JP2011121737A - 用紙の糊付け装置及び糊付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単、かつ、連続的に、用紙を折り畳み、接着剤により封止し、ミシン目より開封できる用紙糊付け装置及び方法を提供する。
【解決手段】第1の搬送方向を有する第1の搬送部X1と、折り部X2と、第1の搬送方向と直交する第2の搬送方向に搬送する第2の搬送部X3と、を備えている。第1の搬送部X1には、第1の搬送方向と直交する方向の用紙両端部に接着剤を塗布する第1の接着剤塗布機構65と、該第1の接着剤塗布機構65による接着剤塗布位置よりも用紙内方側にミシン目加工する第1のミシン目加工機構64と、を設けている。第2の搬送部X3には、折り畳んだ状態の用紙を上下方向に開放する開放機構11と、用紙の開放端部に前記第2の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第2の接着剤塗布機構12と前記用紙の上側の折り片を下側折り片に重ね合わせ、上下の折り片を接着する封止機構13と、を設けている。
【選択図】図8

Description

本発明は、用紙を二つ折りあるいは三つ折り又はそれ以上に折り畳み、接着剤により封止するための糊付け装置及び糊付け方法に関する。
ダイレクトメールは、郵便の確実性を利用して個別の対象者に届けられる利便さが認められ、急速に普及した宣伝方法であるが、近年のように多くの企業又は商店がダイレクトメールを利用するに至っては、各家庭では、一日に数件から多い時で数十件のダイレクトメールを受け取ることがある。
封書のダイレクトメールでは、一々封筒を開くことが煩わしいため、受取人の多くは、開封もせずに捨ててしまう傾向にある。また、企業等の送り主側にとっても、封書でダイレクトメールを送る場合には、封筒内に挨拶状やカタログ、さらには返信用葉書等を同封することから、カタログのコストやこれらの書類を封筒内に封入する作業コストが高くなってしまう問題がある。
上記のように封書で送付するダイレクトメールに対して、昨今では、折り畳まれた用紙の折り片同士を、所定圧力が加わると剥離可能に接着する感圧疑似接着剤で封止し、封筒に入れずに直接郵送するダイレクトメールあるいは情報隠匿葉書がある(特許文献1)。上記のように折り畳まれた用紙は、そのまま郵便物として葉書料金で郵送でき、また、受取人は、両折り片を剥離することにより、簡単に内容を確認することができる。すなわち、封筒で送る場合に比べ、コスト的に有利であると共に、送り主及び受取人のいずれにとっても、便利である。
また、情報を隠匿する必要のない広告やカタログをダイレクトメールで送付する場合には、広告やカタログを折り畳んで、粘着テープにより封止し、受取人が封書を開封する手間を省いたものも有る(特許文献2)。この場合、受取人は、単にテープを剥がすだけでダイレクトメールの内容を読むことができ、無駄な塵の発生の防止を期待でき、さらに封書を使用しないことにより、封入作業も不要になる。
特開平5−201179号公報 特開平7−290866号公報
上記特許文献1によるダイレクトメール又は情報隠匿葉書等では、予め、折り片全面に接着剤の塗布処理を行い、折り面の全面を加圧するローラによって加圧することにより、接着するため、用紙全体の塗布処理装置が必要になると共に、折り片の全面を加圧するローラが必要となり、機械が大形化すると共に重量も増加する。
特許文献2によるダイレクトメールでは、封緘用のシールがコスト高の原因になり、また、折り畳まれた用紙の開放端部に自動的に封緘用シールを貼り付ける機械が開発されているものの、処理速度が遅いという問題がある。
(発明の目的)
本発明の目的は、用紙糊付け装置及び糊付け方法において、予め、用紙の全面に接着剤塗布処理を行わずとも、自動的に、用紙を折り畳み、迅速に封止処理でき、しかも、情報の機密性を考慮して、剥離出来ない本接着剤を用いた場合であっても、ミシン目で切り取ることにより、簡単に開封作業を行うことができるようにすることである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
前記課題を解決するため、本願発明による用紙糊付け装置は、未折り状態の用紙を第1の搬送方向に搬送する第1の搬送部と、該第1の搬送部の搬送下流端に配置されて第1の搬送方向と直交する折線により前記用紙を折り畳む折り部と、折り畳んだ前記用紙を前記折り部から前記第1の搬送方向と直交する第2の搬送方向に搬送する第2の搬送部と、を備え、前記第1の搬送部には、前記第1の搬送方向と直交する方向の用紙両端部に第1の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第1の接着剤塗布機構と、該第1の接着剤塗布機構による接着剤塗布位置よりも用紙内方側に前記第1の搬送方向と平行にミシン目加工する第1のミシン目加工機構と、を設け、前記第2の搬送部には、折り畳んだ状態の用紙を上下方向に開放する開放機構と、前記用紙の開放端部に前記第2の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第2の接着剤塗布機構と前記用紙の上側の折り片を下側折り片に重ね合わせ、上下の折り片を接着する封止機構と、を設けている。
前記用紙糊付け装置によると、用紙を二つ折り又は三つ折りに折り畳み、用紙開放端部等に接着剤を塗布し、かつ、接着剤塗布位置より用紙内方側にミシン目を加工し、封止する作業を、総て自動で行うことができるので、封筒と同様に郵便物として利用できるダイレクトメール等を、簡単かつ連続的に製作できると共に、材料コスト及び封入作業にかかる作業コスト等を低減できる。しかも、ダイレクトメール等を製作した場合に、受取人は、ミシン目で切り取るだけで、挟み等を使用することなく、簡単に開封し、内容を見ることができる。
本発明において、前記第2の搬送部には、第2の接着剤塗布機構よりも用紙内方側に前記第2の搬送方向と平行にミシン目加工する第2のミシン目加工機構を設けることができる。
前記構成によると、封止されたダイレクト等の開封作業が、さらに容易になる。
本発明において、前記第1及び第2の接着剤塗布機構は、剥離不能な接着剤を塗布する塗布機構とすることができる。
上記構成によると、個人情報等の秘密情報の隠匿性が向上する。
本発明において、前記第2のミシン目加工機構は、前記封止機構の第2の搬送方向の下流側に配置したり、上流側に配置したり、することができる。
