JP2011113601A - ディスククランパ - Google Patents

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Daisuke Kosaka
大介 高阪
Masaki Nakaya
昌己 仲谷
Kazuo Ichinohe
一男 一戸
Toshihiro Kobayashi
智弘 小林
Yasuhide Mizuta
康秀 水田
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Abstract

【課題】 ディスク押えと鍔体とが、組立て時とは逆向きに回動してしまうことを阻止する対策を講じることによって、組み立てられたディスククランパが不慮に分解されてしまうことを防止する。
【解決手段】 ディスク押え10と鍔体40とを連結するための結合機構Mを有する。結合機構Mが、スペーサ50と、開口部60と、スペーサ50の基端縁部でなる被係止部51に係合する爪部23を備えた係止フック20とを有する。開口部60が幅広部61と幅狭部62とを有する。開口部60の幅狭部62に位置している爪部23が幅広部61へ移動することを阻止するストッパ機構Sを備える。ストッパ機構Sが爪部23に係合する突起65を備える。突起65を幅狭部62の口縁に形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、CD、DVD、BDといった円板形のディスクを取り扱うディスククランパ、特に、組立後や動作中に不慮に分解されることを防止するための対策が講じられているディスククランパに関する。
この種のディスククランパは、ディスクの記録面を光学的に処理するディスク装置に採用されていて、一般的にはそのディスク装置のローダシャーシに配備されるクランパプレートに取り付けられている。また、このディスククランパは、クランパプレートへの取り付けの便宜などを考慮して、円板形のディスク押え及びその付属要素と円板形の鍔体及びその付属要素とに分かれていて、それらを組み合わせることによって上記ディスククランパに取り付けられる。さらに、ディスククランパは、ターテンーブルとの間でディスクを挟持した状態で高速回転するために、その高速回転中の振動によって不慮に分解されてしまうという事態を回避しておく必要があるだけでなく、ディスク装置の光学性能を維持する上でディスククランパに高い機械的精度が要求されるために、人為的な操作によって容易に分解されてしまうという事態を回避しておく必要もある。
次に、従来例としてのディスククランパの構成部材を図7〜図9を参照して説明し、図10、図11及び図12を参照して組立工程を説明し、さらに図13を参照してその動作状態を説明する。
図7はディスク押え10とその付属要素を内面側から見て示した平面図、図8は鍔体とその付属要素を外面側から見て示した平面図、図9は鍔体とその付属要素を内面側から見て示した平面図である。また、図10は組立工程の初期段階を示した平面図、図11は組立後の状態を示した平面図である。さらに、図12は組立て前の状態を説明的に示した縦断側面図、図13は動作状態の縦断側面図である。
図7のように、ディスク押え10は円板形に形成されていて、その中央に円形孔11が開設されていると共に、その円形孔11の周辺部分が内側(上側)へ膨らみ出ていることによって、その周辺部分の外面側に円形凹所12(図12又は図13参照)が形成されている。ディスク押え10の付属要素には、上記円形孔11の周囲でディスク押え10の周方向等角度おきの3箇所に設けられた係止フック20と、背低円筒状の位置決め片30とが含まれる。円筒状の位置決め片30は上記係止フック20の形成箇所ごとに欠除されている。31は位置決め片30の欠除箇所を示している。係止フック20は、ディスク押え10の内面から立ち上げられた弾性を備える脚部22とその脚部22の頂部に形成されている外向きの爪部23とを有する。ディスク押え10と係止フック20と位置決め片30とは樹脂の一体成形体でなる。なお、21は係止フック20の成形時の型抜き跡によって生じた開口である。
図8又は図9のように、鍔体40は円板形に形成されている。鍔体40の付属要素には、その鍔体40の内面から立ち上げられた円筒状のスペーサ50と、そのスペーサの内側に形成されている複数箇所の内向き片41と、それらの内向き片41の内側に形成されている径小筒部42とが含まれている。また、鍔体40には、スペーサ50の形成箇所の複数箇所に位置する開口部60が開設されていて、この開口部60ではスペーサ50の基端縁部が表面側に露出している。
