JP2011126629A - 接着剤付与装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻取装置の巻取運転開始前に、帯状シートの始端を巻芯に係止するための接着剤を、タッチローラ上に保持された帯状シートの始端部表面の接着剤付与領域内に自動的に適正に付与する。
【解決手段】
接着剤を帯状シート表面に塗るための糊付頭11及び該糊付頭11に補給する接着剤を有する糊付器12と、糊付器12をタッチローラ5に平行に移動させる移送機構13と、糊付頭11をタッチローラ5上に保持された帯状シートS1、S2の表面に接触する進出位置と前記帯状シートの表面から後退した後退位置とに進出後退させる進退機構14と、移送機構13により移動中の糊付頭11が接着剤付与領域に対向する位置にあるとき、糊付頭11が進出と後退とを交互に所定の周期で繰り返すように進退機構14を作動させる制御装置15とを備えることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、プラスチックフィルム、紙等の帯状シートを巻芯のまわりにロール状にタッチローラを経て巻取る巻取装置において、帯状シートの始端を巻芯に係止するための接着剤を、帯状シートの表面に付与する接着剤付与装置に関する。
上述の巻取装置では、その巻取運転中に巻芯が回転駆動されると共に、その巻芯のまわりに巻取った帯状シートにより形成される巻取ロールとタッチローラとが接触する。巻取ロールが完成すると巻芯の回転駆動を停止することで巻取運転が停止する。そして巻取運転の後、巻取ロールとタッチローラとが離間し、タッチローラから巻取ロールに繋がる帯状シートがタッチローラと巻取ロールとの間で切断される。その後、巻取ロールが巻取装置から搬出される。巻取運転を再開するには、新たな巻芯に帯状シートの始端を係止する必要がある。そのため、従来の巻取装置には、切断された帯状シートのうちタッチローラ側の帯状シートの始端部をタッチローラ上に保持しておき、この帯状シートの始端部に接着剤を接着剤付与装置により付与した後、予め巻取装置に装着してある新たな巻芯を巻取開始位置につけ、その巻芯をタッチローラ上の帯状シートの始端部に押付けることにより、帯状シートの始端部を巻芯に接着剤で接着して係止するようにしたものがある。
帯状シートの始端部を新たな巻芯に接着したとき、接着剤が帯状シートの縁からはみ出して後続の帯状シート等を汚すことがあり、これを回避するためには、図10に示すように帯状シート表面に、その帯状シート幅方向の両端から所定幅を有する部分を除いて接着剤付与領域を設定しておき、この接着剤付与領域に接着剤を付与する必要がある。このような場合に用いる従来の接着剤付与装置として、帯状シートに接着剤を噴射する糊付頭及び該糊付頭に補給する接着剤を有する糊付器と、前記糊付頭から接着剤を随時に噴射させることができる噴射機構と、前記糊付頭を、前記タッチローラ上の帯状シートの、前記巻芯に対向する部分に向けた状態で、前記糊付器を前記タッチローラに平行な軸線方向に移動する移送機構と、前記移送機構により移動中の前記糊付頭が各帯状シートの糊付開始位置に達すると前記糊付頭から接着剤が噴射され、各帯状シートの糊付停止位置に達すると前記糊付頭からの接着剤の噴射が停止するように前記噴射機構を作動させる制御装置とを備えるものが、下記特許文献1(図18乃至図30に示す実施例)に開示されている。即ち、この接着剤付与装置は、タッチローラ沿いにノズルを移動させながら、このノズルが帯状シートの接着剤付与領域上にあるとき接着剤を噴射することにより、図10に示すように接着剤Gを、帯状シートSの始端部の接着剤付与領域の全長に渡って連続的に付着させるものである。
ところが、ノズルにより接着剤を噴射する接着剤付与装置を用いた場合、噴射された接着剤が帯状シート始端部の接着剤付与領域の外に飛散し易く、飛散した接着剤が帯状シートの製品部分に直接的に付着したり、巻取装置のタッチローラ等に付着した後、その接着剤が帯状シートの製品部分に付着したりして、その帯状シートが不良品となり、巻取装置における歩留が著しく低下するという問題を生ずる。
