JP2011123212A - 画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、画像品質を維持しつつ定着に使用する消費電力の削減と画像形成性能の向上を行う画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体に関する。
【解決手段】画像形成装置1は、印刷データに基づいて連続して複数枚の用紙に画像形成する場合に、中間調処理方式判断部5が、今回の用紙の印刷データに対する中間調処理方式と前回の用紙の印刷データに対して設定した中間調処理方式の設定定着温度を比較して、該設定定着温度の変化を抑制する中間調処理方式を、今回の印刷媒体に対して実行すべき中間調処理方式として設定し、設定した中間調処理方式でPDL部4が中間調処理した印刷データに基づいて設定定着温度を調整して印刷部7で画像形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体に関し、詳細には、高い画像品質を維持しつつ定着に使用する消費電力の削減と画像形成性能の向上を行う画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、用紙やフィルム等の画像形成媒体に転写したトナー等の記録剤像を、定着部で加熱することで、記録剤像を画像形成媒体に定着させる。
この定着部での記録剤像の画像形成媒体への定着には、記録剤像の濃度によって必要な定着温度が異なる。
そして、従来、画像形成装置の定着部としては、主に、所定の定着温度に加熱され回転される加熱ローラと加熱ローラに密接して加熱ローラとともに回転する加圧ローラを備えた熱ローラ方式の定着部が用いられている。
この熱ローラ方式の定着部は、金属製の熱ローラをハロゲンランプ等の熱源によって加熱ローラを加熱して、加熱ローラに画像形成媒体を加圧ローラで密着させることによって画像形成媒体上の現像剤像を画像形成媒体に定着させている。ところが、加熱ローラは、熱容量が大きく、加熱ローラを定着温度まで加熱する時間(ウォームアップタイム)が長いことから、画像形成装置が待機状態にあるときにも、待機状態から画像形成開始までの待ち時間を短くするためには、加熱ローラを予熱しておく必要があり、消費電力を削減する上で、改良の必要があった。
そして、従来、画像処理に応じて予め画像の属性に応じて設定された複数の画像処理モードの中から任意の画像処理モードや中間調処理方式に応じて、定着部の加熱ヒータを加熱制御する技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、画像処理モードや中間調処理方式に応じて定着部の加熱制御を行っているのみであるため、複数枚の画像形成媒体に連続して画像形成する場合、必要な定着温度の異なる画像処理モードや中間調処理方式の画像が画像形成媒体毎に混在していると、画像形成媒体毎に頻繁に定着部の加熱調整動作が必要となり、定着部の温度が必要な定着温度に調整されるまで、画像形成を待つ必要性が発生して、画像形成性能が悪化するおそれがあった。
例えば、10枚の用紙にトナー画像を転写して該トナー画像を定着部で定着を行う場合、中間調処理方式として、図11に示すように、定着温度が高程度(図11に、Nと記載。)の設定定着温度が必要な誤差拡散方式が全ての用紙の印刷データに対して採用されているときには、設定定着温度が中程度で一定(温度イメージが平坦)している。また、図12に示すように、中間調処理方式として、定着温度が低程度(図12に、Lと記載。)の設定定着温度が必要な万線ディザ方式が全ての用紙の画像に対して採用されているときには、立ち上がり直後は、中程度であるが、その後、設定定着温度が低程度で一定(温度イメージが平坦)している。ところが、図13に示すように、定着温度が中程度と低程度の設定定着温度である万線ディザ方式と誤差拡散方式が混在していると、設定定着温度が中程度と低程度に変化し、定着部の温度が必要な定着温度に調整されるまで、画像形成を待つ必要性が発生して、画像形成性能が悪化するおそれがあった。図13において、設定定着温度がNとLの間で変化する部分に設けられている空欄は、定着温度調整のための待ち時間を示している。
