互いに同一の電圧である。なお、コモン電位VCMは、図中において▽(逆三角)のマークで示される。コモン電位VCMは、例えば、グランド電位である。このようなDA変換器20は、正側の参照電位VREFPと負側の参照電位VREFNとの間をNビットの分解能で分割したアナログ電圧を発生することができる。
図5は、本実施形態に係るDA変換器20の電圧発生処理のフローを示す。図6は、−2(N−1)〜2(N−1)−1の入力データが与えられた場合の、与えられた入力データに対応して選択される参照電圧、パラメータkおよびパラメータdの値を示す。図7は、リフレッシュモードにおける、本実施形態に係るDA変換器20の接続例を示す。図8は、出力モードにおける、本実施形態に係るDA変換器20の接続例を示す。
まず、ステップS21において、DA変換器20のコントローラ40は、与えられた入力データに応じて正側の参照電位VREFPおよび正側の参照電位VREFPの何れか一方を選択する。より詳しくは、コントローラ40は、与えられた入力データが、データ範囲の中心値より小さければ正側の参照電位VREFP、データ範囲の中心値以上であれば負側の参照電位VREFNを選択する。
例えば、コントローラ40は、入力データの最上位ビット(第Nビット)の値に応じて、正側の参照電位VREFPまたは負側の参照電位VREFNを選択する。例えば、図6に示されるように、DA変換器20に−2(N−1)〜2(N−1)−1の範囲の入力データが与えられるとする。この場合、コントローラ40は、入力データが−2(N−1)以上−1以下の場合には正側の参照電位VREFPを選択し、入力データが0以上2(N−1)−1以下の場合には負側の参照電位VREFNを選択する。
また、コントローラ40は、一例として、入力データに応じて、キャパシタアレイ32の第1から第(N−1)のビットキャパシタ56−1〜56−(N−1)を切り替えるために用いるパラメータkを算出する。パラメータkは、入力データよりも1ビット分小さいN−1ビット数の値である。コントローラ40は、入力データがデータ範囲の中心値から離れるほど大きくなる値を、kとして選択する。例えば、図6に示される場合、コントローラ40は、入力データが−2(N−1)から−1の場合には、2N−1−1から0までをkとして選択する。また、コントローラ40は、入力データが0から2(N−1)−1の場合には、0から2N−1−1までをkとして選択する。
また、コントローラ40は、一例として、入力データに応じて、ダミーキャパシタ54を切り替えるために用いるパラメータdを選択する。パラメータdは、1ビットの値である。コントローラ40は、与えられた入力データが、データ範囲の中心値より小さければパラメータdとして1を選択し、データ範囲の中心値以上であれば0を選択する。例えば、図6に示される場合、コントローラ40は、入力データが−2(N−1)から−1の場合には1をパラメータdとして選択し、入力データが0から2(N−1)−1の場合には0をパラメータdとして選択する。
続いて、ステップS22において、コントローラ40は、リフレッシュモードを実行する。コントローラ40は、リフレッシュモードにおいて、キャパシタアレイ32を選択された参照電位にチャージする。
具体的には、図7に示されるように、コントローラ40は、リフレッシュ用スイッチ38を接続状態とする。そして、コントローラ40は、切替部34およびダミー用スイッチ36を切り替えて、キャパシタアレイ32が有するダミーキャパシタ54および複数のビットキャパシタ56の全てにおける出力ライン52が接続されていない他端を、選択された参照電位(正側の参照電位VREFPまたは負側の参照電位VREFN)に接続する。
続いて、ステップS23において、DA変換器20のコントローラ40は、出力モードを実行する。コントローラ40は、出力モードにおいて、キャパシタアレイ32における電圧発生端30およびコモン電位VCMの間の容量と、電圧発生端30および参照電位の間の容量との比率を、与えられた入力データに応じて切り替えて、与えられた入力データに応じた電圧を電圧発生端30から発生させる。
例えば、第1から第(N−1)のビットキャパシタ56−1〜56−(N−1)のそれぞれは、2進数により表されたパラメータkの第1から第(N−1)ビットのそれぞれに一対一で対応する。コントローラ40は、第1から第(N−1)のビットキャパシタ56−1〜56−(N−1)のそれぞれを、パラメータkの対応するビットが0の場合には選択された参照電位(正側の参照電位VREFPまたは負側の参照電位VREFN)に接続し、1の場合にはコモン電位VCMに接続する。さらに、コントローラ40は、ダミーキャパシタ54を、パラメータdが0の場合には選択された参照電位に接続し、パラメータdが1の場合にはコモン電位VCMに接続する。
これにより、図8に示されるように、コントローラ40は、(k+d)×Cの容量を電圧発生端30とコモン電位VCMとの間に接続し、(2N−1−k−d)×Cの容量を電圧発生端30と選択された参照電位(正側の参照電位VREFPまたは負側の参照電位VREFN)との間に接続するように、切替部34およびダミー用スイッチ36を切り替える。この結果、DA変換器20は、下記の式(1)に示されるような出力電圧VDACを出力することができる。
DAC={(2N−1+k+d)×VCM−(k+d)×VREF}/2N−1 …(1)
なお、式(1)において、VREFは、選択されたVREFPまたはVREFNの一方を表す。
図9は、−128から127の入力データが与えられ、1LSB=1mVの場合の、参照電圧、パラメータk、パラメータdの値および出力電圧の一例を示す。DA変換器20は、図9に示されるような設定で電圧を発生することによって、−128から127の範囲の入力データが与えられたことに応じて、(VCM−128mV)から(VCM+127mV)までの範囲を1mVステップで変化する電圧を出力することができる。
以上の処理により、DA変換器20は、与えられたNビットの入力データに応じたアナログの電圧を発生することができる。なお、本実施形態においてDA変換器20は、図4から図9に説明した構成に限られず、他の構成および処理を行う電荷再配分型のDA変換器であってよい。また、DA変換器20に−2(N−1)〜2(N−1)−1の範囲の入力データが与えられる場合を一例として説明したが、入力データの範囲はこれに限らず、0〜2−1、−(2−1)〜0等の他の範囲であってもよい。
図10は、本実施形態の第1変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。本変形例に係る信号発生装置10は、図1に示された信号発生装置10と略同一の構成および機能を採るので、図1に示された信号発生装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る信号発生装置10は、複数の出力端12のそれぞれに対応する複数の入力データが与えられる。そして、信号発生装置10は、複数の出力端12から、対応する入力データに応じた電圧を出力する。
