JP2007086632A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バックライトの温度が低く赤外線量の放出が多い場合であっても、リモコンの受光感度の低下を防ぐ。
【解決手段】マイコン18は、液晶テレビの電源がONとなって、消灯されていた蛍光ランプ61の点灯を開始するときに、時計用発振子20の発振等を用いて時間を計測し、その計測情報を光源駆動回路15に出力する。光源駆動回路15のマイコンは、電源がONになったときには、バックライト16の複数の蛍光ランプのうち一部の蛍光ランプのみを点灯させ、バックライト16から放出される赤外線量を減らす。また、バックライト16の温度を温度センサ20によって計測し、計測した温度が所定温度より低い場合には、光源駆動回路15によって一部の蛍光ランプ61を消灯して蛍光ランプの点灯本数を減らすことにより、バックライト16から放出される赤外線量を減らす。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置に関し、より詳細には、液晶テレビ等の表示装置のリモコン信号の受信感度の低下を防ぐために、受信感度低下の要因となるバックライトの点灯制御を行うようにした液晶表示装置に関する。
液晶パネルと、該液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトとを備えた液晶表示装置が周知である。液晶テレビ等の液晶表示装置では、一般にリモコン装置を使用して、視聴者が液晶テレビの操作を行うことができる。
図4は、リモコン装置によって操作可能な液晶テレビの構成例を示す図である。図4において、100は液晶テレビ、14は液晶パネル、17はリモコン信号を受光するリモコン受光部である。
周知のようにリモコン装置においては、その操作部をユーザが操作することにより、そのユーザ操作に応じた赤外線信号による制御コマンドが、リモコン装置から送信される。リモコン装置から送信された赤外線信号は、液晶テレビ100の前面側に設けられたリモコン受光部17で受光される。液晶テレビ100では、リモコン受光部17で受光したリモコン装置からの制御コマンドに従って、電源のON/OFF、チャンネル切替、モード設定や各種設定値の入力、等の処理を実行する。
液晶テレビ100には、通常バックライトが設けられ、バックライトの蛍光ランプによって液晶パネル14の背面側を照明することにより、液晶パネル14に表示される画像が視聴者によって視認できるようになっている。
上記のようなバックライトの蛍光ランプは、通常冷陰極型の光源であって、主としてネオン、アルゴン、水銀が封入されている。そして蛍光ランプにはインバータ制御により電圧が印加されることにより、蛍光ランプの内部で放電する。このとき、ガス状の水銀の励起により発せられる紫外線が、蛍光ランプの内壁に塗布された蛍光体を照射することにより、蛍光ランプが発光する。
このとき水銀の蒸気圧が比較的低いため、例えば、液晶テレビの起動時など、蛍光ランプの温度が低い時にはネオンとアルゴンの励起が支配的となる。このような状態では、バックライトの蛍光ランプからは、赤外から近赤外線が支配的となって放出される。
このような場合、リモコン装置からの制御コマンドが赤外線信号で送信されているため、バックライトから放出される赤外線がノイズとなって、リモコン操作に対して液晶テレビが動作しにくくなる、という問題が生じる。このような蛍光ランプの温度が相対的に低くノイズが発生しやすい状態は、上記液晶ディスプレイの起動時のみならず、冬季などの季節的な要因や液晶テレビが設置される場所の地理的要因などが影響する。
上記のような問題に対して、例えば、特許文献1では、リモコン装置からの赤外線信号を受光する受光部に、下側の視野角を制限する遮光手段を設け、バックライトの点灯直後に放出される赤外線が受光部に入射することを回避するようにした液晶ディスプレイ装置が開示されている。
特開2004−274389号公報
上記特許文献1は、主にバックライトから発生する赤外もしくは近赤外線のうち、液晶ディスプレイ装置の前面の床で乱反射したものについて、下側視野角を制限する遮光手段によって遮光しようとするものである。
しかしながら、近年の液晶ディスプレイの大型化に伴ってバックライトも大型化して、発生する赤外線量も増大していることから、上記特許文献1のような遮光手段では、受光部後方から放出する赤外線によるノイズを十分に遮断することができない。また、バックライトの大型化に伴う赤外線量の増大は、例えば、近傍にある他の機器のリモコン装置にも影響を与え、この点についても上記特許文献1の技術では対応することができない。
