JP2011122498A - 可変動弁機構 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】複数気筒のそれぞれに対して駆動装置を設けなくても、複数気筒の全筒に対して1つの駆動装置を設けるだけで、複数気筒のそれぞれにてバルブの駆動状態を切り換えられるようにする。
【課題】複数気筒の並設方向に延びる1本のロッカシャフト20を周方向の両側に所定角度回動させて第1角度状態pと第2角度状態qとに切り換える1つの回動駆動装置30を設ける。そして、複数気筒のそれぞれに対する複数のロッカアーム25にカムシャフト10の回転力を、第1角度状態pのときにはロッカシャフト20の一方の軸線方向の変位力に変換して、第2角度状態qのときには他方の軸線方向の変位力に変換して伝達することにより、該複数のロッカアーム25をロッカシャフト20の軸線方向の両側に駆動して、該複数のロッカアーム25の配置を駆動用カム15に当接する当接位置Pと当接しない非当接位置Qとに切り換える複数の配置切換機構60を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の運転状況に応じてバルブの駆動状態を切り換える可変動弁機構に関する。
一列に並ぶ複数の気筒に対して設けられた可変動弁機構の中には、図9に示す従来例(特許文献1)の可変動弁機構90のように、複数の気筒の並設方向に延びる1本のカムシャフト91と、該1本のカムシャフト91の複数の気筒のそれぞれに対応する位置に該カムシャフト91の軸線方向に変位可能に取り付けられて該カムシャフト91と一緒に回転する複数のカムキャリア92,92・・とを備え、該複数のカムキャリア92,92・・を、複数の気筒のそれぞれに対して設けられた複数の駆動装置95,95・・でカムシャフト91の軸線方向に変位させることにより、複数の気筒のそれぞれにてバルブの駆動状態を切り換えるものがある。
ここで、各駆動装置95は、カムシャフト91の回転力をカムシャフト91の一方又は他方の軸線方向の変位力に択一的に変換してカムキャリア92に伝達することにより、該カムキャリア92を該軸線方向の両側に変位させて、該カムキャリア92に設けられた駆動用カム93,93の配置をロッカシャフト94,94に当接する当接位置P,Pと当接しない非当接位置Q,Qとに切り換える。その関係上、各駆動装置95は、カムシャフト91の回転力を該カムシャフト91の一方の軸線方向の変位力に変換させるための電磁アクチュエータ96と、他方の軸線方向の変位力に変換させるための電磁アクチュエータ96との2つの電磁アクチュエータ96,96を備えている。
特表2006−520869号公報
ところが、上記従来例の可変動弁機構90では、複数の気筒のそれぞれに対して駆動装置95を1つずつ(すなわち、電磁アクチュエータ96を2つずつ)設けなければならないため、数多くの駆動装置95(すなわち、その2倍の電磁アクチュエータ96)が必要になってしまう。なぜなら、例えば、4気筒エンジンの吸気側にのみ該従来例の可変動弁機構90を採用した場合にでも、計4個の駆動装置95(すなわち、計8個の電磁アクチュエータ96)が必要になり、更にそれに加え、排気側にも該可変動弁機構90を採用した場合には、計8個の駆動装置95(すなわち、計16個の電磁アクチュエータ96)が必要になってしまうからである。
そのため、可変動弁機構90の構造が複雑になるとともにコストも高くなってしまう。また、更に、このように複数の駆動装置95,95・・を設けた場合には、それらの複数の駆動装置95,95・・を集中制御(同調制御)するためのコンピュータ(EDU)も必要になり、それによっても、コストが高くなってしまう。
