JP2011110461A - ペースト構造体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被供給物上に供給されたペースト上に被着体を搭載したときに、ペースト中へのエアの巻き込みを極力抑制できるペースト構造体を、ディスペンス法によって製造する。
【解決手段】ノズル10の開口部11を被供給物3の一面に対向させた状態で当該開口部11からペースト4を導出しながら、ノズル10を被供給物3の一面と平行な所定方向Xに移動させることで、開口部11における所定方向Xとは直交する方向の開口長さLをペースト4の幅として、ペースト4を被供給物3の一面上に形成する。ノズル10として、開口部11が内孔12の先端部と、開口長さL方向における当該内孔12の先端部の中央部からノズル10の移動方向である所定方向Xの後方側に延びる切り欠き13とより構成されたものを用い、被供給物3上に供給されたペースト4における幅方向の中央部を、その周辺部よりも盛り上がり且つ切り欠き13の形状に対応した凸部4aとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、はんだや接着剤等のペーストをディスペンス法により被供給物上に供給してなるペースト構造体の製造方法に関する。
一般に、この種の製造方法としては、内部にペーストが流通する内孔を有し、この内孔の先端の開口部からペーストを導出するようにしたノズルを具備したディスペンサを用い、当該ノズルの開口部から被供給物上にペーストを供給するものが提案されている(特許文献1参照)。たとえば、特許文献1に記載の方法では、開口部の開口形状が長方形であるノズルを用いることにより、ペーストを膜状に塗布するようにしている。
しかし、この特許文献1のようなディスペンス法では、ペーストの平面パターンとして、ノズルの開口部のおおよその開口形状(たとえば長方形)のパターンしか形成することができない。
また、ペースト端部は形状が不安定となるため、精密な形状とすることができず、たとえば、セラミック基板、ICチップなどの被着体を組付けた際に、必要十分な接着膜を形成できない場合があり、このような場合は、接着力の不十分、ショート、汚染ガスの余分な発生などといった不具合を引き起こす原因となる。
また、ペーストとしては、はんだや接着剤などが用いられるが、被供給物上に供給されたペーストに対して、その上に被着体を搭載し、被供給物と被着体とを接合する場合、次のような問題が生じる。
すなわち、従来では、被供給物上に供給されたペーストにおいて、その中央付近が凹んだ形状となりやすく、そのようなペーストの上に被着体を組み付けると、エアが巻き込まれ、ペースト中に気泡が形成されてしまう。
このような気泡が形成されると、たとえば被着体の熱を、ペーストを介して被供給物に放熱する場合、その放熱性が低下し、ひいては製品特性の悪化を招くなどの不具合が発生する。
一方で、たとえば特許文献2に記載のもののように、スクリーン印刷ではんだペーストを塗布する方法において、スキージの中央に凹部を設けることで、塗布されたペーストの中央を凸状にするものが提案されている。このものによれば、ICチップなどの被着体の接合時に気泡を抱き込んで接着不良、放熱性不良などを引き起こすことがなくなるとされている。
しかし、スクリーン印刷を用いる場合、大量のペーストをマスク上に常に充填しておく必要があり、ペーストの供給量が多くなるとともに、ペーストが乾きやすくなるなどの不具合が懸念される。
また、スクリーン印刷の設備が高価なため、設備コストがかかったり、スキージやマスクの磨耗による形状の変化が懸念されたり、また、ランニングコストもかかったりするなど、生産性の面で大きな不安定性を抱える。
特開2008−302312号公報 特開平9−174807号公報
