JP2011109421A - リモートコントロール装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リモコンから送出する制御信号により周囲の明るさに応じた映像調整を行うようにすることで、映像表示装置の構造を簡略化し、汎用性の高いリモートコントロール装置を提供する。
【解決手段】リモコン装置には明るさセンサが備えられ、まず明るさセンサにより周囲の明るさを測定し(S1)。明るさが変化したか否かを判断する(S2)。ここでは前回の明るさ測定時の明るさセンサからの出力値と今回の出力値との比較から変化があったか否かを判定する。明るさの変化があった場合、映像調整を行う(S3)。映像調整は、明るさセンサの出力値に応じて映像調整値を生成し、リモコン装置から制御信号として送信する処理である。制御信号を受けた映像表示装置では、その制御信号に応じた映像調整を行う。そして、映像調整を行った後、明るさ測定と映像調整処理を一定時間休止し(S4)、S1に戻って明るさ測定を行う。
【選択図】図2
【解決手段】リモコン装置には明るさセンサが備えられ、まず明るさセンサにより周囲の明るさを測定し(S1)。明るさが変化したか否かを判断する(S2)。ここでは前回の明るさ測定時の明るさセンサからの出力値と今回の出力値との比較から変化があったか否かを判定する。明るさの変化があった場合、映像調整を行う(S3)。映像調整は、明るさセンサの出力値に応じて映像調整値を生成し、リモコン装置から制御信号として送信する処理である。制御信号を受けた映像表示装置では、その制御信号に応じた映像調整を行う。そして、映像調整を行った後、明るさ測定と映像調整処理を一定時間休止し(S4)、S1に戻って明るさ測定を行う。
【選択図】図2
Description
本発明は、リモートコントロール装置、より詳細には、明るさセンサによる明るさの検出結果に基づいてコントール対象機器における表示映像を調整するリモートコントロール装置に関する。
テレビなどの映像表示装置において、装置周囲の明るさを検出するための明るさセンサを備え、その明るさセンサの検出結果に応じて画面に表示した映像を調整するものが知られている。例えば、非特許文献1には、明るさセンサを使用して周囲の明るさに合せた画面の明るさ調整を行うようにしたテレビが開示されている。
図8は、明るさセンサを備えた従来の液晶テレビの要部概略構成例を示す図である。液晶テレビ10は、映像音声受信出力部1と、テレビ制御マイコン2と、明るさセンサ3とを備えている。
映像音声受信出力部1は、液晶テレビでデジタル放送信号を受信し、復調、デコードを行って、映像信号に対して映像信号処理を行った後、液晶パネル(LCD)に表示させるとともに、音声信号に対して音声信号処理を行ってスピーカから出力させる部分であって、テレビ制御マイコン2は、映像音声受信出力部1の全体の動作制御を行うものである。
映像音声受信出力部1は、液晶テレビでデジタル放送信号を受信し、復調、デコードを行って、映像信号に対して映像信号処理を行った後、液晶パネル(LCD)に表示させるとともに、音声信号に対して音声信号処理を行ってスピーカから出力させる部分であって、テレビ制御マイコン2は、映像音声受信出力部1の全体の動作制御を行うものである。
明るさセンサ3は、液晶テレビ10の周囲の明るさ(周囲の照度)を検出するための明るさ検出手段であり、例えばフォトダイオードが適用される。明るさセンサ3では、検出した周囲光に応じた直流電圧信号を生成し、テレビ制御マイコン2に対して出力する。テレビ制御マイコン2は、周囲光に応じた直流電圧信号に応じて、映像音声受信出力部1を制御し、液晶テレビの表示映像の状態を制御する。この場合、例えば、検出した周囲光に応じて、液晶テレビのバックライト光源の発光輝度制御に使用する輝度制御テーブルを選択する制御信号を出力したり、また輝度制御テーブルの輝度制御値を調整するための輝度調整係数を出力したりすることで、表示画面の画面輝度を変化させる。また、周囲光に応じて映像信号の輝度レベルを伸張したり圧縮したりすることで、画面輝度を変化させる技術も知られている。
図9は、明るさセンサの検出結果に応じた従来の表示画面制御例を説明する図で、テレビ制御マイコン2に対する明るさセンサ3からの入力値(明るさ入力値)と、表示画面の明るさを調整する制御値(画面明るさ制御値)との関係を示すものである。この例では、液晶テレビ10のテレビ制御マイコン2に入力する明るさセンサ3からの入力値が高くなるに従って、つまり周囲の明るさが明るくなるに従って、段階的に表示画面の明るさが明るくなるように制御される。
