JP2011114035A - 太陽電池モジュール及びその製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュール及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】強度を大きくすることができる太陽電池モジュールを提供すること。
【解決手段】太陽電池モジュール50によれば、太陽電池パネル40の裏面を横断するように延び、両端部を第1フレーム11及び第2フレーム12のコ字型支持部19内に固定され、太陽電池パネル40が裏面側に撓んだときに太陽電池パネル40を支持する補強フレーム15を有しており、第1フレーム11及び第2フレーム12の長手方向中心位置と異なる位置のコ字型支持部19の裏面側壁に、補強フレーム15の両端部をコ字型支持部19に挿入するための第1の切り欠き21及び第2の切り欠き22が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、住宅やビルなどの建物に設置される太陽電池モジュール及びその製造方法に関するものである。
従来、太陽電池モジュールとして、受光面側に透明基板(ガラス)を配置し、この透明基板の裏面側に直列に接続された複数の太陽電池セルを並べて配置し、これら複数の太陽電池セルを封止樹脂にて封止して太陽電池パネルを構成し、さらにこの太陽電池パネルの周縁部にフレームを取り付けた構造の太陽電池モジュールが知られている。この太陽電池モジュールでは、透明基板とフレームによって所定の強度が確保される。
太陽電池モジュールは、一般に住宅やビルなどの建物に設置されて風雨にさらされる。そして、表面に堆積した積雪などにより、鉛直下方に押し下げるように働く力が作用することがある。太陽電池モジュールは、表面を受光面とする大面積の平板状を成すので、この鉛直下方に押し下げるように働く力を受けて下方に湾曲するようにたわむ。そのため、モジュールが下方に湾曲して破損することがないように、従来、モジュールの裏面に補強フレームを配置することが提案されている。このような構造とすることにより、モジュールが下方に湾曲した際、補強フレームに押し止められて所定量以上にたわむことがなく破損を防止することができる(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2008/139610号明細書
一般に補強フレームは、太陽電池モジュールの裏面中央部を横断するようにして配置され、両端部を対向する2本の長辺フレームに固定される。そして、従来、長辺フレームの補強フレームの固定位置には、補強フレームを挿入するための切り欠きが設けられていた。つまり、2本の長辺フレームの長手方向中央部に切り欠きが設けられていた。
一方、上記積雪などによる鉛直下方に押し下げる力は太陽電池モジュールの中央部に最も大きく作用する。そのため、太陽電池モジュールの押し下げる力が一番大きく作用する位置に切り欠きが存在することとなり、切り欠き以外の部分で所定の強度を確保しなければならず、コスト増の原因となるので改善が求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コスト増を伴わずに強度を大きくすることができる太陽電池モジュール及びその製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の太陽電池モジュールは、複数の太陽電池セルを複数並べて成る太陽電池パネルと、太陽電池パネルの対向する2辺の外縁部に沿ってそれぞれ延び、外縁部を保護するパネル保持部、及びパネル保持部の裏面側に設けられ、パネル保持部を支持する断面コ字型のコ字型支持部を有する第1フレーム及び第2フレームと、太陽電池パネルの裏面を横断するように延び、両端部を第1フレーム及び第2フレームのコ字型支持部内に固定され、太陽電池パネルが裏面側に撓んだときに太陽電池パネルを支持する補強フレームとを備え、第1フレーム及び第2フレームの長手方向中心位置と異なる位置のコ字型支持部の裏面側壁に、補強フレームの両端部をコ字型支持部に挿入するための切り欠きが形成されていることを特徴とする。