そこで、複数の気筒のそれぞれに対して駆動装置を設けなくても、複数の気筒の全筒に対して1つの駆動装置を設けるだけで、複数の気筒のそれぞれにてバルブの駆動状態を切り換えられるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の可変動弁機構は、複数の気筒の並設方向に延びる1本のカムシャフトと、該1本のカムシャフトの前記複数の気筒のそれぞれに対応する位置に形成された複数の駆動用カムと、前記複数の気筒の並設方向に延びる1本のロッカシャフトと、該1本のロッカシャフトの前記複数の気筒のそれぞれに対応する位置に、揺動可能かつ該ロッカシャフトの軸線方向に変位可能に支持された複数のロッカアームと、前記ロッカシャフトを周方向の両側に所定角度回動させて第1角度状態と第2角度状態とに切り換える一つの回動駆動装置と、前記複数のロッカアームに前記カムシャフトの回転力を、前記第1角度状態のときには前記ロッカシャフトの一方の軸線方向の変位力に変換して、前記第2角度状態のときには前記ロッカシャフトの他方の軸線方向の変位力に変換して伝達することにより、該複数のロッカアームを前記ロッカシャフトの軸線方向の両側に駆動して、該複数のロッカアームの配置を前記駆動用カムに当接する当接位置と前記駆動用カムに当接しない非当接位置とに切り換える複数の配置切換機構とを含み構成されている。
ここで、前記回動駆動装置は、特に限定されないが、次の[1][2][3]の態様を例示する。
[1]前記回動駆動装置は、前記ロッカシャフトに前記カムシャフトの回転力を該ロッカシャフトの一方又は他方の周方向の回動力に択一的に変換して伝達することにより、該ロッカシャフトを周方向の両側に所定角度回動させるものであり、前記カムシャフトの回転力の伝達経路の途中にそれぞれ設けられた、該回転力を前記ロッカシャフトの一方の周方向の回動力に変換させるための第1電磁アクチュエータと、該回転力を前記ロッカシャフトの他方の周方向の回動力に変換させるための第2電磁アクチュエータとの2つの電磁アクチュエータを含み構成された態様。
[2]前記回動駆動装置は、前記ロッカシャフトに前記カムシャフトの回転力を該ロッカシャフトの一方の周方向の回動力に変換して伝達することにより、該ロッカシャフトを一方の周方向に所定角度回動させ、該回動駆動装置が備えたリターンスプリングの復元力により前記ロッカシャフトを他方の周方向に所定角度回動させるものであり、前記カムシャフトの回転力の伝達経路の途中に設けられた、該回転力を前記ロッカシャフトの一方の周方向の回動力に変換させるための一つの電磁アクチュエータを含み構成された態様。
[3]前記回動駆動装置は、前記ロッカシャフトを周方向の両側に駆動する駆動用モータである態様。
また、前記ロッカアームが前記非当接位置にあるときの態様は、特に限定されないが、次の[ア][イ][ウ]の態様を例示する。
[ア]前記カムシャフトには、断面形状が真円形の休止用カムが設けられ、前記ロッカアームが前記非当接位置にあるときには、該休止用カムが前記ロッカアームに当接する態様。
[イ]前記カムシャフトには、前記駆動用カムとはカムプロフィールの異なる別の駆動用カムが設けられ、前記ロッカアームが前記非当接位置にあるときには、該別の駆動用カムが前記ロッカアームに当接する態様。
[ウ]前記ロッカアームが前記非当接位置にあるときには、いずれのカムも前記ロッカアームに当接しない態様。
本発明によれば、複数の気筒のそれぞれに対して駆動装置を設けなくても、複数の気筒に共用の1本のロッカシャフトに対して1つの回動駆動装置を設けるだけ、すなわち、複数の気筒の全筒に対して1つの駆動装置を設けるだけで、複数の気筒のそれぞれにてロッカアームの配置を当接位置と非当接位置とに切り換えることができる。
本発明の実施例1の可変動弁機構において、ロッカアームの配置を当接位置から非当接位置に切り換えた際の様子を(a)に示し、非当接位置から当接位置に切り換えた際の様子を(b)に示す正面図である。 同実施例1の可変動弁機構を示す斜視図である。 同実施例1の可変動弁機構の平面図を(a)に示し、正面図を(b)に示す図である。 同実施例1の可変動弁機構の異なる2箇所での左側面断面図を(a)(b)に示す図である。 同実施例1の可変動弁機構において、ロッカアームの配置を当接位置から非当接位置に切り換えるに際してロッカシャフトを回動させる際の様子を(a)(b)に順に示す正面図である。 