下流側に配置する場合には、たとえば、二つ折りに折り畳まれた用紙の開放端部にミシン目を加工する場合に、上下の両折り片に同時にミシン目を加工することができる。
上流側に配置する場合には、たとえば、内側三つ折りに折り畳まれた用紙の開放端部にミシン目を加工する場合に、最も下側に位置する一枚の折り片だけに、簡単にミシン目を加工することができる。
また、本発明は、用紙を二つ折りに折り畳んで糊付けする方法として、次の方法を提供する。
未折り状態の用紙を第1の搬送方向に搬送しつつ、前記第1の搬送方向と直交する方向の用紙両端部に、第1の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第1の接着剤塗布工程と、第1の接着剤塗布工程の後、同時又は前工程として、前記第1の接着剤塗布工程による接着剤塗布位置よりも用紙内方側に、第1の搬送方向と平行にミシン目を加工する第1のミシン目加工工程と、前記第1の接着剤塗布工程及び第1のミシン目加工工程を経た前記用紙を、第1の搬送方向と直交する一つに折り線により二つ折りに折り畳む折り畳み工程と、折り畳んだ前記用紙を、第1の搬送方向と直交する第2の搬送方向に搬送しつつ、上下方向に開放する開放工程と、開放された前記用紙の開放端部に前記第2の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第2の接着剤塗布工程と、上側の折り片を下側折り片に重ね合わせ、封止機構により、上下の折り片を接着する封止工程と、封止された用紙の前記第2の接着剤塗布工程における接着剤塗布位置よりも用紙内方側に第2の搬送方向と平行にミシン目を形成する第2のミシン目加工工程と、を有する。
さらに、本発明は、用紙を二つの平行な折線により内側三つ折り折り畳んで糊付けする方法として、次の方法を提供する。
未折り状態の用紙を第1の搬送方向に搬送しつつ、前記第1の搬送方向と直交する方向の用紙両端部に、第1の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第1の接着剤塗布工程と、第1の接着剤塗布工程の後、同時又は前工程として、前記第1の接着剤塗布工程による接着剤塗布位置よりも用紙内方側に、第1の搬送方向と平行にミシン目を加工する第1のミシン目加工工程と、前記第1の接着剤塗布工程及び第1のミシン目加工工程を経た前記用紙を、第1の搬送方向と直交する二つの折り線により三つ折りに折り畳む折り畳み工程と、折り畳んだ前記用紙を、第1の搬送方向と直交する第2の搬送方向に搬送しつつ、上下方向に開放する開放工程と、開放された前記用紙の開放端部に前記第2の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第2の接着剤塗布工程と、上側の折り片を下側折り片に重ね合わせ、封止機構により、上下の折り片を接着する封止工程と、を有する。
かかる方法の発明において、さらに、第2の接着剤塗布工程の後又は前工程として、前記第2の接着剤塗布工程による接着剤塗布位置よりも用紙内方側に、第2の搬送方向と平行にミシン目を加工する第1のミシン目加工工程を有することができる。
上記各糊付け方法によると、前記基本の糊付け装置の発明による効果と略同等の効果を得ることが可能となる。
本発明にかかる装置及び方法により糊付けされる二つ折り用紙の展開斜視図である。 図1の用紙の封止完了後の状態を示す平面図である。 本発明にかかる装置及び方法により糊付けされる内側三つ折り用紙の第1の例の展開斜視図である。 図3の用紙の封止完了後の状態を示す平面図である。 図1の二つ折り用紙を本発明の方法により糊付けする場合の作業工程図である。 図3の三つ折り用紙を本発明の方法により糊付けする場合の作業工程図である。 本発明の装置及び方法により糊付けされる内側三つ折り用紙の第2の例の作業工程図である。 本発明の第1の実施形態にかかる用紙糊付け装置全体の平面図である。 図8の用紙糊付け装置の第1の搬送部及び折り部の側面図である。 図8の用紙糊付け装置の第2の搬送部の側面図である。 第2の搬送部の糊付け本体部の拡大平面図である。 図11の側面図である。 第1のミシン目加工機構と第1の接着剤塗布機構の拡大側面図である。 第2のミシン目加工機構の一つを示す拡大側面図である。 用紙の開封工程を示す図10のXV-XV断面図である。 用紙の開封工程を示す図10のXVI-XVI断面図である。 用紙の開封工程を示す図10のXVII-XVII断面図である。 第2の接着剤塗布機構による用紙の接着剤塗布工程を示す図10のXVIII-XVIII断面図である。 用紙の封止工程の前段階を示す図10のXIX-XIX断面図である。 用紙の封止工程の押圧段階を示す図10のXX-XX断面図である。 折り機による二つ折り工程を順に示す作動説明図である。 折り機による内側三つ折り工程を順に示す作動説明図である。 本発明の装置及び方法により糊付けされる内側三つ折り用紙の第3の例の展開斜視図である。 図23の封止完了後の状態を示す平面図である。 図23の内側三つ折り用紙の作業工程図である。 図23の内側三つ折り用紙を折り畳むための折り機であって、工程を順に示す作動説明図である。
[本発明の装置及び方法により糊付けされる折り畳み用紙]
図1及び図2は、本発明の装置及び方法により二つに折り畳まれて糊付けされる折り畳み用紙を示している。展開図を示す図1において、一つの折り線q1により、二つ折りとする用紙Pであり、第1の折り片P1と第2の折り片P2を有している。折り線q1方向の両端部に、折り線q1と直角方向に第1の接着剤A1が筋状に塗布され、該第1の接着剤A1の塗布位置より用紙内方側に、折り線q1と直角方向に第1のミシン目B1が加工されている。さらに、第2の折り片P2の開放側の端部に、第2の接着剤A2が折り線q1と平行に筋状に塗布され、該第2の接着剤A2の塗布位置より用紙内方側に、折り線q1と平行に、第2のミシン目B2が加工されている。図2は、封止完了後の状態であり、第1及び第2のミシン目B1,B2で切り取ることにより、用紙Pの3辺の接着剤A1,A2の塗布箇所を切除し、開封する。
