JP2011124989A - Srフリップフロップならびにそれを用いたレベルシフタおよび試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レベルシフト機能を有するSRフリップフロップを提供する。
【解決手段】クロスカップルインバータ30は、互いに入力端子と出力端子とがクロスカップリングされた第1インバータ32および第2インバータ34を含む。第1セットトランジスタms1のゲートにセット信号Sが入力され、第4セットトランジスタms4のゲートに、反転セット信号SXが入力される。リセット部20の第1リセットトランジスタmr1のゲートにリセット信号Rが入力され、第4リセットトランジスタmr4のゲートに、反転リセット信号RXが入力される。第2セットトランジスタms2のゲートおよび第3リセットトランジスタmr3のゲートは、第2インバータ34の出力端子と接続される。第3セットトランジスタms3のゲートおよび第2リセットトランジスタmr2のゲートは、第1インバータ32の出力端子と接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、SRフリップフロップに関する。
デジタル回路において、SRフリップフロップが広く利用される。SRフリップフロップは、セット端子、リセット端子を備え、それぞれに入力されるセット信号、リセット信号に応じた出力を出力端子から出力する。SRフリップフロップは、セット信号がアサート(たとえばハイレベル)されると、セット信号のポジティブエッジのタイミングで出力を第1レベル(たとえばハイレベル)とし、リセット信号がアサートされると、リセット信号のポジティブエッジのタイミングで出力を第2レベル(たとえばローレベル)とする。
こうしたSRフリップフロップとしては、たすき掛け接続された2つのNOR(否定論理和)ゲートを備えるNOR型SRフリップフロップや、たすき掛け接続された2つのNAND(否定論理積)ゲートを備えるNAND型SRフリップフロップが一般的である。
NAND型やNOR型のSRフリップフロップは、入力されるセット信号およびリセット信号(入力信号と総称する)の信号レベル(振幅)と、その出力信号の信号レベルが等しいことを前提として構成される。
米国特許第6,043,699号明細書 米国特許第6,600,357B1号明細書
デジタル回路やアナログ回路は、ブロックごとに電源電圧レベルが異なる場合がある。たとえばあるブロックは3.5V系で構成され、別のブロックは1.5V系で構成される。このような場合、ブロックの境界にレベルシフタを設け、境界を跨いで受け渡しされる信号の電圧レベルをシフトする必要がある。
このような状況において、レベルシフト機能を有するSRフリップフロップがあれば便宜である。
本発明はかかる状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、レベルシフト機能を有するSRフリップフロップの提供にある。
本発明のある態様は、SRフリップフロップに関する。このSRフリップフロップは、第1下側電圧が印加される第1下側端子と、第1下側電圧と対をなす第1上側電圧が印加される第1上側端子と、第2下側電圧が印加される第2下側端子と、第2下側電圧と対をなす第2上側電圧が印加される第2上側端子と、セット信号が入力されるセット端子と、リセット信号が入力されるリセット端子と、第2下側端子と第2上側端子の間に設けられ、互いに入力端子と出力端子とがクロスカップリングされた第1インバータおよび第2インバータを含むクロスカップルインバータと、第1下側端子と第1インバータの入力端子との間に順に直列に設けられたNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第1セットトランジスタおよび第2セットトランジスタと、第2インバータの入力端子と第1上側端子との間に順に直列に設けられたPチャンネルMOSFETである第3セットトランジスタおよび第4セットトランジスタと、を含み、第1セットトランジスタのゲートにセット信号が入力され、第4セットトランジスタのゲートに、セット信号の相補信号(反転信号)が入力されたセット部と、第1下側端子と第2インバータの入力端子との間に順に直列に設けられたNチャンネルMOSFETである第1リセットトランジスタおよび第2リセットトランジスタと、第1インバータの入力端子と第1上側端子との間に順に直列に設けられたPチャンネルMOSFETである第3リセットトランジスタおよび第4リセットトランジスタと、を含み、第1リセットトランジスタのゲートにリセット信号が入力され、第4リセットトランジスタのゲートに、リセット信号の相補信号が入力されたリセット部と、を備える。第2セットトランジスタのゲートおよび第3リセットトランジスタのゲートは、第2インバータの出力端子と接続される。第3セットトランジスタのゲートおよび第2リセットトランジスタのゲートは、第1インバータの出力端子と接続される。
この態様のSRフリップフロップにより生成される出力信号は、セット信号とリセット信号に応じて、第2上側電圧と第2下側電圧の間でレベルが変化する。つまりレベルシフト機能付きのSRフリップフロップを提供することができる。