同実施例1の可変動弁機構において、ロッカアームの配置を当接位置から非当接位置に切り換えるに際してロッカシャフトを回動させた際の異なる2箇所での左側面断面図を(a)(c)に示し、(c)の状態に到る前段階の様子を(b)の左側面断面図に示す図である。 同実施例1の可変動弁機構において、ロッカアームの配置を当接位置から非当接位置に切り換えるに際してロッカシャフトを回動させた際の様子を(a)に示し、一の気筒に対するロッカアームを変位させた際の様子を(b)に示し、他の気筒に対するロッカアームを変位させた際の様子を(c)に示す正面図である。 本発明の実施例2の可変動弁機構において、ロッカシャフトを第1角度状態から第2角度状態に切り換えた際の様子を(a)に示し、第2角度状態から第1角度状態に切り換えた際の様子を(b)に示す正面図である。 従来例の可変動弁機構において、駆動用カムの配置を当接位置から非当接位置に切り換えた際の様子を(a)に示し、非当接位置から当接位置に切り換えた際の様子を(b)に示す正面図である。
図1〜図7に示す本実施例1の可変動弁機構9は、一列に並ぶ複数の気筒のそれぞれに対して2本ずつ設けられた吸気用又は排気用の複数のバルブ8,8・・に対して設けられており、これら複数のバルブ8,8・・を休止可能に駆動する。この可変動弁機構9は、次に示す1本のカムシャフト10と、1本のロッカシャフト20と、1つの回動駆動装置30と、複数の配置切換機構60,60・・とを含み構成されている。
[カムシャフト10]
カムシャフト10は、複数の気筒の並設方向に延びる該複数の気筒に共用のシャフトであって、内燃機関が回転するのに従い回転する。このカムシャフト10には、次に示す、複数の駆動用カム15,15・・と、複数の休止用カム19,19・・とが形成されている。
駆動用カム15,15・・は、カムシャフト10における複数のバルブ8,8・・のそれぞれに対応する位置に1つずつ、すなわち、複数の気筒のそれぞれに対して2つずつ設けられており、該カムシャフト10と一緒に回転する。各駆動用カム15は、断面形状が真円形のベース円16と、該ベース円16から突出したカムノーズ17とを含み構成されている。
休止用カム19,19・・は、カムシャフト10における複数の駆動用カム15,15・・のそれぞれの側方(後述するロッカシャフト20の他方の軸線方向側)に1つずつ設けられており、該カムシャフト10と一緒に回転する。各休止用カム19は、カムノーズを備えない真円形の断面形状をしている。
[ロッカシャフト20]
ロッカシャフト20は、カムシャフト10と平行に複数の気筒の並設方向に延びる該複数の気筒に共用のシャフトであって、その周方向には回動可能、かつ、その軸線方向には変位不能に設けられている。このロッカシャフト20には、次に示す、複数のロッカアーム25,25・・が支持されている。
ロッカアーム25,25・・は、ロッカシャフト20における複数のバルブ8,8・・のそれぞれに対応する位置に1つずつ、すなわち、複数の気筒のそれぞれに対して2つずつ支持されている。各ロッカアーム25は、その基端部がロッカシャフト20に外嵌されたことによって、該ロッカシャフト20に揺動可能、かつ、該ロッカシャフト20の軸線方向に変位可能に支持されている。また、各ロッカアーム25は、その長さ方向中間部に駆動用カム15又は休止用カム19に択一的に当接するローラ26を備え、先端部がバルブ8に当接している。
[回動駆動装置30]
回動駆動装置30は、複数の気筒に対して共用の駆動装置であって、ロッカシャフト20にカムシャフト10の回転力を該ロッカシャフト20の一方又は他方の周方向の回動力に択一的に変換して伝達することにより、該ロッカシャフト20を周方向の両側に一回転以下の所定角度回動させて、該ロッカシャフト20を第1角度状態pと第2角度状態qとに切り換える。その一回転以下の所定角度(図においては約6度)は、特に限定されないが、1〜45度であることが好ましく、2〜30度であることがより好ましく、3〜15度であることが更に好ましい。この回動駆動装置30は、次に示す変位部材35と、スラスト駆動装置40と、回動機構50とを含み構成されている。