そこで、上記したように高価なスクリーン印刷法ではなく、ディスペンス法によって、上記した被着体の接合時におけるエアの巻き込みを防止したり、高精度なペーストのパターンを実現したりすることが望まれる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、被供給物の上に供給されたペーストの上に被着体を搭載したときに、ペースト中にエアが巻き込まれるのを極力抑制することのできるペースト構造体を、ディスペンス法によって製造することを第1の目的とし、この第1の目的を達成しつつ、ディスペンス法によって、所望のペーストパターンを精度よく実現することを、第2の目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明においては、まず、ペースト(4)の供給工程では、ノズル(10)の開口部(11)を被供給物(3)の一面に対向させた状態で当該開口部(11)からペースト(4)を導出しながら、ノズル(10)を被供給物(3)の一面と平行な所定方向(X)に移動させることにより、ノズル(10)の開口部(11)における所定方向(X)とは直交する方向の開口長さ(L)をペースト(4)の幅として、ペースト(4)を被供給物(3)の一面上に形成するようにする。
そして、ノズル(10)として、開口部(11)が内孔(12)の先端部と、開口長さ(L)方向における当該内孔(12)の先端部の中央部からノズル(10)の移動方向である所定方向(X)の後方側に延びる切り欠き(13)とより構成されたものを用い、被供給物(3)上に供給されたペースト(4)におけるペースト(4)の幅方向の中央部を、当該ペースト(4)の周辺部よりも盛り上がり且つ切り欠き(13)の形状に対応した形状をなす凸部(4a)とすることを特徴とする。
それによれば、被供給物(3)上に供給されたペースト(4)の中央部が凸部(4a)となるので、ペースト(4)の上に被着体(2)を搭載したときに、ペースト(4)の中央部から周辺部に向かってペースト(4)が押し出されながら濡れ拡がるため、エアの巻き込みが抑制される。
よって、本発明の製造方法によれば、被供給物(3)の上に供給されたペースト(4)の上に被着体(2)を搭載したときに、ペースト(4)中にエアが巻き込まれるのを極力抑制することのできるペースト構造体を、ディスペンス法によって製造することができる。
ここで、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載のペースト構造体の製造方法においては、ノズル(10)の開口部(11)における内孔(12)の先端部を、細長の開口形状をなすものとし、上記所定方向(X)は、内孔(12)の先端部の長手方向とは直交する方向であるものにできる。
それによれば、ペースト(4)を膜状のものとして被供給物(3)上に適切に供給することができる。
さらに、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のペースト構造体の製造方法において、ペースト(4)の供給工程では、被供給物(3)とノズル(10)との間に、被供給物(3)上に供給されるペースト(4)の形状と同一の開口形状を有する開口部(20a)を有するマスク(20)を介在させた状態で、マスク(20)の開口部(20a)を介してノズル(10)から被供給物(3)上にペースト(4)を供給するものであり、
ノズル(10)を内孔(12)の先端部の長手方向と直交方向に沿って移動させることによって、膜状のペースト(4)を、ノズル(10)の開口部(11)からマスク(20)の開口部(20a)の全体を含んでマスク(20)上に供給するようにし、
ペースト(4)の供給の後、マスク(20)の開口部(20a)に位置するペースト(4)を被供給物(3)上に残しつつ、マスク(20)を被供給物(3)上から取り除くことにより、被供給物(3)上に残されたペースト(4)をマスク(20)の開口部(20a)の開口形状とすることを特徴とする。
それによれば、ディスペンス法によって、被供給物(3)上に残されたペースト(4)は、マスク(20)の開口部(20a)の開口形状をなす膜状のものとなるから、所望のペーストパターンを精度よく実現することができる。
つまり、本製造方法によれば、被供給物(3)の上に供給されたペースト(4)の上に被着体(2)を搭載したときに、ペースト(4)中にエアが巻き込まれるのを極力抑制することのできるペースト構造体を、ディスペンス法によって製造しつつ、ディスペンス法によって、所望のペーストパターンを精度よく実現する、という上記した本発明の第2の目的を達成することができる。
また、請求項4に記載の発明のように、請求項3に記載のペースト構造体の製造方法において、ノズル(10)の開口部(11)における内孔(12)の先端部を、細長の長方形の開口形状をなすものとすることが好ましい。