また、従来の巻取装置には、新たな巻芯に帯状シートの始端を係止するために、切断された帯状シートのうちタッチローラ側の帯状シートの始端部分をタッチローラ上に保持しておくと共に、巻取装置に装着した巻芯のタッチローラへの対向部分に接着剤を接着剤付与装置により付与した後、その接着剤を付与した新たな巻芯をタッチローラ上の帯状シートに押し当てて接着させるものもある。この巻取装置における接着剤付与装置としては、下記特許文献1(図1乃至図12の実施例)に開示されるように、糊付頭を有する糊付器を巻芯沿いに移動させながら、その糊付頭が巻芯の接着剤付与領域にきたときに当該糊付頭を巻芯表面に接触させることにより、図11に示すように接着剤Gを、巻芯Cの接着剤付与領域の全長に渡って連続的に塗布するものがある。
ここで、帯状シート表面に接着剤を付与する前述の接着剤付与装置において、帯状シートの製品部分への接着剤の付着を防ぐために、接着剤を噴射する糊付器の代わりに、糊付頭を帯状シート表面に接触させて接着剤を塗布する糊付器を採用することも提案される。
しかし、この糊付器を採用して接着剤を塗布する場合、帯状シートが、例えば厚み20ミクロンのプラスチックフィルムのように薄くて変形し易い材質のものだと、糊付頭を帯状シート表面に接触させながら帯状シート幅方向に移動するとき、帯状シート表面を糊付頭でその移動方向に連続的に引っ掻く状態になり、タッチローラ上の帯状シートの始端部がその幅方向にずれたり、上流側へ後退したりして、次のような問題を生ずる。即ち、帯状シートの始端部が巻芯の適正な位置に接着されなかったり、帯状シート始端部と巻芯との接着が不十分になったりして、人手による手直しが必要になる。また帯状シートが後退して帯状シートの始端部が糊付頭の移動ラインから外れることにより、糊付頭とタッチローラ外周面とが直接接触してタッチローラ外周面に接着剤が塗布され、その接着剤が後続の帯状シートの製品部分に付着して巻取ロールが不良品になるという問題が生ずる。また糊付頭の移動に伴い糊付頭付近において帯状シートにシワが発生して帯状シートの巻芯への接着部分付近に凹凸が生じ、その凹凸の影響が、その上層に巻取られた帯状シートに幾重にも及んで帯状シートの製品部分の長手方向の多数箇所に永久歪が生じ、それによって巻取ロールが不良品になるという問題も生ずる。
特開2004−142938号公報
本発明は、上述のような問題点に鑑み、巻取装置において巻取運転開始前に帯状シート始端部が巻芯に正確かつ確実に接着されるように、かつ巻取運転中に、接着剤付与時の不具合に起因して巻取ロールの製品部分に接着剤による汚れや永久歪等の欠陥が生じることがないように、タッチローラ上に保持した帯状シートの始端部表面の接着剤付与領域内に接着剤を自動的に適正に塗布することを課題としている。
そこで、本発明は、接着剤を帯状シート表面に塗るための糊付頭及び該糊付頭に補給する接着剤を有する糊付器と、前記糊付器をタッチローラに平行に移動させる移送機構と、前記糊付頭を前記タッチローラ上に保持された帯状シートの表面に接触する進出位置と前記帯状シートの表面から後退した後退位置とに進出後退させる進退機構と、前記移送機構により移動中の前記糊付頭が接着剤付与領域に対向する位置にあるとき、前記糊付頭が進出と後退とを交互に所定の周期で繰り返すように前記進退機構を作動させる制御装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、タッチローラに平行に移動中の糊付器が、タッチローラ上に保持された帯状シートの接着剤付与領域に対向する位置にあるとき、自動的に糊付器の糊付頭に進出と後退を交互に所定の周期で繰返させることで、帯状シートの接着剤付与領域に接着剤を間欠的に塗布する。それによって、帯状シートの始端部をタッチローラ上の所定位置に保持した状態で接着剤を塗布することができ、帯状シートが変形し易いものであってもシワや永久歪の発生を抑制することができる。しかも接着剤を帯状シートの接着剤付与領域に正確に付与することができるので、帯状シートの製品部分を接着剤で汚損することなく帯状シートの始端部と巻芯とを正確かつ確実に接着することができるようになり、帯状シートの巻初め部分のシワ等による凹凸に起因してその上層の帯状シートに永久歪が生じて不良品になるのを防ぐこともできる。更に、接着剤を塗布する糊付頭を有する糊付器を備えた接着剤付与装置の占有空間は、ノズルにより接着剤を噴射する糊付器を備えた従来の接着剤付与装置と殆ど変わらず、進退機構を作動させる制御装置は、従来の制御装置に簡単な回路を追加するだけで得ることができるので、設備コストも従来の接着剤付与装置に比べ極僅かしか増加しない。しかも、タッチローラ上に保持された帯状シートの始端部に接着剤を付与するため、巻取装置からの巻取ロールの搬出や新たな巻芯の装着工程と並行して接着剤の付与を行うことができる。それゆえ、巻取装置が巻取運転を停止してから巻取運転を再開するまでに要する時間は短くて済む。したがって、本発明の接着剤付与装置を巻取装置に採用することにより、巻取装置における歩留並びに稼働率を大幅に向上させることができ、従来と殆ど同じ設備コストで生産性が高い巻取装置を提供することが可能になる。
