JP2011109767A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対向配置した2個のバスバーの、板厚方向における全体の長さを短くすることができる電力変換装置を提供する。
【解決手段】複数個の半導体モジュール2と、複数個の冷却チューブ4とを積層した積層体10を備える。半導体モジュール2のパワー端子3は、積層方向Xへ少なくとも2列に並んでいる。電力変換装置1は、一方の列31に属するパワー端子3に接続する第1バスバー5と、他方の列32に属するパワー端子3に接続する第2バスバー6を備える。第1バスバー5および第2バスバー6は、板状の本体部50,60と、接続端子51,61を有する。第1バスバー5の接続端子51は第2バスバー6側に突出し、第2バスバー6の接続端子61は第1バスバー5側に突出するよう構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、バスバーを備えた電力変換装置に関する。
従来から、直流電源から供給される直流電力を交流に変換する電力変換装置が知られている(特許文献1参照)。
図8に、従来の電力変換装置90の分解斜視図を示す。また、図8のa−a断面図を図9に示し、図8のb−b断面図を図10に示す。図8に示すごとく、従来の電力変換装置90は、複数個の半導体モジュール91と冷却チューブ98とを積層して構成されている。半導体モジュール91はパワー端子92,93を備えており、このパワー端子92,93は、積層方向xへ少なくとも2列に並んでいる。そして、一方の列のパワー端子92にバスバー94の接続端子96が接続し、他方の列のパワー端子93にバスバー95の接続端子97が接続している。バスバー94,95は、金属板からなる本体部940,950を有する。バスバー94,95は、本体部940,950の板厚方向に所定間隔をおいて対向配置されている。
接続端子96,97は、本体部940,950の側部にL字状の切り込み900を入れ、この切り込み900と折曲線901に囲まれる部分を該折曲線901に沿って直角に折り曲げることにより、形成されている。
また、バスバー94には貫通孔960が形成されており、パワー端子93は、この貫通孔960を通って接続端子97に接続されている。
パワー端子93と接続端子97とを接続する際には、図10に示すごとく、パワー端子93の端面930とバスバー95の表面95aとを面一にし、この端面930と表面95aの間を溶接する。他方のバスバー94の接続端子96と、パワー端子92とを接続する際にも、同様に溶接を行う。
特開2006−295997号公報
しかしながら、従来の電力変換装置90は、図9に示すごとく、接続端子96,97を同一方向へ折り曲げていたため、2個のバスバー94,95の対向方向外側に接続端子96が位置していた。それ故、2個のバスバー94,95が電力変換装置90内に占めるスペースが大きくなり、電力変換装置90の小型化を阻む要因となっていた。
一方、近年、パワー端子92,93と接続端子96,97との電気的な接続信頼性を高めるため、図9に示すごとく、上記板厚方向における接続端子96,97の長さhを長くすることが求められている。hを長くすれば、接続端子96,97の表面積が大きくなり、パワー端子92,93との接触面積が大きくなって、接続信頼性が高くなるからである。
しかしながら、上述したように、本体部940,950の対向方向外側に接続端子96が位置しているため、接続端子96の長さhを長くすると、バスバー94,95が電力変換装置90内に占めるスペースが大きくなり、電力変換装置90が大型化しやすくなる。
そのため、本体部940,950の板厚方向における接続端子96,97の長さhを長くした場合でも、2個のバスバー94,95が電力変換装置90内に占めるスペースを小さくでき、小型化ができる電力変換装置90が望まれている。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、2個のバスバーが装置内に占めるスペースを小さくでき、小型化できる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明は、電力変換回路を構成するスイッチング素子を内蔵すると共に、該スイッチング素子に導通したパワー端子を備えた複数個の半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する複数個の冷却チューブとを積層してなり、上記パワー端子が積層方向へ少なくとも2列に並んだ積層体と、
2列に並んだ上記パワー端子のうち、一方の列に属する全ての上記パワー端子に接続する第1バスバーと、
他方の列に属する全ての上記パワー端子に接続する第2バスバーとを備え、