本変形例に係る信号発生装置10は、DA変換器20と、複数のキャパシタ部22と、複数の転送スイッチ24と、制御部26とを備える。複数のキャパシタ部22のそれぞれは、複数の出力端12のそれぞれに対応する。複数のキャパシタ部22のそれぞれは、対応する出力端12と基準電位との間に設けられる。
複数の転送スイッチ24のそれぞれは、複数の出力端12のそれぞれに対応する。複数のキャパシタ部22のそれぞれは、DA変換器20の電圧発生端30と対応する出力端12との間を接続および切断する。
制御部26は、当該信号発生装置10に対して入力データが与えられた場合、複数の出力端12のうち与えられた入力データに応じた電圧を発生すべき出力端12を選択する。制御部26は、複数の出力端12のうち選択されていない出力端12に対応する転送スイッチ24を切断する。
そして、制御部26は、複数の出力端12のうち選択された出力端12に対応する転送スイッチ24の接続および切断を繰返して、選択された出力端12に対応するキャパシタ部22の電圧を入力データに応じた出力電圧に順次に近づける。即ち、制御部26は、図1に示された信号発生装置10と同様に、DA変換器20および選択された出力端12に対応する転送スイッチ24を制御する。これにより、制御部26は、与えられた入力データに応じた電圧を複数の出力端12のうちの指定された出力端12から発生することができる。
なお、当該信号発生装置10に対して複数の入力データが並列に与えられた場合には、DA変換器20は、並列に与えられた複数の入力データをインターリーブして処理してもよい。また、DA変換器20は、同一の入力データに応じた電圧を、複数の出力端12から同時に出力してもよい。この場合、制御部26は、同時に電圧を出力するべき複数の出力端12に対応する複数の転送スイッチ24を同期してスイッチングさせてもよい。
このような変形例に係る信号発生装置10によれば、小さい回路構成により複数の電圧を並行して出力することができる。
図11は、本実施形態の第2変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。本変形例に係る信号発生装置10は、図1に示された信号発生装置10と略同一の構成および機能を採るので、図1に示された信号発生装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
DA変換器20のキャパシタアレイ32は、第1ビットから第Mビット(Mは2以上の整数)までのそれぞれのビットに対応する第1から第Mのビットキャパシタ56−1〜56−Mを含む。第1から第Mのビットキャパシタ56−1〜56−Mは、対応するビットの重みに応じた容量を有し、電圧発生端30に接続された出力ライン52に一端が接続される。
キャパシタ部22は、第(M+1)ビットから第Lビット(LはMより大きい整数)までのそれぞれのビットに対応する第(M+1)から第Lのビットキャパシタ56−(M+1)〜56−Lと、第(M+1)から第Lのビットスイッチ58−(M+1)〜58−Lとを有する。第(M+1)から第Lのビットキャパシタ56−(M+1)〜56−Lのそれぞれは、対応するビットの重みに応じた容量を有し、転送スイッチ24と出力端12との間のラインに一端が接続される。
第(M+1)から第Lのビットスイッチ58−(M+1)〜58−Lのそれぞれは、第(M+1)から第Lのビットキャパシタのそれぞれに対応する。第(M+1)から第Lのビットスイッチ58−(M+1)〜58−Lのそれぞれは、対応するビットキャパシタ56における転送スイッチ24と出力端12との間のラインに接続されていない他端を、基準電位、正側の参照電位VREFP、負側の参照電位VREFNおよびコモン電位VCMの何れかに接続する。
制御部26は、例えばユーザの設定に応じて、第1モードまたは第2モードの何れかを選択して、動作制御を行う。信号発生装置10を第1モードで動作させる場合、制御部26は、第(M+1)から第Lのビットスイッチ58−(M+1)〜58−Lを制御して、第(M+1)から第Lのビットキャパシタ56−(M+1)〜56−Lにおける転送スイッチ24と出力端12との間のラインに接続されていない他端を基準電位に接続する。
そして、制御部26は、転送スイッチ24の接続および切断を繰返して与えられた入力データに応じた電圧を出力させたDA変換器20によりキャパシタ部22をチャージしていき、キャパシタ部22の電圧を入力データに応じた出力電圧に順次に近づける。これにより、制御部26は、図1において説明した信号発生装置10と同様に、出力端12から入力データに応じたMビット分解能の出力電圧を出力することができる。
信号発生装置10を第2モードで動作させる場合、制御部26は、転送スイッチ24を接続した状態で維持する。そして、制御部26は、DA変換器20およびキャパシタ部22を1つの電荷再配分型DA変換器として機能させて、当該信号発生装置10の出力端12から与えられた入力データに応じたLビット分解能の出力電圧を発生させる。
このような信号発生装置10によれば、分解能および精度等に応じて、当該信号発生装置10を電荷再配分型DA変換器として機能させるか、高精度低分解能のDA変換器として機能させるかを、ユーザに選択させることができる。
図12は、本実施形態の第3変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。本変形例に係る信号発生装置10は、図1に示された信号発生装置10と略同一の構成および機能を採るので、図1に示された信号発生装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る信号発生装置10は、DA変換器20と、第1のキャパシタ部22−1と、第1の転送スイッチ24−1と、第2のキャパシタ部22−2と、第2の転送スイッチ24−2と、制御部26とを備える。第1のキャパシタ部22−1は、中間ノード60と基準電位との間に設けられる。第1の転送スイッチ24−1は、DA変換器20の電圧発生端30と中間ノード60との間を接続および切断する。
第2のキャパシタ部22−2は、出力端12と基準電位との間に設けられる。第2の転送スイッチ24−2は、中間ノード60と出力端12との間を接続および切断する。
制御部26は、出力モードの少なくとも一部の期間において第1の転送スイッチ24−1を接続する。また、制御部26は、出力モードの少なくとも一部の期間以外において第1の転送スイッチ24−1を切断する。制御部26は、一例として、リフレッシュモードにおいて、第1の転送スイッチ24−1を切断し、出力モードにおいて第1の転送スイッチ24−1を接続する。