クロスカップルインバータは、第1インバータの出力端子と第2インバータの入力端子との間に設けられた第1インピーダンス素子と、第2インバータの出力端子と第1インバータの入力端子との間に設けられた第2インピーダンス素子と、をさらに含んでもよい。
第1インピーダンス素子および第2インピーダンス素子を設けることにより、セット部およびリセット部に流れる過渡的な電源電流を小さくすることができる。
第1、第2インピーダンス素子の抵抗値は、1kΩから1MΩ以下であってもよい。
抵抗値を高くしすぎるとクロスカップルインバータの動作が遅くなる。反対に抵抗値が低すぎると、クロスカップルインバータの動作は速くなるが、セット部およびリセット部に流れる過渡的な電源電流が増加する。上記範囲に選ぶことにより、両者のバランスをとり、好適な性能を得ることができる。
クロスカップルインバータを構成するトランジスタそれぞれのドレイン抵抗は、1kΩから1MΩ以下であってもよい。インピーダンス素子を設けるかわりに、ドレイン抵抗の抵抗値を、高く設計しておくことにより、同様の効果が得られる。
クロスカップルインバータを構成するトランジスタそれぞれのドレイン抵抗は、第1から第4セットトランジスタおよび第1から第4リセットトランジスタのそれぞれのドレイン抵抗よりも高くてもよい。
本発明の別の態様は、対をなす第1下側電圧と第1上側電圧のいずれかのレベルをとる入力信号を受け、対をなす第2下側電圧と第2上側電圧のいずれかのレベルをとる出力信号にレベルシフトするレベルシフタである。このレベルシフタは、入力信号を反転するインバータと、そのセット端子に入力信号を受け、そのリセット端子にインバータにより反転された入力信号を受ける上述のいずれかの態様のSRフリップフロップと、を備える。
本発明のさらに別の態様もまた、レベルシフタである。このレベルシフタは、上述のいずれかの態様のSRフリップフロップと、SRフリップフロップの第2インバータの出力と同論理のフィードバック信号と入力信号との論理積を生成し、SRフリップフロップのセット端子へと出力する第1論理ゲートと、フィードバック信号と入力信号との否定論理和を生成し、SRフリップフロップのリセット端子へと出力する第2論理ゲートと、を備える。
ある態様のレベルシフタは、
1. SRフリップフロップの第2インバータの出力を受け、フィードバック信号を生成するシュミットバッファ
2. SRフリップフロップの第2インバータの出力を受け、フィードバック信号を生成する遅延回路
3. SRフリップフロップの第1インバータの出力を受け、フィードバック信号を生成するシュミットインバータ
のいずれかをさらに備えてもよい。
本発明のさらに別の態様は、試験装置である。この試験装置は、対をなす第1下側電圧と第1上側電圧を受けて動作する第1の回路ブロックと、対をなす第2下側電圧と第2上側電圧を受けて動作する第2の回路ブロックと、第1の回路ブロックからの信号を受け、第2の回路ブロックへと受け渡すレベルシフタと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、レベルシフト機能付きのSRフリップフロップが提供される。
実施の形態に係るレベルシフト機能付きSRフリップフロップの構成を示す回路図である。 図1のSRフリップフロップの動作を示すタイムチャートである。 図3(a)〜(c)は、図1のSRフリップフロップの変形例を示す回路図である。 図4(a)〜(c)は、図1のSRフリップフロップを用いたレベルシフタの構成を示す回路図である。 図5(a)〜(c)は、変形例に係るレベルシフタの構成を示す回路図である。 図5(a)のレベルシフタの具体的な構成を示す回路図である。 図7(a)、(b)は、図4(a)のレベルシフタに利用可能なシュミットバッファの構成例を示す回路図である。 図6のレベルシフタの動作を示すタイムチャートである。 図9(a)〜(c)は、SRフリップフロップを利用したレベルシフト回路の別の構成を示す回路図である。 図9(a)のレベルシフト回路の具体的な構成例を示す回路図である。 図10のレベルシフタの動作を示すタイムチャートである。 実施の形態に係るレベルシフタを備えた試験装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、実施の形態に係るレベルシフト機能付きSRフリップフロップ100の構成を示す回路図である。SRフリップフロップ100は、セット信号Sおよびリセット信号Rを受け、セット信号Sのポジティブエッジに応答して第1レベル(VddH)に遷移し、リセット信号Rのポジティブエッジに応答して第2レベル(VssH)に遷移する出力信号Qを生成し、その出力端子POから出力する。また出力信号Qと相補的なレベルをとる反転出力信号QXを生成し、その反転出力端子POXから出力する。本明細書において“X”は論理反転を示す。
SRフリップフロップ100は、第1下側端子P1、第1上側端子P2、第2下側端子P3、第2上側端子P4、セット端子PS、リセット端子PR、出力端子PO、反転出力端子POX、セット部10、リセット部20、クロスカップルインバータ30を備える。
