JP2011120155A - マイクロストリップ線路−導波管変換器 - Google Patents

マイクロストリップ線路−導波管変換器 Download PDF

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Abstract

【課題】 損失や不要共振を抑制する。
【解決手段】 第1の筐体1に、開口した導波管10が形成され、第2の筐体2に、導波管10に対向する凹状の空洞部20が形成され、多層基板3に、導波管10に対向して開口された導波管形状部30と、高周波基板4に配設されたマイクロストリップ線路41と、このマイクロストリップ線路41から導波管形状部30側に突出したプローブ42とを有する。そして、導波管形状部30の壁面に金属薄膜31をメタライズする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、主としてマイクロ波やミリ波帯の高周波信号を伝送する多層基板を用いたマイクロストリップ線路−導波管変換器に関する。
マイクロストリップ線路−導波管変換器として、マイクロストリップ線路で構成したマイクロ波回路を有する高周波基板と、その他の基板とを接着して形成した多層基板を、金属性の筐体で挟んだものが知られている。また、このようなマイクロストリップ線路−導波管変換器において、多層基板に多数のスルーホール(貫通孔)を形成し、多層基板のグランドと筐体とのアースを確実に行い、安定した特性を得られるようにする技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。さらに、図9に示すように、変換器の損失を低減するために、導波管形状部104とプローブ部105とに合わせて多層基板101を切り抜き、プローブ部105は、高周波基板のみを残し、その他の基板を切り抜いたものが知られている。
具体的には、多層基板101は、高周波基板とその他の基板とが、接着シートによって接着され、高周波基板には、低損失特性が要求されるため、フッ素樹脂基板などの高価な低損失基板が使用され、その他の基板には、FR4などの安価な基板が使用されている。多層基板101は、下側筐体103の導波管110の形状に合わせて切り抜かれ、切り抜かれた導波管形状部104の全周囲には、多数のスルーホール108が形成されている。このスルーホール108は、高周波信号の波長に対して十分に狭い間隔で形成され、導波管110内部のエネルギーがプローブ111に結合せずに、多層基板101内の誘電体部分に漏れ出るのを防ぐ役割を果たしている。
また、マイクロストリップ線路112の全周囲にも、同様なスルーホール108が多数形成されている。これにより、マイクロストリップ線路112を上側筐体102のシールド溝113とともに保護・シールドし、マイクロストリップ線路112から外部への不要な放射や、不要な共振を抑制するようになっている。
一方、上側筐体102には、導波管形状部104に対向する位置に空洞部114が形成され、上側筐体102を多層基板101に重ね合わせた際に、高周波基板のプローブ111と空洞部114の底面115との距離が、管内波長の約1/4となり、空洞部114の底面115が導波管110の短絡面として作用するようになっている。上側筐体102のシールド溝113の幅と高さとは、自由空間波長の1/2以下に設定され、マイクロストリップ線路112上で不要な共振が起こらず、また、外部への不要な放射が抑制されるようになっている。
さらに、図10に示すように、マイクロストリップ線路112と導波管110との境界部116において、シールド溝113の幅Wt2と深さHt2とを、マイクロストリップ線路112に対向する部位の幅Wt1と深さHt1よりも小さくすることで、導波管110内のエネルギーをマイクロストリップ線路112のみに結合させるようにする、技術が知られている。
特開2004−320460号公報
ところで、従来の変換器では、高周波信号の波長に対して十分に狭い間隔で、多数のスルーホール108を形成する必要があるが、スルーホール108の間隔を狭くすることには、限界がある。このため、ミリ波帯などの波長が短い高周波信号においては、電波が、多層基板101の導波管形状部104の壁面(側面)からスルーホール108間を通り抜けて、多層基板101内部に漏れ出てしまう場合がある。この結果、図11に示すように、挿入損失が大きく、かつ、不要な共振が生じることになる。
また、高周波基板の導波管形状部104を切り抜かない場合には、高周波基板の誘電体部分の誘電体損失により、変換器の損失が大きくなる。さらに、導波管形状部104を切り抜いた場合(図9)であっても、導波管形状部104周辺のスルーホール108と導波管形状部104の壁面との間には、わずかながら誘電体が存在するため、その誘電体損失により、変換器の損失が大きくなる。
