JP2011123947A - ヘッドサスペンション - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した剛性及び動特性を有したヘッドサスペンションを得る。
【解決手段】フランジ部37では、一側面37aの外周縁部37a1にアーム側へ最も突出した一側接合部55を周回状に形成すると共に、他側面37bの外周縁部37b1にボス部39を含めて他部材側へ最も突出した他側接合部57−1を周回状に形成する。このため、フランジ部37の他側面37bに重ねて他部材を接合する場合であっても、面合わせ不良によって接合性が損なわれることがなく、安定した剛性及び動特性を有したヘッドサスペンションを得ることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ハードディスク装置における磁気ヘッドスライダを支持するためのヘッドサスペンションに関する。
ハードディスク装置における磁気ヘッドスライダを支持するためのヘッドサスペンションは、ボス部を有するベースプレートと、該ベースプレートに支持されて前記磁気ヘッドスライダに負荷荷重を与えるロードビームとなどを備える。
前記ヘッドサスペンションは、支軸を中心に旋回可能なキャリッジアームの取付孔に前記ベースプレートのボス部を介して取り付けられる。
前述のようなヘッドサスペンションでは、前記キャリッジアームに対して前記ベースプレートを適切に取り付けることが、その動特性を良好に維持するためにきわめて重要である。
かかる要請に応えるためのアプローチのひとつとして、本願出願人は、キャリッジアームの取付面に接合面を突き当てるフランジ部及びキャリッジアームの取付孔に嵌合して塑性変形により取り付けられるボス部を有するベースプレートにおいて、前記ボス部と前記フランジ部との間の隅部に、前記キャリッジアームの取付面に対して隙間を形成するための凹部を設ける技術を提案している(特許文献1の図6参照)。
上記従来技術によれば、前記キャリッジアームの取付面に対する前記ベースプレートのフランジ部の一側面の接触性を担保することができる。
しかしながら、上記従来技術では、前記ベースプレートのフランジ部が有する表裏両面のうち他側面の構成については言及されていない。このため、前記フランジ部の他側面に重ねて補強プレート等の他部材をレーザスポット溶接等によって接合する際に、面合わせ不良によって接合性が損なわれるおそれがあった。
特開2003−203448号公報
本発明が解決しようとする課題は、フランジ部の他側面に重ねて他部材を接合する際に、面合わせ不良によって接合性が損なわれるおそれがあった点である。
本発明は、フランジ部の他側面に重ねて他部材を接合する場合であっても、面合わせ不良によって接合性が損なわれることがなく、安定した剛性及び動特性を有したヘッドサスペンションを得ること目的として、キャリッジアームに取り付けられるベースプレートと、前記ベースプレートに支持されて先端側の磁気ヘッドスライダに負荷荷重を与えるロードビームとを備え、前記ベースプレートはフランジ部及びボス部を有し、前記フランジ部は一側面に前記キャリッジアームが突き当てられ他側面に他部材が対面接合固定され、前記ボス部は前記キャリッジアームの取付孔に嵌合し塑性変形により拡径して取り付けられるヘッドサスペンションであって、前記フランジ部は、前記一側面の外周縁部に前記キャリッジアーム側へ最も突出した一側接合部を周回状に形成すると共に、前記他側面の外周縁部に前記ボス部を含めて前記他部材側へ最も突出した他側接合部を周回状に形成した、ことを最も主要な特徴とする。
本発明に係るヘッドサスペンションでは、前記フランジ部は、前記一側面の外周縁部に前記キャリッジアーム側へ最も突出した一側接合部を周回状に形成すると共に、前記他側面の外周縁部に前記ボス部を含めて前記他部材側へ最も突出した他側接合部を周回状に形成したため、前記フランジ部の他側面に重ねて他部材を接合する場合であっても、面合わせ不良によって接合性が損なわれることがなく、安定した剛性及び動特性を有したヘッドサスペンションを得ることができる。
アーム組立体が組み込まれるハードディスク装置の要部平面図である。 アーム組立体の分解斜視図である。 実施例1に係るヘッドサスペンションの斜視図である。 図4(A)は、図3のIV−IV線に沿う実施例1に係るベースプレートの矢視断面図、図4(B)は、実施例1に係るベースプレートの平面図である。 図5(A)は、実施例1に係るヘッドサスペンションの要部拡大断面図、図5(B)は、比較例に係るヘッドサスペンションの要部拡大断面図である。 実施例1に係るヘッドサスペンションをキャリッジアームに取り付ける工程を示す説明図である。 図7(A)は、実施例2〜4に係るベースプレートの要部拡大断面図、図7(B)は、実施例2に係るベースプレートの平面図、図7(C)は、実施例3に係るベースプレートの平面図、図7(D)は、実施例4に係るベースプレートの平面図である。 実施例1の変形例に係るヘッドサスペンションの斜視図である。