また、制御部26は、第1の転送スイッチ24−1が切断している少なくとも一部の期間において第2の転送スイッチ24−2を接続する。また、制御部26は、第1の転送スイッチ24−1が切断している少なくとも一部の期間以外において第2の転送スイッチ24−2を切断する。制御部26は、一例として、第1の転送スイッチ24−1が切断している状態において第2の転送スイッチ24−2を接続し、第1の転送スイッチ24−1が接続している状態において第2の転送スイッチ24−2を切断する。
本変形例に係る信号発生装置10においては、第1の転送スイッチ24−1がDA変換器20の電圧発生端30と第1のキャパシタ部22−1との間の接続および切断を繰り返して、第1のキャパシタ部22−1の電圧を入力データに応じた出力電圧に近づける。これと並行して、第2の転送スイッチ24−2が第1のキャパシタ部22−1と第2のキャパシタ部22−2との間の接続および切断を繰り返して、第2のキャパシタ部22−2の電圧を第1のキャパシタ部22−1の電圧に近づける。この結果、本変形例に係る信号発生装置10においては、第2のキャパシタ部22−2から入力データに応じた出力電圧が出力される。
以上のような本実施形態に係る信号発生装置10は、出力端12と基準電位との間に並列に接続された2個のキャパシタ部22により、DA変換器20におけるリフレッシュモードおよび出力モードの切り替えにおいて発生する雑音(例えば、リフレッシュ雑音、チャージインジェクション、スイッチ駆動に起因したクロックフィードスルー)をフィルタリングする。従って、本実施形態に係る信号発生装置10によれば、雑音がより小さく、より精度の良い電圧を出力することができる。なお、信号発生装置10は、出力端12と基準電位との間に並列に接続された3個以上のキャパシタ部22を備える構成であってもよい。
図13は、本実施形態の第4変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。本変形例に係る信号発生装置10は、図1に示された信号発生装置10と略同一の構成および機能を採るので、図1に示された信号発生装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る信号発生装置10は、DA変換器20から出力された電圧の反転電圧、および、DA変換器20から出力された電圧の非反転電圧を切り替えて出力することができる。本変形例に係る信号発生装置10は、DA変換器20と、第1のキャパシタ部22−1と、第2のキャパシタ部22−2と、第1の転送スイッチ24−1と、第2の転送スイッチ24−2とを備える。第2のキャパシタ部22−2は、出力端12と基準電位との間に設けられる。
第1の転送スイッチ24−1は、制御部26の制御に応じて、第1のキャパシタ部22−1の第1の端子62と、出力端12、基準電位およびDA変換器20の電圧発生端30の何れか1つとの間を接続する。第2の転送スイッチ24−2は、制御部26の制御に応じて、第1のキャパシタ部22−1の第2の端子64と、出力端12および基準電位の何れか1つとの間を接続する。
本変形例に係る信号発生装置10において、制御部26は、出力モードの少なくとも一部の期間において、第1の転送スイッチ24−1を制御して第1のキャパシタ部22−1の第1の端子62とDA変換器20の電圧発生端30との間を接続し、且つ、第2の転送スイッチ24−2を制御して第1のキャパシタ部22−1の第2の端子64と基準電位との間を接続する。これにより、制御部26は、DA変換器20に蓄積された電荷を第1のキャパシタ部22−1に転送することができる。
非反転電圧を出力するモードに設定されている場合、第1のキャパシタ部22−1への電荷の転送に続いて、制御部26は、出力モードの少なくとも一部の期間の以外において、第1の転送スイッチ24−1を制御して第1のキャパシタ部22−1の第1の端子62と出力端12との間を接続し、且つ、第2の転送スイッチ24−2を制御して第1のキャパシタ部22−1の第2の端子64と基準電位との間を接続する。これにより、制御部26は、第1のキャパシタ部22−1に蓄積された電荷を、極性を反転させずに第2のキャパシタ部22−2に転送することができる。従って、本変形例に係る信号発生装置10は、第1の転送スイッチ24−1および第2の転送スイッチ24−2の接続および切断を繰り返すことにより、DA変換器20から出力された電圧の非反転電圧を出力端12から出力することができる。
また、反転電圧を出力するモードに設定されている場合、第1のキャパシタ部22−1への電荷の転送に続いて、制御部26は、出力モードの少なくとも一部の期間の以外において、第1の転送スイッチ24−1を制御して第1のキャパシタ部22−1の第1の端子62と基準電位との間を接続し、且つ、第2の転送スイッチ24−2を制御して第1のキャパシタ部22−1の第2の端子64と出力端12との間を接続する。これにより、制御部26は、第1のキャパシタ部22−1に蓄積された電荷を、極性を反転させて第2のキャパシタ部22−2に転送することができる。従って、本変形例に係る信号発生装置10は、第1の転送スイッチ24−1および第2の転送スイッチ24−2の接続および切断を繰り返すことにより、DA変換器20から出力された電圧の反転電圧を出力端12から出力することができる。
以上のような信号発生装置10は、入力データに応じた出力電圧の反転電圧および非反転電圧を切り替えて出力することができる。従って、このような信号発生装置10は、DA変換器20が片極性の参照電位のみを用いる場合であっても、両極性の参照電位を用いたDA変換器20と同様の電圧を出力することができる。さらに、このような信号発生装置10は、図12に示された第3変形例に係る信号発生装置10と同様の効果も奏する。
図14は、本実施形態の第5変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。本変形例に係る信号発生装置10は、図13に示された信号発生装置10と略同一の構成および機能を採るので、図13に示された信号発生装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る信号発生装置10は、与えられた入力データに応じた差動の電圧を、非反転側の出力端12−Pおよび反転側の出力端12−Nから出力することができる。より詳しくは、本変形例に係る信号発生装置10は、DA変換器20から出力された電圧の非反転電圧を非反転側の出力端12−Pから出力し、DA変換器20から出力された電圧の反転電圧を反転側の出力端12−Nから出力する。
信号発生装置10は、DA変換器20と、制御部26とを備える。さらに、信号発生装置10は、非反転側の出力端12−Pに対応する、非反転側の第1のキャパシタ部22−1−P、非反転側の第2のキャパシタ部22−2−P、非反転側の第1の転送スイッチ24−1−Pおよび非反転側の第2の転送スイッチ24−2−Pを備える。さらに、信号発生装置10は、反転側の出力端12−Nに対応する、反転側の第1のキャパシタ部22−1−N、反転側の第2のキャパシタ部22−2−N、反転側の第1の転送スイッチ24−1−Nおよび反転側の第2の転送スイッチ24−2−Nを備える。