第1下側端子P1には、第1下側電圧VssLが印加される。第1上側端子P2には、第1下側電圧VssLと対をなす第1上側電圧VddLが印加される。第2下側端子P3には、第2下側電圧VssHが印加される。第2上側端子P4には、第2下側電圧VssHと対をなす第2上側電圧VddHが印加される。
ここで、SRフリップフロップ100を正常に動作させるためには、
VssH<VssL<VddL<VddH
が成立することが望ましい。
セット端子PSには、セット信号Sが入力され、リセット端子PRにはリセット信号Rが入力される。
クロスカップルインバータ30は、第2下側端子P3と第2上側端子P4の間に設けられた第1インバータ32、第2インバータ34を含む。第1インバータ32は、トランジスタmi1、mi2を含み、第2インバータ34はトランジスタmi3、mi4を含む。第1インバータ32と第2インバータ34は、それぞれの入力端子と出力端子とが互いにクロスカップリングされる。
セット部10は、第1セットトランジスタms1〜第4セットトランジスタms4を備える。第1セットトランジスタms1および第2セットトランジスタms2はNチャンネルMOSFETであり、第1下側端子P1と第1インバータ32の入力端子との間に順に直列に設けられる。第3セットトランジスタms3および第4セットトランジスタms4はPチャンネルMOSFETであり、第2インバータ34の入力端子と第1上側端子P2との間に順に直列に設けられる。
インバータ12は、セット信号Sを反転する。第1セットトランジスタms1のゲートにはセット信号Sが入力され、第4セットトランジスタms4のゲートには、インバータ12により反転されたセット信号SXが入力される。
リセット部20は、第1リセットトランジスタmr1〜第4リセットトランジスタmr4を備える。第1リセットトランジスタmr1および第2リセットトランジスタmr2はNチャンネルMOSFETであり、第1下側端子P1と第2インバータ34の入力端子との間に順に直列に設けられる。第3リセットトランジスタmr3および第4リセットトランジスタmr4は、PチャンネルMOSFETであり、第1インバータ32の入力端子と第1上側端子P2との間に順に直列に設けられる。
インバータ22は、リセット信号Rを反転する。第1リセットトランジスタmr1のゲートにはリセット信号Rが入力され、第4リセットトランジスタmr4のゲートには、リセット信号Rの相補信号RXが入力される。
第2セットトランジスタms2のゲートおよび第3リセットトランジスタmr3のゲートは、第2インバータ34の出力端子と接続される。また第3セットトランジスタms3のゲートおよび第2リセットトランジスタmr2のゲートは、第1インバータ32の出力端子と接続される。
好ましい態様において、クロスカップルインバータ30は、第1インピーダンス素子R1と第2インピーダンス素子R2を備える。第1インピーダンス素子R1は、第1インバータ32の出力端子と第2インバータ34の入力端子との間に設けられる。第2インピーダンス素子R2は、第2インバータ34の出力端子と第1インバータ32の入力端子との間に設けられる。
第1インピーダンス素子R1および第2インピーダンス素子R2は、抵抗値が等しい抵抗素子である。第1インピーダンス素子R1および第2インピーダンス素子R2を設けることにより、セット部10およびリセット部20に流れる過渡的な電源電流を低減することができる。
第1インピーダンス素子R1および第2インピーダンス素子R2の抵抗値は、1kΩから1MΩ以下で設計することが好ましい。抵抗値を高くしすぎるとクロスカップルインバータ30の動作が遅くなる。反対に抵抗値が低すぎるとクロスカップルインバータ30の動作は速くなるがセット部10及びリセット部20に流れる過渡的な電源電流が増加する。上記範囲に選ぶことにより、両者のバランスをとり、好適な性能を得ることができる。SRフリップフロップ100を半導体集積回路に集積化する場合の素子サイズも鑑みると、10kΩから100kΩが好適である。
第1インピーダンス素子R1および第2インピーダンス素子R2として、抵抗素子に代えて、常時オンするように制御されたトランスファゲート36を利用してもよい。このトランスファゲート36は、図1の右上に示される。
あるいは、第1インピーダンス素子R1、第2インピーダンス素子R2を省略して、トランジスタmi1〜mi4のドレイン抵抗の値を高く設計してもよい。これらの抵抗値も、同様の理由から10kΩ〜1MΩの範囲で設計することが好ましい。
別の観点から見ると、第1インピーダンス素子R1および第2インピーダンス素子R2を設けない場合には、クロスカップルインバータ30を構成するトランジスタmi1〜mi4それぞれのドレイン抵抗は、第1〜第4セットトランジスタms1〜ms4および第1〜第4リセットトランジスタmr1〜mr4のそれぞれのドレイン抵抗よりも高く設計される。
以上がSRフリップフロップ100の構成である。続いてその動作を説明する。図2は、図1のSRフリップフロップ100の動作を示すタイムチャートである。タイムチャートは、上から順に、セット信号S、リセット信号R、出力信号Q、反転出力信号QX、第1インバータ32の入力信号BXおよび第2インバータ34の入力信号B、SRフリップフロップ100の消費電流Iddを示す。