フランジ部の他側面に重ねて他部材を接合する場合であっても、面合わせ不良によって接合性が損なわれることがなく、安定した剛性及び動特性を有したヘッドサスペンションを得るといった目的を、ベースプレートのフランジ部に、一側面の外周縁部にキャリッジアーム側へ最も突出した一側接合部を周回状に形成すると共に、他側面の外周縁部にボス部を含めて他部材側へ最も突出した他側接合部を周回状に形成することによって実現した。
以下、本発明の実施例1に係るヘッドサスペンションについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[実施例1に係るヘッドサスペンションの概要]
図1は、アーム組立体が組み込まれるハードディスク装置の要部平面図、図2は、アーム組立体の分解斜視図、図3は、実施例1に係るヘッドサスペンションの斜視図である。
なお、以下では、説明の便宜上、ヘッドサスペンションのうちベースプレートの側を基端側又は後端側と呼び、ロードビームの側を先端側と呼ぶ場合がある。また、ヘッドサスペンションのうち反ディスク側を表面側と呼び、ディスク側を裏面側と呼ぶ場合がある。
アーム組立体11は、図1及び図2に示すように、例えば3つのキャリッジアーム(以下、”アーム”と呼称する場合がある。)13の各先端部にヘッドサスペンション31をそれぞれ取り付けて構成されている。この多アームタイプのアーム組立体11は、キャリッジの支軸17に旋回可能に支持されている。前記アーム13は、その基端側に回転軸受部19とボイスコイルモータ(VCM)21とを備えると共に、その先端側に取付孔23を備える。
前記ヘッドサスペンション31は、図2及び図3に示すように、ベースプレート33−1と、ロードビーム35とを備えている。
前記ベースプレート33−1は、前記ロードビーム35を弾性支持する役割を果たす。このベースプレート33−1は、例えば、板厚が150〜200μm程度のステンレス製薄板から形成され、フランジ部37及びボス部39を有する。前記フランジ部37は、図3に示すように、平面視で略方形状に形成されている。前記ボス部39は、図3に示すように、前記フランジ部37の板厚方向に突設されている。
前記ベースプレート33−1は、前記アーム13の取付孔23に前記ボス部39の嵌合及び塑性変形を介して取り付けられる。前記ベースプレート33−1は、補強プレート38に対し、レーザスポット溶接による溶着又は接着剤による接着等によって固着接合されている。この補強プレート38は、例えばステンレス製薄板から構成されている。
前記ロードビーム35には、図3に示すように、レーザスポット溶接等の適宜の固着手段によって、その裏面側にフレキシャ41が接合固定されている。このロードビーム35は、前記フレキシャ41の先端側に設けられる磁気ヘッドスライダ41aに負荷荷重を与える役割を果たす。前記ロードビーム35は、例えば板厚が30〜150μm程度のばね性を有するステンレス製薄板からなる。
前記ロードビーム35には、その両側部に一対の曲げ縁36a,36bが形成されている。これによって、該ロードビーム35の剛性を高めるようにしている。前記ロードビーム35の後端側には、厚み方向の曲げ剛性を下げるための孔43が形成され、この孔43の両側部に、厚み方向に撓むことのできる左右一対のヒンジ部45a,45bが形成されている。前記ロードビーム35の後端側は、前記補強プレート38の先端側に、その裏面側から重ね合わされてレーザスポット溶接によって固着接合されている。
[実施例1に係るベースプレートの具体的構成]
次に、前記ベースプレート33−1の具体的構成について説明する。
図4(A)は、図3のIV−IV線に沿う実施例1に係るベースプレートの矢視断面図、図4(B)は、実施例1に係るベースプレートの平面図、図5(A)は、実施例1に係るヘッドサスペンションの要部拡大断面図、図5(B)は、比較例に係るヘッドサスペンションの要部拡大断面図、図6は、実施例1に係るヘッドサスペンションをキャリッジアームに取り付ける工程を示す説明図である。
前記ベースプレート33−1は、例えば、所定の厚みを有するステンレス製の薄板材をプレス加工することで成形される。このプレス加工成形によって、前記フランジ部37の薄肉化と前記ボス部39の厚肉化とを両立させている。
前記ボス部39は、図4(A),図4(B),図5(A)及び図6に示すように、前記フランジ部37から突出するように略円筒形状に形成されている。これにより、前記アーム13の取付孔23に対する前記ボス部39の嵌合代を確保している。
前記ボス部39の外周縁部39aには、図4(A),図4(B),図5(A)及び図6に示すように、円柱形状の取付嵌合面51が周回状に設けられている。このボス部39の内側には、円筒形状のボール挿通孔53が設けられている。
