JP2010072258A - 画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、適切な時期に画像品質調整を行う画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体に関する。
【解決手段】画像形成装置1は、制御部2の制御下で、用紙に形成する形成画像の画像品質を調整する画像品質調整処理の履歴を画像品質調整履歴情報として記憶部3に記憶し、また、使用者毎に該使用者による画像形成の履歴情報を使用者毎使用履歴情報として記憶部3に記憶する。画像形成装置1は、該画像品質調整履歴情報と該使用者毎使用履歴情報に基づいて所定の判定時間毎に該判定時間が画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定して、該判定結果に基づいて、該画像品質調整処理の実行を制御する。したがって、使用者によって画像形成の行われる可能性の高い時間を避けて、画像品質調整処理を実行することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】画像形成装置1は、制御部2の制御下で、用紙に形成する形成画像の画像品質を調整する画像品質調整処理の履歴を画像品質調整履歴情報として記憶部3に記憶し、また、使用者毎に該使用者による画像形成の履歴情報を使用者毎使用履歴情報として記憶部3に記憶する。画像形成装置1は、該画像品質調整履歴情報と該使用者毎使用履歴情報に基づいて所定の判定時間毎に該判定時間が画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定して、該判定結果に基づいて、該画像品質調整処理の実行を制御する。したがって、使用者によって画像形成の行われる可能性の高い時間を避けて、画像品質調整処理を実行することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体に関し、詳細には、適切な時期に画像品質調整処理を行う画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体に関する。
画像データに基づいて画像を用紙に形成する画像形成装置においては、画像形成に関与する部品の径時変化、環境変化による精度変化等によって形成画像の画像品質が劣化することから、適時に画像形成プロセスを調整して、画像品質を向上させるための画像品質調整機能部を備えていることが多い。
特に、近年、高品質の画像を高速に記録することができることから、半導体レーザ等のレーザ光源から出射されたレーザ光を利用して画像形成する電子写真方式の画像形成装置、例えば、レーザプリンタや電子写真方式の複写装置等の画像形成装置が普及している。
このような電子写真方式の画像形成装置においては、使用環境、現像カートリッジや感光体の特性変動、感光体の感度バラツキ、トナーの摩擦帯電特性のバラツキ等によって、形成画像の濃度特性に変動が生じ、本来の色調が得られなくなったり、色ずれが発生したりする。そこで、電子写真方式の画像形成装置においては、例えば、感光体上に形成したトナー画像や用紙に形成したトナー画像を測定して画像濃度を調整する画像濃度調整処理、カラー画像の各色の色ずれを調整する色ずれ調整処理等の画像品質調整処理を行う画像品質調整機能部を設けて、画像品質を良好な状態に保つように画像品質調整処理を行うようになってきている。
ところが、画像品質調整機能部を稼動させて画像品質調整処理を行う際、画像品質調整処理に一定時間を要し画像形成の生産性が低下すること、動作中に騒音が発生することを考慮して、従来から、電源オン時、省エネルギー復帰時、一定枚数印刷後、一定時間経過後等の特定のタイミングで画像品質調整処理を実行している。
例えば、従来、電源オフ中の環境測定結果の時間変化履歴を記録して、該環境測定結果の時間変化に基づいて画像調整の必要性の有無を判断し、画像調整の制御を行う技術が提案されている(特許文献1参照)。すなわち、この従来技術は、電源オフされていた間の環境変化状態に基づいて画像調整の必要性を判断している。
また、従来、省エネルギーモードへの移行時に、画像品質調整の次回調整までの調整間隔許容値と調整間隔設定値を比較して、画像品質調整処理を実施するか否か決定する技術が提案されている(特許文献2参照)。すなわち、この従来技術は、省エネルギーモードへの移行時に、次回起動時や画像形成時に、画像品質調整処理が実行されることを抑制して、利用性の向上を図っている。
