JP2018144951A - フィルム巻き取り機及びフィルム巻き取り方法 - Google Patents

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【課題】フィルムの搬送を継続しかつフィルムへの影響を抑えながら、フィルムを空のコアに巻き替える。
【解決手段】フィルム巻き取り機1は、搬送されるフィルムFが選択的に巻き取られる2つのコア5a,5bがそれぞれ装着される、回転可能な2つの巻き取り軸4a,4bと、フィルムFが、フィルムFが巻き取られている第1のコア5aの上流側で、フィルムFが巻き取られていない第2のコア5bに掛けまわされるように、2つのコア5a,5bを切り替えるコア切り替え機構3a,3bと、2つのコア5a,5bの間に位置し、搬送中のフィルムFを切断するカッター6と、カッター6と第2のコア5bとの間に位置し、カッター6で切断されて第2のコア5bに巻きつけられるフィルムFの始端F1に気体を吹き付ける気体噴射機構7と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明はフィルム巻き取り機とフィルム巻き取り方法に関し、特にターレット方式のフィルム巻き取り機において、フィルムを巻き取るコアを切り替えるための機構に関する。
製造ラインで成形されたフィルムは、下流側に設置されたフィルム巻き取り機で巻き取られる。フィルムの生産効率を高めるためには、フィルムが巻き取られたコアを空のコアに自動で切り替えることが望ましい。特許文献1,2には一対のアームが旋回軸の周りを旋回することでコアを切り替える機構が開示されている。このような機構はターレット方式と呼ばれている。コアを切り替える際はフィルムを切断し、下流側のフィルムの始端を空のコアに貼着する。フィルムの搬送を続けながらコアを切り替えることができるため、フィルムの生産効率を高めることができる。特許文献2,3には、フィルムに、コアに巻き取られた直後の位置で空気を吹き付ける気体噴射機構が開示されている。これによって、フィルムに同伴する空気が巻き取られた直後のフィルムに巻き込まれることが防止される。
特開2008−230723号公報 特開2013−129540号公報 特開2009−280384号公報
特許文献1,2に記載されたターレット方式のフィルム巻き取り機は、フィルムの搬送を続けながらコアを切り替えることができる。しかし、フィルムをコアに貼着するために両面粘着テープなどを使用するため、コア上に段差が生じ、フィルムの位置ずれや皺が発生する可能性がある。特許文献2,3に記載されたフィルム巻き取り機は、巻き取られたフィルムに空気を吹き付けているが、コアの切り替え時には空気は利用されていない。
本発明は、フィルムの搬送を継続しかつフィルムへの影響を抑えながら、フィルムを空のコアに巻き替えることができるフィルム巻き取り機を提供することを目的とする。
本発明のフィルム巻き取り機は、搬送されるフィルムが選択的に巻き取られる2つのコアがそれぞれ装着される、回転可能な2つの巻き取り軸と、フィルムが、フィルムが巻き取られている第1のコアの上流側で、フィルムが巻き取られていない第2のコアに掛けまわされるように、2つのコアを切り替えるコア切り替え機構と、2つのコアの間に位置し、搬送中のフィルムを切断するカッターと、カッターと第2のコアとの間に位置し、カッターで切断されて第2のコアに巻きつけられるフィルムの始端に気体を吹き付ける気体噴射機構と、を有する。
気体噴射機構から吹き付けられる気体は、カッターで切断されて第2のコアに巻きつけられるフィルムの始端をコア上に押し付ける。このため、コア上にフィルムの貼着のためのテープなどを配置する必要がなく、フィルムへの影響が抑えられる。従って、本発明によれば、フィルムの搬送を継続しかつフィルムへの影響を抑えながら、フィルムを空のコアに巻き替えることができるフィルム巻き取り機を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るフィルム巻き取り機の概略構成図である。 図1に示すフィルム巻き取り機の部分拡大図である。 気体噴射機構の斜視図である。 フィルムの空のコアへの巻き替え方法を示す概念図である。 フィルムの空のコアへの巻き替え方法を示す概念図である。 フィルムの空のコアへの巻き替え方法を示す概念図である。 比較例のフィルム巻き取り機の概略構成図である。 気体噴射機構とコアの近傍の気流の解析結果を示す図である。 フィルム押え圧の解析結果を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るフィルム巻き取り機1の概略構成図、図2は図1に示すフィルム巻き取り機の部分拡大図である。フィルム巻き取り機1はフィルム製造ライン(図示せず)の下流に設けられ、ポリエステル、ポリプロピレンなどで形成されたフィルムを巻き取る。