前記アーム13の取付孔23に前記ボス部39を介して前記ヘッドサスペンション31を取り付けるにあたっては、図6に示すように、該サスペンション31を前記アーム13に対し治具により位置決めすると共に、前記ボール挿通孔53に該挿通孔53の内径よりも大径の鋼球SBを挿通させる。このとき生じる塑性変形によって前記ボス部39を拡径させる。このボス部39の拡径によって、前記取付嵌合面51が前記アーム13の取付孔23の内周面23aに圧接される。これにより、前記ベースプレート33−1が前記アーム13に固着される。この固着によって、前記ヘッドサスペンション31は、前記ボス部39を介して前記アーム13の取付孔23に取り付けられる。
前記フランジ部37は、図4(A),図4(B),図5(A)及び図6に示すように、一側面37aに前記アーム13が突き当てられる一方、他側面37bに補強プレート38等の他部材が対面接合固定されるようになっている。このフランジ部37は、軽量化のため極力その肉厚が薄くなるように形成されている。
そして、前記フランジ部37は、図4(A),図4(B),図5(A)及び図6に示すように、前記一側面37aの外周縁部37a1に前記アーム13側へ最も突出した一側接合部55を周回状に形成すると共に、前記他側面37bの外周縁部37b1に前記ボス部39を含めて前記他部材38側へ最も突出した他側接合部57−1を周回状に形成して構成されている。
詳しく述べると、前記フランジ部37は、図4(A),図4(B)に示すように、その縦断面を前記ボス部39から前記外周縁部37a1,37b1側へ末広がりに形成して構成されている。このため、前記ボス部39の側から前記外周縁部37a1,37b1の側へ至る板厚の急変を防ぐと共に、該外周縁部37a1,37b1に枠形状の肉厚部分を形成することができる。従って、前記フランジ部37の剛性向上に資することができる。
具体的には、前記フランジ部37の一側面37aは、図4(A),図4(B)に示すように、円形状かつ周回状の一側傾斜面59と、前記一側接合部に相当する周回状の一側平坦面55とから構成されている。この一側平坦面(一側接合部)55は、前記フランジ部37の一側面37aから、前記一側傾斜面59を除いた領域を有する。
また、前記フランジ部37の他側面37bは、図4(A),図4(B)に示すように、円形状かつ周回状の他側傾斜面61−1と、前記他側接合部に相当する周回状の他側平坦面57−1とから構成されている。この他側平坦面(他側接合部)57−1は、前記フランジ部37の他側面37bから、前記他側傾斜面61−1を除いた領域を有する。
前記一側平坦面(一側接合部)55によって、図6に示すように、前記アーム13の取付面23bに対し、前記フランジ部37の一側面37aを的確に密着支持させることができる。
一方、前記他側平坦面(他側接合部)57−1によって、図6に示すように、前記補強プレート(他部材)38に対し、前記フランジ部37の他側面37bを的確に密着させることができる。従って、図4(B)に示すように、前記他側接合部57−1において、前記補強プレート(他部材)38に対し、前記フランジ部37をレーザスポット溶接等によって的確に固着接合することができる。なお、図4(B)の符合”MP”は溶接部位を示している。
前記ベースプレート33−1を製造するに際し、前記一側及び他側接合部55,57−1並びに前記一側及び他側傾斜面59,61−1を同時にプレス加工成形することができる。従って、フランジ部37の薄板化とボス部39の厚肉化を両立させると共に、前記一側及び他側接合部55,57−1並びに前記一側及び他側傾斜面59,61−1を備えたベースプレート33−1を極めて容易に製造することができる。ただし、前記一側及び他側接合部55,57−1並びに前記一側及び他側傾斜面59,61−1をエッチング等により形成することもできる。
[実施例1の効果]
前記ベースプレート33−1に前記ボス部39をプレス加工成形する過程で、図4(A),図4(B),及び図5(A)等に示すように、前記フランジ部37と前記ボス部39との境界部位に、周回状の膨出部40を生じる場合がある。
こうした膨出部40が存在すると、本発明実施例の特徴的な構成を備えていないフランジ部71では、図5(B)に示すように、補強プレート(他部材)38との間に隙間CLを生じる。すると、図5(B)に示すように、前記フランジ部71の反キャリッジアーム側の面71aに重ねて他部材38を接合する際に、面合わせ不良によって接合性が損なわれるおそれがあった。
これに対し、実施例1に係るフランジ部37では、前記一側面37aの外周縁部37a1に前記アーム13側へ最も突出した一側接合部55を周回状に形成すると共に、前記他側面37bの外周縁部37b1に前記ボス部39を含めて前記他部材38側へ最も突出した他側接合部57−1を周回状に形成したため、前記フランジ部37の他側面37bに重ねて他部材38を接合する場合であっても、面合わせ不良によって接合性が損なわれることがなく、安定した剛性及び動特性を有したヘッドサスペンションを得ることができる。