このように、液晶テレビ10の周囲が暗いときに表示画面を暗くすることで省エネを図り、周囲が明くるなるに従って視認特性を維持するために表示画面を明るくすることが行われる。また、表示映像のジャンルに応じて表示画面の明るさを変化させることで省エネとともにコンテンツ内容に応じた最適な映像表現を可能としたりする制御方法なども知られている。
このように、液晶テレビ10の周囲が暗いときに表示画面を暗くすることで省エネを図り、周囲が明くるなるに従って視認特性を維持するために表示画面を明るくすることが行われる。また、表示映像のジャンルに応じて表示画面の明るさを変化させることで省エネとともにコンテンツ内容に応じた最適な映像表現を可能としたりする制御方法なども知られている。
一方、液晶テレビなどの家電機器では、ユーザが遠隔からその機器を操作することができるようにリモートコントロール装置(以下、リモコン装置ともいう)が付属していることが一般的である。リモコン装置を用いた従来の制御技術として、例えば、特許文献1には、音響機器や照明機器を制御する技術として、ユーザが位置を移動してもテレビ受像機の音量レベルや照明機器の照度レベルが常に適正なレベルに保たれるようにしたリモコン装置が開示されている。
このリモコン装置は、基準となる音量レベルデータを記憶しておき、テレビ受像機から受信される音量レベルを自身の音量センサで検出し、その検出音量レベルと記憶してある基準音量レベルとを比較して、テレビ受像機の音量をコントロールする。また、同様にリモコン装置は、基準となる照度レベルを記憶しておき、照明機器の照度レベルを検出して、その検出照度レベルと記憶してある基準照度レベルとを比較し、照明機器の照度をコントロールするようにしている。
http://www.sony.jp/bravia/shoene/index02.html
上記のように、液晶テレビなどの映像表示装置に明るさセンサを備え、周囲の明るさに応じて液晶テレビの表示画面の表示状態を変化させ、これにより環境や映像シーンに応じた最適な映像表示や省エネを実現する技術が知られている。
しかしながら、このような従来の機能を実現する場合には、映像表示装置に明るさセンサを設けることが必要となり、さらに明るさセンサの検出結果に応じて表示映像の状態を制御する手段が必要となり、明るさセンサを備えない従来の映像表示装置に比してその構成が複雑になり、コストアップとなっていた。また、明るさセンサを備えない従来の映像表示装置においては、明るさセンサを用いて行われるような表示状態の制御をユーザが手動で行う必要が生じ、煩雑である。
しかしながら、このような従来の機能を実現する場合には、映像表示装置に明るさセンサを設けることが必要となり、さらに明るさセンサの検出結果に応じて表示映像の状態を制御する手段が必要となり、明るさセンサを備えない従来の映像表示装置に比してその構成が複雑になり、コストアップとなっていた。また、明るさセンサを備えない従来の映像表示装置においては、明るさセンサを用いて行われるような表示状態の制御をユーザが手動で行う必要が生じ、煩雑である。
これに対して、例えば特許文献1では、リモコン装置を用いてテレビの音量や照明器具の照度をユーザの環境に応じて制御する技術を開示しているが、このリモコン装置は、テレビの音量調整または照明器具の照度調整を行うものであって、テレビの映像を調整するものではない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、テレビなどの映像表示装置に明るさセンサと、明るさセンサの検出結果に応じた映像調整機能を備えることなく、リモコンから送出する制御信号により周囲の明るさに応じた映像調整を行うようにすることで、映像表示装置の構造を簡略化し、汎用性の高いリモートコントロール装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、映像表示装置を遠隔から操作するためのリモートコントロール装置において、周囲の明るさを検出する明るさセンサと、該明るさセンサから出力された明るさの検出結果に基づいて、前記映像表示装置で表示する映像を調整するための制御信号を生成する制御部と、該制御部が生成した制御信号を送信する制御信号送信部とを有することