JPH0524135A - 窓開きメール作成装置 - Google Patents
窓開きメール作成装置Info
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- JPH0524135A JPH0524135A JP3207328A JP20732891A JPH0524135A JP H0524135 A JPH0524135 A JP H0524135A JP 3207328 A JP3207328 A JP 3207328A JP 20732891 A JP20732891 A JP 20732891A JP H0524135 A JPH0524135 A JP H0524135A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 所望の印刷を施した後の連続フォームから、
アドレス用の窓を開け且つ二つ折りして接着した窓開き
隠蔽はがきを作成する装置を提供する。 【構成】 所定の情報をプリント出力した連続フォーム
21を、ピントラクタ50で引き出し、窓開け装置51
でその所定位置に窓を形成し、マージンスリッタ52で
その両側縁のマージン23を切り離し、次いで、バース
タ装置53によってその連続フォーム21を横方向のミ
シン目を利用して切り離し、枚葉フォーム21Aとして
排出し、その枚葉フォーム21Aをその幅方向にブリッ
ジコンベア58で搬送して紙折り装置65に送り込み、
その紙折り装置で折り畳んだ後、圧着装置73で圧着
し、窓開き隠蔽はがきを作成するように構成する。
アドレス用の窓を開け且つ二つ折りして接着した窓開き
隠蔽はがきを作成する装置を提供する。 【構成】 所定の情報をプリント出力した連続フォーム
21を、ピントラクタ50で引き出し、窓開け装置51
でその所定位置に窓を形成し、マージンスリッタ52で
その両側縁のマージン23を切り離し、次いで、バース
タ装置53によってその連続フォーム21を横方向のミ
シン目を利用して切り離し、枚葉フォーム21Aとして
排出し、その枚葉フォーム21Aをその幅方向にブリッ
ジコンベア58で搬送して紙折り装置65に送り込み、
その紙折り装置で折り畳んだ後、圧着装置73で圧着
し、窓開き隠蔽はがきを作成するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタにてアドレス
を含む所望の情報を記録した連続フォームからメールを
作成する装置に関し、特に折り重ねる部分に窓を開けて
その下に記録しているアドレスを露出させた窓開きメー
ルを作成する装置に関する。
を含む所望の情報を記録した連続フォームからメールを
作成する装置に関し、特に折り重ねる部分に窓を開けて
その下に記録しているアドレスを露出させた窓開きメー
ルを作成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図13に示すような連続フォーム
1がメール作成に使用されている。この連続フォーム1
は、両側縁に搬送用のピン孔2を備えたマージン3を有
し、且つ幅方向に延びる切り離し用のミシン目4と、送
り方向に延びる折り畳み用のミシン目5等を有してい
る。更に、この連続フォーム1にはその一方の面にアド
レス6a、隠蔽データ6b等をプリンタ出力によって記
録しており、また、両面の必要な部分に感圧性糊(図示
せず)を塗布している。なお、図中両側の二点鎖線7は
マージン3の切り離し位置を示す。
1がメール作成に使用されている。この連続フォーム1
は、両側縁に搬送用のピン孔2を備えたマージン3を有
し、且つ幅方向に延びる切り離し用のミシン目4と、送
り方向に延びる折り畳み用のミシン目5等を有してい
る。更に、この連続フォーム1にはその一方の面にアド
レス6a、隠蔽データ6b等をプリンタ出力によって記
録しており、また、両面の必要な部分に感圧性糊(図示
せず)を塗布している。なお、図中両側の二点鎖線7は
マージン3の切り離し位置を示す。
【0003】この連続フォーム1からメールを作成する
ための従来装置は、図14に示すように、折り畳んで置
かれている連続フォーム1を引き出す際ミシン目5に沿
って折り重ねる折りバー8と、折り重ねた連続フォーム
1の両端のマージン3のピン孔2に係合して連続フォー
ム1を搬送するピントラクタ9と、連続フォーム1の両
端のマージン3を切り離すマージンスリッタ(図示せ
ず)と、この連続フォーム1を幅方向に設けているミシ
ン目4に沿って切断するバースタ装置10を構成する、
インフィードローラ11、ブレード12、アウトフィー
ドローラ13と、切り離されたフォーム1Aを加圧して
感圧性糊を接着させる圧着部14を構成する送りローラ
15、圧着ローラ16と、出来上がったメール1Bを集
積する排出部17等を備えており、ピントラクタ9で連
続フォーム1を引き出しながら、連続フォーム1を図1
5に示すように折り重ね、その両端に位置するマージン
3を除去し、次いで、バースタ装置10によってミシン
目4のところを切断して、個々のフォーム1Aに切り離
し、圧着部14で圧着して予め塗布している感圧性糊を
接着することにより、メール1Bを作成していた。
ための従来装置は、図14に示すように、折り畳んで置
かれている連続フォーム1を引き出す際ミシン目5に沿
って折り重ねる折りバー8と、折り重ねた連続フォーム
1の両端のマージン3のピン孔2に係合して連続フォー
ム1を搬送するピントラクタ9と、連続フォーム1の両
端のマージン3を切り離すマージンスリッタ(図示せ
ず)と、この連続フォーム1を幅方向に設けているミシ
ン目4に沿って切断するバースタ装置10を構成する、
インフィードローラ11、ブレード12、アウトフィー
ドローラ13と、切り離されたフォーム1Aを加圧して
感圧性糊を接着させる圧着部14を構成する送りローラ
15、圧着ローラ16と、出来上がったメール1Bを集
積する排出部17等を備えており、ピントラクタ9で連
続フォーム1を引き出しながら、連続フォーム1を図1
5に示すように折り重ね、その両端に位置するマージン
3を除去し、次いで、バースタ装置10によってミシン
目4のところを切断して、個々のフォーム1Aに切り離
し、圧着部14で圧着して予め塗布している感圧性糊を
