JP2012100203A - 表示装置、及び、テレビジョン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示装置(1)は、照度検出手段3により照度を所定期間T毎に検出し、最新の検出照度EF0,EU0を含む連続した所定回数Nの検出照度EF0〜EF5,EU0〜EU5の最大照度EFmax,EUmaxと該所定回数Nの検出照度EF0〜EF5,EU0〜EU5の最小照度EFmin,EUminとの差異(R1,R2)と所定量(TH1)との大小関係を判断し、差異(R1,R2)が所定量(TH1)以下又は未満であると判断された場合に前記検出された照度に応じて表示部2の輝度L1を調整する一方、差異(R1,R2)が所定量(TH1)以下又は未満でないと判断された場合に表示部2の輝度L1を変更しない。
【選択図】図5
Description
以上より、表示画面周囲の照度に短期間の変化が起こると、5個の光センサとも照度変化に応じて検出信号が変化し、5個の光センサの出力についての比較結果がいずれも変化する。従って、多数決判定結果も変化することとなり、バックライトが短期間の照度変化に応じた明るさに制御される。
前記照度検出手段により照度を所定期間毎に検出し、最新の検出照度を含む連続した所定回数の検出照度の最大照度と該所定回数の検出照度の最小照度との差異と所定量との大小関係を判断する照度差異判断手段を備え、
前記輝度調整手段は、前記差異が前記所定量以下又は未満であると判断された場合に前記検出された照度に応じて前記表示部の輝度を調整する一方、前記差異が前記所定量以下又は未満でないと判断された場合に前記表示部の輝度を変更しないことを特徴とする。
請求項2、請求項6に係る発明では、表示装置周囲の照度に短期間の変化が起こることにより表示輝度に短期間の変化が生じる煩わしさを簡易な構成で適切に抑制することができる。
請求項3〜請求項5に係る発明では、表示装置周囲の照度に短期間の変化が起こることにより表示輝度に短期間の変化が生じる煩わしさをさらに適切に抑制することができる。
請求項7に係る発明によれば、テレビジョン周囲の照度に短期間の変化が起こることにより表示輝度に短期間の変化が生じる煩わしさを抑制することができる。
図1(a),(b)及び図2に例示するテレビジョン(表示装置)1は、表示画面10となる液晶パネル128aに映像(画像)を表示する薄型表示装置とされている。むろん、本発明を適用可能なテレビジョンは、液晶テレビジョンの他、プラズマテレビジョンといった薄型表示装置、受像管表示装置、記録再生装置が一体化されたテレビジョン、等のディスプレイでもよい。前記記録再生装置には、ハードディスク記録再生装置、BD(Blue-ray Disc)記録再生装置、DVD(Digital Versatile Disk)記録再生装置、ビデオデッキ、等が含まれる。また、表示装置には、テレビジョン放送を受信しないディスプレイも含まれる。
照度差異判断手段5は、照度検出手段3により照度を所定期間T毎に検出し、最新の検出照度EF0,EU0を含む連続した所定回数Nの検出照度EF0〜EF5,EU0〜EU5の最大照度EFmax,EUmaxと該所定回数Nの検出照度EF0〜EF5,EU0〜EU5の最小照度EFmin,EUminとの差異(R1,R2)と所定量(TH1)との大小関係を判断する。輝度調整手段4は、差異(R1,R2)が所定量(TH1)以下又は未満であると判断された場合に前記検出された照度に応じて表示部2の輝度L1を調整する一方、差異(R1,R2)が所定量(TH1)以下又は未満でないと判断された場合に表示部2の輝度L1を変更しない。
上記所定回数Nは、照度の短期間の変化をより確実に検出する観点から、3回以上が好ましく、4回以上がより好ましく、5回以上がさらに好ましい。