また、例えば、視聴者が液晶テレビの正面に立った場合、あるいは液晶テレビの近傍に赤外線を反射する壁や家具等が存在する場合には、バックライトから放出された赤外線が反射して受光部に入射してノイズの原因になる、といった問題も生じる。さらに、上記遮光手段のような付加的な部材を取り付けることは、受光部のコストアップの要因ともなる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、バックライトの温度が低く赤外線量の放出が多い場合であっても、リモコンの受光感度の低下を防ぎ、信頼性をもってリモコン操作を行うことができるようにした液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、液晶パネルと、液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトと、バックライトの蛍光ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを備える液晶表示装置であって、液晶表示装置の操作を行うために使用するリモコン装置からの赤外線信号を受信する赤外線受光部を備えた液晶表示装置において、液晶表示装置は、液晶表示装置の電源がONになった時点からの時間を計測する時間計測手段を有し、点灯制御手段は、時間計測手段による時間計測結果に基づいて、液晶表示装置の電源がONになった時点から予め定められた時間が経過するまでの間は、複数の蛍光ランプのうち、所定の一部の蛍光ランプのみを点灯させることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、液晶パネルと、液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトと、バックライトの蛍光ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを備える液晶表示装置であって、液晶表示装置の操作を行うために使用するリモコン装置からの赤外線信号を受信する赤外線受光部を備えた液晶表示装置において、液晶表示装置は、液晶表示装置の電源がONになった時点からの時間を計測する時間計測手段を有し、点灯制御手段は、液晶表示装置の電源がONになった時点で複数の蛍光ランプのうち、一部の蛍光ランプのみを点灯させ、さらに時間計測手段による時間計測結果に基づいて、予め定めた時間が経過するごとに、段階的に点灯する蛍光ランプの数を増加させていくことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、液晶パネルと、液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトと、バックライトの蛍光ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを備える液晶表示装置であって、液晶表示装置の操作を行うために使用するリモコン装置からの赤外線信号を受信する赤外線受光部を備えた液晶表示装置において、液晶表示装置は、液晶表示装置のバックライト近傍の温度を計測する温度計測手段を有し、点灯制御手段は、温度計測手段による温度計測結果に基づいて、計測温度が予め定められた温度以下の場合は、複数の蛍光ランプのうち、所定の一部の蛍光ランプのみを点灯させることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、液晶パネルと、液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトと、バックライトの蛍光ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを備える液晶表示装置であって、液晶表示装置の操作を行うために使用するリモコン装置からの赤外線信号を受信する赤外線受光部を備えた液晶表示装置において、液晶表示装置は、液晶表示装置のバックライト近傍の温度を計測する温度計測手段を有し、点灯制御手段は、温度測手段による温度測結果に基づいて、計測温度が予め定めた温度まで上昇するごとに、段階的に点灯する蛍光ランプの数を増加させていくことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