JP2011117359A - 圧縮装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧縮装置100は、オイルシール40a、オイルシール40bによって、圧縮機構部A側の空間と電動機部A側の空間とのそれぞれと干渉しない空間を仕切り部材30の貫通孔30aとシャフト20との間に形成している。
【選択図】図1
Description
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る圧縮装置100の断面構成例を示す縦断面図である。図2は、圧縮装置100の一部分の断面構成を拡大して示す拡大縦断面図である。図1及び図2に基づいて、圧縮装置100の構成及び動作について説明する。この圧縮装置100は、たとえば空気の圧縮等に好ましく用いることができるものである。なお、実施の形態1では、圧縮装置100が横置形スクロール圧縮装置である場合を例に説明する。また、圧縮装置100で空気を圧縮する場合を例に説明する。さらに、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
図示省略の潤滑油は、破線矢印に示すように、給油パイプ9によって圧縮機構部Aにのみ圧送される。給油パイプ9から圧送された潤滑油は、主軸受7のまわりに供給された後、一方はシャフト20に設けられた通路11を通って揺動軸受8を経て吸入室12に流入する。また、他方は主軸受7から図の右方向に進むが、オイルシール40a及びオイルシール40bにより、シャフト20との間でシールされているため、運転中での負圧P1に対してもオイルシール40a及びオイルシール40bは背圧とならず潤滑油は電動機部Bには侵入できず、返油室10に流入し、通路13を経て吸入室12に流入して、通路11を経てきた潤滑油と合流し、空気とともに圧縮室に吸入される。
図5は、本発明の実施の形態2に係る圧縮装置の一部分の断面構成を拡大して示す拡大縦断面図である。図5に基づいて、実施の形態2に係る圧縮装置の特徴部分について説明する。実施の形態2に係る圧縮装置は、たとえば空気の圧縮等に好ましく用いることができるものである。なお、実施の形態2では、圧縮装置が横置形スクロール圧縮装置である場合を例に説明する。また、圧縮装置で空気を圧縮する場合を例に説明する。さらに、実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
潤滑油50は、破線矢印に示すように、給油パイプ9によって圧縮機構部Aにのみ圧送される。給油パイプ9から圧送された潤滑油50は、主軸受7のまわりに供給された後、一方はシャフト20に設けられた通路11を通って揺動軸受8を経て吸入室12に流入する。また、他方は主軸受7から図の右方向に進むが、オイルシール40a及びオイルシール40bにより、シャフト20との間でシールされているため、運転中での負圧P1に対してもオイルシール40a及びオイルシール40bは背圧とならず潤滑油50は電動機部Bには侵入できず、返油室10に流入し、通路13を経て吸入室12に流入して、通路11を経てきた潤滑油50と合流し、空気とともに圧縮室に吸入される。
図6は、本発明の実施の形態3に係る圧縮装置の一部分の断面構成を拡大して示す拡大縦断面図である。図6に基づいて、実施の形態3に係る圧縮装置の特徴部分について説明する。実施の形態3に係る圧縮装置は、たとえば空気の圧縮等に好ましく用いることができるものである。なお、実施の形態3では、圧縮装置が横置形スクロール圧縮装置である場合を例に説明する。また、圧縮装置で空気を圧縮する場合を例に説明する。さらに、実施の形態3では実施の形態1及び実施の形態2との相違点を中心に説明し、実施の形態1及び実施の形態2と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
図示省略の潤滑油は、破線矢印に示すように、給油パイプ9によって圧縮機構部Aに、給油パイプ9aによって圧力調整弁9bを介して部屋23に、それぞれ圧送される。給油パイプ9から圧送された潤滑油は、主軸受7のまわりに供給された後、一方はシャフト20に設けられた通路11を通って揺動軸受8を経て吸入室12に流入する。また、他方は主軸受7から図の右方向に進むが、オイルシール40a及びオイルシール40bにより、シャフト20との間でシールされているため、運転中での負圧P1に対してもオイルシール40a及びオイルシール40bは背圧とならず潤滑油は電動機部Bには侵入できず、返油室10に流入し、通路13を経て吸入室12に流入して、通路11を経てきた潤滑油と合流し、空気とともに圧縮室に吸入される。
図7は、本発明の実施の形態4に係る圧縮装置の一部分の断面構成を拡大して示す拡大縦断面図である。図7に基づいて、実施の形態4に係る圧縮装置の特徴部分について説明する。実施の形態4に係る圧縮装置は、たとえば空気の圧縮等に好ましく用いることができるものである。なお、実施の形態4では、圧縮装置が横置形スクロール圧縮装置である場合を例に説明する。また、圧縮装置で空気を圧縮する場合を例に説明する。さらに、実施の形態4では実施の形態1〜実施の形態3との相違点を中心に説明し、実施の形態1〜実施の形態3と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