上記一回差異値には、最新の検出照度EF0,EU0を表す値E0と1回前の検出照度EF1,EU1を表す値E1との差(|E1−E0|)、この差を所定の関数で変換した値、値E0,E1の比(E0/E1又はE1/E0)、この比を所定の関数で変換した値(|(E0/E1)−1|等)、これらの組合せ、等が含まれる。値E0,E1は、照度そのものでもよいし、照度を所定の関数で変換した値でもよい。
このとき、上記照度差異判断手段5は、第一の照度検出手段3aによる検出照度EF0〜EF5の差異を表す一回差異値DF1と第二の閾値TH2との大小関係、及び、第二の照度検出手段3bによる検出照度EU0〜EU5の差異を表す一回差異値DU1と第二の閾値TH2との大小関係を判断し、いずれの一回差異値DF1,DU1も第二の閾値TH2以上又はより大であると判断した場合に所定回数N、第一の照度検出手段3a及び第二の照度検出手段3bにより照度を所定期間T毎に検出し、第一の照度検出手段3aについて該所定回数Nの検出照度EF0〜EF5の最大照度EFmaxと該所定回数Nの検出照度EF0〜EF5の最小照度EFminとの差異を表す第一差異値R1と閾値TH1との大小関係を判断し、第二の照度検出手段3bについて該所定回数Nの検出照度EU0〜EU5の最大照度EUmaxと該所定回数Nの検出照度EU0〜EU5の最小照度EUminとの差異を表す第二差異値R2と閾値TH1との大小関係を判断する一方、いずれか一方の一回差異値DF1,DU1が第二の閾値TH2以上又はより大でないと判断した場合に第一差異値R1と閾値TH1との大小関係の判断、及び、第二差異値R2と閾値TH1との大小関係の判断を行わなくてもよい。
このとき、上記輝度調整手段4は、第一差異値R1が閾値TH1以下又は未満、かつ、第二差異値R2が閾値TH1以下又は未満であると判断された場合に第一の照度検出手段3aについて検出された照度に応じて表示部2の輝度L1を調整する一方、第一差異値R1が閾値TH1以下又は未満でないか、又は、第二差異値R2が閾値TH1以下又は未満でないと判断された場合に表示部2の輝度L1を変更せず、さらに、いずれか一方の一回差異値DF1,DU1が第二の閾値TH2以上又はより大でないと判断した場合に表示部2の輝度L1を変更しなくてもよい。
すなわち、表示部2の正面側の照度が表示輝度調整用の検出照度とされ、表示部2の上側の照度とともに検出照度が表示輝度を調整するか否かの判断に用いられる。従って、表示装置周囲の照度に短期間の変化が起こることにより表示輝度L1に短期間の変化が生じる煩わしさをさらに適切に抑制することができる。
TV1は、キャビネット8、照度センサ31,32、マイコン(マイクロコンピュータ)110、不揮発性メモリ118、本体側送受信装置119、表示手段121〜128、音声出力部130、リモコン(リモートコントロール装置)9、等を備えている。テレビジョン本体を形作るキャビネット8は、樹脂等で略箱形に形成され、表示画面10のための開口を前面に有している。照度検出手段3を構成する照度センサ31,32は、キャビネット8に取り付けられている。マイコン110は、映像表示及び音声出力を制御する。不揮発性メモリ118は、例えば不揮発性半導体メモリで構成され、各種データを保持する。不揮発性メモリ118は、ハードディスクといった磁気ディスク等でもよい。本体側送受信装置119は、リモコン9との間で赤外線信号(無線信号)を送受信可能である。リモコン9以外のTV1の電気回路は、キャビネット8に収容されている。
まず、表示手段の各部を説明する。
以上より、マイコン110、バックライト128b及びバックライト駆動部128cは、輝度調整手段4を構成する。
以上より、マイコン110は、輝度調整手段4を構成するとともに、照度差異判断手段5を構成する。
図3(a)は、周囲照度に対する照度センサの電圧出力の特性を例示している。ここで、横軸は照度(lx)であり、縦軸は照度センサの電圧出力(V)である。本照度センサは、TV1の近傍を人や物が横切ったり、至近距離で視聴しているユーザーが動いたりする等により、0〜200lx程度の間で瞬間的な(短時間の)周囲照度の変化が生じると、電圧出力が変動する。