、液晶パネルと、液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトと、バックライトの蛍光ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを備える液晶表示装置であって、液晶表示装置の操作を行うために使用するリモコン装置からの赤外線信号を受信する赤外線受光部を備えた液晶表示装置において、液晶表示装置は、液晶表示装置の電源がONになった時点からの時間を計測する時間計測手段と、液晶表示装置は、液晶表示装置のバックライト近傍の温度を計測する温度計測手段を有し、点灯制御手段は、時間計測手段による時間計測結果に基づいて、液晶表示装置の電源がONになった時点から予め定められた時間が経過するまでの間は、複数の蛍光ランプのうち、所定の一部の蛍光ランプのみを点灯させる時間点灯制御と、温度計測手段による温度計測結果に基づいて、計測温度が予め定められた温度以下の場合は、複数の蛍光ランプのうち、所定の一部の蛍光ランプのみを点灯させる温度点灯制御とを実行可能としたことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、液晶パネルと、液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトと、バックライトの蛍光ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを備える液晶表示装置であって、液晶表示装置の操作を行うために使用するリモコン装置からの赤外線信号を受信する赤外線受光部を備えた液晶表示装置において、液晶表示装置は、液晶表示装置の電源がONになった時点からの時間を計測する時間計測手段と、液晶表示装置は、液晶表示装置のバックライト近傍の温度を計測する温度計測手段を有し、点灯制御手段は、液晶表示装置の電源がONになった時点で複数の蛍光ランプのうち、一部の蛍光ランプのみを点灯させ、さらに時間計測手段による時間計測結果に基づいて、予め定めた時間が経過するごとに、段階的に点灯する蛍光ランプの数を増加させていく時間点灯制御と、温度測手段による温度測結果に基づいて、計測温度が予め定めた温度まで上昇するごとに、段階的に点灯する蛍光ランプの数を増加させていく温度点灯制御とを実行可能としたことを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第5または第6の技術手段において、点灯制御手段による時間点灯制御と温度点灯制御とのいずれかまたは両方を機能させるように切替設定が可能な設定手段を有することを特徴としたものである。
本発明によれば、バックライトの温度が低く赤外線量の放出が多い場合であっても、リモコンの受光感度の低下を防ぎ、信頼性をもってリモコン操作を行うことができるようにした液晶表示装置を提供することができる。
本発明の液晶表示装置の一実施形態では、液晶表示装置の電源立ち上げから所定時間の間、バックライトの蛍光ランプの点灯本数を減らし、バックライトから放出される赤外線量を削減することにより、リモコン装置からの制御コマンドの受信感度の低下を防ぐようにする。また、液晶テレビの立ち上げから時間経過に従って段階的に蛍光ランプの点灯本数を増加させるようにしてもよい。
また、本発明の液晶表示装置の他の実施形態では、液晶表示装置のバックライトの温度を検出し、その温度が所定の温度以下の場合には、バックライトの蛍光ランプの点灯本数を減らし、バックライトから放出される赤外線量を削減することにより、リモコン装置からの制御コマンドの受信感度の低下を防ぐようにする。また液晶テレビの電源が立ち上げられて、バックライトの温度が低温の状態から上昇していくときに、予め定めた温度条件に従って段階的に蛍光ランプの点灯本数を増加させるようにしてもよい。
さらに本発明の液晶表示装置の他の実施形態では、上記の時間による蛍光ランプの点灯制御機能と、バックライトの温度による蛍光ランプの点灯制御機能との両方を備え、これらの両方またはいずれかの点灯制御機能を実行するように切替設定が可能なように構成してもよい。
以下に本発明に液晶表示装置として適用可能な液晶テレビの構成例を説明する。なお、本発明は、液晶表示装置の電源ONからの時間、あるいは液晶テレビのバックライトの温度条件に応じてバックライトの点灯制御を行うことを特徴とするものであり、以下の液晶テレビは、液晶表示装置の構成の一例を示すにすぎず、リモコン操作を行う種々の構成の液晶表示装置を本発明に適用することができる。