しかしながら、上記従来技術にあっては、より一層効率的に画像品質調整処理を行って、画像品質を向上させつつ利用性をより一層向上させる上で改良の必要があった。
すなわち、上記特許文献1記載の従来技術にあっては、電源オフ中の環境変化に基づいて画像調整の必要性を判断しているため、環境変化を測定する必要があり、コストが高くつくとともに、使用者が画像形成装置を使用するために、電源を投入した時点で画像品質調整処理が実行されて、利用者は画像品質調整処理が完了するまで待たされるおそれがあるため、より一層利用性を向上させる上で改良の必要があった。
また、特許文献2記載の従来技術にあっては、省エネルギーモードへの移行時に、画像品質調整そりの実行の必要性のみに基づいて画像品質調整処理を実施するか否か決定しているため、きめ細かな画像品質調整処理の要否を判断することができず、利用性を向上させつつより一層画像品質を向上させる上で、改良の必要がある。
そこで、本発明は、利用性をより一層向上させつつ、より一層適切なタイミングで画像品質調整処理を実行する画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、画像形成媒体に形成する形成画像の画像品質を調整する画像品質調整処理の履歴を画像品質調整履歴情報として記憶し、また、使用者毎に該使用者による画像形成の履歴情報を使用者毎画像形成履歴情報として記憶し、該画像品質調整履歴情報と該使用者毎画像形成履歴情報に基づいて所定判定時間毎に該判定時間が該画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定して、該判定結果に基づいて、該画像品質調整処理の実行を制御することを特徴としている。
また、本発明は、前記画像調整履歴情報と前記使用者毎画像形成履歴情報に基づいて、前記判定時間における前記使用者による画像形成の可能性を算出し、該画像形成の可能性に基づいて該判定時間が前記画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定することを特徴としてもよい。
さらに、本発明は、前記使用者によって前記画像形成が行われる可能性が所定の可能性よりも低いと前記判定時間が前記画像品質調整処理の実行に適していると判定することを特徴としてもよい。
本発明によれば、利用性をより一層向上させつつ、より一層適切なタイミングで画像品質調整処理を実行することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図5は、本発明の画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体の一実施例を適用した画像形成装置1の要部ブロック構成図である。
図1において、画像形成装置1は、制御部2、記憶部3、算出部4、画像制御部5、読み取り部6、書き込み部7及び操作表示部8等を備えており、各部は、バス9に接続されている。画像形成装置1は、プリンタ装置、複写装置、ファクシミリ装置、複合装置等の電子写真方式で画像形成する画像形成装置である。
制御部(画像品質調整手段、調整適否判定手段、制御手段)2は、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、CPUが、ROM内のプログラムに基づいてRAMをワークメモリとして利用しつつ画像形成装置1としての基本処理を実行するとともに、画像品質調整処理の実行及び該画像品質調整処理の実行を制御する画像品質調整制御処理を実行する。
記憶部(調整履歴情報記憶手段、画像形成履歴情報記憶手段、使用者優先度記憶手段)3は、例えば、ハードディスク、電池バックアップされているRAM、NVRAM(Nonvolatile Random Access Memory)等の画像形成装置1の電源がオフの場合にも記憶内容を保持するメモリが用いられており、各種データ、特に、画像品質調整制御処理に必要なデータを記憶する。この画像品質調整制御処理に必要なデータとしては、例えば、図2に示すような画像品質調整履歴情報RJ、図3に示すような使用者毎使用履歴情報(使用者毎画像形成履歴情報)SJ及び図4に示すような使用者優先度情報UJ等を記憶している。図2に示す画像品質調整履歴情報RJは、画像形成装置1の実行した画像品質調整処理の実行履歴情報であり、画像品質調整処理の調整年月日、曜日、調整開始時間、画像品質調整処理に要した調整時間及び画像品質調整時の画像形成装置1の状態である調整時機械状態の各項目情報からなる。図3に示す使用者毎使用履歴情報SJは、画像形成装置1を使用する予め登録された使用者毎の画像形成装置1の使用履歴情報であり、使用者、使用時間及びジョブ内容(画像形成の用紙サイズ、画像形成枚数、画像形成部数及びカラーかモノクロかの画像形成モード等)等の各項目情報からなる。そして、図4に示す使用者優先度情報UJは、画像形成装置1を使用する予め登録された使用者の優先度の情報であり、上記使用者毎の使用者履歴から使用者毎の優先度が決定される。