ノズル(10)の開口部(11)における細長の開口形状をなす内孔(12)の先端部によれば、その長手方向の開口長さ(L)を幅とし、その短手方向の開口長さを厚さとする膜状のペースト(4)が当該開口部(11)から導出されるが、これを細長の長方形の開口形状とすれば、当該幅および厚さが一定となった膜状のペースト(4)が当該開口部(11)から導出されるため、安定した膜形状を実現しやすい。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明の第1実施形態にかかるペースト構造体の概略断面図である。 第1実施形態に係るペースト構造体の製造方法に用いるノズルの構成を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は概略正面図、(c)は概略縦断面図、(d)はノズル先端部の概略平面図である。 第1実施形態におけるペースト構造体に被着体を搭載する工程を示す工程図である。 第1実施形態の他の例としてのノズル先端部の概略平面図である。 本発明の第2実施形態に係るペースト構造体の製造方法の要部を示す工程図であり、(a)は概略断面図、(b)は(a)の概略上面図である。 図5に続くペースト構造体の製造方法の要部を示す工程図であり、(a)は概略断面図、(b)は(a)の概略上面図である。 第2実施形態の他の例としてのペーストの供給工程を示す工程図であり、(a)は概略断面図、(b)は(a)の概略上面図である。 参考例としてのペーストの供給工程を示す工程図であり、(a)は概略断面図、(b)は(a)の概略上面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態にかかるペースト構造体1の概略断面構成を示す図である。このペースト構造体1は、被供給物1と、その一面上に供給されたペースト4とよりなるものである。ここでは、このペースト構造体1に被着体2が搭載された状態を示している。
このペースト構造体1は、ディスペンス法を用いて被供給物3の一面、すなわちペースト4が供給されるペースト供給面上にペースト4を供給してなるものであり、被着体2は、ペースト4を介して被供給物3の一面に搭載され、接合されている。
被供給物3は、ペースト4が塗布される対象物であり、たとえばヒートシンクや、プリント基板またはセラミック基板などの配線基板である。ペースト4は、たとえばエポキシ樹脂やシリコーン樹脂などの接着剤や、はんだなどである。また、被着体2としては、たとえばセラミック基板やプリント基板あるいはリードフレームなどの基板、またはICチップやコンデンサなどの電子部品などが挙げられる。
次に、このペースト構造体1の製造方法について、図2を参照して述べる。図2は、本製造方法に用いるディスペンサに具備されているノズル10の構成を、ノズル10から導出されるペースト4とともに示す図であり、(a)はノズル10の外観斜視図、(b)はノズル10の概略正面図、(c)はノズル10の概略縦断面図、(d)は(b)の下方からみたノズル先端部の概略平面図である。なお、図2(a)、(b)、(d)においては、識別の容易化を図るため、ペースト4の表面に便宜上、点ハッチングを施してある。
本製造方法は、ディスペンス法によるペースト供給を行うものであり、基本的には、一般のディスペンス法と同様に、ペースト4を導出する開口部11を有するノズル10を用い、ノズル10の開口部11から被供給物3の一面上にペースト4を供給することにより、ペースト構造体1を製造するものである。
まず、本製造方法に用いるノズル10について説明する。図2に示されるように、ノズル10においては、その内部にペースト4が流通する内孔12が設けられている。そして、その内孔12の先端部はノズル10の先端部に位置しており、外部に開口した開口部11とされている。つまり、ペースト4は、ノズル10の内孔12を通って開口部11から導出されるようになっている。
このようなノズル10の材質は、特に限定しないが、ステンレスなどの金属や樹脂、セラミックなどよりなる。そして、このノズル10へのペースト4の供給は、一般のディスペンサと同様に、図示しない制御コントローラなどにより、ペースト4の容量や流量を調整することにより行われる。