フィルム巻き取り機1は、ベース2と、ベース2に回転可能に支持された一対のアーム(コア切り替え機構)3a,3bと、各アーム3a,3bの先端に回転可能に取り付けられた2つの巻き取り軸4a,4bと、を有している。アーム3a,3bは回転軸15の周りを回転(旋回)可能である。巻き取り軸4a,4bには、フィルムFが巻き取られるコア5a,5bが着脱可能に装着される。コア5a,5bは円筒形の外形を有し、厚紙、金属、木材、樹脂などで形成される。巻き取り軸4a,4bは中心軸4c,4dの周りをモータ(図示せず)によって回転することができる。これによって、コア5a,5bも中心軸4c,4dの周りを回転し、搬送されるフィルムFを巻き取ることができる。巻き取り軸4a,4bの数は2つに限定されず、3つ以上の巻き取り軸を設けることもできる。
搬送されるフィルムFは常に一方のコア5aまたは5b(巻き取り軸4aまたは4b)だけに巻き取られ、そのコア5aまたは5bに所定の長さのフィルムFが巻き取られると、他方の空のコア5bまたは5a(巻き取り軸4bまたは4a)に切り替えられる。以下の説明ではフィルムFが巻き取られているコアを第1のコア5aと呼び、フィルムFが巻き取られていない、すなわち空のコアを第2のコア5bと呼ぶ。第2のコア5bは、第1のコア5aでフィルムFを巻き取っているときは、フィルムFの搬送方向Tに関し第1のコア5aの下流側に位置し、コア5a,5bの切り換えが開始されるまでその位置で待機する。第1のコア5aで所定の長さのフィルムFが巻き取られコア5a,5bの切り換えが開始されると、コア切り替え機構であるアーム3a,3bの回動によって、第2のコア5bがフィルムFの搬送方向Tに関し第1のコア5aの上流側に移動し、フィルムFが第2のコア5bに巻き取られる。
2つのコア5a,5bの間には搬送中のフィルムFを切断するカッター6が設けられている。カッター6は図示しない駆動装置によってフィルムFの幅方向(図1において紙面と垂直な方向)に移動しながら、フィルムFを幅方向に切断する。
カッター6と、フィルムFの搬送方向Tに関し第1のコア5aの下流側に位置する第2のコア5bと、の間には、気体噴射機構7が設けられている。気体噴射機構7はカッター6で切断されて第2のコア5bに巻きつけられるフィルムFの始端F1(図6(a)参照)に気体を吹き付ける。気体の種類は特に限定されないが、本実施形態では空気が噴射される。図3(a)は気体噴射機構7の斜視図を示している。気体噴射機構7は、空気が吐出される円形の吐出開口8を備えた複数のノズル9と、ノズル9に空気を供給する空気供給機構16と、を有している。ノズル9はフィルムFの幅方向Wに均等な間隔で配列されている。図3(b)に示すように、他の実施形態に係る気体噴射機構107は幅方向Wに延びるスリット10を備えていてもよい。スリット10はフィルムFの全幅に渡って延びていることが望ましい。ノズル9は空気を比較的大きな速度で噴射することができる。スリット10は、噴射される空気の速度は小さいが、空気の噴流をフィルム幅に渡って均一にフィルムFに与えることができる。
カッター6と気体噴射機構7は支柱11に取り付けられた回動アーム12に支持されている。回動アーム12は回転軸13の周りを回転することができる。回動アーム12にはさらにタッチロール14が取り付けられている。カッター6と気体噴射機構7とタッチロール14はコア5a,5bの切り替え時だけに使用される。従って、フィルムFが第1のコア5aに巻き取られているときは(図4(a),(b),図5(a)参照)回動アーム12が上方に回動し、カッター6と気体噴射機構7とタッチロール14はフィルムFと干渉しない位置に退避している。
次に、図4〜6を参照してコア5a,5bの切り替え方法を説明する。図4(a)を参照すると、回動アーム12が上方に回動し、第1のコア5aにフィルムFが連続的かつ自動的に巻きつけられている。第1のコア5aはフィルムFの搬送方向Tに関して第2のコア5bの下流側にある。第2のコア5bは空のコアである。図4(b)に示すように、第1のコア5aに所定の長さのフィルムFが巻き取られる。所定の長さは限定されないが、フィルムFの用途や製造設備の能力に応じて、例えば数百mから数千mの範囲から選択することができる。次に、アーム3a,3bが図4(b)における時計回り方向に回転し、図5(a)に示すように、2つのコア5a,5bが切り替えられる。具体的には、アーム3a,3bが、第2のコア5bが搬送中のフィルムFに接触しフィルムFを上方に持ち上げる位置まで、ほぼ180°回転する。これによって、フィルムFは、第1のコア5aの上流側で、フィルムFが巻き取られていない第2のコア5bに掛けまわされる。