本変形例に係る信号発生装置10において、制御部26は、非反転側の第1の転送スイッチ24−1−Pおよび非反転側の第2の転送スイッチ24−2−Pを、非反転電圧を出力するモードに応じて切り替える。これにより、制御部26は、DA変換器20から出力された電圧の非反転電圧を非反転側の出力端12−Pから出力させることができる。
また、制御部26は、反転側の第1の転送スイッチ24−1−Nおよび反転側の第2の転送スイッチ24−2−Nを、反転電圧を出力するモードに応じて切り替える。これにより、制御部26は、DA変換器20から出力された電圧の反転電圧を反転側の出力端12−Nから出力させることができる。
以上のような信号発生装置10は、入力データに応じた差動の電圧を出力することができる。これにより、このような信号発生装置10によれば、チャージインジェクション、スイッチ駆動に起因したクロックフィードスルー、および、第2のキャパシタ部22−2までの伝送ラインで重畳される干渉ノイズ等の同相ノイズの影響を除去することができる。
なお、本変形例において、非反転側の第1の転送スイッチ24−1−Pは、非反転側の第1のキャパシタ部22−1−Pの第1の端子62と、基準電位との間を接続しない構成であってもよい。また、本変形例に係る信号発生装置10は、非反転側の第2の転送スイッチ24−2−Pを備えずに、非反転側の第1のキャパシタ部22−1−Pの第2の端子64と、基準電位との間を直接接続した構成であってもよい。また、本変形例において、反転側の第1の転送スイッチ24−1−Nは、反転側の第1のキャパシタ部22−1−Nの第1の端子62と、反転側の出力端12−Nとの間を接続しない構成であってもよい。
図15は、本実施形態の第6変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。本変形例に係る信号発生装置10は、図13に示された信号発生装置10と略同一の構成および機能を採るので、図13に示された信号発生装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る信号発生装置10は、与えられた入力データに応じた差動の電圧を、非反転側の出力端12−Pおよび反転側の出力端12−Nから出力することができる。より詳しくは、本変形例に係る信号発生装置10は、DA変換器20から出力された電圧の非反転電圧を非反転側の出力端12−Pから出力し、DA変換器20から出力された電圧の反転電圧を反転側の出力端12−Nから出力する。
信号発生装置10は、DA変換器20と、第1のキャパシタ部22−1と、非反転側の第2のキャパシタ部22−2−Pと、反転側の第2のキャパシタ部22−2−Nと、第1の転送スイッチ24−1と、第2の転送スイッチ24−2とを備える。非反転側の第2のキャパシタ部22−2−Pは、非反転側の出力端12−Pと基準電位との間に設けられる。反転側の第2のキャパシタ部22−2−Nは、反転側の出力端12−Nと基準電位との間に設けられる。
第1の転送スイッチ24−1は、制御部26の制御に応じて、第1のキャパシタ部22−1の第1の端子62と、非反転側の出力端12−P、基準電位およびDA変換器20の電圧発生端30の何れか1つとの間を接続する。第2の転送スイッチ24−2は、制御部26の制御に応じて、第1のキャパシタ部22−1の第2の端子64と、反転側の出力端12−Nおよび基準電位の何れか1つとの間を接続する。
本変形例に係る信号発生装置10において、制御部26は、出力モードの少なくとも一部の期間において、第1の転送スイッチ24−1を制御して第1のキャパシタ部22−1の第1の端子62とDA変換器20の電圧発生端30との間を接続し、且つ、第2の転送スイッチ24−2を制御して第1のキャパシタ部22−1の第2の端子64と基準電位との間を接続する。これにより、制御部26は、DA変換器20に蓄積された電荷を第1のキャパシタ部22−1に転送することができる。
さらに、信号発生装置10において、制御部26は、出力モードの少なくとも一部の期間の以外において、非反転電圧を非反転側の第2のキャパシタ部22−2−Pにチャージする動作および反転電圧を反転側の第2のキャパシタ部22−2−Nにチャージする動作を切り替えて行う。
制御部26は、非反転電圧を非反転側の第2のキャパシタ部22−2−Pにチャージする場合に、第1のキャパシタ部22−1の第1の端子62と非反転側の出力端12−Pとの間を接続し、且つ、第1のキャパシタ部22−1の第2の端子64と基準電位との間を接続する。また、制御部26は、反転電圧を反転側の第2のキャパシタ部22−2−Nにチャージする場合に、第1のキャパシタ部22−1の第1の端子24−1と基準電位との間を接続し、且つ、第1のキャパシタ部22−1の第2の端子64と反転側の出力端22−2−Nとの間を接続する。
以上のような信号発生装置10は、入力データに応じた差動の電圧を出力することができる。これにより、このような信号発生装置10によれば、チャージインジェクション、スイッチ駆動に起因したクロックフィードスルー、および、第2のキャパシタ部22−2までの伝送ラインで重畳される干渉ノイズ等の同相ノイズの影響を除去することができる。
図16は、本実施形態の第7変形例に係る信号発生装置10の構成を示す。本変形例に係る信号発生装置10は、図1に示された信号発生装置10と略同一の構成および機能を採るので、図1に示された信号発生装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る信号発生装置10は、充電部70と、充電用スイッチ72とを更に備える。充電部70は、キャパシタ部22に電荷をチャージする。充電用スイッチ72は、充電部70をキャパシタ部22に接続するか否かを切り替える。
制御部26は、DA変換器20によりキャパシタ部22をチャージするのに先立ってまたは共に、充電部70によりキャパシタ部22をチャージする。制御部26は、一例として、充電用スイッチ72を制御して、充電部70によりキャパシタ部22をチャージするか否かを切り替える。
また、この場合において、制御部26は、与えられた入力データおよび前サンプルにおいて与えられた入力データとの差に応じて、充電部70によりチャージする電荷量を変更してもよい。制御部26は、一例として、与えられた入力データおよび前サンプルにおいて与えられた入力データとの差が大きいほどチャージ時間を長くし、または、充電部70から発生される電流をより大きくする。このような本変形例に係る信号発生装置10によれば、キャパシタ部22を入力データに応じた電圧にチャージするまでの時間を短くすることができる。
