JP2011114588A - 音量調整装置、その制御方法及び制御プログラム - Google Patents

音量調整装置、その制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】可変ボリウムの回しきり位置やセンタークリック位置である各基準位置におけるパラメータ設定値の誤差範囲と、当該ボリウムの操作感と、のバランス設定をユーザが任意に指定可能な音量調整装置を提供する。
【解決手段】テーブル編集手段8は、可変ボリウムの最小値、センタークリック、最大値である各基準位置に対応する操作部201a〜201cが回転操作されエンコーダで指定されることにより、当該各基準位置に対する不感帯幅を編集する。記憶手段5は、編集された不感帯を有するパラメータテーブルを記憶する。パラメータテーブル決定手段3は、前記テーブル編集手段8により編集され、前記テーブル記憶手段5中に格納されたパラメータテーブルを決定する。音声処理手段4は、パラメータテーブル決定手段3で決定した音量減衰量に基いて音量変更などの音量調整を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送等に使用するデジタル音量調整装置(ミキシング)に関する。
従来から、放送などにおける音量調整、すなわち音量やミキシングバランスの調整に用いる装置として、音量調整装置が知られている。音量調整装置は、ミキシング装置とも呼ばれ、多くはスライド式でフェーダと呼ばれる操作ツマミを指で動かし、その位置に応じた音量減衰量すなわち音量やミキシングバランスを実現するものである。
このような音量調整装置の構成例を図7に示す。この例では、回転ツマミやスライドスイッチなどのフェーダ操作ツマミを用いるボリウムコントロール取得手段1から出力されるアナログ信号をA/D変換器2でデジタル値にし、パラメータテーブル決定手段3がこのデジタル値に応じて音量減衰量であるdB値を計算し、このdB値に応じた音量変更等をDSPなどの音声処理手段4で行う。
このような音量調整装置において、ボリウムコントロール取得手段1により読み取り対象となる可変ボリウムでは、回転ツマミの設定角度によってそれぞれ抵抗値が決められている。ここで、この回転ツマミの設定角度と抵抗値の関係には一般的に誤差が生じ、部品によって誤差の範囲は多少異なるが、所望の抵抗値を設定する場合、設定角度の誤差範囲は5°程度である。
これはツマミの回しきり位置、クリック位置における抵抗値も同様であり、例えば、クリック位置で規定されている抵抗値は、図8に示すような誤差範囲内のいずれかの位置にボリウムを設定することで得ることができる。
また、例えば、可変ボリウムの可動範囲の中点位置に設けられたセンタークリックの場合には、当該センタークリックの位置において所定の設定パラメータ(PANのセンター位置、イコライザの等価量=0dBの位置など)が基準値になる使い方をするが、上記設定誤差があるため、ボリウムをセンタークリックに設定した場合であっても、当該パラメータが基準値に当たらないといった問題は生じてしまう。これは、回しきり位置でも同様であり、上記設定誤差によりパラメータの最大値、最小値が適切に設定できない問題も生じ得る。
そのため、これらの対策として、従来から、可変ボリウムの設定誤差を踏まえ、回しきり位置やクリック位置(以下、「基準位置」とも称する)の前後数度の範囲においてパラメータが基準値から変化しないように、当該基準位置に対して一定の不感帯を設けたパラメータ変換テーブルを使用する技術が提案されている。すなわち、基準位置に対して前後に誤差幅である一定の不感帯を設定する。また、可変ボリウムの設定誤差に基づくバラツキを吸収するために、パラメータ設定テーブルをセンタークリックに対する位置の誤差に合わせてパラメータ全体をオフセットさせる技術も提案されている。
しかしながら、通常、可変ボリウムの回転角度は300°程度であるため、上記のような方法を用いることで基準位置付近における不感帯の範囲を広く取り過ぎてしまうと、当該基準位置でのパラメータ設定値の誤差は低減するものの、パラメータ設定を行える範囲が狭まり、高品位な設定が実現できなくなる。また、可変ボリウム操作時のパラメータの変化に違和感が生じ得る。
