JP2011117186A - 車両用ドアにおける盗難防止装置 - Google Patents

車両用ドアにおける盗難防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プロテクタの取り付け時の作業性、およびプロテクタの取り付け強度に優れた車両用ドアにおける盗難防止装置を提供すること。
【解決手段】車両用ドア10における盗難防止装置は、ドアアウタパネル15に取り付けられるフレーム16と、フレーム16に取り付けられるキーシリンダ11と、キーシリンダ11の操作に連動して動作するリンク部材12と、リンク部材12の動作に応じて車両用ドア10を施錠、解錠するドアロック装置13と、リンク部材12を保護するプロテクタ18とを備える。フレーム16は、キーシリンダ11を挿通する挿通部162を有し、挿通部162には、スリット部164が設けられる。また、プロテクタ18は、スリット部164に差し込むスライド部184を有し、スライド部184には、スライド部184の差し込み方向と交差する方向に、キーシリンダ11を挿通するキーシリンダ挿通孔186が設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ドアにおける盗難防止装置に関する。
一般的に、車両のフロントドアには、ドアを車外側から開閉するためのハンドルと、ドアを車外側から施錠、解錠するためのキーシリンダとが並んで設けてある。ハンドルは、ドアアウタパネルに取り付けられるフレームに回転可能に支持される。一方、キーシリンダは、フレームにボルト締め固定される。
このボルト締め作業は、通常、フレームに予め仮止めしたボルトを用いて行われる。このボルト締め作業はドアアウタパネルとドアインナパネルの間の狭いスペースで行われるので、作業性を向上するためである。
キーシリンダは、キー操作によって施錠方向および解錠方向に回動可能なリンク部材を介して、ドア内のドアロック装置に連結され、リンク部材の回動によってドアロック装置を作動させて、ドアを施錠、解錠する。
ドアには、ドアアウタパネルの車外側から車内側へ侵入した異物(例えば、ドライバや針金)によってリンク部材が不正に解錠方向に回動されるのを阻止するため、リンク部材を保護するプロテクタが設けられることがある(例えば、特許文献1参照)。このプロテクタは、キーシリンダやフレームにボルト締め固定されている。
特開2001−262874号公報
ところで、ドアアウタパネルにフレームを取り付ける際、フレームを車内側から取り付けた後、ハンドルを車外側から取り付けると、部品点数が多くなる。そこで、ハンドルをフレームに組み付けた状態で、フレームを車外側から取り付けることが望まれる。
フレームを車外側から取り付ける場合、フレームにキーシリンダを挿通するための挿通部を設け、挿通部をドアアウタパネルの開口部に車外側から車内側に挿入し、ドアアウタパネルによって車外側から保護すると良い。この場合、開口部を可能な限り狭くしてあるので、開口部に車外側からプロテクタを挿入することが難しい。従って、この場合、プロテクタを車内側から取り付けることになる。
プロテクタをキーシリンダやフレームにボルト締め固定する場合、新たなボルトを用いると、締め付け点数が多くなるので、作業性が悪い。また、新たなボルトを用いると、ドライバを差し込む作業孔をドアインナパネルに新たに設置する必要がある。
そこで、新たなボルトを用いる代わりに、フレームに予め仮止めしたキーシリンダ締結用のボルトを併用することが考えられる。しかし、この場合、ボルトを取り付けるための環状のボルト取付部をプロテクタに設け、ボルト取付部の周方向一部を切断して間隙を設け、間隙からボルトを差し込む必要がある。そうすると、間隙を設けることに起因して、プロテクタの取り付け強度が低下する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、プロテクタの取り付け時の作業性、およびプロテクタの取り付け強度に優れた車両用ドアにおける盗難防止装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、
ドアアウタパネルに取り付けられるフレームと、該フレームに取り付けられるキーシリンダと、該キーシリンダの操作に連動して動作するリンク部材と、該リンク部材の動作に応じて車両用ドアを施錠、解錠するドアロック装置と、前記リンク部材を保護するプロテクタとを備える車両用ドアにおける盗難防止装置において、
前記フレームは、前記キーシリンダを挿通する挿通部を有し、該挿通部には、スリット部が設けられ、
前記プロテクタは、前記スリット部に差し込むスライド部を有し、該スライド部には、該スライド部の差し込み方向と交差する方向に、前記キーシリンダを挿通するキーシリンダ挿通孔が設けられる。
