JP2011114928A - 引き込み線用相間スペーサ - Google Patents

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Abstract

【課題】安全で効率よく改修工事できる引き込み線用相間スペーサを提供する。
【解決手段】相間スペーサ10は、一対のスペーサ1・1を備える。スペーサ1は、緩やかに撚り合わせた三本の引き込み線w1〜w3を互いに離間させて、これらの引き込み線w1〜w3の距離を保持する。スペーサ1は、仮想円周Vcを設ける外縁部11から突出して閉鎖された曲面を形成する曲面部12を有する。曲面部12は、所定の肉厚を有するように成形されている。外縁部11には、三本の引き込み線w1〜w3の各軸中心が正三角形の各頂点に位置するように、曲面部12の略中心に向かって窪んだ三つの溝部111〜113を設けている。一対のスペーサ1・1を三本の引き込み線w1〜w3が延びる方向に所定の間隔を設けて、配置することにより、改修のための所要の空間を三本の引き込み線w1〜w3に作りだすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、引き込み線用相間スペーサに関する。特に、引き込み線の改修工事を容易にするための相間スペーサの構造に関する。
架空配電線などは、これら並行導体間の距離を保持する相間スペーサが取り付けられている。相間スペーサを架空配電線に適宜に取り付けることで、各送電線や複数の回線の混線又は接触を防止できる。
このような相間スペーサとしては、繊維強化プラスチック棒上に複数個の電線引留用ブッシュ部材を配設し、三相の各相間に対する笠部材を繊維強化プラスチック棒上に配設したラインスペーサにおいて、電線引留用ブッシュ部材の材質を笠部材の材質よりも高硬度とし、笠部材の材質を電線引留用ブッシュ部材の材質よりも良弾性とした架空配電線用ラインスペーサが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1による架空配電線用ラインスペーサは、電線引留用ブッシュ部材における電線の安定な固定及び笠部材の欠け損の防止を共に、満足に行い得る、としている。
又、このような相間スペーサとしては、電力ケーブルを相離隔配置縦スネーク布設するときのスペーサとして、軟質PVC、ポリエチレンクロロプレンゴムなどの合成樹脂製で断面形状が電力ケーブルの外周と密着する中空三角形状の相離隔配置縦スネーク用スペーサが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2による相離隔配置縦スネーク用スペーサは、安価で取り付け作業性のよい、相離隔配置の電力ケーブル縦スネーク用スペーサを提供できる、としている。
特開平8−51716号公報 特開平9−322372号公報
低圧架空の引き込み線は、幹線の架空配電線から一般家庭などに配電している。この引き込み線は、物理的な損傷、又は経年変化により不良箇所が発生することがある。引き込み線の不良原因は、主として飛来物などによる損傷、断線である。そして、改修工事は、新しい電線を張り替えるのであるが、多くの場合、全ての電線を張り替えるのではなく、不良となっている引き込み線(電線)の一部のみが改修される。
上述した改修工事には、電柱と家屋側の支持点に懸架された引き込み線を地上に降ろし、改修した引き込み線を再び電柱と家屋側の支時点に懸架する方法がある。一方、上述した改修工事には、引き込み線を懸架した状態のまま、不良箇所を改修する方法もある。
「早期送電」や「作業の容易性」を考慮すると、高所作業車を利用できる環境であれば、後者の改修方法が一般に実施されている。そして、高所作業車を利用した改修工事は、以下に述べる理由から、2人の作業者を必要としていた。
一般に、低圧架空の引き込み線は、三本の電線が緩やかに撚り合わせた状態で懸架されている。したがって、電線の一部を改修するためには、一方の作業者が撚り合わされた電線を互いに離間するように保持し、他方の作業者が不良箇所を改修していた。
しかし、このような高所作業車での改修工事は、次のような問題があった。その第1は、撚り合わされた硬い電線を互いに離間するために、一方の作業者が相当の腕力(体力)を必要とすることである。その第2は、撚り合わされた電線を互いに離間するように、人力で保持するため、不良箇所を有する電線が不安定になることである。
その第3は、不良の電線が多くは活線状態で改修されるため、不安定な状態が発生すると、作業員が短絡の危険性にさらされることである。その第4は、改修工事が二人で実施されるので、作業効率がよくないことである。