接着することにより、メール1Bを作成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
メール作成装置では、図15に示すように、連続フォー
ム1をZ状に折り畳み、折り畳んだ後においても両側に
ピン孔2を有するマージン3が存在する場合には支障な
くメール作成が可能であるが、連続フォームを折り畳ん
だ後、片側にしかマージン3が存在しないようなメール
を作成する場合に適用しようとすると、連続フォーム1
の送りが不安定となり、メール作成ができないという問
題の生じることが判明した。
メール作成装置では、図15に示すように、連続フォー
ム1をZ状に折り畳み、折り畳んだ後においても両側に
ピン孔2を有するマージン3が存在する場合には支障な
くメール作成が可能であるが、連続フォームを折り畳ん
だ後、片側にしかマージン3が存在しないようなメール
を作成する場合に適用しようとすると、連続フォーム1
の送りが不安定となり、メール作成ができないという問
題の生じることが判明した。
【0005】例えば、最近、図8(a)に示すような、
二つ折り窓開き隠蔽はがき20が開発されている。この
二つ折り窓開き隠蔽はがき20は、図8(b)に示すよ
うに、1枚の紙(以下枚葉フォームという)21Aの二
つの面21a、21bを中心で折り畳み、且つ接合面全
体を感圧性糊、感熱性糊、樹脂フィルム等で剥離可能に
接着してあたかも1枚のはがきとなるようにし、受け取
り人が接合面を剥がすことにより見開き頁の情報をも読
むことができるように構成したものであり、しかも、見
開き頁の一方にアドレス26aを記録し、他方にそのア
ドレス26aを露出させるための窓28を形成し、ま
た、その見開き頁に個人情報等の情報26bを記録する
ように構成したものである。この構成により、アドレス
26aと情報26bとを同一面にプリンタ等で記録する
ことができ、しかも、その情報を隠蔽できる利点があ
る。
二つ折り窓開き隠蔽はがき20が開発されている。この
二つ折り窓開き隠蔽はがき20は、図8(b)に示すよ
うに、1枚の紙(以下枚葉フォームという)21Aの二
つの面21a、21bを中心で折り畳み、且つ接合面全
体を感圧性糊、感熱性糊、樹脂フィルム等で剥離可能に
接着してあたかも1枚のはがきとなるようにし、受け取
り人が接合面を剥がすことにより見開き頁の情報をも読
むことができるように構成したものであり、しかも、見
開き頁の一方にアドレス26aを記録し、他方にそのア
ドレス26aを露出させるための窓28を形成し、ま
た、その見開き頁に個人情報等の情報26bを記録する
ように構成したものである。この構成により、アドレス
26aと情報26bとを同一面にプリンタ等で記録する
ことができ、しかも、その情報を隠蔽できる利点があ
る。
【0006】このような二つ折り窓開き隠蔽はがき20
に対するアドレスや個人情報等をプリンタで簡便に記録
するには両側縁にピン孔を備えた連続フォームを用いる
ことが好ましい。その場合、図9に示すように、両側縁
に搬送用のピン孔22を備えたマージン23を有し且つ
幅方向に延びる切り離し用のミシン目24と、送り方向
に延びる折り畳み用のミシン目25等を有し、更に窓2
8を設けている連続フォーム21を用意し、その連続フ
ォーム21の表面に感圧性糊等の接着用材料を施してお
き、その後その表面に、アドレス26a、情報26b等
をプリンタで記録した後、図14に示すようなメール作
成装置に通し、二つ折り窓開き隠蔽はがき20を作成す
ることが考えられる。しかしながら、この連続フォーム
21から二つ折り隠蔽はがき20を作成するには、メー
ル作成装置において、連続フォーム21を、引き出しな
がら図16に示すように二つ折りし、その片側に重なっ
たマージン23をピントラクタ9で搬送して下流のバー
スタ装置に送り込む必要があるが、連続フォーム21が
その片側のみをピントラクタ9で引き出されるため連続
フォーム21にスキューが生じ、バースタ装置10で良
好に裁断できないとか紙づまりを生じるという問題が生
じる。更に、図9に示す連続フォーム21では中央に折
り畳み用のミシン目25を設けているが、このようなミ
シン目を設けておくと隠蔽はがき20を開いた時にその
ミシン目のところから引き裂く恐れがあり、好ましくな
い。もしこのミシン目25を省略すると、メール作成装
置において連続フォーム21を折り畳む際に折り目が不
安定となるという問題も生じる。このように、従来のメ
ール作成装置は、隠蔽はがき20の作成には使用できな
いという問題があった。
に対するアドレスや個人情報等をプリンタで簡便に記録
するには両側縁にピン孔を備えた連続フォームを用いる
ことが好ましい。その場合、図9に示すように、両側縁
に搬送用のピン孔22を備えたマージン23を有し且つ
幅方向に延びる切り離し用のミシン目24と、送り方向
に延びる折り畳み用のミシン目25等を有し、更に窓2
8を設けている連続フォーム21を用意し、その連続フ
ォーム21の表面に感圧性糊等の接着用材料を施してお
き、その後その表面に、アドレス26a、情報26b等
をプリンタで記録した後、図14に示すようなメール作
成装置に通し、二つ折り窓開き隠蔽はがき20を作成す
ることが考えられる。しかしながら、この連続フォーム
21から二つ折り隠蔽はがき20を作成するには、メー
ル作成装置において、連続フォーム21を、引き出しな
がら図16に示すように二つ折りし、その片側に重なっ
たマージン23をピントラクタ9で搬送して下流のバー
スタ装置に送り込む必要があるが、連続フォーム21が
その片側のみをピントラクタ9で引き出されるため連続
フォーム21にスキューが生じ、バースタ装置10で良
好に裁断できないとか紙づまりを生じるという問題が生
じる。更に、図9に示す連続フォーム21では中央に折
り畳み用のミシン目25を設けているが、このようなミ
シン目を設けておくと隠蔽はがき20を開いた時にその
ミシン目のところから引き裂く恐れがあり、好ましくな
い。もしこのミシン目25を省略すると、メール作成装
置において連続フォーム21を折り畳む際に折り目が不
安定となるという問題も生じる。このように、従来のメ
ール作成装置は、隠蔽はがき20の作成には使用できな
いという問題があった。
【0007】更に、窓28をあらかじめ形成した連続フ
ォーム21はプリンタに通した時にひっかかりやすく、
また、プリンター装置上の制限により良好に記録できな
