JP2011111186A - 包装袋 - Google Patents

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JP2011111186A
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JP2009268465A
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Yoshiro Uchida
陽司郎 内田
Tamaki Kaneyasu
環 兼安
Katsumi Ishii
勝己 石井
Yoji Hanahara
洋二 花原
Megumi Tajima
恵 田島
Tetsuaki Okuda
哲章 奥田
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Fujimori Kogyo Co Ltd
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Fujimori Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、包装袋の内容物を完全に取り出し、また、包装袋内部を容易に洗浄することができる包装袋を提供する。
【解決手段】フィルムの周縁部にヒートシールして袋状に形成し、上部に注出口、下部には底部を形成する底紙折り込み部が設けられた自立式の包装袋であって、該包装袋の側面に位置するヒートシールされた部分において、包装袋の下方、かつ前記底紙折り込み部の上端よりも上方の位置に、開封補助手段を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、周縁部がヒートシールされた注出口付きの自立式包装袋に関する。
様々な食品や医薬医療品、あるいは、シャンプーやリンス、洗剤の詰め替え用といった液体や粘稠体を収容するために、周縁部にヒートシールが施された包装袋が、家庭や医療現場等で広く用いられている。
このような包装袋には、吊り下げた状態で下方に設けられた注出口から内容物を抽出するものや、包装袋を手で押して注出口から内容物を押出して容器に移し替えて使用するものなど、様々なものが用いられている。
また、注出口を設ける代わりに開封補助手段を設けて使用する際に開封補助手段から開封し開口を設けて、内容物を取り出すものも用いられている(特許文献1参照)。
実用新案登録3142921号公報
上述のような従来の包装袋の1つに、自立式で上部に設けた注出口から内容物を抽出するものがあるが、注出口付きの包装袋の場合、最後は手で内容物を絞り出すようにしなければ完全に使い切ることが難しく、また、自立式とするために底部を形成するように下部に設けた底紙折り込み部に内容物が残りやすいという問題があった。
特に、最近のゴミの分別収集を考えると、包装袋の内容物を全て使い切り、さらに、包装袋内部を綺麗にすることが包装袋を処分する際に求められている。そこで、本発明は注出口付きの自立式包装袋の下方に開封補助手段を設けることで、包装袋の内容物を完全に取り出し、また、包装袋内部を容易に洗浄することができる包装袋を提供することを目的とする。
本発明の包装袋は、フィルムの周縁部をヒートシールして袋状に形成し、上部に注出口、下部には底部を形成する底紙折り込み部が設けられた自立式の包装袋であって、包装袋の側面に位置するヒートシールされた部分において、包装袋の下方、かつ前記底紙折り込み部の上端よりも上方の位置に、開封補助手段を設けたことを特徴とする。
そして、前記包装袋の両側面に対向する2つの開封補助手段が設けられていることが好ましい。
また、前記開封補助手段として、切り込み、ハーフカット、あるいは、切り込みやハーフカットとエンボスの組み合わせのいずれかを用いる。
本発明の包装袋は、フィルムの周縁部をヒートシールして袋状に形成し、上部に注出口、下部には底部を形成する底紙折り込み部が設けられた自立式の包装袋であって、包装袋の側面に位置するヒートシールされた部分において、包装袋の下方、かつ前記底紙折り込み部よりも上方の位置に、開封補助手段を設けたことにより、ハサミ等の道具を使用せずに包装袋の下方を簡単に開封できるので、注出口からでは取り出すことが困難であった包装袋の底部に残った内容物を容易に取り出すことができ、さらに、包装袋の廃棄に際しても注出口付きでは困難であった包装袋内部の洗浄も簡単にすることができる。
そして、前記包装袋の両側面に対向する2つの開封補助手段が設けられていることにより、包装袋の両側面から開封することができるようになり開封し易くなる。
また、前記開封補助手段として、切り込み、ハーフカット、あるいは、切り込みやハーフカットとエンボスの組み合わせのいずれかを用いることにより、簡単に開封可能な開封補助手段が実現できる。
本発明の包装袋の正面図である。 別の形態の包装袋の正面図である。 開封補助の別の形態を示す包装袋の部分拡大図である。
本発明を、図を用いて以下に詳細に説明する。図1に示すのが本発明の包装袋1の正面図である。本発明の包装袋1は、フィルムにヒートシールを施してヒートシール部2を設けて袋状に形成したものであり、上部に内容物を抽出するための注出口3を設け、下部には包装袋1を自立させるための底部を形成する底紙折り込み部4を設けている。さらに、包装袋1の両側面に位置する前記ヒートシール部2において、包装袋1の下方、かつ前記底紙折り込み部4よりも上方の位置に、対向する2つの開封補助手段5を設けている。
前記フィルムとしては、ヒートシール性を有する低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などのポリオレフィン系樹脂からなる単層フィルムや、従来パウチに使用されている積層フィルム、例えば、二軸延伸ポリオレフィン系樹脂フィルム、二軸延伸ポリアミド系樹脂フィルム、二軸延伸ポリエステル系樹脂フィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム等の各種フィルムを基材とし、これらの基材に、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等のオレフィン系の熱接着樹脂をシーラント層として積層した複合フィルム等を使用できる。
