JP2011126127A - インクジェット記録装置およびテストパターンの形成方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびテストパターンの形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インクジェット記録装置の置かれた温湿度環境が変動した場合にも、適正なインク打込み量を判断することができるテストパターンを作成できるようにする。
【解決手段】インクジェット記録装置には、記録装置本体1が設置されている環境温度と環境湿度の少なくとも一方を検出する検出手段414と、テストパターンへのインク打込み量を制御する制御手段401とが備えられている。制御手段は、検出手段が検出した環境温度と環境湿度の少なくとも一方に基づいてテストパターンを形成するためのインク打込み量を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録ヘッドからインクを吐出させることで記録媒体に画像処理パラメータを決定するためのテストパターンの記録を可能とするインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置によるテストパターン形成方法に関する。
現在、インクジェット記録装置(以下、単に記録装置ともいう)に使用されている記録媒体には、種々の種類が存在する。例えば、記録インクの受容層を設けて記録インクのにじみ防止を施している記録媒体、インク受容層が存在しない記録媒体、クロス素材に受容層を設けた記録媒体などがある。また、このような記録媒体の吸収・定着可能なインク量(いわゆるインク打込み量)は大小さまざまである。そのため、記録媒体毎に最適なインク打込み量を求め、その最適なインク打込み量を反映させた最適な画像パラメータをユーザに提供することで、記録媒体に適した記録を可能にすることが行われている。このような画像パラメータの提供は、プリンタドライバの形態での提供や、ICCプロファイルによる提供が一般的である。特にインクジェット記録装置の生産メーカーが提供する記録媒体(純正紙)とは異なる記録媒体(非純正紙)については、その記録媒体とICCプロファイルとをセットにされて販売されることも多い。このICCプロファイルは、記録媒体の開発メーカーが対応のインクジェット記録装置との組み合わせで評価を行い、記録媒体の開発メーカー自身の手で作成・提供される。
このような背景から、インクジェット記録装置に対しては、多種多様な非純正紙のインク打込み量及びICCプロファイルを簡易かつ最適に作成できるような環境を提供することが課題となっている。
上記課題を解決するために、特許文献1には、記録媒体にインク打込み量確認用パターンを記録し、インク打込み量の選択を行うインクジェット記録装置が提案されている。
特開2004−142206号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の先行技術は、常に一定のインクにじみ確認用パターンを記録し、そのパターンに基づいてインク打込み量を判断して画像処理パラメータを決定する構成となっている。このため、インクジェット記録装置の置かれた温湿度環境によっては、最適なインク打込み量を判断できない場合がある。これは、インクのにじみ現象が記録媒体の吸湿状態によって変動し、記録媒体の吸湿状態がインクジェット記録装置の置かれた温湿度環境によって変動するためである。
例えば、低温低湿環境に置かれているインクジェット記録装置に搭載されている記録媒体は、高温高湿環境に置かれているインクジェット記録装置に搭載されている記録媒体と比較して、記録の前に保持している水分量が少ない。このため、低温提出環境で記録が行われる記録媒体は、付与された記録インクの吸収・定着量が相対的に多くなる。
従って、温湿度環境によらず一定のインクにじみ用の確認パターンを記録してインク打込み量を判定する特許文献1の構成では、ある温湿度環境下で判断された最適なインク打込み量が、他の温湿度環境下では最適なインク打込み量にならないことがある。例えば、低温低湿環境下において判断された最適なインク打込み量は、水分を多く含んだ高温高湿環境下の記録媒体にとっては、多めのインク打込み量が選択されることになる。このため、低温低湿環境で作成されたICCプロファイルとセットで入手した非純正記録媒体を高温高湿環境で記録する場合には、インクのにじみがひどく品位の悪い記録物が提供されることになる。