図3及び図4は、本発明の装置及び方法により内側三つに折りに折り畳まれて糊付けされる折り畳み用紙の第1の例を示している。展開図を示す図3において、互いに平行な第1及び第2の折り線q1、q2により、内側三つ折りとした用紙Pであり、第1、第2及び第3の折り片P1、P2,P3を有している。第3の折り片P3が、第2の折り線q2により第2の折り片P2の上側に折り畳まれ、折り畳まれた第3の折り片P3の上側に、第1の折り片P1が折り畳まれる。第1の折り線q1(及び第2の折り線q2)方向の両端部に、第1の折り線q1と直角方向に第1の接着剤A1が筋状に塗布され、該第1の接着剤A1の塗布位置より用紙内方側に、第1の折り線q1と直角方向に、第1のミシン目B1が加工されている。さらに、第3の折り片P3の開放側の端部に、第2の接着剤A2が第1の折り線q1と平行に筋状に塗布されている。図4は、封止完了後の状態であり、第1のミシン目B1により、折り線q1方向の両端部の糊代部分を切除し、第1の折り片P1の開放端部を破って開くことにより、開封する。なお、図3及び図4の糊付け方法において、第2の接着剤A2として剥離可能な接着剤を使用することができ、その場合は、第1の折り片P1の開放端部を破らずとも、容易に開封することができる。
[用紙糊付け装置全体の構成]
図8乃至図22は、本発明に係る糊付け装置の第1の実施形態であり、これらの図面に基づいて、本発明の第1の実施形態を説明する。
図8は用紙糊付け装置全体の平面図、図9は用紙糊付け装置の第1の搬送部X1及び折り部X2の側面図、図10は用紙糊付け装置の第2の搬送部X3の正面図である。図8において、用紙糊付け装置は、矢印F1方向を第1の搬送方向とする第1の搬送部X1と、該第1の搬送部X1の搬送下流端に配置された折り部X2と、該折り部X2から前記第1の搬送方向F1と直交する矢印F2方向を第2の搬送方向とする第2の搬送部X3とから構成されている。説明の都合上、第2の搬送方向F2を「前方」と称し、第2の搬送方向F2と直交する方向を「左右方向」と称することとする。
第1の搬送部X1は、第1の搬送方向F1の上流側から、未折り状態の用紙を積載する用紙積載部61と、該用紙積載部61の用紙を一枚ずつ送り出す第1の給紙機構62と、未折り状態の用紙を第1の搬送方向F1に搬送する搬送機構63と、搬送機構63上に配置された一対の第1のミシン目加工機構64と、該第1のミシン目加工機構64の第1の搬送方向F1の下流側近傍に配置された一対の第1の接着剤塗布機構65とを備えている。
一対の第1の接着剤塗布機構65は、第1の搬送方向F1と直交する方向に所定間隔をおいて配置され、それぞれ第1の搬送方向F1と直交する方向に位置調節自在となっており、各種大きさの未折り状態の用紙の第1の搬送方向F1の両端部に対応する位置に固定される。一対の第1のミシン目加工機構64も、第1の搬送方向F1と直交する方向に所定間隔をおいて配置され、それぞれ第1の搬送方向F1と直交する方向に位置調節自在となっているが、前記第1の接着剤塗布機構65による接着剤塗布位置よりも用紙内方側近傍位置に固定される。また、図9において、用紙積載部61には、昇降可能な積載台77が設けられている。
折り部X2は、用紙を二つ折り又は三つ折りに折り畳む折り機構67と、折り畳んだ用紙を送り出す中間搬送機構68と、該中間搬送機構68で第1の搬送方向F1に送られた用紙を一旦停止して、一枚単位で第2の搬送方向F2に方向変換する方向変換部61aとを備えている。なお、方向変換部61aとしてクロスコンベアを配置することも可能である。
図10において、第2の搬送部X3は、第2の搬送方向F2の上流側から順に、方向変換部61a上の折り畳んだ用紙を一枚ずつ第2の搬送方向F2に送り出す第2の給紙機構81と、糊付け本体部82と、紙受け部83を備えている。
糊付け本体部82内には、第2の搬送方向F2の上流側から順に、閉塞状態の用紙を上下方向に開放する開放機構11と、開放された上下の折り片の開放状態を拡張すると共に下側の折り片に接着剤を筋状に塗布する第2の接着剤塗布機構12と、上側の折り片を下側の折り片に重ねて上下の折り片の開放端部を接着する封止機構13とを備えると共に、前記開放機構11、前記第2の接着剤塗布機構12及び前記封止機構13の左側部に沿って用紙を搬送する主搬送機構15と補助搬送機構16とを備えている。
図10において、紙受け部83は、第2の搬送方向F2の上流側から順に、ベルト搬送機構41と、紙受けトレー40を有しており、ベルト搬送機構41は、伝動機構を介して紙受け用の第3の駆動モータ44に連動連結している。ベルト搬送機構41の上側には、第2の搬送方向F2の上流側から順に、第2のミシン目加工機構110と、前後一対の金属製の補助加圧ローラ42が配置され、該補助加圧ローラ42は、昇降自在にブラケット43に支持されている。
[第1のミシン目加工機構64及び第1の接着剤塗布機構65の構成]
図13は、第1の搬送部X1内の第1のミシン目加工機構64及び第1の接着剤塗布機構65の詳細を示している。第1のミシン目加工機構64は、外周端に多数の刃部101aを有する円板状のミシン刃101と、該ミシン刃101に下方から対向する駆動ローラ102とから構成されている。駆動ローラ102は、高周波焼き入れされた鉄等の金属により構成されており、図示しない駆動源に連結し、矢印D方向に回転するように構成されている。ミシン刃101は、アーム103により支持壁104に上下方向揺動可能に支持されると共に圧縮ばね105により下方に付勢(弾圧)され、駆動ローラ102の外周面に圧接しており、駆動ローラ102が矢印D回転することにより、ミシン刃101が従動する。すなわち、用紙Pを駆動ローラ102で支承しつつ、第1の搬送方向F1に送り、従動するミシン刃101が用紙Pに食い込むことにより、第1のミシン目B1が加工される。
第1の接着剤塗布機構65は、接着剤が収納された容器本体65bと、該容器本体65bの下部に下向きに設けられたノズル部65aとから構成されており、接着剤容器本体65bの近傍には、用紙Pの第1の搬送方向F1の先端を検出して接着剤の塗布開始信号を発する光透過式の第1の用紙検出センサーS1と、用紙の第1の用紙搬送方向F1の終端を検出して接着剤の塗布終了信号を発する光透過式の第2の用紙検出センサーS2が配置されている。これらセンサーS1,S2の検出に基づき、図示しない制御装置により、所望時期及び所望時間、搬送面上の用紙Pの上面に接着剤を塗布するようになっている。該実施の形態では、接着剤として、剥離不能な本接着剤(永久接着剤)を使用している。
[折り機構67の構成]