いという問題もあり、結局、図8に示す二つ折り窓開き
隠蔽はがき20を連続フォームから作ることは困難であ
った。
ォーム21はプリンタに通した時にひっかかりやすく、
また、プリンター装置上の制限により良好に記録できな
いという問題もあり、結局、図8に示す二つ折り窓開き
隠蔽はがき20を連続フォームから作ることは困難であ
った。
【0008】また、図11(a)に示すような往復窓開
き隠蔽はがき30も開発されている。この往復隠蔽はが
き30は、図11(b)に示すように、枚葉フォーム3
1Aのつながった三つの面31a、31b、31cのう
ち、二つ31a、31bを折り畳んで互いに接着して往
信用とし、他の一つ41cを返信用としたものである。
しかも、見開き頁となる面の一方31bにアドレス36
aを記録し、他方31aにそのアドレス36aを露出さ
せるための窓38を形成し、また、その見開き頁に個人
情報等の情報36bを記録するように構成している。こ
のような往復窓開き隠蔽はがき30は、三つ折り構造で
あるので、図13に示すような連続フォーム1から図1
4のメール作成装置によって作成可能と考えられる。し
かしながら、往復はがきでは折り目にミシン目を入れる
ことが禁止されており、このため、ミシン目なしで連続
フォームを連続的に引き出しながら折り畳むことが必要
となるが、その際、折り目が不安定となり、製品品質が
悪くなるという問題が生じる。また、連続フォーム1に
あらかじめ窓38を形成しておくと、前記したようにプ
リントでの良好な記録を行えないという問題も生じる。
更に、図12(b)に示すように、枚葉フォーム31A
の二つの面31a、31bの折り畳み方向を図12のも
のとは逆にすることにより、図12(a)に示す構造の
往復窓開き隠蔽はがき30′を作ることも考えられる。
この場合、窓38は中央の面31bに形成されている。
しかし、このような往復窓開き隠蔽はがき30′も従来
のメール作成装置では作成できなかった。
き隠蔽はがき30も開発されている。この往復隠蔽はが
き30は、図11(b)に示すように、枚葉フォーム3
1Aのつながった三つの面31a、31b、31cのう
ち、二つ31a、31bを折り畳んで互いに接着して往
信用とし、他の一つ41cを返信用としたものである。
しかも、見開き頁となる面の一方31bにアドレス36
aを記録し、他方31aにそのアドレス36aを露出さ
せるための窓38を形成し、また、その見開き頁に個人
情報等の情報36bを記録するように構成している。こ
のような往復窓開き隠蔽はがき30は、三つ折り構造で
あるので、図13に示すような連続フォーム1から図1
4のメール作成装置によって作成可能と考えられる。し
かしながら、往復はがきでは折り目にミシン目を入れる
ことが禁止されており、このため、ミシン目なしで連続
フォームを連続的に引き出しながら折り畳むことが必要
となるが、その際、折り目が不安定となり、製品品質が
悪くなるという問題が生じる。また、連続フォーム1に
あらかじめ窓38を形成しておくと、前記したようにプ
リントでの良好な記録を行えないという問題も生じる。
更に、図12(b)に示すように、枚葉フォーム31A
の二つの面31a、31bの折り畳み方向を図12のも
のとは逆にすることにより、図12(a)に示す構造の
往復窓開き隠蔽はがき30′を作ることも考えられる。
この場合、窓38は中央の面31bに形成されている。
しかし、このような往復窓開き隠蔽はがき30′も従来
のメール作成装置では作成できなかった。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、連続フォームから窓開きの二つ折り隠蔽はがき、
ハーフタイプ隠蔽はがき、往復隠蔽はがき等を作成可能
なメール作成装置を提供することを目的とする。
ので、連続フォームから窓開きの二つ折り隠蔽はがき、
ハーフタイプ隠蔽はがき、往復隠蔽はがき等を作成可能
なメール作成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべく
なされた本発明は、両側縁に搬送用のピン孔を備えたマ
ージンを有し、且つ所望事項を記録した連続フォームを
送り方向に連続的に引き出し走行させる搬送装置と、走
行中の連続フォームの所定位置に窓を開ける窓開け装置
と、その連続フォームの両側縁のマージンを切り離すマ
ージンスリッタと、マージンを切り離した後の連続フォ
ームを、その幅方向に形成しているミシン目に沿って裁
断し、枚葉フォームとするバースタ装置と、該バースタ
装置から送り方向に送り出された枚葉フォームを受け取
り、幅方向に送り出すブリッジコンベアと、該ブリッジ
コンベアから幅方向に送られてきた枚葉フォームを所望
の形態に折り畳む紙折り装置と、折り畳まれた枚葉フォ
ームの接合面を接着させる接着装置とを有するメール作
成装置を要旨とする。
なされた本発明は、両側縁に搬送用のピン孔を備えたマ
ージンを有し、且つ所望事項を記録した連続フォームを
送り方向に連続的に引き出し走行させる搬送装置と、走
行中の連続フォームの所定位置に窓を開ける窓開け装置
と、その連続フォームの両側縁のマージンを切り離すマ
ージンスリッタと、マージンを切り離した後の連続フォ
ームを、その幅方向に形成しているミシン目に沿って裁
断し、枚葉フォームとするバースタ装置と、該バースタ
装置から送り方向に送り出された枚葉フォームを受け取
り、幅方向に送り出すブリッジコンベアと、該ブリッジ
コンベアから幅方向に送られてきた枚葉フォームを所望
の形態に折り畳む紙折り装置と、折り畳まれた枚葉フォ
ームの接合面を接着させる接着装置とを有するメール作
成装置を要旨とする。
【0011】
【作用】本発明は上述の構成によって、まず連続フォー
ムを引き出しながら、窓開け装置でその連続フォームの
所定位置を打ち抜いて窓を形成し、次いでマージンスリ
ッタで両側のマージンを切り離し、その後その連続フォ
ームをバースタ装置で所定サイズの枚葉フォームに切り
離す。このように連続フォームを折り畳むことなく引き
出し、窓開け及び切断を行っているので、連続フォーム
にスキューやジャムが生じることがなく、良好に窓開け
を行い且つ所定サイズの枚葉フォームに切断できる。次
に、ブリッジコンベアがその枚葉フォームを幅方向に送
り出し、紙折り装置が送り込まれた枚葉フォームを所望