一方、基準位置付近における不感帯を狭くし過ぎてしまうと、上記ボリウム操作時の違和感は減るものの、基準位置でのパラメータ設定値の誤差が大きくなってしまう。このように、基準位置でのパラメータ設定値誤差と可変ボリウムの操作感は、トレードオフの関係になっている。
本発明は、上記のような課題を解消するために提案されたものであって、その目的は、上記基準位置でのパラメータ設定値の誤差範囲と、ボリウムの操作感と、のバランス設定をユーザが任意に指定可能な音量調整装置、その制御方法及び制御プログラムを提供することにある。
上記のような課題を解決するために、本発明は、デジタル制御により音量又はミキシングバランスに関する音量調整を行う音量調整装置において、可変ボリウムの読み取り値を取得するボリウム取得手段と、前記ボリウム取得手段により取得された各可変ボリウムの読み取り値に対する音量減衰量を示すパラメータテーブルを記憶する記憶手段と、前記可変ボリウムの回しきり位置、センタークリック位置を含む各基準位置における前記パラメータの設定誤差範囲を編集し、当該編集された設定誤差範囲を有するパラメータテーブルを記憶する編集手段と、前記記憶手段中から読み出されたパラメータテーブルを参照し、前記ボリウム取得手段により取得された可変ボリウムの読み取り値に応じて音量減衰量を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された音量減衰量に基づいて前記音量調整を行う音声処理手段と、を電子回路又はコンピュータの演算制御部が実現することを特徴とする。
以上のような態様によれば、可変ボリウムの回しきり位置やセンタークリック位置における設定誤差を、ユーザに所望の値に編集できるため、個々のユーザに対して、パラメータの設定誤差と可変ボリウムの操作感とのバランスを調整したパラメータテーブルを使用し、音声処理することが可能となる。すなわち、ユーザは、用途や好みに合わせて所望の不感帯幅を設定し、それをパラメータテーブルに反映させることができるので、不感帯幅の広げ過ぎにより生じる操作範囲が狭い等の問題を解消でき、所望の音量調整操作を実現することが可能となる。
また、本発明は、前記記憶手段中のいずれの前記パラメータテーブルを使用するかの選択操作を受け付けるテーブル選択手段を電子回路又はコンピュータの演算制御部が実現する態様を有し、さらに、表示部を備え、前記編集手段により前記可変ボリウムの各基準位置における前記パラメータの設定誤差範囲を編集するに際し、前記パラメータテーブルに対応する、可変ボリウムの読み取り値と音量減衰量との関係を示すグラフを前記表示部に表示する手段を、電子回路又はコンピュータの演算制御部が実現する態様も包含する。
以上のような態様によれば、ユーザは、各基準位置における不感帯幅が設定変換されたパラメータテーブルを任意に選択することができるので、当該ユーザ用に複数の格納しておいたテーブルを好みに応じて自動的に読み出し反映することが可能となり、また、可変ボリウムの操作位置と音量減衰量との関係をグラフ化したものを表示することができるので、使用すべきパラメータテーブルの迅速な決定、編集に視覚的観点からも寄与することが可能となる。
以上のような本発明によれば、可変ボリウムの回しきり位置やセンタークリック位置における設定誤差を、ユーザに所望の値に編集できるため、個々のユーザに対して、パラメータの設定誤差と可変ボリウムの操作感とのバランスを調整したパラメータテーブルを使用し、音声処理することが可能な音量調整装置、その制御方法及び制御プログラムを提供することができる。すなわち、ユーザは、用途や好みに合わせて所望の不感帯幅を設定し、それをパラメータテーブルに反映させることができるので、不感帯幅の広げ過ぎにより生じる操作範囲が狭い等の問題を解消でき、所望の音量調整操作を実現することが可能となる。
また、ユーザは、各基準位置における不感帯幅が設定変換されたパラメータテーブルを任意に選択することができるので、当該ユーザ用に複数の格納しておいたテーブルを好みに応じて自動的に読み出し反映することが可能となり、また、可変ボリウムの操作位置と音量減衰量との関係をグラフ化したものを表示することができるので、使用すべきパラメータテーブルの迅速な決定、編集に視覚的観点からも寄与することが可能となる。