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記明るさセンサは、前記周囲の明るさの検出を所定の時間間隔で実行し、前記制御部は、連続した2回の明るさの検出結果を比較し、所定の閾値より大きい変化があった場合には、変化後の明るさの検出結果に基づいて、前記制御信号を生成することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記映像の調整を行うための専用の調整ボタンを備え、前記制御部は、前記調整ボタンが押されたときに、前記明るさセンサによる明るさ検出を行う制御を行い、前記明るさセンサから出力された明るさの検出結果に基づいて前記映像を調整するための前記制御信号を生成して前記制御信号送信部から送信させることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1の技術手段において、前記明るさの検出結果に基づく映像の調整を目的としない各種の操作が割り当てられた複数の操作ボタンを有し、前記制御手段は、前記操作ボタンのいずれかが押されたときに、該操作ボタンに割り当てられた操作を実行させるための制御信号を生成して前記制御信号送信部から送信させるとともに、前記明るさセンサを制御して周囲の明るさを検出し、該明るさセンサから出力された明るさの検出結果に基づいて前記映像を調整するための制御信号を生成して前記制御信号送信部から送信させることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜第4のいずれか1の技術手段において、前記映像を調整するための制御信号は、前記リモコン装置による被操作対象機器において映像を調整するときに使用する設定値を含むことを特徴としたものである。
本発明によれば、テレビなどの映像表示装置に明るさセンサと、明るさセンサの検出結果に応じた映像調整機能を備えることなく、リモコンから送出する制御信号により周囲の明るさに応じた映像調整を行うようにすることで、映像表示装置の構造を簡略化し、汎用性の高いリモコン装置を提供することができる。
以下に本発明に係るリモコン装置の実施形態を添付された図面を参照しながら具体的に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同様の機能を有する部分には同じ符号を付け、その繰り返しの説明は省略するものとする。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るリモコン装置と、制御対象となる液晶テレビの要部構成を説明するための図である。液晶テレビ10は、映像音声受信出力部11と、テレビ制御マイコン12と、信号受信部13とを備えている。
映像音声受信出力部11は、デジタル放送信号を受信し、復調、デコードを行い、得られた映像信号に対して映像信号処理等を行った後、液晶パネル(LCD)に表示させるとともに、復調、デコードにより得られた音声信号に対して音声信号処理を行ってスピーカから出力させる部分である。テレビ制御マイコン12は、映像音声受信出力部11の動作制御を行う。
映像音声受信出力部11は、デジタル放送信号を受信し、復調、デコードを行い、得られた映像信号に対して映像信号処理等を行った後、液晶パネル(LCD)に表示させるとともに、復調、デコードにより得られた音声信号に対して音声信号処理を行ってスピーカから出力させる部分である。テレビ制御マイコン12は、映像音声受信出力部11の動作制御を行う。
信号受信部13は、リモコン装置20から送信される制御信号を受信する部分である。リモコン装置20から制御信号を送受信する方式としては、赤外線(IR)方式を用いることができる。この場合には、信号受信部13は、赤外線を受光するIR受光部として構成される。また、制御信号を送受信する方式としてRF方式を用いたものであってもよく、この場合には信号受信部13はRF受信部として構成される。テレビ制御マイコン12は、信号受信部13で受信した制御信号を解釈して、その制御信号に応じた制御を行う。
リモコン装置20は、液晶テレビ10を遠隔から操作するためのもので、明るさセンサ21、リモコン制御部22、信号送信部23を備えている。信号送信部23は、本発明の制御信号送信部に相当するものである。