算出部(使用者優先度決定手段)4は、画像形成装置1の各種動作処理を適切に行うのに必要な数、期間等の演算処理、例えば、画像形成回数、画像形成枚数等を算出するとともに、画像品質調整処理における画像調整のパラメータに基づく画像処理における演算処理、画像品質調整処理を行うか否かの判定を行う判定時間毎の使用者による画像形成の可能性の算出及び使用者毎使用履歴情報SJに基づく画像形成に対する該使用者の使用優先度の算出等を行う。
画像制御部5は、読み取り部6の読み取った画像データを書き込み部7で書き込むのに必要な画像処理を行ったり、制御部2の制御下で、後述する画像調整処理に必要な画像処理を実行する。
読み取り部6は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)を利用したラインイメージセンサ等が用いられており、一般にADF(Auto Document Feeder)を備えている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、ADFは、セットされた原稿を1枚ずつ読み取り部6の原稿読み取り位置に送給する。画像読み取り部6は、ADFから搬送されてきた原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取って、制御部2に出力する。
書き込み部(画像形成手段)7は、電子写真式の書き込み部が用いられており、図示しないが、電子写真方式で画像形成するのに必要な各部、例えば、感光体、光書き込み部、現像部、帯電部、除電部及びクリーニング部等を備えている。書き込み部7は、画像データ及び制御信号により光書き込み部を動作させて感光体上に静電潜像を形成し、現像部によりトナーを感光体上に供給して現像して感光体上の静電潜像を現像して、トナー画像を形成する。書き込み部7は、給紙部から用紙を感光体と転写部との間に給紙して、感光体上のトナー画像を用紙に転写させ、トナー画像の転写された用紙を定着部に搬送して、定着部で加熱・加圧して用紙上のトナー画像を定着させることで、画像を形成する。この書き込み部7は、適宜のタイミングに、電子写真方式での画像形成処理に対して画像品質に影響を与える各部の動作を調整して色ずれ等の画像品質を調整する画像品質調整処理を行うことが、高品質の画像形成を行う上で、必要である。
操作表示部8は、スタートキー、ストップキー、テンキー、画質設定キー、モード設定キー等の画像形成装置1の各種動作設定を行うのに必要な各種操作キーを備えるとともに、表示部(例えば、液晶パネル等)を備えている。操作表示部8は、操作キーから、画像形成装置1に各種動作設定を行わせるのに必要な各種操作が行われ、表示部に、操作キーから入力された命令内容や画像形成装置1から使用者に通知する各種情報を表示する。
なお、画像形成装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Video Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の画像品質調整制御処理を伴う画像形成制御方法を実行する画像形成制御処理プログラムを読み込んで制御部2のROMや記憶部3に導入することで、後述する画像品質調整制御処理を伴う画像形成制御方法を実行する画像形成装置として構築されている。この画像形成制御処理プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
そして、画像形成装置1は、この画像品質調整処理としては、種々の画像項目について画像品質調整処理を行うが、例えば、感光体上に形成したトナー画像や用紙に形成したトナー画像を測定して画像濃度を調整する画像濃度調整処理、カラー画像の各色の色ずれを調整する色ずれ調整処理等を実行する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像形成装置1は、使用者毎使用履歴情報SJ及び画像形成装置1の画像品質調整履歴情報RJに基づいて画像品質調整の要否を適切に判断して使用者による画像形成の少ない適切なタイミングに画像品質調整処理を実行する。