本発明によれば、プロテクタの取り付け時の作業性、およびプロテクタの取り付け強度に優れた車両用ドアにおける盗難防止装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用ドアにおける盗難防止装置の要部側面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図1のB−B線に沿った断面図である。 図1のC−C線に沿った断面図である。 図1のD−D線に沿った断面図である。 図1の車両用ドアにおける盗難防止装置の分解斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。各図中、矢印FR方向は車両前方向、矢印UP方向は車両上方向、矢印IN方向は車幅内側方向を表す。また、各図中、同一構成には同一符号を付して説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用ドアにおける盗難防止装置の要部側面図である。尚、図1は、盗難防止装置の車両搭載状態を示す図である。図2は、図1のA−A線に沿った断面図である。図3は、図1のB−B線に沿った断面図である。図4は、図1のC−C線に沿った断面図である。図5は、図1のD−D線に沿った断面図である。図6は、図1の車両用ドアにおける盗難防止装置の分解斜視図である。
図1〜図6に示すように、車両用ドア10における盗難防止装置は、キーシリンダ11と、該キーシリンダ11の操作に連動して動作するリンク部材12と、該リンク部材12の動作に応じて車両用ドア10を施錠、解錠するドアロック装置13とを備える。
キーシリンダ11は、キー操作によって施錠方向および解錠方向に回動可能なリンク部材12を介して、車両用ドア10内のドアロック装置13に連結され、リンク部材12の回動によってドアロック装置13を作動させて、車両用ドア10を施錠、解錠する。
キーシリンダ11は、図1に示すように、車外側の端面に鍵穴112を有する。キーシリンダ11の車外側の端面には、キーシリンダ11の車外側の外周を取り囲む筒状部材14の内底面が一体に固定してある。筒状部材14の内底面には、鍵穴112よりも僅かに大径の貫通孔142が形成されている。
車両用ドア10における盗難防止装置は、図2に示すように、ドアアウタパネル15の凹部152に取り付けられるフレーム16を備える。フレーム16には、キーシリンダ11とハンドル17とが車両前後方向に並んで取り付けてある。ハンドル17は、車両用ドア10を開閉するためのものであり、フレーム16に回動可能に取り付けられている。
フレーム16は、キーシリンダ11を挿通する挿通部162を有する。挿通部162は、凹部152に設けられた開口部154に車外側から車内側に挿入される。挿通部162の上縁部は、図3に示すように、開口部154の上縁部の車内側に位置し、ドアアウタパネル15によって車外側から保護されている。同様に、挿通部162の下縁部は、開口部154の下縁部の車内側に位置し、ドアアウタパネル15によって車外側から保護されている。挿通部162には、スリット部164(図3参照)および締結部166が設けられている。
スリット部164は、キーシリンダ11の挿通方向(図3中、矢印IN方向)と交差する方向(例えば、直交する方向(図3中、矢印UP方向と逆向き))に延在している。
締結部166(図2参照)は、キーシリンダ11を締結するものであって、ボルト21を挿通するボルト挿通孔168を有する。ボルト挿通孔168には、ボルト21を仮止めするネジ溝が設けてある。
車両用ドア10における盗難防止装置は、ドアアウタパネル15の車外側から車内側に侵入した異物(例えば、ドライバや針金)によってリンク部材12が不正に解錠動作されるのを防止するため、リンク部材12を保護するプロテクタ18を備える。
プロテクタ18は、例えば金属板を加工して形成される。プロテクタ18は、リンク部材12の外周の一部を囲む本体部182、フレーム16のスリット部164に差し込むスライド部184を一体に有する。本体部182は、例えばU字状になっており、リンク部材12の上方や側方の3方を囲んでいる。スライド部184は、例えば板状になっており、スライド部184に挿通されるキーシリンダ11と協働して、リンク部材12の車外側を遮蔽する。
スライド部184には、スライド部184の差し込み方向(図3中、矢印UP方向と逆向き)と交差する方向(例えば、直交する方向(図3中、矢印IN方向))に、キーシリンダ11を挿通するキーシリンダ挿通孔186が設けられる。キーシリンダ挿通孔186は、キーシリンダ11よりも僅かに大径である。
次に、上記構成とされた盗難防止装置の取り付け方法について説明する。
はじめに、ハンドル17をフレーム16に回転可能に組み付け、且つ、ボルト21をフレーム16に仮止めした状態で、フレーム16の挿通部162をドアアウタパネル15の開口部154に車外側から車内側に向けて挿入する。このとき、開口部154に挿入できるように、開口部154に対して挿通部162を傾倒する。その後、挿通部162を引き起こし、挿通部162の上縁部を開口部154の上縁部の車内側に配置すると共に、挿通部162の下縁部を開口部154の下縁部の車内側に配置する。これにより、フレーム16の挿通部162をドアアウタパネル15によって車外側から保護することができる。この状態で、フレーム16をドアアウタパネル15にボルト22によって固定する。