上記第1バスバーおよび上記第2バスバーは、板状の本体部と、該本体部から側方へ伸びるとともに該本体部の板厚方向へ突出し、上記パワー端子に各々接続する複数個の接続端子とを有し、上記第1バスバーの上記本体部と、上記第2バスバーの上記本体部とは上記板厚方向に所定間隔をおいて対向配置されており、
上記第1バスバーの上記接続端子は上記第2バスバー側に突出し、上記第2バスバーの上記接続端子は上記第1バスバー側に突出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
本発明の作用効果につき説明する。本発明の電力変換装置は第1バスバーと第2バスバーを備え、これらのバスバーは、それぞれ上記本体部と上記接続端子とを有する。第1バスバーの本体部と、第2バスバーの本体部とは、それぞれ板厚方向に所定間隔をおいて対向配置されている。そして、第1バスバーの接続端子は第2バスバー側に突出し、第2バスバーの接続端子は第1バスバー側に突出している。
このようにすると、各々の接続端子を、対向配置された2個の本体部の間に位置させることができる。そのため、2個の本体部の間の空間を有効活用することが可能になる。これにより、2個のバスバーが電力変換装置内に占めるスペースを小さくすることができ、電力変換装置を小型化することができる。
以上のごとく、本発明によれば、2個のバスバーが装置内に占めるスペースを小さくでき、小型化できる電力変換装置を提供することができる。
実施例1における、電力変換装置の分解斜視図。 実施例1における、電力変換装置の斜視図であって、冷却管を省略して描いたもの。 実施例1における、電力変換装置の要部拡大断面図。 実施例1における、折り曲げ前の状態での第1バスバーの平面図。 実施例1における、折り曲げ前の状態での第2バスバーの平面図。 実施例1における、バスバーの平面図。 実施例2における、第1バスバーの斜視図。 従来例における、電力変換装置の分解斜視図。 図8のa−a断面図。 図8のb−b断面図。
本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
上記第1バスバー及び上記第2バスバーにおいては、一枚の金属板に所定の間隔で切り込みを入れて、この切り込みと折曲線とに囲まれる部分を、該折曲線に沿って直角に折り曲げることにより、接触部を板厚方向へ突出させることができる。
上記接続端子は、上記パワー端子の主面に接触する接触部と、該接触部よりも上記本体部に近い位置に設けられた中間部とを有し、該中間部が、上記板厚方向と上記積層方向との双方に直交する折曲線に沿って折り曲げられることにより、上記接触部が上記板厚方向へ突出するよう構成されていることが好ましい(請求項2)。
このようにすると、上記板厚方向における、接続端子の長さを長くすることができる。そのため、接続端子とパワー端子との接触面積が大きくなり、接続端子とパワー端子との電気的な接続信頼性を高めることができる。
すなわち、上記構成にすると、上記のごとく、一枚の金属板に所定の間隔で切り込みを入れ、折曲線に沿って折り曲げて上記中間部及び上記接触部を形成する場合、中間部を折り曲げる前の状態において、上記積層方向における接触部の長さを長くすることができ、パワー端子のピッチと殆ど同じ長さにすることができる。したがって、中間部を折り曲げた後の状態において、上記板厚方向における接触部の突出長さを長くすることができる。
また、上記第1バスバーと上記第2バスバーのうち、少なくとも一方のバスバーは、上記接続端子のピッチPと、上記板厚方向における上記接触部の突出長さBと、上記板厚方向における上記中間部の突出長さAとが、A<B<Pの関係を有することが好ましい(請求項3)。
このようにすると、一枚の金属板の側部に所定の間隔で切り込みを入れ、接続端子を折り曲げ形成する場合に、接続端子のピッチPと、板厚方向における接触部の突出長さBとがB<Pの関係を有しているため、接続端子を折り曲げる前の状態において、上記ピッチPの範囲内で接触部を形成することができる。
また、板厚方向における中間部の突出長さAと、上記Bとが、A<Bの関係を有している。このようにすると、Aが小さいため、中間部のうち、板厚方向に突出しない部分の、積層方向の幅を確保することができる。これにより、本体部と中間部とが接続する部分の幅を確保することが可能になり、本体部と接触部との間の導通を確保することができる。
また、上記第1バスバーと上記第2バスバーのうち、少なくとも一方のバスバーは、上記接続端子のピッチPと、上記板厚方向における上記中間部の突出長さAとが、A<P/2の関係を有することが好ましい(請求項4)。
このようにすると、板厚方向における中間部の突出長さAが短くなるので、中間部のうち、板厚方向に突出しない部分の、積層方向における長さを長くすることができる。これにより、本体部と中間部とが接続する部分の幅を長くすることが可能になる。そのため、本体部と中間部との間に流れる電流によって発生する抵抗熱を少なくすることができる。