処理を開始すると、TVのマイコンは、照度センサからの検出照度を表すデジタル値を100ミリ秒毎に16回読み込み、RAMに格納する(ステップS902。以下、「ステップ」の記載を省略)。S904では、連続した16回の検出照度(デジタル値)の相加平均値を算出する。マイコンは、求められた平均値に応じてバックライトの明るさをPWM補正するための制御信号を生成してPWM調光回路へ出力し(S906)、S902に戻る。
一方、本実施形態のTV1は、瞬間的な周囲照度変化に対して画面輝度補正が行われない一方で、短期間でなく変わる周囲照度に合わせた適切な画面輝度で表示する。
次に、TV1の動作、作用、及び、効果を説明する。
図5は、TV1で行われるバックライト明るさ補正処理をフローチャートにより例示している。本処理は、例えば、TVの電源オン時に開始し、マルチタスクにより他の処理と並列して行われる。ここで、S102〜S114の処理を行うマイコン110は、照度差異判断手段5を構成する。また、S116の処理を行うマイコン110は、バックライト128b及びバックライト駆動部128cとともに輝度調整手段4を構成する。
まず、S108では、両照度センサ31,32からの検出照度に対応したデジタル値をT秒毎にN回読み込み、RAM113に格納する。これにより、マイコン110は、いずれの一回差異値DF1,DU1も閾値TH2以上又はより大であると判断した場合に所定回数(N)、照度センサ31,32により照度を所定期間T毎に検出する。所定回数Nは、特に限定されないが、例えば6回とすることができる。
S112では、上側照度センサ32からの連続した所定回数Nの検出照度EU0〜EU5のうち、最大照度をEUmax、最小照度をEUminとして、最大照度EUmaxと最小照度EUminとの差異を表す第二差異値R2=EUmax−EUminを算出する。
差異値R1,R2は、最大照度と最小照度の差が大きくなるほど大きくなる値が好ましいが、最大照度と最小照度の差が大きくなるほど小さくなる値でもよい。
その後、マイコン110は、処理をS102に戻す。
所定期間Tは0.4秒、所定回数Nは6回、閾値TH1,TH2はいずれも照度センサ31,32の出力電圧0.1V相当の値とする。
また、正面側照度センサ31の出力電圧は、約2.7Vから4.0〜4.8秒の短期間、約2.0V以下に下がっている。上側照度センサ32の出力電圧も、約3.0Vから4.0〜4.8秒の短期間、約2.3V以下に下がっている。本TV1においては、時間4.0秒においてS104,S106の条件がともに成立し、4.4〜6.4秒の連続6回の出力電圧から差異値R1,R2が求められる。正面側照度センサ31からの第一差異値R1は約2.7−1.3Vに対応した値となり、上側照度センサ32からの第二差異値R2は約3.0−1.7Vに対応した値となる。この場合、図5のS114で条件不成立となり、S116のPWM補正は行われない。
また、TV1から上方向の照度も感知するため、正面側照度センサ31近辺のみの照度変化に対して画面輝度補正が掛からない。この点でも、本表示装置は、表示装置周囲の照度に短期間の変化が起こることにより表示輝度L1に短期間の変化が生じる煩わしさを抑制することができる。
複数のLED(発光ダイオード)を用いて表示するLED表示装置を用いる場合、各LEDの発光輝度を調整することによって表示画面の輝度を調整することができる。
表示装置には、上述した第一及び第二の照度検出手段とは異なる位置の照度を検出するための第三、必要に応じて第四、第五、…、の照度検出手段が設けられてもよい。バックライト明るさ補正処理については、例えば、全ての照度検出手段についてS104,S106のように検出照度を表す値が閾値以上又はより大の場合にS108以降の処理を行い、全ての照度検出手段についてS110,S112のように差異値R1,R2,…,Rnを算出し、全ての照度検出手段についてS114のようにR1,R2,…,Rnがいずれも閾値TH1以下又は未満であるか否かを判断すればよい。