VddL=1.2V、VssL=0V、VddH=2.1V、VssH=−1.2Vである。またセット信号Sおよびリセット信号Rは、10nsを周期としてレベル遷移する。時刻t0より前の初期状態において、S=VssL、R=VssL、Q=VssH、QX=VddHとする。このとき、信号Bと信号Qの電位はほぼ等しく、信号BXと信号QXの電位もほぼ等しい。また第1リセットトランジスタmr1〜第4リセットトランジスタmr4および第1セットトランジスタms1、第4セットトランジスタms4はオフ状態であり、第2セットトランジスタms2および第3セットトランジスタms3はオン状態である。
時刻t0にセット信号Sがハイレベルに遷移する。このときセット部10を構成する第1セットトランジスタms1〜第4セットトランジスタms4がオン状態となり信号BXが第1下側電圧VssLに引き下げられ、信号Bが第1上側電圧VddLに引き上げられる。そしてB>BXとなると、クロスカップルインバータ30の状態が切り替わり、出力信号Qが第2上側電圧VddHに近づき、反転出力信号QXが第2下側電圧VssHに近づく。その結果、第2セットトランジスタms2、第3セットトランジスタms3がオフ状態となる。
続いて時刻t1にセット信号Sがローレベルに遷移する。そうすると第1セットトランジスタms1〜第4セットトランジスタms4および第1リセットトランジスタmr1、第4リセットトランジスタmr4はオフ状態となり、第2リセットトランジスタmr2および第3リセットトランジスタmr3はオン状態となる。つまり初期状態と反対の状態となる。
続いて時刻t2にリセット信号Rがハイレベルに遷移する。このときリセット部20を構成する第1リセットトランジスタmr1〜第4リセットトランジスタmr4がオン状態となり信号BXが第1上側電圧VddLに引き上げられ、信号Bが第1下側電圧VssLに引き下げられる。そしてB<BXとなると、クロスカップルインバータ30の状態が切り替わり、出力信号Qが第2下側電圧VssHに近づき、反転出力信号QXが第2上側電圧VddHに近づく。その結果、第2リセットトランジスタmr2、第3リセットトランジスタmr3がオフ状態となる。
続いて時刻t3にリセット信号Rがローレベルに遷移する。そうすると第1リセットトランジスタmr1〜第4リセットトランジスタmr4および第1セットトランジスタms1、第4セットトランジスタms4がオフ状態、第2セットトランジスタms2および第3セットトランジスタms3がオン状態となり、初期状態に戻る。
以上がSRフリップフロップ100の動作である。
このように、図1の回路はSRフリップフロップとして動作していることがわかる。また入力信号S、RのハイレベルはVddL、ローレベルはVssLであるが、出力信号Q、QXのハイレベルはVddH、ローレベルはVssHであることから、SRフリップフロップ100は、信号レベルを上下方向にレベルシフトするレベルシフト機能を有することがわかる。
さらに図2の最下段に示すように、この回路では、セット信号Sおよびリセット信号Rのポジティブエッジのタイミングを除く静的な状態において、消費電流がほとんどゼロであることは特筆すべきである。これは、静的な状態では上側電圧端子と下側電圧端子の間で直列につながったスイッチは、すべてが同時にオンせず、いずれかがオンとなるとその他がオフとなる関係が成り立つことによる。
続いて図1のSRフリップフロップ100の変形例を説明する。図1のSRフリップフロップ100は、セット信号Sとリセット信号Rを受ける場合を説明したが、セット信号S、リセット信号Rの少なくとも一方の論理は反転していてもよい。この場合、以下のようにセット部10および/またはリセット部20の構成を変形すればよい。
図3(a)〜(c)は、図1のSRフリップフロップ100の変形例を示す回路図である。各図の右にはそれぞれの回路シンボルが示される。
図3(a)では、SRフリップフロップ100aは反転セット端子PSXに反転セット信号SXを、リセット端子PRにリセット信号Rを受ける。つまりSRフリップフロップ100aは、反転セット信号SXのネガティブエッジによってセットされ、リセット信号Rのポジティブエッジによってリセットされる。
セット部10aにおいて、反転セット信号SXは第4セットトランジスタms4のゲートに直接入力される。また反転セット信号SXをインバータ12aにより論理反転し、セット信号Sを生成して第1セットトランジスタms1のゲートに入力している。
図3(b)では、SRフリップフロップ100bはセット端子PSにセット信号Sを、反転リセット端子PRXに反転リセット信号RXを受ける。つまりSRフリップフロップ100bは、セット信号Sのポジティブエッジによってセットされ、反転リセット信号RXのネガティブエッジによってリセットされる。
リセット部20aにおいて、反転リセット信号RXは第4リセットトランジスタmr4のゲートに直接入力される。また反転リセット信号RXをインバータ22aにより論理反転し、リセット信号Rを生成して第1リセットトランジスタmr1のゲートに入力している。