特に、巻取装置が、複数の帯状シートを、該帯状シート幅方向に平行な中心軸線上に並べて配置した複数の個別のタッチローラ、又は各帯状シートに共通するタッチローラを経て、帯状シート幅方向に平行な中心軸線上に並べて配置した個々の巻芯のまわりに同時に巻取ることができ、巻取運転が停止しているとき、前記複数の帯状シートを押さえ部材によりタッチローラに押付けて保持した後、該押さえ部材による帯状シートの押付位置から所定長さ下流側へ移動した位置で切断機構により切断することができるものであり、接着剤付与領域が、切断機構による帯状シートの切断端と押さえ部材による押付け部分との間に設定されている場合には、本発明の接着剤付与装置を採用すると、巻取る帯状シートの数やその幅等が多様に変更されても、それに簡単に対処でき、効果的である。
本願発明の一実施例に係る接着剤付与装置を適用したシート分割巻取機の正面図である。 図1に示す左側の巻取装置の接着剤付与時のタッチローラ付近を示す正面図である。 図1に示す接着剤付与装置の説明図である。 帯状シート始端部への接着剤の塗布状態を説明するための斜視図である。 図3に示す制御装置において発生する信号と糊付頭の動作との関係を説明するための線図である。 本発明の他の実施例に係る説明図である。 図1に示す右側の巻取装置のタッチローラの近辺を拡大して示す正面図である。 糊付器の別の実施態様を示す正面図である。 図8の矢印A3の示す方向に見た糊付器の側面図である。 従来の接着剤付与装置による帯状シートへの接着剤の付与状態を模型的に示した斜視図である。 従来の接着剤付与装置による巻芯への接着剤の付与状態を模型的に示した斜視図である。
図1において、シート分割巻取機1は、広幅の帯状シートS0をスリッター2に供給しながら巻取装置3、4において同時に巻取運転を行う。それによって、広幅の帯状シートS0はスリッター2により所要幅の複数の帯状シートSに分割され、その分割された複数の帯状シートSは巻取装置3、4において個々の巻芯Cのまわりにロール状に同時に巻取られ、複数の巻取ロールRとなる。帯状シートSを所定長さ巻取ることで巻取ロールRが完成すると、シート分割巻取機1は、広幅帯状シートS0のスリッター2への供給を停止すると共に、巻取装置3、4における巻取運転を停止する。この実施例では、巻取装置3、4は前後に並べて向かい合わせに配置してあるので、スリッター2により分割された複数の帯状シートSは、順次交互に前後の巻取装置3、4へ振分けられる。なお、巻取装置3、4は互いに同じように構成され、同じような巻取りの機能を有している。
図1の左側の巻取装置3は、供給される帯状シートS毎に、その帯状シートSの幅に適合する長さの巻芯Cを、帯状シートSの供給位置に対応するように帯状シート幅方向に平行な共通の中心軸線上に一列に配置して保持することができ、保持した巻芯Cを回転駆動することができるようになっている。また帯状シートS毎にタッチローラ5を備えており、これらのタッチローラ5は、帯状シート幅方向に平行な共通の中心軸線上に一列に配置してある。
巻取装置3において巻取運転を行うには、供給される帯状シートS毎の巻芯Cを巻取装置3に装着し、その巻芯Cに帯状シートSの始端を係止しておき、巻芯Cとタッチローラ5とが帯状シートSの始端部を挟んで押圧する状態にして巻芯Cを一斉に回転駆動する。そして巻取運転中は、タッチローラ5が巻取ロールRに所定の接触圧で接触し、帯状シートSの巻取りが進行するに従い巻取ロールRの半径が増大するので、それに応じて巻芯Cがタッチローラ5から後退するようになっている。
巻取装置3の巻取運転が停止すると、巻取ロールRとタッチローラ5とが離間し、タッチローラ5から巻取ロールRに繋がる帯状シートSが、タッチローラ5と巻取ロールRとの間で公知の切断機構6により切断され、その後、巻取ロールRが巻取装置3から搬出される。
