JP2011125456A - 杖の固定具 - Google Patents

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【課題】杖を固定するアーム部の水平状態を、簡単な操作により維持することができ、杖を机の縁などに掛け置いて固定する際に、安定した起立状態とする。
【解決手段】杖2に取付けられる杖固定具1であって、杖2に固定される基部10と、杖2に対して平行となる状態から、垂直な状態へと回動するように基部10に取り付けられたアーム部30と、基部10に配置され、杖2に対して垂直な状態となったアーム部30に吸着し、アーム部30の垂直状態を維持する吸着部12を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、杖を起立した状態で倒れない様に固定する固定具に関する。
従来、杖を起立した状態で倒れないように固定することができる固定具として、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この固定具は、杖に対する取り付け部と、この取り付け部に一方の端部を回動可能に軸支された固定板とから構成され、固定板は常にスプリングによって下方へ付勢され、通常は、杖に対して平行となる。そして、この固定具の使用時にあっては、固定板の先端を、机の縁などに上方から押しつけることにより、スプリングの付勢力に逆らって固定板を回動させて水平にし、この固定板により机を起立した状態とする。
実用新案登録第3132879号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された固定具では、使用の際、スプリングによる付勢力に逆らって固定板を押し拡げる構成であるため、机上面の摩擦状態によっては固定板が閉じてしまい、固定状態を維持することができない場合があった。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、杖を固定するアーム部の水平状態を、簡単な操作により維持することができる固定具および杖固定具を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、杖に取り付けられる固定具であって、杖に固定される基部と、杖に対して平行となる状態から、垂直な状態へと回動するように基部に取り付けられたアーム部と、基部に配置され、杖に対して垂直な状態となったアーム部に吸着し、アーム部の垂直状態を維持する吸着部とを有することを特徴とする。
このような発明によれば、杖を固定する際、アーム部を回動させて水平(杖に対して垂直)にし、このアーム部により机を起立した状態とすることができる。このとき、吸着部がアーム部に吸着し、アーム部の水平状態を維持することができる。
上記発明において、吸着部および前期アーム部のうちの一方が磁石であり、他方が金属片であることが好ましい。この場合には、アーム部が杖2に対して、垂直な状態(垂直状態)となった際に磁気力によって吸着部と吸着し、アーム部は、その垂直状態を維持することができる。
本発明によれば、杖を固定するアーム部の水平状態を、簡単な操作により維持することができ、杖を机の縁などに掛け置いて固定する際に、安定した起立状態とすることができる。
実施形態に係る杖固定具の構成を示す斜視図である。 実施形態に係る杖固定具の構成を示す斜視図である。 実施形態に係るアーム部の構成を示す斜視図である。 実施形態に係る杖固定具における係合状態を示す説明図である。
(杖固定具の構成)
本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1及び図2は、本実施形態に係る杖固定具の構成を示す斜視図である。同図に示すように、杖固定具1は、杖に取り付けられる固定具であって、杖に固定される基部10を本体とし、この基部10に補助部材40が嵌合され、この補助部材40にアーム部30と、吸着部12とが取り付けられて構成されている。
前記基部10は、杖2に平行な平面内において、杖2に垂直な方向に幅を有する板部材であり、例えば、ラバー等の合成樹脂や、ステンレス等の金属で成型される。この基部10の中央には、杖2の水平断面形状とほぼ合致する拡開部11が形成されている。この拡開部11は、基部10の弾性力によりその内径が拡開されるとともに、この弾性力により杖2の外周面を締め付け、基部10を杖2に固定するようになっている。
さらに、基部10は、その側部に、下方に突出した引掛部10bを有している。この引掛部10bは、机の上面に引っ掛けることにより、アーム部30を用いた固定方法とは別に、簡易的に杖2を起立させることができる。さらに、突出部10aは、例えば手すりやフックなどに引っ掛けることもできるように鍵状をなしている。
また、基部10の上面には、杖2を挟んだ両側に、杖2の側面から所定距離だけ離隔した位置に一対の突出部10aが突出されている。この突出部10aは、例えば、鞄のストラップなどを杖に引っ掛ける際、鞄が滑り落ちるのを防止するものである。
また、杖2には、止め具13が備えられている。止め具13は、杖2に固定した基部10の落下を防止するリング部材である。止め具13は、リングのある一部分において杖2と水平方向に切り目を有しており、その切り目の両端側には、切り目に垂直な方向にリングを貫通する貫通孔を備えている。この貫通孔にネジ等が貫通され、このネジ等を締め付けることで、止め具13が締め付けられ、止め具13は杖2に固定される。