ここで、ペースト4の供給時におけるノズル10の動作を述べておく。図2に示されるように、ノズル10は、その先端部を被供給物3の一面に対向させた状態で、被供給物3の一面上に配置される。そして、この状態で、ノズル10の開口部11からペースト4が導出されるため、被供給物3の一面上にペースト4が供給される。
このとき、ノズル10の開口部11を被供給物3の一面に対向させた状態で、当該開口部11からペースト4を導出しながら、ノズル10を被供給物3の一面と平行な所定方向Xに移動させる。図2には、この所定方向X、すなわち、ノズル10が移動する方向であるノズル移動方向Xを白抜き矢印にて示してある。
このように、ノズル移動方向Xにノズル10を移動させながらペースト4を供給することにより、ノズル10の開口部11におけるノズル移動方向Xとは直交する方向の開口長さLをペースト4の幅として、ペースト4は、被供給物3の一面上に形成される。
ここで、ノズル10の先端部に位置する内孔12の先端部が開口部11として構成されているが、本実施形態では、開口部11は、この内孔12の先端部と、内孔12の先端部から延びるようにノズル10の先端部を切り欠いて形成された切り欠き13とにより構成されている。
ここでは、ノズル10の開口部11のうち内孔12の先端部の開口形状は、内孔12の孔形状であり、細長の長方形をなす開口形状とされている。そして、ノズル10の開口部11におけるノズル移動方向Xとは直交する方向の開口長さLは、この内孔12の先端部の長辺の長さに相当する。なお、ここでは、図2に示されるように、内孔12の先端部の開口形状は、当該長方形の1つの長辺の中央部に凹部14を有する形状とされているが、この凹部14については後述する。
このように、ノズル10の開口部11における内孔12の先端部を、細長の長方形の開口形状をなすものとすれば、被供給物3上に導出されるペースト4は、上記開口長さLに相当する開口部11の長辺の長さLを幅とし、開口部11の短辺の長さを厚さとする膜状のものとなる。
そのため、導出された膜状のペースト4は、ノズル10の先端部と被供給物1の一面との間で、当該ペースト4の幅方向の全体に渡ってノズル10の先端部と被供給物1とに接触した状態で押し出されるので、結果的に、幅寸法、厚さ寸法ともに一定である膜状のペースト4が形成されやすい。
また、ノズル10の開口部11のうち切り欠き13は、内孔12の先端部のうち開口長さL方向における中央部からノズル移動方向Xの後方側に延びるように設けられている。ここで、図2(d)には、開口部11のうち内孔12の先端部における開口長さLの方向の中心線Cを一点鎖線Cで示しているが、切り欠き13は、この中心線C上に位置している。
この切り欠き13は、ノズル移動方向Xと平行な上記中心線Cに沿って内孔12の先端部からノズル10の先端部の外郭まで貫通する溝として、ノズル10の先端部を切り欠くように構成されたものである。ここでは、切り欠き13は断面半円状の溝であるが、この切り欠き13の溝形状としては、断面矩形でもよいし、断面三角形あるいは断面U字形状などであってもよい。
また、上述したが、この切り欠き13は、ノズル10の先端部のうちノズル移動方向Xに沿ってノズル10を移動させるときに開口部11における内孔12の先端部の後方に位置する部位に、設けられている。
そして、本実施形態では、このようなノズル10を用いてペースト4の供給工程を行う。この工程では、ノズル10の開口部11を被供給物3の一面に対向させた状態で開口部11からペースト4を導出しながら、ノズル10をノズル移動方向Xに移動させることにより、上記開口長さLを幅とするペースト4を被供給物3の一面上に形成する。
このとき、本実施形態では、ノズル10を移動させつつペースト4を開口部11から導出するとき、導出されたペースト11のうち切り欠き13を通過する部分は、この切り欠き13の形状に拡がり、当該切り欠き13の形に応じた凸形状を有するものとなる。
一方、開口部11から導出されたペースト4のうち切り欠き13以外を通る部分は、当該切り欠き13以外のノズル10の先端部によって平坦化されて、切り欠き13部分の凸形状よりも引っ込んだ状態となる。
こうして、図2に示されるように、本実施形態のペースト4の供給工程においては、ノズル10が移動していくにつれて、切り欠き13が通過した軌跡として、ペースト4の上面に凸部4aが形成される。