巻取装置3において巻取運転を再開するには、搬出した巻取ロールRの代わりに新たな巻芯Cを巻取装置3の所定位置に装着した後、新たな巻芯Cに帯状シートSの始端を係止する必要がある。図2において帯状シートSは、巻取運転中は矢印A1が示す方向に走行してタッチローラ5に到達する。この巻取装置3では、切断機構6による帯状シートSの切断は、その切断後に帯状シートSの切断端がタッチローラ5から後退して脱落するのを防ぐために、図2示すように公知の保持機構7に備えた押さえ板7aによって帯状シートSをタッチローラ5上に押付け保持した後に行う。そしてタッチローラ5上に保持された帯状シートSの切断端が次の巻取時の始端となるので、帯状シートSの切断後、帯状シートSの始端部表面の接着剤付与領域に接着剤付与装置8により接着剤Gを付与する。そして接着剤Gの付与が終わると、巻取装置3に装着した新たな巻芯Cを巻取開始位置につける。そうすると、タッチローラ5と巻芯Cとにより、タッチローラ5上の帯状シートの接着剤Gを塗布した部分を挟んで押圧した状態になり、帯状シートSの先端部が接着剤Gを介して巻芯Cに接着する。
図3は、図1に示す接着剤付与装置8の説明図、図4は、図3に示す接着剤付与装置8によって帯状シートの始端部に接着剤を付与した状態を示す斜視図である。なお図3に示す巻取装置3は、図1に示す巻取装置3を上方から下方に向けて水平面上に投影し、その投影を、その中の巻芯Cの長手方向が図3において左右に向くよう回転して示したものである。接着剤付与装置8は、接着剤Gを帯状シートSの表面に塗るための糊付頭11及び該糊付頭11に補給する接着剤を有する糊付器12と、糊付器12をタッチローラ5に平行に移動させる移送機構13と、糊付頭11をタッチローラ上に保持された帯状シートの表面に接触する進出位置と帯状シートの表面から後退した後退位置とに進出後退させる進退機構14と、移送機構13により移動中の糊付頭11が接着剤付与領域に対向する位置にあるとき、糊付頭11が進出位置への進出と後退位置への後退とを交互に所定の周期で繰返すように進退機構14を作動させる制御装置15とを備えている。
帯状シートS1の接着剤付与装置8による接着剤付与領域は、この実施例の場合、図4において破線で囲んだ部分である。つまり帯状シートS1の始端部表面の帯状シートの所定長さに相当する幅w、及び帯状シートの幅方向の両端から夫々所定幅Ltを除いた残りの部分の幅に相当する長さLgを有する部分であり、接着剤付与領域の幅wは糊付頭11による接着剤Gの塗布幅に略等しくなっている。
図3において、制御装置15は、移動中の糊付頭11が接着剤付与領域に対向する位置にあるか否かを検出する接着剤付与領域検出手段16と、所定の周期でオンとオフを交互に繰返すオンオフ信号を発生させるオンオフ信号発生手段17と、接着剤付与領域検出手段16からの検出信号と、オンオフ信号発生手段17からのオンオフ信号を受け、糊付頭11が接着剤付与領域にあるときにのみ、オンオフ信号を増幅して進退機構14の制御信号として出力する制御信号発生手段18とからなる。これらの手段16、17、18は、この実施例では市販のプログラマブルシーケンサーを利用して構成してある。
接着剤付与領域検出手段16は、移送機構13による糊付器12の移動中に、糊付頭11の現在位置Lを、糊付器12の移動ライン上に設定された基準点Pから糊付頭11までの距離として時々刻々検出する糊付頭位置検出器19を備え、予め設定手段20から入力された帯状シートS1、S3の各接着剤付与領域の開始位置L1a、L2a、及び接着剤付与領域の終了位置L1b、L3bを記憶しておき、糊付頭位置検出器19で検出される現在位置Lが、記憶している帯状シートS1の接着剤付与領域の開始位置L1a、L2aに等しくなったとき、検出信号S3をオンにし、その後、検出した糊付頭11の現在位置Lが、記憶している接着剤付与領域の終了位置L1b、L2bに等しくなるまで、検出信号V1がオンの状態を保持することができるように構成してある。
オンオフ信号発生手段17は、フリップフロップ回路のオンオフ二つの入力線に、一定時間が経過する毎にトリガー信号を交互に入力するタイマー回路を含んでおり、糊付器12の移動中、信号のレベルが大きいオン信号と信号のレベルが零又は小さいオフ信号とが、前記タイマー回路に設定された遅延時間が経過する度に交互に切り替わるオンオフ信号V2を、前記フリップフロップ回路で発生させることができるように構成してある。このフリップフロップ回路の出力信号V2が電圧信号である場合、オンオフ信号V2は、高い電圧と零又は低い電圧とが一定時間毎に交互に切り替わる信号となる。この実施例では、タイマー回路がトリガー信号を出力する時間の間隔は、タイマー回路の遅延時間を設定するためのタイマー設定手段21を切替え操作することにより変更することができるようになっている。