明るさセンサ21は、リモコン装置20の周囲の明るさ(周囲の照度)を検出するための明るさ検出手段であり、例えばフォトダイオードが適用される。明るさセンサ21では、明るさの検出結果として、周囲光に応じた直流電圧信号を生成し、リモコン制御部22に対して出力する。
明るさセンサ21は、リモコン装置20の周囲の明るさ(周囲の照度)を検出するための明るさ検出手段であり、例えばフォトダイオードが適用される。明るさセンサ21では、明るさの検出結果として、周囲光に応じた直流電圧信号を生成し、リモコン制御部22に対して出力する。
リモコン制御部22は、周囲光に応じた直流電圧信号に応じて、表示画面の調整を行うための映像調整値を生成し、制御信号として信号送信部23から送信させる。信号送信部23は、赤外線方式、またはRF方式等に応じて赤外線信号またはRF信号を送信するように構成される。
上記の制御信号は、明るさセンサ21の検出結果に応じて、液晶テレビで表示する映像の表示状態を調整するためのもので、映像信号自体を調整するものの他、バックライトの発光輝度を制御することで表示映像の画面輝度を制御するもののも含む。例えば、映像信号を調整する場合には、周囲の明るさに応じて、映像信号の輝度レベルを伸張/圧縮することで画面の明るさを変化させる。また、バックライトを制御する場合には、バックライトの発光輝度制御に使用する輝度制御テーブルを選択させたり、また輝度制御テーブルの輝度制御値を調整させることで、バックライトの発光輝度を変化させ、これにより画面輝度を変化させる。
また、制御信号としては、上記のような画面の明るさを変化させる制御にのみならず、画質を変化させるものであってもよい。例えば、映像のシャープネス、黒レベル、色の濃さ、色合いなどを調整するものであってもよい。さらには、音声の高音レベルや低音レベル、左右の音声バランスなどの音声出力を調整するものを用いたものであってもよい。そして制御信号としては、上記の調整項目のうち複数を組み合わせたものであってもよい。
上記のような構成の本発明に係る第1の実施形態では、リモコン装置20のリモコン制御部22は、明るさセンサ21からの入力値(明るさの検出結果)に応じて所定の映像調整値を算出し、その映像調整値を制御信号として信号送信部23から送信させる。明るさに応じた映像調整値は予め定めておき、リモコン制御部22内の図示しないROM等に記憶保持させておく。
このとき、映像を調整するための制御信号は、液晶テレビにて映像を調整するときに使用する設定値そのものを含ませておくことができる。この場合、例えば、画面輝度を10%上げるなどの相対的な制御指示ではなく、画面輝度を設定可能な最高輝度の80%レベルにするときの設定値を制御信号に含ませるようにする。これにより、リモコン装置20から送信された制御信号を受信した液晶テレビ10では、その制御信号に含まれる設定値を直接使用して、映像調整を行うことができるようになる。このようにリモコン装置20が液晶テレビ10の映像調整値を保持し、映像調整するときにその映像調整値を制御信号として送信することによって、1回の送信のみにより目的とする映像調整のための調整値を送ることができる。
液晶テレビ10では、リモコン装置20から送信された制御信号を信号受信部13で受信し、受信した制御信号に従ってテレビ制御マイコン12が映像信号の調整を行う。例えば、リモコン装置周囲の明るさに応じて映像信号の輝度値やバックライトを調整する。また映像調整値として、シャープネスなどの画質に関する項目が設定されていれば、その設定値に従って画質設定を行う。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るリモコン装置の処理例を説明するためのフローチャートである。ここでは図1の構成を参照しながら処理を説明する。リモコン装置20では、まず明るさセンサ21により周囲の明るさ測定を行う(ステップS1)。そして、明るさセンサ21による検出結果を入力したリモコン制御部22では、明るさが変化したか否かを判断する(ステップS2)。この判断は、前回の明るさ測定時の明るさセンサからの出力値と、今回の出力値とを比較し、所定の閾値以上の差があれば明るさが変化したものと判定する。
ステップS2で、リモコン制御部22が明るさの変化があったと判断した場合、映像調整を行う(ステップS3)。映像調整は、明るさセンサ21の出力値に応じてリモコン制御部22が映像調整値を生成し、信号送信部23から制御信号として送信する処理である。