図3(c)では、SRフリップフロップ100cは、反転セット端子PSXに反転セット信号SXを、反転リセット端子PRXに反転リセット信号RXを受ける。つまりSRフリップフロップ100cは、反転セット信号SXのネガティブエッジによってセットされ、反転リセット信号RXのネガティブエッジによってリセットされる。この場合、セット部10aとリセット部20aを組み合わせればよい。
以上、SRフリップフロップ100について説明した。続いてそれを用いたレベルシフタ200について説明する。図4(a)〜(c)は、図1のSRフリップフロップ100を用いたレベルシフタ200の構成を示す回路図である。
図4(a)〜(c)のレベルシフタ200a、200b、200c(以下、レベルシフタ200と総称する)は、対をなす第1下側電圧VssLと第1上側電圧VddLのいずれかのレベルをとる入力信号Inを受け、対をなす第2下側電圧VssHと第2上側電圧VddHのいずれかのレベルをとる出力信号Outにレベルシフトする。
図4(a)〜(c)のレベルシフタ200は、SRフリップフロップ100、第1論理ゲート(ANDゲート)202、第2論理ゲート(NORゲート)204を備える。
図4(a)および(c)において、ANDゲート202は、SRフリップフロップ100の第2インバータ(34)の出力、つまり反転出力信号QXと同論理(言い換えると出力信号Qの反転論理)を有するフィードバック信号FBQと、入力信号Inとの論理積を生成し、SRフリップフロップ100のセット端子Sへと出力する。
NORゲート204は、フィードバック信号FBQと入力信号Inとの否定論理和を生成し、SRフリップフロップ100のリセット端子Rへと出力する。
図4(a)のレベルシフタ200aには、シュミットバッファ206aが設けられる。シュミットバッファ206aは、反転出力信号QXを受け、フィードバック信号FBQを生成する。入力信号Inの変化速度が遅い場合において、シュミットバッファ206aを用いることにより、回路動作が確実なものとなる。入力信号Inが十分速く遷移する場合には、単なるバッファを用いてもよい。
図4(b)のレベルシフタ200bには、図4(a)のシュミットバッファ206aに代えて、シュミットインバータ208が設けられる。シュミットインバータ208は、SRフリップフロップ100の第1インバータ32の出力、つまり出力信号Qを受け、フィードバック信号FBQを生成する。シュミットインバータ208を用いることにより、通常のインバータを用いるよりも、回路動作が確実なものとなる。
図4(c)のレベルシフタ200cには、図4(a)のシュミットバッファ206aに代えて遅延回路206cが設けられる。遅延回路206cは、反転出力信号QXを受け、それに所定の遅延を与える。遅延回路206cを用いた場合、単なるバッファを用いる場合よりも、回路動作が確実となる。
また図4(a)〜(c)それぞれにおいて、SRフリップフロップ100を図3(a)〜(c)のSRフリップフロップのいずれかに置換した以下の変形例が可能である。
変形例1. 図3(a)のSRフリップフロップ100aを用いる場合には、ANDゲート202をNANDゲート203に置換すればよい。
変形例2. 図3(b)のSRフリップフロップ100bを用いる場合には、NORゲート204をORゲート205に置換すればよい。
変形例3. 図3(c)のSRフリップフロップ100cを用いる場合には、ANDゲート202をNANDゲート203に置換し、さらにNORゲート204をORゲート205に置換すればよい。
図5(a)〜(c)は、変形例に係るレベルシフタ200の構成を示す回路図である。
図5(a)のレベルシフタ200dは、図4(a)のレベルシフタ200aに、図3(a)のSRフリップフロップ100aを用いた変形例1である。
図5(b)のレベルシフタ200eは、図4(b)のレベルシフタ200bに、図3(b)のSRフリップフロップ100bを用いた変形例2である。
図5(c)のレベルシフタ200fは、図4(c)のレベルシフタ200cに、図3(c)のSRフリップフロップ100cを用いた変形例3である。
図3(a)〜(c)のレベルシフタと、図4(a)〜(c)のSRフリップフロップは任意に組み合わせることが可能であり、いずれの組み合わせも本発明の範囲に含まれる。
図6は、図5(a)のレベルシフタ200dの具体的な構成を示す回路図である。レベルシフタ200dは、NANDゲート203、NORゲート204、および図3(a)のSRフリップフロップ100aを備える。
NANDゲート203は、第1トランジスタM1〜第4トランジスタM4を含む。またNORゲート204は第5トランジスタM5〜第8トランジスタM8を含む。ただしNANDゲートやNORゲートの構成は図6のものに限定されない。
図7(a)、(b)は、図4(a)のレベルシフタ200aに利用可能なシュミットバッファ206の構成例を示す回路図である。図7(a)、(b)のシュミットバッファ206a、206bは3つのインバータ50、52、54を備える。
第1インバータ50には、入力信号Inが入力される。第1インバータ50と第2インバータ52の出力端子は、抵抗R11、R12によってカップリングされる。抵抗R11、R12は、第1インバータ50の出力信号と第2インバータ52の出力信号を分圧する。分圧された信号は、第3インバータ54の入力端子に入力される。第3インバータ54の出力は、第2インバータ52の入力端子に入力されるとともに、出力信号Outとして外部に出力される。