図1は、本発明の液晶表示装置として適用可能な液晶テレビの構成例を示すブロック図である。液晶テレビ100は、アンテナで受信されたテレビ放送電波から希望するチャンネルを選局するチューナ1と、外部接続されたAV機器からのビデオ信号を入力するビデオ入力端子2〜4と、外部接続されたパーソナルコンピュータ(PC)からのコンピュータ映像信号を入力するPC入力端子5(例えば、D−Sub端子、DVI端子など)と、チューナ1で選局されたテレビ受信信号と入力端子2〜4を介して入力された各ビデオ信号とを切替出力する映像切替スイッチ6とを備えている。なお、ここではチューナ1で選局されたテレビ受信信号と入力端子2〜4を介して入力された各ビデオ信号とが、テレビジョン映像信号に相当する。
Y/C分離回路7は、映像切替スイッチ6より出力されたテレビジョン信号(コンポジット信号)を輝度信号Yと色信号Cと(YCセパレート信号)に分離する。RGBデコーダ8は、Y/C分離回路7で得られた輝度信号Yと色信号CとからR、G、B各原色信号に変換して出力する。またA/D変換回路9は、RGBデコーダ8で得られたR、G、B信号をA/D変換する。
映像信号処理装置10は、A/D変換回路9で得られたR、G、B信号(テレビジョン映像信号)と、PC入力端子5より入力されたP、G、B信号(コンピュータ映像信号)とのそれぞれに対して、各入力映像信号フォーマットに応じた所望の映像処理(例えば、色空間変換処理、IP(Interlace To Progressive)変換処理、スケーリング処理、FRC(Frame Rate Conversion)処理、γ補正処理、色補正処理及び同期検出処理など)を施し、選択的に切替出力する。
そしてLCDコントローラ11は、映像信号処理装置10より出力されたR、G、B信号(画像表示信号)に基づいて、ソースドライバ12へ出力する階調データ及び信号線制御信号を生成するとともに、ゲートドライバ13へ出力する走査線制御信号を生成し、液晶パネル14における画像表示制御を行う。またLCDコントローラ11は、インバータ回路等を備えた光源駆動回路15へ出力するバックライト制御信号を生成し、バックライト16の蛍光ランプの発光駆動制御を行う。
リモコン受光部17は、リモコン装置からの赤外線信号を受信する。そしてマイコン18は、リモコン受光部17が受信した赤外線信号を検出・解析し、チューナ1,映像切替スイッチ6,映像信号処理装置10,及びLCDコントローラ11の各部に対して所定の制御信号を出力する。
またマイコン18は、ユーザによる設定指示に応じて、チューナ1による番組選局、映像切替スイッチ6によるテレビ受信信号と外部ビデオ信号との出力切替、映像信号処理装置10によるテレビジョン映像信号とコンピュータ映像信号との出力切替、などの制御を行う。
時計用発振子19は、液晶テレビの時刻情報を生成するためのもので、通常、時刻の単位時間を示すクロック信号を発生する水晶発振子により構成される。そしてマイコン18は、時計用発振子19からのクロック信号をカウントするカウンタを有し、カウンタでカウントされた時間を用いて、設定入力された初期時刻データを基に、実際の時刻を計測する。
そして本発明の特徴である電源立ち上げ時におけるバックライトの点灯制御時間を計測するために、時計用発振子19及びマイコン18を使用する。
またバックライトの点灯制御時間の計測は、上記の時計用発振子19に限らず、何らかの時間計測を行うことができる手段、例えば、マイコンのクロック周波数等を利用して時間計測する手段等を適宜設定できる。
温度センサ20は、本発明の他の特徴である温度に応じたバックライトの点灯制御を行うためのセンサとして使用する。温度センサ20の取り付け位置は、バックライトの蛍光ランプの温度をできるだけ正確に検知できるように、バックライトユニット近傍に取り付けることが好ましい。
なお温度センサ20として、液晶パネル14の画質特性(コントラスト、γ特性等)や応答特性を補正するために使用する温度センサを併用してもよい。液晶パネル14は、通常、画質特性(コントラスト、γ特性等)や応答特性が温度によって微妙に変化する。そのため、画質特性ないし応答特性を温度に応じて補正する機構を備えている。例えば、これらの温度補正用のデータは、ルックアップテーブルに数種類設けておき、液晶パネル使用時の環境温度に応じて最適なデータを使用するようにしている。本発明に関わるバックライトの点灯制御を行うために、上記の画質/応答特性補正用の温度センサによる温度検知結果を使用してもよい。