本実施形態において、この止め具13は、杖2を締め付ける基部10の内部に配置され、基部10を支持するように止め具13の上面部分が基部10に嵌合する構成となっている。これにより、基部10が杖2から滑り落ちるのを防止することができる。なお、止め具13の取り付け場所は、本実施形態に限定されず、基部10が杖2より滑り落ちることを防止できればよく、基部10の取り付け位置の下部に設置しても良い。
補助部材40は、基部10側部の下方において、基部10に嵌合された部材であり、例えば、ラバー等の合成樹脂や、ステンレス等の金属で成型されている。この補助部材40には、アーム部30と、吸着部12とが取付けられており、この補助部材40を基部10に連結することにより、アーム部30と、吸着部12による機能が追加されることとなる。なお、この補助部材40は、本実施形態では、基部10とは別の部材で形成し、基部10に取付ける構成としたが、基部10と一体成形してもよい。
吸着部12は、基部10の下面に備えされ、吸着部12は、杖2に対して垂直な状態となったアーム部30に吸着し、アーム部30の垂直状態を維持する吸着部材であり、本実施形態においては、この吸着部12は、磁性を帯びて磁力を有する磁石等によって構成される。なお、吸着部12は、本実施形態に限定されず、アーム部を吸着することができればよく、接着剤や接着テープ等であってもよい。
アーム部30は、杖2に対して平行となる状態(閉止状態)から、垂直な状態(垂直状態)へと回動するように補助部材40に取り付けられた板部材である。アーム部30は、軸部32を介して補助部材40に連結され、この軸部32を中心として自由に回動し、閉止止状態から垂直状態へと変化する。また、このアーム部30は、スプリング33により、通常時は閉止状態となるように下方へ向けて付勢され、杖2に平行な状態を維持するようになっている。
また、アーム部30の下面は、粘着性のシート34が貼り付けられており、机上面に掛け置いたときなどに、この粘着シート34の粘性により、机正面に密着させることができる。さらに、アーム部30の自由端側の先端は、上方に向けて湾曲されたカーブ30aが形成されている。このカーブ30aは、U字型に形成されており、アーム部30が閉止状態である場合には、例えば、鞄のストラップなどを引っ掛けることができる。
さらに、図3に示すように、吸着部12と吸着する吸着部分30bは、アーム部30の上面に形成され、吸着部12に対応する鉄やマグネット等の金属片によって構成されている。これにより、アーム部30が杖2に対して、垂直な状態(垂直状態)となった際に磁気力によって吸着部12と吸着し、アーム部30は、その垂直状態を維持することができる。
このような杖固定具によれば、杖2を固定する際、スプリング33の付勢力に逆らってアーム部30を回動させて水平(杖に対して垂直)にし、このアーム部30を机等の上面に引っかけて、杖2を起立した状態とすることができる。
このとき、アーム部30の先端にはカーブ30aが形成されていることから、閉止状態にあるアーム部30を机正面などに押しつけることにより、カーブ30aの湾曲に従って、アーム部30が押し拡げられ、水平状態とすることができる。これにより、片手などでワンタッチでアーム部30を開くことができる。
このアーム部30の回動に際しては、図4に示すように、アーム部30が押し拡げられることにより、アーム部30の下面と吸着部12の上面とが接触する。この時、アーム部30は、磁気力によって吸着部12に吸着されることで、垂直状態を維持することとなる。一方、アーム部30を閉止状態にする場合には、垂直状態のアーム部30を単に上方より圧力を加えることで、スプリング33の付勢力により吸着部12との吸着が解消され、杖2と水平状態となる。
このように、本実施形態によれば、杖2を固定するアーム部30の水平状態を、簡単な操作により維持することができ、杖2を机の縁などに掛け置いて固定する際に、安定した起立状態とすることができる。なお、本実施形態において、吸着部12を磁石とし、アーム部の吸着部分30bを金属片としたが、これらに限定されるものではなく、吸着部12及びアーム部30の吸着部分30bのうちの一方が磁石であり、他方が金属片であればよく、吸着部12を金属片とし、アーム部30の吸着部分30bを磁石とする構成としてもよい。
1…杖固定具
2…杖
10…基部
10a…突出部
10b…引掛部
11…拡開部
12…吸着部
13…止め具
30…アーム部
30a…カーブ
30b…吸着部分
32…軸部
33…スプリング
34…粘着シート
40…補助部材

Claims (2)

  1. 杖に取付けられる固定具であって、
    前記杖に固定される基部と、
    前記杖に対して平行となる状態から、垂直な状態へと回動するように前記基部に取り付けられたアーム部と、
    前記基部に配置され、前記杖に対して垂直な状態となった前記アーム部に吸着し、該アーム部の垂直状態を維持する吸着部と
    を有することを特徴とする杖固定具。
  2. 前記吸着部および前期アーム部のうちの一方が磁石であり、他方が金属片であることを特徴とする請求項1に記載の杖固定具。
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