図9において、折り部X2の折り機構67は、上下一対の第1及び第2の折りトレー69,70と、第1及び第2の折りトレー69,70間に配置された4つの第1乃至第4の折りローラ71,72,73、74から構成されており、各折りトレー69,70はそれらのストッパー69a,70aの位置が変更自在となっており、各折りローラ71乃至74は、隣り合うローラ同士が当接して、それぞれニップ部を形成している。
この折り機構67によると、ストッパー69a,70aの位置を変更したり、下側の第2の折りトレー70の上端入口に、円弧形ガイド面を有するガイド部材70bを配置することにより、用紙を、V形二つ折り、内側三つ折りあるいはZ形三つ折り等、各種形態に用紙を折り畳むことができる。
[方向変換部61a及び第2の給紙機構81の構成]
図10において、方向変換部61aは、折り畳まれた状態の用紙Pを、一枚単位で第2の搬送方向F2へと方向変換して給紙する第2の給紙機構81を備え、該第2の給紙機構81は、前記エア吸引式ベルト搬送機構22の第2の搬送方向F2の下流側に配置された上下一対の給紙ローラ23等を備えている。エア吸引式ベルト搬送機構22と給紙ローラ23とは、伝動機構を介して給紙用の第1の駆動モータ26に連動連結している。すなわち、方向変換部61aにおいて停止された用紙Pを、エア吸引式ベルト搬送機構22により、一枚単位で第2の搬送方向F2に送り出し、給紙ローラ23により、糊付け本体部82に供給するようになっている。
[糊付け本体部82の構成]
図12において、糊付け本体部82の開放機構11は、搬送通路の上側に配置された吸引ボックス30と、搬送通路の下側に配置されたエア吸引式ベルト搬送機構32とを有し、第2の接着剤塗布機構12は、下端にノズル部33aを有する接着剤容器本体33bと、下側の折り片をガイドする上下一対のガイド板34,35と、上側の折り片をガイドする左右一対のガイドロッド(拡張用ガイド部材)36,37と、を有し、封止機構13は、上側の折り片を下方にガイドする封止用ガイドロッド(封止用ガイド部材)38と、上側の折り片を下側の折り片に圧接する押圧ローラ39と、を有している。なお、図12の接着剤容器本体33bは、下端部のノズル本体33aと一体的に設けられているが、ノズル本体33aのみを接着剤塗布位置に配置し、接着剤容器本体33bを別の箇所に配置してエアホースで接続し、接着剤をノズル本体33aに供給するように構成することもできる。
図10において、糊付け本体部82の主搬送機構15は、上下一対のベルト搬送部15a、15bから構成されており、下側のベルト搬送部15bは、伝動機構を介して搬送用の第2の駆動モータ28に連動連結され、上側のベルト搬送部15aは、図示しない適宜の連動機構を介して下側ベルト搬送部15bと同期作動し、上下のベルト搬送部15a、15b間で用紙の左端部を挟持し、第2の搬送方向F2に用紙を搬送する。
図12において、開封機構11は、前述のように、搬送通路の上側に配置された吸引ボックス30と、下側に配置された吸引ボックス31有するエア吸引式ベルト搬送機構32とを備えている。上側の吸引ボックス30の下面の前部は、前方に向いて上方に開く傾斜面30bを有している。
図16において、上側吸引ボックス30の下面には、前後方向に矩形状に延びる左右一対の吸引孔30aが形成され、用紙Pの上側の折り片P1を上方に吸引するようになっている。一方、下側のエア吸引式ベルト搬送機構32の吸引ボックス31の上面には、上記上側吸引ボックス30の吸引孔30aに対応するように、前後方向に矩形状に延びる左右一対の吸引孔31aが形成され、用紙Pの下側の折り片P2を下方に吸引しつつ、前方に搬送するようになっている。なお、下側のエア吸引式ベルト搬送機構32は、左右に間隔を置いて3本の搬送ベルトが配設されており、各搬送ベルト間に、前記各吸引孔31a、30aがそれぞれ位置している。なお、エア吸引式ベルト搬送機構32のベルト数は、3本には限定されず、1本、2本あるいは4本以上でも良い。
図11において、第2の接着剤塗布機構12の接着剤容器本体33bは、前述のように、第2の接着剤塗布機構12の前端部(第2の搬送方向F2の下流端部)に配置されると共に、その下端ノズル部33aが、搬送中の用紙Pの下側の折り片P2の右端部に上方から対応する位置に配置されている。
図12において、第2の接着剤塗布機構12の接着剤容器本体33bの近傍には、用紙の第2の搬送方向F2の先端(前端)を検出して接着剤の塗布開始信号を発する光透過式の第3の用紙検出センサーS3と、用紙の第2の用紙搬送方向F2の終端(後端)を検出して接着剤の塗布終了信号を発する光透過式の第4の用紙検出センサーS4が配置されている。これらセンサーS3,S4の検出に基づき、図示しない制御装置により、所望時期及び所望時間、搬送面上の用紙Pの上面に接着剤を塗布するようになっている。該実施の形態では、接着剤として、剥離不能な本接着剤(永久接着剤)を使用している。
用紙Pの下側の折り片P2をガイドする上下一対のガイド板34,35は、上下方向に所定隙間をおいて略水平に配置されると共に、前記開放機構11のベルト搬送機構32の上端搬送面と略同一高さに設定されている。下側のガイド板35は、開放機構11のベルト搬送機構32の前端部近傍位置から前方に延び、下端ノズル部33aの下方を通過して封止機構13の押圧ローラ39の近傍まで至っている。一方、上側のガイド板34は、開放機構11のベルト搬送機構32の前端部近傍位置から前方に延び、接着剤容器本体33bの下端ノズル部33aの少し後方位置で途切れている。
上側の折り片P1をガイドする左右一対のガイドロッド36,37のうち、右側に配置された第1のガイドロッド36は、後端部に楔状の分離爪36aを一体的に備えており、該分離爪36aは、前記開放機構11の上側吸引ボックス30の前部傾斜面30bと下側のベルト搬送機構32との間に配置されている。右側の第1のガイドロッド36は、前記分離爪36aから前上がり傾斜状に前方に延び、ノズル部33aの左側方に至っている。一方、左側の第2のガイドロッド37は、後端部が前記分離爪36aよりも上方に位置し、略水平に前方に延び、ノズル部33aの左側方に至り、さらに前方に延びている。前記各ガイドロッド36,37は、用紙を滑らかにガイドできるように、断面円形のステンレス鋼又はアルミ鋼でできている。
図11において、封止機構13の封止用ガイドロッド38は、後端部が、前記第2の接着剤塗布機構12の接着剤容器本体33bの左方近傍に位置すると共に、第2のガイドロッド37の前端部の上方に位置しており、右前下がり傾斜状に前方に延び、押圧ローラ39の下端近傍まで至っている。また、封止用ガイドロッド38の前端部は、平面視で、ノズル部33bの左右方向の位置と略同じ位置まで右方に延び、押圧ローラ39の近傍位置に至っている。