の形態に折り畳む。このように紙折り装置は1枚の枚葉
フォームを折り畳むので、折り目用のミシン目がなくて
も良好に折り畳むことができる。また、その際の折り目
位置、折り方向は任意に設定できるので、各種の折り方
が可能であり、例えば、中央からの二つ折り、部分的な
二つ折り、三つ折り等とすることができる。その後、折
り畳まれた枚葉フォームを接着装置で接着することによ
り、必要個所を接着し、所定のメール(窓開き隠蔽はが
き等)を作成できる。更に、本発明のメール作成装置は
連続フォームに窓を開ける機能を備えているので、窓を
開けていない状態の連続フォームを用いることができ、
その連続フォームに対するプリンタ出力を支障なく行う
ことができる。
ムを引き出しながら、窓開け装置でその連続フォームの
所定位置を打ち抜いて窓を形成し、次いでマージンスリ
ッタで両側のマージンを切り離し、その後その連続フォ
ームをバースタ装置で所定サイズの枚葉フォームに切り
離す。このように連続フォームを折り畳むことなく引き
出し、窓開け及び切断を行っているので、連続フォーム
にスキューやジャムが生じることがなく、良好に窓開け
を行い且つ所定サイズの枚葉フォームに切断できる。次
に、ブリッジコンベアがその枚葉フォームを幅方向に送
り出し、紙折り装置が送り込まれた枚葉フォームを所望
の形態に折り畳む。このように紙折り装置は1枚の枚葉
フォームを折り畳むので、折り目用のミシン目がなくて
も良好に折り畳むことができる。また、その際の折り目
位置、折り方向は任意に設定できるので、各種の折り方
が可能であり、例えば、中央からの二つ折り、部分的な
二つ折り、三つ折り等とすることができる。その後、折
り畳まれた枚葉フォームを接着装置で接着することによ
り、必要個所を接着し、所定のメール(窓開き隠蔽はが
き等)を作成できる。更に、本発明のメール作成装置は
連続フォームに窓を開ける機能を備えているので、窓を
開けていない状態の連続フォームを用いることができ、
その連続フォームに対するプリンタ出力を支障なく行う
ことができる。
【0012】ここで、折り畳んだ枚葉フォームを接着す
るには、あらかじめ枚葉フォームの接着すべき部分に感
圧性糊を塗布しておき、接着装置で加圧することにより
接着することが好ましい。このような加圧接着を利用す
ると、接着装置として、単に加圧ローラを備えた圧着装
置を用いることができるので、構造が簡単となり好まし
い。
るには、あらかじめ枚葉フォームの接着すべき部分に感
圧性糊を塗布しておき、接着装置で加圧することにより
接着することが好ましい。このような加圧接着を利用す
ると、接着装置として、単に加圧ローラを備えた圧着装
置を用いることができるので、構造が簡単となり好まし
い。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例による窓開きメール作
成装置の概略平面図、図2はその装置の軸線X−Xに沿
う概略断面図、図3は図1の装置の軸線Y−Yに沿う概
略断面図である。以下、このメール作成装置を、図10
に示す連続フォーム21から図8に示す二つ折り窓開き
隠蔽はがき20を作成する場合を例にとって説明する。
ここで使用する連続フォーム21は図9に示すものとほ
ぼ同様な構成であるが、図9のものとは異なり、窓28
は設けておらず、且つ中央に送り方向のミシン目を設け
ていない。図10において、送り方向の二点鎖線29は
単に折り目位置を示す仮想線である。なお、この位置に
折り易くするための押し筋を入れておいてもよい。
明する。図1は本発明の一実施例による窓開きメール作
成装置の概略平面図、図2はその装置の軸線X−Xに沿
う概略断面図、図3は図1の装置の軸線Y−Yに沿う概
略断面図である。以下、このメール作成装置を、図10
に示す連続フォーム21から図8に示す二つ折り窓開き
隠蔽はがき20を作成する場合を例にとって説明する。
ここで使用する連続フォーム21は図9に示すものとほ
ぼ同様な構成であるが、図9のものとは異なり、窓28
は設けておらず、且つ中央に送り方向のミシン目を設け
ていない。図10において、送り方向の二点鎖線29は
単に折り目位置を示す仮想線である。なお、この位置に
折り易くするための押し筋を入れておいてもよい。
【0014】図1〜図3において、50は、折り畳んだ
状態でセットされた連続フォーム21を引き出し走行さ
せる搬送装置であり、本実施例では連続フォーム21の
両側縁のピン孔22に係合して連続フォーム21を引き
出すピントラクタが用いられる。51は走行中の連続フ
ォーム21の所定位置に窓28を形成するための窓開け
装置であり、一対の雄型胴51aと雌型胴51bとから
なる。52は走行中の連続フォーム21の両側縁のマー
ジン23を切り離すマージンスリッタ、53は連続フォ
ーム21を、その幅方向に形成しているミシン目24に
沿って裁断し、枚葉フォーム21Aとするバースタ装置
である。このバースタ装置53は、所定の周速で駆動さ
れる第一バーストローラ54と、それよりも早い周速で
駆動される第二バーストローラ55と、両バーストロー
ラ間で連続フォーム21に接触するように配置されたブ
レード56を有し、第一及び第二バーストローラ54、
55間の速度差によって連続フォーム21をミシン目3
4のところから切り離すことができる。
状態でセットされた連続フォーム21を引き出し走行さ
せる搬送装置であり、本実施例では連続フォーム21の
両側縁のピン孔22に係合して連続フォーム21を引き
出すピントラクタが用いられる。51は走行中の連続フ
ォーム21の所定位置に窓28を形成するための窓開け
装置であり、一対の雄型胴51aと雌型胴51bとから
なる。52は走行中の連続フォーム21の両側縁のマー
ジン23を切り離すマージンスリッタ、53は連続フォ
ーム21を、その幅方向に形成しているミシン目24に
沿って裁断し、枚葉フォーム21Aとするバースタ装置
である。このバースタ装置53は、所定の周速で駆動さ
れる第一バーストローラ54と、それよりも早い周速で
駆動される第二バーストローラ55と、両バーストロー
ラ間で連続フォーム21に接触するように配置されたブ
レード56を有し、第一及び第二バーストローラ54、
55間の速度差によって連続フォーム21をミシン目3
4のところから切り離すことができる。
【0015】58は、バースタ装置53から連続フォー