変位部材35は、カムシャフト10にその軸線方向には相対変位可能、かつ、その周方向には相対変位不能に外嵌されて該カムシャフト10と一緒に回転する。詳しくは、この変位部材35は、カムシャフト10とスプラインで噛み合うことにより、該カムシャフト10に、上記の通り、その軸線方向には相対変位可能、かつ、その周方向には相対変位不能に係合している。
スラスト駆動装置40は、変位部材35にカムシャフト10の回転力を、該カムシャフト10の一方の軸線方向の変位力に変換して伝達するための第1変位用螺旋溝41及び第1電磁アクチュエータ46と、変位部材35にカムシャフト10の回転力を、該カムシャフト10の他方の軸線方向の変位力に変換して伝達するための第2変位用螺旋溝42及び第2電磁アクチュエータ47と、変位部材35にカムシャフト10の回転力を伝達しないときに第1電磁アクチュエータ46又は第2電磁アクチュエータ47が択一的に係入する静止用環状溝43とを含み構成されている。
詳しくは、静止用環状溝43は、変位部材35の外周面に凹設されて該変位部材35の周方向に環状に延びている。また、第1変位用螺旋溝41は、変位部材35の外周面における静止用環状溝43よりもカムシャフト10の一方の軸線方向側に凹設されており、カムシャフト10の回転方向側の始端から所定の長さまでは該回転方向の反対方向に向けて真っ直ぐ延びており、その部分よりも先の部分では該反対方向に向かうに従いカムシャフト10の他方の軸線方向側にずれて、終端で静止用環状溝43に合流している。また、第2変位用螺旋溝42は、変位部材35の外周面における静止用環状溝43よりもカムシャフト10の他方の軸線方向側に凹設されており、カムシャフト10の回転方向側の始端から所定の長さまでは該回転方向の反対方向に向けて真っ直ぐ延びており、その部分よりも先の部分では該反対方向に向かうに従いカムシャフト10の一方の軸線方向側にずれて、終端で静止用環状溝43に合流している。
回動機構50は、ロッカシャフト20に変位部材35のカムシャフト10の一方の軸線方向の変位力を、ロッカシャフト20の一方の周方向の回動力に変換して伝達するための第1テーパーカム51及び第1回動アーム56と、ロッカシャフト20に変位部材35のカムシャフト10の他方の軸線方向の変位力を、ロッカシャフト20の他方の周方向の回動力に変換して伝達するための第2テーパーカム52及び第2回動アーム57とを含み構成されている。
詳しくは、第1テーパーカム51は変位部材35に形成されており、カムシャフト10の一方の軸線方向側に向かうに従い徐々に縮径している。また、第2テーパーカム52は、変位部材35における第1テーパーカム51よりもカムシャフト10の他方の軸線方向側に形成されており、該他方の軸線方向側に向かうに従い徐々に縮径している。また、第1回動アーム56は、ロッカシャフト20にその軸線方向及び周方向に相対変位不能に外嵌(圧入固定)された回動部材55の外周面に突設されており、第1テーパーカム51のカム面にロッカシャフト20の一方の周方向から当接している。また、第2回動アーム57も、同じ回動部材55の外周面に突設されており、第2テーパーカム52のカム面にロッカシャフト20の他方の周方向側から当接している。
[配置切換機構60,60・・]
配置切換機構60,60・・は、複数の気筒のそれぞれに対して1つずつ設けられている。各配置切換機構60は、一対のロッカアーム25,25にカムシャフト10の回転力を、第1角度状態pのときにはロッカシャフト20の一方の軸線方向の変位力に変換して、第2角度状態qのときにはロッカシャフト20の他方の軸線方向の変位力に変換して伝達することにより、該一対のロッカアーム25,25をロッカシャフト20の軸線方向の両側に駆動して、該一対のロッカアーム25,25の配置を駆動用カム15,15に当接する当接位置P,Pと駆動用カム15,15に当接しない非当接位置Q,Qとに切り換える。各配置切換機構60は、次に示す配置固定用環状溝68と、第1切換用螺旋溝66と、第2切換用螺旋溝67と、係合部材70と、連結部材80とを含み構成されている。
