JP2011113453A - タッチパネル - Google Patents

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Toshiharu Fukui
俊晴 福井
Shinji Kobayashi
伸二 小林
Tatsuyuki Fujii
樹之 藤井
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Abstract

【課題】各種電子機器に用いられるタッチパネルに関し、安定した電気的接離が行え、確実な操作の可能なものを提供することを目的とする。
【解決手段】略額縁状のスペーサ6の内周縁に、光透過性の段差部12を設けることによって、スペーサ6内周縁近傍の端部操作が行われた場合にも、段差部12により上基板1の極端な折曲が緩和され、上導電層3の亀裂や破損を防ぐことができるため、安定した電気的接離が行え、確実な操作の可能なタッチパネルを得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に各種電子機器の操作に用いられるタッチパネルに関するものである。
近年、携帯電話や電子カメラ等の各種電子機器の高機能化や多様化が進むなか、液晶表示素子等の表示素子の前面に光透過性のタッチパネルを装着し、このタッチパネルを通して背面の表示素子の表示を見ながら、指やペン等でタッチパネルを押圧操作することによって、機器の様々な機能の切換えを行うものが増えており、確実で多様な操作の行えるものが求められている。
このような従来のタッチパネルについて、図4及び図5を用いて説明する。
なお、これらの図面は構成を判り易くするために、部分的に寸法を拡大して表している。
図5は従来のタッチパネルの断面図であり、同図において、1は光透過性の上基板、2は同じく光透過性の下基板で、上基板1の下面には酸化インジウム錫等の光透過性の上導電層3が、下基板2の上面には同じく下導電層4が各々形成されている。
また、下導電層4上面には絶縁樹脂によって、複数のドットスペーサ5が所定間隔で形成されると共に、上導電層3の両端には一対の上電極(図示せず)が、下導電層4の両端には、上電極とは直交方向の一対の下電極(図示せず)が各々形成されている。
さらに、6は上基板1と下基板2間の外周に形成された略額縁状のスペーサで、このスペーサ6の上下面または片面に塗布形成された接着剤(図示せず)によって、上基板1と下基板2の外周が貼り合わされ、上導電層3と下導電層4が所定の間隙を空けて対向するようにして、タッチパネルが構成されている。
そして、このように構成されたタッチパネルが、液晶表示素子等の表示素子の前面に配置されて電子機器に装着されると共に、一対の上電極と下電極が機器の電子回路(図示せず)に電気的に接続される。
以上の構成において、タッチパネル背面の表示素子の表示に応じて、上基板1上面の中間部Aや右端部B等を、指或いはペン等で押圧操作すると、上基板1が撓み、押圧された箇所の上導電層3が下導電層4に接触する。
そして、電子回路から上電極と下電極へ順次電圧が印加され、これらの電極間の電圧比によって、押圧された箇所を電子回路が検出し、機器の様々な機能の切換えが行なわれる。
つまり、タッチパネル背面の表示素子に、例えば図4の正面図に示すように、複数のメニュー7等が表示された状態で、所望のメニュー7上の上基板1上面を押圧操作すると、この操作された位置を電子回路が検出し、複数のメニューの中から所望のメニューの選択等が行われるように構成されている。
なお、上記のように押圧操作を行う際、表示素子の複数のメニュー7等は、一般に上基板1の中間部に表示されているため、上基板1は図5に示す中間部Aが押圧操作され、前後左右の端部、例えば右端部B等が押圧操作されることは通常ないが、布等で上基板1上面の汚れを拭き取る場合等には、このスペーサ6の内周縁近傍が押圧される場合がある。
そして、このように右端部Bのスペーサ6の内周縁近傍等が押圧操作された場合、中間部Aが押圧され、上基板1が前後左右にほぼ均等に撓んだ場合とは異なり、上基板1右端のスペーサ6内周縁の箇所には大きな折曲が加わる。
さらに、この右端部Bをスペーサ6の内周縁近傍に沿って、なぞるように強く押圧した場合には、この箇所の上基板1や上導電層3に極端な折曲が加わるため、このような端部操作が繰返されると、上基板1下面の上導電層3に亀裂や破損が生じ、上導電層3と下導電層4の電気的接触が不安定なものとなってしまう場合がある。
このため、例えば、スペーサ6の内周縁を波形や鋸歯形の凹凸状に形成することによって、スペーサ6の内周縁が端部操作され強い力が加わった場合でも、上導電層3に生ずる亀裂や破損を部分的なものになるようにする等の対策が行われてはいるが、このような不具合を解消し、安定した電気的接触を得るようにすることは困難なものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2008−234395号公報