本発明は、インクジェット記録装置の置かれた温湿度環境が変動した場合にも、適正なインク打込み量を判断することができるテストパターンを作成可能なインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を備える。
本発明の第1の形態は、記録ヘッドからインクを吐出させることで、記録媒体に画像処理パラメータを決定するためのテストパターンの記録を可能とするインクジェット記録装置であって、インクジェット記録装置の設置されている環境温度と環境湿度の少なくとも一方を検出する検出手段と、前記テストパターンへのインク打込み量を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記検出手段が検出した環境温度と環境湿度の少なくとも一方に基づいて前記テストパターンを形成するためのインク打込み量を制御することを特徴とする。
本発明の第2の形態は、インクジェット記録装置に搭載される記録ヘッドからインクを吐出させることで記録媒体に画像処理パラメータを決定するためのテストパターンを記録するテストパターンの形成方法であって、インクジェット記録装置の設置されている環境温度と環境湿度の少なくとも一方を検出する工程と、前記検出手段が検出した環境温度と環境湿度の少なくとも一方に基づいて前記テストパターンを形成するためのインク打込み量を制御する工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、記録装置の置かれた温度環境と湿度環境の少なくとも一方に応じたインク打込み量で記録媒体にテストパターンを形成するため、環境に影響されることなく、テストパターンに基づいて適正なインク打込み量を判断することが可能となる。これにより、判断されたインク打込み量に基づいて記録装置の置かれた環境に応じた適正なICCプロファイルを容易に作成することが可能になり、環境の変化に拘わりなく常に適正な記録を行うことが可能になる。
本発明に係るインクジェット記録装置の実施形態を示す平面図である。 本発明の実施形態における制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるインク打込み量を決定するための処理手順を示すフローチャートである。 (A)は第1の実施形態における環境温湿度とヘッド駆動テーブルとの関係を示す図、(B)はヘッド駆動テーブルのパラメータとヘッド温度との関係を示す図である。 第1の実施形態において使用される駆動パルスの例を示す模式図である。 第1の実施形態におけるヘッド駆動テーブルと吐出量との関係を示す図である。 本実施形態で形成される打込み量判定パターンの構成を示す模式図である。 図7に示す打込み量判定パターンにおけるパターンAを示す模式図である。 図7に示すパターンA〜Eそれぞれの合計打込み量を示す表である。 第1の実施形態で形成した打込み量判定パターンのにじみ判定結果を示す図である。 本発明の第2の実施形態における打込み量を決定するための処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態における環境温湿度と打込み量判定パターン形式との関係を示す図である。 第2の実施形態で形成されるパターンA〜Eそれぞれに対する打込み量(%)を示す表である。 第2の実施形態における打込み量判定パターンのにじみ判定結果を示す図である。 ユーザの選択した打込み量判定パターンと記録装置本体に設定される打込み量(%)との関係を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す平面図である。図1において、1は記録用紙(記録媒体)の搬送系ユニット(図示せず)を含む各種の機構部を備えた記録装置本体を示している。この記録装置本体1と、これに搭載された後述の制御系とによりインクジェット記録装置(以下、単に記録装置と称す)が構成されている。なお、本実施形態に示す記録装置は、搬送系ユニットにて記録媒体をY方向(副走査方向)へと間欠的に搬送する一方、記録ヘッド31,32をY方向と直交するX方向(主走査方向)へと移動させながら記録動作を行う、いわゆるシリアル型の記録装置となっている。図1に示す記録装置本体1は、比較的大判の記録媒体(例えば、A0サイズ)への記録を行い得るよう、X方向におけるサイズを大型化した構成となっている。
また、図1において、2は記録ヘッド31、32が搭載されるキャリッジを示している。このキャリッジ2は、X方向に沿って配置されたガイド軸4に沿って移動可能に支持されると共に、ガイド軸4と略平行に移動する無端ベルト5に固定されている。無端ベルト5は、キャリッジモータ(CRモータ)の駆動力によって往復移動し、それによってキャリッジ2をX方向(主走査方向)に往復移動させる。さらにキャリッジ2には、キャリッジ2を昇降させるキャリッジ昇降機構8及び記録媒体を検出するための記録媒体センサ9を備える。