この間、フィルムFの搬送は継続したままである。次に、回動アーム12が図5(a)における時計回り方向に回転し、図5(b)に示すように、タッチロール14を、カッター6の下流側で、搬送されるフィルムFに押し付ける。これによって、カッター6と気体噴射機構7がフィルムFに対して所定の位置にセットされる。次に、図6(a)に示すように、カッター6が作動し、フィルムFを幅方向Wに切断する。これと同時に気体噴射機構7から空気が噴射され、図6(b)に示すように、下流側のフィルムFがその先端F1から第2のコア5bに巻きつけられる。これ以降、搬送されるフィルムFは第2のコア5bに巻き取られる。フィルムFの先端F1が確実に第2のコア5bに保持されるように、フィルムFとコア5a,5bに予め静電付与を行ってもよい。フィルムFが巻き取られた第1のコア5aを巻き取り軸4aから外し、新しいコア5aを巻き取り軸4aに装着する。回動アーム12は反時計回りに退避位置まで回動する。フィルム巻き取り機1は図4(a)の状態に戻り、その後上述の動作を繰り返す。
このように、本実施形態では第2のコア5bで巻き取られるフィルムFの始端F1を空気の噴流で第2のコア5bに押し付けるため、段差の原因となる接着テープなどをフィルムFと第2のコア5bの間に介在させる必要がない。このため、フィルムFの皺や折れが生じにくい。図7は、空気の噴流ではなくタッチロール24を用いてコア5a,5bの切り替えを行う比較例を示している。同図に示す構成では、タッチロール24をフィルムFの搬送方向Tに関しコア5bの下流側からコア5bに押し付け、コア5bとタッチロール14でフィルムFをニップする。フィルムFとコア5bに予め静電付与を行うことで、カッター6で切断されたフィルムFの始端F1がコア5bに引き寄せられ、フィルムFがコア5bに巻きつけられる。しかし、この構成では、フィルムFが、コア5bとタッチロール24のニップ部を通過する際の摩擦力によって、傷などの損傷を受ける可能性がある。特に、フィルムFの搬送速度が300m/min以上の場合、その可能性が高まる。これに対して本実施形態では空気の噴流でフィルムFを第2のコア5bに押し付けるため、フィルムFにダメージを与える可能性が小さい。
フィルムFの始端F1を空気の噴流で第2のコア5bに押し付ける場合、噴流のフィルム押え圧をできるだけ大きくし、かつ幅方向Wでできるだけ均一化することが望ましい。そのためには、2つのコア5a,5bの間におけるフィルムFの搬送方向Tと、気体噴射機構7から吐出される空気の吐出方向と、がなす角度θ(図2参照)が重要となる。図8(a)は、第2のコア5bの回転方向に対してほぼ直角な方向から空気を噴きつけた場合の気体噴射機構7と第2のコア5bの周辺の気流の速度分布を示している(以下、実施例1という)。図8(b)は第2のコア5bの回転方向に沿った方向から空気を噴きつけた場合の気体噴射機構7と第2のコア5bの周辺の気流の速度分布を示している(以下、実施例2という)。第2のコア5bの回転方向に沿った方向を順方向という場合があり、順方向は0°≦θ<90°と同義である。速度分布の計算には気流解析ソフト『Solidworks simulation2015』を用いた(以下、すべての解析において、『Solidworks simulation2015』を使用した)。
図8(a)に示す実施例1では、空気の噴流の一部が第2のコア5bの回転方向と逆方向に流れ込み、フィルム随伴流と衝突している。フィルム随伴流とは、フィルム表面の摩擦力によってフィルム表面に随伴され、フィルムFの搬送方向Tと同じ方向に進む空気流である。ただし、本実施例では噴流の一部が順方向に流れているため、空気の噴流でフィルムFを第2のコア5bに押し付ける効果は得られる。一方、図8(b)に示す実施例2では、空気流の噴流のほとんどが第2のコア5bの回転方向に沿って順方向に流れるため、フィルム随伴流との衝突が発生せず、第2のコア5bの回転方向と逆方向に流れる気流が存在しない。
図9(a)には実施例1での、図9(b)には実施例2でのフィルム押え圧を示す。縦軸はゲージ圧(絶対圧−大気圧)でのフィルム押え圧を示し、横軸は無次元のフィルム幅を示している。いずれの例でも、ノズル9の直下にフィルム押え圧のピークが生じている。実施例1では、ノズル9の直下以外でのフィルム押え圧が小さく、また、ノズル9の直下のピーク値に15Pa程度のばらつきが生じている。これはフィルム随伴流により空気の噴流が若干乱されたためであると考えられる。これに対して実施例2では、ノズル9の直下以外でのフィルム押え圧が比較例1より全体的に大きく、かつノズル9の直下のフィルム押え圧のピークがほぼ均一である。これより、順方向の速度成分が多いほうが、大きなフィルム押え圧を得られることがわかる。図示は省略するが、第2のコア5bの回転方向と逆方向に空気の噴流が流れる場合、空気の噴流のほとんどが第2のコア5bの回転方向と逆方向に流れ込み、フィルム随伴流と衝突し、噴流のエネルギーが大きく低減することになる。以上のことから、角度θは少なくとも0°≦θ<90°の条件を満たすことが好ましい。