そこで、本発明は、画像品質を維持しつつ画像形成中の定着温度の変更を抑制して、省電力を図りつつ画像形成性能を向上させることのできる画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、印刷データに基づいて連続して複数枚の画像形成媒体に記録剤像を形成して定着する場合、今回の画像形成媒体の印刷データに対する中間調処理方式と前回の画像形成媒体の印刷データに対して設定した中間調処理方式の設定定着温度を比較して、該設定定着温度の変化を抑制する中間調処理方式を、今回の画像形成媒体の印刷データに対して実行すべき中間調処理方式として設定し、設定した中間調処理方式で中間調処理した印刷データに基づいて設定定着温度を調整して画像形成することを特徴としている。
また、本発明は、取得した今回の画像形成媒体の印刷データに対する中間調処理方式が、前回の画像形成媒体の印刷データに対して設定した中間調処理方式に対応する前記設定定着温度よりも低い設定定着温度の中間調処理方式であると、取得した該今回の中間調処理方式を、該今回の画像形成媒体の印刷データに対して前記中間調処理手段で実行すべき中間調処理方式として設定し、該前回の画像形成媒体の印刷データに対する設定定着温度よりも高い設定定着温度の中間調処理方式であると、該前回の画像形成媒体の印刷データに対する中間調処理方式を、該今回の画像形成媒体の印刷データに対して前記中間調処理手段で実行すべき中間調処理方式として設定することを特徴としてもよい。
さらに、本発明は、取得した今回の画像形成媒体の印刷データに対する中間調処理方式が、前回の画像形成媒体の印刷データに対して設定した中間調処理方式に対応する前記設定定着温度よりも高い設定定着温度の中間調処理方式であると、取得した該今回の中間調処理方式を、該今回の画像形成媒体の印刷データに対して前記中間調処理手段で実行すべき中間調処理方式として設定し、該前回の画像形成媒体の印刷データに対する設定定着温度よりも低い設定定着温度の中間調処理方式であると、該前回の画像形成媒体の印刷データに対する中間調処理方式を、該今回の画像形成媒体の印刷データに対して前記中間調処理手段で実行すべき中間調処理方式として設定することを特徴としてもよい。
また、本発明は、実行すべき中間調処理方式として、前記定着手段での前記設定定着温度の変化を抑制しつつ、前記印刷データの印刷処理における省電力印刷モード、画質優先印刷モード等の印刷モードに対応した中間調処理方式を設定することを特徴としてもよい。
本発明によれば、画像品質を維持しつつ画像形成中の定着温度の変更を抑制して、省電力を図ることができるとともに、画像形成性能を向上させることができる。
本発明の一実施例を適用した画像形成装置の要部ブロック構成図。 中間調処理方式に対応する定着温度テーブルの一例を示す図。 印刷モード設定画面の一例を示す図。 印刷データの指定する印刷モードに応じて中間調処理方式を設定する画像形成処理の処理タイミング図。 印刷モード設定時の入出力部の概略平面図。 入出力部で指定される印刷モードに応じて中間調処理方式を選択する画像形成処理の処理タイミング図。 省エネ優先モード時の中間調処理方式判断処理を示すフローチャート。 省エネ優先モード時の中間調処理方式設定の説明図。 画質優先モード時の中間調処理方式判断処理を示すフローチャート。 画質優先モード時の中間調処理方式設定の説明図。 従来の印刷ジョブ内が全て誤差拡散の場合における定着温度の変化状態を示す図。 従来の印刷ジョブ内が全て万線ディザの場合における定着温度の変化状態を示す図。 従来の印刷ジョブ内が万線ディザと誤差拡散が混在する場合における定着温度の変化状態を示す図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図10は、本発明の画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体の一実施例を適用した画像形成装置1のブロック構成図である。
図1において、画像形成装置1は、データ受信部2、PJL((Printer Job Language)部3、PDL(Page Description Language)部4、中間調処理方式判断部5、入出力部6及び印刷部7等を備えている。
データ受信部2は、コンピュータ等の外部装置と専用線やネットワーク等の通信回線によって接続され、外部装置との間で信号の授受を行って、印刷データの受信や印刷結果情報の送信等を行う。
PJL部(印刷モード取得手段)3は、データ受信部2の受信した印刷データのPJLコマンドを解析して印刷設定情報(印刷モード等)を抽出し、印刷部7に渡す。
中間調処理方式判断部(中間調処理方式判定手段)5は、データ受信部2の受信した印刷データに施す中間調処理方式を判断し、判断結果をPDL部4に渡す。