また、記録装置本体1は、記録ヘッド31,32の各吐出口からのインク吐出性能を良好な状態に保つための回復処理装置を備える。この回復処理装置は、記録装置本体1の所定の位置に保持されており、吸引回復機構71と、ワイピング回復機構72と、予備吐出インク受容箱73などを備える。
なお、キャリッジ2の位置は、キャリッジ2の移動に伴ってエンコーダセンサ415から出力されるパルス信号を後述の主制御部400でカウントすることにより検出される。すなわち、エンコーダセンサ415は、主走査方向に沿って配置されたエンコーダフィルム6に一定の間隔で形成された検出部を検出することによってパルス信号を主制御部400へ出力する。主制御部400はこのパルス信号をカウントすることにより、キャリッジ2の位置を検出する。キャリッジ2のホームポジションおよびその他の位置への移動は、エンコーダセンサ415からの信号に基づいて行われる。
キャリッジ2に搭載される記録ヘッド31は、6つの記録チップから構成され、それぞれフォトシアンインク、シアンインク、マットブラックインク、イエローインク、マゼンタインク、フォトマゼンタインクに対応している。記録ヘッド32は、6つの記録チップから構成され、それぞれレッドインク、グリーンインク、ブルーインク、フォトグレイインク、グレイインク、フォトブラックインクに対応している。
各々の記録チップには、1200dpi(ドット/インチ)の密度で1280個の吐出口が千鳥配列に並んでおり、この千鳥配列を各々の記録チップに2列ずつ配置することで、2560個の吐出口が配列されている。記録装置全体では、合計28160個の吐出口が、主走査方向に12列、副走査方向に1200dpiの密度で2560個並んでおり、これらの吐出口から前述の12色のインクを吐出することにより、記録媒体にカラー画像が記録される。
記録ヘッド31,32には、インクを吐出口から吐出させるための吐出エネルギーを発生させるエネルギー発生素子(以下、記録素子ともいう)が配置されている。このエネルギー発生素子として、本実施形態では、インクを局所的に加熱して膜沸騰を起こさせ、その圧力によってインクを吐出させる電気熱変換体が用いられている。但し、本発明はこれに限定されるものではなく、電気機械変換素子を用いることも可能である。
図2は本実施形態におけるインクジェット記録装置の記録装置本体1に搭載される制御系(制御手段)の構成を示すブロック図である。
図2において、400はインターフェース回路416を介してホストコンピュータ417に接続されている主制御部を示している。この主制御部400は演算、制御、判断、及び設定などの処理動作を実行するCPU401と、このCPU401によって実行すべき制御プログラム等を格納するROM402と、データを一時的に格納するRAM403と、入出力ポート404などを備える。RAM403はインクの吐出/非吐出を表す2値の記録データを格納するバッファおよびCPU401による処理のワークエリア等として用いられる。
前記入出力ポート404には、搬送ユニットにおけるキャリッジモータ(CRモータ)411の駆動回路405と、搬送モータ(LFモータ)412を駆動する駆動回路406と、記録ヘッド31,32を駆動する駆動回路407とが接続されている。さらに入出力ポート404には、回復処理装置71,72,73、キャリッジ昇降機構10などの各駆動回路408、409がそれぞれ接続されている。また記録媒体を検出する記録媒体センサ11、周辺環境の温湿度を検出する温湿度センサ(検出手段)414、キャリッジ2に固定されたエンコーダセンサ415、ヘッド温センサ(ヘッド温検出手段)418などのセンサ類も入出力ポート404に接続されている。
次に以上の構成を有するインクジェット記録装置によって実行される記録動作について説明する。
ホストコンピュータ417からインターフェースを介して記録データを受信すると、その記録データはRAM403のバッファに展開される。そして、記録動作が指示されると、キャリッジ2は、キャリッジモータ(図示せず)および無端ベルト5により、搭載している記録ヘッド31,32をガイド軸4に平行に往復移動させる。同時に記録ヘッド31,32はノズルからインクを吐出し、ノズル幅分の画像を形成する。次いで記録媒体を一定量副走査方向に搬送する。この記録ヘッド31,32による記録動作と、副走査方向への記録媒体の搬送動作の繰り返しによって画像が形成される。
次に、第1の実施形態において最適な打込み量を決定するための処理を図3のフローチャートと共に説明する。