制御信号発生手段18は、二つの入力線の片方に検出信号V1、他の片方にオンオフ信号V2を入力するアンド回路を含んでおり、このアンド回路の出力を増幅して制御信号V3として出力する。
移送機構13は、糊付器12の基部を保持した移動体22と、移動体22を支持案内する、タッチローラ5に平行に延設した支持バー23と、移動体22を支持バー23に沿って往復駆動することができる往復駆動機構24とからなる。この往復駆動機構24は、出力軸が選択的に正転逆転可能なモータ25を備えており、このモータ25の駆動力で移動体22が支持バー23に沿って移動するように構成してある。支持バー23は、少なくとも巻取装置3に供給される帯状シートS1、S3の全てに対応する長さを有していればよいが、この実施例では、支持バー23は、巻取装置3において巻取る帯状シートの数や幅などが変わっても対応できるように、巻取装置3の巻芯Cの支持領域の全幅に亘る長さを有している。
進退機構14は、糊付器12の基部に軸体26aを中心に揺動可能に設けた可動腕26と、可動腕26を揺動駆動可能なアクチュエータ27とからなり、アクチュエータ27は制御信号発生手段18の制御信号V3を受けて作動する。
図2に示すように、糊付器12は容器28を備えており、この容器28内に、糊付頭11に供給する接着剤Gを貯めている。この実施例では接着剤Gとして適度の粘り気のある液体状のものを用いている。糊付頭11は可動腕26に取付けてあり、図2に示すように、塗布用ローラ29と、この塗布用ローラの外周面に容器28の中の接着剤Gを供給するための無端ベルト30とからなる。この無端ベルト30は、塗布用ローラ29の外周と、容器28の中の接着剤Gに浸るように可動腕26に設けたプーリ31の外周とに掛けてある。塗布用ローラ29は、タッチローラ5の外周面に保持した帯状シートS1、S3上を、タッチローラ5の長手方向に転がることができるように、可動腕26の自由端に配置してあり、可動腕26に対して回転可能である。
この実施例の巻取装置3では、図示しない支持バー退避手段により、支持バー23を、図1に示すように巻取運転中は巻取ロールRの形成に支障のない位置に退避させておき、接着剤付与装置8による接着剤の付与時に、図2に示すように糊付頭11がタッチローラ5上の帯状シートSの接着剤付与領域に対向可能になる位置まで支持バー23を進出させことができるようになっている。
図5は、図3に示す制御装置15において発生する信号V1、V2、V3及び糊付頭の動作との関係を説明するための線図であり、図5(A)は、オンオフ信号発生手段17から出力されるオンオフ信号V1の大きさと、糊付頭11の現在位置Lとの関係を示す線図、図5(B)は、接着剤付与領域検出手段16から出力される検出信号V2の大きさと、糊付頭11の現在位置Lとの関係を示す線図、図5(C)は、制御信号発生手段18から出力される制御信号V3と、糊付頭11の現在位置Lとの関係を示す線図、図5(D)は糊付頭11の後退位置からの進出量hと、糊付頭11の現在位置Lとの関係を模型的に示した線図である。
図3において、接着剤付与装置8を始動すると、モータ25が起動して移送機構13が作動すると共に制御装置15が作動し、糊付器12が移送機構13により支持バー23に沿って所定の速度で移動する。制御装置15の作動中、オンオフ信号発生手段17は、図5(A)に示すようにオンオフ信号V1を出力すると共に、糊付頭位置検出器19は糊付頭11の現在位置Lを時々刻々検出する。そして接着剤付与領域検出手段16は、それが記憶している接着剤付与領域の開始位置L1a及び終了位置L1bと、検出した糊付頭の現在位置Lとを時々刻々比較する。そして制御装置15の作動開始直後は図5(B)に示すようにオフの検出信号V2を出し、記憶した接着剤付与領域の開始位置L1aと、糊付頭位置検出器19で検出した現在位置Lとが等しくなったとき検出信号V2はオンになり、記憶した接着剤付与領域の終了位置L1bと、検出した現在位置Lとが等しくなったとき、それまでオンの状態で保持されていた検出信号V2はオフになる。そして制御信号発生手段18は、図5(C)に示すように、オンオフ信号V1と検出信号V2とが夫々オンのときにのみ、オンオフ信号を増幅した進退機構14の制御信号V3を出力する。