図2は、上記液晶テレビ等の制御コマンドを送信するために使用するリモコン装置の構成例を示す図である。リモコン装置30は、リモコン装置本体の動作を制御する制御部31と、ユーザによる入力操作が行われる操作部32と、操作部32における操作に応じた制御コマンドを送信する送信部33と、リモコン装置本体各部に動作電源を供給する電源回路34と、を備えている。
操作部32は、例えばリモコン装置30の本体表面に設けられた複数のリモコンキーを有して構成される。そして制御部31は、リモコンキーが操作されたことを検出するキー検出部31aと、キー検出部31aで検出されたキー情報に従って、どのようなリモコンデータを送信するかを演算する演算制御部31bと、演算制御部31bで演算された情報に従ってリモコンパルスによる制御コマンドを発生させるリモコンパルス発生部31cとを有している。
また、送信部33は、リモコンパルス発生部31cで発生されたリモコンパルスを電流増幅するIR−LEDバッファ33bと、IR−LEDバッファ33bで電流増幅されたリモコンパルスを出力する赤外線出力LED(IR−LED)33aとを有し、操作部32で操作されたリモコンキーに応じた赤外線信号による制御コマンドが送信される。
図3は、図1に示した液晶テレビの光源駆動回路及びバックライトの構成例を示す図である。バックライト16は、液晶パネル14を照明する陰極管(CCFT:Cold Cathode Fluorescent Tube)からなる複数の蛍光ランプ61が備えられる。
光源駆動回路15は、LCDコントローラ11からの表示制御信号に従ってバックライト16の点灯制御を行うマイコン(マイクロコンピュータ)40と、複数のインバータ51を備えたインバータ回路50からなっている。インバータ回路50は、商用電源から変換された直流電圧を数十K〜数百KHzの高周波電圧に変換してバックライト16を駆動する。
また上記の他、光源駆動回路15には、外部の商用電源から適切な直流電源に変換して装置に供給するACアダプタと、ACアダプタから供給される電源電圧を整流してマイコン40に所定の直流電圧を出力するレギュレータ(いずれも図示せず)とが含まれる。
なおここでは4つの蛍光ランプ61を備えた構成を例示しているが、蛍光ランプ61やインバータ51の個数及び配置は液晶パネル14の寸法等に応じて適宜定められる。
マイコン40は、マイコン内部及び外部の装置に対してバックライトの点灯制御を行う制御手段41と、インバータ回路50に調光パルスを供給する調光パルス発生回路42と、調光パルス発生回路42により生成した調光パルスのパルス幅及び周期を変調してインバータ回路50に入力するPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)部43とを備えている。
調光パルス発生回路42は、基準発振クロックを生成する基準発振器(図示せず)を有しており、このクロックに基づいて調光パルスを生成する。ここでは一つの基準発振器により周波数の異なる複数の調光パルスを生成して各PWM部43に出力するようにしてもよいし、複数の基準発振器を備え、それぞれが異なる周期の調光パルスを各PWM部43に出力するようにしてもよい。
また各PWM部43は、バックライト16の各蛍光ランプ61にそれぞれ対応しているため、バックライト16の蛍光ランプ61と同数のPWM部43をマイコン40において備えるものとする。
インバータ回路50は、上記のように複数のインバータ51を含んでいる。各インバータ51は、上記ACアダプタの出力から供給される直流電圧をトリガーとして入力し数十K〜数百KHzの高周波電圧に変換して各蛍光ランプ61に供給する。また、各インバータ51には、調光パルス発生回路42により生成され各PWM部43において変調された調光パルスが入力されており、この調光パルスにより各蛍光ランプ61に供給する高周波電圧を調整するように構成されている。
本実施形態の光源駆動回路15の制御手段41は、上記バックライト点灯装置15の基本駆動電源制御とは別に、液晶テレビの電源がONにされた後所定時間の間、複数の蛍光ランプ61のうち、一部の蛍光ランプ61を消灯して蛍光ランプ61の点灯本数を減らすことにより、バックライト16から放出される赤外線量を減らすように制御する。
なお、本実施形態では、各蛍光ランプ61のそれぞれのインバータ51へ入力させる直流電流をON/OFFするスイッチを設け、マイコン40の制御手段41がそのスイッチを制御して所定の蛍光ランプを点灯させるインバータ51のみに直流電流を供給するようにしてもよい。