ム21の送り方向(X−X方向)に送り出された枚葉フ
ォーム21Aを受け取り、それを前記した送り方向とは
直角方向である幅方向(Y−Y方向)に送り出すブリッ
ジコンベアである。このブリッジコンベア58は、バー
スタ装置53からの枚葉フォーム21Aを受け取り、Y
−Y方向に搬送するベルトコンベア59と、バースタ装
置53からベルトコンベア59上に排出された枚葉フォ
ーム21Aの位置を規制する当てガイド60と、ベルト
コンベア59の両側に配置され、ベルトコンベア59上
の枚葉フォーム21Aの位置を規制する整列コンベア6
1と、枚葉フォーム21Aをベルトコンベア59に押し
付ける押さえコロ62等を備えている。ここで、ベルト
コンベア59の走行速度は、バースタ装置53から排出
される枚葉フォーム21Aを部分的に重なった状態で送
り出すように定められている。
ム21の送り方向(X−X方向)に送り出された枚葉フ
ォーム21Aを受け取り、それを前記した送り方向とは
直角方向である幅方向(Y−Y方向)に送り出すブリッ
ジコンベアである。このブリッジコンベア58は、バー
スタ装置53からの枚葉フォーム21Aを受け取り、Y
−Y方向に搬送するベルトコンベア59と、バースタ装
置53からベルトコンベア59上に排出された枚葉フォ
ーム21Aの位置を規制する当てガイド60と、ベルト
コンベア59の両側に配置され、ベルトコンベア59上
の枚葉フォーム21Aの位置を規制する整列コンベア6
1と、枚葉フォーム21Aをベルトコンベア59に押し
付ける押さえコロ62等を備えている。ここで、ベルト
コンベア59の走行速度は、バースタ装置53から排出
される枚葉フォーム21Aを部分的に重なった状態で送
り出すように定められている。
【0016】64は検知センサなどによる2枚差検知機
構であり、枚葉フォーム21Aが2枚以上同時に通過し
たことを検知すると共にその2枚以上の枚葉フォームの
進行を阻止する機能を備えている。この2枚差検知機構
64の出力は、装置の制御装置に送られ、警報を発する
と共に装置を一時停止させるようになっている。
構であり、枚葉フォーム21Aが2枚以上同時に通過し
たことを検知すると共にその2枚以上の枚葉フォームの
進行を阻止する機能を備えている。この2枚差検知機構
64の出力は、装置の制御装置に送られ、警報を発する
と共に装置を一時停止させるようになっている。
【0017】65は、ブリッジコンベア58から幅方向
に送られてきた枚葉フォーム21Aを所望の形態に折り
畳む紙折り装置である。この紙折り装置65は、図4に
拡大して示すように、4個の折込みローラ66A、66
B、66C、66Dと、二つの折込みガイド67A、6
7Bを備えている。折込みローラ66A、66B、66
C、66Dはそれぞれ矢印で示す方向に回転するように
なっている。各折込みガイド67A、67Bにはぞれぞ
れ、そのガイド内に送り込まれる枚葉フォームの先端の
進行を止めるストッパ68A、68Bが位置調整可能に
設けられている。このストッパ68A、68Bの位置を
調整することにより、枚葉フォームに対する折り曲げ位
置、折り曲げ回数、折り曲げ方向等を調整できる。例え
ば、図5(a)に示すように、第一折込みガイド67A
のストッパ68Aと折込みローラ66B、66Cとのニ
ップ点Dの長さL1 を、図8(b)の面21aの長さに
等しくし、かつ第二折込みガイド67Bの入口をガイド
69で塞いでおくと、枚葉フォーム21Aを図5
(a)、(b)のように折り畳むことができる。
に送られてきた枚葉フォーム21Aを所望の形態に折り
畳む紙折り装置である。この紙折り装置65は、図4に
拡大して示すように、4個の折込みローラ66A、66
B、66C、66Dと、二つの折込みガイド67A、6
7Bを備えている。折込みローラ66A、66B、66
C、66Dはそれぞれ矢印で示す方向に回転するように
なっている。各折込みガイド67A、67Bにはぞれぞ
れ、そのガイド内に送り込まれる枚葉フォームの先端の
進行を止めるストッパ68A、68Bが位置調整可能に
設けられている。このストッパ68A、68Bの位置を
調整することにより、枚葉フォームに対する折り曲げ位
置、折り曲げ回数、折り曲げ方向等を調整できる。例え
ば、図5(a)に示すように、第一折込みガイド67A
のストッパ68Aと折込みローラ66B、66Cとのニ
ップ点Dの長さL1 を、図8(b)の面21aの長さに
等しくし、かつ第二折込みガイド67Bの入口をガイド
69で塞いでおくと、枚葉フォーム21Aを図5
(a)、(b)のように折り畳むことができる。
【0018】更に、図6(a)に示すように、第一折込
みガイド67Aのストッパ68Aと折込みローラ66
B、66Cとのニップ点Dの長さL1 を、図11(b)
の枚葉フォーム31Aの面31aの長さに等しくし、図
6(b)に示すように、第二折込みガイド67Bのスト
ッパ68Bと折込みローラ66C、66Dとのニップ点
Eの長さL2 を、面31bの長さに等しくしておくと、
供給された枚葉フォーム31Aを図6(a)、(b)、
(c)のように折り畳むことができる。また、図7
(a)に示すように、第一折込みガイド67Aのストッ
パ68Aと折込みローラ66B、66Cとのニップ点D
の長さL1 を、図12(b)の枚葉フォーム31Aの面
31aと面31bとを合せた長さに等しくし、図7
(b)に示すように、第二折込みガイド67Bのストッ
パ68Bと折込みローラ66C、66Dとのニップ点E
の長さL2 を、面31cの長さに等しくしておくと、供
給された枚葉フォーム31Aを図7(a)、(b)、
(c)のように巻き込むように折り畳むことができる。
みガイド67Aのストッパ68Aと折込みローラ66
B、66Cとのニップ点Dの長さL1 を、図11(b)
の枚葉フォーム31Aの面31aの長さに等しくし、図
6(b)に示すように、第二折込みガイド67Bのスト
ッパ68Bと折込みローラ66C、66Dとのニップ点
Eの長さL2 を、面31bの長さに等しくしておくと、
供給された枚葉フォーム31Aを図6(a)、(b)、
(c)のように折り畳むことができる。また、図7
(a)に示すように、第一折込みガイド67Aのストッ
パ68Aと折込みローラ66B、66Cとのニップ点D
の長さL1 を、図12(b)の枚葉フォーム31Aの面
31aと面31bとを合せた長さに等しくし、図7