本実施形態では、環境温度と環境湿度とに基づき、ヘッド駆動手段としてのヘッド駆動回路を制御して吐出すべきインク量を制御し、その制御されたインク量で画像処理パラメータとしての打込み量を判定する打込み量判定パターンを記録することを特徴としている。
図3のフローチャートにおいて、ステップ501では打込み量の判定を行うための打込み量判定パターン(テストパターン)が記録される記録媒体を記録装置本体1の給紙トレイまたは給紙カセットにセットする。次に、ステップ502、503では、温湿度センサ414による出力に従ってインクジェット記録装置の設置箇所の環境温湿度を判定すると共に、記録ヘッド31,32の温度を検出するヘッド温センサ418による出力に従って現在の記録ヘッドの温度を判断する。
次に、ステップ504、ステップ505では、記録装置本体1の設置箇所の温湿度環境と、記録ヘッド31,32の温度とに基づいて後述のステップ506で行う打込み量判定パターンの記録に使用する駆動パルスを決定する。本実施形態で使用する駆動パルスは図5に示すような、プレパルスPPとメインパルスMPとからなる、いわゆるダブルパルスとなっている。図5において、P1はプレパルスPPのパルス幅を、P2はプレパルスPPとメインパルスMPの間の休止期間を、P3はメインパルスMPのパルス幅を示しており、これらのパラメータP1,P2,P3によって駆動パルスが決定される。以下、これらのパラメータP1,P2,P3の組合せをパラメータセットと称す。
使用する駆動パルスのパラメータセットの決定は、図4(A),(B)に示すテーブルに従って行う。すなわちステップ504では、温湿度センサ414により検出された環境温度と環境湿度とに基づき、図4(A)に示す温湿度環境テーブルに従って図4(B)に示すヘッド駆動テーブル+0,+1,+2のうち、どのヘッド駆動テーブルを使用するかを決定する。なお、図中の+0,+1,+2は、3種類のヘッド駆動テーブルを示すテーブル番号である。各駆動テーブルには、3つの異なるヘッド温度(35℃、45℃、55℃)それぞれに対応して、異なる駆動パルスのパラメータセットが設定されている。
本実施形態では、ステップ504で環境温度および環境湿度に応じた駆動テーブルを選択した後、ステップ505において、選択したテーブルの中の3つのパラメータセットの中から記録ヘッドのヘッド温度に応じた1つのパラメータセットを選択する。例えば、ステップ502において温湿度環境が、環境温度17℃,環境湿度28%の低温低湿環境であると判断されたとすると、ステップ503において駆動テーブル+2が選択される。さらに、ステップ503において記録ヘッドの温度が35℃であると判断された場合には、P1=0.3、P2=0.36、P3=0.36のパラメータセットが選択される。これは、図5(A)に示す駆動パルスのパラメータセットに相当する。
この駆動パルスを記録ヘッド31,32の記録素子に印加することにより、記録ヘッド31,32の1回の吐出動作によって吐出されるインク量(以下、吐出量という)は、図6(A)のe2に示すようになる。この吐出量e2を、本実施形態で詳細に説明しているテストパターンの記録動作とは別の通常の記録動作において、同一ヘッド温度(35℃)で吐出されるインクの吐出量e0と比較した場合、吐出量e2は、吐出量e0から2段階増加したインク量となっている。ここでいう通常の記録動作とは、テストパターンの記録動作ではなく、ユーザが各種アプリケーションを介して行う画像などの記録動作を意味する。通常の記録動作で、記録ヘッドの温度が35℃であったとすると、記録素子に印加される駆動パルスは図5(B)に示すようになり、これによって得られる吐出量は図6のe0となる。
また本実施形態では、連続記録によって発生するヘッド温度の上昇に伴う吐出量の変動を抑制するための制御も行っている。例えば、図5(C),(D)がヘッド温度55℃である場合に記録ヘッドに印加する駆動パルスであり、この駆動パルスによる吐出量は、へッド温度35℃の場合に印加される駆動パルス(図5(A),(B))による吐出量よりも少ない吐出量に抑えられる。すなわち、連続記録などによりへッド温度が上昇した場合には、吐出量が抑制されるような制御が行われることとなる。
このように本実形態では、連続記録などによって発生するヘッド温度の上昇により吐出量が増大をするのを抑制する制御とは別に、環境温湿度に応じた記録ヘッド駆動テーブルの制御を行っている。すなわち、低温低湿環境の場合には、記録媒体に含有されている水分量が高温高湿環境と比較して相対的に小さいため、インクの打込み量が同一となるパターンを記録した場合でも、低温低湿環境の方がにじみ現象が発生しにくい。そのため、本実施形態では、低温低湿環境においてステップ504で示したように記録ヘッドから吐出されるインク量(吐出量)を増加させ、それによって高温高湿環境下で記録した場合と同様のにじみ現象を再現させることができる。