表1は、角度θを種々に変更した際のフィルム押え圧のフィルム幅方向Wの平均値を示す。L/D(後述)は12とした。θ=120°のケースでは、空気の噴流が第2のコア5bの回転と逆方向に流れ、その他のケースでは空気の噴流が第2のコア5bの回転と順方向に流れる。空気の噴流が第2のコア5bの回転と順方向に流れる場合、逆方向に流れる場合に対して、平均押し付け圧が最大で2.2倍向上することがわかる。また、解析で求めたフィルム押え圧が40Pa以上である場合、実験においてフィルムFの折れや皺の発生がなく、フィルムFを良好に巻き取ることができた。以上より、角度θは15°≦θ≦45°であることがさらに好ましい。
Figure 2018144951
次に、フィルム押え圧を適正化するため、ノズル9の吐出開口8の直径Dに対する、ノズル9とフィルムFとの間の、空気の吐出方向における距離Lの比であるL/Dの好適な範囲を検討した。空気の吐出方向はノズル9の長軸方向と同義である。L/Dを種々に変化させて、フィルム押え圧を計算した。角度θは30°とした。表2に、L/Dを変化させた場合の平均フィルム押え圧の解析結果を示す。L/Dが4以下の場合、平均フィルム押え圧が低下する。これは、ノズル9から噴射される空気の噴流と、フィルムFに衝突してノズル9の方向に戻る空気の噴流とが干渉するためである。一方、L/Dが大きい場合、ノズル9とフィルムFとの間の距離Lが大きくなるため、平均フィルム押え圧が低下する。平均フィルム押え圧を40Pa以上とするためには、L/Dを6以上、10以下とすることが望ましい。また、フィルムFの搬送速度が500m/min以上の場合には、平均押え圧を45Pa以上とするのが望ましいことが実験から判明しており、この場合、L/Dを6以上、8以下とすることが望ましい。
Figure 2018144951
1 フィルム巻き取り機
3a,3b アーム
4a,4b 巻き取り軸
5a 第1のコア
5b 第2のコア
6 カッター
7 気体噴射機構
8 吐出開口
9 ノズル
10 スリット
12 回動アーム
14タッチロール
F フィルム

Claims (7)

  1. 搬送されるフィルムが選択的に巻き取られる2つのコアがそれぞれ装着される、回転可能な2つの巻き取り軸と、
    前記フィルムが、前記フィルムが巻き取られている第1のコアの上流側で、前記フィルムが巻き取られていない第2のコアに掛けまわされるように、前記2つのコアを切り替えるコア切り替え機構と、
    前記2つのコアの間に位置し、搬送中の前記フィルムを切断するカッターと、
    前記カッターと前記第2のコアとの間に位置し、前記カッターで切断されて前記第2のコアに巻きつけられる前記フィルムの始端に気体を吹き付ける気体噴射機構と、を有するフィルム巻き取り機。
  2. 前記2つのコアの間における前記フィルムの搬送方向と、前記気体噴射機構から吐出される気体の吐出方向と、がなす角度θが0°≦θ<90°である、請求項1に記載のフィルム巻き取り機。
  3. 前記角度θは15°≦θ≦45°である、請求項2に記載のフィルム巻き取り機。
  4. 前記気体噴射機構は、前記フィルムの幅方向に配列され前記気体が吐出される複数のノズルを有し、前記ノズルは円形の吐出開口を有し、前記吐出開口の直径Dと、前記吐出開口から前記2つのコアの間を搬送される前記フィルムまでの、前記気体の吐出方向における距離Lとの間に、6≦L/D≦10の関係が成り立つ、請求項1から3のいずれか1項に記載のフィルム巻き取り機。
  5. 前記直径Dと前記距離Lとの間に、6≦L/D≦8の関係が成り立つ、請求項4に記載のフィルム巻き取り機。
  6. 前記気体噴射機構は、前記フィルムの幅方向に延び前記気体が吐出されるスリットを有する、請求項1から3のいずれか1項に記載のフィルム巻き取り機。
  7. フィルムを搬送し第1のコアの上流側で第2のコアに掛けまわしながら、前記フィルムを前記第1のコアで巻き取ることと、
    前記第1のコアと前記第2のコアとの間で、搬送中の前記フィルムをカッターで切断することと、
    前記カッターと前記第2のコアとの間で、前記カッターで切断されて前記第2のコアに巻きつけられる前記フィルムの始端に気体を吹き付けることと、を有するフィルム巻き取り方法。
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