また、前記フランジ部37を、その縦断面を前記ボス部39から外周縁部37a1,37b1側へ末広がりに形成する構成を採用した場合、前記ボス部39の側から前記外周縁部37a1,37b1の側へ至る板厚の急変を防ぐと共に、該外周縁部37a1,37b1に枠形状の肉厚部分を形成することができる。従って、前記フランジ部37の剛性向上に資することができる。
さらに、前記一側接合部55を、周回状の平坦面に形成する構成を採用した場合、前記アーム13の取付面23bに対し、前記フランジ部37の一側面37aを的確に密着支持させることができる。
一方、前記他側接合部57−1を、周回状の平坦面に形成する構成を採用した場合、前記補強プレート(他部材)38に対し、前記フランジ部37の他側面37bを的確に密着させることができる。従って、前記他側接合部57−1において、前記補強プレート(他部材)38に対し、前記フランジ部37をレーザスポット溶接等によって的確に固着接合することができる。
そして、前記他部材は、前記ベースプレート33−1を補強するための補強プレート38であり、前記ロードビーム35は、前記補強プレート38を介して前記ベースプレート33−1に支持される実施例1に係る構成を採用した場合、ベースプレート33−1に補強プレート38が重ねて接合されるヘッドサスペンション31に適用して好適な実施態様を具現化することができる。
次に、実施例2に係るヘッドサスペンションについて、図面を参照しつつ説明する。図7(A)は、実施例2に係るベースプレートの平面図である。
実施例1に係るヘッドサスペンション31と、実施例2に係るヘッドサスペンションとは、ベースプレートの構成を除き、基本的な構成要素が共通している。このため、共通する部材間には共通の符号を付し、その重複した説明を省略して、両者の相違点に注目して説明を進める。
実施例1と実施例2との相違点は次の通りである。
すなわち、実施例1に係るベースプレート33−1では、平面視で略方形状のフランジ部37の他側面37bは、図4(A),図4(B)に示すように、円形状かつ周回状の他側傾斜面61−1と、周回状の他側平坦面(他側接合部)57−1とから構成される。
これに対し、実施例2に係るベースプレート33−2では、平面視で略方形状のフランジ部37の他側面37bは、図7(B)に示すように、花弁形状かつ周回状の他側傾斜面61−2と、周回状の他側平坦面(他側接合部)57−2とから構成されており、前記他側平坦面(他側接合部)57−2が有する形状及び面積の点で、実施例1とは大きく相違している。
なお、実施例2に係るベースプレート33−2は、実施例1に係るベースプレート33−1と同様に、プレス加工成形によって製造することができる。
[実施例2の効果]
実施例2に係るベースプレート33−2を備えたヘッドサスペンションによれば、実施例1と同様に、前記フランジ部37の他側面37bに重ねて他部材38を接合する場合であっても、面合わせ不良によって接合性が損なわれることがなく、安定した剛性及び動特性を有したヘッドサスペンションを得ることができる。
次に、実施例3に係るヘッドサスペンションについて、図面を参照しつつ説明する。図7(B)は、実施例3に係るベースプレートの平面図である。
実施例1に係るヘッドサスペンション31と、実施例3に係るヘッドサスペンションとは、ベースプレートの構成を除き、基本的な構成要素が共通している。このため、共通する部材間には共通の符号を付し、その重複した説明を省略して、両者の相違点に注目して説明を進める。
実施例1と実施例3との相違点は次の通りである。
すなわち、実施例1に係るベースプレート33−1では、平面視で略方形状のフランジ部37の他側面37bは、図4(A),図4(B)に示すように、円形状かつ周回状の他側傾斜面61−1と、周回状の他側平坦面(他側接合部)57−1とから構成される。
これに対し、実施例3に係るベースプレート33−3では、平面視で略方形状のフランジ部37の他側面37bは、図7(C)に示すように、方形状かつ周回状の他側傾斜面61−3と、周回状の他側平坦面(他側接合部)57−3とから構成されており、前記他側平坦面(他側接合部)57−3が有する形状及び面積の点で、実施例1とは大きく相違している。
なお、実施例3に係るベースプレート33−3は、実施例1に係るベースプレート33−1と同様に、プレス加工成形によって製造することができる。
[実施例3の効果]
実施例3に係るベースプレート33−3を備えたヘッドサスペンションによれば、実施例1と同様に、前記フランジ部37の他側面37bに重ねて他部材38を接合する場合であっても、面合わせ不良によって接合性が損なわれることがなく、安定した剛性及び動特性を有したヘッドサスペンションを得ることができる。
次に、実施例4に係るヘッドサスペンションについて、図面を参照しつつ説明する。図7(D)は、実施例4に係るベースプレートの平面図である。