そして、映像調整を行った後、明るさ測定と映像調整処理を一定時間休止し(ステップS4)、再度ステップS1に戻って明るさ測定を行う。
また、ステップS2でリモコン制御部22が明るさ変化がないものと判断した場合には、映像処理を行うことなくステップS4に進み、明るさ測定と映像調整処理を一定時間休止した後再度ステップS1に戻って明るさ測定を行う。
そして、映像調整を行った後、明るさ測定と映像調整処理を一定時間休止し(ステップS4)、再度ステップS1に戻って明るさ測定を行う。
また、ステップS2でリモコン制御部22が明るさ変化がないものと判断した場合には、映像処理を行うことなくステップS4に進み、明るさ測定と映像調整処理を一定時間休止した後再度ステップS1に戻って明るさ測定を行う。
図3は、明るさセンサの検出結果に応じた映像調整例を説明する図で、リモコン制御部22に対する明るさセンサからの入力値と、表示映像を調整するための映像調整制御値との関係を示すものである。この例では、リモコン装置20のリモコン制御部22に入力する明るさセンサからの入力値が高くなるに従って、つまりリモコン装置20の周囲の明るさが明るくなるに従って、段階的に映像調整値が高くなるように制御される。映像調整値が、液晶テレビ10の表示画面の明るさを制御するものであれば、リモコン装置20の周囲の明るさが明るくなるに従って、液晶テレビ10の表示画面が段階的に明るくなっていく。
上記のように、映像調整値としては、液晶テレビ10の表示画面の明るさ調整を行う調整値の他、映像シャープネスなどの画質を調整する調整値を適用してもよく、あるいは複数の対象項目の調整値を組み合わせたものであってもよい。
上記のように、映像調整値としては、液晶テレビ10の表示画面の明るさ調整を行う調整値の他、映像シャープネスなどの画質を調整する調整値を適用してもよく、あるいは複数の対象項目の調整値を組み合わせたものであってもよい。
このように、本実施形態では、リモコン装置にて周囲の明るさを検出し、映像表示装置の映像調整を行うことにより、明るさセンサを搭載していない映像表示装置であっても周囲の明るさ応じた映像調整を行うことが可能となる。そしてこれにより、いろいろな明るさの部屋に細かく対応して最適な映像表現を可能とすることができる。また、映像表示装置側では、明るさセンサを搭載する必要がなく、また、明るさセンサによる映像調整の機能を持つ必要がないため、映像表示装置のコストアップの要因を削減することができる。
(実施形態2)
図4は、本発明の第2の実施形態に係るリモコン装置と、制御対象となる液晶テレビの要部構成を説明するための図である。液晶テレビ10は、映像音声受信出力部11と、テレビ制御マイコン12と、信号受信部13とを備えるもので、第1の実施形態で説明した構成と同様のものである。
リモコン装置20は、明るさセンサ21、リモコン制御部22、及び信号送信部23の第1の実施形態の構成に加えて、調整ボタン24を備えている。調整ボタン24は、明るさの検出結果に基づいて映像調整を行うための専用のボタンであり、調整ボタン24がユーザにより操作されると、リモコン制御部22がその操作を検知して、明るさセンサ21による明るさ測定を開始する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係るリモコン装置と、制御対象となる液晶テレビの要部構成を説明するための図である。液晶テレビ10は、映像音声受信出力部11と、テレビ制御マイコン12と、信号受信部13とを備えるもので、第1の実施形態で説明した構成と同様のものである。
リモコン装置20は、明るさセンサ21、リモコン制御部22、及び信号送信部23の第1の実施形態の構成に加えて、調整ボタン24を備えている。調整ボタン24は、明るさの検出結果に基づいて映像調整を行うための専用のボタンであり、調整ボタン24がユーザにより操作されると、リモコン制御部22がその操作を検知して、明るさセンサ21による明るさ測定を開始する。
本発明に係る第2の実施形態では、リモコン装置20の調整ボタン24がユーザによって押されたときに、リモコン制御部22の制御に従って明るさセンサ21が明るさ測定を行う。そしてリモコン制御部22は、その測定結果に応じて映像調整値を生成し、制御信号として送信させる。このリモコン信号を受けた液晶テレビ10では、信号受信部13で受信した制御信号を解釈して、制御信号の映像調整値に応じた制御を行う。
図5は、本発明に係るリモコン装置の第2の実施形態の処理例を説明するためのフローチャートである。ここでは図4の構成を参照しながら処理を説明する。