ここで再び図3のフローチャートに戻ると、ステップ506では、ステップ505で選択した駆動パルスによって、図7に示すような打込み量判定パターンを記録する。この打込み量判定パターンは、ユーザが適正な打込み量を選択するためのパターンである。
図7において、901はパターンA,902はパターンB,903はパターンC,904はパターンD,905はパターンEをそれぞれ示しており、この5つのパターンは、記録媒体における単位面積あたりのインク打込み量が異なるパターンからなる。この記録媒体上の単位面積あたりのインク打込み量は、記録媒体上での画像濃度、色再現範囲、にじみ等の画像品位を大きく左右する要因であり、本明細書で用いている『インク打込み量』に該当する物理量である。
図8は、図7に示す打込み量判定パターンを構成する各パターンの構成を説明するための模式図である。以下、パターンAを例として打込み量判定パターンの構成を説明する。
図8に示すパターンAは、901R、901G,901B,901C,901M,901Y,901Kの7つのパターンから構成されており、それぞれレッド、グリーン、ブルー、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色相を表現している。
図8(B)は、各色相のパターンに対する打込み量を記載した表である。本実施形態のインクジェット記録装置は12色のインクを搭載しているため、各色相のパターンに対する各単色インクの打込み量と、各パターンに対するインクの総打込み量とを記載している。ここで、打込み量は、1200dpiの格子に1ドットずつ配置した状態を100%として表している。図9に示すように、パターンA,B,C,D,Eの5つのパターンは、12色のインク量の和である打込み量が異なっており、打込み量によって異なったにじみ現象が発生するようになっている。
再び図3に示すフローチャートにおいて、ステップ507では、ステップ506で記録された打込み量判定パターンに基づき、最適なパターンを選択する。ここで最適なパターンとは、画像弊害が発生せず、かつ画像濃度や色再現品位が最も大きくなるパターンを指す。すなわち、発生するにじみが許容範囲内であり、かつ打込み量が最大となるパターンを指す。
図10(A)は低温低湿環境において記録した打込み量判定パターンA〜Eのにじみ現象をユーザが目視判定した結果を示す表である。図10(A)に示すように、画像弊害の発生しないパターンは、A,B,Cのパターンとなった。このパターンA,B,Cのうち、打込み量が最大となるパターンはCであるため、ユーザは記録された打込み量判定パターンに基づきパターンCを選択することを促されることとなる。ユーザがパターンCを選択することで、記録媒体への打込み量としては200%が設定される。
このように記録装置の設置された環境が低温低湿であった場合、ステップ401〜405に従って記録ヘッドのインク吐出量を通常使用のインク吐出量より増加させる。このため、以下に説明する高温高湿環境において打込み量判定パターンを記録した場合と同様に、適正な打込み量である200%を選択することをユーザに促すことができる。
次に、本実施形態における記録装置が高温高湿環境に設置されている場合の打込み量判定パターンの記録およびそれに基づく最適な打込み量の判定について説明する。
ステップ502で判断されたインクジェット記録装置の温湿度環境が30℃,73%の高温高湿の環境であった場合、ステップ504では、図4のテーブルを参照することによって、ヘッド駆動テーブル+0が選択される。記録ヘッド駆動テーブル+0が選択されることによって、記録ヘッド駆動回路407は図6(B)に示すように記録ヘッドから吐出されるインク量を、ユーザが各種アプリケーションを介して画像を記録する際の吐出量と等しいインク量となるように制御する。なお、図5(B)は高温高湿環境下において記録ヘッドの温度が35℃の場合に選択される駆動パルスを、図5(D)は高温高湿環境下において記録ヘッドの温度が55℃の場合に選択される駆動パルスをそれぞれ示している。
高温高湿環境の場合には、記録媒体に含有されている水分量が、低温低湿環境下に置かれている記録媒体に含有されている水分量より多くなる傾向にある。従って同一打込み量のパターンを記録した場合でも、高温高湿環境の方がにじみ現象が発生し易い。このため、高温高湿環境の場合には、ステップ504において記録ヘッドから吐出されるインク量(吐出量)を通常の記録動作における吐出量と同一にしたとしても、にじみ現象を抑制する上では、最も厳しい環境(高温高湿の環境)が想定されていることになる。