図17は、本実施形態の第8変形例に係る信号発生装置10における、転送スイッチ24の切替タイミングおよび各ノードの電圧波形の一例を示す。本変形例に係る信号発生装置10は、図1に示された信号発生装置10と略同一の構成を備えるので、本変形例に係る信号発生装置10の構成の説明については省略する。
DA変換器20は、入力データが与えられたことに応じて、リフレッシュモードおよび出力モードを複数回繰り返す。さらに、制御部26は、リフレッシュモードにおいて転送スイッチ24を切断し、出力モードにおいて転送スイッチ24を接続してキャパシタ部22をチャージする。
ここで、本変形例に係るDA変換器20は、入力データが与えられたことに応じて繰返されるリフレッシュモードおよび出力モードのサイクルにおける初期段階において、入力データに応じた出力電圧を補正した電圧を出力する。
例えば、図17に示されるように、DA変換器20は、リフレッシュモードおよび出力モードの繰り返しサイクルにおける初期段階において、入力データに応じた電圧Vより大きな(または入力データに応じた電圧Vより小さな)電圧を出力する。そして、DA変換器20は、繰り返しサイクルが進むに従って、出力する電圧を入力データに応じた電圧Vに近づけ、繰り返しサイクルの最終段階においては、入力データに応じた電圧Vを出力する。
また、この場合において、制御部26は、与えられた入力データおよび前サンプルにおいて与えられた入力データとの差に応じて、初期段階のサイクルにおいて出力する出力電圧を変更してもよい。制御部26は、一例として、与えられた入力データおよび前サンプルにおいて与えられた入力データとの差が大きいほど、入力データに応じた電圧Vとの差をより大きくするように、初期段階のサイクルにおいて出力する電圧を変更する。このような本変形例に係る信号発生装置10によれば、キャパシタ部22を入力データに応じた電圧にチャージするまでの時間を短くすることができる。
また、本変形例に係る信号発生装置10は、入力データに応じた電圧に達するまでの時間を短くする高速動作モードと、入力データに応じた電圧に達するまでの時間を長くする低速動作モードとが外部から設定可能であってよい。この場合、キャパシタ部22は、第1容量と、第1容量より大きい第2容量とに切り替え可能となっている。
そして、制御部26は、高速動作モードにおいてキャパシタ部22を第1容量に切り替え、低速動作モードにおいてキャパシタ部22を第2容量に切り替える。これにより、このような信号発生装置10は、高速動作モードにおいてはキャパシタ部22を小さくして入力データに応じた電圧に達するまでの時間を短くし、低速動作モードにおいてはキャパシタ部22を大きくして入力データに応じた電圧に達するまでの時間を長くすることができる。
図18は、本実施形態の第9変形例に係る信号発生装置10の構成をアナログ回路100および対象回路200とともに示す。本変形例に係る信号発生装置10は、図1に示された信号発生装置10と略同一の構成および機能を採るので、図1に示された信号発生装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る信号発生装置10は、発生した出力電圧をアナログ回路100を介して対象回路200に供給する。アナログ回路100は、出力信号を伝搬して出力信号に応じたレベルの信号を出力する回路である。アナログ回路100は、例えば伝送線である。また、アナログ回路100は、出力信号の高域成分を除去するローパスフィルタと、当該ローパスフィルタから出力された信号を対象回路200へ供給するバッファアンプとを有する回路であってもよい。
また、アナログ回路100は、信号発生装置10が形成されたチップおよび基板等に信号発生装置10と一体的に設けられる構成であってもよい。また、信号発生装置10は、アナログ回路100を内部に備える構成であってもよい。
本変形例に係る信号発生装置10は、比較部80を更に備える。比較部80は、出力端12から出力された出力電圧を伝搬するアナログ回路100から出力される信号の電圧と、DA変換器20により出力される電圧とを比較する。即ち、比較部80は、アナログ回路100から出力された信号の電圧と、DA変換器20により出力される電圧との何れが大きいかを示す比較結果を出力する。比較部80は、比較結果を制御部26へ与える。
図19は、本実施形態の第9変形例に係る信号発生装置10の電圧波形およびタイミングチャートを示す。第6の変形例に係る制御部26は、入力データが与えられる毎に、サンプルモードと、サンプルモードに続くホールドモードとを実行する。
まず、入力データが与えられると、制御部26は、サンプルモードを実行する。制御部26は、サンプルモードにおいて、転送スイッチ24の接続および切断を繰返して入力データに応じた電圧を出力させたDA変換器20によりキャパシタ部22をチャージしていき、キャパシタ部22の電圧を入力データに応じた出力電圧に順次に近づける。即ち、サンプルモードにおいては、制御部26は、図1に示された信号発生装置10と同様に処理を実行する。これにより、制御部26は、入力データに応じた電圧にキャパシタ部22をチャージすることができる。
続いて、ホールドモードにおいて、制御部26は、転送スイッチ24を切断した状態とする。制御部26は、転送スイッチ24が切断している状態において、DA変換器20に入力データに代えて比較データを与える。そして、制御部26は、比較データに応じた比較電圧を出力させて、比較部80にアナログ回路100から出力される信号の電圧と比較電圧とを比較させ、比較結果に基づきアナログ回路100から出力される信号の電圧を検出する。
制御部26は、一例として、クロック毎に所定の規則に従って変化する比較データをDA変換器20に与えて、比較部80にアナログ回路100から出力される信号の電圧と異なる複数の比較電圧と順次に比較させる。そして、制御部26は、複数の比較結果に基づきアナログ回路100から出力される信号の電圧を検出する。
例えば、制御部26は、クロック毎に比較データを1ずつ増加または減少させて、所定ステップで増加または減少する比較電圧をDA変換器20から出力させる。この場合、制御部26は、比較結果が直前のクロックから変化したことを条件として、アナログ回路100から出力された信号の電圧を検出する。
また、制御部26は、バイナリサーチに従って変化する比較データをDA変換器20に与えてもよい。この場合、制御部26は、直前クロックにおける比較結果および直前クロックにおける比較データに基づき、当該クロックにおける比較データを決定する。そして、制御部26は、比較データのビット数分の比較結果を得たことを条件として、アナログ回路100から出力された信号の電圧を判断する。