中間調処理方式には、主に、ディザ法と誤差拡散法がある。誤差拡散法は、ある画像の濃度があるしきい値より大きい場合、「255」の濃度データであるとし、あるしきい値以下である場合、「0」の濃度データであるとして2値化した後、実際の濃度データと2値化されたデータの差分を誤差信号として、回りの画素に配分する方法である。誤差拡散法は、この誤差の配分を、予め用意されているマトリクス上の重み係数を2値化によって生じる誤差に対して掛け合わせ、回りの画素に加算することによって行う。このようにすることによって、画像全体の濃度平均値が保存され、中間調を疑似的に2値で表現することができる。誤差拡散法は、演算処理の負担が大で、処理速度が遅く、高画質向きである。そして、誤差拡散法によって中間調処理した印刷データによって画像形成したトナー画像の定着には、トナー濃度が高いことから、高い設定定着温度が必要である。一方、ディザ法は、1画素を複数個のドットからなるドットマトリクスにより構成するディザ法で画像処理され、ドットマトリクス内の各ドットの成長順番がランダムに生成されるランダムドットディザ法や網点を使用する網点ディザ法等のように、ディザ法としては、種々の方法がある。なかでも、ドットマトリクスに対するドットの成長順番をドットマトリクス内の配置済みのドットに対して必ず隣接するようにドットを生成させる、いわゆる万線ディザ法がある。このようなディザ法は、演算処理が軽量で、高速処理が可能であり、低画質から中画質向きで、モアレ対策が必須である。そして、ディザ法のうち、万線ディザを用いた場合は、トナー濃度が少ないことから、低い設定定着温度で定着が可能であり、網点ディザ法を用いた場合は、トナー濃度が高いことから、高い設定定着温度での定着が必要である。
すなわち、画像形成装置1は、図2に示すように、中間調処理方式として、誤差拡散法を用いた場合及び網点ディザ法を用いた場合には、高い設定定着温度(High)が必要であり、万線ディザ法を用いた場合には、低い設定定着温度(Low)が必要である。
そして、中間調処理方式判断部5は、このような中間調処理方式毎の必要な設定定着温度の定着温度−中間調処理方式テーブルを、内部の不揮発性メモリに格納しており、画像形成するページ毎(用紙毎)に設定定着温度に基づいて印刷データに施す中間調処理方式を判断して、PDL部4に通知する。なお、定着温度−中間調処理方式テーブルは、中間調処理方式判断部5内の不揮発性メモリに格納する場合に限るものではなく、例えば、ハードディスク等を備えているときには、ハードディスクであってもよいし、システムデータとしてROMに格納されていてもよい。
入出力部(印刷モード取得手段)6は、テンキー、スタートキー、画像形成に関する複数の設定項目を設定する設定キー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備えている。入出力部6は、操作キーから画像形成に関する各種設定操作、特に、印刷モードの設定操作が行われ、ディスプレイ(表示手段)には、操作キーから入力された命令内容や画像形成装置1からユーザに通知する各種情報が表示される。
印刷部(画像形成手段、定着手段)7は、詳細は図示しないが、電子写真方式の印刷部(画像形成部)であり、PDL部4からの印刷データに基づいて用紙にトナー画像を転写する画像生成部、画像生成部に用紙を供給する給紙部及び用紙に転写されたトナー画像を用紙に定着させる定着部等を備えている。
画像生成部は、回転駆動される感光体を中心に、帯電部、画像書き込み部、現像部、転写部、除電部及びクリーニング部等が配設されており、帯電部で一様に帯電された感光体上に、画像書き込み部がPDL部4から入力される印刷データに基づいて変調した書き込み光を照射して、静電潜像を形成する。画像形成部は、この静電潜像の形成された感光体に現像部からトナー(記録剤)を供給して現像し、感光体上のトナー画像を転写部と感光体との間に供給部から搬送されてくる用紙(画像形成媒体)に転写して、トナー画像の転写の完了した用紙を定着部に搬送する。
定着部(定着手段)は、通電制御される加熱素子によって中間調処理方式に応じた設定定着温度に加熱された加熱部(例えば、加熱ローラ)と該加熱部とともにトナー画像の転写された用紙を所定圧力で押圧する加圧部(例えば、加圧ローラ)等を備え、これらの加熱部と加圧部によってトナー画像の転写された用紙を搬送しつつ加熱・加圧して定着させて、定着の完了した用紙を図示しない排紙トレイに送り出す。
PDL部(中間調処理手段、定着温度設定手段)4は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えており、CPUが、ROM内のプログラムに基づいて、RAMをワークメモリとして利用しつつ画像形成装置1の各部を制御して、画像形成装置1としての基本処理を実行するとともに、印刷データのPDLを解釈して印刷部7での印刷に適した印刷データの生成及び本発明の定着温度を効率的なものとする中間調処理方式を設定する画像形成処理を実行する。