図示省略の潤滑油は、破線矢印に示すように、給油パイプ9によって圧縮機構部Aに、給油パイプ9aによって圧力調整弁9bを介して部屋24に、それぞれ圧送される。給油パイプ9から圧送された潤滑油は、主軸受7のまわりに供給された後、一方はシャフト20に設けられた通路11を通って揺動軸受8を経て吸入室12に流入する。また、他方は主軸受7から図の右方向に進むが、オイルシール40bにより、シャフト20との間でシールされているため、運転中での負圧P1に対してもオイルシール40bは背圧とならず潤滑油は電動機部Bには侵入できず、返油室10に流入し、通路13を経て吸入室12に流入して、通路11を経てきた潤滑油と合流し、空気とともに圧縮室に吸入される。
図8は、本発明の実施の形態5に係る圧縮装置の一部分の断面構成を拡大して示す拡大縦断面図である。図8に基づいて、実施の形態5に係る圧縮装置の特徴部分について説明する。実施の形態5に係る圧縮装置は、たとえば空気の圧縮等に好ましく用いることができるものである。なお、実施の形態5では、圧縮装置が横置形スクロール圧縮装置である場合を例に説明する。また、圧縮装置で空気を圧縮する場合を例に説明する。さらに、実施の形態5では実施の形態1〜実施の形態4との相違点を中心に説明し、実施の形態1〜実施の形態4と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
図示省略の潤滑油は、破線矢印に示すように、給油パイプ9によって圧力調整弁9cを介して圧縮機構部Aにのみ圧送される。給油パイプ9から圧送された潤滑油50は、主軸受7のまわりに供給された後、一方はシャフト20に設けられた通路11を通って揺動軸受8を経て吸入室12に流入する。
Claims (8)
- 少なくとも固定スクロール及び揺動スクロールを有する圧縮機構部と、
前記圧縮機構部を駆動する電動機部と、
前記電動機部の駆動力を前記圧縮機構部に伝達するシャフトと、
前記圧縮機構部及び電動機部の間に配置され、前記シャフトを挿通する貫通孔を有する仕切り部材と、
前記仕切り部材の貫通孔と前記シャフトとの間に少なくとも1つ設けられ、前記圧縮機構部に供給される潤滑油の前記電動機部への流入を阻止するオイルシールと、を有し、
前記オイルシールによって、
前記圧縮機構部側の空間と前記電動機部側の空間のそれぞれと干渉しない空間を前記仕切り部材の貫通孔と前記シャフトとの間に形成している
ことを特徴とする圧縮装置。 - 前記オイルシールを2つ設け、
前記2つのオイルシールは、
シール液封部同士を向い合わせるように配置され、前記空間を形成している
ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮装置。 - 少なくとも固定スクロール及び揺動スクロールを有する圧縮機構部と、
前記圧縮機構部を駆動する電動機部と、
前記電動機部の駆動力を前記圧縮機構部に伝達するシャフトと、
前記圧縮機構部及び電動機部の間に配置され、前記シャフトを挿通する貫通孔を有する仕切り部材と、
前記仕切り部材の貫通孔と前記シャフトとの間に少なくとも1つ設けられ、前記圧縮機構部に供給される潤滑油の前記電動機部への流入を阻止するオイルシールと、
前記仕切り部材の貫通孔と前記シャフトとの間であって前記仕切り部材の前記貫通孔の一部に設けられた隔壁と、を有し、
前記オイルシール及び前記隔壁によって、
前記圧縮機構部側の空間と前記電動機部側の空間のそれぞれと干渉しない空間を前記仕切り部材の貫通孔と前記シャフトとの間に形成している
ことを特徴とする圧縮装置。 - 前記オイルシールは、
シール液封部が前記隔壁を向くように配置され、前記空間を形成している
ことを特徴とする請求項3に記載の圧縮装置。 - 少なくとも固定スクロール及び揺動スクロールを有する圧縮機構部と、
前記圧縮機構部を駆動する電動機部と、
前記電動機部の駆動力を前記圧縮機構部に伝達するシャフトと、
前記圧縮機構部及び電動機部の間に配置され、前記シャフトを挿通する貫通孔を有する仕切り部材と、
前記シャフトの一端部を支承し、前記仕切り部材と一体化した一体化フレームと、
前記仕切り部材の貫通孔と前記シャフトとの間に少なくとも1つ設けられ、前記圧縮機構部に供給される潤滑油の前記電動機部への流入を阻止するオイルシールと、を有し、
前記一体化フレーム及び前記オイルシールによって、
前記圧縮機構部側の空間と前記電動機部側の空間のそれぞれと干渉しない空間を前記仕切り部材の貫通孔と前記シャフトとの間に形成している
ことを特徴とする圧縮装置。 - 前記オイルシールは、
シール液封部が前記圧縮機構部側を向くように配置され、前記空間を形成している
ことを特徴とする請求項5に記載の圧縮装置。 - 前記空間に潤滑油を封入している
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧縮装置。 - 前記空間に圧力調整弁を介して潤滑油を圧送可能にしている
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧縮装置。
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