抵抗R12の抵抗値は、抵抗R11の抵抗値より高く、具体的には2倍から10倍程度に設定することが好ましい。
図7(b)では、抵抗R11、R12を省略し、その代わりに第2インバータ52のトランジスタM11、M12のW/L(ゲート幅/ゲート長)比を、第1インバータ50および第3インバータ54を構成するトランジスタのW/L比よりも小さくする。つまり、トランジスタM11、M12のオン抵抗は、その他のトランジスタのオン抵抗よりも高くなっている。
なお、シュミットバッファ206の構成は図7(a)、(b)のものに限定されない。
以上がSRフリップフロップ100を用いたレベルシフタ200の構成である。続いてその動作を説明する。図8は、図6のレベルシフタ200dの動作を示すタイムチャートである。
図8から明らかなように、入力信号Inとフィードバック信号FBQの論理積をとることによりセット信号Sが生成され、入力信号Inとフィードバック信号FBQの否定論理和をとることによりリセット信号Rが生成される。
そしてセット信号Sおよびリセット信号Rに応じてSRフリップフロップを動作させることにより、入力信号Inに応じた出力信号Qが出力されることがわかる。さらに、出力信号Qの振幅は、入力信号Inの振幅をシフトしたものとなっており、レベルシフタ200dがレベルシフタとして機能していることが確認できる。
また、動作電流Iddに着目すると、実施の形態に係るSRフリップフロップを利用することによって、入力信号Inが遷移するタイミングでのみ電流が消費され、静的な電源電流Iddはほとんどゼロである。つまり従来のレベルシフタに比べて消費電力を低減できる。
図9(a)〜(c)は、SRフリップフロップを利用したレベルシフト回路の別の構成を示す回路図である。
図9(a)のレベルシフタ200gは、インバータ210および図1のSRフリップフロップ100を備える。インバータ210は、入力信号Inを反転する。入力信号Inおよび反転された入力信号はそれぞれ、SRフリップフロップ100のセット端子およびリセット端子に入力される。
図9(a)のレベルシフタ200gには、SRフリップフロップ100を図3(b)または(a)のSRフリップフロップのいずれかに置換した以下の変形例が可能である。
変形例1. 図3(b)のSRフリップフロップ100bを用いる場合には、インバータ210を省略することができる。図9(b)は、この変形例を示す。この場合、インバータ210が不要となるため回路構成を簡素化できる。図10は、図9(b)のレベルシフタ200hの具体的な構成を示す回路図である。
変形例2. 図3(a)のSRフリップフロップ100aを用いる場合には、インバータ210の出力を、SRフリップフロップ100aの反転セット端子に入力すればよい。図9(c)はこの変形例を示す。
図11は、図10のレベルシフタ200hの動作を示すタイムチャートである。図9(a)〜(c)のレベルシフタによれば、図4(a)〜(c)のように、出力信号をフィードバックすることなく、入力信号InをSRフリップフロップ100に通過させることにより、振幅をレベルシフトすることができる。
最後に、実施の形態に係るレベルシフタ200の好適なアプリケーションを説明する。図12は、実施の形態に係るレベルシフタを備えた試験装置の構成を示すブロック図である。
試験装置2は、DUT(被試験デバイス)1に対してテストパターン信号を与え、DUT1から出力される信号を期待値EXPと比較することによりDUT1の良否を判定する。試験装置2は、第1回路ブロック4および第2回路ブロック6を備える。第1回路ブロック4は、対をなす第1下側電圧VssLと第1上側電圧VddLを受けて動作する。たとえば第1回路ブロック4は、低電圧CMOSプロセスを用いて構成されるブロックであり、タイミング発生器TG、パターン発生器PG、波形整形器FC、パスフェイル判定部5、メモリ(不図示)などを備える。
第2回路ブロック6は、対をなす第2下側電圧VssHと第2上側電圧VddHを受けて動作する。たとえば第2回路ブロック6はアナログ回路であり、D/Aコンバータや、コンパレータCP、ドライバDRなどを含む。
上述のレベルシフタ200は、第1回路ブロック4からの信号を受け、第2回路ブロック6へと受け渡す。レベルシフタ200を用いることにより、電源電圧が異なる回路ブロック間で、正確に信号を受け渡すことが可能となる。
また図12には1つのチャンネルのみが示されるが、実際の試験装置2は、一度に膨大な量のDUTを同時に試験するために、数百〜数万のチャンネルを備える。上述したように実施の形態に係るレベルシフタ200は、静的な電源電流Iddが小さいという利点があった。このような低消費電力のレベルシフタ200を用いることにより、試験装置2の消費電力を従来よりも削減することが可能となる。
実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