また、本発明の太陽電池モジュールの製造方法は、複数の太陽電池セルを複数並べて成る太陽電池パネルと、太陽電池パネルの対向する2辺の外縁部に沿ってそれぞれ延び、外縁部を保護するパネル保持部、及びパネル保持部の裏面側に設けられ、パネル保持部を支持する断面コ字型のコ字型支持部を有する第1フレーム及び第2フレームと、太陽電池パネルの裏面を横断するように延び、両端部を第1フレーム及び第2フレームのコ字型支持部内に固定され、太陽電池パネルが裏面側に撓んだときに太陽電池パネルを支持する補強フレームとを備えた太陽電池モジュールの製造方法において、第1フレーム及び第2フレームの長手方向中心位置と異なる位置のコ字型支持部の裏面側壁に切り欠きを形成しておき、補強フレームの両端部をコ字型支持部に挿入し、その後、補強フレームを回転或いはスライドさせて固定位置に移動させることを特徴とする。
本発明によれば、太陽電池パネルが裏面側に撓んだときに太陽電池パネルを補強フレームで支持することができるとともに、第1フレーム及び第2フレームの長手方向中心位置と異なる位置に切り欠きを形成することで、太陽電池モジュールの強度を大きくすることができる。また、補強フレームは、両端部をコ字型支持部に挿入した状態で固定位置に移動するので太陽電池パネルに接触することがなく、太陽電池パネルを傷つけることがないという効果を奏する。
図1は、本発明にかかる太陽電池モジュールの実施の形態1の裏面側から見た斜視図である。 図2は、本発明にかかる太陽電池モジュールの実施の形態1の組み立ての初期工程の様子を示す斜視図である。 図3は、太陽電池パネルの要部の分解斜視図である。 図4は、第2フレームの断面を示す図1のD−D線に沿う矢視断面図である。 図5は、太陽電池パネルの外縁部にフレームを取り付けた中間組立体に裏面側から補強フレームを挿入する様子を示す斜視図である。 図6は、挿入した補強フレームを回転させて固定位置に移動させる様子を示す斜視図である。 図7は、挿入した補強フレームを回転させて固定位置に移動させる様子を示す図6の一点鎖線にて囲まれた部分の拡大図である。 図8は、回転させて固定位置に移動させた補強フレームをねじ止めする様子を示す斜視図である。 図9は、補強フレームの形状の詳細を示す斜視図である。 図10は、第1フレーム及び第2フレーム間に補強フレームが架け渡された状態を示す図1のA−A線に沿う矢視断面図である。 図11は、本発明にかかる太陽電池モジュールの実施の形態2の裏面側から見た斜視図である。 図12は、本発明にかかる太陽電池モジュールの実施の形態3の裏面側から見た斜視図である。
以下に、本発明にかかる太陽電池モジュール及びその製造方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる太陽電池モジュールの実施の形態1の裏面側から見た斜視図である。図2は、本発明にかかる太陽電池モジュールの実施の形態1の組み立ての初期工程の様子を示す斜視図である。図3は、太陽電池パネルの要部の分解斜視図である。なお、図2は太陽電池モジュールを表(受光面)側から見た様子を示している。一方、図1及び図3は太陽電池モジュールを裏側から見た様子を示している。
図1及び図2において、太陽電池モジュール50は、概略矩形平板状の太陽電池パネル40と、太陽電池パネル40の外縁部を全周にわたって囲繞して太陽電池パネル40を取り付け架台などから支持する矩形枠状のフレーム10とを有している。フレーム10は、対向する2つの長辺を覆う第1フレーム11及び第2フレーム12と、対向する2つの短辺を覆う第3フレーム13及び第4フレーム14と、太陽電池パネル40の裏面側で第1フレーム11及び第2フレーム12間に架け渡された補強フレーム15を含んで構成されている。
補強フレーム15は、太陽電池パネル40の裏面側にて、太陽電池パネル40の中心Pを通り第3フレーム13及び第4フレーム14と平行に延びて太陽電池パネル40を横断するようにして両端部を第1フレーム11及び第2フレーム12に固定されている。補強フレーム15の第1フレーム11及び第2フレーム12の固定位置を図1中A、Bにて示す。表面に堆積した積雪などによる鉛直下方に押し下げる力が、図1に白矢印にて示すように作用した際、太陽電池パネル40は下方(図1の上側)に湾曲するようにたわむが、補強フレームに押し止められて所定量以上にたわむことがなく破損を防止することができる。
そして、本実施の形態の特長として、第1フレーム11及び第2フレーム12には、長手方向の中心から異なる方向にそれぞれ同じ距離だけ離れて、補強フレーム15を挿入するための第1、第2の切り欠き21、22が形成されている。なお、太陽電池パネル40の裏面には、端子ボックス16aとこの端子ボックス16aから延びるケーブル16bが設けられている。