配置固定用環状溝68は、ロッカシャフト20にカムシャフト10の回転力を伝達しないときに係合部材70の後述する第1係合ピン76又は第2係合ピン77が択一的に係入するための溝であって、カムシャフト10の外周面に凹設されて該カムシャフト10の周方向に環状に延びている。
第1切換用螺旋溝66は、係合部材70の第1係合ピン76が係入することにより、該係合部材70と協働して、カムシャフト10の回転力をロッカシャフト20の一方の軸線方向の変位力に変換するための溝であって、カムシャフト10の外周面における配置固定用環状溝68よりもロッカシャフト20の他方の軸線方向側に凹設されている。この第1切換用螺旋溝66は、カムシャフト10の回転方向側の始端から所定の長さまでは該回転方向の反対方向に向けて真っ直ぐ延びており、その部分よりも先の部分では該反対方向に向かうに従いロッカシャフト20の一方の軸線方向側にずれて、終端で配置固定用環状溝68に合流している。その一方の軸線方向側にずれる部分は、ロッカアーム25,25に駆動用カム15,15のカムノーズ17,17が当接するカムノーズ当接時にロッカアーム25,25が変位しないように、該カムノーズ当接時以外の時に第1係合ピン76に係合する位相に設けられている。
第2切換用螺旋溝67は、係合部材70の第2係合ピン77が係入することにより、該係合部材70と協働して、カムシャフト10の回転力をロッカシャフト20の他方の軸線方向の変位力に変換するための溝であって、カムシャフト10の外周面における配置固定用環状溝68よりもロッカシャフト20の一方の軸線方向側に凹設されている。この第2切換用螺旋溝67は、カムシャフト10の回転方向側の始端から所定の長さまでは該回転方向の反対方向に向けて真っ直ぐ延びており、その部分よりも先の部分では該反対方向に向かうに従いロッカシャフト20の他方の軸線方向側にずれて、終端で配置固定用環状溝68に合流している。その他方の軸線方向側にずれる部分は、ロッカアーム25,25に駆動用カム15,15のカムノーズ17,17が当接するカムノーズ当接時にロッカアーム25,25が変位しないように、該カムノーズ当接時以外の時に第2係合ピン77に係合する位相に設けられている。
係合部材70は、第1切換用螺旋溝66及び第2切換用螺旋溝67と協働して、カムシャフト10の回転力をロッカシャフト20の軸線方向の両側の変位力に択一的に変換するための部材であって、ロッカシャフト20にその軸線方向には相対変位可能、かつ、その周方向には相対変位不能に支持されている。詳しくは、この係合部材70は、一対のロッカアーム25,25の相互間にて、ロッカシャフト20に外嵌されており、該係合部材70に設けられたロッカシャフト20の軸線方向に延びる長孔71に、ロッカシャフト20に取り付けられた連結ピン72が係入したことによって、該ロッカシャフト20に、上記の通り、その軸線方向には相対変位可能、かつ、その周方向には相対回動不能に係合している。この係合部材70は、カムシャフト10を間隙をおいて挟む第1係合アーム74及び第2係合アーム75をV字状に備えており、第1係合アーム74の先端部には、第1切換用螺旋溝66に係入可能な第1係合ピン76がカムシャフト10側方向に突出可能、かつ、その反対方向に退入可能に取り付けられており、第2係合アーム75の先端部には、第2切換用螺旋溝67に係入可能な第2係合ピン77がカムシャフト10側方向に突出可能、かつ、その反対方向に退入可能に取り付けられている。そして、該係合部材70には、第1係合ピン76をカムシャフト10側に付勢する第1弾性部材86と、第2係合ピン77をカムシャフト10側に付勢する第2弾性部材87とが、ネジ等で該係合部材70と一緒に回動するように取り付けられている。