ここでは、液晶テレビのマイコン18は、液晶テレビの電源がONとなって、消灯されていた蛍光ランプ61の点灯を開始するときに、時計用発振子20の発振等を用いて時間を計測し、その計測情報を光源駆動回路15に出力する。光源駆動回路15のマイコン40の制御手段41は、電源がONになったときには、複数の蛍光ランプ61のうち一部の蛍光ランプ61のみを点灯させるように制御する。この場合、液晶テレビの電源立ち上げ時には、蛍光ランプ61の温度が低下しているために、赤外線量の放出が相対的に大きい。従って点灯する蛍光ランプ61を制限して、その一部のみを点灯させることにより、バックライト16から放出される赤外線量を低減させて、リモコン装置による操作を確実に実行できるようにする。点灯させる蛍光ランプ61の数や蛍光ランプ61の位置は、組み込まれている蛍光ランプ61の数や形状、及び点灯条件等に基づいて、リモコン装置の操作性を阻害しないように最適に定められる。
また、上記のように液晶テレビの電源立ち上げ時に点灯する蛍光ランプ61を制限する場合、複数の蛍光ランプ61のうちの点灯させる蛍光ランプの数を段階的に増加させてもよい。すなわち、蛍光ランプ61の点灯が開始され、時間を経てその温度が上昇し、蛍光ランプ61から放出される赤外線量が漸減していくときに、段階的に蛍光ランプ61の点灯本数を増加させていくようにしてもよい。
また、光源駆動回路の他の実施形態では、上記制御手段41は、バックライトの温度を温度センサ20によって計測し、計測した温度が所定温度より低い場合には、一部の蛍光ランプ61を消灯して蛍光ランプ61の点灯本数を減らすことにより、バックライト16から放出される赤外線量を減らすように制御する。
すなわち、バックライト近傍に配置した温度センサ20によって、その温度を計測し、LCDコントローラ11を介して計測情報を光源駆動回路15に入力させる。光源駆動回路15のマイコン40の制御手段41は、温度センサ20による温度計測結果が、予め定めた温度より低い場合には、複数の蛍光ランプ61のうち一部の蛍光ランプ61を点灯させるように制御する。この場合、液晶テレビの電源立ち上げ時には、蛍光ランプ61の温度が低下しているために、赤外線量の放出が相対的に大きい。従って点灯する蛍光ランプ61を制限して、その一部のみを点灯させることにより、バックライト16から放出される赤外線量を低減させて、リモコン装置による操作を確実に実行できるようにする。点灯させる蛍光ランプ61の数は、蛍光ランプ61の数や長さ、点灯条件等に基づいて、リモコン装置の操作性を阻害しないように最適に定められる。
また、上記のように点灯する蛍光ランプ61を制限する場合、複数の蛍光ランプ61のうちの点灯させる蛍光ランプの数を段階的に増加させてもよい。すなわち、蛍光ランプ61の点灯が開始され、時間を経てその温度が上昇し、蛍光ランプ61から放出される赤外線量が漸減していくときに、段階的に蛍光ランプ61の点灯本数を増加させていくようにしてもよい。
また、さらに他の実施形態では、液晶表示装置に、上記のような電源立ち上げからの時間経過に伴う蛍光ランプ61の点灯制御機能と、バックライト16の温度計測に基づく蛍光ランプ61の点灯制御機能との両方を備えるようにし、例えば、ユーザの設定入力に従って、これら点灯制御機能の両方またはいずれかを実行できるような切替設定を可能としてもよい。
本発明の液晶表示装置として適用可能な液晶テレビの構成例を示すブロック図である。 液晶テレビ等の制御コマンドを送信するために使用するリモコン装置の構成例を示す図である。 図1に示した液晶テレビの光源駆動回路及びバックライトの構成例を示す図である。 リモコン装置によって操作可能な液晶テレビの構成例を示す図である。
符号の説明
1…チューナ、2〜4…ビデオ入力端子、5…PC入力端子、6…映像切替スイッチ、7…Y/C分離回路、8…RGBデコーダ、9…A/D変換回路、10…映像信号処理装置、11…LCDコントローラ、12…ソースドライバ、13…ゲートドライバ、14…液晶パネル、15…光源駆動回路、16…バックライト、17…リモコン受光部、18…マイコン、19…時計用発振子、20…温度センサ、30…リモコン装置、31…制御部、31a…キー検出部、31b…演算制御部、31c…リモコンパルス発生部、32…操作部、33…送信部、33a…IR−LED、33b…IR−LEDバッファ、34…電源回路、40…マイコン、41…制御手段、42…調光パルス発生回路、43…PWM部、50…インバータ回路、51…インバータ、61…蛍光ランプ、100…液晶テレビ。