一方、境界部116におけるシールド溝113の幅Wt2を狭くすることで、導波管110内のエネルギーをマイクロストリップ線路112のみに結合させようとする場合(図10)、加工費がかさむことになる。すなわち、ミーリングなどの機械加工によりシールド溝113を形成する場合、ミリ波帯などの高周波信号に対しては、極細いエンドミルなどを使用する必要があり、加工が困難で、時間と費用とを要する。
そこでこの発明は、損失や不要共振を抑制することが可能で、しかも、製作費用を低減することが可能なマイクロストリップ線路−導波管変換器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、高周波基板と別の基板とを接着して形成された多層基板と、この多層基板を挟む金属製の筐体とを備え、高周波信号を伝送するマイクロストリップ線路と導波管との変換を行うマイクロストリップ線路−導波管変換器であって、
一方の前記筐体に、開口した導波管が形成され、
他方の前記筐体に、前記導波管に対向する凹状の空洞部が形成され、
前記多層基板に、前記導波管に対向して開口された導波管形状部と、前記高周波基板に配設されたマイクロストリップ線路と、このマイクロストリップ線路から前記導波管形状部側に突出したプローブとを有し、
前記導波管形状部の壁面に金属薄膜が形成されている、ことを特徴とする。
この発明によれば、プローブが配設された基板、すなわち高周波基板のプローブ部分のみを残して、多層基板が導波管の開口に沿って切り抜かれ(開口され)、導波管形状部が形成されている。そして、この導波管形状部の壁面に金属薄膜が形成されている(メタライズ等されている)。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のマイクロストリップ線路−導波管変換器において、前記マイクロストリップ線路の前記導波管形状部に近い境界部において、前記マイクロストリップ線路の両側に、対向する間隔が1/2λg(λg=λ/√εr、λ:自由空間波長、εr:多層基板の接着シートの比誘電率)未満のスルーホールが形成され、
前記筐体の一方に、前記マイクロストリップ線路に対向し、幅と深さとが1/2λ以下で一定なシールド溝が形成されている、ことを特徴とする。
この発明によれば、シールド溝の幅と深さとが1/2λ以下に設定されているため、マイクロストリップ線路側には、導波管モードが伝搬されない(カットオフされる)。一方、高周波基板と別の基板とを接着している接着シートのプローブ部分では、金属薄膜が形成されないため、導波管モードが結合するが、境界部(プローブ部分の近辺)においてスルーホールの対向間隔が1/2λg未満に設定されているため、境界部で導波管モードがカットオフされる。この結果、境界部においてシールド溝の幅や深さを小さくする必要がなく、幅と深さとが一定なシールド溝が形成されている。
請求項1に記載の発明によれば、多層基板の導波管形状部の壁面に金属薄膜が形成されているため、導波管形状部の壁面から多層基板内部への電波の漏れがなくなり、導波管からのエネルギーがすべてプローブに結合する。この結果、高周波信号の波長に対して、十分に狭い間隔で多数のスルーホールを形成することが困難な場合であっても、変換器の損失や不要共振を低減、抑制することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、シールド溝の幅と深さとが一定であり、境界部において幅や深さを小さくする必要がないため、形成・加工が容易で、製作費用を低減することが可能となる。
この発明の実施の形態に係るマイクロストリップ線路−導波管変換器を示す分解斜視図である。 図1のマイクロストリップ線路−導波管変換器の分解断面図である。 図1のマイクロストリップ線路−導波管変換器の第2の筐体の平面図(a)とそのA−A断面図(b)である。 図1のマイクロストリップ線路−導波管変換器の多層基板の平面図(a)とそのA−A断面図(b)と底面図(c)である。 図1のマイクロストリップ線路−導波管変換器の製造工程の一部を示す平面図である。 図1のマイクロストリップ線路−導波管変換器の損失特性の一例を示す図である。 この発明の実施の形態に係る他のマイクロストリップ線路−導波管変換器を示す分解斜視図である。 図7のマイクロストリップ線路−導波管変換器の分解断面図である。 従来のマイクロストリップ線路−導波管変換器を示す分解斜視図である。 従来の筐体のシールド溝において、境界部で幅と深さとが狭く設定されている例を示す平面図(a)とそのA−A断面図(b)である。 従来のマイクロストリップ線路−導波管変換器の損失特性の一例を示す図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係るマイクロストリップ線路−導波管変換器(以下、「変換器」という)を示す分解斜視図であり、図2は、この変換器の分解断面図である。この変換器は、高周波信号を伝送するマイクロストリップ線路と導波管との変換を行うものであり、主として、第1の筐体(一方の筐体)1と、第2の筐体(他方の筐体)2と、これらの筐体1、2によって挟持される多層基板3とを備えている。