連結部材80は、一対のロッカアーム25,25と係合部材70とが一緒にロッカシャフト20の軸線方向に変位するように、該一対のロッカアーム25,25と該係合部材70とを該ロッカシャフト20の軸線方向には相対変位不能、かつ、周方向には相対回動可能に連結した部材である。この連結部材80は、相互間に係合部材70を挟んだ状態で並ぶ一対のロッカアーム25,25にロッカシャフト20の軸線方向の両外側から摺接する一対の摺接部81,81と、該一対の摺接部81,81を繋いだ繋ぎ部82とを含み構成され、一対の摺接部81,81がロッカシャフト20に外嵌されたことにより、該ロッカシャフト20にその軸線方向及び周方向に変位可能可能に支持されている。この連結部材80には、前述の第1弾性部材86及び第2弾性部材87が一体的に形成されており、それらの弾性部材86,87は、前述の通り、係合部材70に取り付けられているため、該連結部材80は係合部材70と一緒に回動する。
次に、本実施例1の可変動弁機構9で、複数のロッカアーム25,25・・の配置を、駆動用カム15,15・・に当接する当接位置P,P・・と、当接しない非当接位置Q,Q・・とに切り換える際の様子を、[1]各ロッカアーム25の配置を当接位置Pから非当接位置Qに切り換えるときと、[2]各ロッカアーム25の配置を非当接位置Qから当接位置Pに切り換えるときとに分けて以下に説明する。
[1]各ロッカアーム25の配置を当接位置Pから非当接位置Qに切り換えるとき
図1(a)に示すように、複数のロッカアーム25,25・・の配置を当接位置P,P・・から非当接位置Q,Q・・に切り換えるときには、まず、図5(a)に示すように、第1電磁アクチュエータ46の先端部を静止用環状溝43から抜出させ、第2電磁アクチュエータ47の先端部を第2変位用螺旋溝42に係入させる。
その状態で変位部材35がカムシャフト10と一緒に回転することにより、図5(b)に示すように、該変位部材35が第2変位用螺旋溝42に沿ってカムシャフト10の一方の軸線方向側から他方の軸線方向側に変位する。それとともに、図6(a)に示すように、第2回動アーム57が第2テーパーカム52に押圧されて、ロッカシャフト20がその一方の周方向側から他方の周方向側に回動して、第1角度状態pから第2角度状態qに切り換わる。
それによって、図6(c)に示すように、複数の係合部材70,70・・がロッカシャフト20と一緒にその一方の周方向側から他方の周方向側に回動して、該複数の係合部材70,70・・の第1係合ピン76,76・・が配置固定用環状溝68,68・・からそれぞれ抜出される。また、それとともに、該複数の係合部材70,70・・の第2係合ピン77,76・・が第2切換用螺旋溝67,67・・にそれぞれ係入する。但し、このとき、各第2係合ピン77は、そのカムシャフト10側に第2切換用螺旋溝67がある場合には、該第2切換用螺旋溝67にそのまま係入するが、図6(b)に示すように、該第2係合ピン77のカムシャフト10側に第2切換用螺旋溝67がない場合には、第2弾性部材87が撓むことによって一旦ためをつくり、第2係合ピン77のカムシャフト10側に第2切換用螺旋溝67がきた時に、該第2弾性部材87のためで該第2係合ピン77を該第2切換用螺旋溝67に係入させる。
そして、図7(a)に示すように、複数の係合部材70,70・・の第2係合ピン77,77・・が第2切換用螺旋溝67,67・・にそれぞれ係入した状態でカムシャフト10が回転することによって、まず、図7(b)に示すように、いずれか一の気筒に対する係合部材70が、係入した第2切換用螺旋溝67に沿って、連結部材80で連結された一対のロッカアーム25,25と一緒に該ロッカシャフト20の一方の軸線方向側から他方の軸線方向側に変位し、それによって、該一の気筒に対する一対のロッカアーム25,25の配置が、当接位置P,Pから非当接位置Q,Qに切り換わる。その次に、図7(c)に示すように、いずれか別の一の気筒に対する係合部材70が、係入した第2切換用螺旋溝67に沿って、連結部材80で連結された一対のロッカアーム25,25と一緒に該ロッカシャフト20の一方の軸線方向側から他方の軸線方向側に変位し、それによって、該別の一の気筒に対する一対のロッカアーム25,25の配置が、当接位置P,Pから非当接位置Q,Qに切り換わる。同様に、その他の気筒に対する各一対のロッカアーム25,25の配置も、順に当接位置P,Pから非当接位置Q,Qに切り換わる。