移送機構13が作動して糊付器12が支持バー23沿いに移動を開始した直後には制御装置15から出力される制御信号V3はオフの状態であるので、進退機構14は作動せず、糊付頭11は後退位置に保持されており、図5(D)に示すように糊付頭11の変位量hは零である。
糊付器12の移動中、糊付頭11が接着剤付与領域(L1aからL1b)に対応する位置にあるとき、図5(C)に示すように所定の周期でオンオフを繰返す制御信号V3が制御装置15から出力され、それを受けた進退機構14は、制御信号V3がオンのとき糊付頭11を進出させ、制御信号V3がオフのとき糊付頭11を後退させるように作動する。それによって糊付頭11は、糊付器12と共に移動しながら、タッチローラ5上に保持された帯状シートS1の表面に対して、図5(D)に示すように進出後退を繰返して変位し、糊付頭11が最も進出したとき、糊付頭11が帯状シートS1に接触し、その接触部分に糊付頭11から接着剤Gが塗布され、その結果、帯状シートS1の接着剤付与領域には、図4に示すように接着剤Gが帯状シートS1の幅方向に間欠的に塗布される。この塗布時に糊付頭11が帯状シートS1の表面を引っ掻く状態になり帯状シートには弾性変形による歪が生ずるが、その状態が短時間であるため、糊付頭11が後退したとき、それまで生じた歪が解消され、帯状シートに永久歪が残らず、糊付頭11の通過直後にシワが消えると考えられる。
図3において、糊付器12の移動中、糊付頭11が帯状シートS1の接着剤付与領域を超えると、制御装置から出力される制御信号V3はオフの状態になり、糊付頭11は後退位置に保持される。
移送機構13は帯状シートS1への接着剤の付与が終わっても、糊付器11の移動を続行させ、帯状シートS3に対しても同様に接着剤Gが塗布され、図3に示す支持バー23の右端付近の移動限に達すると、糊付器12を待機位置に復帰させる。
接着剤を塗布した帯状シート始端部の状態の良し悪しは、帯状シートの材質や厚み等や、オンオフ信号の周期の長さ、糊付器の移動速度によって変わり得るので、巻取装置で巻取る帯状シートの厚みや材質を多様に変更する場合には、その変更に短時間で適切に対処できるようにするために、帯状シートの材質や厚み等に応じて、支障なく接着剤の塗布するためのオンオフ信号の周期や糊付器の移動速度の許容範囲を予め試行錯誤により求めておくとよい。
この実施例の接着剤付与装置8を、例えば、厚みが15ミクロン以上のBOPPフィルム、厚みが20ミクロン以上のCCPフィルム、PEフィルム、PPフィルムの帯状シートを巻取る巻取装置に適用し、この接着剤付与装置8により帯状シートの接着剤付与領域に接着剤を適正に支障なく塗布することができ、帯状シートSの始端を確実かつ自動的に巻芯Cに係止することができた。このときの移送機構による糊付器12の移動速度は毎分約11メートル、オンオフ信号発生手段から出力されるオンオフ信号の周期は0.4秒の周期(オン信号の長さ及びオフ信号の長さは夫々0.2秒)であった。
図6は、本発明の他の実施例に係る説明図、図7は図1に示す右側の巻取装置のタッチローラの近辺を拡大して示す正面図である。この実施例の接着剤付与装置8は、図1の右側の巻取装置4に適用してあり、この巻取装置4では、帯状シートSがタッチローラ5の下側の外周面を経て巻芯Cのまわりに巻取られる。図7において、帯状シートSは、巻取運転中には矢印A2の方向に供給される。そして巻取運転停止中に、複数の帯状シートSを保持機構7の板状の押さえ部材7aの先端部によりタッチローラ5に押付けて保持した後、押さえ部材7aによる押付け部分から所定長さだけ下流側を、切断機構6の、帯状シート幅方向に走行する切断刃6aにより切断される。このとき糊付器12は切断刃6aと干渉しないように図6に示すように待機位置で待機している。
図7に示すように、帯状シートSが切断されると、その帯状シートSの、押さえ部材7aによる押付け部分から先の始端部が自由端となる。帯状シートSが変形し易いものである場合、その始端部が、図7に鎖線で示すように重力によりカールしてタッチローラ5の外周面から大きく浮き上がり、糊付器12による接着剤Gの塗布に支障をきたすことになる。そこで、帯状シートSの始端部が、図7に実線で示すようタッチローラ5の外周面に沿うようするために、接着剤付与装置8は、接着剤付与時に、タッチローラ5上に保持された帯状シートSの始端部より上流側かつタッチローラ5付近から各帯状シートSの始端部に向けて空気を噴射することができる気体噴射器32を備えている。