すなわち、画像形成装置1は、予め登録された使用者による操作表示部8からのコピー要求または図示しない通信部を介して接続されているホスト装置の使用者からのプリンタ要求等の書き込み部7を使用した画像形成要求があり、該画像形成要求に基づいて書き込み部7を用いて画像形成処理を行うと、該使用者毎の画像形成履歴(使用履歴)を、図3に示した使用者毎使用履歴情報SJとして記憶部3に記憶し、また、使用者毎の使用履歴に基づいて使用者毎に画像形成に対する使用優先度を算出して使用者優先度情報UJとして記憶部3に記憶する。そして、画像形成装置1は、画像品質調整処理を実行すると、該画像品質調整処理の履歴を画像品質調整履歴情報RJとして記憶部3に記憶する。
このように、各情報が記憶部3に記憶されている状態で、画像形成装置1は、電源がオンのときに、予め設定されている所定の判定時間毎に、記憶部3の画像品質調整履歴情報RJ、使用者毎使用履歴情報SJ及び使用者優先度情報UJを参照して該判定時間が画像品質調整処理を実行するのに適しているか否か判定して、該判定結果に基づいて画像品質調整処理を制御する画像品質調整制御処理を、図5に示すように、実行する。すなわち、制御部2は、画像形成装置1の電源がオンのときに、所定の判定時間間隔で、印刷中かどうかチェックし(ステップS101)、印刷中のときには、画像品質調整処理を実行すると、利用性が悪化すると判断して、画像品質調整処理を行うことなく、次の判定時間まで待つ。ステップS101で、印刷中でないときには、制御部2は、記憶部3の画像品質調整履歴情報RJを参照し(ステップS102)、前回の画像品質調整処理から予め設定されている画像品質調整間隔以上期間が空いているか等によって画像品質調整処理が必要であるかチェックする(ステップS103)。なお、この印刷中でないときとしては、画像形成装置1の電源が投入された直後であって、まだ印刷が開始されていないとき、省エネルギー復帰直後であって、まだ印刷が開始されていないとき等も含まれる。
ステップS103で、画像品質調整処理が必要なタイミングでないときには、制御部2は、画像品質調整処理を行うことなく、そのまま処理を終了する。
ステップS103で、画像品質調整処理が必要なタイミングであると、制御部2は、記憶部3の使用者毎使用履歴情報SJ及び使用者優先度情報UJを参照し(ステップS104)、現在の判定時間が使用優先度の低い使用者の使用する可能性の高い時間であるかチェックする(ステップS105)。
ステップS105で、現在の時間が使用優先度の低い使用者の使用する可能性の高い時間でないとき、すなわち、登録されている使用者の使用可能性の低い時間のときには、制御部2は、画像品質調整処理動作を実行し(ステップS106)、画像品質調整処理動作を完了すると、記憶部3の画像品質調整履歴情報RJに今回実行した画像品質調整処理の処理履歴内容を記載して処理を終了する(ステップS107)。
ステップS105で、現在の時間が使用優先度の低い使用者の使用可能性の高い時間であるときには、制御部2は、現在の時間が使用優先度の高い使用者の使用可能性の高い時間であるかチェックする(ステップS108)。ステップS108で、使用優先度の高い使用者の使用可能性の高い時間であると、制御部2は、画像品質調整処理動作よりも該使用優先度の高い使用者による画像形成装置1の使用を優先させて、画像品質調整処理を行うことなく、ステップS101に戻って、上記同様の処理を行う(ステップS101〜S108)。
ステップS108で、現在の時間が使用優先度の高い使用者の使用可能性の高い時間ではないときには、制御部2は、画像品質調整処理動作を実行し(ステップS106)、画像品質調整処理動作を完了すると、記憶部3の画像品質調整履歴情報RJに今回実行した画像品質調整処理の処理履歴内容を記載して処理を終了する(ステップS107)。
このように、本実施例の画像形成装置1は、制御部2の制御下で、用紙に形成する形成画像の画像品質を調整する画像品質調整処理の履歴を画像品質調整履歴情報RJとして記憶部3に記憶し、また、使用者毎に該使用者による画像形成の履歴情報を使用者毎使用履歴情報(使用者毎画像形成履歴情報)SJとして記憶部3に記憶し、該画像品質調整履歴情報RJと該使用者毎使用履歴情報SJに基づいて所定の判定時間毎に該判定時間が画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定して、該判定結果に基づいて、該画像品質調整処理の実行を制御している。