本発明の実施形態に係る音量調整装置の全体構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る音量調整装置における編集対象を選択するボリウム選択画面を示す図 本発明の実施形態に係る音量調整装置におけるパラメータテーブルの各基準位置での不感帯の編集画面を示す図 本発明の実施形態に係る音量調整装置の可変ボリウムの読み取り値と音量減衰量との関係を示す図 本発明の他の実施形態を示すオフセット調整制御部の構成を示すブロック図 本発明の他の実施形態を示すオフセット調整制御部の作用を示すフローチャート 従来の実施形態に係る音量調整装置の全体構成を示すブロック図 可変ボリウムのクリック位置における設定誤差範囲を示す図
[本実施形態]
[1.構成]
次に、本発明の実施形態に係る音量調整装置の構成について、図1を参照して以下に説明する。
本実施形態は、可変ボリウムの読み取り値に応じて、デジタル制御により音量又はミキシングバランスに関する音声調整を行う音量調整(ミキシング)装置であり、本装置の構成を図1に示す。なお、図1に示す各要素は、電子回路やコンピュータの演算制御部が実現するものとする。
図1に示す通り、ボリウムコントロール取得手段1は、例えば、センタークリック付きの回転ツマミやスライドスイッチなどのフェーダ操作ツマミを含み、A/D変換器2とともに、可変ボリウムの読み取り値を上記ツマミの位置(「ボリウム位置」とも称する)に基づき取得する取得手段である。
また、本装置は、可変ボリウムの読み取り値をデジタル化する上記A/D変換器2と、パラメータテーブル決定手段3(dB変換テーブル決定手段)と、DSPなどの音声処理手段4と、パラメータテーブルを記憶するテーブル記憶手段5と、パラメータテーブルの選択操作を受け付けるテーブル選択手段6と、操作パネルを含む各種操作部を有するテーブル編集手段8と、液晶パネル等の表示部9と、を有する。
これらのうち、テーブル記憶手段5は、各可変ボリウムに対して、当該可変ボリウムの読み取り値に対応する音量減衰量(ミキシングバランス)を表すパラメータテーブル(以下「パラメータテーブル」と称する)を複数記憶するもので、複数のパラメータテーブルの具体例として、手の大きい人向け、小さい人向け、などが考えられる。また、本実施形態の特徴として、後述するが、テーブル編集手段8により各基準位置における不感帯幅を自由に編集したパラメータテーブルを、このテーブル記憶手段5を通じて記憶している。
なお、パラメータテーブル決定手段3、テーブル編集手段8、は、演算制御部であるCPU7と所定の制御プログラムにより実現されるもので、本実施形態の各機能作用を実現実行する処理手段である。
[2.作用]
以上のように構成した本装置は、以下のように作用する。
[2.1.基本的作用]
まず、テーブル選択手段6が、テーブル記憶手段5中のいずれのパラメータテーブルを使用するかの選択操作を、ユーザからスイッチなどで受け付ける。
そして、テーブル選択手段6により所定のパラメータテーブルが選択されると、パラメータテーブル決定手段3は、前記テーブル編集手段8により編集され、前記テーブル記憶手段5中に格納されたパラメータテーブルを決定する。すなわち、前記ボリウムコントロール取得手段1で取得する可変ボリウムの回転ツマミの位置に応じた音量減衰量を決定する。詳細は後述するが、決定されるパラメータテーブルには、下記[2.2.不感帯幅の編集]に示すように、予め前記テーブル編集手段8により各基準位置における不感帯が任意に編集され、テーブル記憶手段5に格納されているものが採用される。
そして、このようにパラメータテーブル決定手段3で決定した音量減衰量に基いて、音声処理手段4が音量変更などの音量調整を実行する。
[2.2.不感帯幅の編集]
ここで、テーブル編集手段8による、上記パラメータテーブルの各基準位置における不感帯幅の具体的な編集態様について図2〜4を参照して以下に説明する。