図20において、押圧ローラ39は、所定の重量を有するように金属により形成されると共に左右一対備えられ、揺動アーム50の前端部に回動軸51を介して回動自在に支持されており、各押圧ローラ39の下側には、押圧ローラ39よりも小径のゴムローラ45がそれぞれ対設されている。各ゴムローラ45は、前記主搬送機構15の駆動軸49に固着され、主搬送機構15と同期回転するようになっている。
上記揺動アーム50は、図10に示すように後端部が支持軸52に回動自在に支持されており、これにより、押圧ローラ39を昇降可能とし、押圧ローラ39の自重により、用紙を上方から加圧する。
[紙受け部83及び第2のミシン目加工機構110の構成]
図10において、第2のミシン目加工機構110は、前述のように、紙受け部83の後端部(第2の搬送方向F2の上流端部)であって、押圧ローラ39の前方に配置されている。
図14は、第2のミシン目加工機構110の詳細を示しており、前述の第1のミシン目加工機構64と同様な構造となっている。すなわち、多数の刃部111aを有する円板状のミシン刃111と、駆動ローラ112とから構成されている。駆動ローラ112は、外周面がゴムにより構成されると共に、図示しない駆動源に連結し、矢印D方向に回転するように構成されている。ミシン刃111はアーム113により支持壁114に上下方向揺動可能に支持され、圧縮ばね115により下方に付勢されており、前記駆動ロータ112の上端部に当接している。駆動ローラ112が矢印D回転することにより、ミシン刃111が従動し、ミシン刃111と駆動ローラ112との間に挟持された用紙が第2の搬送方向F2に送られると共に、ミシン目が加工される。なお、圧縮ばね115の強さを調節することにより、ミシン刃111の用紙への食い込み強さを調節することができる。
紙受け部83のベルト搬送機構41の用紙搬送速度V3は、糊付け本体部82の主搬送機構15の用紙搬送速度V1より小さく設定されており、これにより、紙受け部83のベルト搬送機構41上では、糊付け本体部82から連続的に排出される糊付け後の用紙が、部分的に重なった状態、いわゆる鱗状に重なった状態で搬送され、該鱗状に重なった状態で、上記補助加圧ローラ42で最終的に加圧されるようになっている。
れている。
[二つ折り用紙の糊付け作業の概要]
図1及び2のように、二つ折りの用紙Pを、用紙糊付け装置で糊付けし、封止する場合の作業の流れを図5により簡単に説明する。
(1)図5の左上に示すように、未折りの用紙Pを第1の搬送方向F1に搬送しつつ、用紙Pの第1の搬送方向F1と直交する方向の両端部に、第1のミシン目B1を加工すると共に、第1のミシン目B1よりも用紙外方側に、第1の接着剤A1を第1の搬送方向F1と平行に筋状に塗布する。
(2)右上に示すように、第1の折り片P1が上側となるように、かつ、右側が開放端部となるように二つに折り畳み、第2の搬送方向F2に搬送する。
(3)右中段に示すように、第2の搬送方向F2に搬送しつつ、上側の第1の折り片P1を上方に開放し、下側の第2の折り片P2の開放側端部(右端部)に、第2の接着剤A2を塗布する。
(4)上側の折片P1を下側の折片P2に重ねると共に上方から押圧することにより、二つ折りの用紙Pを封止する。
(5)右下に示すように、最後に、封止後の用紙Pの封止部(右端部)であって、前記第2の接着剤A2による塗布位置よりも用紙内方位置に、第2のミシン目B2を加工する。この第2のミシン目B2は、上側の第1の折り片P1と下側の第2の折り片P2の右端部を、同時にミシン目加工することになる。
[二つ折り用紙の糊付け作業の詳細]
上記二つ折り用紙の糊付け作業を、用紙糊付け装置と関連して説明する。
(1)第1の給紙工程
図8において、用紙積載部61に積載された未折り状態の用紙Pは、第1の給紙機構62により一枚ずつ搬送機構63上に送り出される。
(2)第1のミシン目加工及び第1の接着剤塗布工程
搬送機構63上を搬送される過程において、第1のミシン目加工機構64により、用紙Pの前後両端部に第1のミシン目B1(図5参照)が形成され、続いて、第1の接着剤塗布機構65により、第1のミシン目B1より用紙外方側に、第1の接着剤A1(図5参照)が塗布される。
図13において、第1の接着剤塗布機構65による塗布開始及び終了の時期は、第1のセンサーS1によって用紙Pの第1の搬送方向F1の先端を検出することにより塗布を開始し、第2のセンサーS2によって用紙Pの第1の搬送方向F1の終端を検出することにより、塗布を終了する。これにより、図5のように、用紙Pの第1の搬送方向F1の略全幅に亘り、剥離不能な接着剤A1を筋状に塗布する。
(3)折り畳み工程
折り機構67に供給された未折り用紙Pは、図21の(a)(b)(c)に示す作業工程により、二つ折りに折り畳まれ、中間搬送機構68へ搬送される。
図21において、上側の第1の折りトレー69のストッパー69aは、二つ折りされる用紙の第1の折り片P1(図1参照)の長さに相当する位置に設定され、下側の第2の折りトレー70は上端の入口が前記円弧形のガイド70bにより閉塞されている。第1の搬送方向F1に搬送されてくる用紙Pは、第1及び第2の折りローラ71、72間のニップ部に挟持され、まず、上側の第1の折りトレー69内に送られる。上側の第1の折トレー69のストッパー69aの位置は、第1の折り片P1の合計の長さに相当する位置に設定されているので、上側の第1の折りトレー69の上端ストッパー69aに用紙Pの先端が当接した後、さらに第1及び第2の折りローラ71,72で用紙が送り込まれると、用紙Pは折り線q1で折られ、第2の折りローラ72と第3の折りローラ73のニップ部で前記折り線q1部分が挟持され、下方に送り込まれる。用紙Pは、下側の第2の折りトレー70の上端に配置されたガイド70bにより、第3及び第4の折りローラ73,74のニップ部に送られ、二つ折り状態となって、中間搬送部68を経て方向変換部61aに供給され、一旦停止される。
(4)第2の給紙工程
図9において、方向変換部61aのエア吸引式ベルト搬送機構22上に供給された二つ折り状態の用紙Pは、エア吸引式ベルト搬送機構22により第2の搬送方向F2(前方)に送り出され、図15のように、上下の給紙ローラ23で挟持され、略水平な閉塞状態(平面状態)で第2の搬送方向F2(前方)に供給される。