最大照度と最小照度の差異を比で表す場合、この比が1又は1に近い場合に表示部の輝度を調整すればよい。例えば、比を最小照度Eminに対する最大照度Emaxの比とすると、閾値TH1を1<TH1(例えば、1.01<TH1<2、1.02<TH1<1.5、1.1<TH1<1.3)として、比Emax/Eminが閾値TH1以下又は未満であるか否かを判断すれば、最大照度と最小照度の差異と所定量との大小関係を判断することになる。
上述した処理の各ステップの順番は、適宜、変更可能である。例えば、図5のS104の判断処理の前にS106の判断処理を行ってもよい。
以上より、表示装置周囲の照度に短期間の変化が起こることにより表示輝度L1に短期間の変化が生じる煩わしさを簡易な構成で適切に抑制することができる。
以上によっても、表示装置周囲の照度に短期間の変化が起こることにより表示輝度L1に短期間の変化が生じる煩わしさを適切に抑制することができる。
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
2…表示部、3…照度検出手段、
3a…第一の照度検出手段、3b…第二の照度検出手段、
4…輝度調整手段、5…照度差異判断手段、
8…キャビネット、9…リモートコントロール装置、
10…表示画面、
31…正面側照度センサ、32…上側照度センサ、
EF0〜EF5…正面側検出照度、EU0〜EU5…上側検出照度。
Claims (7)
- 画像を表示するための表示部と、表示装置周囲の照度を検出するための照度検出手段と、検出された照度に応じて前記表示部の輝度を調整するための輝度調整手段とを備える表示装置において、
前記照度検出手段により照度を所定期間毎に検出し、最新の検出照度を含む連続した所定回数の検出照度の最大照度と該所定回数の検出照度の最小照度との差異と所定量との大小関係を判断する照度差異判断手段を備え、
前記輝度調整手段は、前記差異が前記所定量以下又は未満であると判断された場合に前記検出された照度に応じて前記表示部の輝度を調整する一方、前記差異が前記所定量以下又は未満でないと判断された場合に前記表示部の輝度を変更しないことを特徴とする表示装置。 - 前記照度差異判断手段は、前記所定回数の検出照度の最大照度と該所定回数の検出照度の最小照度との差異を表す差異値と所定の閾値との大小関係を判断し、
前記輝度調整手段は、前記差異値が前記閾値以下又は未満であると判断された場合に前記検出された照度に応じて前記表示部の輝度を調整する一方、前記差異値が前記閾値以下又は未満でないと判断された場合に前記表示部の輝度を変更しないことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記照度差異判断手段は、最新の検出照度と該最新よりも1回前の検出照度との差異を表す一回差異と第二所定量との大小関係を判断し、前記一回差異が前記第二所定量以上又はより大であると判断した場合に前記所定回数、前記照度検出手段により照度を前記所定期間毎に検出し、該所定回数の検出照度の最大照度と該所定回数の検出照度の最小照度との差異を表す差異値と前記閾値との大小関係を判断する一方、前記一回差異が前記第二所定量以上又はより大でないと判断した場合に前記差異値と前記閾値との大小関係の判断を行わず、
前記輝度調整手段は、前記一回差異が前記第二所定量以上又はより大でないと判断した場合に前記表示部の輝度を変更しないことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 前記照度検出手段は、互いに異なる位置の照度を検出するための第一の照度検出手段及び第二の照度検出手段を備え、