上記開口部60は、上記ディスク押え10の係止フック20の爪部23を挿入可能な幅を有する幅広部61と、この幅広部61の片側に位置してその幅広部61に連続する幅狭部62とを有し、幅狭部62の内側の口縁部は、その幅狭部62に位置している上記係止フック20の爪部23に対峙する爪受け部63として形成されている。
ディスククランパは、上記した構成を有するディスク押え10と鍔体40とを同心状に連結することによって構成されるのであって、その連結のための結合機構が、鍔体40側のスペーサ50及び開口部60と、ディスク押え10側の係止フック20とによって形成されている。
図10及び図11のように、ディスク押え10と鍔体40とを同心状に連結するための結合機構Mは、ディスククランパCの周方向等角度おきの複数箇所、図例では3箇所に介在されている。
図10及び図12はディスククランパの組立工程の初期段階を示している。この初期段階では、ディスク押え10側の位置決め片30を鍔体40側の円筒状のスペーサ50の内側に嵌合することによってディスク押え10と鍔体40とを同心状に位置合わせすることと、ディスク押え10側の係止フック20の爪部23を、スペーサ50の基端縁部によって形成されている被係止部51に係合させること、とが行われる。爪部23を被係止部51に係合させる工程では、3箇所の係止フック20の爪部23を鍔体40側のスペーサ50の内側に押し込むことにより、係止フック20の脚部22を弾性を利用して撓ませながら爪部23にスペーサ50を乗り越えさせて、その爪部23を開口部60の幅広部61に挿入すると共に、脚部22を弾性により復帰させて幅広部61に挿入した爪部23を上記被係止部51に係合させる、という手順が行われる。
次の段階では、図11に矢印Rで示したようにディスク押え10に対して鍔体40を相対的に回動させることによって、開口部60の幅広部61内でスペーサ50の被係止部51に係合している係止フック20の爪部23を、その開口部60の幅狭部62に向けて移動させる。この操作を行うと、幅狭部62の内側の口縁部によって形成されている爪受け部63が爪部23の背面に対峙して爪部23が被係止部51から離脱することが阻止される。
なお、上記した組立工程では、図12によって判るように、ディスク装置のローダシャーシ(不図示)に配備されるクランパプレート70の円形孔部71に鍔体40側の円筒状のスペーサ50を挿入して遊嵌合させることと、鍔体40とディスク押え10との間に永久磁石80(又は鉄板などのヨーク)を組み付けることと、が行われる。
図13のように、クランパプレート70に取り付けられたディスククランパCは、ディスク装置のターテーブル100に載架されているディスクDを、永久磁石80(又はヨーク)の吸引作用を介し、そのターンテーブル100と共働して挟持する。この挟持状態では、ディスククランパCのディスク押え10がディスクDをターンテーブル100に押し付けている。また、図示していないけれども、ディスクDの載架されているターテーブル100が退避位置まで下降すると、ディスククランパCの鍔体40がクランパプレート70の円形孔部71の周縁部により形成されている鍔受部72により受け止められて、ディスク押え10がターンテーブル100から離れる。
先行例には、フックと係合孔との係合構造を利用して組み立てられたクランパが開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
他の先行例には、クランパ本体と蓋体との結合強度を高める対策が講じられたクランパについての記述がある(たとえば、特許文献2参照)。
さらに他の先行例には、薄形化を図るための対策を講じたクランパを有するディスク装置についての記述がある(たとえば、特許文献3参照)。
特開2008−4209号公報 特開2004−185774号公報 特開2005−158212号公報
図10及び図11を参照して説明したところから明らかなように、従来例としてのディスククランパCは、ディスク押え10側の係止フック20を鍔体40側の開口部60の幅広部61に挿入して係止フック20の爪部23を被係止部51に係合させた後、ディスク押え10と鍔体40とを相対的に回動させて係止フック20の爪部23を開口部60の幅狭部62にまで移動させる、という操作を行うだけで組み立てることができる。そして、組立て後には、開口部60の幅狭部62の爪受け部63が爪部23の背面に対峙してその爪部23が被係止部51から離脱することを阻止するため、係止フック20の脚部22が内方へ撓み変形して爪部23が被係止部51から離脱するという状況での不慮の分解は起こり得ない。