まずリモコン装置20のリモコン制御部22は、ユーザにより調整ボタン24が押されたかどうかを判断する(ステップS11)。調整ボタン24が押されなければ明るさ測定を開始することなくそのまま待機する。また、調整ボタン24が押された場合には、リモコン制御部22は明るさセンサ21を制御して、周囲の明るさ測定を行う(ステップS12)。
まずリモコン装置20のリモコン制御部22は、ユーザにより調整ボタン24が押されたかどうかを判断する(ステップS11)。調整ボタン24が押されなければ明るさ測定を開始することなくそのまま待機する。また、調整ボタン24が押された場合には、リモコン制御部22は明るさセンサ21を制御して、周囲の明るさ測定を行う(ステップS12)。
そして、明るさセンサ21による検出結果を入力したリモコン制御部22では、明るさが変化したか否かを判断する(ステップS13)。この判断は、前回の明るさ測定時の明るさセンサからの出力値と、今回の出力値とを比較し、所定の閾値以上の差があれば明るさが変化したものと判定する。リモコン制御部22は、明るさの変化があったと判断した場合、映像調整を行う(ステップS14)。映像調整は、明るさセンサ21の出力値に応じてリモコン制御部22が映像調整値を生成し、信号送信部23から制御信号として送信する処理である。
映像調整を行った後は、ステップS11に戻って調整ボタン24が押されるまで待機する。
また、ステップS13でリモコン制御部22が明るさ変化がないものと判断した場合には、映像処理を行うことなくステップS11に戻って調整ボタン24が押されるまで待機する。
また、ステップS13でリモコン制御部22が明るさ変化がないものと判断した場合には、映像処理を行うことなくステップS11に戻って調整ボタン24が押されるまで待機する。
なお、上記の処理において、ステップS13で前回の測定値との比較により、明るさが変化したと判断したときに映像調整を行うようにしているが、他の処理例では、ステップS13を省略し、調整ボタン24が押されたときに明るさ測定を行って、前回の測定値と比較することなく、常に映像調整を行うようにしてもよい。つまり、この場合には、調整ボタン24が押されると、常にそのときの周囲の明るさに応じた映像調整を行うことができる。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様にリモコン装置20のリモコン制御部22に入力する明るさセンサからの入力値が高くなるに従って、段階的に映像調整値が高くなるように制御することができる。映像調整値が液晶テレビ10の表示画面の明るさを制御するものであれば、リモコン装置20の周囲の明るさが明るくなるに従って、液晶テレビ10の表示画面が段階的に明るくなっていく。また、映像調整値としては、液晶テレビ10の表示画面の明るさ調整を行う調整値の他、映像シャープネスなどの画質を調整する調整値を適用してもよく、あるいは複数の対象項目の調整値を組み合わせたものであってもよい。
本実施形態では、専用の調整ボタン24が押されたときに明るさセンサの検出結果に応じて映像調整を行うため、ユーザの意思によるタイミングでの映像調整が可能となる。また、ユーザが調整ボタン24を押したときにのみ、明るさ検出と映像調整が行われるので、リモコン装置の消費電力を最小に抑えることが可能となる。
(実施形態3)
図6は、本発明の第3の実施形態に係るリモコン装置と、制御対象となる液晶テレビの要部構成を説明するための図である。液晶テレビ10は、映像音声受信出力部11と、テレビ制御マイコン12と、信号受信部13とを備えるもので、第1の実施形態で説明した構成と同様のものである。
図6は、本発明の第3の実施形態に係るリモコン装置と、制御対象となる液晶テレビの要部構成を説明するための図である。液晶テレビ10は、映像音声受信出力部11と、テレビ制御マイコン12と、信号受信部13とを備えるもので、第1の実施形態で説明した構成と同様のものである。
リモコン装置20は、明るさセンサ21、リモコン制御部22、及び信号送信部23に加えて、操作ボタン25を備えている。操作ボタン25は、明るさの検出結果に基づく映像調整を目的としない各種操作が割り当てられたボタンであって、従来のリモコン装置に備えられていた操作ボタンに相当するものである。例えば、操作ボタン25は、液晶テレビ10の電源のON・OFFや、チャンネルの変更、音量の変更、録画/再生の開始等の操作を行うために設けられた複数の操作ボタンである。