(b)に示すように、第二折込みガイド67Bのストッ
パ68Bと折込みローラ66C、66Dとのニップ点E
の長さL2 を、面31cの長さに等しくしておくと、供
給された枚葉フォーム31Aを図7(a)、(b)、
(c)のように巻き込むように折り畳むことができる。
【0019】図1〜図3において、71は、紙折り装置
65で折り畳まれた枚葉フォーム21Aを搬送する搬送
コンベア、73は、折り畳まれた枚葉フォーム21Aの
必要箇所を接着するための接着装置である。本実施例で
は接着装置として、折り畳んだ枚葉フォーム21Aを加
圧する一対のプレスローラ74を備えた圧着装置が用い
られている。76は圧着装置73を通過することによっ
て所定箇所を接着された枚葉フォーム即ち隠蔽はがきを
集積するスタッカである。なお、スタッカ76に代えて
排出コンベアを設けてもよい。
65で折り畳まれた枚葉フォーム21Aを搬送する搬送
コンベア、73は、折り畳まれた枚葉フォーム21Aの
必要箇所を接着するための接着装置である。本実施例で
は接着装置として、折り畳んだ枚葉フォーム21Aを加
圧する一対のプレスローラ74を備えた圧着装置が用い
られている。76は圧着装置73を通過することによっ
て所定箇所を接着された枚葉フォーム即ち隠蔽はがきを
集積するスタッカである。なお、スタッカ76に代えて
排出コンベアを設けてもよい。
【0020】次に、上記構成のメール作成装置の動作を
説明する。図1〜図3において、装置の前端部に折り重
ねた状態の連続フォーム21がセットされている。この
連続フォーム21は、図10に示すように、両側縁に搬
送用のピン孔22を備えたマージン23を有し且つ幅方
向に延びる切り離し用のミシン目24を有するものであ
り(但し、縦方向のミシン目及び窓は有していない)、
更に、裏面に必要な情報を印刷し、表面の所定部分に感
圧性糊を施し、且つ、アドレス26a、情報26b等を
プリンタで記録したものである。図1〜図3において、
まず、ピントラクタ50がこの連続フォーム21を送り
方向に引き出し、窓開け装置51が走行中の連続フォー
ム21の所定位置に窓28を形成し、次いでマージンス
リッタ52が走行中の連続フォーム21の両側縁のマー
ジン23を除去する。マージンを除去した後の連続フォ
ーム21はその後、バースタ装置53に送られ、幅方向
に延びるミシン目24(図10参照)のところで裁断さ
れ、枚葉フォーム21Aとして切り離される。この枚葉
フォーム21Aはバースタ装置53からブリッジコンベ
ア58のベルトコンベア59上に排出される。
説明する。図1〜図3において、装置の前端部に折り重
ねた状態の連続フォーム21がセットされている。この
連続フォーム21は、図10に示すように、両側縁に搬
送用のピン孔22を備えたマージン23を有し且つ幅方
向に延びる切り離し用のミシン目24を有するものであ
り(但し、縦方向のミシン目及び窓は有していない)、
更に、裏面に必要な情報を印刷し、表面の所定部分に感
圧性糊を施し、且つ、アドレス26a、情報26b等を
プリンタで記録したものである。図1〜図3において、
まず、ピントラクタ50がこの連続フォーム21を送り
方向に引き出し、窓開け装置51が走行中の連続フォー
ム21の所定位置に窓28を形成し、次いでマージンス
リッタ52が走行中の連続フォーム21の両側縁のマー
ジン23を除去する。マージンを除去した後の連続フォ
ーム21はその後、バースタ装置53に送られ、幅方向
に延びるミシン目24(図10参照)のところで裁断さ
れ、枚葉フォーム21Aとして切り離される。この枚葉
フォーム21Aはバースタ装置53からブリッジコンベ
ア58のベルトコンベア59上に排出される。
【0021】ベルトコンベア59は受け取った枚葉フォ
ーム21Aを、部分的に重なった状態でその幅方向に搬
送し、途中、整列コンベア61がベルトコンベア59上
の枚葉フォーム21Aを揃える。その後、ベルトコンベ
ア59は枚葉フォーム21Aを次々と紙折り装置65に
送り込む。紙折り装置65は図5(a)、(b)に示す
ように、送り込まれた枚葉フォーム21Aを折り畳み、
搬送コンベア71上に排出する。ここで、紙折り装置6
5の折込みローラ66A〜66Dは、ベルトコンベア5
9の速度よりもずっと早い周速で回転しており、このた
め、枚葉フォーム21Aの先端が折込みローラ間にかみ
込まれると、直ちに紙折り装置65に引き込まれること
となり、枚葉フォーム21Aが重なった状態で2枚差検
知機構64の下を通り、かつ紙折り装置65に供給され
ることはない。
ーム21Aを、部分的に重なった状態でその幅方向に搬
送し、途中、整列コンベア61がベルトコンベア59上
の枚葉フォーム21Aを揃える。その後、ベルトコンベ
ア59は枚葉フォーム21Aを次々と紙折り装置65に
送り込む。紙折り装置65は図5(a)、(b)に示す
ように、送り込まれた枚葉フォーム21Aを折り畳み、
搬送コンベア71上に排出する。ここで、紙折り装置6
5の折込みローラ66A〜66Dは、ベルトコンベア5
9の速度よりもずっと早い周速で回転しており、このた
め、枚葉フォーム21Aの先端が折込みローラ間にかみ
込まれると、直ちに紙折り装置65に引き込まれること
となり、枚葉フォーム21Aが重なった状態で2枚差検
知機構64の下を通り、かつ紙折り装置65に供給され
ることはない。
【0022】折り重ねられた枚葉フォーム21Aはその
後、圧着装置73に送られ、圧着装置73のプレスロー
ラ74が通過する枚葉フォーム21Aを加圧し、感圧性
糊を塗布した部分を接着させる。その後、その枚葉フォ
ーム21Aは圧着装置73からスタッカ76に排出さ
れ、集積される。かくして、図8(a)に示す構成の窓
開き隠蔽はがき20が作成される。
後、圧着装置73に送られ、圧着装置73のプレスロー
ラ74が通過する枚葉フォーム21Aを加圧し、感圧性
糊を塗布した部分を接着させる。その後、その枚葉フォ
ーム21Aは圧着装置73からスタッカ76に排出さ
れ、集積される。かくして、図8(a)に示す構成の窓
開き隠蔽はがき20が作成される。
【0023】以上に、図1〜図3に示すメール作成装置
で図8(a)に示す二つ折り窓開き隠蔽はがき20を作
成する場合を説明したが、このメール作成装置はこの場
合のみでなく、紙折り装置65の調整により他の形式の
メール作成にも使用可能である。例えば、連続フォーム