つまり、被供給物3の一面上に供給されたペースト4において、そのペースト4の幅方向の中央部は、ペースト4の周辺部よりも盛り上がり且つ切り欠き13の形状に対応した形状をなす凸部4aとなる。こうして、ペースト4の供給が終了すると、本実施形態のペースト構造体1ができあがる。
なお、本実施形態では、図2に示されるように、この切り欠き13に対応するノズル10の内孔12の部分に、上記凹部14が設けられている。この凹部14は、当該内孔12の延びる方向に沿って当該内孔12の内壁に設けられた溝である。この内孔12の凹部14は無くてもよいが、当該凹部14がある方が、ペースト4の凸部4aの厚さを確保しやすくなる。
次に、図3に示されるように、このペースト構造体1に被着体2を組み付ける。図3はペースト構造体1に被着体2を搭載する工程を示す工程図であり、ここでは、各ワークを断面的に示している。
まず、被着体2を、ペースト4を介して被供給物3上に配置し、加圧しながら組み付ける。このとき、図3(b)に示されるように、被着体2は、ペースト4の中央部の凸部4aから接触させていき、その周囲に向かってペースト4を押し出しながら濡れ広げるようにする。
こうして被着体2を搭載した後、加熱・乾燥などによりペースト4を硬化させれば、被着体2と被供給物3とが接合される。こうして、図3(c)に示されるように、本実施形態のペースト構造体1に被着体2が組み付けられたものができあがる。
ところで、本実施形態によれば、上記製造方法により製造されたペースト構造体1では、被供給物3の一面上に供給されたペースト4において、その幅方向の中央部が凸部4aとなる。
そのため、ペースト4の上に被着体2を搭載したときに、ペースト4の中央部から周辺部に向かってペースト4が押し出されながら、被供給物3の一面上を濡れ拡がる。それにより、ペースト4内へのエアの巻き込みが軽微になるとともに、多少巻き込まれたエアも被着体2の加圧時に周囲に押し出され、ペースト4内に残存することはない。
よって、本実施形態の上記製造方法によれば、被供給物3の一面上に供給されたペースト4の上に被着体2を搭載したときに、ペースト4中にエアが巻き込まれるのを極力抑制することのできるペースト構造体1を、ディスペンス法によって適切に製造することができる。
また、上述したが、本実施形態では、ペースト構造体1の製造方法に用いられるノズル10の開口部11における内孔12の先端部を、細長の開口形状をなすものとしつつ、そのノズル移動方向Xは、内孔12の先端部の長手方向である長辺方向と直交する方向、すなわち当該内孔12の先端部の短辺方向としている。
それによれば、上述したように、ノズル10の開口部11から導出されるペースト4は、当該内孔12の先端部の長辺の長さである開口長さLを幅とし、短辺の長さを厚さとする膜状のものとされるため、ペースト4を膜状のものとして被供給物3の一面上に適切に供給することができる。また、膜状のペースト4とすることで、凸部4aの突出度合が顕著となることから、上記したエア巻き込み防止の効果を発揮しやすくなることが期待される。
また、図4は、本実施形態の他の例としてのノズル10の先端部の概略平面構成を示す図である。上記図2に示される例では、切り欠き13に対応するノズル10の内孔12の部分に、凹部14を設け、ペースト4の凸部4aの厚さを確保しやすくしたが、ペースト4における凸部4aの厚さが確保されるならば、図4に示されるように、この凹部14は省略された構成であってもよい。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係る構造体の製造方法の要部、すなわちペースト4の供給工程を示す工程図であり、(a)は概略断面図、(b)は(a)の概略上面図である。また、図6は、図5に続くペースト4の供給工程を示す工程図であり、(a)は概略断面図、(b)は(a)の概略上面図である。なお、図5(b)、図6(b)においては、識別の容易化を図るため、ペースト4の表面に便宜上、点ハッチングを施してある。