したがって、使用者によって画像形成の行われる可能性の高い時間を避けて、画像品質調整処理を実行することができ、画像形成の生産性をより一層向上させて、利用性を向上させることができるとともに、形成画像の画像品質を適切に向上させることができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、画像品質調整履歴情報RJと使用者毎使用履歴情報SJに基づいて、判定時間における使用者による画像形成の可能性を算出し、該画像形成の可能性に基づいて該判定時間が画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定している。
したがって、判定時間に画像形成装置1の画像形成動作が使用者によって行われる可能性を適切に求め、画像形成動作の行われる可能性の高い時間を避けて、画像品質調整処理を実行することができ、画像形成の生産性をより一層向上させて、利用性を向上させることができるとともに、形成画像の画像品質を適切に向上させることができる。
さらに、本実施例の画像形成装置1は、調整年月日、曜日、調整開始時間、調整時間及び調整時の画像形成装置1の動作状態(調整時機械状態)を画像品質調整履歴RJとして記憶し、使用者毎に該使用者による画像形成装置1の使用時間及びジョブの内容を使用者毎使用履歴情報SJとして記憶して、判定時間における使用者毎の画像形成の可能性を算出して、該画像形成の可能性に基づいて該判定時間が画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定している。
したがって、判定時間に画像形成装置1の画像形成動作が使用者によって行われる可能性をより一層適切に求め、画像形成動作の行われる可能性の高い時間を避けて、画像品質調整処理を実行することができ、画像形成の生産性をより一層向上させて、利用性を向上させることができるとともに、形成画像の画像品質を適切に向上させることができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、使用者毎使用履歴情報SJに基づいて画像形成に対する使用者の優先度を決定して、記憶部3に使用者優先度情報UJとして記憶して、使用者毎使用履歴情報SJと前記使用者優先度情報を参照して使用者の優先度と該使用者によって画像形成が行われる可能性に基づいて判定時間が画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定している。
したがって、画像形成を行う回数の多い使用者や重要な画像の画像形成を行う使用者等の優先度に応じて画像品質調整処理の適否を判定することができ、より一層適切な画像形成を確保しつつ、画像品質調整処理を行って、利用性をより一層向上させることができるとともに、画像品質をより一層適切に向上させることができる。
さらに、本実施例の画像形成装置1は、使用者によって画像形成が行われる可能性が所定の可能性よりも低いと、判定時間が画像品質調整処理の実行に適していると判定している。
したがって、使用者によって画像形成が行われる可能性の低い時間を選んで画像品質調整処理を行わせることができ、画像形成の生産性をより一層向上させて、利用性を向上させることができるとともに、形成画像の画像品質を適切に向上させることができる。
なお、画像形成装置1は、上記画像品質調整処理を実行するか否かを操作表示部8の操作によって適宜選択可能とし、該選択に基づいて、画像品質調整処理を行うか否か決定するようにしてもよい。
このようにすると、使用者の画像形成装置1の使用状態に応じて、画像品質調整処理を実行させるか否か選択することができ、より一層利用性を向上させることができる。
また、上記説明では、電子写真方式の画像形成装置1に適用した場合について説明したが、画像品質調整処理の必要な画像形成方式の画像形成装置、例えば、インクジェット方式の画像形成装置等にも同様に適用することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、画像品質調整処理を適切な時期に行うプリンタ装置、複写装置、複合装置等の画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体に利用することができる。
1 画像形成装置
2 制御部
3 記憶部
4 算出部
5 画像制御部
6 読み取り部
7 書き込み部
8 操作表示部
9 バス
RJ 画像品質調整履歴情報
SJ 使用者毎使用履歴情報
UJ 使用者優先度情報
2 制御部
3 記憶部
4 算出部
5 画像制御部
6 読み取り部
7 書き込み部
8 操作表示部
9 バス
RJ 画像品質調整履歴情報
SJ 使用者毎使用履歴情報
UJ 使用者優先度情報
Claims (8)