として、図11(b)に示す枚葉フォーム31Aを連ね
た構成のもの(但し窓38は形成していない)を用い、
且つ紙折り装置65を、図6に示すように調整しておく
と、窓を開けた後、バースタ装置53で切り離された枚
葉フォーム31Aが紙折り装置65に供給され、図6
(a)、(b)、(c)に示すようにZ状に三つ折りさ
れ、図11(a)に示す往復窓開き隠蔽はがき30を作
成できる。更に、紙折り装置65を図7に示すように調
整しておくことにより、供給される枚葉フォーム31A
を巻き込み状に三つ折りすることができ、図12(a)
に示す往復窓開き隠蔽はがき30′を作成できる。ま
た、重ねた面全体を接着する隠蔽はがきに限らず、重ね
た面の周縁のみを接着した通常のメール作成にも使用可
能である。さらに、窓開け装置51の雄型胴51aと雌
型胴51bをフリーにすることにより窓28のない隠蔽
はがきの作成にも本願メール作成装置を使用することが
できる。さらにまた、ベルトコンベア59の走行速度を
バースタ装置53から排紙される枚葉フォーム31Aが
部分的にも重ならない速度に設定することで、紙折り装
置65による枚葉フォーム31Aの複数枚の巻き込みを
未然に防ぐことができる。
で図8(a)に示す二つ折り窓開き隠蔽はがき20を作
成する場合を説明したが、このメール作成装置はこの場
合のみでなく、紙折り装置65の調整により他の形式の
メール作成にも使用可能である。例えば、連続フォーム
として、図11(b)に示す枚葉フォーム31Aを連ね
た構成のもの(但し窓38は形成していない)を用い、
且つ紙折り装置65を、図6に示すように調整しておく
と、窓を開けた後、バースタ装置53で切り離された枚
葉フォーム31Aが紙折り装置65に供給され、図6
(a)、(b)、(c)に示すようにZ状に三つ折りさ
れ、図11(a)に示す往復窓開き隠蔽はがき30を作
成できる。更に、紙折り装置65を図7に示すように調
整しておくことにより、供給される枚葉フォーム31A
を巻き込み状に三つ折りすることができ、図12(a)
に示す往復窓開き隠蔽はがき30′を作成できる。ま
た、重ねた面全体を接着する隠蔽はがきに限らず、重ね
た面の周縁のみを接着した通常のメール作成にも使用可
能である。さらに、窓開け装置51の雄型胴51aと雌
型胴51bをフリーにすることにより窓28のない隠蔽
はがきの作成にも本願メール作成装置を使用することが
できる。さらにまた、ベルトコンベア59の走行速度を
バースタ装置53から排紙される枚葉フォーム31Aが
部分的にも重ならない速度に設定することで、紙折り装
置65による枚葉フォーム31Aの複数枚の巻き込みを
未然に防ぐことができる。
【0024】なお、上記実施例では、接着剤として感圧
性の糊を用い、プレスローラ74による加圧で接着する
構成としているが、これに代えて感熱性の糊を用い、加
熱ローラによって加熱接着させる構成としてもよい。ま
た、実施例においては、密着予定面のみに感圧性糊を施
しているが、連続フォーム31の表裏全面に塗布しても
よいことは言うまでもない。さらに、図8(b)のよう
に、窓28を設ける他に、枚葉フォーム21Aの面21
aの上半分を窓開け装置により取り除いてもよい。
性の糊を用い、プレスローラ74による加圧で接着する
構成としているが、これに代えて感熱性の糊を用い、加
熱ローラによって加熱接着させる構成としてもよい。ま
た、実施例においては、密着予定面のみに感圧性糊を施
しているが、連続フォーム31の表裏全面に塗布しても
よいことは言うまでもない。さらに、図8(b)のよう
に、窓28を設ける他に、枚葉フォーム21Aの面21
aの上半分を窓開け装置により取り除いてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、所定事項をプリンタ出力により記録した連続フォー
ムを引き出し、これの所定位置に窓を形成した後、個々
の枚葉フォームに切り離し、次いでその枚葉フォームを
幅方向に紙折り装置に供給して所望形状に折り畳むこと
ができ、連続フォームから二つ折り窓開き隠蔽はがき、
往復窓開き隠蔽はがき等を作成することができるという
効果を有している。
は、所定事項をプリンタ出力により記録した連続フォー
ムを引き出し、これの所定位置に窓を形成した後、個々
の枚葉フォームに切り離し、次いでその枚葉フォームを
幅方向に紙折り装置に供給して所望形状に折り畳むこと
ができ、連続フォームから二つ折り窓開き隠蔽はがき、
往復窓開き隠蔽はがき等を作成することができるという
効果を有している。
【図1】本発明の一実施例による窓開きメール作成装置
の概略平面図
の概略平面図
【図2】図1の軸線X−Xに沿った概略断面図
【図3】図1の軸線Y−Yに沿った概略断面図
【図4】上記実施例における紙折り装置の概略断面図
【図5】(a)、(b)は上記紙折り装置で枚葉フォー
ム21Aを折り畳む手順を示す概略断面図
ム21Aを折り畳む手順を示す概略断面図
【図6】(a)、(b)、(c)は上記紙折り装置で枚
葉フォーム31Aを折り畳む手順を示す概略断面図
葉フォーム31Aを折り畳む手順を示す概略断面図
【図7】(a)、(b)、(c)は上記紙折り装置で枚
葉フォーム31Aを図6とは別の方法で折り畳む手順を
示す概略断面図
葉フォーム31Aを図6とは別の方法で折り畳む手順を
示す概略断面図
【図8】(a)は二つ折り窓開き隠蔽はがきの概略斜視
図 (b)はその隠蔽はがきを接着する前の状態で示す概略
斜視図
図 (b)はその隠蔽はがきを接着する前の状態で示す概略
斜視図
【図9】図8の隠蔽はがきを作成するための連続フォー
ムの概略平面図
ムの概略平面図
【図10】図8の隠蔽はがきを作成するための連続フォ
ームの変形例を示す概略平面図
ームの変形例を示す概略平面図
【図11】(a)は往復窓開き隠蔽はがきの概略斜視図 (b)はその往復窓開き隠蔽はがきを、接着する前の状
態で示す概略斜視図
態で示す概略斜視図
【図12】(a)は往復窓開き隠蔽はがきの他の例の概
略斜視図 (b)はその往復窓開き隠蔽はがきを、接着する前の状
態で示す概略斜視図
略斜視図 (b)はその往復窓開き隠蔽はがきを、接着する前の状
態で示す概略斜視図
【図13】従来のメール作成に用いる連続フォームを概
略平面図
略平面図
【図14】従来のメール作成装置の概略側面図