ステップ506では、ステップ504で選択した記録ヘッド駆動テーブルに基づき、図7に示すような打込み量判定パターンを記録する。続いてステップ507では、ステップ506で記録された打込み量判定パターンの中から、最適なパターンを選択する。すなわち、発生するにじみが許容範囲内であり、かつ打込み量が最大となるパターンを選択する。
図10(B)に、高温高湿環境において記録した打込み量判定パターンA〜Eのにじみ現象をユーザが目視判定した結果を示す。図10(B)に示すように、画像弊害の発生しないパターンは、A,B,Cのパターンとなった。このパターンA,B,Cのうち、打込み量が最大となるパターンはCであるため、このパターンCを選択することが望ましいこととなる。このパターンCを選択することで、該当記録媒体の打込み量としては200%が設定される。
このように高温高湿環境の場合には、ステップ501〜507に従って記録ヘッドの吐出量を本実施形態で詳細に説明しているテストパターン出力とは別の通常の記録動作を行う場合と同一の吐出量となるように制御する。これにより、高温高湿環境を想定した最適な打込み量である200%をユーザに選択させることが可能となる。
以上説明したように本実施形態によれば、インクジェット記録装置の設置された環境に拘わりなく、常に高温高湿環境を想定した打込み量(200%)をユーザに選択させることが可能なにじみ判定用のパターンを記録することができる。このため、記録媒体に含まれる水分量が少なくなる低温低湿環境で記録されたにじみ判定用パターンに基づき適正インク吐出量が設定され、その後、記録装置の設置環境が高温高湿環境に変化した場合にも、にじみが抑えられた適正な記録を行うことが可能になる。
なお、上記実施形態では、環境温度と、環境湿度の両方に依存して記録ヘッド駆動テーブルを選択するようにしたが、環境温度もしくは環境湿度のいずれか一方のみに依存してヘッド駆動テーブルを選択するようにしても良い。また、ヘッド駆動テーブルの中に記録ヘッドの温度に応じた複数の駆動パルスのパラメータセット(上記の例では3種類のパラメータセット)を設け、にじみ判定用パターンの記録に際して記録ヘッドの温度に応じたパラメータセットを選択するようにした。しかし、にじみ判定用パターンの記録に際して記録ヘッドの温度を勘案することは必ずしも必要ではない。すなわち、にじみ判定用パターンの記録に際して、記録ヘッドが一定温度に保たれるような状況で行われるような場合には、必ずしもヘッド駆動テーブルの中に複数のパラメータセットを設ける必要はない。
また、記録媒体の種類によってにじみ現象は変動するため、各記録媒体毎にヘッド駆動テーブルを複数用意するような構成を採ることも可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
この第2の実施形態は、記録媒体の単位面積あたりのインク打込み量を、打込み量判定パターンを変更することによって行うことを特徴としている。なお、この第2の実施形態においても図1及び図2と同様の構成を有するものとする。但し、第2の実施形態では、図4に示すテーブルに代えて図12に示すテーブルがRAM403に格納されており、このテーブルを用いて以下の制御を行うものとなっている。
図11は第2の実施形態において実行される適正なインク打込み量を決定するための手順を示すフローチャートであり、ステップ1301〜1304の処理はCPU401によって実行される。
まず、ステップ1301ではインク打込み量の判定結果を記録するための記録媒体をインクカセットまたは給紙カセットにセットする。ステップ1302では、温湿度センサ414の出力に基づき記録装置本体1の設置されている温湿度環境を判断する。ステップ1303では、記録装置本体1の設置位置における環境温湿度に基づいて、後述のステップ1304で打込み量判定パターンを記録する際の打込み量判定パターン形式を選択する。この打込み量判定パターン形式の選択は、図12に示すテーブルに従って行う。例えば、前記ステップ1302において判断された環境が、環境温度20℃、環境湿度32%の低温低湿の環境である場合、打込み量判定パターン形式140−220%が選択される。