(5)開放工程
図16において、略水平な閉塞状態で開放機構11に供給された用紙Pは、左端部が主搬送機構15の上下のベルト搬送部15a、15bにより挟持され、前方に搬送される。この搬送中において、下側の第2の折り片P2は下側の吸引ボックス31により下方に吸引され、上側の第1の折り片P1は、上側の吸引ボックス30で上方に吸引されることにより、下側の第2の折り片P2から上方に離れる。すなわち、用紙Pは閉塞状態から右端部が開放された状態に変化する。そして、開放された用紙Pは、第1のガイドロッド36の先端分離爪36aにより、上側の第1の折り片P1と、下側の第2の折り片P2とに、機械的に分離される。
(6)開放拡張工程
図17において、用紙Pが第2の接着剤塗布機構12に移行すると、下側の第2の折り片P2は、下側のガイド板34,35間の隙間に入り込み、略水平状態に維持されて搬送される。上側の第1の折り片P1は、右端部近傍が右側の第1のガイドロッド36により下側から徐々に押し上げられ、一方、第1のガイドロッド36と主搬送機構15との間の部分は、略水平な左側の第2のガイドロッド37により、上方への移動が規制される。これにより、上側の第1の折り片P1の右半部は徐々に垂直姿勢に近づくように立ち上がってゆく。すなわち、開放度合いが拡張してゆく。
(7)第2の接着剤塗布工程
図18において、用紙Pが第2の接着剤塗布機構12の接着剤容器本体33bのノズル部33aに対応する位置まで到達すると、上側のガイド板34が途切れることにより、第2の折り片P2の上面が露出する。このとき、第1の折り片P1は接着剤容器本体33bに干渉しない状態まで立ち上がっている。この状態で、ノズル部33aから接着剤を吐出すると共に用紙Pを前方(第2の搬送方向F2)に搬送することにより、第2の折り片P2の上面の右端部に、第2の搬送方向F2と平行に筋状に第2の接着剤A2が塗布される。
第2の接着剤塗布機構12の接着剤容器本体33bによる塗布開始及び終了の時期は、図13の第3のセンサーS3によって用紙Pの前端を検出することにより塗布を開始し、第4のセンサーS4によって用紙Pの後端を検出することにより、塗布を終了する。これにより、図5のように、用紙Pの前後方向の略全幅に亘り、剥離不能な第2の接着剤A2が筋状に塗布される。
(8)封止工程
図18において、第2の接着剤A2が塗布された後、上側の第1のガイド片P1は、拡張用の第1及び第2のガイドロッド36,37による位置規制が解除されると同時に、図19のように、封止機構13の封止用ガイドロッド38により、第2の折り片P2側へと下方へガイドされる。
図20において、第1の折り片P1が第2の折り片P2の上面に重ね合わされた後、用紙Pは金属製の押圧ローラ39とゴムローラ45とに間に挟持される。
(9)第2のミシン目加工工程
封止後、紙受け部83に供給された用紙Pは、図11に示す第2のミシン目加工機構110により、前記第2の接着剤塗布機構12による接着剤塗布位置よりも用紙内方側(左方)に、第2の搬送方向F2と平行な第2のミシン目B2が加工される。
なお、接着剤A1,A2の乾燥時間は、約15秒〜30秒以内であり、また、単位時間当たりの機械の用紙処理枚数は、100枚/分(用紙1枚の処理時間は0.6秒)のため、用紙に接着剤を塗布後、開放機構と封止機構による折り用紙の開閉作業を行っても、不用意に用紙が接着されるおそれはない。
[内側三つ折り用紙の第1の例の糊付け作業の概要]
次に、図3及び4のような内側三つ折りの用紙P(第1の例)を、用紙糊付け装置で糊付けする場合の作業の流れの概要を、図6により簡単に説明する。
(1)図6の左上に示すように、第1の搬送方向F1に搬送する過程において、未折り状態の用紙Pの第1の搬送方向F1と直交する方向の両端部に、第1のミシン目B1を加工すると共に、第1のミシン目B1よりも用紙外方側に、第1の接着剤A1を第1の搬送方向F1と平行に筋状に塗布する。
(2)右上に示すように、第3の折り片P3が第2の折り片P2の上側に、さらに、第1の折り片P1が第3の折り片P3の上側にくるように、かつ、右側が開放端部となるように三つに折り畳み、第2の搬送方向F2に搬送する。
(3)第2の搬送方向F2に搬送しつつ、上側の第1の折り片P1を上方に開放し、第2の折り片P2の開放側端部(右端部)に、第2の接着剤A2を塗布する。
(4)上側の第1の折り片P1を第2及び第3の折り片P2、P3に重ねると共に上方から押圧することにより、用紙を封止する。
図22(a)〜(c)は、上記内側三つ折り(図3参照)とする場合の設定状態及び工程を示している。上側の第1の折りトレー69のストッパー69aの位置は、第1及び第2の折り片P1,P2の合計の長さに相当する位置に設定され、下側の第2の折りトレー70のストッパー70aの位置は、第2の折り片P2の長さに相当する位置に設定され、また、図21のガイド70bは取り外されている。すなわち、図22(a)に示すように、第1の搬送方向F1に搬送されてくる用紙Pは、第1及び第2の折りローラ71、72間のニップ部に送り込まれ、まず、上側の第1の折りトレー69内に送られ、上側の折トレー69の上端ストッパー69aに用紙Pの先端が当接した後、さらに第1及び第2の折りローラ71,72で用紙が送り込まれると、用紙Pは第2の折り線q2で折られ、第2の折りローラ72と第3の折りローラ73のニップ部で前記折り線q2部分が挟持され、図22の(b)のように、下側の第2の折トレー70内に送り込まれる。
下側の第2の折トレー70内において、第2の折り線q2部分がストッパー70aに当接した後、さらに第3及び第4の折りローラ73,74により送られると、今度は、第1の折り線q1部分で折れ、該折れ線q1部分は、第3の折りローラ73と第4の折りローラ74とのニップ部で挟持され、図22の(c)に示すように、内側三つ折り状態となって、中間搬送部68へと搬送される。すなわち、第1及び第2の折り線q1,q2でそれぞれ折り畳まれることにより、内側三つ折り状態となり、中間搬送部68に供給されるのである。
[内側三つ折り用紙の第2の例の糊付け作業の概要]
図7は、内側三つ折りの用紙Pの第2の例の作業工程図であり、図7の右下に示すように、封止後、最も上側に位置する第1の折り片P1の右端部のみに、第2のミシン目B2を加工した例である。その他の構成及び作業工程は、前記図6の作業工程と同様である。