前記照度差異判断手段は、前記第一の照度検出手段による検出照度の差異を表す一回差異値と第二の閾値との大小関係、及び、前記第二の照度検出手段による検出照度の差異を表す一回差異値と前記第二の閾値との大小関係を判断し、いずれの前記一回差異値も前記第二の閾値以上又はより大であると判断した場合に前記所定回数、前記第一の照度検出手段及び前記第二の照度検出手段により照度を前記所定期間毎に検出し、前記第一の照度検出手段について該所定回数の検出照度の最大照度と該所定回数の検出照度の最小照度との差異を表す第一差異値と前記閾値との大小関係を判断し、前記第二の照度検出手段について該所定回数の検出照度の最大照度と該所定回数の検出照度の最小照度との差異を表す第二差異値と前記閾値との大小関係を判断する一方、いずれか一方の前記一回差異値が前記第二の閾値以上又はより大でないと判断した場合に前記第一差異値と前記閾値との大小関係の判断、及び、前記第二差異値と前記閾値との大小関係の判断を行わず、
前記輝度調整手段は、前記第一差異値が前記閾値以下又は未満、かつ、前記第二差異値が前記閾値以下又は未満であると判断された場合に前記第一の照度検出手段について検出された照度に応じて前記表示部の輝度を調整する一方、前記第一差異値が前記閾値以下又は未満でないか、又は、前記第二差異値が前記閾値以下又は未満でないと判断された場合に前記表示部の輝度を変更せず、さらに、いずれか一方の前記一回差異値が前記第二の閾値以上又はより大でないと判断した場合に前記表示部の輝度を変更しないことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。 - 前記第一の照度検出手段は、前記表示部の正面側の照度を検出する正面側照度センサを備え、
前記第二の照度検出手段は、前記表示部の上側の照度を検出する上側照度センサを備えることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。 - 前記照度差異判断手段は、前記所定回数の検出照度が全て同一であるか否かを判断し、
前記輝度調整手段は、前記所定回数の検出照度が全て同一であると判断された場合に前記検出された照度に応じて前記表示部の輝度を調整する一方、前記所定回数の検出照度が全て同一とは判断されなかった場合に前記表示部の輝度を変更しないことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 映像を表示するための表示画面と、該表示画面の正面側の照度を検出する正面側照度センサと、前記表示画面の上側の照度を検出する上側照度センサと、前記表示画面の輝度を調整するための輝度調整手段とを備えるテレビジョンにおいて、
前記正面側照度センサ及び前記上側照度センサにより照度を所定期間毎に検出し、前記正面側照度センサについて最新の検出照度と該最新よりも1回前の検出照度との差異を表す一回差異値と所定の閾値との大小関係を判断し、前記上側照度センサについて最新の検出照度と該最新よりも1回前の検出照度との差異を表す一回差異値と前記閾値との大小関係を判断し、いずれの前記一回差異値も前記閾値以上又はより大であると判断した場合に所定回数、前記正面側照度センサ及び前記上側照度センサにより照度を前記所定期間毎に検出し、前記正面側照度センサについて最新の検出照度を含む連続した前記所定回数の検出照度の最大照度と該所定回数の検出照度の最小照度との差異を表す第一差異値と前記閾値との大小関係を判断し、前記上側照度センサについて最新の検出照度を含む連続した前記所定回数の検出照度の最大照度と該所定回数の検出照度の最小照度との差異を表す第二差異値と前記閾値との大小関係を判断する照度差異判断手段を備え、
前記輝度調整手段は、前記第一差異値が前記閾値以下又は未満、かつ、前記第二差異値が前記閾値以下又は未満であると判断された場合に前記正面側照度センサについて検出された照度に応じて前記表示画面の輝度を調整する一方、前記第一差異値が前記閾値以下又は未満でないか、又は、前記第二差異値が前記閾値以下又は未満でないと判断された場合に前記表示画面の輝度を変更せず、さらに、いずれか一方の前記一回差異値が前記閾値以上又はより大でないと判断した場合に前記表示画面の輝度を変更しないことを特徴とするテレビジョン。
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