次いで、ドアアウタパネル15よりも車内側において、フレーム16のスリット部164に、プロテクタ18のスライド部184を上方から下方に向けて(図3中、矢印UP方向と逆向きに)差し込む。そうすると、プロテクタ18の本体部182がリンク部材12の上方や側方の3方を囲み、スライド部184がスライド部184に後で挿通されるキーシリンダ11と協働してリンク部材12の車外側を遮蔽する。これにより、ドアアウタパネル15の車外側から車内側へ侵入した異物(例えば、ドライバや針金)によってリンク部材12が不正に解錠方向に回動するのを阻止することができる。この状態では、プロテクタ18の移動可能な方向が、スライド部184の差し込み方向に平行な直線方向(上下方向)にスリット部164によって限定される。また、この状態では、プロテクタ18のキーシリンダ挿通孔186、フレーム16の挿通部162、およびドアアウタパネル15の開口部154の三者が同軸的に配置される。
次いで、同軸的に配置された三者に、車外側から車内側に向けて、キーシリンダ11を挿通し、キーシリンダ11に連結されたリンク部材12の他端部をドアロック装置13に挿嵌する。この状態では、スライド部184の差し込み方向(車両上下方向)と交差する方向(車幅方向)にキーシリンダ11がプロテクタ18に挿通されているので、プロテクタ18の移動が実質的に制限される。また、この状態では、キーシリンダ11に一体に固定された筒状部材14が、ドアアウタパネル15の開口部154の車外側を遮蔽する。
最後に、キーシリンダ11とフレーム16とを、フレーム16に仮止めしたキーシリンダ締結用のボルト21によって締結する。これによって、プロテクタ18が固定される。
ところで、プロテクタ18をキーシリンダ11やフレーム16にボルト締め固定する場合、新たなボルトを用いると、締め付け点数が多くなるので、作業性が悪い。また、新たなボルトを用いると、ドライバを差し込む作業孔をドアインナパネルに新たに設置する必要がある。
そこで、新たなボルトを用いる代わりに、フレーム16に予め仮止めしたキーシリンダ締結用のボルト21を併用することが考えられる。しかし、この場合、ボルト21を取り付けるための環状のボルト取付部をプロテクタ18に設け、該ボルト取付部の周方向一部を切断して間隙を設け、該間隙からボルト21を差し込む必要がある。そうすると、間隙を設けることに起因してプロテクタ18の取り付け強度が低下する。
これに対し、本実施形態では、フレーム16に仮止めしたキーシリンダ締結用のボルト21を用いて、プロテクタ18を固定することができ、その際に、プロテクタ18に環状のボルト取付部を設け、該ボルト取付部の周方向一部を切断して間隙を設ける必要がない。よって、プロテクタ18の取り付け時の作業性を高めることができ、且つ、プロテクタ18の取り付け強度の低下を防止することができる。
また、本実施形態では、プロテクタ18を他の部品と分離して管理することができるので、プロテクタ18を他の部品と結合して管理する場合に比べて、管理コストを削減することができる。
以上、本発明の実施形態について詳説したが、本発明は、上述した実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施形態に種々の変形および置換を加えることができる。
10 車両用ドア
11 キーシリンダ
12 リンク部材
13 ドアロック装置
15 ドアアウタパネル
154 開口部
16 フレーム
162 挿通部
164 スリット部
18 プロテクタ
184 スライド部
186 キーシリンダ挿通孔

Claims (1)

  1. ドアアウタパネルに取り付けられるフレームと、該フレームに取り付けられるキーシリンダと、該キーシリンダの操作に連動して動作するリンク部材と、該リンク部材の動作に応じて車両用ドアを施錠、解錠するドアロック装置と、前記リンク部材を保護するプロテクタとを備える車両用ドアにおける盗難防止装置において、
    前記フレームは、前記キーシリンダを挿通する挿通部を有し、該挿通部には、スリット部が設けられ、
    前記プロテクタは、前記スリット部に差し込むスライド部を有し、該スライド部には、該スライド部の差し込み方向と交差する方向に、前記キーシリンダを挿通するキーシリンダ挿通孔が設けられる車両用盗難防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR3065743A1 (fr) * 2017-04-26 2018-11-02 Peugeot Citroen Automobiles Sa Portiere de vehicule automobile

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