図3に示されるように、太陽電池パネル40の要部を構成する積層体は、受光面側から、ガラス等の透明材でなる透光性基板1と、透明樹脂でなる受光面側封止材(第1の樹脂層)2と、碁盤目状に並べられた複数の太陽電池セル3及びこれら複数の太陽電池セル3を直列に接続するリード線4が配線された太陽電池アレイ5と、透明樹脂でなる裏面側封止材(第2の樹脂層)6と、耐候性に優れたバックシート7とが、この順にて積層されて構成されている。なお、受光面側封止材12と裏面側封止材15は、熱処理により一体となり、太陽電池アレイ6を樹脂封止して樹脂封止層を形成する。このような構成の積層体の外周縁部が全周にわたって図示しないフレーム10(図1、2)で覆われて太陽電池モジュール50が作製される。
図4は、第2フレーム12の断面を示す図1のD−D線に沿う矢視断面図である。なお、図4は、第2フレーム12の断面を示すが、第1フレーム11においても同様な形状を成している。第1フレーム11及び第2フレーム12は、図4に示すように、太陽電池モジュールの受光面側(図4中下側)に設けられた断面コ字型のパネル保持部18と、太陽電池モジュールの裏面側(図4中上側)に設けられた断面コ字型のコ字型支持部19とから構成されている。
パネル保持部18は、太陽電池パネル40の外縁部を全周に渡って囲み、外縁部を保持するとともに外縁部を保護する。一方、コ字型支持部19はパネル保持部18の裏面側にフレームの全長に渡って形成されて、パネル保持部18を補強するとともに、太陽電池パネル40を建造物の屋根等に設けられた図示しない取り付け架台から支持する。このコ字型支持部19は、3つの壁、すなわち、対向して設けられたパネル側壁19a及び裏面側壁19cと、両者の間に設けられた中央壁19bとから構成される。なお、コ字型支持部19のパネル側壁19aは、パネル保持部18の裏面側壁と表裏一体となっていると考えてよい。そして、図示しない補強フレーム15は、両端部をこのコ字型支持部19に収納されて固定されている(図10)。
補強フレーム15の取り付け手順に沿ってさらに詳細な構造を説明する。図5は、太陽電池パネルの外縁部にフレームを取り付けた中間組立体に裏面側から補強フレームを挿入する様子を示す斜視図である。図6は、挿入した補強フレームを回転させて固定位置に移動させる様子を示す斜視図である。図7は、挿入した補強フレームを回転させて固定位置に移動させる様子を示す図6の一点鎖線にて囲まれた部分の拡大図である。図8は、回転させて固定位置に移動させた補強フレームをねじ止めする様子を示す斜視図である。
第1の切り欠き21及び第2の切り欠き22は、第1フレーム11及び第2フレーム12が対向して配置された際、長手方向の異なる位置となるように設けられている。詳細には、第1の切り欠き21及び第2の切り欠き22は、第1フレーム11及び第2フレーム12の太陽電池パネル40の中心Pに対して点対称の位置に設けられている。このように第1の切り欠き21及び第2の切り欠き22を、中心Pに対して点対称の位置に設けることで、第1フレーム11及び第2フレーム12を同形状として部品種類数の削減を図っている。
図5に示されるように、補強フレーム15は、最終的な固定位置(固定位置A、Bを結ぶ直線)に対して斜めにされた状態で、第1の切り欠き21及び第2の切り欠き22から、第1フレーム11及び第2フレーム12間に落とし込まれる。このようにして第1フレーム11及び第2フレーム12間に挿入された補強フレーム15は、その後、図6に矢印にて示されるように、所定の方向に回転されて最終的な固定位置A、Bに位置決めされる。そして、図7,8に示されるように、固定ねじ25により第1フレーム11及び第2フレーム12に締結される。
図7に示されるように、第2の切り欠き22は、第2フレーム12のコ字型支持部19の裏面側壁19cに形成されている。そして、第2の切り欠き22の大きさは、第2の切り欠き22から補強フレーム15が落とし込まれた際、補強フレーム15の端部がコ字型支持部19のパネル側壁19aの上に乗るような大きさにされている。第1の切り欠き21も第1フレーム11に同様にして形成されている。補強フレーム15が回転或いはスライドして固定位置に移動するとき、補強フレーム15の端部は、この落とし込まれた位置から、固定位置A、Bに至るまで、コ字型支持部19のパネル側壁19aと裏面側壁19cに挟まれて移動する。このような構造とすることで、補強フレーム15がバックシート7に接触することをなくし、バックシート7が傷つくことを防止している。
図9は、補強フレーム15の形状の詳細を示す斜視図である。図9に示されるように、補強フレーム15は、長尺平板状の縦片15aと縦片15aの両側部で長手方向に延びる長尺平板状の横片15b、15cを含む断面I字型を成している。縦片15aの両端部には、固定ねじ25がねじ係合する雌ねじ穴15dが螺刻されている(図7、図8)。