先にも述べたように、低温低湿環境の場合には、記録媒体に含有されている水分量が高温高湿環境と比較して少ない傾向にあり、同一の打込み量でパターンを記録した場合でも、低温低湿環境の方がにじみ現象は発生しにくい。そのため低温低湿環境の場合には、ステップ1303の処理によって記録媒体上の単位面積あたりに打込まれるインクドット数を通常の環境下で記録を行う場合よりも増加させ、これにより高温高湿環境と同様のにじみ現象を再現させるようになっている。
ステップ1304では、ステップ1303で決定した打込み量判定パターン形式140−220に基づき、図13(A)に示すような打込み量で図7に示した打込み量判定パターンを記録する。続いてステップ1305では、ステップ1304で記録された打込み量判定パターンに基づき、画像弊害が発生せず、しかも画像濃度や色再現品位が最も高くなる最適なパターンを選択する。すなわち、発生するにじみが許容範囲内であり、かつ打込み量が最大となる最適なパターンを選択する。
図14(A)に、低温低湿環境下にて記録した打込み量判定パターンに基づきにじみ現象をユーザが目視判定した結果を示す。図14(A)に示すように、画像弊害が発生しないパターンは、A,B,C,Dのパターンとなった。従って、ユーザは、パターンA,B,C,Dの中から打込み量が最大となるパターンDを選択することをユーザに促すこととなる。
図15は、この第2の実施形態において、ユーザが判定したにじみ現象の発生しないパターンと、設定される打込み量との関係を示す図である。図15に示すパターンDを選択することで、これに対応する記録媒体の打込み量として180%が設定されることがわかる。
このように本実施形態では、記録装置の設置された環境が低温低湿環境である場合、記録媒体の単位面積あたりのドット数を、通常の環境下における単位面積あたりのドット数より増加させている。これにより、以下に説明する高温高湿環境において打込み量判定パターンを記録した場合と同様に、適正な打込み量である180%を選択することが可能となる。 次に、本実施形態におけるインクジェット記録装置が高温高湿環境に設置されている場合のみじみ検出用パターンの記録およびそれに基づく最適な打込み量の判定について説明する。
ステップ1302で判断された記録装置の設置されている温湿度環境が環境温度30℃、環境湿度73%の高温高湿の環境であった場合、ステップ1303では、図12のテーブルを参照することによって打込み量判定パターン形式120−200%が選択される。
高温高湿環境においては、低温低湿環境と同一の打込み量で記録を行ったとしても、にじみ現象が発生しやすい。そのため、高温高湿環境の場合には、記録媒体上の単位面積あたりのインクドット数を通常の環境下におけるドット数より増加させなくとも、にじみ現象を抑制する上では最も厳しい状態が想定されることとなる。
ステップ1304では、ステップ1303で選択した打込み量判定パターン形式120−200に基づき、図13(B)に示すような打込み量で、図7に示した打込み量判定パターンを記録する。
続いてステップ1305では、ステップ1304で記録された打込み量判定パターンに基づき、最適なパターンを選択する。ここで最適なパターンとは、画像弊害が発生せず、かつ画像濃度や色再現品位が最も大きくなるパターン、すなわち、発生するにじみが許容範囲内であり、かつ打込み量が最大となるパターンを指す。
図14(B)は高温高湿環境における打込み量判定パターンのにじみ現象をユーザが目視判定した結果を示す図である。図14(B)に示すように、画像弊害の発生しないパターンはA,B,C,Dとなった。この結果は、打込み量判定パターンの中で打込み量が最大となるパターンDを選択することが望ましいことをユーザに促している。
図15は、この第2の実施形態において、ユーザが判定したにじみ量の発生しないパターンと、設定される打込み量との関係を示す図である。図示のように、設定パターンDを選択することで、記録媒体の打込み量として180%が設定されることがわかる。
このように記録装置の設置された環境が高温高湿環境である場合には、ステップ1301〜1305に従って、記録媒体上の単位面積あたりのインクドット数を通常使用のインクドット数と同等に制御している。これによれば高温高湿環境を想定した最適な打込み量である180%を選択することが可能となる。
以上説明したように本構成では、インクジェット記録装置の設置された環境によらず、常に高温高湿環境を想定した打込み量である180%を選択することが可能となる。このため、記録媒体に含まれる水分量が少なくなる低温低湿環境で記録されたにじみ判定用パターンに基づき適正インク吐出量が設定され、その後、記録装置の設置環境が高温高湿環境に変化した場合にも、にじみが抑えられた適正な記録を行うことが可能になる。