また、図5、図6では、ノズル10における上記切り欠き13、上記凹部14、および、この切り欠き13により形成されるペースト4の凸部4aは省略してあるが、本実施形態においてもノズル10は、上記第1実施形態と同様の切り欠き13および凹部14を有するものであり、この切り欠き13および凹部14により形成される凸部4aによる上記エア巻き込み防止の作用効果についても同様である。
本実施形態の製造方法では、上記第1実施形態の製造方法と同様のペースト4の供給工程を行うが、さらに、この工程においてマスク20を用いることを追加したものである。以下、本実施形態では、この本実施形態の特有の部分であるマスク20の使用について、主として述べることとする。
本実施形態のペースト4の供給工程は、前提として、ペースト4を膜状のものとして被供給物3の一面上に供給するものであり、そのために、上記第1実施形態の図2の例と同様に、ノズル10の開口部11における内孔12の先端部を、細長の長方形の開口形状をなすものとし、ノズル移動方向Xは、被供給物3の一面と平行且つノズル10の開口部11における内孔12の先端部の短辺方向としている。
そして、本実施形態のペースト4の供給工程では、被供給物3の一面とノズル10との間に、マスク20を介在させた状態でペースト4の供給を行う。このマスク20は、被供給物3の一面上に供給されるべきペースト4の形状と同一の開口形状を有する開口部20aを有するもので、その材質は一般の印刷用のマスク等と同様であり、たとえばステンレスなどよりなる。
ここでは、図5に示されるように、支持台21に被供給物3を搭載・固定し、被供給物3の一面上にマスク20の開口部20aを位置合わせした状態で、支持台21および被供給物3の一面上にマスク20を搭載し、固定する。ここで、マスク20と被供給物3の一面とを密着させる。
このマスク20の密着については、たとえば図5(a)に示されるように、支持台21にマスク20を吸着するための吸引用の孔21aを設け、この孔21aを介して減圧ポンプなどにより吸引を行い、マスク20を支持台21および被供給物3の一面に吸着させればよい。
こうして、被供給物3の一面とノズル10との間に、マスク20を介在させた状態で、マスク20の開口部20aを介してノズル10から被供給物3の一面上にペースト4を供給する。このとき、ノズル10を、ノズル移動方向Xすなわちノズル10の開口部11における内孔12の先端部の長辺方向と直交する方向Xに沿って移動させながら、ペースト4を導出する。
ここで、図5(b)に示されるように、ノズル10の開口部11における内孔12の先端部は、長方形の開口形状をなすが、その長手方向の開口長さLすなわち長辺の長さは、マスク20の開口部20aの最大開口幅よりも大きい。
それによって、ノズル10の開口部11における内孔12の先端部の長手方向である長辺方向の開口長さLを幅とし、当該内孔12の先端部の短手方向である短辺方向の開口長さを厚さとする膜状のペースト4を、ノズル10の開口部11からマスク20の開口部20aの全体を含んでマスク20上に供給する。
つまり、ペースト4は、マスク20の開口部20aの全周の外側にはみ出した状態でマスク20の開口部20aの全体に供給される。このペースト1の供給完了後の状態が図5に示される。
このペースト4の供給の後、図6に示されるマスク20の取り除き工程を行う。この工程では、マスク20の開口部20aに位置するペースト4を被供給物3上に残しつつ、マスク20を被供給物3上から取り除く。たとえば、上記吸引用の孔21aからの吸引を停止し、マスク20を被供給物3の一面に対して垂直方向に上昇させるようにして、マスク20を除去する。
それにより、マスク20の開口部20aからはみ出してマスク20上に位置するペースト4は、マスク20とともに被供給物3の一面上から除去され、被供給物3の一面上に残されたペースト4はマスク20の開口部20aの開口形状となる。この当該開口形状とされたペースト4が図6(b)に示される。
このように、本実施形態の製造方法によれば、被供給物3の一面上に残されたペースト4は、マスク20の開口部20aの開口形状と同一の平面形状をなす膜状のものとなる。そのため、本製造方法によれば、ディスペンス法によって所望のペーストパターンを精度よく実現することができる。
また、本実施形態の製造方法は、ペースト4を膜状のものとして被供給物3の一面上に供給するために、ノズル10の開口部11における内孔12の先端部を、細長の長方形の開口形状をなすものとしている。