第1の筐体1は、アルミニウム製(金属製)の略直方体で、貫通して開口した導波管10が形成されている。この導波管10は、断面が略四角形で、導波管10の四隅に係合孔1aが形成されている。
第2の筐体2は、アルミニウム製の略直方体で、多層基板3を第1の筐体1と挟持した際に導波管10に対向する位置に、凹状の空洞部20が形成されている。この空洞部20は、断面が導波管10の断面と同形状で、第2の筐体2を多層基板3の上に重ね合わせた際に、後述するプローブ42と空洞部20の底面20aとの距離が管内波長の約1/4になるように、空洞部20の深さが設定されている。これにより、空洞部20の底面20aが、導波管10の短絡面として作用するようになっている。
また、この空洞部20から第2の筐体2の端部に延びるように、シールド溝21が形成されている。このシールド溝21は、断面が矩形(四角形)で、第2の筐体2を多層基板3の上に重ね合わせた際に、後述するマイクロストリップ線路41に対向して、マイクロストリップ線路41を覆うように形成されている。また、図3に示すように、シールド溝21の幅Wtと深さHtとが1/2λ(λ:自由空間波長)以下に設定され、かつ、全長にわたって幅Wtと深さHtとが一定に設定されている。これにより、後述するマイクロストリップ線路41側には、導波管モードが伝搬されない(カットオフされる)ようになっている。また、多層基板3を第1の筐体1と挟持した際に、第1の筐体1の各係合孔1aと同心上の位置に、係合孔2aが形成されている。
多層基板3は、図4に示すように、フッ素樹脂製やセラミック製などの高周波基板4と、FR4(ガラス繊維の布にエポキシ樹脂を含浸させ、難燃性と低導電率とを有するもの)製などの別の基板5を接着シート6によって接着して、構成されている。この多層基板3は、第1の筐体1の導波管10に対向し厚み方向に貫通して開口された導波管形状部30と、高周波基板4に配設されたマイクロストリップ線路41と、このマイクロストリップ線路41から導波管形状部30側に突出したプローブ42とを有している。
具体的には、高周波基板4の上面に、一端から直線状に延びるマイクロストリップ線路(マイクロ波回路)41が配設され、このマイクロストリップ線路41から連続して、第2の筐体2の導波管10側に延びるプローブ42が配設されている。そして、プローブ42と導波管10とを重ね合わせたシルエット(輪郭)に沿って、高周波基板4に開口が形成されている。また、別の基板5と接着シート6には、導波管10に対向しかつ導波管10と同形状の開口が形成されている。これにより、プローブ42が配設された高周波基板4のプローブ部43が、導波管10の断面形状に沿った開口から突出した状態となっている。すなわち、導波管10の断面縁に沿った高周波基板4の開口(プローブ部43を除く矩形の部分)と、導波管10の断面縁に沿った別の基板5と接着シート6との開口とによって、導波管形状部30が構成されている。
そして、このような導波管形状部30の壁面(内周面)に金属薄膜31が形成されている。具体的には、導波管10と同形状である別の基板5の開口の壁面全周と、導波管10と同形状である接着シート6の開口でプローブ部43の下に位置する部分(メタライズ不可部)61を除く壁面とに、銅メッキがメタライズされている。さらに、導波管10の断面縁に沿った高周波基板4の開口(プローブ部43を除く矩形の部分)の壁面に、銅メッキがメタライズされている。
また、多層基板3には、マイクロストリップ線路41の長手方向に沿って、マイクロストリップ線路41の両側に対向して、多層基板3を厚み方向に貫通するスルーホール32が、多数形成されている。このスルーホール32の隣接間隔は、高周波信号の波長に対して十分に狭い間隔に設定され、マイクロストリップ線路41を第2の筐体2のシールド溝21とともに保護・シールドし、マイクロストリップ線路41から外部への不要な放射や、不要な共振を抑制するようになっている。
さらに、マイクロストリップ線路41の導波管形状部30(プローブ42)に近い境界部33においては、マイクロストリップ線路41を挟んで対向するスルーホール32の間隔(対向間隔)Wgが次のように設定されている。これにより、メタライズ不可部61において金属薄膜31が形成されていなくても、境界部33において導波管モードがカットオフされるようになっている。
Wg<1/2λg
λg=λ/√(εr)
λ:自由空間波長
εr:接着シート6の比誘電率
さらに、スルーホール32は、メタライズ不可部61の周縁にも形成されている。また、第1の筐体1に重ね合わせた際に、第1の筐体1の各係合孔1aと同心上の位置に、係合孔3aが形成されている。
次に、このような構成の多層基板3の製造方法について、説明する。
まず、別の基板5をパターニングし、別の基板5が複数ある場合には、これらの基板5同士を積層して、導波管形状部30を構成する開口を別の基板5に形成(くり抜き加工)する。次に、高周波基板4をパターニングする。つまり、マイクロストリップ線路41やプローブ42などを配設する。続いて、高周波基板4と別の基板5とを接着シート6によって接着して積層し、図5に示すように、プローブ42の根元部分を残して、導波管形状部30の周縁(輪郭)に沿って高周波基板4にスリットを形成する。