[2]各ロッカアーム25の配置を非当接位置Qから当接位置Pに切り換えるとき
図1(b)に示すように、複数のロッカアーム25,25・・の配置を非当接位置Q,Q・・から当接位置P,P・・に切り換えるときは、上記の[1]の場合と、「当接位置P」及び「非当接位置Q」の各方を別の方に、「第1角度状態p」及び「第2角度状態q」の各方を別の方に、、「一方の軸線方向」及び「他方の軸線方向」の各方を別の方に、「一方の周方向」及び「他方の周方向」の各方を別の方に、「第2変位用螺旋溝42」を「第1変位用螺旋溝41」に、「第1電磁アクチュエータ46」及び「第2電磁アクチュエータ47」の各方を別の方に、「第2テーパーカム52」を「第1テーパーカム51」に、「第2回動アーム57」を「第1回動アーム56」に、「第2切換用螺旋溝67」を「第1切換用螺旋溝66」に、「第1係合ピン76」及び「第2係合ピン77」の各方を別の方に、「第2弾性部材87」を「第1弾性部材86」にそれぞれ読み替えるとともに、図に関する説明を削除して同様である。
本実施例1によれば、複数の気筒のそれぞれに駆動装置を設けなくても、複数の気筒に共用の1本のロッカシャフト20に対して1つの回動駆動装置30を設けるだけ(すなわち、複数の気筒の全筒に対して1つの駆動装置を設けるだけ)で、複数の気筒に対する複数のロッカアーム25,25・・の配置を当接位置P,P・・と非当接位置Q,Q・・とに切り換えることができる。そのため、可変動弁機構9の構造が簡単になるとともに、電磁アクチュエータ46,47の数を全筒に対して2つだけに抑えてコストを低く抑えることができる。また、複数の駆動装置を設けないため、それら複数の駆動装置を集中制御するコンピュータ(EDU)を設ける必要もなく、よって、その点でもコストを低く抑えることができる。また、該集中制御することがないので、該複数の駆動装置の同調がずれたり、一部の駆動装置のみで切換ミスをする心配もない。
図8に示す本実施例2の可変動弁機構89は、実施例1とは、回動駆動装置30のスラスト駆動装置40が第1変位用螺旋溝41及び第1電磁アクチュエータ46を備えておらず、代わりに、リターンスプリング49を備えている点で相違し、その他の点においては実施例1と同様である。そのリターンスプリング49は、変位部材35を復元力でカムシャフト10の一方の軸線方向に付勢するための部材であって、カムシャフト10に取り付けられている。なお、本実施例2では、実施例1でいう「第2変位用螺旋溝42」を単に「変位用螺旋溝42」といい、実施例1でいう「第2電磁アクチュエータ47」を単に「電磁アクチュエータ47」というものとする。
次に、本実施例2の可変動弁機構89で、複数のロッカアーム25,25・・の配置を、駆動用カム15,15・・に当接する当接位置P,P・・と、当接しない非当接位置Q,Q・・とに切り換える際の様子を、[1]各ロッカアーム25の配置を当接位置Pから非当接位置Qに切り換えるときと、[2]各ロッカアーム25の配置を非当接位置Qから当接位置Pに切り換えるときとに分けて以下に説明する。
[1]各ロッカアーム25の配置を当接位置Pから非当接位置Qに切り換えるとき
図8(a)に示すように、複数のロッカアーム25,25・・の配置を当接位置P,P・・から非当接位置Q,Q・・に切り換えるときには、まず、電磁アクチュエータ47の先端部を変位用螺旋溝42に係入させる。その状態で変位部材35がカムシャフト10と一緒に回転することにより、該変位部材35が変位用螺旋溝42に沿ってカムシャフト10の一方の軸線方向側から他方の軸線方向側にリターンスプリング49の復元力に抗して変位する。それによって、第2回動アーム57が第2テーパーカム52に押圧されて、ロッカシャフト20がその一方の周方向側から他方の周方向側に回動して、第1角度状態pから第2角度状態qに切り換わる。それ以降においては、実施例1の[1]の場合と同様である。
[2]各ロッカアーム25の配置を非当接位置Qから当接位置Pに切り換えるとき