しかしながら、従来例のディスククランパCにあっては、図11又は図13のように、爪受け部63が被係止部51に係合している爪部23の背面に対峙しているとしても、ディスク押え10と鍔体40とが、組立て時とは相対的に逆向きに回動した場合には、係止フック20の爪部23が開口部60の幅狭部62から出て幅広部61にまで移動するという事態が起こり得る。そして、このような事態が起こると、幅広部61内で爪部23が背面側に変位して被係止部51から離脱してしまい、その結果、ディスククランパCが不慮に分解されてしまうおそれがある。この状況は、ターテンーブルとの間でディスクを挟持した状態でディスククランパCが高速回転しているときの振動などによって生じる可能性があり、人為的な操作によってなされる可能性もある。
本発明は以上の状況に鑑みてなされたものであり、組立て後のディスク押えと鍔体とが、組立て時とは相対的に逆向きに回動してしまうことを未然に阻止することのできる対策を講じることによって、不慮に分解されてしまうことを防止することのできるディスククランパを提供することを目的とする。
本発明に係るディスククランパは、ターンテーブルとの間でディスクを挟持する円板形のディスク押えと、このディスク押えに対向される円板形の鍔体と、ディスク押えと鍔体とのうちの一方側部材に設けられてそれらの対向間隔を規制する円筒状のスペーサと、上記スペーサが遊嵌合される円形孔部を有するクランパプレートと、この円形孔部の周縁部により形成されて上記鍔体を係止する鍔受部と、ディスク押えと鍔体とを同心状に連結するための結合機構と、を有する。また、上記結合機構が、上記スペーサと、このスペーサを備える上記一方側部材に開設されてそのスペーサの基端縁部を露出させる開口部と、鍔体又はディスク押えのうちの他方側部材に設けられて、上記開口部から露出している上記スペーサの基端縁部によって形成された被係止部に係合することによってそのスペーサを当該他方側部材との間に挟み込む爪部を備えた係止フックと、を有する。上記開口部は、上記係止フックの爪部が挿入される幅広部と、上記被係止部に係合している上記爪部の背面に対峙してその爪部が被係止部から離脱することを阻止する爪受け部を備えた幅狭部と、が連続してなる。
そして、この発明では、特に、上記開口部の幅狭部に位置している上記爪部がその幅狭部から幅広部へ移動することを阻止するストッパ機構を備えている。
この構成であると、開口部の幅狭部でスペーサの被係止部に係合している係止フックの爪部が、その幅狭部内で被係止部から離脱することが爪受け部によって阻止されるだけでなく、ストッパ機構の作用で、爪部が幅狭部から幅広部へ移動することが阻止される。そのため、組立て後のディスク押えと鍔体とが、組立て時とは相対的に逆向きに回動してしまうことが未然に阻止されることになり、ディスククランパが不慮に分解されてしまうことがなくなる。
本発明において、上記ストッパ機構は、上記爪部の背部に具備された凹入部と、上記開口部の幅狭部の口縁に形成されて上記凹入部に嵌合して上記爪部の上記移動を阻止する突起でなるものであっても、上記開口部の幅狭部の口縁に形成されて上記爪部の幅方向端に係合して上記移動を阻止する突起でなるものであってもよい。
ストッパ機構が、上記のように開口部の幅狭部の口縁の突起によって形成されているものにおいて、その突起は、上記爪部が上記開口部の幅広部から幅狭部へ向けて移動するときに、その爪部を有する上記係止フック又は上記スペーサを弾性変形させながら当該爪部を乗り越えさせる形状を有していることが望ましい。この構成であれば、組立工程では、従来例で説明したところと同様に、係止フックを開口部の幅広部に挿入して係止フックの爪部を被係止部に係合させた後、ディスク押えと鍔体とを相対的に回動させて係止フックの爪部を開口部60の幅狭部にまで移動させる、という操作を行うだけで組み立てることができる。
本発明では、上記結合機構が、当該ディスククランパの回転方向等角度おきの3箇所に設けられている、という構成を採用することが可能である。
本発明によると、開口部の幅狭部でスペーサの被係止部に係合している係止フックの爪部が、その幅狭部内で被係止部から離脱することが爪受け部によって阻止されるだけでなく、開口部に設けられた突起でなるストッパの作用で、爪部が幅狭部から幅広部へ移動することが阻止されるため、ディスククランパが高速回転時の振動や人為的な操作によって不慮に分解されてしまうことがなくなる。したがって、ディスククランパを備えたディスク装置の動作信頼性が向上する。