そして、制御部26は、以上のように検出されたアナログ回路100から出力された信号の電圧に基づき、DA変換器20の出力電圧を調整する。例えば、制御部26は、予め定められた入力データに応じてアナログ回路100から出力される信号の電圧が予め定められた値となるように、DA変換器20の出力電圧を調整する。例えば、制御部26は、DA変換器20の出力電圧のオフセットおよびゲイン等を調整する。
以上のような本変形例に係る信号発生装置10は、入力データに応じた出力電圧を出力する信号発生動作中のバックグラウンドにおいて、別個にAD変換器を備えずに、アナログ回路100から出力される信号の電圧を検出することができる。これにより、本変形例に係る信号発生装置10によれば、アナログ回路100から出力される信号の電圧を、信号発生動作中において適切に調整することができる。従って、本変形例に係る信号発生装置10によれば、例えば信号発生動作中にドリフト等によりアナログ回路100の特性が変化した場合であっても、アナログ回路100から出力される信号の電圧を適切な値に維持することができる。
図20は、本実施形態の第10変形例に係る信号発生装置10の構成をアナログ回路100および対象回路200とともに示す。本変形例に係る信号発生装置10は、図18に示された信号発生装置10と略同一の構成および機能を採るので、図18に示された信号発生装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本実施形態に係る第7の変形例に係る制御部26は、信号発生動作に先立ってまたは信号発生動作の途中において、キャリブレーションを行う。本変形例に係る信号発生装置10は、出力スイッチ82と、タイマ84とを更に備える。
出力スイッチ82は、キャパシタ部22および転送スイッチ24の接続点である出力端12と、アナログ回路100の入力端との間を接続または切断する。出力スイッチ82は、信号発生動作中において接続状態となっている。出力スイッチ82は、キャリブレーションにおいて、接続状態および切断状態が制御部26により制御される。タイマ84は、制御部26からの指示に応じて時間を計測する。
図21は、本発明の実施形態の第10変形例に係る信号発生装置10における、各スイッチの切替タイミングおよび各ノードの電圧波形の第1例を示す。第7の変形例に係る制御部26は、キャリブレーションにおいて、サンプルモードと、サンプルモードに続くホールドモードとを実行する。
まず、制御部26は、出力スイッチ82を切断状態とする。そして、制御部26は、転送スイッチ24の接続および切断を繰返して、予め定められた設定データに応じた電圧を出力させたDA変換器20によりキャパシタ部22をチャージしていき、キャパシタ部22の電圧を設定データに応じた出力電圧に順次に近づける。
即ち、サンプルモードにおいては、制御部26は、出力スイッチ82を切断した状態において、設定データをDA変換器20に与えて、図1に示された信号発生装置10と同様に処理を実行する。これにより、制御部26は、設定データに応じた設定電圧にキャパシタ部22をチャージすることができる。
続いて、制御部26は、ホールドモードを実行する。制御部26は、ホールドモードにおいて、転送スイッチ24を切断した状態とし且つ出力スイッチ82を接続した状態とする。即ち、制御部26は、キャパシタ部22から設定電圧をアナログ回路100に与える。
そして、制御部26は、ホールドモードにおいて、アナログ回路100にキャパシタ部22から設定電圧を与えた場合における、アナログ回路100から出力される電圧のセットリング波形(変化開始から安定化するまでの電圧波形)を、DA変換器20および比較部80を用いて測定する。制御部26は、一例として、基準タイミング(アナログ回路100に設定電圧を与えたタイミング)から所定時間を経過した1または複数の測定タイミングのそれぞれにおいて、バイナリサーチに従って変化する比較データをDA変換器20に与えて、アナログ回路100から出力された電圧を検出する。そして、制御部26は、1または複数の測定タイミングおよびそれぞれの測定タイミングにおいて検出した電圧に基づき、セットリング波形を推定する。
制御部26は、以上のように測定したアナログ回路100のセットリング波形に基づき、信号発生動作時におけるDA変換器20の出力電圧を補正する。制御部26は、一例として、以上のように測定したアナログ回路100のセットリング波形に基づきアナログ回路100の伝達特性を推定する。そして、制御部26は、信号発生動作時におけるDA変換器20から出力される出力電圧を、推定された伝達特性の逆特性により補償する。
以上のような本変形例に係る信号発生装置10は、別個にAD変換器等を備えずに、予め定められた設定電圧を与えた場合におけるアナログ回路100から出力される電圧のセットリング波形を検出し、検出したセットリング波形に基づきDA変換器20から出力される信号を調整することができる。本変形例に係る信号発生装置10によれば、アナログ回路100で信号が減衰および劣化等をする場合であっても、アナログ回路100から適切な電圧を出力させることができる。
図22は、本実施形態の第10変形例に係る信号発生装置10における、各スイッチの切替タイミングおよび各ノードの電圧波形の第2例を示す。第10変形例に係る信号発生装置の制御部26は、ホールドモードにおいて、アナログ回路100から出力される電圧のセットリング波形を図22に示されるような方法で測定する。即ち、制御部26は、第1の比較データをDA変換器20に与えて第1の比較電圧を出力させる。そして、制御部26は、アナログ回路100から出力される電圧と第1の比較電圧とを比較部80に比較させ、比較部80による比較結果が変化する第1の変化タイミングを検出する。
更に、第1の変化タイミングが検出された後、制御部26は、第2の比較データをDA変換器20に与えて、第1の比較電圧とは異なる第2の比較電圧を出力させる。そして、制御部26は、アナログ回路100から出力される電圧と第2の比較電圧とを比較部80に比較させ、比較部80による比較結果が変化する第2の変化タイミングを検出する。
このようにして、制御部26は、アナログ回路100から出力された信号が予め定められたそれぞれの比較電圧を越えたタイミングを検出することができる。そして、制御部26は、予め定められた1または複数の比較電圧と、アナログ回路100から出力された電圧が予め定められたそれぞれの比較電圧を越えたタイミングのそれぞれとに基づき、セットリング波形を測定することができる。
図23は、本実施形態に係る試験装置300の構成を被試験デバイス(DUT)400とともに示す。試験装置300は、半導体装置等の被試験デバイス400を試験する。
試験装置300は、信号発生装置10と、ドライブ部310と、試験信号出力部320と、判定部330とを備える。信号発生装置10は、被試験デバイス400に与える電圧を発生する。信号発生装置10は、図1から図22を用いて説明した本実施形態に係る信号発生装置10と同様の構成であるので、説明を省略する。