上述した問題を解決するため、相間スペーサを用いて、このような3本の電線からなる引き込み線を改修工事することが考えられる。しかし、特許文献1による架空配電線用ラインスペーサは、略平行に延びる複数の電線の離間距離を維持することは容易であるが、緩やかに撚り合わせた三本の電線を互いに離間させることは、その棒状の構造からして困難である。
又、特許文献2による相離隔配置縦スネーク用スペーサは、断面が中空三角形状のスペーサから三本の電力ケーブルが離反しないように、ロープ又は紐で結束されている。したがって、緩やかに撚り合わせた三本の電線を互いに離間させて、改修のための所要の空間を作りだすことは困難である。
緩やかに撚り合わせた三本の引き込み線を互いに離間させて、改修のための所要の空間を作りだす相間スペーサが実現できれば、高所での活線改修工事を安全に、かつ効率よく実施できる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、緩やかに撚り合わせた三本の引き込み線を互いに離間させて、改修のための所要の空間を作り、安全性が確保され、かつ効率よく改修工事が可能な引き込み線用相間スペーサを提供することを目的とする。
本発明者らは、緩やかに撚り合わせた三本の引き込み線が正三角形の各頂点に位置するように拡散させる位置決め溝を有する板状の一対のスペーサで相間スペーサを構成することにより、これらの課題が解決可能なことを見出し、これに基づいて、以下のような新たな引き込み線用相間スペーサを発明するに至った。
(1)本発明による引き込み線用相間スペーサは、緩やかに撚り合わせた三本の引き込み線を互いに離間させて、これらの引き込み線間の距離を保持する一対のスペーサを備え、前記スペーサは、仮想円周を設ける外縁部から突出して閉鎖された曲面を形成する曲面部を有し、前記曲面部は、所定の肉厚を有するように成形され、前記外縁部には、三本の前記引き込み線の各軸中心が正三角形の各頂点に位置するように、前記曲面部の略中心に向かって窪んだ三つの溝部を設けている。
(2)前記スペーサは、板状部材が成形され、剛性を有する。
(3)前記スペーサは、湾曲可能な弾性板からなる。
(4)本発明による引き込み線用相間スペーサは、両端部が前記曲面部の中央部に当接可能な伸縮棒を更に備える。
本発明による引き込み線用相間スペーサは、緩やかに撚り合わせた三本の引き込み線を互いに離間させて、改修のための所要の空間を作りだすことができるので、高所作業車での安全性が確保され、かつ効率よく改修工事が可能である。
本発明の一実施形態による引き込み線用相間スペーサの構成を示す斜視図であり、三本の引き込み線の間に一対のスペーサを配置した状態図である。 前記実施形態による引き込み線用相間スペーサの縦断面図であり、三本の引き込み線の間に伸縮棒を介して一対のスペーサを配置した状態図である。 前記実施形態による引き込み線用相間スペーサの縦断面図であり、三本の引き込み線の間に一対のスペーサを配置した状態図である。 前記実施形態による引き込み線用相間スペーサの縦断面図であり、三本の引き込み線の間に弾性を有する一対のスペーサを配置した状態図である。 前記実施形態の第1実施例によるスペーサの平面図である。 前記実施形態の第2実施例によるスペーサの平面図である。 前記実施形態の第3実施例によるスペーサの平面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[引き込み線用相間スペーサの構成]
最初に、本発明の一実施形態による引き込み線用相間スペーサの構成を説明する。図1は、本発明の一実施形態による引き込み線用相間スペーサの構成を示す斜視図であり、三本の引き込み線の間に一対のスペーサを配置した状態図である。図2は、前記実施形態による引き込み線用相間スペーサの縦断面図であり、三本の引き込み線の間に伸縮棒を介して一対のスペーサを配置した状態図である。
図1及び図2を参照すると、本発明の実施形態による引き込み線用相間スペーサ(以下、相間スペーサと略称する)10は、一対のスペーサ1・1を備えている。スペーサ1は、緩やかに撚り合わせた三本の引き込み線w1・w2・w3を互いに離間させている。そして、スペーサ1は、これらの引き込み線w1・w2・w3の間の距離を保持している。
スペーサ1は、その外縁部11に仮想円周Vcを設けている。又、スペーサ1は、外縁部11から突出して、閉鎖された曲面を形成する曲面部12を有している。曲面部12は、所定の肉厚を有するように成形されている。なお、図1では、スペーサ1を平坦な状態で描いている。
外縁部11には、三つの溝部111・112・113を設けている。これらの溝部111・112・113は、三本の引き込み線w1・w2・w3の各軸中心が正三角形の各頂点に位置するように形成されている。又、これらの溝部111・112・113は、曲面部12の略中心に向かって窪んでいる。