まず、図2の可変ボリウムの選択画面に示すように、所望のチャンネルを操作部101を回転動作させることでエンコーダにより指定し、当該操作部101を押下することにより編集対象として決定する(図2では、チャンネル3を選択)。この操作部101が押下されることで編集対象が決定すると、図3に示すパラメータテーブルにおける不感帯の調整画面に移行する。
なお、図2に示すExitに対応する操作部102を押下すればこの画面は終了し、また、当該図2に示す画面が複数ページに亘る場合、Prev.に対応する操作部103を押下すれば前画面に戻るよう制御され、Nextに対応する操作部104を押下すれば次画面に進むよう制御される。
そして、編集対象となるチャンネルが選択されることにより、図3に示すようなパラメータテーブルの不感帯調整画面に移行すると、可変ボリウムの最小値、センタークリック、最大値である各基準位置に対応する操作部201a〜201cを回転操作しエンコーダで指定することにより、当該各基準位置に対する不感帯幅を調整する。
ここで、不感帯調整画面では、図3の通り、音量と可変ボリウムの位置関係を液晶パネルなどの表示画面に直線などのグラフで表示する。すなわち、可変ボリウムの読み取り値と音量減衰量との関係をグラフ化したものがCPU7からの指示により表示部9に表示される。具体的には、図4に示すようなパラメータテーブルとグラフとの連動により、表示画面に編集中のパラメータをリアルタイムに表示させる。
そして、これを見ながら、操作部201a〜201cを通じて、各基準位置における不感帯幅の増減を調節する。具体的には、図3の通り、操作部201a〜201cを回転させることで、エンコーダにより各基準位置の不感帯幅を調整し、当該操作部201a〜201cを押下することにより値を決定する(図3では、最小値が0.5,センタークリックが1.2,最大値が0.5)。
すなわち、不感帯幅の編集箇所として各基準位置に相当する最小値ポイント、センタークリック、最大値ポイントを数箇所選択し、それぞれに対して操作部201a〜201cを介して値を入力すると、それに対応して各基準位置における不感帯幅が調整され、これに連動してグラフ表示が更新される。
特に、センタークリックにおける不感帯幅を調整する場合には、操作部201bを回転操作させると、図3に示した表示画面上においてクリックのセンター位置から左右対称に不感帯が調整される。
そして、このような各基準位置に対する不感帯幅のユーザによる編集操作に基づいて、テーブル編集手段8は、テーブル記憶手段5により記憶され表示部9に表示されている所望のパターンテーブルのパターンを編集し、当該テーブル記憶手段5を通じて改めて記憶する。
なお、図3に示す調整画面上のEscに対応する操作部201dを押下することで、前の画面に戻ることが可能であり、Defaultに対応する操作部203を押下することで、設定前のパラメータテーブルに復元することが可能である。
[3.効果]
以上のような本実施形態によれば、ユーザ専用の可変ボリウムの最小値、センタークリック、最大値である基準位置における不感帯幅を編集したパラメータテーブルを作成することができるので、個々のユーザに対して、パラメータの設定誤差と可変ボリウムの操作感とのバランスを調整したパラメータテーブルを使用し、音声処理することが可能となる。すなわち、ユーザは、用途や好みに合わせて所望の不感帯幅を設定し、それをパラメータテーブルに反映させることができるので、不感帯幅の広げ過ぎにより生じる操作範囲が狭い等の問題を解消でき、所望の音量調整操作を実現することが可能となる。
また、ユーザは、各基準位置における不感帯幅が設定変換されたパラメータテーブルを任意に選択することができるので、当該ユーザ用に複数の格納しておいたテーブルを好みに応じて自動的に読み出し反映することが可能となり、また、可変ボリウムの操作位置と音量減衰量との関係をグラフ化したものを表示することができるので、使用すべきパラメータテーブルの迅速な決定、編集に視覚的観点からも寄与することが可能となる。
[他の実施形態]