しかしながら、上記従来のタッチパネルにおいては、スペーサ6内周縁近傍が押圧操作された場合、上基板1のスペーサ6内周縁の箇所に加わった大きな折曲によって、下面の上導電層3に亀裂や破損が生じ、上導電層3と下導電層4の電気的接触が不安定なものとなってしまう場合があるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、端部操作による上導電層の亀裂や破損を防ぎ、確実で安定した操作の可能なタッチパネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、上基板と下基板間の外周縁に形成された略額縁状のスペーサの内周縁に、光透過性の段差部を設けてタッチパネルを構成したものであり、スペーサ内周縁近傍の端部操作が行われた場合にも、スペーサの内周縁の段差部によって上基板の極端な折曲が緩和され、上導電層の亀裂や破損を防ぐことができるため、安定した電気的接離が行え、確実な操作の可能なタッチパネルを得ることができるという作用を有するものである。
以上のように本発明によれば、安定した電気的接離が行え、確実な操作の可能なタッチパネルを実現することができるという有利な効果が得られる。
本発明の一実施の形態によるタッチパネルの断面図 同平面図 同他の実施の形態による平面図 機器の正面図 従来のタッチパネルの断面図
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
なお、これらの図面は構成を判り易くするために、部分的に寸法を拡大して表している。
また、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるタッチパネルの断面図、図2は同平面図であり、同図において、1はポリエチレンテレフタレートやポリエーテルサルホン、ポリカーボネート等の光透過性の上基板で、下面には酸化インジウム錫や酸化錫等の光透過性の上導電層3が、スパッタ法等によって形成されると共に、この上導電層3の左右端から外周前端に延出する、銀やカーボン等の一対の上電極11が印刷等によって設けられている。
また、2は同じくフィルム状またはガラスやアクリル等の薄板状で光透過性の下基板で、上面には酸化インジウム錫や酸化錫等の光透過性の下導電層4が、スパッタ法等によって形成されると共に、この下導電層4の前後端には、上電極11とは直交方向の一対の下電極(図示せず)が形成されている。
さらに、下導電層4の上面にはエポキシやシリコーン等の絶縁樹脂によって、直径30〜60μm前後、高さ8〜12μm前後の複数のドットスペーサ5が所定間隔、例えば1〜2.5mm前後の間隔で設けられている。
そして、6はポリエステルやエポキシ、不織布等のスペーサで、略額縁状で高さ100μm前後のスペーサ6が、上基板1と下基板2間の外周内縁に形成されると共に、このスペーサ6の上下面または片面に塗布形成されたアクリルやゴム等の接着剤(図示せず)によって、上基板1と下基板2の外周が貼り合わされ、上導電層3と下導電層4が所定の空隙を空けて対向している。
また、12はエポキシやポリエステル等の光透過性の段差部で、直径50〜250μm前後、高さ1〜5μm前後の複数の段差部12が、印刷等によってスペーサ6の内周縁に所定間隔、例えば0.2〜1mm前後の間隔でドット状に形成されている。
さらに、13はポリイミドやポリエチレンテレフタレ−ト等のフィルム状の配線基板で、上下面には銅箔や銀、カーボン等の複数の配線パターン(図示せず)が形成されると共に、後端が上基板1と下基板2前端の間に挟持され、エポキシやアクリル、ポリエステル等の合成樹脂内に、ニッケルや樹脂等に金メッキを施した複数の導電粒子を分散した異方導電接着剤(図示せず)等によって、各配線パターンの後端が上電極11や下電極に各々接着接続されて、タッチパネルが構成されている。
そして、このように構成されたタッチパネルが、液晶表示素子等の表示素子の前面に配置されて電子機器に装着されると共に、一対の上電極11と下電極が配線基板13の複数の配線パターンを介して、機器の電子回路(図示せず)に電気的に接続される。
以上の構成において、タッチパネル背面の表示素子の表示に応じて、上基板1上面の中間部Aや右端部B等を、指或いはペン等で押圧操作すると、上基板1が撓み、押圧された箇所の上導電層3が下導電層4に接触する。
そして、電子回路から配線基板13の複数の配線パターンを介して、上電極11と下電極へ順次電圧が印加され、これらの電極間の電圧比によって、押圧された箇所を電子回路が検出し、機器の様々な機能の切換えが行なわれる。