図1及び図2を参照すると、三本の引き込み線w1・w2・w3には、一対のスペーサ1・1を配置している。これらのスペーサ1・1は、それらの外縁部11が対向するように配置している。これらのスペーサ1・1は、三本の引き込み線w1・w2・w3が延びる方向に所定の間隔を設けている。
なお、三本の引き込み線w1・w2・w3は、同じものであるが説明の便宜上、符号を変えて区別した。同様に、三つの溝部111・112・113は、同じ形状であるが説明の便宜上、符号を変えて区別した。
相間スペーサ10は、伸縮棒8を更に備えている。伸縮棒8は、一対のスペーサ1・1の間に配置されている。伸縮棒8は、固定パイプ8a、移動パイプ8b、及びグリップ8cを備えている。グリップ8cは、固定パイプ8aの端部に螺合している。
グリップ8cを一方の方向に回転すると、固定パイプ8aと移動パイプ8bとを相対的に伸縮できる。グリップ8cを他方の方向に回転すると、固定パイプ8aと移動パイプ8bとを固定できる。
図1及び図2では、相間スペーサ10は、伸縮棒8の両端部が一対の曲面部12・12の各中央部に当接して、一対のスペーサ1・1を所定の間隔に維持している。
[引き込み線用相間スペーサの作用]
次に、実施形態による相間スペーサ10の構成を補足しながら、相間スペーサ10の作用及び効果を説明する。図3は、前記実施形態による引き込み線用相間スペーサの縦断面図であり、三本の引き込み線の間に一対のスペーサを配置した状態図である。図4は、前記実施形態による引き込み線用相間スペーサの縦断面図であり、三本の引き込み線の間に弾性を有する一対のスペーサを配置した状態図である。
図1及び図2を参照すると、実施形態によるスペーサ1は、三本の引き込み線w1・w2・w3の各軸中心が正三角形の各頂点に位置するように、曲面部12の略中心に向かって窪んだ三つの溝部111・112・113を外縁部11に設けている。したがって、緩やかに撚り合わせた三本の引き込み線w1・w2・w3を拡散するように、互いに離間できる。
なお、三本の引き込み線w1・w2・w3が緩やかに撚り合わされているとは、これらの引き込み線w1・w2・w3が所定の捩れ角に至るまで、十分な長さ(距離)を有していることを意味している。
緩やかに撚り合わせた三本の引き込み線w1・w2・w3は、互いに密着(結束)するような力が作用している。そして、三本の引き込み線w1・w2・w3は、三つの溝部111・112・113に阻止されて、これらの引き込み線w1・w2・w3の間の距離を保持することができる。
そして、実施形態による相間スペーサ10は、一対のスペーサ1・1を三本の引き込み線w1・w2・w3が延びる方向に所定の間隔を設けて、配置することにより、三本の引き込み線w1・w2・w3に改修のための所要の空間を作りだすことができる。
図1及び図2を参照すると、伸縮棒8は、その両端部にピン81を突出している。一方、スペーサ1は、その中央部にピン81に嵌合する穴1aを開口している。したがって、伸縮棒8の両端部に一対のスペーサ1・1を予め取り付けて、三本の引き込み線w1・w2・w3の間に組み込むこともできる。
具体的には、一対のスペーサ1・1を三本の引き込み線w1・w2・w3の間に配置した後に、改修工事を実施する。改修工事の多くは、三本の引き込み線w1・w2・w3の内の一本が対象となる。
例えば、改修作業は、次のように実施される。最初に、引き込み線w1の損傷部分が除去される。次に、引き込み線w1の切断された端末が正常の電線(芯線)にスリーブで圧着される。そして、切断された端末同士が正常の電線で接続される。最後に、切断された端末及び正常の電線が露出しないように、絶縁テープで被覆して、改修作業を終了する。
上述した改修作業を円滑に実施するためには、一対のスペーサ1・1は、80cm程度の距離をとることが好ましい。又、スペーサ1の外径は、10cmから12cm程度が携帯上、好ましい。三本の引き込み線w1・w2・w3の軸中心の直線距離は、8cm程度が絶縁テープを被覆するために好ましい。
又、実施形態によるスペーサ1は、仮想円周Vcを設ける外縁部11から突出して閉鎖された曲面を形成する曲面部12を有している。したがって、曲面部12を三本の引き込み線w1・w2・w3の結束側に配置すれば、三本の引き込み線w1・w2・w3の急激な折れ曲がりを緩和できる。
図1及び図2において、実施形態による相間スペーサ10は、伸縮棒8を用いて、一対のスペーサ1・1を所定の距離に維持している。しかし、上述したように、三本の引き込み線w1・w2・w3は、互いに密着(結束)するような力が作用しているので、スペーサ1を単独で三本の引き込み線w1・w2・w3に保持することもできる。