すなわち、画像形成装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の画像形成方法を実行する画像形成プログラムをROM等に導入することで、後述する高画像品質を維持しつつ印刷モードの許容する範囲内で定着温度の変化を抑制した中間調処理方式の設定を行って画像形成する画像形成方法を実行する画像形成装置として構築されている。この画像形成プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像形成装置1は、高画像品質を維持しつつ印刷モードの許容する範囲内で定着温度の変化を抑制した中間調処理方式の設定を行って画像形成する。
まず、画像データを印刷データとして入力する前に、外部装置のプリンタドライバで印刷モード(印刷品質)が設定されて、該印刷モードの設定に応じた印刷データがデータ受信部に入力される場合について説明する。
外部装置のプリンタドライバにおける印刷モードの設定においては、例えば、図3に示すように、文書種類(一般文書、写真(イメージデータ)、DTP、CAD等)と印刷モード(画質と印刷速度のバランス)等の設定が行われ、印刷モードとしては、画質優先、速度優先、速度最優先、省エネ優先等のうちから設定される。プリンタドライバは、このようにして設定された印刷設定、特に、印刷モード設定を印刷データにPJLで付加して画像形成装置1に送信する。
画像形成装置1は、データ受信部2が複数ページからなる印刷データを受信すると、図4に示すように、データ受信部2は、PJL部3に印刷データを渡し、PJL部3は、印刷データに設定されているPJLコマンドを解釈して、印刷モードを取得して中間調処理方式判断部5に通知するとともに、印刷データをPDL部4に渡す。
PDL部4は、印刷データを解釈して、印刷データに適した中間調処理方式(万線ディザ、誤差拡散、網点ディザ等)を判断し、該判定結果の中間調処理方式を中間調処理方式判断部5に渡して中間調処理方式の判定依頼(図4では、中間処理判定依頼と表示。)を行う。
中間調処理方式判断部5は、中間調処理の判定依頼を受けると、PJL部3から受け取った印刷モードに応じて、PDL部4から受け取って該PDL部4が印刷データの中間調処理に使用しようとしている中間調処理方式での中間調処理で「OK」であるか、前回のページで使用していた中間調処理方式をそのまま使用すべきかの中間調処理方式判定を行って、判定結果(図4では、中間処理判定結果と表示。)をPDL部4に渡す。
PDL部4は、中間調処理方式判断部5の設定した中間調処理方式で印刷データの画像処理を施した後、該印刷データを印刷部7に渡すとともに、印刷部7の定着部の設定定着温度を、画像処理に使用した中間調処理方式に対応する設定定着温度に設定する。
そして、PDL部4は、上記中間調処理方式判定部5への中間調処理方式の判定依頼をページ毎に行い、ページ毎に中間調処理方式判断部5によって判断された中間調処理方式を設定して、設定した中間調処理方式で中間調処理した印刷データによって印刷部7に印刷処理させる。
また、印刷モード等の印刷設定は、外部装置のプリンタドライバで設定する場合に限るものではなく、例えば、画像形成装置1の入出力部のキー操作やタッチパネル操作等によって行ってもよい。
この場合、例えば、図5に示すように、入出力部6が、ディスプレイ6a、上下の選択ボタン6b、6c及びOKボタン6d等を備えており、ディスプレイ6aに、印刷モードを選択する印刷モード選択画面を表示する。図5では、ディスプレイ6aに、印刷モード選択画面として、省エネ優先モードと画質優先モードのいずれかを選択する選択画面を表示しており、上下ボタン6b、6cの操作で省エネ優先モードと画質優先モードのいずれかを選択して、OKボタンで選択を確定させる。なお、ここで、省エネ優先モードとは、画質よりも消費電力の削減を優先する印刷モードを意味し、画質優先モードとは、形成画像の画像品質を優先させる印刷モードを意味している。
そして、この場合、画像形成装置1は、図6に示すように、入出力部6が、上記印刷モード選択画面で設定された印刷モードを中間調処理方式判断部5に渡し、データ受信部2が複数ページからなる印刷データを受信すると、データ受信部2は、PJL部3に印刷データを渡す。PJL部3は、印刷データに設定されているPJLコマンドを解釈して、印刷データをPDL部4に渡す。