【図15】図13に示す連続フォームをメール作成のた
めに折り重ねた状態を示す概略斜視図
めに折り重ねた状態を示す概略斜視図
【図16】図9に示す連続フォームを引き出し、二つ折
り隠蔽はがき作成のために折り重ねて搬送する状態を示
す概略斜視図
り隠蔽はがき作成のために折り重ねて搬送する状態を示
す概略斜視図
21 連続フォーム 21A 枚葉フォーム 22 ピン孔 23 マージン 28 窓 50 ピントラクタ(搬送装置) 51 窓開け装置 52 マージンスリッタ 53 バースタ装置 54 第一バーストローラ 55 第二バーストローラ 56 ブレード 58 ブリッジコンベア 59 ベルトコンベア 60 当てガイド 61 整列コンベア 65 紙折り装置 66A〜66D 折込みローラ 67A、67B 折込みガイド 68A、68B ストッパ 71 搬送コンベア 73 圧着装置(接着装置) 74 プレスローラ 76 スタッカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 45/30 9245−3F
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 両側縁に搬送用のピン孔を備えたマージ
ンを有し、且つ所望事項を記録した連続フォームを送り
方向に連続的に引き出し走行させる搬送装置と、走行中
の連続フォームの所定位置に窓を開ける窓開け装置と、
その連続フォームの両側縁のマージンを切り離すマージ
ンスリッタと、マージンを切り離した後の連続フォーム
を、その幅方向に形成しているミシン目に沿って裁断
し、枚葉フォームとするバースタ装置と、該バースタ装
置から送り方向に送り出された枚葉フォームを受け取
り、幅方向に送り出すブリッジコンベアと、該ブリッジ
コンベアから幅方向に送られてきた枚葉フォームを所望
の形態に折り畳む紙折り装置と、折り畳まれた枚葉フォ
ームの接合面を接着させる接着装置とを有する窓開きメ
ール作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3207328A JPH0524135A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 窓開きメール作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3207328A JPH0524135A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 窓開きメール作成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524135A true JPH0524135A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16537940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3207328A Pending JPH0524135A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 窓開きメール作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524135A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002264227A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-18 | Duplo Seiko Corp | 用紙搬送シール装置および該装置を用いるメーリング・マシン |
JP2013018277A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-31 | Photo Craft Co Ltd | プリンタ用シートおよびその両面に画像を印刷する方法 |
US9604251B2 (en) | 2008-07-16 | 2017-03-28 | Eastman Chemical Company | Thermoplastic formulations for enhanced paintability, toughness and melt processability |
US9616457B2 (en) | 2012-04-30 | 2017-04-11 | Innovative Coatings, Inc. | Pressurization coating systems, methods, and apparatuses |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3207328A patent/JPH0524135A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002264227A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-18 | Duplo Seiko Corp | 用紙搬送シール装置および該装置を用いるメーリング・マシン |
US9604251B2 (en) | 2008-07-16 | 2017-03-28 | Eastman Chemical Company | Thermoplastic formulations for enhanced paintability, toughness and melt processability |
JP2013018277A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-31 | Photo Craft Co Ltd | プリンタ用シートおよびその両面に画像を印刷する方法 |
US9616457B2 (en) | 2012-04-30 | 2017-04-11 | Innovative Coatings, Inc. | Pressurization coating systems, methods, and apparatuses |
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