図10は、第1フレーム11及び第2フレーム12間に補強フレーム15が架け渡された状態を示す図1のA−A線に沿う矢視断面図である。図10に示すように、補強フレーム15が太陽電池パネル40面に沿って回転或いはスライドしたときに、補強フレーム15の横片15b、15cと干渉して移動が阻止されることがないように、横片15b、15cと対向する位置の第1フレーム11及び第2フレーム12のコ字型支持部19の中央壁19bに逃げ溝19dが形成されている。
第1フレーム11及び第2フレーム12の固定位置A、Bにおいては、コ字型支持部19の中央壁19aに、太陽電池パネル40の中心方向に向かって小板片形状のストッパ27、28が立設されている。ストッパ27、28は、回転する補強フレーム15の端部に当接して、補強フレーム15を固定位置A、Bに押し止める。すなわち、ストッパ27、28は、固定位置A、Bに固定された補強フレーム15の第1の切り欠き21及び第2の切り欠き22と反対側の面に当接するように設けられている。
以上のように、本実施の形態の太陽電池モジュール50によれば、太陽電池パネル40の裏面を横断するように延び、両端部を第1フレーム21及び第2フレーム12のコ字型支持部19内に固定され、太陽電池パネル40が裏面側に撓んだときに太陽電池パネル40を支持する補強フレーム15を有しており、第1フレーム11及び第2フレーム12の長手方向中心位置と異なる位置のコ字型支持部19の裏面側壁に、補強フレーム15の両端部をコ字型支持部19に挿入するための第1の切り欠き21及び第2の切り欠き22が形成されている。そのため、太陽電池パネル40が裏面側に撓んだときに太陽電池パネル40を補強フレーム15で支持することができるとともに、第1フレーム11及び第2フレーム12の長手方向中心位置と異なる位置に第1の切り欠き21及び第2の切り欠き22を形成することで、太陽電池モジュール50の剛性を向上させるとともに、太陽電池パネル40に接触させることなく補強フレーム15を固定位置に移動させることができ、太陽電池パネル40を傷つけることがない。
なお、本実施の形態においては、補強フレーム15は第1フレーム11及び第2フレーム12間に架け渡されているが、補強フレーム15は第3フレーム13及び第4フレーム14間に架け渡されてもよい。この場合、第1の切り欠き21、及び第2の切り欠き22は、第3フレーム13及び第4フレーム14に形成される。
また、本実施の形態の第1フレーム11及び第2フレーム12においては、補強フレーム15が回転或いはスライドしたときに、補強フレーム15の横片15b、15cと干渉しないように、補強フレーム15の横片15b、15cと対向する位置のコ字型支持部19の中央壁19bに逃げ溝19dが形成されているが、逃げ溝19dの幅を横片15b、15cの厚さより若干大きな大きさとすることにより、補強フレーム15が太陽電池パネル40面に沿って回転或いはスライドしたときに、この補強フレーム15の動きをガイドするガイド溝として活用してもよい。
実施の形態2.
図11は、本発明にかかる太陽電池モジュールの実施の形態2の裏面側から見た斜視図である。本実施の形態の太陽電池モジュール51においては、第1フレーム11及び第2フレーム12の長手方向の中心から同じ方向に異なる距離離れた位置に、補強フレーム15を挿入するための切り欠き21B、22Bが形成されている。そして、第1の切り欠き21B及び第2の切り欠き22は、第1フレーム11及び第2フレーム12の長手方向の異なる位置に設けられている。すなわち、第1の切り欠き21B及び第2の切り欠き22Bは、第1フレーム11及び第2フレーム12の太陽電池パネル40の中心Pに対して点対称の位置ではない位置に設けられている。
補強フレーム15は、最終的な固定位置A、Bに対して斜めにされた状態で、第1の切り欠き21B及び第2の切り欠き22Bから、第1フレーム11及び第2フレーム12間に落とし込まれて挿入される。その後、所定の方向にスライド及び回転されて最終的な固定位置A、Bに位置決めされる。図示しないストッパは、固定位置A、Bに固定された補強フレーム15の第1の切り欠き21B及び第2の切り欠き22Bと反対側の面、すなわち、同じ側の面に当接するように設けられている。
本実施の形態の太陽電池モジュール51によれば、第1フレーム11と第2フレーム12とが同形状となるという効果が得られないが、その他、実施の形態1と同様な効果を得ることができる。
実施の形態3.