PDL部4は、印刷データを解釈して、印刷データに適した中間調処理方式を判断し、該判定結果の中間調処理方式を中間調処理方式判断部5に渡して中間調処理方式の判定依頼(図6では、中間処理判定依頼と表示。)を行う。
中間調処理方式判断部5は、中間調処理の判定依頼を受けると、入出力部6から受け取った印刷モードに応じて、PDL部4から受け取って該PDL部4が印刷データの中間調処理に使用しようとしている中間調処理方式での中間調処理で「OK」であるか、前回のページで使用していた中間調処理方式をそのまま使用すべきか等の使用すべき中間調処理方式を判定する中間調処理方式判定処理を行って、判定結果(図6では、中間処理判定結果と表示。)をPDL部4に渡す。
PDL部4は、中間調処理方式判断部5による判定結果に基づいて中間調処理方式で印刷データの画像処理を施した後、印刷データを印刷部7に渡すとともに、印刷部7の定着部の設定定着温度を、画像処理に使用した中間調処理方式に対応する設定定着温度に設定する。
そして、PDL部4は、上記中間調処理方式判定部5への中間調処理方式の判定依頼をページ毎に行い、ページ毎に中間調処理方式判断部5によって判断された中間調処理方式を設定して、設定した中間調処理方式で中間調処理した印刷データによって印刷部7に印刷処理させる。
そして、中間調処理方式判断部5は、印刷モードが省エネ優先モードのときには、図7に示すように中間調処理方式判断処理を行う。すなわち、中間調処理方式判断部5は、省エネ優先モードにおいては、図7に示すように、PDL部4から中間調処理方式の判定依頼を受けると(ステップS101)、PDL部4から通知された中間調処理方式に基づいて定着温度−中間調処理方式テーブルを参照して、該中間調処理方式に対応する必要な設定定着温度を取得し(ステップS102)、前回のページまたは前の印刷データの最後のページに対する設定定着温度と同じであるかチェックする(ステップS103)。
ステップS103で、今回のページ(今回の用紙)の設定定着温度が前回の設定定着温度と同じであると、中間調処理方式判断部5は、通知された中間調処理方式による中間調処理で「OK」である旨をPDL部4に通知して中間調処理判断処理を終了する(ステップS104)。
ステップS103で、今回のページの設定定着温度と前回の設定定着温度とが異なるときには、中間調処理方式判断部5は、今回の設定定着温度が前回の設定定着温度よりも低いかチェックし(ステップS105)、今回の設定定着温度が前回の設定定着温度よりも低い場合には、通知された中間調処理方式による中間調処理で「OK」である旨をPDL部4に通知して、中間調処理判断処理を終了する(ステップS106)。
また、ステップS105で、今回の設定定着温度が前回の設定定着温度よりも高い場合には、中間調処理方式判断部5は、定着温度−中間調処理方式テーブルを参照して、前回の設定定着温度と同じ設定定着温度になる中間調処理方式を設定してPDL部4に通知し、中間調処理判断処理を終了する(ステップS107)。
PDL部4は、中間調処理方式判断部5から中間調処理方式判断部5に通知した中間調処理方式とは異なる中間調処理方式が通知されると、通知された中間調処理方式で印刷データを中間調処理した後、処理後の印刷データを印刷部7に渡すとともに、該中間調処理方式の設定定着温度を印刷部7に設定して画像形成させる。
すなわち、画像形成装置1は、図8に省エネ優先モードのときの中間調処理の説明図として示すように、例えば、1ページ目の印刷データが設定定着温度の低い万線ディザ法である場合、定着立ち上げ温度である高設定定着温度(N)から低設定定着温度(L)に、設定定着温度を設定変更し、その後に、印刷データの内容からすると、高設定定着温度(N)である誤差拡散法であっても、低設定定着温度(L)の万線ディザ法で中間調処理を行って、定着温度を上げることなく、画像形成を行う。
なお、上記説明では、印刷モードとして省エネ優先モードが選択された場合について説明したが、印刷モードとしては、上述のように省エネ優先モードに限るものではなく、例えば、画質優先モード等もあり、画質優先モードにおいては、中間調処理方式判断部5は、例えば、図9に示すように、中間調処理方式を設定する。なお、図9において、図7と同様の処理ステップには、同一のステップナンバを付与して、その説明を簡略化する。
すなわち、中間調処理方式判断部5は、図9に示すように、PDL部4から中間調処理方式の判定依頼を受けると(ステップS101)、PDL部4から通知された中間調処理方式に基づいて定着温度−中間調処理方式テーブルを参照して、該中間調処理方式に対応する必要な設定定着温度を取得し(ステップS102)、前回のページまたは前の印刷データの最後のページの設定定着温度と同じであるかチェックする(ステップS103)。