(a)本発明は、上記のような実施形態に限定するものではなく、テーブル編集手段8によりパラメータの各基準位置における不感帯幅を編集するにあたり、編集メニューまでの移行に際しパスワード等を必要とする実施形態も包含する。すなわち、パスワード等により暗号化が解除されなければ、パラメータテーブルを編集することができないといった態様を包含する。これにより、不用意に設定変更が行われることを防止でき、また、多数のユーザ毎に格納された所定のパラメータテーブルを適切に保護することが可能となる。
(b)また、本発明は、パラメータテーブルの編集前の出荷時において、クリック位置での誤差に合わせたパラメータ全体のオフセット調整を自動的に実施する実施形態も包含する。すなわち、下記のように、出荷時においてユーザが入場できないようシステムを構成し、これを実現する。
具体的には、図5に示すようなオフセット調整部300を有し、このオフセット調整部300は、入力されたパスワードの適合の可否を判定するパスワード判定手段301と、パスワードが適合しなかった場合にエラー表示を実行するエラー表示手段302と、オフセット調整メニューへの入場の接続切り替えを行うディップスイッチのオン/オフを判定するスイッチ判定手段303と、を有している。
そして、オフセット調整部300では、図6に示す通り、次のように作用する。すなわち、オフセット調整メニューに関する何らかの操作が行われると(S601)、まず、パスワード判定手段301が入力されたパスワードが適合するかを判断し(S602)、適合していない場合には(S602のNO)エラー表示手段302がエラー表示を実行する(S603)。
一方、パスワード判定手段301によりパスワードが適合していると判定された場合には(S602のYES)、次に、スイッチ判定手段303が、音量調整装置に設けたディップスイッチがオンであるかを判定し(S604)、オンである場合に(S604のYES)、パラメータのオフセット調整メニューを開始する(S605)。これにより、出荷時のオフセット調整が実行可能となる。
また、ディップスイッチがオフと判定された場合には(S604のNO)、出荷時のパラメータのオフセット調整メニューを開始できない(S606)。
なお、オフセット調整は一般的なものと同様であり、例えば、可変ボリウムの回しきり位置である最小値ポイント、最大値ポイントとセンタークリック位置との3点において、読み取り値を一時的に記憶し、基準位置からのズレを算出することでオフセット値を決定し、テーブルに反映する。
1…ボリウムコントロール取得手段
2…A/D変換器
3…パラメータテーブル決定手段
4…音声処理手段
5…テーブル記憶手段
6…テーブル選択手段
7…CPU
8…テーブル編集手段
9…表示部
101…操作部(チャンネル選択用)
102…操作部(EXIT用)
103…操作部(Prev.用)
104…操作部(Next用)
201a〜201c…操作部(不感帯調整用)
201d…操作部(Esc用)
202…操作部(EXIT用)
203…操作部(Default用)
300…オフセット調整部
301…パスワード判定手段
302…エラー表示手段
303…スイッチ判定手段

Claims (9)

  1. デジタル制御により音量又はミキシングバランスに関する音量調整を行う音量調整装置において、
    可変ボリウムの読み取り値を取得するボリウム取得手段と、
    前記ボリウム取得手段により取得された各可変ボリウムの読み取り値に対する音量減衰量を示すパラメータテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記可変ボリウムの回しきり位置、センタークリック位置を含む各基準位置における前記パラメータの設定誤差範囲を編集し、当該編集された設定誤差範囲を有するパラメータテーブルを記憶する編集手段と、
    前記記憶手段中から読み出されたパラメータテーブルを参照し、前記ボリウム取得手段により取得された可変ボリウムの読み取り値に応じて音量減衰量を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された音量減衰量に基づいて前記音量調整を行う音声処理手段と、
    を電子回路又はコンピュータの演算制御部が実現することを特徴とする音量調整装置。