なお、この第2の本実施形態では温湿度の両方に依存して打込み量判定パターン形式を選択しているが、温度もしくは湿度のどちらか一方のみに依存して打込み量判定パターン形式を選択するように構成しても良い。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、にじみ現象をユーザが目視により判定して打込み量を決定する構成としているが、にじみ現象の判定は、目視による判定に限らず、読取り装置などを用いて判定することも可能である。読取装置としては、例えば、にじみが発生する境界部分に、LEDからの光を照射し、その反射光を受光部で受光し、その受光量の大小によって判定するような構成としても良い。
上記読み取り装置構成とする場合には、許容可能なにじみ現象の範囲の幅をユーザが設定するようにしても良い。これは、にじみ現象をある程度許容してでも打込み量を上げたい場合や、逆ににじみ現象を全く発生させないために、打込み量を下げたい場合などに有効である。にじみ現象の許容範囲の設定方法としては、インクジェット記録装置の操作パネルから設定する構成、あるいはインクジェット記録装置をコントロールしているPC上のインターフェースから設定する構成のいずれであっても良い。
本発明は、紙や布、革、不織布、OHP用紙等、さらには、金属などの記録媒体を用いる機器すべてに適用可能である。具体的な適用機器としては、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の事務機器や、工業用生産機器などを挙げることができる。また、本発明は、大型の記録媒体に対して高速に記録を行う機器などに特に有効である。
1 記録装置本体
2 キャリッジ
31,32 記録ヘッド
400 主制御部
401 CPU
402 ROM
403 RAM
407 記録ヘッドの駆動回路
414 温湿度センサ

Claims (7)

  1. 記録ヘッドからインクを吐出させることで記録媒体に画像処理パラメータを決定するためのテストパターンの記録を可能とするインクジェット記録装置であって、
    インクジェット記録装置の設置されている環境温度と環境湿度の少なくとも一方を検出する検出手段と、
    前記テストパターンへのインク打込み量を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記検出手段が検出した環境温度と環境湿度の少なくとも一方に基づいて前記テストパターンを形成するためのインク打込み量を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記画像処理パラメータは、前記記録媒体に対する単位面積あたりのインク打込み量であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記記録ヘッドの1回の吐出動作によって吐出されるインク量を前記環境温度と前記環境湿度の少なくとも一方によって制御することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記テストパターンを形成するインクドットの数を異ならせることによって前記テストパターンに対するインク打込み量を変更することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記テストパターンは、単位面積あたりのインク打込み量が異なる複数のパターンによって構成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記記録ヘッドの温度を検出するヘッド温検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記記録ヘッドの1回の吐出動作によって吐出されるインク量である吐出量を前記環境温度と前記環境湿度の少なくとも一方と、前記記録ヘッドの温度と、によって制御することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  7. インクジェット記録装置に搭載される記録ヘッドからインクを吐出させることで記録媒体に画像処理パラメータを決定するためのテストパターンを記録するテストパターンの形成方法であって、
    インクジェット記録装置の設置されている環境温度と環境湿度の少なくとも一方を検出する工程と、
    前記検出手段が検出した環境温度と環境湿度の少なくとも一方に基づいて前記テストパターンを形成するためのインク打込み量を制御する工程と、を備えたことを特徴とするテストパターンの形成方法。
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