また、上記接続端子は、上記パワー端子に接触する接触部と、該接触部よりも本体部に近い位置に設けられた中間部とを有し、上記積層体の積層方向と、上記本体部の板厚方向との双方に直交する回転軸線を中心として中間部を捻じ曲げることにより、上記接触部が上記板厚方向へ突出していることが好ましい(請求項5)。
このように、中間部を捻じ曲げて接続端子を形成すると、上述のように中間部を折り曲げた場合と比較して、接続端子の製造工程が簡単になる。そのため、バスバーの製造コストを低くすることが可能になる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる電力変換装置につき、図1〜図5を用いて説明する。
図1〜図3に示すごとく、本例の電力変換装置1は、電力変換回路を構成するスイッチング素子を内蔵すると共に、該スイッチング素子に導通したパワー端子3を備えた複数個の半導体モジュール2と、該半導体モジュール2を冷却する複数個の冷却チューブ4とを積層した積層体10を備える。このパワー端子3は、積層方向Xへ少なくとも2列に並んでいる。
また、電力変換装置1は、2列に並んだパワー端子3のうち、一方の列31に属する全てのパワー端子3に接続する第1バスバー5を備える。
また、電力変換装置1は、他方の列32に属する全てのパワー端子3に接続する第2バスバー6を備える。
第1バスバー5および第2バスバー6は、板状の本体部50,60を備える。また、第1バスバー5および第2バスバー6は、本体部50,60から側方へ伸びるとともに本体部50,60の板厚方向Yへ突出し、パワー端子3に各々接続する複数個の接続端子51,61を有する。第1バスバー5の本体部50と、第2バスバー6の本体部60とは板厚方向Yに所定間隔をおいて対向配置されている。
そして、第1バスバー5の接続端子51は第2バスバー6側に突出し、第2バスバー6の接続端子61は第1バスバー5側に突出するよう構成されている。
以下、詳説する。
図1〜図3に示すごとく、第1バスバー5の本体部50と、第2バスバー6の本体部60とは、樹脂製の固定部材7によって固定されている。また、第1バスバー5の本体部50には複数の貫通孔55が形成されており、他方の列32に属するパワー端子3は、この貫通孔55を通って接続端子61に接続されている。
また、図2、図3に示すごとく、接続端子51とパワー端子3とを接続する際には、接続端子51の端面500とパワー端子3の端面300とを面一にするか又は近接させ、これらの端面500,300に溶接作業を行うことによって、接続する。同様にして、接続端子61の端面600とパワー端子3の端面300とを面一にするか又は近接させ、これらの端面600,300に溶接作業を行うことによって、接続端子61とパワー端子3とを接続する。
本例の電力変換装置1は、電気自動車やハイブリッドカー等の車両に搭載されるもので、直流電源から供給される直流電力を交流に変換する。第1バスバー5は直流電源の一方の電極(正極または負極)に接続され、第2バスバー6は直流電源の他方の電極に接続されている。そして、半導体モジュール2に内蔵されているスイッチング素子がオンオフ動作することにより、直流電力を交流電力に変換している。交流電力は、図2に示すごとく、半導体モジュール2の交流出力端子8a,8bから出力される。得られた交流電力を使って、図示しない三相交流モータを駆動し、車両を走行させる。
なお、半導体モジュール2は制御端子20を備えている。この制御端子20は制御基板(図示しない)に接続されている。制御基板から制御端子20へ制御信号を送信することにより、上記スイッチング素子のオンオフ動作を制御する。
一方、図1に示すごとく、隣り合う冷却チューブ4同士は、接続管70,71によって接続されている。上述した冷媒は、接続管70,71を通って、全ての冷却チューブ4の中を流れる。
図1、図2に示すごとく、接続端子51,61は、金属板の側部に所定の間隔で切り込み(スリット)を形成し、このスリットの間を折曲線54,64に沿って直角に折り曲げることにより形成されている。図4に、折り曲げ前の第1バスバー5の平面図を示し、図5に折り曲げ前の第2バスバー6の平面図を示す。
図1、図4に示すごとく、第1バスバー5の接続端子51は、パワー端子3の主面に接触する接触部52と、該接触部52よりも本体部50に近い位置に設けられた中間部53とを有する。そして、中間部53が、本体部50の板厚方向Yと、積層体10の積層方向Xとの双方に直交する折曲線54に沿って折り曲げられることにより、接触部52が板厚方向Yへ突出するよう構成されている。
なお、図5に示すごとく、第2バスバー6も同様の構造になっている。