  2. 前記記憶手段中のいずれの前記パラメータテーブルを使用するかの選択操作を受け付けるテーブル選択手段を電子回路又はコンピュータの演算制御部が実現することを特徴とする請求項1に記載の音量調整装置。
  3. 表示部を備え、
    前記編集手段により前記可変ボリウムの各基準位置における前記パラメータの設定誤差範囲を編集するに際し、前記パラメータテーブルに対応する、可変ボリウムの読み取り値と音量減衰量との関係を示すグラフを前記表示部に表示する手段を、電子回路又はコンピュータの演算制御部が実現することを特徴とする請求項1又は2に記載の音量調整装置。
  4. デジタル制御により音量又はミキシングバランスに関する音量調整を行う音量調整装置の制御方法において、
    電子回路又はコンピュータの演算制御部は、
    可変ボリウムの読み取り値を取得するボリウム取得ステップと、
    前記ボリウム取得ステップで取得された各可変ボリウムの読み取り値に対する音量減衰量を示すパラメータテーブルを記憶する記憶ステップと、
    前記可変ボリウムの回しきり位置、センタークリック位置を含む各基準位置における前記パラメータの設定誤差範囲を編集し、当該編集された設定誤差範囲を有するパラメータテーブルを記憶する編集ステップと、
    前記パラメータテーブルを参照し、前記ボリウム取得ステップで取得された可変ボリウムの読み取り値に応じて音量減衰量を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された音量減衰量に基づいて前記音量調整を行う音声処理ステップと、
    を実行することを特徴とする音量調整装置の制御方法。
  5. 前記電子回路又はコンピュータの演算制御部は、いずれの前記パラメータテーブルを使用するかの選択操作を受け付けるテーブル選択ステップを実行することを特徴とする請求項4に記載の音量調整装置の制御方法。
  6. 表示部を備え、
    前記電子回路又はコンピュータの演算制御部は、
    前記編集ステップで前記可変ボリウムの各基準位置における前記パラメータの設定誤差範囲を編集するに際し、前記パラメータテーブルに対応する、可変ボリウムの読み取り値と音量減衰量との関係を示すグラフを前記表示部に表示するステップを実行することを特徴とする請求項4又は5に記載の音量調整装置の制御方法。
  7. デジタル制御により音量又はミキシングバランスに関する音量調整を行う音量調整装置の制御プログラムにおいて、
    前記プログラムは電子回路又はコンピュータの演算制御部に、
    可変ボリウムの読み取り値を取得するボリウム取得処理と、
    前記ボリウム取得処理で取得された各可変ボリウムの読み取り値に対する音量減衰量を示すパラメータテーブルを記憶する記憶処理と、
    前記可変ボリウムの回しきり位置、センタークリック位置を含む各基準位置における前記パラメータの設定誤差範囲を編集し、当該編集された設定誤差範囲を有するパラメータテーブルを記憶する編集処理と、
    前記パラメータテーブルを参照し、前記ボリウム取得処理で取得された可変ボリウムの読み取り値に応じて音量減衰量を決定する決定処理と、
    前記決定処理で決定された音量減衰量に基づいて前記音量調整を行う音声処理処理と、 を実行させることを特徴とする音量調整装置の制御プログラム。
  8. 前記プログラムは前記電子回路又はコンピュータの演算制御部に、いずれの前記パラメータテーブルを使用するかの選択操作を受け付けるテーブル選択処理を実行させることを特徴とする請求項7に記載の音量調整装置の制御プログラム。
  9. 表示部を備え、
    前記プログラムは前記電子回路又はコンピュータの演算制御部に、
    前記編集処理で前記可変ボリウムの各基準位置における前記パラメータの設定誤差範囲を編集するに際し、前記パラメータテーブルに対応する、可変ボリウムの読み取り値と音量減衰量との関係を示すグラフを前記表示部に表示する処理を実行させることを特徴とする請求項7又は8に記載の音量調整装置の制御プログラム。
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