上述したように、当該内孔12の先端部を細長の長方形の開口形状とすれば、当該幅および厚さが一定となった膜状のペースト4を実現しやすくなるため、本実施形態の製造方法のように、精密なペーストパターンを形成する場合には、好ましい。
なお、上記図5、図6では、支持台21にマスク20を吸着するための吸引用の孔21aを設け、マスク20と支持台21および被供給物3の一面との吸着を確実に行うようにしていたが、当該マスク20の密着性を確保できるならば、この吸引用の孔21aは省略されたものであってもよい。
また、図7は、本第2実施形態の他の例としてのペースト4の供給工程を示す工程図であり、(a)は概略断面図、(b)は(a)の概略上面図である。このように、被供給物3の一面上にて、ペースト4を複数個所に供給する場合には、マスク20として複数の開口部20aを有するものを用いればよい。
この場合、たとえば印刷法によるペースト4の供給では、複数の開口部20aを覆うようにマスク20上にて連続的にペースト4を拡げる必要があったが、本実施形態によれば、ディスペンス法により、個々の開口部20aに対してペースト4を不連続的に供給すればよい。そのため、ペースト4の無駄を極力排除することができる。なお、図7では、ペースト4の供給箇所を2箇所としているが、3箇所以上であってもよいことはもちろんである。
(参考例)
図8は、参考例としてのペースト4の供給工程を示す工程図であり、(a)は概略断面図、(b)は(a)の概略上面図である。
上記第1実施形態では、ノズル10に切り欠き13を設けることで、ペースト4に凸部4aを形成し、上記したエア巻き込み防止の効果を発揮させていた。これに対して、図8に示されるように、ノズル10の形状ではなく、ノズル10をプログラム制御で動かすことによって、ペースト4の中央部に凸部4aを形成するようにしてもよい。
具体的には、図8中の矢印Yに示されるように、凸部4aを形成するべき箇所にてノズル10の上昇・下降を行えばよい。また、本例は、上記第2実施形態のようにマスクを用いる方法に対しても適用が可能である。
この参考例によっても、ペースト4の中央部に凸部4aを形成できるが、上記第1実施形態に示した切り欠き13によって凸部4aを形成する方が、ノズル形状で凸形状を規定するため、より安定して凸部4aの形状を形成することができる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態に示した図では、ノズル10の開口部11における内孔12の先端部の開口形状を長方形とした例を示した。これは、上述したように、当該開口形状を、長方形とすれば、当該幅および厚さが一定となった膜状のペースト4が実現しやすくなり、たとえば、ペースト4において安定した膜形状を形成するという点で好ましいからである。
ここで、ノズル10の開口部11における内孔12の先端部の開口形状としては、上記長方形以外にも、細長であるならば、たとえば楕円形、偏円形などであってもよい。この場合、ノズル移動方向Xを、ノズル10の開口部11における内孔12の先端部の長手方向とは直交する方向、すなわち開口部11における内孔12の先端部の短手方向とすることで、被供給物3上に供給されるペースト4は膜状のものとなる。
つまり、ノズル10の開口部11から導出されるペースト4は、開口部11における内孔12の先端部の長手方向の開口長さLを幅とし、開口部11における内孔12の先端部の短手方向の開口長さを厚さとする膜状のものとなるため、被供給物3上のペースト4も膜状のものに形成しやすい。
また、この場合、切り欠き13は、ノズル10の開口部11における内孔12の先端部の長手方向の中央部からノズル移動方向Xの後方側に延びるように形成されたものとなるが、この切り欠き13によるエア巻き込みの防止効果は上記同様に期待できる。
また、ノズル10の開口部11における内孔12の先端部の開口形状が細長である場合、ノズル移動方向Xは、その内孔12の先端部の長手方向と直交する短手方向であったが、これに限定されることなく、たとえばノズル移動方向Xは、当該内孔12の先端部の長手方向であってもよい。