100…SRフリップフロップ、10…セット部、12…インバータ、20…リセット部、22…インバータ、30…クロスカップルインバータ、32…第1インバータ、34…第2インバータ、P1…第1下側端子、P2…第1上側端子、P3…第2下側端子、P4…第2上側端子、PS…セット端子、PR…リセット端子、PO…出力端子、POX…反転出力端子、S…セット信号、R…リセット信号、Q…出力信号、QX…反転出力信号、ms1…第1セットトランジスタ、ms2…第2セットトランジスタ、ms3…第3セットトランジスタ、ms4…第4セットトランジスタ、mr1…第1リセットトランジスタ、mr2…第2リセットトランジスタ、mr3…第3リセットトランジスタ、mr4…第4リセットトランジスタ、R1…第1インピーダンス素子、R2…第2インピーダンス素子、200…レベルシフタ、202…ANDゲート、204…NORゲート、206a…シュミットバッファ、206c…遅延回路、208…シュミットインバータ。

Claims (19)

  1. 第1下側電圧が印加される第1下側端子と、
    前記第1下側電圧と対をなす第1上側電圧が印加される第1上側端子と、
    第2下側電圧が印加される第2下側端子と、
    前記第2下側電圧と対をなす第2上側電圧が印加される第2上側端子と、
    セット信号が入力されるセット端子と、
    リセット信号が入力されるリセット端子と、
    前記第2下側端子と前記第2上側端子の間に設けられ、互いに入力端子と出力端子とがクロスカップリングされた第1インバータおよび第2インバータを含むクロスカップルインバータと、
    前記第1下側端子と前記第1インバータの入力端子との間に順に直列に設けられたNチャンネルMOSFETである第1セットトランジスタおよび第2セットトランジスタと、前記第2インバータの入力端子と前記第1上側端子との間に順に直列に設けられたPチャンネルMOSFETである第3セットトランジスタおよび第4セットトランジスタと、を含み、前記第1セットトランジスタのゲートに前記セット信号が入力され、前記第4セットトランジスタのゲートに、前記セット信号の相補信号が入力されたセット部と、
    前記第1下側端子と前記第2インバータの入力端子との間に順に直列に設けられたNチャンネルMOSFETである第1リセットトランジスタおよび第2リセットトランジスタと、前記第1インバータの入力端子と前記第1上側端子との間に順に直列に設けられたPチャンネルMOSFETである第3リセットトランジスタおよび第4リセットトランジスタと、を含み、前記第1リセットトランジスタのゲートに前記リセット信号が入力され、前記第4リセットトランジスタのゲートに、前記リセット信号の相補信号が入力されたリセット部と、
    を備え、
    前記第2セットトランジスタのゲートおよび前記第3リセットトランジスタのゲートを、前記第2インバータの出力端子と接続するとともに、
    前記第3セットトランジスタのゲートおよび前記第2リセットトランジスタのゲートを、前記第1インバータの出力端子と接続したことを特徴とするSRフリップフロップ。
  2. 前記セット端子に代えて、前記セット信号と相補的な論理レベルを有する反転セット信号が入力される反転セット端子を備えることを特徴とする請求項1に記載のSRフリップフロップ。
  3. 前記リセット端子に代えて、前記リセット信号と相補的な論理レベルを有する反転リセット信号が入力される反転リセット端子を備えることを特徴とする請求項1に記載のSRフリップフロップ。
  4. 前記セット端子に代えて、前記セット信号と相補的な論理レベルを有する反転セット信号が入力される反転セット端子を備え、
    前記リセット端子に代えて、前記リセット信号と相補的な論理レベルを有する反転リセット信号が入力される反転リセット端子を備えることを特徴とする請求項1に記載のSRフリップフロップ。
  5. 前記クロスカップルインバータは、
    前記第1インバータの出力端子と前記第2インバータの入力端子との間に設けられた第1インピーダンス素子と、
    前記第2インバータの出力端子と前記第1インバータの入力端子との間に設けられた第2インピーダンス素子と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のSRフリップフロップ。
  6. 前記第1、第2インピーダンス素子の抵抗値は、1kΩから1MΩ以下であることを特徴とする請求項4に記載のSRフリップフロップ。
  7. 前記クロスカップルインバータを構成するトランジスタそれぞれのドレイン抵抗は、前記第1から第4セットトランジスタおよび前記第1から第4リセットトランジスタのそれぞれのドレイン抵抗よりも高いことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のSRフリップフロップ。
  8. 前記クロスカップルインバータを構成するトランジスタそれぞれのドレイン抵抗は、1kΩから1MΩ以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のSRフリップフロップ。
  9. 対をなす第1下側電圧と第1上側電圧のいずれかのレベルをとる入力信号を受け、対をなす第2下側電圧と第2上側電圧のいずれかのレベルをとる出力信号にレベルシフトするレベルシフタであって、