本発明の実施形態によるディスククランパの組立て後の状態を示した平面図である。 本発明の実施形態の1つの結合機構について示した組立工程の説明図である。 本発明の実施形態の開口部と被係止部とを示した拡大平面図である。 本発明の他の実施形態によるディスククランパの組立後の状態を示した平面図である。 他の実施形態の1つの結合機構について示した組立工程の説明図である。 他の実施形態の開口部と被係止部とを示した拡大平面図である。 従来例によるディスククランパのディスク押えなどを内面側から見て示した平面図である。 従来例によるディスククランパの鍔体などを外面側から見て示した平面図である。 従来例によるディスククランパの鍔体などを内面側から見て示した平面図である。 従来例によるディスククランパの組立工程の初期段階を示した平面図である。 従来例によるディスククランパの組立後の状態を示した平面図である。 従来例によるディスククランパの組立て前の状態を説明的に示した縦断側面図である。 ディスククランパの動作状態の縦断側面図である。
図1は本発明の実施形態によるディスククランパの組立後の状態を示した平面図、図2は1つの結合機構Mについて示した組立工程の説明図、図3は開口部60と被係止部51とを示した拡大平面図である。
この実施形態のディスククランパは、図7に示したディスク押え10やその付属要素、図8及び図9に示した鍔体40やその付属要素の構成をすべて備えている。したがって、以下では、説明の重複を避けるために、図7〜図9に示した要素と同一又は相応する要素に同一の符号を付すことによって、ディスク押え10や鍔体40、それらの付属要素についての詳細構造の説明を省略する。
図1又は図2のように、この実施形態のディスククランパCは、鍔体40に備わっている開口部60の幅狭部62に位置している爪部23がその幅狭部62から幅広部61へ移動することを阻止するストッパ機構Sを備えている。
図2に拡大して示したように、ストッパ機構Sは、爪部23の背部に具備された凹入部24と、開口部60の幅狭部62の口縁に形成された外向きの突起65とによって形成されている。そして、凹入部24には鍔体40の半径方向内向きに突き出た係合面25が備わっている。これに対し、図2又は図3に示したように、突起65には、ディスク押え10の半径方向外向きに突き出た係合面66が備わっている。さらに、突起65には、組立て時に爪部23を乗り越えさせるための傾斜したガイド面67が備わっている。
この実施形態のディスククランパCにおいて、組立工程では、図10及び図11を参照して説明したところと同様の操作が行われる。すなわち、初期段階では、ディスク押え10側の位置決め片30を鍔体40側の円筒状のスペーサ50の内側に嵌合することによってディスク押え10と鍔体40とを同心状に位置合わせすることと、ディスク押え10側の係止フック20の爪部23を、スペーサ50の基端縁部によって形成されている被係止部51に係合させること、とが行われる。爪部23を被係止部51に係合させる工程では、3箇所の係止フック20の爪部23を鍔体40側のスペーサ50の内側に押し込むことにより、係止フック20の脚部22を弾性を利用して撓ませながら爪部23にスペーサ50を乗り越えさせて、その爪部23を開口部60の幅広部61に挿入すると共に、脚部22を弾性により復帰させて幅広部61に挿入した爪部23を被係止部51に係合させる、という手順が行われる。
次の段階では、ディスク押え10と鍔体40とを、図1又は図2の矢印Rのように(又は図11の矢印R)相対的に回動させることによって、係止フック20の爪部23を開口部60の幅狭部62に向けて移動させる。この操作を行うと、係止フック20やスペーサ50を弾性変形させながら爪部23が突起65のガイド面67を摺動してその突起65を乗り越え、爪部23の凹入部24と突起65とが図2のように嵌合して組立工程が終了する。
図1又は図2に示した組立て後のディスククランパCにおいて、開口部60の幅狭部62に位置して被係止部51に係合している爪部23の凹入部24と突起65とが嵌合している状態では、幅狭部62の内側の口縁部によって形成されている爪受け部63が爪部23の背面に対峙して爪部23が被係止部51から離脱することが阻止される。これと併せて、凹入部24及び突起65の係合面25,66同士の係合構造によって、爪部23が幅狭部62から幅広部61へ移動することが阻止される。したがって、ディスククランパCが一旦組み立てられた後は、爪部23が幅狭部62から幅広部61に移動することがなくなり、ディスククランパCが高速回転して振動しても、あるいは、人為的にディスク押え10と鍔体40とが相対的に逆向き回動操作されても、爪部23が被係止部51から離脱することはない。
図4は本発明の他の実施形態によるディスククランパの組立後の状態を示した平面図、図5は1つの結合機構Mについて示した組立工程の説明図、図6は開口部60と被係止部51とを示した拡大平面図である。