気体噴射器32は、図6に示すように帯状シート幅方向に平行に延設される共に複数の帯状シートSの全てに対応する長さを有する管部材33と、管部材33の外周面に長手方向に一定の間隔で並べ設けた多数の噴射口34とからなり、管部材33は支持バー23の所定位置に、図示しない公知の固着手段を用いて装着してある。噴射口34は、図7に示すように管部材33の外周面の上部に、帯状シートSの始端部に向けて形成した孔で構成されており、接着剤付与時には、管部材33の中空の内部に圧縮空気が供給されるようになっているため、その圧縮空気を帯状シートSの始端部へ噴射することができる。
この実施例の接着剤付与装置8によれば、帯状シートの始端部がタッチローラ外周面から浮き上がった場合でも、気体噴射器32によって各帯状シート始端部が接着剤付与時にタッチローラ5の外周面に沿うよう是正されるので、適正位置に確実に接着剤を塗布することができる。また気体噴射器32が、帯状シート幅方向に平行に延設されると共に複数の帯状シートSの全てに対応する長さを有していることにより、巻取装置で巻取る帯状シートの条数、幅や位置が多様に変わっても、支障なく接着剤を塗布することができる。また支持バー23に気体噴射器32を装着しておくことにより、巻取運転中に気体噴射器31を巻取ロールから退避させる必要がある場合でも、接着剤付与時には気体噴射器32が自動的に適正位置に配置されるので都合がよい。また気体噴射器32を管部材33とその外周面に形成した多数の噴射孔34により構成したので、構造が非常に簡素になり占有空間も小さくて済む。なお多数の噴射口34を、必要に応じて、管部材33の外周面にその長手方向に形成したスリット状の噴射口に替えてもよい。本発明では、図1の左側の巻取装置3に適用した左側の接着剤付与装置8を、図6に示す気体噴射器32を備えるものにしてもよい。その場合、気体噴射器32は支持バーに装着されず、タッチローラ5の上方に配置されることになる。
図8及び図9は糊付器の別の実施態様を示すものであり、この糊付器12は、タッチローラ5上に保持された帯状シートSの始端部より上流側から、帯状シートSの始端部に向けると共に糊付頭11付近に向けて気体を噴射することができる噴射口35を持っている。この噴射口35は、糊付器12の基部に取付けた管部材36の先端の開口からなる。接着剤付与時に管部材36の内部には、図示しない可撓性の管路を経て圧縮空気が供給されるようになっている。この糊付器12を用いることにより、噴射口35が糊付頭11と共に移動し、噴射口35から噴射された空気が、帯状シート切断後に図8に鎖線で示すようにタッチローラ5から浮き上がった帯状シートSの始端部の、糊付頭11の付近において局部的に作用し、図8に実線で示すようにタッチローラ5に沿わせることができるので、接着剤を接着剤付与領域に適正に塗布することができ、しかも圧縮空気源は容量が比較的小さいもので足りる。必要に応じて、糊付器12に小型の送風機を取付け、この送付機から管部材36に空気を供給するようにしてもよい。また、この糊付け器12を図1の左側の巻取装置3に適用することができ、その場合、噴射口35は糊付頭11の上方に配置されることになる。
以上、本発明を少数の実施例により説明したが、その実施態様は必要に応じて、発明の要旨を変えることなく多様変化し得る。例えば、図3に示す制御装置15のオンオフ信号発生手段17を、夫々遅延時間の設定を変更することができる二つのタイマー回路を備え、例えば片方のタイマー回路からの遅延信号をトリガー信号としてフリップフロップ回路の片方の入力線に与え、もう片方のタイマー回路からの遅延信号をトリガー信号としてフリップフロップ回路のもう片方の入力線に与えることにより、オンオフ信号のオン信号の長さとオフ信号の長さを夫々変更できるものに替えてもよい。また制御装置のオンオフ信号発生手段を、タイマー回路の遅延時間に基づく周期でオンオフ信号を発生するオンオフ信号発生手段に替え、糊付器の支持バー沿いの移動距離を計測するカウンター回路を具備し、糊付器の所定の移動距離毎にオンオフ信号を繰返し発生させるオンオフ信号発生手段に替えることもできる。また糊付器は、糊付頭として接着剤塗布用の公知の刷毛やスポンジを有するものでもよい。また糊付器が待機位置から移動限に移動するとき接着剤を塗布せず、待機位置に復帰するとき接着剤を塗布するようにしたり、糊付器の待機位置を支持バーの両端付近に設け、往復移動中に夫々接着剤を塗布するようにしたりすることもできる。更に、本発明の接着剤付与装置を適用する巻取装置は、図3に示す実施例のように2条の帯状シートを同時に巻取るものに限らず、1条の帯状シートのみを巻取るもの、或いは3条以上の帯状シートを一斉に巻取るものであってもよく、また帯状シート毎に細分化されたタッチローラの代わりに、複数の帯状シートに対応する長さをもち複数の帯状シートに共通するタッチローラを備えるものであってもよい。