前記第2のミシン目B2を加工する場合には、図14に示す第2のミシン目加工機構110を利用するが、圧縮ばね115の強さを調節することにより、最も上側の第1の折り片P1のみにミシン目B2が加工される。なお、予め、ミシン目を加工した用紙を使用することも可能である。
[用紙糊付け装置の第2の実施の形態]
本発明の用紙糊付け装置の第2の実施の形態として、図8において、糊付け本体部82の第2の接着剤塗布機構12の前端部(第2の搬送方向F2の下流端部)に、第2のミシン目加工機構110aを配置しており、かつ、折り機構67として、図26に示す折り機構67を有している。
図26において、この折り機構67は、第1の折りトレー69と第2の折りトレー70を、搬送面の上方に平行に配置し、第4の折りローラ74の前側に、第5の折りローラ75を追加した構造となっている。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
図23及び図24は、上記第2の実施形態の用紙糊付け装置により糊付けされる内側三つ折りの用紙の第3の例を示している。展開図を示す図23において、互いに平行な第1及び第2の折り線q1、q2により、内側三つ折りとした用紙Pであり、第1、第2及び第3の折り片P1、P2,P3を有している。第1の折り片P1が、第1の折り線q1により、第2の折り片P2の上側に折り畳まれ、次に第1及び第2の折り片P1,P2が第3の折り片P3の上側に折り畳まれる。第1の折り線q1(及び第2の折り線q2)方向の両端部に、第1の折り線q1と直角方向に第1の接着剤A1が筋状に塗布され、該第1の接着剤A1の塗布位置より用紙内方側に、第1の折り線q1と直角方向に、第1のミシン目B1が加工されている。さらに、第3の折り片P3の開放側の端部に、第2の接着剤A2が第1の折り線q1と平行に筋状に塗布され、第3の折り片P3の開放端部(右端部)に、前記第2の接着剤A2の塗布位置より用紙内方に、第2のミシン目が加工されている。図24は、封止完了後の状態であり、第1及び第2のミシン目B1、B2で、用紙の三辺の糊代部分を切除することにより、開封する。
図25は、上記内側三つ折りの用紙Pの第3の例を、第2の実施の形態の用紙糊付け装置で糊付けする場合の作業の流れの概要を示している。
(1)図25の左上に示すように、第1の搬送方向F1に搬送する過程において、未折り状態の用紙Pの第1の搬送方向F1と直交する方向の両端部に、第1のミシン目B1を加工すると共に、第1のミシン目B1よりも用紙外方側に、第1の接着剤A1を第1の搬送方向F1と平行に筋状に塗布する。
(2)右上に示すように、第3の折り片P3が第2の折り片P2の上側に、さらに、第1の折り片P1が第3の折り片P3の上側にくるように、かつ、右側が開放端部となるように三つ折りに折り畳み、第2の搬送方向F2に搬送する。
(3)第2の搬送方向F2に搬送しつつ、上側の第1の折り片P1を上方に開放し、第3の折り片P3の開放側端部(右端部)に、第2の接着剤A2を塗布する。
(4)第3の折り片P3の開放側端部(右端部)であって、第2の接着剤A2の塗布位置よりも用紙内方側に、第2のミシン目B2を加工する。
(5)最後に、上側の第1及び第2の折り片P1、P2を下側の第3の折り片P3に重ねると共に上方から押圧することにより、用紙を封止する。
図26の(a)〜(c)は、第2の実施形態の折り機構67により、上記内側三つ折りの用紙の第3の例を三つ折りする場合の設定状態及び工程を示している。第1及び第2の折りトレー69、70のストッパー69a,70aの位置は、いずれも、第1の折り片P1の長さ(用紙P1の第1の搬送方向F2の全長の略1/3の長さ)に相当する位置に設定されている。図26(a)に示すように、第1の搬送方向F1に搬送されてくる用紙Pは、第1及び第2の折りローラ71、72間のニップ部に送り込まれ、まず、第1の折りトレー69内に送られ、第1の折トレー69の上端ストッパー69aに用紙Pの先端が当接した後、さらに第1及び第2の折りローラ71,72で用紙が送り込まれると、用紙Pは第1の折り線q1で折られ、第2の折りローラ72と第3の折りローラ73のニップ部で第1の折り線q1部分が挟持され、図26の(b)のように、ガイド部材70bを介して、第2の折トレー70内に送り込まれる。
第2の折トレー70内において、第1の折り線q1部分がストッパー70aに当接した後、さらに第3及び第4の折りローラ73,74により送られると、今度は、第2の折り線q2部分で折れ、該第2の折れ線q2部分は、第4の折りローラ74と第5の折りローラ74とのニップ部で挟持され、図26の(c)に示すように、内側三つ折り状態となって、中間搬送部68へと搬送される。すなわち、最も下側に第3の折り辺P3が位置し、その上に第1及び第2の折り片P1,P2が順次重ねられた内側三つ折り状態となり、中間搬送部68に供給されるのである。
図8において、前述のように、第2の接着剤塗布機構12の接着剤容器本体33bの近傍に配置された第2のミシン目加工機構110aにより、第2のミシン目B2を加工する。すなわち、図25の右側中段に示すように、第1及び第2の折り片P1,P2が上方に開放された状態において、第2の接着剤塗布作業直後に、第2のミシン目B2を第3の折り片P3の右端部のみに加工するのである。この第2のミシン目B2は第2の接着剤塗布位置よりも用紙内方に位置している。
(実施形態の効果)
(1)前記いずれの実施形態及び用紙に関しても、未折り状態の用紙を、自動的に、かつ、連続的に、接着剤により封止し、かつ、接着剤塗布位置の用紙内方側にミシン目を加工することができるのである。
(2)第1のミシン目加工機構64を、第1の接着剤塗布機構65の第1の搬送方向F1の上流側に配置しているので、第1のミシン目加工機構64に接着剤が付着する心配がない。
(3)剥離不能な本接着剤で糊付けし、かつ、接着剤塗布機構による接着剤塗布位置よりも用紙内方側のミシン目B1、B2等を加工しているので、本接着剤により、情報の隠匿性を高く確保しつつ、開封する時には、ミシン目B1,B2を利用して簡単に開くことができる。
[他の実施の形態]
(1)前記の実施の形態では、第1及び第2の接着剤塗布機構65,12は、いずれも、一つの接着箇所に一本のノズル部65a,33aを配置しているが、ノズル部65a,33aをそれぞれ一箇所に二個設け、一箇所の接着箇所に2筋の接着剤を塗布することも可能である。これにより、接着強度の向上が図れる。