この場合、切り欠き13は、ノズル10の開口部11における内孔12の先端部のうち当該内孔12の先端部の短手方向における中央部からノズル移動方向Xの後方側に延びるものとなる。そして、開口部11から導出されるペースト4については、この内孔12の先端部の短手方向の開口長さが当該ペースト4の幅となり、その幅方向の中央部に凸部4aが設けられることになる。
さらに、ノズル10の開口部11における内孔12の先端部の開口形状は、細長でなくてもよく、たとえば真円形、正方形でもよい。その場合でも、当該内孔12の先端部のうちノズル移動方向とは直交する方向における中央部からノズル移動方向Xの後方側に延びる切り欠きを形成することにより、上記凸部4aを形成するようにすればよい。
また、ノズル10においては、ノズル10の開口部11の周囲部分をモータなどによる可動部として構成し、当該開口部11の開口形状を可変とする機構を設けてもよい。そうすれば、マスクなしでも精密なペーストパターンを形成することが期待できる。
3 被供給物
4 ペースト
4a ペーストの凸部
10 ノズル
11 ノズルの開口部
13 切り欠き
20 マスク
20a マスクの開口部
X ノズル移動方向

Claims (4)

  1. 内部にペースト(4)が流通する内孔(12)を有し、前記内孔(12)の先端の開口部(11)から前記ペースト(4)を導出するようにしたノズル(10)を用い、前記ノズル(10)の開口部(11)から被供給物(3)の一面上に前記ペースト(4)を供給してなるペースト構造体の製造方法において、
    前記ペースト(4)の供給工程では、前記ノズル(10)の前記開口部(11)を前記被供給物(3)の一面に対向させた状態で当該開口部(11)から前記ペースト(4)を導出しながら、前記ノズル(10)を前記被供給物(3)の一面と平行な所定方向(X)に移動させることにより、前記ノズル(10)の前記開口部(11)における前記所定方向(X)とは直交する方向の開口長さ(L)を前記ペースト(4)の幅として、前記ペースト(4)を前記被供給物(3)の一面上に形成するようにし、
    前記ノズル(10)として、前記開口部(11)が前記内孔(12)の先端部と、前記開口長さ(L)方向における当該内孔(12)の先端部の中央部から前記ノズル(10)の移動方向である前記所定方向(X)の後方側に延びる切り欠き(13)とより構成されたものを用い、
    前記被供給物(3)上に供給された前記ペースト(4)における前記ペースト(4)の幅方向の中央部を、当該ペースト(4)の周辺部よりも盛り上がり且つ前記切り欠き(13)の形状に対応した形状をなす凸部(4a)とすることを特徴とするペースト構造体の製造方法。
  2. 前記ノズル(10)の開口部(11)における前記内孔(12)の先端部を、細長の開口形状をなすものとし、
    前記所定方向(X)は、前記内孔(12)の先端部の長手方向とは直交する方向であることを特徴とする請求項1に記載のペースト構造体の製造方法。
  3. 前記ペースト(4)の供給工程では、
    前記被供給物(3)と前記ノズル(10)との間に、前記被供給物(3)上に供給される前記ペースト(4)の形状と同一の開口形状を有する開口部(20a)を有するマスク(20)を介在させた状態で、前記マスク(20)の開口部(20a)を介して前記ノズル(10)から前記被供給物(3)上に前記ペースト(4)を供給するものであり、
    前記ノズル(10)を前記内孔(12)の先端部の長手方向と直交方向に沿って移動させることによって、膜状の前記ペースト(4)を、前記ノズル(10)の開口部(11)から前記マスク(20)の開口部(20a)の全体を含んで前記マスク(20)上に供給するようにし、
    前記ペースト(4)の供給の後、前記マスク(20)の開口部(20a)に位置する前記ペースト(4)を前記被供給物(3)上に残しつつ、前記マスク(20)を前記被供給物(3)上から取り除くことにより、前記被供給物(3)上に残された前記ペースト(4)を前記マスク(20)の開口部(20a)の開口形状とすることを特徴とする請求項2に記載のペースト構造体の製造方法。
  4. 前記ノズル(10)の開口部(11)における前記内孔(12)の先端部を、細長の長方形の開口形状をなすものとすることを特徴とする請求項3に記載のペースト構造体の製造方法。
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