次に、スルーホール32を形成し、スルーホール32および導波管形状部30の壁面に、銅メッキをメタライズして金属薄膜31を形成する。この際、メタライズは、PVD(Physical Vapor Deposition)やCVD(Chemical Vapor Deposition)などで行ってもよい。続いて、多層基板3全体を金フラッシュメッキし、プローブ部43および外形を加工するものである。
以上のように、この変換器によれば、多層基板3の導波管形状部30の壁面に金属薄膜31が形成されているため、導波管形状部30の壁面から多層基板3内部への電波の漏れがなくなり、導波管10からのエネルギーがすべてプローブ42に結合する。この結果、高周波信号の波長に対して、十分に狭い間隔で多数のスルーホール32を形成することが困難な場合であっても、変換器の損失や不要共振を低減、抑制することが可能となる。
例えば、周波数が38GHz帯(37〜40GHz)の変換器の場合、導波管10の断面寸法を7.112mm×3.556mmとし、スルーホール32の直径を0.3mm、ピッチを0.6mmとする。また、シールド溝21の幅Wtを2.55mm(<1/2λ)、深さHtを2.0mm(<1/2λ)とする。この場合、図6に示すような挿入損失計算結果が得られ、使用周波数帯域(37〜40GHz)において、挿入損失が−0.06dB以内で、かつ、不要共振がない良好な特性が得られる。すなわち、従来の変換器(図11参照)に比べて、挿入損失が0.08dB程度低減され、しかも不要共振も発生せず、特性が明らかに改善される。
また、シールド溝21の幅Wtと深さHtとが1/2λ以下に設定されているため、マイクロストリップ線路41側には、導波管モードが伝搬されない。一方、接着シート6のメタライズ不可部61では、金属薄膜31が形成されないため、導波管モードが結合するが、境界部33においてスルーホール32の対向間隔Wgが1/2λg未満に設定されているため、境界部33で導波管モードがカットオフされる。この結果、境界部33においてシールド溝21の幅や深さを小さくする必要がなく、上記のように、幅Wtと深さHtとが一定なシールド溝21を形成すればよい。このように、シールド溝21の幅Wtと深さHtとが大きく、かつ一定であるため、ひとつの大径のエンドミルなどでシールド溝21を切削加工することができ、形成・加工が容易で、製作費用を低減することが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、第1の筐体1に導波管10を設け、第2の筐体2に空洞部20を設けているが、図7、8に示すように、第1の筐体1に空洞部20を設け、第2の筐体2に導波管10を設けてもよい。また、メタライズ不可部61を除く導波管形状部30の壁面全周に金属薄膜31を形成しているが、必要な部位のみに金属薄膜31を形成してもよい。例えば、プローブ部43に対向する壁面部位には、金属薄膜31を形成しなくてもよい。さらに、金属薄膜31は、銅メッキ以外のもの、例えば金メッキ、であってもよいことは勿論である。
1 第1の筐体(一方の筐体)
10 導波管
2 第2の筐体(他方の筐体)
20 空洞部
20a 底面
21 シールド溝
3 多層基板
30 導波管形状部
31 金属薄膜
32 スルーホール
33 境界部
4 高周波基板
41 マイクロストリップ線路
42 プローブ
43 プローブ部
5 別の基板
6 接着シート
61 メタライズ不可部

Claims (2)

  1. 高周波基板と別の基板とを接着して形成された多層基板と、この多層基板を挟む金属製の筐体とを備え、高周波信号を伝送するマイクロストリップ線路と導波管との変換を行うマイクロストリップ線路−導波管変換器であって、
    一方の前記筐体に、開口した導波管が形成され、
    他方の前記筐体に、前記導波管に対向する凹状の空洞部が形成され、
    前記多層基板に、前記導波管に対向して開口された導波管形状部と、前記高周波基板に配設されたマイクロストリップ線路と、このマイクロストリップ線路から前記導波管形状部側に突出したプローブとを有し、
    前記導波管形状部の壁面に金属薄膜が形成されている、
    ことを特徴とするマイクロストリップ線路−導波管変換器。
  2. 前記マイクロストリップ線路の前記導波管形状部に近い境界部において、前記マイクロストリップ線路の両側に、対向する間隔が1/2λg(λg=λ/√εr、λ:自由空間波長、εr:多層基板の接着シートの比誘電率)未満のスルーホールが形成され、
    前記筐体の一方に、前記マイクロストリップ線路に対向し、幅と深さとが1/2λ以下で一定なシールド溝が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマイクロストリップ線路−導波管変換器。
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