ドライブ部310は、信号発生装置10により発生された電圧を被試験デバイス400に供給する。ドライブ部310は、例えば電力増幅器である。
なお、信号発生装置10が図18または図20に示される構成である場合、ドライブ部310は、アナログ回路100の一部であってよい。即ち、この場合、信号発生装置10は、ドライブ部310の出力端の電圧を、比較電圧と比較する構成であってよい。
試験信号出力部320は、被試験デバイス400に対して試験信号を出力する。判定部330は、試験信号に応じた応答信号を被試験デバイス400から受け取る。そして、判定部330は、受け取った応答信号に基づき被試験デバイス400の良否を判定する。このような試験装置300によれば、信号発生装置10から精度の良い電圧を被試験デバイス400に与えることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 信号発生装置
12 出力端
20 DA変換器
22 キャパシタ部
24 転送スイッチ
26 制御部
30 電圧発生端
32 キャパシタアレイ
34 切替部
36 ダミー用スイッチ
38 リフレッシュ用スイッチ
40 コントローラ
52 出力ライン
54 ダミーキャパシタ
56 ビットキャパシタ
58 ビットスイッチ
60 中間ノード
62 第1の端子
64 第2の端子
70 充電部
72 充電用スイッチ
80 比較部
82 出力スイッチ
84 タイマ
100 アナログ回路
200 対象回路
300 試験装置
310 ドライブ部
320 試験信号出力部
330 判定部
400 被試験デバイス

Claims (19)

  1. 与えられる入力データに応じた出力電圧を出力端から出力する信号発生装置であって、
    与えられるデータに応じた電圧を出力するDA変換器と、
    前記出力端と基準電位との間に設けられたキャパシタ部と、
    前記DA変換器の電圧発生端と前記出力端との間を接続および切断する転送スイッチと、
    前記転送スイッチの接続および切断を繰返して前記入力データに応じた電圧を出力させた前記DA変換器により前記キャパシタ部をチャージしていき、前記キャパシタ部の電圧を前記入力データに応じた出力電圧に順次に近づける制御部と、
    を備える信号発生装置。
  2. 前記DA変換器は、
    前記電圧発生端に接続されたキャパシタアレイと、
    前記キャパシタアレイの接続を切り替える切替部と、
    コントローラと、
    を有し、
    前記コントローラは、
    リフレッシュモードにおいて、前記キャパシタアレイを参照電位にチャージし、
    前記リフレッシュモードの後の出力モードにおいて、前記キャパシタアレイにおける前記電圧発生端およびコモン電位の間の容量と前記電圧発生端および参照電位の間の容量との比率を与えられたデータに応じて切り替えて、与えられたデータに応じた電圧を前記電圧発生端から発生させる
    請求項1に記載の信号発生装置。
  3. 当該信号発生装置に対して入力データが与えられた場合、前記DA変換器は、前記リフレッシュモードと、前記入力データに応じた電圧を前記電圧発生端から発生する前記出力モードとを交互に繰返し、
    前記制御部は、前記出力モードの少なくとも一部の期間において前記転送スイッチを接続する
    請求項2に記載の信号発生装置。
  4. 前記キャパシタ部は、前記キャパシタアレイの合計容量より大きい
    請求項3に記載の信号発生装置。
  5. 当該信号発生装置は、複数の前記出力端のそれぞれに対応する複数の入力データが与えられ、前記複数の出力端のそれぞれから対応する入力データに応じた電圧を出力し、
    当該信号発生装置は、
    前記複数の出力端のそれぞれに対応する複数の前記キャパシタ部と、
    前記複数の出力端のそれぞれに対応する複数の前記転送スイッチと、
    を備え、
    当該信号発生装置に対して入力データが与えられた場合、前記制御部は、前記複数の出力端のうち選択された出力端に対応する転送スイッチの接続および切断を繰返して、選択された出力端に対応する前記キャパシタ部の電圧を前記入力データに応じた出力電圧に順次に近づける
    請求項2から4の何れか1項に記載の信号発生装置。
  6. 前記制御部は、前記複数の出力端のうち選択されていない出力端に対応する前記転送スイッチを切断する
    請求項5に記載の信号発生装置。
  7. 当該信号発生装置は、第1モードと、前記第1モードの入力データよりも大きい分解能の入力データに応じた出力電圧を出力する第2モードとを切り替えて動作し、
    前記キャパシタアレイは、第1ビットから第Mビットまでのそれぞれのビットに対応し、対応するビットの重みに応じた容量を有し、前記電圧発生端に接続された出力ラインに一端が接続された第1から第Mのビットキャパシタを含み、
    前記キャパシタ部は、第(M+1)ビットから第Lビットまでのそれぞれのビットに対応し、対応するビットの重みに応じた容量を有し、前記転送スイッチと前記出力端との間のラインに一端が接続された第(M+1)から第Lのビットキャパシタを含み、
    前記制御部は、
    前記第1モードにおいて、前記第(M+1)から第Lのビットキャパシタにおける前記転送スイッチと前記出力端との間のラインに接続されていない他端を基準電位に接続して、前記転送スイッチの接続および切断を繰返して与えられた入力データに応じた電圧を出力させた前記DA変換器により前記キャパシタ部をチャージしていき、前記キャパシタ部の電圧を前記入力データに応じた出力電圧に順次に近づけ、
    前記第2モードにおいて、前記転送スイッチを接続し、前記DA変換器および前記キャパシタ部を1つの電荷再配分型DA変換器として機能させて、当該信号発生装置の出力端から与えられた入力データに応じた出力電圧を発生させる
    請求項2から6の何れか1項に記載の信号発生装置。
  8. 前記DA変換器の電圧発生端と中間ノードとの間を接続および切断する第1の前記転送スイッチと、
    前記中間ノードと前記出力端との間を接続および切断する第2の前記転送スイッチと、
    前記中間ノードと基準電位との間に設けられた第1の前記キャパシタ部と、
    前記出力端と基準電位との間に設けられた第2の前記キャパシタ部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記出力モードの少なくとも一部の期間において前記第1の転送スイッチを接続し、
    前記第1の転送スイッチが切断している少なくとも一部の期間において前記第2の転送スイッチを接続する
    請求項2から6の何れか1項に記載の信号発生装置。
  9. 当該信号発生装置は、与えられた入力データに応じた出力電圧の非反転電圧および反転電圧を切り替えて出力端から出力し、
    第1の前記キャパシタ部と、