実施例1に係るヘッドサスペンション31と、実施例4に係るヘッドサスペンションとは、ベースプレートの構成を除き、基本的な構成要素が共通している。このため、共通する部材間には共通の符号を付し、その重複した説明を省略して、両者の相違点に注目して説明を進める。
実施例1と実施例4との相違点は次の通りである。
すなわち、実施例1に係るベースプレート33−1では、平面視で略方形状のフランジ部37の他側面37bは、図4(A),図4(B)に示すように、円形状かつ周回状の他側傾斜面61−1と、周回状の他側平坦面(他側接合部)57−1とから構成される。
これに対し、実施例4に係るベースプレート33−4では、平面視で略円形状のフランジ部37の他側面37bは、図7(D)に示すように、円形状かつ周回状の他側傾斜面61−4と、周回状の他側平坦面(他側接合部)57−4とから構成されており、前記他側平坦面(他側接合部)57−4が有する形状及び面積の点で、実施例1とは大きく相違している。
なお、実施例4に係るベースプレート33−4は、実施例1に係るベースプレート33−1と同様に、プレス加工成形によって製造することができる。
[実施例4の効果]
実施例4に係るベースプレート33−4を備えたヘッドサスペンションによれば、実施例1と同様に、前記フランジ部37の他側面37bに重ねて他部材38を接合する場合であっても、面合わせ不良によって接合性が損なわれることがなく、安定した剛性及び動特性を有したヘッドサスペンションを得ることができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能である。そうした変更を伴うヘッドサスペンションもまた、本発明の技術的範囲の射程に包含される。
すなわち、本発明実施例において、前記フランジ部37の他側面37bに対面して接合固定される他部材として、補強プレート38を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されない。
図8に、実施例1の変形例に係るヘッドサスペンション81の斜視図を示す。この図8に示すように、前記補強プレート38に代えて、前記ロードビーム35の後端側を前記他部材として採用して、変形例に係るベースプレート33−5に、前記ロードビーム35の後端側を重ねて接合するようにしてもよい。
11 アーム組立体
13 キャリッジアーム
23 取付孔
31 ヘッドサスペンション
33−1〜5 実施例1〜4及び実施例1の変形例に係るベースプレート
35 ロードビーム
37 フランジ部
37a 一側面
37b 他側面
37a1,37b1 外周縁部
39 ボス部
41a 磁気ヘッドスライダ
57−1〜4 他側平坦面(他側接合部)
61−1〜4 他側傾斜面

Claims (6)

  1. キャリッジアームに取り付けられるベースプレートと、前記ベースプレートに支持されて先端側の磁気ヘッドスライダに負荷荷重を与えるロードビームとを備え、前記ベースプレートはフランジ部及びボス部を有し、前記フランジ部は一側面に前記キャリッジアームが突き当てられ他側面に他部材が対面接合固定され、前記ボス部は前記キャリッジアームの取付孔に嵌合し塑性変形により拡径して取り付けられるヘッドサスペンションであって、
    前記フランジ部は、前記一側面の外周縁部に前記キャリッジアーム側へ最も突出した一側接合部を周回状に形成すると共に、前記他側面の外周縁部に前記ボス部を含めて前記他部材側へ最も突出した他側接合部を周回状に形成した、
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  2. 請求項1記載のヘッドサスペンションであって、
    前記フランジ部は、その縦断面を前記ボス部から外周縁部側へ末広がりに形成した、
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  3. 請求項1又は2に記載のヘッドサスペンションであって、
    前記一側及び他側接合部は、周回状の平坦面に形成した、
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のヘッドサスペンションであって、
    前記他部材は、前記ベースプレートを補強するための補強プレートであり、
    前記ロードビームは、前記補強プレートを介して前記ベースプレートに支持される、
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のヘッドサスペンションであって、
    前記他部材は、前記ロードビームである、
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のヘッドサスペンションであって、
    前記他側接合部は、円形状、方形状又は花弁形状に形成した、
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
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