図12は、本発明にかかる太陽電池モジュールの実施の形態3の裏面側から見た斜視図である。本実施の形態の太陽電池モジュール52においては、太陽電池パネル40の中心Pを挟んで所定距離離れて第1の補強フレーム15Bと第2の補強フレーム15Cとが設けられている。第1の補強フレーム15Bと第2の補強フレーム15Cを挿入するための切り欠き21C、22Cが第1の補強フレーム15Bの固定位置に設けられている。
第2の補強フレーム15Cは、切り欠き21C、22Cから挿入され、自らの固定位置までスライドされ、図示しない固定ねじにて締結される。第1の補強フレーム15Bは、切り欠き21C、22Cから挿入され、そのままその位置に図示しない固定ねじにて締結される。
本実施の形態の太陽電池モジュール52によれば、2本の補強フレームが設けられた場合に、概略実施の形態2と同様な効果を得ることができる。
本発明にかかる太陽電池モジュールは、住宅やビルなどの建物に設置される太陽電池モジュールに有用であり、特に、積雪が多い地方や激しい風雨が発生する地方に設置される太陽電池モジュールに適している。
1 透光性基板
2 受光面側封止材
3 太陽電池セル
4 リード線
5 太陽電池アレイ
6 裏面側封止材
7 バックシート
10 フレーム
11 第1フレーム
12 第2フレーム
13 第3フレーム
14 第4フレーム
15、15B,15C 補強フレーム
15a 縦片
15b,15c 横片
15d 雌ねじ穴
16a 端子ボックス
16b ケーブル
18 パネル保持部
19 コ字型支持部
19a パネル側壁
19b 中央壁
19c 裏面側壁
19d 逃げ溝
21,21B,21C 第1の切り欠き
22,22B,22C 第2の切り欠き
25 固定ねじ
27,28 ストッパ
40 太陽電池パネル
50 太陽電池モジュール
A,B 固定位置
P 太陽電池パネルの中心

Claims (8)

  1. 複数の太陽電池セルを複数並べて成る太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルの対向する2辺の外縁部に沿ってそれぞれ延び、前記外縁部を保護するパネル保持部、及び前記パネル保持部の裏面側に設けられ、前記パネル保持部を支持する断面コ字型のコ字型支持部を有する第1フレーム及び第2フレームと、
    前記太陽電池パネルの裏面を横断するように延び、両端部を前記第1フレーム及び前記第2フレームの前記コ字型支持部内に固定され、前記太陽電池パネルが裏面側に撓んだときに前記太陽電池パネルを支持する補強フレームとを備え、
    前記第1フレーム及び前記第2フレームの長手方向中心位置と異なる位置の前記コ字型支持部の裏面側壁に、前記補強フレームの両端部を前記コ字型支持部に挿入するための切り欠きが形成されている
    ことを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記切り欠きは、前記第1フレーム及び前記第2フレームの前記コ字型支持部の裏面側壁に形成され、前記切り欠きの大きさは、当該切り欠きから前記補強フレームを挿入したときに、前記補強フレームの端部が前記コ字型支持部のパネル側壁に乗るような大きさである
    ことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記切り欠きは、対向して配置された前記第1フレーム及び前記第2フレームの長手方向の異なる位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記補強フレームは、前記太陽電池パネルの裏面の中心部を横断するように延び、
    前記切り欠きは、前記第1フレーム及び前記第2フレームの前記太陽電池パネルの中心に対して点対称の位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記第1フレーム及び前記第2フレームの前記コ字型支持部の前記補強フレームの固定位置に、前記補強フレームの端部に当接して、前記補強フレームの移動を押し止めるストッパが設けられている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記補強フレームは、縦片と前記縦片の両側部で長手方向に延びる横片を含む断面I字型を成し、
    前記第1フレーム及び前記第2フレームの前記コ字型支持部の中央壁に、前記補強フレームが太陽電池パネル面に沿って回転したときに前記横片と緩衝しないように逃げ溝が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記補強フレームは、縦片と前記縦片の両側部で長手方向に延びる横片を含む断面I字型を成し、
    前記第1フレーム及び前記第2フレームの前記コ字型支持部の中央壁に、前記補強フレームが太陽電池パネル面に沿って回転したときに端部が前記第1フレーム及び前記第2フレームに沿って移動するように、ガイド溝が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  8. 複数の太陽電池セルを複数並べて成る太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルの対向する2辺の外縁部に沿ってそれぞれ延び、前記外縁部を保護するパネル保持部、及び前記パネル保持部の裏面側に設けられ、前記パネル保持部を支持する断面コ字型のコ字型支持部を有する第1フレーム及び第2フレームと、
    前記太陽電池パネルの裏面を横断するように延び、両端部を前記第1フレーム及び前記第2フレームの前記コ字型支持部内に固定され、前記太陽電池パネルが裏面側に撓んだときに前記太陽電池パネルを支持する補強フレームとを備えた太陽電池モジュールの製造方法において、
    前記第1フレーム及び前記第2フレームの長手方向中心位置と異なる位置の前記コ字型支持部の裏面側壁に切り欠きを形成しておき、
    前記補強フレームの両端部を前記コ字型支持部に挿入し、
    その後、前記補強フレームを回転或いはスライドさせて固定位置に移動させる
    ことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
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