また、図3、図4に示すごとく、第1バスバー5は、接続端子51のピッチPと、本体部50の板厚方向Yにおける接触部52の突出長さBと、上記板厚方向Yにおける中間部53の突出長さAとが、A<B<Pの関係を有する。
さらに、図4に示すごとく、第1バスバー5は、接続端子51のピッチPと、本体部50の板厚方向Yにおける中間部53の突出長さAとが、A<P/2の関係を有する。
本例の作用効果について説明する。
図1〜図3に示すごとく、本例の電力変換装置1は第1バスバー5と第2バスバー6を備え、これらのバスバー5,6は、それぞれ本体部50,60と接続端子51,61とを有する。第1バスバー5の本体部50と、第2バスバー6の本体部60とは、それぞれ板厚方向Yに所定間隔をおいて対向配置されている。そして、第1バスバー5の接続端子51は第2バスバー6側に突出し、第2バスバー6の接続端子61は第1バスバー5側に突出している。
このようにすると、図1に示すごとく、各々の接続端子51,61を、対向配置された2個の本体部50,60の間に位置させることができる。そのため、2個の本体部50,60の間の空間を有効活用することが可能になる。これにより、2個のバスバー5,6が電力変換装置1内に占めるスペースを小さくすることができ、電力変換装置1を小型化することができる。
また、本例では図3、図4に示すごとく、第1バスバー5の接続端子51は、接触部52と、該接触部52よりも本体部50に近い位置に設けられた中間部53とを有し、中間部53が折曲線54に沿って折り曲げられることにより、接触部52が板厚方向Yへ突出するよう構成されている。また、図5に示すごとく、第2バスバー6の接続端子61も同様の構造をしている。
このようにすると、板厚方向Yにおける、接続端子51,61の長さを長くすることができる。そのため、接続端子51,61とパワー端子3との接触面積が大きくなり、接続端子51,61とパワー端子3との電気的な接続信頼性を高めることができる。
すなわち、上記構成にすると、上記のごとく、一枚の金属板に所定の間隔でスリット56を入れ、折曲線54に沿って折り曲げて中間部53及び接触部52を形成する場合、中間部53を折り曲げる前の状態(図4)において、積層方向Xにおける接触部52の長さを長くすることができ、パワー端子3のピッチと殆ど同じ長さにすることができる。したがって、中間部53を折り曲げた後の状態(図3)において、板厚方向Yにおける接触部52の突出長さを長くすることができる。
なお、図4、図5に示すバスバー5,6の代わりに、以下に説明するバスバー5’を使用してもよい。このバスバー5’は、図6に示すごとく、一枚の金属板にL字状のスリット56’を複数形成し、このスリット56’と折曲線54’とに囲まれる接続部51’を、折曲線54’に沿って直角に折り曲げたものである。
しかし、この場合は、接触部52’を本体部50’に繋げるための繋ぎ部59を、隣り合う接続部51’と接続部51’との間に形成しなくてはならないため、積層方向Xにおける接続部51’の長さCを長くすることができない。Cを無理に長くすると、接続部51’のピッチPは変えられないため、積層方向Xにおける繋ぎ部59の長さDが短くなる。そのため、電流が流れる際に繋ぎ部59から発生する抵抗熱が大きくなったり、繋ぎ部59の機械的強度が低下したりする場合がある。
そのため、図4、図5に示すバスバー5,6の構成とすることによって、接触部52の突出長さを長くすることができる。
一方、本例では図4に示すごとく、第1バスバー5は、接続端子51のピッチPと、板厚方向Yにおける接触部52の突出長さBと、板厚方向Yにおける中間部53の突出長さAとが、A<B<Pの関係を有する。
このようにすると、一枚の金属板の側部に所定の間隔で切り込みを入れ、接続端子5を折り曲げ形成する場合に、接続端子5のピッチPと、板厚方向Yにおける接触部52の突出長さBとがB<Pの関係を有しているため、接続端子51を折り曲げる前の状態(図4)において、上記ピッチPの範囲内で接触部51を形成することができる。
また、板厚方向Yにおける中間部53の突出長さAと、上記Bとが、A<Bの関係を有している。このようにすると、Aが小さいため、中間部53のうち、板厚方向Yに突出しない部分53aの、積層方向Xの幅W2を確保することができる。これにより、本体部50と中間部53とが接続する部分の幅W1を確保することが可能になり、本体部50と接触部52との間の導通を確保することができる。
また、本例では図4に示すごとく、第1バスバー5は、接続端子51のピッチPと、板厚方向Yにおける中間部53の突出長さAとが、A<P/2の関係を有する。
このようにすると、板厚方向Yにおける中間部53の突出長さAが短くなるので、中間部53のうち、板厚方向Yに突出しない部分53aの、積層方向Xにおける長さW2を長くすることができる。これにより、本体部50と中間部53とが接続する部分の幅W1を長くすることが可能になる。そのため、本体部50と中間部53との間に流れる電流によって発生する抵抗熱を少なくすることができる。