ステップS103で、今回のページの設定定着温度が前回の設定定着温度と同じであると、中間調処理方式判断部5は、通知された中間調処理方式による中間調処理で「OK」である旨をPDL部4に通知して中間調処理判断処理を終了する(ステップS104)。
ステップS103で、今回のページの設定定着温度と前回の設定定着温度とが異なるときには、中間調処理方式判断部5は、印刷処理中に印刷部7の定着部の立ち上げ処理が既に実行済みであるか、すなわち、定着部の温度が高い設定定着温度に既に立ち上がっていいるか確認し(ステップS201)、定着部の立ち上げ処理が実行済みでないときには、通知された中間調処理方式による中間調処理で「OK」である旨をPDL部4に通知して、中間調処理判断処理を終了する(ステップS106)。
また、ステップS201で、定着部の立ち上げ処理が実行済みのときには、中間調処理方式判断部5は、定着温度−中間調処理方式テーブルを参照して、前回の設定定着温度と同じになる中間調処理を中間調処理方式を設定してPDL部4に通知して、中間調処理判断処理を終了する(ステップS107)。
PDL部4は、中間調処理方式判断部5から中間調処理方式判断部5に通知した中間調処理方式とは異なる中間調処理方式が通知されると、通知された中間調処理方式で印刷データを中間調処理した後、処理後の印刷データを印刷部7に渡すとともに、該中間調処理方式の設定定着温度を印刷部7に設定して画像形成させる。
すなわち、中間調処理方式判断部5は、図10に示すように、1ページ目から4ページ目までが低設定定着温度の万線ディザ法がPDL部4から通知されると、設定定着温度として示すように、立ち上がり時の1ページ目以外は、低設定定着温度の万線ディザ法をそのまま処理すべき中間調処理方式として、PDL部4に通知(「OK」通知)するが、5ページ目に高設定定着温度の誤差拡散法がPDL部4から通知された場合、画質を優先させるために、高設定定着温度の誤差拡散法を処理すべき中間調処理方式としてPDL部4に通知する。中間調処理方式判断部5は、その後に、低設定定着温度の中間調処理方式、例えば、図10の6ページ目及び9ページ目に、PDL部4から低設定定着温度の万線ディザ法が通知されても、前回のページと同じ設定定着温度である高設定定着温度の誤差拡散法を処理すべき中間調処理方式としてPDL部4に通知する。したがって、画質優先モードの場合にも、途中で、設定定着温度の変更を必要とする中間調処理方式の変化が発生しても、1回だけ設定定着温度を変更する処理を行うのみで済み、高画像品質を維持しつつ設定定着温度の変更に要する時間を削減することができる。
このように、本実施例の画像形成装置1は、中間調処理方式判断部5が、印刷データに基づいて連続して複数枚の用紙にトナー画像を形成して定着する場合、今回の用紙の印刷データに対する中間調処理方式と前回の用紙の印刷データに対して設定した中間調処理方式の設定定着温度を比較して、該設定定着温度の変化を抑制する中間調処理方式を、今回の画像形成媒体に対して実行すべき中間調処理方式として設定し、設定した中間調処理方式でPDL部4が中間調処理した印刷データに基づいて設定定着温度を調整して印刷部7で画像形成している。
したがって、連続印刷時における設定定着温度の変更を抑制して設定定着温度の変更によって生じる画像形成待ち時間を削減することができ、消費電力を削減することができるとともに、画像形成処理性能を向上させることができる。
また、本実施例の画像形成装置1の中間調処理方式判断部5は、今回の用紙の印刷データに対する中間調処理方式が、前回の用紙の印刷データに対して設定した中間調処理方式に対応する設定定着温度よりも低い設定定着温度の中間調処理方式であると、取得した該今回の中間調処理方式を、該今回の用紙の印刷データに対してPDL部4で実行すべき中間調処理方式として設定し、該前回の用紙の印刷データに対する設定定着温度よりも高い設定定着温度の中間調処理方式であると、該前回の用紙の印刷データに対する中間調処理方式を、該今回の用紙の印刷データに対してPDL部4で実行すべき中間調処理方式として設定している。
したがって、一旦低い設定定着温度に設定すると、該低い設定定着温度に対応した中間調処理方式をその後の用紙の印刷データに対しても適用することができ、消費電力をより一層削減することができるとともに、画像品質を維持しつつ、画像形成処理性能を向上させることができる。