また、内容物の保護性を高めるため等の点から、上記複合フィルムに、さらに単層フィルムや複合フィルムを複数積層したフィルムや、シリカ、酸化アルミニウム等を積層したフィルムも使用できる。特に、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートや二軸延伸ポリアミドの積層フィルムに酸化アルミニウム層を積層したフィルムを基材として用いると、バリアー性や保香性に優れ、充填後のピンホール試験機又は金属探知機の使用やマイクロ波による加熱も可能になる。各フィルム片の厚みは一般的な10〜150μmのものを使用でき、全体のサイズも収容量に応じて適宜設定できる。
前記包装袋1はこのようなフィルム2枚の周縁部にヒートシールによってヒートシール部2を形成して貼り合わせ、さらに底部を形成するために底紙折り込み部4をヒートシールによって下部に取り付けたものである。包装袋1を構成するフィルムは、目的や用途によって本体部と底部を同種とすることも異種とすることもできる。
前記開封補助手段5としては、ヒートシール部2にヒートシール部2の幅の半分程度の長さ(1〜3mm程度)の直線状に両側面に対向するように設けたものであり、この開封補助手段5を利用して包装袋1を開封して上下に2分割する。すると、特に内容物が残りやすい底部のすぐ上に開口ができた状態となるので、簡単に底部に残った内容物を取り出すことができ、さらに、使用後に包装袋1の内部を簡単に洗浄することができるので、包装袋1を廃棄する際のゴミの分別にも容易に対応できる。ここで、開封補助手段5は切り込みまたはハーフカットで形成されている。また、開封補助手段5はヒートシール部2の片側面のみでもよい。
上部に設けた注出口3には蓋6を設けて開封可能に塞いであり、前記注出口3から包装袋1に収容された内容物を注出する。前記注出口3の形状や、開封補助手段5の形状は特に限定するものではなく様々なものを用いることができる。例えば、図2に示す別の形態の包装袋1’では、注出口3’をヒートシール部2に囲まれた包装袋1の内部に設け、切り取り線7によって注出口3’を露出させる方法を用いている。また、切り取り線7を注出口3’ の先端側に設け、注出口3’を露出させない方法を用いることもできる。
また、図2に示す包装袋1’には開封補助手段5’としてV字状の切り込みを用いており、ヒートシール部2の幅の約半分程度まで切り込んだ形状としている。このように開封を容易にする形状であれば、切り込みの形状も様々な形状を用いることができる。また、開封補助手段5’はヒートシール部2の片側面のみでもよい。
図3には、複数の開封補助手段5’’を用いた場合を図示している。図3(a)に示すのは、複数の開封補助手段を等間隔で設けて、開封補助手段に幅(5〜30mm程度)を持たせたものである。このように複数の開封補助手段を用いることで、開封する際に開封補助手段の位置がわかりやすく開封がより容易となる。
図3(b)に示すのは、開封補助手段5’’として前記複数の開封補助手段を設け、さらに、エンボス8を組み合わせたものを用いている。前記エンボス8は、開封補助手段と並べてヒートシール部2の内側に形成しており、開封補助手段のガイドとしての役割を有している。前記エンボス8の凹凸により開封補助手段の位置を容易に手で確認することができる。ここで、開封補助手段5’’は切り込みまたはハーフカットで形成されている。また、開封補助手段5’’およびエンボス8はヒートシール部2の片側面のみでもよい。
前記開封補助手段の形成方法としては、ヒートシールバーや打ち抜き刃型などに、開封補助手段を形成する刃型を設けておき、ヒートシールを行う際あるいはフィルムから包装袋の形状を打ち抜く際に、開封補助手段が形成されるようにすることができる。この時に、ヒートシール部2の厚み方向に貫通させると切り込みが形成され、貫通させずに周囲よりも厚みを薄くするとハーフカットが形成される。また、レーザーによる開封補助手段の形成も可能である。
また、切り込みやハーフカットを形成する際に、ヒートシールバーに凹凸を設けておいて、同時にエンボスを形成することも可能である。エンボスの加工法としては他にも、エネルギー線硬化樹脂などを印刷して硬化させて形成することも可能である。
このように、本発明の包装袋は、開封補助手段を底部の近くに設けることで、包装袋の内容物の残りを使い切ることを容易にし、さらに、洗浄も容易となり包装袋内部を綺麗に洗浄することができるので、環境にも配慮した包装袋が実現できる。
1、1’ 包装袋
2 ヒートシール部
3、3’ 注出口
4 底紙折り込み部
5、5’、5’’ 開封補助手段
6 蓋
7 切り取り線
8 エンボス

Claims (3)

  1. フィルムの周縁部にヒートシールして袋状に形成し、上部に注出口、下部には底部を形成する底紙折り込み部が設けられた自立式の包装袋であって、
    該包装袋の側面に位置するヒートシールされた部分において、包装袋の下方、かつ前記底紙折り込み部の上端よりも上方の位置に、開封補助手段を設けたことを特徴とする包装袋。
  2. 前記包装袋の両側面に対向する2つの開封補助手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記開封補助手段として、切り込み、ハーフカット、あるいは、切り込みやハーフカットとエンボスの組み合わせのいずれかが用いられていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
JP2009268465A 2009-11-26 2009-11-26 包装袋 Pending JP2011111186A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016137937A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 大日本印刷株式会社 内容物が充填される収容部が形成された袋およびその製造方法、並びに、収容部に内容物が充填された袋およびその製造方法
KR101917670B1 (ko) * 2016-07-20 2018-11-13 (주)휘둘찬푸드 즉석 조리용 아귀찜 포장 세트

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