    前記入力信号を反転するインバータと、
    そのセット端子に前記入力信号を受け、そのリセット端子に前記インバータにより反転された前記入力信号を受ける請求項1に記載のSRフリップフロップと、
    を備えることを特徴とするレベルシフタ。
  10. 対をなす第1下側電圧と第1上側電圧のいずれかのレベルをとる入力信号を受け、対をなす第2下側電圧と第2上側電圧のいずれかのレベルをとる出力信号にレベルシフトするレベルシフタであって、
    そのセット端子およびその反転リセット信号に前記入力信号を受ける請求項3に記載のSRフリップフロップと、
    を備えることを特徴とするレベルシフタ。
  11. 対をなす第1下側電圧と第1上側電圧のいずれかのレベルをとる入力信号を受け、対をなす第2下側電圧と第2上側電圧のいずれかのレベルをとる出力信号にレベルシフトするレベルシフタであって、
    前記入力信号を反転するインバータと、
    その反転セット端子およびそのリセット端子に前記インバータにより反転された前記入力信号を受ける請求項2に記載のSRフリップフロップと、
    を備えることを特徴とするレベルシフタ。
  12. 対をなす第1下側電圧と第1上側電圧のいずれかのレベルをとる入力信号を受け、対をなす第2下側電圧と第2上側電圧のいずれかのレベルをとる出力信号にレベルシフトするレベルシフタであって、
    請求項1に記載のSRフリップフロップと、
    前記SRフリップフロップの前記第2インバータの出力と同論理のフィードバック信号と前記入力信号との論理積を生成し、前記SRフリップフロップのセット端子へと出力する第1論理ゲートと、
    前記フィードバック信号と前記入力信号との否定論理和を生成し、前記SRフリップフロップのリセット端子へと出力する第2論理ゲートと、
    を備えることを特徴とするレベルシフタ。
  13. 対をなす第1下側電圧と第1上側電圧のいずれかのレベルをとる入力信号を受け、対をなす第2下側電圧と第2上側電圧のいずれかのレベルをとる出力信号にレベルシフトするレベルシフタであって、
    請求項2に記載のSRフリップフロップと、
    前記SRフリップフロップの前記第2インバータの出力と同論理のフィードバック信号と前記入力信号との否定論理積を生成し、前記SRフリップフロップの反転セット端子へと出力する第1論理ゲートと、
    前記フィードバック信号と前記入力信号との否定論理和を生成し、前記SRフリップフロップのリセット端子へと出力する第2論理ゲートと、
    を備えることを特徴とするレベルシフタ。
  14. 対をなす第1下側電圧と第1上側電圧のいずれかのレベルをとる入力信号を受け、対をなす第2下側電圧と第2上側電圧のいずれかのレベルをとる出力信号にレベルシフトするレベルシフタであって、
    請求項3に記載のSRフリップフロップと、
    前記SRフリップフロップの前記第2インバータの出力と同論理のフィードバック信号と前記入力信号との論理積を生成し、前記SRフリップフロップのセット端子へと出力する第1論理ゲートと、
    前記フィードバック信号と前記入力信号との論理和を生成し、前記SRフリップフロップの反転リセット端子へと出力する第2論理ゲートと、
    を備えることを特徴とするレベルシフタ。
  15. 対をなす第1下側電圧と第1上側電圧のいずれかのレベルをとる入力信号を受け、対をなす第2下側電圧と第2上側電圧のいずれかのレベルをとる出力信号にレベルシフトするレベルシフタであって、
    請求項4に記載のSRフリップフロップと、
    前記SRフリップフロップの前記第2インバータの出力と同論理のフィードバック信号と前記入力信号との否定論理積を生成し、前記SRフリップフロップの反転セット端子へと出力する第1論理ゲートと、
    前記フィードバック信号と前記入力信号との論理和を生成し、前記SRフリップフロップの反転リセット端子へと出力する第2論理ゲートと、
    を備えることを特徴とするレベルシフタ。
  16. 前記SRフリップフロップの前記第2インバータの出力を受け、前記フィードバック信号を生成するシュミットバッファをさらに備えることを特徴とする請求項12から15のいずれかに記載のレベルシフタ。
  17. 前記SRフリップフロップの前記第2インバータの出力を受け、前記フィードバック信号を生成する遅延回路をさらに備えることを特徴とする請求項12から15のいずれかに記載のレベルシフタ。
  18. 前記SRフリップフロップの前記第1インバータの出力を受け、前記フィードバック信号を生成するシュミットインバータをさらに備えることを特徴とする請求項12から15のいずれかに記載のレベルシフタ。
  19. 対をなす第1下側電圧と第1上側電圧を受けて動作する第1の回路ブロックと、
    対をなす第2下側電圧と第2上側電圧を受けて動作する第2の回路ブロックと、
    前記第1の回路ブロックからの信号を受け、前記第2の回路ブロックへと受け渡す請求項9から18のいずれかに記載のレベルシフタと、
    を備えることを特徴とする試験装置。
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