さらに、本実施例の画像形成装置1の中間調処理方式判断部5は、今回の用紙の印刷データに対する中間調処理方式が、前回の用紙の印刷データに対して設定した中間調処理方式に対応する前記設定定着温度よりも高い設定定着温度の中間調処理方式であると、取得した該今回の中間調処理方式を、該今回の用紙の印刷データに対してPDL部4で実行すべき中間調処理方式として設定し、該前回の用紙の印刷データに対する設定定着温度よりも低い設定定着温度の中間調処理方式であると、該前回の用紙の印刷データに対する中間調処理方式を、該今回の用紙の印刷データに対してPDL部4で実行すべき中間調処理方式として設定している。
したがって、一旦高い設定定着温度に設定すると、該高い設定定着温度に対応した中間調処理方式をその後の用紙の印刷データに対しても適用することができ、消費電力を削減することができるとともに、画像品質をより一層向上させつつ、画像形成処理性能を向上させることができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、印刷データの印刷処理における省電力印刷モード、画質優先印刷モード等の印刷モードを取得し、中間調処理方式判断部5が、PDL部4で実行すべき中間調処理方式として、定着部での設定定着温度の変化を抑制しつつ印刷モードに対応した中間調処理方式を設定している。
したがって、ユーザの設定した印刷モードに応じて設定定着温度の変化を抑制しつつ中間調処理方式を設定することができ、ユーザの意図する画像品質を維持しつつ、消費電力を削減することができるとともに、画像形成処理性能を向上させることができる。
さらに、本実施例の画像形成装置1は、印刷モードを、PJL部3が印刷データから取得したり、また、入出力部6による入力操作から取得している。
したがって、印刷モードを適切に取得して、印刷モードに応じた中間調処理方式を設定することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、所定の定着温度でトナー画像等の印刷剤像を用紙等の画像形成媒体に定着させる画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体に利用することができる。
1 画像形成装置
2 データ受信部
3 PJL部
4 PDL部
5 中間調処理方式判断部
6 入出力部
6a ディスプレイ
6b、6c 選択ボタン
6c OKボタン
7 印刷部
特開2005−321549号公報

Claims (8)

  1. 印刷データに対して所定の中間調処理方式で中間調処理を施す中間調処理手段と、
    前記印刷データに対応した中間調処理方式を取得する中間調処理方式取得手段と、
    前記中間調処理手段で中間調処理された印刷データに基づいて画像形成媒体に記録剤像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段で前記記録剤像の形成された前記画像形成媒体を所定の設定定着温度で加熱して該記録剤像を該画像形成媒体に定着させる定着手段と、
    前記定着手段の前記設定定着温度を前記画像形成手段で画像形成される前記印刷データに対して前記中間調処理手段によって施される前記中間調処理方式に対応した温度に設定する定着温度設定手段と、
    前記画像形成手段で連続して複数枚の画像形成媒体に画像形成する場合、前記中間調処理方式取得手段が今回の画像形成媒体の印刷データに対して取得した中間調処理方式と前回の画像形成媒体の印刷データに対して設定した中間調処理方式の前記設定定着温度を比較して、該設定定着温度の変化を抑制する中間調処理方式を今回の画像形成媒体の印刷データに対して前記中間調処理手段で実行すべき中間調処理方式として設定する中間調処理方式判断手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記中間調処理方式判断手段は、前記中間調処理方式取得手段の取得した今回の画像形成媒体の印刷データに対する中間調処理方式が、前回の画像形成媒体の印刷データに対して設定した中間調処理方式に対応する前記設定定着温度よりも低い設定定着温度の中間調処理方式であると、取得した該今回の中間調処理方式を、該今回の画像形成媒体の印刷データに対して前記中間調処理手段で実行すべき中間調処理方式として設定し、該前回の画像形成媒体の印刷データに対する設定定着温度よりも高い設定定着温度の中間調処理方式であると、該前回の画像形成媒体の印刷データに対する中間調処理方式を、該今回の画像形成媒体の印刷データに対して前記中間調処理手段で実行すべき中間調処理方式として設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