本発明に係る第3の実施形態では、上記第2の実施形態のように明るさ測定・映像調整処理を開始させるための専用の調整ボタンを設けることなく、リモコン装置20の操作ボタン25がユーザによって押されたときに、リモコン制御部22の制御に従って明るさセンサ21が明るさ測定を行う。そしてリモコン制御部22は、その測定結果に応じて映像調整値を生成し、制御信号として送信させる。この制御信号を受けた液晶テレビ10では、その制御信号の映像調整値に応じた制御を行う。
図7は、本発明に係るリモコン装置の第3の実施形態の処理例を説明するためのフローチャートである。ここでは図6の構成を参照しながら処理を説明する。
まずリモコン装置20のリモコン制御部22は、ユーザにより操作ボタン25が押されたかどうかを判断する(ステップS21)。操作ボタン25が押されなければ明るさ測定を開始することなくそのまま待機する。また、操作ボタン25が押された場合には、リモコン制御部22は明るさセンサ21を制御して、周囲の明るさ測定を行う(ステップS22)。
まずリモコン装置20のリモコン制御部22は、ユーザにより操作ボタン25が押されたかどうかを判断する(ステップS21)。操作ボタン25が押されなければ明るさ測定を開始することなくそのまま待機する。また、操作ボタン25が押された場合には、リモコン制御部22は明るさセンサ21を制御して、周囲の明るさ測定を行う(ステップS22)。
そして、明るさセンサ21による検出結果を入力したリモコン制御部22では、明るさが変化したか否かを判断する(ステップS23)。この判断は、前回の明るさ測定時の明るさセンサからの出力値と、今回の出力値とを比較し、所定の閾値以上の差があれば明るさが変化したものと判定する。リモコン制御部22は、明るさの変化があったと判断した場合、映像調整を行う(ステップS24)。映像調整は、明るさセンサ21の出力値に応じてリモコン制御部22が映像調整値を生成し、信号送信部23から制御信号として送信する処理である。
映像調整を行った後は、ステップS21に戻って操作ボタン25が押されるまで待機する。
また、ステップS23でリモコン制御部22が明るさ変化がないものと判断した場合には、映像処理を行うことなくステップS21に戻って操作ボタン25が押されるまで待機する。
また、ステップS23でリモコン制御部22が明るさ変化がないものと判断した場合には、映像処理を行うことなくステップS21に戻って操作ボタン25が押されるまで待機する。
なお、上記の処理において、ステップS23で前回の測定値との比較により、明るさが変化したと判断したときに映像調整を行うようにしているが、他の処理例では、ステップS23を省略し、操作ボタン25が押されたときに明るさ測定を行って、前回の測定値と比較することなく、常に映像調整を行うようにしてもよい。つまり、この場合には、操作ボタン25が押されると、常にそのときの周囲の明るさに応じた映像調整を行うことができる。
第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様にリモコン装置20のリモコン制御部22に入力する明るさセンサからの入力値が高くなるに従って、段階的に映像調整値が高くなるように制御することができる。映像調整値が液晶テレビ10の表示画面の明るさを制御するものであれば、リモコン装置20の周囲の明るさが明るくなるに従って、液晶テレビ10の表示画面が段階的に明るくなっていく。また、映像調整値としては、液晶テレビ10の表示画面の明るさ調整を行う調整値の他、映像シャープネスなどの画質を調整する調整値を適用してもよく、あるいは複数の対象項目の調整値を組み合わせたものであってもよい。
本実施形態では、ユーザがリモコン装置20の操作ボタン25で何らかの操作を行ったときに、同時に明るさが検出され映像調整が行われる。そしてこれにより、操作ボタン25が押されたときにのみ映像調整が行われるので、リモコン装置20の消費電力を最小に抑えることが可能となる。
以上、本発明に係るリモコン装置の実施形態として、液晶テレビを操作対象機器とするものについて説明したが、リモコン装置の操作対象機器としては、液晶テレビに限定されるものではない。例えば、プラズマや有機EL方式等のテレビジョン装置であってもよく、あるいはモニターやプロジェクタなどの映像表示機器であってもよく、さらにはPCなどの表示画面を備えた情報処理装置などであってもよい。