図3は、伸縮棒8を用いることなく、一対のスペーサ1・1を三本の引き込み線w1・w2・w3に組み込んだ状態を示している。この場合、一対のスペーサ1・1が三本の引き込み線w1・w2・w3から脱落しないように、針金などの紐状体9でスペーサ1を三本の引き込み線w1・w2・w3の結束側に繋留しておくことが好ましい。図3では、紐状体9の一端部を三本の引き込み線w1・w2・w3の結束側に繋留し、紐状体9の他端部をスペーサ1の穴1aに繋留している。
図1から図3に示されたスペーサ1は、板状部材が成形されてよく、剛性を有している。スペーサ1は、絶縁体が好ましく、絶縁性を有する合成樹脂を成形してもよく、展開された金属板を成形した後に絶縁被覆してもよい。
又、スペーサ1は、ゴムなどの湾曲可能な弾性板からなってもよく、図4に示されるように、円板状のスペーサ1を三本の引き込み線w1・w2・w3に取り付けたときに、弾性変形して、曲面部12を形成するように構成してもよい。
次に、第1実施例から第3実施例によるスペーサの構成を説明する。図5は、前記実施形態の第1実施例によるスペーサの平面図である。図6は、前記実施形態の第2実施例によるスペーサの平面図である。図7は、前記実施形態の第3実施例によるスペーサの平面図である。
図5に示された第1実施例によるスペーサ1は、円板状に形成されている。スペーサ1の外縁部11の一部は、仮想円周Vcを共有している。外縁部11には、三本の引き込み線w1・w2・w3の各軸中心が正三角形の各頂点に位置するように、略中心に向かって窪んだ三つの溝部111・112・113を設けている。これらの溝部111・112・113は、スペーサ1を回転すると受け入れるような輪郭を形成している。
図6に示された第2実施例によるスペーサ2は、擬似六角形に形成されている。スペーサ2の外縁部21の各頂点は、仮想円周Vcに内接している。外縁部21には、三本の引き込み線w1・w2・w3の各軸中心が正三角形の各頂点に位置するように、略中心に向かって窪んだ、曲率の小さい三つの溝部211・212・213を設けている。
図7に示された第3実施例によるスペーサ3は、擬似三角形に形成されている。スペーサ3の外縁部31の仮想の各頂点は、仮想円周Vcと一致している。外縁部31には、三本の引き込み線w1・w2・w3の各軸中心が正三角形の各頂点に位置するように、略中心に向かって窪んだ、曲率の大きい三つの溝部311・312・313を設けている。
本発明の実施形態による一対のスペーサ1(スペーサ2・3を含む)を引き込み線に配置して、引き込み線を改修工事すれば、次のような効果を得ることができる。その第1は、撚り合わされた硬い引き込み線を互いに離間するために、腕力(体力)を必要としないので、作業者の疲労が軽減されることである。その第2は、不良の引き込み線が活線状態で改修されても、安定した状態で作業できるので、作業員が短絡の危険性にさらされないことである。
更に、活線状態で引き込み線を改修工事する場合には、次のような効果を得ることができる。その第1は、正常の引き込み線を保持する作業員が不要となり、改修工事が一人で実施されるので、作業効率が向上することである。
その第2は、引き込み線に無理な力を加えないため、引き込み線を損傷しないことである。その第3は、人手を介することなく、撚り合わされた引き込み線を互いに離間して保持できるので、安定した状態で改修工事を実施できることである。
その第4は、本発明の実施形態によるスペーサ1(スペーサ2・3を含む)は、携帯が可能であり、高所作業車などの狭い作業空間でも使用可能なことである。
1・2・3 スペーサ
10 相間スペーサ(引き込み線用相間スペーサ)
11・21・31 外縁部
12 曲面部
111〜113・211〜213・311〜313 溝部
Vc 仮想円周
w1・w2・w3 引き込み線

Claims (4)

  1. 緩やかに撚り合わせた三本の引き込み線を互いに離間させて、これらの引き込み線間の距離を保持する一対のスペーサを備え、
    前記スペーサは、仮想円周を設ける外縁部から突出して閉鎖された曲面を形成する曲面部を有し、
    前記曲面部は、所定の肉厚を有するように成形され、
    前記外縁部には、三本の前記引き込み線の各軸中心が正三角形の各頂点に位置するように、前記曲面部の略中心に向かって窪んだ三つの溝部を設けている、引き込み線用相間スペーサ。
  2. 前記スペーサは、板状部材が成形され、剛性を有する請求項1記載の引き込み線用相間スペーサ。
  3. 前記スペーサは、湾曲可能な弾性板からなる請求項1記載の引き込み線用相間スペーサ。
  4. 両端部が前記曲面部の中央部に当接可能な伸縮棒を更に備える請求項1から3のいずれかに記載の引き込み線用相間スペーサ。
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