つまり、タッチパネル背面の表示素子に、例えば図4の正面図に示すように、複数のメニュー7等が表示された状態で、所望のメニュー7上の上基板1上面を押圧操作すると、この操作された位置を電子回路が検出し、複数のメニューの中から所望のメニューの選択等が行われるように構成されている。
なお、上記のように押圧操作を行う際、中間部Aを押圧した場合には、上基板1が前後左右にほぼ均等に撓むが、例えば、布等で上基板1上面の汚れを拭き取る場合等のように、右端部Bを押圧した場合には、スペーサ6の内周縁近傍に大きな折曲が加わり、さらに、この右端部Bをスペーサ6の内周縁近傍に沿って、なぞるように強く押圧した場合には、この箇所の上基板1や上導電層3に極端に大きな力が加わってしまう。
しかしながら、本発明においては、略額縁状のスペーサ6の内周縁に、光透過性でドット状の複数の段差部12が形成されているため、この段差部12によって上基板1の極端な折曲が緩和され、下面の上導電層3の亀裂や破損を防ぐことができるようになっている。
すなわち、スペーサ6の内周縁に、ドットスペーサ5の高さよりもやや低いドット状の複数の段差部12を設けることによって、この上方の右端部Bの端部操作が行われた場合にも、この段差部12に上導電層3が当接して、上基板1右端のスペーサ6内周縁の箇所の折曲が小さなものとなるようにすることで、上導電層3の亀裂や破損を防ぎ、安定した電気的接離が可能で、確実な操作が行えるように構成されている。
さらに、この複数の段差部12の間隔を、ドットスペーサ5よりも小さな間隔に形成することで、右端部B等の端部操作が行われた場合に、この箇所の上導電層3の下導電層4への接触を防ぎ、メニュー7以外の箇所の押圧による誤操作を防止できるようになっている。
なお、以上の説明では、スペーサ6の内周縁に、ドット状の段差部12を形成した構成について説明したが、図3の平面図に示すように、高さ1〜5μm前後の略額縁状で、内周縁が幅0.2〜0.5mm前後の略鋸歯状となった光透過性の段差部12Aを、スペーサ6内周縁に設けた構成としても本発明の実施は可能であり、同様の効果を得ることができる。
すなわち、スペーサ6の内周縁に形成された、略額縁状で光透過性の段差部12Aによって、右端部B等の端部操作が行われた場合に、この段差部12A上面に上導電層3下面が当接して、上基板1端部のスペーサ6内周縁の箇所の折曲を小さくすることで、上導電層3の亀裂や破損を防ぐことができるように構成されている。
また、上記のように、段差部12Aの内周縁を略鋸歯状に形成することによって、タッチパネル背面の表示素子からの光が、この段差部12A内周縁の端面で反射して、表示素子に表示されたメニュー7等が見づらくなることを、防ぐことができるようになっている。
つまり、段差部12Aの内周縁を略鋸歯状ではなく、平坦な直線状に形成した場合、タッチパネル背面の表示素子からの光が、この内周縁の平坦な端面で反射して斑な干渉縞が生じ、これによって表示素子に表示されたメニュー7等が見づらくなってしまう。
これに対し、段差部12Aの内周縁を略鋸歯状、あるいは上記のように、段差部12をドット状に形成することによって、このような端面での光の反射による干渉縞の発生を防ぎ、タッチパネル背面の表示素子のメニュー7等の表示が見易くなるように構成されている。
このように本実施の形態によれば、略額縁状のスペーサ6の内周縁に、光透過性の段差部12や12Aを設けることによって、スペーサ6内周縁近傍の端部操作が行われた場合にも、段差部12や12Aにより上基板1の極端な折曲が緩和され、上導電層3の亀裂や破損を防ぐことができるため、安定した電気的接離が行え、確実な操作の可能なタッチパネルを得ることができるものである。
本発明によるタッチパネルは、安定した電気的接離が行え、確実な操作の可能なものを提供することができるという有利な効果を有し、各種電子機器の操作用として有用である。
1 上基板
2 下基板
3 上導電層
4 下導電層
5 ドットスペーサ
6 スペーサ
7 メニュー
11 上電極
12、12A 段差部
13 配線基板

Claims (1)

  1. 下面に上導電層が形成された光透過性の上基板と、上面に上記上導電層と所定の空隙を空けて対向する下導電層が形成された光透過性の下基板と、上記上基板と下基板間の外周縁に形成された略額縁状のスペーサからなり、上記スペーサ内周縁に光透過性の段差部を設けたタッチパネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107506089A (zh) * 2017-09-26 2017-12-22 黄石瑞视光电技术股份有限公司 触摸屏

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