S、S1、S2、S3、S4 帯状シート
S0 広幅の帯状シート
C 巻芯
R 巻取ロール
1 シート分割巻取機
2 スリッター
3 巻取装置
4 巻取装置
5 タッチローラ
6 切断機構
7 保持手段
8 接着剤付与装置
11 糊付頭
12 糊付器
13 移送機構
14 進退機構
15 制御装置
16 接着剤付与領域検出手段
17 オンオフ信号発生手段
18 制御信号発生手段
19 糊付頭位置検出器
20 設定手段
21 タイマー設定手段
22 移動体
23 支持バー
24 往復駆動機構
25 モータ
26 可動腕
27 アクチュエータ
28 容器
29 塗布用ローラ
30 無端ベルト
31 案内プーリ
32 気体噴射器
33 管部材
34 噴射口
35 噴射口
36 管部材

Claims (6)

  1. 帯状シートを巻取る巻取装置の巻取運転を開始する前に、帯状シートの始端を巻芯に係止するための接着剤を、タッチローラ上に保持された帯状シートの始端部表面の接着剤付与領域に付与する接着剤付与装置において、接着剤を帯状シート表面に塗るための糊付頭及び該糊付頭に補給する接着剤を有する糊付器と、前記糊付器を前記タッチローラに平行に移動させる移送機構と、前記糊付頭を前記タッチローラ上に保持された帯状シートの表面に接触する進出位置と前記帯状シートの表面から後退した後退位置とに進出後退させる進退機構と、前記移送機構により移動中の前記糊付頭が前記接着剤付与領域に対向する位置にあるとき、前記糊付頭が進出と後退とを交互に所定の周期で繰り返すように前記進退機構を作動させる制御装置とを備えることを特徴とする
  2. 前記巻取装置は、複数の帯状シートを、該帯状シート幅方向に平行な中心軸線上に並べて配置した複数の個別のタッチローラ、又は各帯状シートに共通するタッチローラを経て、帯状シート幅方向に平行な中心軸線上に並べて配置した個々の巻芯のまわりに同時に巻取ることができ、巻取運転が停止しているとき、前記複数の帯状シートを押さえ部材によりタッチローラに押付けて保持した後、前記該押さえ部材による帯状シートの押付位置から所定長さ下流側へ移動した位置で切断機構により切断することができるものであり、前記接着剤付与領域は、前記切断機構による切断端と前記押さえ部材による押付け部分との間に設定されている、請求項1に記載の接着剤付与装置。
  3. 前記帯状シート幅方向に平行に延設されると共に前記複数の帯状シート全てに対応する長さを有し、しかも接着剤付与時に、前記タッチローラ上に保持された帯状シートの始端部より上流側かつ前記タッチローラ付近から前記各帯状シートの始端部に向けて気体を噴射することができる気体噴射器を備える請求項2に記載の接着剤付与装置。
  4. 前記帯状シート幅方向に平行に延設されると共に前記複数の帯状シート全てに対応する長さを有し、しかも接着剤付与時に前記タッチローラ上に保持された帯状シートの始端部より上流側の前記タッチローラ付近から、前記各帯状シート始端部に向けて気体を噴射することができる気体噴射器を備え、前記移送機構は、前記糊付器の基部を保持した移動体と、前記タッチローラに平行に延設される共に少なくとも前記複数の帯状シートの全てに対応する長さを有し、前記移動体を保持して前記タッチローラ沿いに案内する支持バーと、前記移動体を支持バーに沿って往復駆動することができる往復駆動機構とからなり、前記気体噴射器は、前記支持バーに装着してある請求項2に記載の接着剤付与装置。
  5. 前記気体噴射器は、帯状シート幅方向に平行に伸びた管部材と、該管部材の中空の内部に供給される気体を噴射すための、該管部材の外周面に該管部材長手方向に一定の間隔で並べ設けた複数の噴射口、又は前記管部材の外周面に該管部材長手方向に形成したスリット状の噴射口からなる請求項3又は請求項4に記載の接着剤付与装置。
  6. 前記糊付器は、前記タッチローラ上に保持された帯状シートの始端部より上流側から、前記帯状シート始端部に向けると共に、前記糊付頭の付近に向けて気体を噴射することができる噴射口を持つ請求項1又は請求項2に記載の接着剤付与装置。
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