記中間調処理方式判断手段は、前記中間調処理方式取得手段の取得した今回の画像形成媒体の印刷データに対する中間調処理方式が、前回の画像形成媒体の印刷データに対して設定した中間調処理方式に対応する前記設定定着温度よりも高い設定定着温度の中間調処理方式であると、取得した該今回の中間調処理方式を、該今回の画像形成媒体の印刷データに対して前記中間調処理手段で実行すべき中間調処理方式として設定し、該前回の画像形成媒体の印刷データに対する設定定着温度よりも低い設定定着温度の中間調処理方式であると、該前回の画像形成媒体の印刷データに対する中間調処理方式を、該今回の画像形成媒体の印刷データに対して前記中間調処理手段で実行すべき中間調処理方式として設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、
    前記印刷データの印刷処理における省電力印刷モード、画質優先印刷モード等の印刷モードを取得する印刷モード取得手段を備え、
    前記中間調処理方式判断手段は、前記中間調処理手段で実行すべき中間調処理方式として、前記定着手段での前記設定定着温度の変化を抑制しつつ前記印刷モードに対応した中間調処理方式を設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷モード取得手段は、前記印刷データから前記印刷モードを取得、または、所定の入力手段による入力操作から前記印刷モードを取得することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 印刷データに対して所定の中間調処理方式で中間調処理を施す中間調処理ステップと、
    前記印刷データに対応した中間調処理方式を取得する中間調処理方式取得処理ステップと、
    前記中間調処理ステップで中間調処理された印刷データに基づいて画像形成媒体に記録剤像を形成する画像形成処理ステップと、
    前記画像形成処理ステップで前記記録剤像の形成された前記画像形成媒体を所定の設定定着温度で加熱して該記録剤像を該画像形成媒体に定着させる定着処理ステップと、
    前記定着処理ステップにおける前記設定定着温度を前記画像形成処理ステップで画像形成される前記印刷データに対して前記中間調処理ステップによって施される前記中間調処理方式に対応した温度に設定する定着温度設定処理ステップと、
    前記画像形成処理ステップで連続して複数枚の画像形成媒体に画像形成する場合、前記中間調処理方式取得処理ステップが今回の画像形成媒体の印刷データに対して取得した中間調処理方式と前回の画像形成媒体の印刷データに対して設定した中間調処理方式の前記設定定着温度を比較して、該設定定着温度の変化を抑制する中間調処理方式を今回の画像形成媒体の印刷データに対して前記中間調処理ステップで実行すべき中間調処理方式として設定する中間調処理方式判断処理ステップと、
    を有していることを特徴とする画像形成方法。
  7. コンピュータに、
    印刷データに対して所定の中間調処理方式で施す中間調処理と、
    前記印刷データに対応した中間調処理方式を取得する中間調処理方式取得処理と、
    前記中間調処理で中間調処理された印刷データに基づいて画像形成媒体に記録剤像を形成する画像形成処理と、
    前記画像形成処理で前記記録剤像の形成された前記画像形成媒体を所定の設定定着温度で加熱して該記録剤像を該画像形成媒体に定着させる定着処理と、
    前記定着処理における前記設定定着温度を前記画像形成処理で画像形成される前記印刷データに対して前記中間調処理によって施される前記中間調処理方式に対応した温度に設定する定着温度設定処理と、
    前記画像形成処理で連続して複数枚の画像形成媒体に画像形成する場合、前記中間調処理方式取得処理が今回の画像形成媒体の印刷データに対して取得した中間調処理方式と前回の画像形成媒体の印刷データに対して設定した中間調処理方式の前記設定定着温度を比較して、該設定定着温度の変化を抑制する中間調処理方式を今回の画像形成媒体の印刷データに対して前記中間調処理で実行すべき中間調処理方式として設定する中間調処理方式判断処理と、
    を実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
  8. 請求項7記載の画像形成プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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