JP2011120936A5

JP2011120936A5 -

Info

Publication number: JP2011120936A5
Application number: JP2011023862A
Authority: JP
Filing date: 2011-02-07
Publication date: 2012-04-05
Anticipated expiration: 2024-01-30

Claims

整形外科装具用のヒンジであって、
ヒンジプレートと、
前記ヒンジプレートに回動可能に取り付けられた第１のアームと、
前記ヒンジプレートに回動可能に取り付けられた第２のアームと、
前記第２のアームに取り付けられたアクチュエータと、
ばね部材と、
を備え、
前記アーム同士の間の角度が小さくなる屈曲方向に、前記アームが回動して、前記アームが所望の屈曲角度になると、前記ばね部材は、前記屈曲方向と反対の伸展方向に前記第２のアームを付勢するように前記アクチュエータに力をかける整形外科装具用ヒンジ。
前記ばね部材は、少なくとも１枚の平坦な棒材を含む、請求項１に記載のヒンジ。
前記ばね部材は、３枚の平坦な棒材を含む、請求項２に記載のヒンジ。
前記ヒンジプレートは、前記ばね部材の固定端部を支持し、第１の軸線に沿った前記固定端部の移動を抑止する、請求項３に記載のヒンジ。
前記アームが前記屈曲方向に回動すると、前記アクチュエータは、前記ばね部材の自由端部に接触して、前記ばね部材を撓ませる、請求項４に記載のヒンジ。
前記ばね部材の固定端部と自由端部との中間に配置される支点部をさらに備える、請求項５に記載のヒンジ。
前記支点部は、前記ヒンジプレートとアクチュエータとともに、前記ばね部材に３点曲げ荷重を生じさせる、請求項６に記載のヒンジ。
前記支点部は、前記ばね部材に沿った複数の位置に選択的に配置可能である、請求項６に記載のヒンジ。
前記ヒンジプレートは、少なくとも１つの開口部を含む、請求項８に記載のヒンジ。
前記少なくとも１つの開口部は、前記支点部を受け入れるように適合される、請求項９に記載のヒンジ。
前記少なくとも１つの開口部は、雌ねじを含む、請求項９に記載のヒンジ。
前記支点部は、雄ねじを含む軸を有し、前記雄ねじは、前記開口部内に前記支点部が固定されるよう、前記少なくとも１つの開口部における前記雌ねじと係合する、請求項１１に記載のヒンジ。
前記アクチュエータに取り付けられるアダプタをさらに備える、請求項１に記載のヒンジ。
前記アダプタは、前記アクチュエータとばね部材との間に配置されて、前記アダプタの厚さによって、前記ばね部材が最初に前記アクチュエータに力をかける、前記第２のアームの角度位置が決定される、請求項１３に記載のヒンジ。
前記アクチュエータと前記ばね部材との間に配置された緩衝部をさらに備える、請求項１４に記載のヒンジ。
前記アームが前記屈曲方向に回動すると、前記アダプタは、前記緩衝部と接触し、当該緩衝部は、次に、前記ばね部材と接触して、前記ばね部材が撓む、請求項１５に記載のヒンジ。
前記ヒンジプレートは、第１のヒンジプレートであり、当該ヒンジは、第２のヒンジプレートをさらに含み、前記第２のヒンジプレートは、前記第１のヒンジプレートと当該第２のヒンジプレートとの間に前記アームが配置されるように前記第１のヒンジプレートから間隔をあけて配置されている、請求項１に記載のヒンジ。
ヒンジを含む整形外科装具であって、前記ヒンジは、
ヒンジプレートと、
前記ヒンジプレートに回動可能に取り付けられた第１のアームと、
前記ヒンジプレートに回動可能に取り付けられた第２のアームと、
前記第２のアームに取り付けられたアクチュエータと、
ばね部材と、
を備え、
当該装具が完全屈曲するように回動すると、前記ばね部材は、当該装具が完全屈曲から脱する方向に付勢する力を前記アクチュエータにかける、整形外科装具。
ヒンジにより与えられる抵抗力の大きさを調整する方法であって、
前記ヒンジにおけるヒンジプレートの第１の開口から支点部を取り外すステップと、
前記支点部を、前記ヒンジプレートに沿って前記ヒンジプレートの第２の開口に移動させるステップと、
を含んでおり、
前記ヒンジは、当該ヒンジが予め設定された屈曲角度θになるまでは、予め設定された屈曲／伸展範囲を自由に移動するとともに、前記屈曲角度θと当該ヒンジの最大屈曲角度との間の範囲においては、当該ヒンジが前記屈曲角度θから前記最大屈曲角度に移動するときに増加する抵抗力によってさらなる屈曲に抵抗し、
前記支点部が前記第１の開口内に配置されているときに、前記ヒンジにより与えられる抵抗力が第１の範囲内にあり、前記支点部が前記第２の開口内に配置されているときに、前記ヒンジにより与えられる抵抗力が第２の範囲内にある、方法。
前記支点部を移動させるステップは、前記ヒンジと関連付けられた少なくとも１つの板ばねに対する前記支点部の位置を変更する、請求項１９に記載の方法。