この実施形態のディスククランパは、図7に示したディスク押え10やその付属要素、図8及び図9に示した鍔体40やその付属要素の構成をすべて備えている。したがって、以下では、説明の重複を避けるために、図7〜図9に示した要素と同一又は相応する要素に同一の符号を付すことによって、ディスク押え10や鍔体40、それらの付属要素についての詳細構造の説明を省略する。
この実施形態のストッパ機構Sを、図1〜図3に示した実施形態のストッパ機構Sと比べると次の点で相違している。すなわち、開口部60の幅狭部62の周方向長さを図1〜図3に示したそれよりも延長することによって、幅狭部62に位置している爪部23の幅方向端縁26に、ストッパ機構Sを形成している突起65の係合面66が係合する構成としてある。この実施形態において、その他の構成は図1〜図3に示した実施形態と同様である。したがって、同一又は相応する部分に同一の符号を付してある。
このストッパ機構Sによっても、ディスククランパCが一旦組み立てられた後は、爪部23が幅狭部62から幅広部61に移動することがなくなり、ディスククランパCKが高速回転して振動しても、あるいは、人為的にディスク押え10と鍔体40とが相対的に逆向き回動操作されても、爪部23が被係止部51から離脱することはない。
以上説明した実施形態では、結合機構Mのスペーサ50と開口部60とが鍔体40に設けられ、結合機構Mの係止フック20がディスク押え10に設けられているけれども、この点は、スペーサと開口部とをディスク押えに設け、係止フックを鍔体に設けておいてもよい。また、ストッパ機構Sについては、凹入部24が爪部23に設けられ、突起65が開口部60の幅狭部62の口縁に設けられているけれとも、これとは逆に、凹入部を開口部の幅狭部の口縁に設け、突起を爪部に設けておいてもよい。
10 ディスク押え
20 係止フック
24 凹入部
26 爪部の幅方向端縁
40 鍔体
50 スペーサ
51 被係止部
60 開口部
61 幅広部
62 幅狭部
63 爪受け部
65 突起
70 クランパプレート
71 円形孔部
72 鍔受部
100 ターンテーブル
C ディスククランパ
D ディスク
M 結合機構
S ストッパ機構

Claims (5)

  1. ターンテーブルとの間でディスクを挟持する円板形のディスク押えと、このディスク押えに対向される円板形の鍔体と、ディスク押えと鍔体とのうちの一方側部材に設けられてそれらの対向間隔を規制する円筒状のスペーサと、上記スペーサが遊嵌合される円形孔部を有するクランパプレートと、この円形孔部の周縁部により形成されて上記鍔体を係止する鍔受部と、ディスク押えと鍔体とを同心状に連結するための結合機構と、を有し、
    上記結合機構が、上記スペーサと、このスペーサを備える上記一方側部材に開設されてそのスペーサの基端縁部を露出させる開口部と、鍔体又はディスク押えのうちの他方側部材に設けられて、上記開口部から露出している上記スペーサの基端縁部によって形成された被係止部に係合することによってそのスペーサを当該他方側部材との間に挟み込む爪部を備えた係止フックと、を有し、
    上記開口部は、上記係止フックの爪部が挿入される幅広部と、上記被係止部に係合している上記爪部の背面に対峙してその爪部が被係止部から離脱することを阻止する爪受け部を備えた幅狭部と、が連続してなり、
    上記開口部の幅狭部に位置している上記爪部がその幅狭部から幅広部へ移動することを阻止するストッパ機構を備えていることを特徴とするディスククランパ。
  2. 上記ストッパ機構が、上記爪部の背部に具備された凹入部と、上記開口部の幅狭部の口縁に形成されて上記凹入部に嵌合して上記爪部の上記移動を阻止する突起でなる請求項1に記載したディスククランパ。
  3. 上記ストッパ機構が、上記開口部の幅狭部の口縁に形成されて上記爪部の幅方向端に係合して上記移動を阻止する突起でなる請求項1に記載したディスククランパ。
  4. 上記突起は、上記爪部が上記開口部の幅広部から幅狭部へ向けて移動するときに、その爪部を有する上記係止フック又は上記スペーサを弾性変形させながら当該爪部を乗り越えさせる形状を有している請求項2又は請求項3に記載したディスククランパ。
  5. 上記結合機構が、当該ディスククランパの回転方向等角度おきの3箇所に設けられている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載したディスククランパ。
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