(2)前記各実施形態では、接着剤として剥離不能な本接着剤を使用し、接着強度を高めているが、剥離可能な仮接着剤を使用することも可能である。
(3)前記実施の形態では、第1のミシン目加工機構を第1の接着剤塗布機構よりも第1の搬送方向F1の上流側に配置しているが、第1の搬送方向F1の同一箇所あるいは下流側に配置する構造とすることも可能である。
(4)ノズル部33a,65aで筋状に接着剤を塗布する場合、連続的に接着剤を塗布する場合には限らず、不連続な破線上に塗布することも可能である。
(5)前記実施の形態では、接着剤の塗布開始及び終了のための用紙検出センサーを、一個の接着剤塗布機構に対して二個(S1及びS2、あるいはS3及びS4)配置しているが、一個の用紙検出センサーで接着剤の塗布開始及び終了を制御することも可能である。たとえば、一つの用紙検出センサーで用紙の先端を検知してから、搬送モータと連動したパルス数をカウントすることにより、塗布開始及び終了を制御することもできる。
X1 第1の搬送部
X2 折り部
X3 第2の搬送部
11 開封機構
12 第2の接着剤塗布機構
13 封止機構
33a 第2の接着剤塗布機構のノズル部
64 第1のミシン目加工機構
65 第1の接着剤塗布機構
65a 第1の接着剤塗布機構のノズル部
67 折り機構
110、110a 第2のミシン目加工機構

Claims (8)

  1. 用紙を折り畳んで折り片同士を接着剤により封止する用紙糊付け装置において、
    未折り状態の用紙を第1の搬送方向に搬送する第1の搬送部と、
    該第1の搬送部の搬送下流端に配置されて第1の搬送方向と直交する折線により前記用紙を折り畳む折り部と、
    折り畳んだ前記用紙を前記折り部から前記第1の搬送方向と直交する第2の搬送方向に搬送する第2の搬送部と、を備え、
    前記第1の搬送部には、前記第1の搬送方向と直交する方向の用紙両端部に第1の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第1の接着剤塗布機構と、該第1の接着剤塗布機構による接着剤塗布位置よりも用紙内方側に前記第1の搬送方向と平行にミシン目加工する第1のミシン目加工機構と、を設け、
    前記第2の搬送部には、折り畳んだ状態の用紙を上下方向に開放する開放機構と、前記用紙の開放端部に前記第2の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第2の接着剤塗布機構と前記用紙の上側の折り片を下側折り片に重ね合わせ、上下の折り片を接着する封止機構と、を設けている、ことを特徴とする用紙糊付け装置。
  2. 請求項1に記載の用紙糊付け装置において、
    前記第2の搬送部には、第2の接着剤塗布機構よりも用紙内方側に前記第2の搬送方向と平行にミシン目加工する第2のミシン目加工機構を設けている、用紙糊付け装置。
  3. 請求項1又は2に記載の用紙糊付け装置において、
    前記第1及び第2の接着剤塗布機構は、剥離不能な接着剤を塗布する塗布機構である、用紙糊付け装置。
  4. 請求項2又は3に記載の用紙糊付け装置において、
    前記第2のミシン目加工機構は、前記封止機構の第2の搬送方向の下流側に配置されている、用紙糊付け装置。
  5. 請求項2又は3に記載の用紙糊付け装置において、
    前記第2のミシン目加工機構は、前記封止機構の第2の搬送方向の上流側に配置されている、用紙糊付け装置。
  6. 未折り状態の用紙を折り畳み、糊付けし、封止する用紙糊付け方法において、
    未折り状態の用紙を第1の搬送方向に搬送しつつ、前記第1の搬送方向と直交する方向の用紙両端部に、第1の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第1の接着剤塗布工程と、
    第1の接着剤塗布工程の後、同時又は前工程として、前記第1の接着剤塗布工程による接着剤塗布位置よりも用紙内方側に、第1の搬送方向と平行にミシン目を加工する第1のミシン目加工工程と、
    前記第1の接着剤塗布工程及び第1のミシン目加工工程を経た前記用紙を、第1の搬送方向と直交する一つに折り線により二つ折りに折り畳む折り畳み工程と、
    折り畳んだ前記用紙を、第1の搬送方向と直交する第2の搬送方向に搬送しつつ、上下方向に開放する開放工程と、
    開放された前記用紙の開放端部に前記第2の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第2の接着剤塗布工程と、
    上側の折り片を下側折り片に重ね合わせ、封止機構により、上下の折り片を接着する封止工程と、
    封止された用紙の前記第2の接着剤塗布工程における接着剤塗布位置よりも用紙内方側に第2の搬送方向と平行にミシン目を形成する第2のミシン目加工工程と、
    を有する、用紙糊付け方法。
  7. 未折り状態の用紙を折り畳み、糊付けし、封止する用紙糊付け方法において、
    未折り状態の用紙を第1の搬送方向に搬送しつつ、前記第1の搬送方向と直交する方向の用紙両端部に、第1の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第1の接着剤塗布工程と、
    第1の接着剤塗布工程の後、同時又は前工程として、前記第1の接着剤塗布工程による接着剤塗布位置よりも用紙内方側に、第1の搬送方向と平行にミシン目を加工する第1のミシン目加工工程と、
    前記第1の接着剤塗布工程及び第1のミシン目加工工程を経た前記用紙を、第1の搬送方向と直交する二つの折り線により三つ折りに折り畳む折り畳み工程と、
    折り畳んだ前記用紙を、第1の搬送方向と直交する第2の搬送方向に搬送しつつ、上下方向に開放する開放工程と、
    開放された前記用紙の開放端部に前記第2の搬送方向と平行に接着剤を塗布する第2の接着剤塗布工程と、
    上側の折り片を下側折り片に重ね合わせ、封止機構により、上下の折り片を接着する封止工程と、
    を有する、用紙糊付け方法。
  8. 請求項7に記載の用紙糊付け方法において、
    さらに、第2の接着剤塗布工程の後又は前工程として、前記第2の接着剤塗布工程による接着剤塗布位置よりも用紙内方側に、第2の搬送方向と平行にミシン目を加工する第1のミシン目加工工程を有する、用紙糊付け方法。
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