- 画像データに基づいて画像形成媒体に画像を形成する画像形成手段と、該画像形成手段による形成画像の画像品質を調整する画像品質調整手段と、該画像品質調整手段による画像品質調整処理の履歴を画像品質調整履歴情報として記憶する調整履歴情報記憶手段と、使用者毎に該使用者による該画像形成手段を用いた画像形成の履歴情報を使用者毎画像形成履歴情報として記憶する画像形成履歴情報記憶手段と、該画像品質調整履歴情報と該使用者毎画像形成履歴情報に基づいて所定判定時間毎に該判定時間が該画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定する調整適否判定手段と、該調整適否判定手段の判定結果に基づいて、該画像品質調整手段による該画像品質調整処理の実行を制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 前記調整適否判定手段は、前記画像品質調整履歴情報と前記使用者毎画像形成履歴情報に基づいて、前記判定時間における前記使用者による画像形成の可能性を算出し、該画像形成の可能性に基づいて該判定時間が前記画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、前記使用者毎画像形成履歴情報に基づいて画像形成に対する使用者の優先度を決定する使用者優先度決定手段と、該使用者優先度決定手段の決定した使用者優先度情報を記憶する使用者優先度記憶手段と、を備え、前記調整適否判定手段は、該使用者毎画像形成履歴情報と該使用者優先度情報を参照して使用者の優先度と該使用者によって画像形成が行われる可能性に基づいて前記判定時間が前記画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
- 前記調整適否判定手段は、前記使用者によって前記画像形成が行われる可能性が所定の可能性よりも低いと前記判定時間が前記画像品質調整処理の実行に適していると判定することを特徴とする請求項2または請求項3記載の画像形成装置。
- 画像データに基づいて画像形成媒体に画像を形成する画像形成処理ステップと、該画像形成処理ステップでの形成画像の画像品質を調整する画像品質調整処理ステップと、該画像品質調整処理ステップによる画像品質調整処理の履歴を画像品質調整履歴情報として調整履歴情報記憶手段に記憶する調整履歴情報記憶処理ステップと、使用者毎に該使用者による画像形成の履歴情報を使用者毎画像形成履歴情報として画像形成履歴情報記憶手段に記憶する画像形成履歴記憶処理ステップと、該画像品質調整履歴情報と該使用者毎画像形成履歴情報に基づいて所定判定時間毎に該判定時間が該画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定する調整適否判定処理ステップと、該調整適否判定処理ステップでの判定結果に基づいて、該画像品質調整処理ステップでの画像品質調整処理の実行を制御する制御処理ステップと、を有していることを特徴とする画像形成制御方法。
- 前記調整適否判定処理ステップは、前記画像調整履歴情報と前記使用者毎画像形成履歴情報に基づいて、前記判定時間における前記使用者による画像形成の可能性を算出し、該画像形成の可能性に基づいて該判定時間が前記画像品質調整処理の実行に適しているか否か判定することを特徴とする請求項5記載の画像形成制御方法。
- コンピュータに、画像データに基づいて画像形成媒体に画像を形成する画像形成処理と、該画像形成処理での形成画像の画像品質を調整する画像品質調整処理と、該画像品質調整処理による画像品質調整処理の履歴を画像品質調整処理履歴情報として調整履歴情報記憶手段に記憶する調整履歴情報記憶処理と、使用者毎に該使用者による画像形成の履歴情報を使用者毎画像形成履歴情報として画像形成履歴情報記憶手段に記憶する画像形成履歴記憶処理と、該画像品質調整履歴情報と該使用者毎画像形成履歴情報に基づいて所定判定時間毎に該判定時間が画像品質調整処理の実行に適しているか否を判定する調整適否判定処理と、該調整適否判定処理の判定結果に基づいて、該画像品質調整処理の実行を制御する制御処理と、を実行させることを特徴とする画像形成制御プログラム。
- 請求項6記載の画像形成制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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JP2017116721A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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