1…映像音声受信出力部、2…テレビ制御マイコン、3…明るさセンサ、10…液晶テレビ、11…映像音声受信出力部、12…テレビ制御マイコン、13…信号受信部、20…リモコン装置、21…明るさセンサ、22…リモコン制御部、23…信号送信部、24…調整ボタン、25…操作ボタン。
Claims (5)
- 映像表示装置を遠隔から操作するためのリモートコントロール装置において、周囲の明るさを検出する明るさセンサと、該明るさセンサから出力された明るさの検出結果に基づいて、前記映像表示装置で表示する映像を調整するための制御信号を生成する制御部と、該制御部が生成した制御信号を送信する制御信号送信部とを有することを特徴とするリモートコントロール装置。
- 請求項1に記載のリモートコントロール装置において、前記明るさセンサは、前記周囲の明るさの検出を所定の時間間隔で実行し、前記制御部は、連続した2回の明るさの検出結果を比較し、所定の閾値より大きい変化があった場合には、変化後の明るさの検出結果に基づいて、前記制御信号を生成することを特徴とするリモートコントロール装置。
- 請求項1に記載のリモートコントロール装置において、前記映像の調整を行うための専用の調整ボタンを備え、前記制御部は、前記調整ボタンが押されたときに、前記明るさセンサによる明るさ検出を行う制御を行い、前記明るさセンサから出力された明るさの検出結果に基づいて前記映像を調整するための前記制御信号を生成して前記制御信号送信部から送信させることを特徴とするリモートコントロール装置。
- 請求項1に記載のリモートコントロール装置において、前記明るさの検出結果に基づく映像の調整を目的としない各種の操作が割り当てられた複数の操作ボタンを有し、
前記制御手段は、前記操作ボタンのいずれかが押されたときに、該操作ボタンに割り当てられた操作を実行させるための制御信号を生成して前記制御信号送信部から送信させるとともに、
前記明るさセンサを制御して周囲の明るさを検出し、該明るさセンサから出力された明るさの検出結果に基づいて前記映像を調整するための制御信号を生成して前記制御信号送信部から送信させることを特徴とするリモートコントロール装置。 - 請求項1〜4のいずれか1に記載のリモートコントロール装置において、前記映像を調整するための制御信号は、前記リモコン装置による被操作対象機器において映像を調整するときに使用する設定値を含むことを特徴とするリモートコントロール装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2009262441A JP2011109421A (ja) | 2009-11-18 | 2009-11-18 | リモートコントロール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009262441A JP2011109421A (ja) | 2009-11-18 | 2009-11-18 | リモートコントロール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011109421A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160052319A (ko) * | 2014-11-03 | 2016-05-12 | 삼성전자주식회사 | 사용자 단말 장치, 제어 방법 및 컨텐츠 제공 시스템 |
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2009
- 2009-11-18 JP JP2009262441A patent/JP2011109421A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160052319A (ko) * | 2014-11-03 | 2016-05-12 | 삼성전자주식회사 | 사용자 단말 장치, 제어 방법 및 컨텐츠 제공 시스템 |
KR102157224B1 (ko) | 2014-11-03 | 2020-09-17 | 삼성전자주식회사 | 사용자 단말 장치, 제어 방법 및 컨텐츠 제공 시스템 |
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