    前記出力端と基準電位との間に設けられた第2の前記キャパシタ部と、
    前記制御部の制御に応じて、前記第1のキャパシタ部の第1の端子と前記出力端、前記基準電位および前記DA変換器の電圧発生端の何れか1つとの間を接続する第1の前記転送スイッチと、
    前記制御部の制御に応じて、前記第1のキャパシタ部の第2の端子と前記出力端および前記基準電位の何れか1つとの間を接続する第2の前記転送スイッチと、
    を備え、
    前記制御部は、
    出力モードの少なくとも一部の期間において、前記第1のキャパシタ部の第1の端子と前記DA変換器の電圧発生端との間を接続し、且つ、前記第1のキャパシタ部の第2の端子と前記基準電位との間を接続し、
    非反転電圧を出力させるモードにおいて、前記出力モードの少なくとも一部の期間の以外において、前記第1のキャパシタ部の第1の端子と前記出力端との間を接続し、且つ、前記第1のキャパシタ部の第2の端子と前記基準電位との間を接続し、
    反転電圧を出力させるモードにおいて、前記出力モードの少なくとも一部の期間の以外において、前記第1のキャパシタ部の第1の端子と前記基準電位との間を接続し、且つ、前記第1のキャパシタ部の第2の端子と前記出力端との間を接続する
    請求項2から7の何れか1項に記載の信号発生装置。
  10. 当該信号発生装置は、与えられた入力データに応じた差動の電圧を非反転側の出力端および反転側の出力端から出力し、
    前記非反転側の出力端に対応する、非反転側の前記第1のキャパシタ部、非反転側の前記第2のキャパシタ部、非反転側の前記第1の転送スイッチおよび非反転側の前記第2の転送スイッチと、
    前記反転側の出力端に対応する、反転側の前記第1のキャパシタ部、反転側の前記第2のキャパシタ部、反転側の前記第1の転送スイッチおよび反転側の前記第2の転送スイッチと、
    を備え、
    前記制御部は、非反転側の前記第1の転送スイッチおよび非反転側の前記第2の転送スイッチを非反転電圧を出力させるモードに応じて切り替え、反転側の前記第1の転送スイッチおよび反転側の前記第2の転送スイッチを反転電圧を出力させるモードに応じて切り替える
    請求項9に記載の信号発生装置。
  11. 当該信号発生装置は、与えられた入力データに応じた差動の電圧を非反転側の出力端および反転側の出力端から出力し、
    前記非反転側の出力端と基準電位との間に設けられた非反転側の前記第2のキャパシタ部と、
    前記反転側の出力端と基準電位との間に設けられた反転側の前記第2のキャパシタ部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記出力モードの少なくとも一部の期間の以外において、非反転電圧を前記非反転側の第2のキャパシタ部にチャージする動作および反転電圧を前記反転側の第2のキャパシタ部にチャージする動作を切り替えて行い、
    非反転電圧を前記非反転側の第2のキャパシタ部にチャージする場合に、前記第1のキャパシタ部の第1の端子と前記非反転側の出力端との間を接続し、且つ、前記第1のキャパシタ部の第2の端子と前記基準電位との間を接続し、
    反転電圧を前記反転側の第2のキャパシタ部にチャージする場合に、前記第1のキャパシタ部の第1の端子と前記基準電位との間を接続し、且つ、前記第1のキャパシタ部の第2の端子と前記反転側の出力端との間を接続する
    請求項9に記載の信号発生装置。
  12. 前記キャパシタ部をチャージする充電部を更に備え、
    前記制御部は、前記DA変換器により前記キャパシタ部をチャージするのに先立ってまたは共に、前記充電部により前記キャパシタ部をチャージする
    請求項2から11の何れか1項に記載の信号発生装置。
  13. 前記制御部は、与えられた入力データおよび前サンプルにおいて与えられた入力データとの差に応じて、前記充電部によりチャージする電荷量を変更する
    請求項12に記載の信号発生装置。
  14. 入力データが与えられたことに応じて繰返される前記リフレッシュモードおよび前記出力モードのサイクルにおける初期段階において、前記DA変換器は、前記入力データに応じた出力電圧を補正した電圧を出力する
    請求項2から13の何れか1項に記載の信号発生装置。
  15. 前記DA変換器は、与えられた入力データおよび前サンプルにおいて与えられた入力データの差に応じて、初期段階のサイクルにおいて出力する出力電圧を変更する
    請求項14に記載の信号発生装置。
  16. 前記キャパシタ部は、第1容量と、前記第1容量より大きい第2容量とで切り替え可能となっており、
    前記制御部は、高速動作モードにおいて前記キャパシタ部を前記第1容量に切り替え、低速動作モードにおいて前記キャパシタ部を前記第2容量に切り替える
    請求項1から15の何れか1項に記載の信号発生装置。
  17. 前記出力端から出力された出力電圧を伝搬するアナログ回路から出力される信号の電圧と前記DA変換器により出力される電圧とを比較する比較部と、
    を更に備え、
    前記制御部は、
    前記転送スイッチが切断している状態において、前記DA変換器に比較データに応じた比較電圧を出力させて、前記比較部に前記アナログ回路から出力される信号の電圧と前記比較電圧とを比較させ、
    比較結果に基づき前記アナログ回路から出力される信号の電圧を検出し、検出した電圧に基づき前記DA変換器の出力電圧を調整する
    請求項1から16の何れか1項に記載の信号発生装置。
  18. 前記出力端から出力された出力電圧を伝搬するアナログ回路から出力される信号の電圧と前記DA変換器により出力される電圧とを比較する比較部と、
    を更に備え、
    前記制御部は、
    前記DA変換器により前記キャパシタ部に設定データに応じた設定電圧にチャージし、
    前記キャパシタ部から前記設定電圧を前記アナログ回路に与え、
    前記転送スイッチを切断した状態で、前記DA変換器に比較データに応じた比較電圧を出力させて、前記比較部に前記アナログ回路から出力される信号の電圧と前記比較電圧とを比較させ、前記比較部による比較結果に基づき、前記アナログ回路に前記設定電圧が与えられてから安定化するまでの前記アナログ回路から出力される信号の電圧のセットリング波形を測定する
    請求項1から16の何れか1項に記載の信号発生装置。
  19. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスに与える電圧を設定する請求項1から18の何れか1項に記載の信号発生装置と、
    前記信号発生装置により設定された電圧を供給するドライブ部と、
    を備える試験装置。
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