以上のごとく、本例によれば、2個のバスバー5,6が装置内に占めるスペースを小さくでき、小型化できる電力変換装置1を提供することができる。
(実施例2)
本例は、第1バスバー5の接続端子51の形状を変更した例である。図7に示すごとく、本例では、接続端子51は、パワー端子3に接触する接触部52と、該接触部52よりも本体部50に近い位置に設けられた中間部53とを有し、上記積層体10の積層方向Xと、本体部50の板厚方向Yとの双方に直交する回転軸線57を中心として中間部53を捻じ曲げることにより、接触部52を板厚方向Yへ突出させている。
例えば、中間部53の、積層方向Xにおける中央を通る回転軸線57を中心として、中間部53を90°捻じ曲げることにより、接触部52を板厚方向Yへ突出させる。
この場合、第1バスバー5の接触部52は、その大部分を第2バスバー6側へ突出させるが、僅かに反対側へ突出していてもよい。同様に、第2バスバー6の接触部62は、その大部分を第1バスバー5側へ突出させるが、僅かに反対側へ突出していてもよい。
その他、実施例1と同様の構成を有する。
本例の作用効果について説明する。このように、中間部53を捻じ曲げて接続端子51を形成すると、上述のように中間部53を折曲線54に沿って折り曲げた場合と比較して、接続端子51の製造工程が簡単になる。そのため、バスバー5,6の製造コストを低くすることが可能になる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
1 電力変換装置
2 半導体モジュール
3 パワー端子
31 第1列
32 第2列
4 冷却チューブ
5 第1バスバー
50 本体部
51 接続端子
6 第2バスバー
60 本体部
61 接続端子

Claims (5)

  1. 電力変換回路を構成するスイッチング素子を内蔵すると共に、該スイッチング素子に導通したパワー端子を備えた複数個の半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する複数個の冷却チューブとを積層してなり、上記パワー端子が積層方向へ少なくとも2列に並んだ積層体と、
    2列に並んだ上記パワー端子のうち、一方の列に属する全ての上記パワー端子に接続する第1バスバーと、
    他方の列に属する全ての上記パワー端子に接続する第2バスバーとを備え、
    上記第1バスバーおよび上記第2バスバーは、板状の本体部と、該本体部から側方へ伸びるとともに該本体部の板厚方向へ突出し、上記パワー端子に各々接続する複数個の接続端子とを有し、上記第1バスバーの上記本体部と、上記第2バスバーの上記本体部とは上記板厚方向に所定間隔をおいて対向配置されており、
    上記第1バスバーの上記接続端子は上記第2バスバー側に突出し、上記第2バスバーの上記接続端子は上記第1バスバー側に突出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1において、上記接続端子は、上記パワー端子の主面に接触する接触部と、該接触部よりも上記本体部に近い位置に設けられた中間部とを有し、該中間部が、上記板厚方向と上記積層方向との双方に直交する折曲線に沿って折り曲げられることにより、上記接触部が上記板厚方向へ突出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項2において、上記第1バスバーと上記第2バスバーのうち、少なくとも一方のバスバーは、上記接続端子のピッチPと、上記板厚方向における上記接触部の突出長さBと、上記板厚方向における上記中間部の突出長さAとが、A<B<Pの関係を有することを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項2または請求項3において、上記第1バスバーと上記第2バスバーのうち、少なくとも一方のバスバーは、上記接続端子のピッチPと、上記板厚方向における上記中間部の突出長さAとが、A<P/2の関係を有することを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項1において、上記接続端子は、上記パワー端子に接触する接触部と、該接触部よりも本体部に近い位置に設けられた中間部とを有し、上記積層体の積層方向と、上記本体部の板厚方向との双方に直交する回転軸線を中心として中間部を捻じ曲げることにより、上記接触部が上記板厚方向へ突出していることを特徴とする電力変換装置。
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