図8(b)に示すように、各ロッカアーム25,25・・の配置を非当接位置Q,Q・・から当接位置P,P・・に切り換えるときには、まず、電磁アクチュエータ47の先端部を静止用環状溝43から抜出させる。それにより、変位部材35がリターンスプリング49の復元力によりカムシャフト10の他方の軸線方向に変位する。それによって、第1回動アーム56が第1テーパーカム51に押圧されて、ロッカシャフト20がその他方の周方向側から一方の周方向側に回動して、第2角度状態qから第1角度状態pに切り換わる。それ以降においては、実施例1の[2]の場合と同様である。
本実施例2によれば、実施例1で示した効果に加えて、実施例1でいう第1電磁アクチュエータ46をなくすことにより、更にコストを低く抑えることができる。
なお、本発明は上記実施例1,2の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。
8 バルブ
9 可変動弁機構
10 カムシャフト
15 駆動用カム
20 ロッカシャフト
25 ロッカアーム
30 回動駆動装置
46 第1電磁アクチュエータ
47 第2電磁アクチュエータ
49 リターンスプリング
60 配置切換機構
89 可変動弁機構
p 第1角度状態
q 第2角度状態
P 当接位置
Q 非当接位置

Claims (3)

  1. 複数の気筒の並設方向に延びる1本のカムシャフト(10)と、
    該1本のカムシャフト(10)の前記複数の気筒のそれぞれに対応する位置に形成された複数の駆動用カム(15)と、
    前記複数の気筒の並設方向に延びる1本のロッカシャフト(20)と、
    該1本のロッカシャフト(20)の前記複数の気筒のそれぞれに対応する位置に、揺動可能かつ該ロッカシャフト(20)の軸線方向に変位可能に支持された複数のロッカアーム(25)と、
    前記ロッカシャフト(20)を周方向の両側に所定角度回動させて第1角度状態(p)と第2角度状態(q)とに切り換える一つの回動駆動装置(30)と、
    前記複数のロッカアーム(25)に前記カムシャフト(10)の回転力を、前記第1角度状態(p)のときには前記ロッカシャフト(20)の一方の軸線方向の変位力に変換して、前記第2角度状態(q)のときには前記ロッカシャフト(20)の他方の軸線方向の変位力に変換して伝達することにより、該複数のロッカアーム(25)を前記ロッカシャフト(20)の軸線方向の両側に駆動して、該複数のロッカアーム(25)の配置を前記駆動用カム(15)に当接する当接位置(P)と前記駆動用カム(15)に当接しない非当接位置(Q)とに切り換える複数の配置切換機構(60)とを含み構成された可変動弁機構。
  2. 前記回動駆動装置(30)は、前記ロッカシャフト(20)に前記カムシャフト(10)の回転力を該ロッカシャフト(20)の一方又は他方の周方向の回動力に択一的に変換して伝達することにより、該ロッカシャフト(20)を周方向の両側に所定角度回動させるものであり、
    前記カムシャフト(10)の回転力の伝達経路の途中にそれぞれ設けられた、該回転力を前記ロッカシャフト(20)の一方の周方向の回動力に変換させるための第1電磁アクチュエータ(46)と、該回転力を前記ロッカシャフト(20)の他方の周方向の回動力に変換させるための第2電磁アクチュエータ(47)との2つの電磁アクチュエータを含み構成された請求項1記載の可変動弁機構。
  3. 前記回動駆動装置(30)は、前記ロッカシャフト(20)に前記カムシャフト(10)の回転力を該ロッカシャフト(20)の一方の周方向の回動力に変換して伝達することにより、該ロッカシャフト(20)を一方の周方向に所定角度回動させ、該回動駆動装置(30)が備えたリターンスプリング(49)の復元力により前記ロッカシャフト(20)を他方の周方向に所定角度回動させるものであり、
    前記カムシャフト(10)の回転力の伝達経路の途中に設けられた、該回転力を前記ロッカシャフト(20)の一方の周方向の回動力に変換させるための一つの電磁アクチュエータ(47)を含み構成された請求項1記載の可変動弁機構。
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