Claims (7)

  1. 液晶パネルと、該液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトと、該バックライトの蛍光ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを備える液晶表示装置であって、該液晶表示装置の操作を行うために使用するリモコン装置からの赤外線信号を受信する赤外線受光部を備えた液晶表示装置において、
    該液晶表示装置は、該液晶表示装置の電源がONになった時点からの時間を計測する時間計測手段を有し、
    前記点灯制御手段は、前記時間計測手段による時間計測結果に基づいて、前記液晶表示装置の電源がONになった時点から予め定められた時間が経過するまでの間は、前記複数の蛍光ランプのうち、所定の一部の蛍光ランプのみを点灯させることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 液晶パネルと、該液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトと、該バックライトの蛍光ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを備える液晶表示装置であって、該液晶表示装置の操作を行うために使用するリモコン装置からの赤外線信号を受信する赤外線受光部を備えた液晶表示装置において、
    該液晶表示装置は、該液晶表示装置の電源がONになった時点からの時間を計測する時間計測手段を有し、
    前記点灯制御手段は、前記液晶表示装置の電源がONになった時点で前記複数の蛍光ランプのうち、一部の蛍光ランプのみを点灯させ、さらに前記時間計測手段による時間計測結果に基づいて、予め定めた時間が経過するごとに、段階的に点灯する蛍光ランプの数を増加させていくことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 液晶パネルと、該液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトと、該バックライトの蛍光ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを備える液晶表示装置であって、該液晶表示装置の操作を行うために使用するリモコン装置からの赤外線信号を受信する赤外線受光部を備えた液晶表示装置において、
    該液晶表示装置は、該液晶表示装置のバックライト近傍の温度を計測する温度計測手段を有し、
    前記点灯制御手段は、前記温度計測手段による温度計測結果に基づいて、前記計測温度が予め定められた温度以下の場合は、前記複数の蛍光ランプのうち、所定の一部の蛍光ランプのみを点灯させることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 液晶パネルと、該液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトと、該バックライトの蛍光ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを備える液晶表示装置であって、該液晶表示装置の操作を行うために使用するリモコン装置からの赤外線信号を受信する赤外線受光部を備えた液晶表示装置において、
    該液晶表示装置は、該液晶表示装置のバックライト近傍の温度を計測する温度計測手段を有し、
    前記点灯制御手段は、前記温度測手段による温度測結果に基づいて、計測温度が予め定めた温度まで上昇するごとに、段階的に点灯する蛍光ランプの数を増加させていくことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 液晶パネルと、該液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトと、該バックライトの蛍光ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを備える液晶表示装置であって、該液晶表示装置の操作を行うために使用するリモコン装置からの赤外線信号を受信する赤外線受光部を備えた液晶表示装置において、
    該液晶表示装置は、該液晶表示装置の電源がONになった時点からの時間を計測する時間計測手段と、
    該液晶表示装置は、該液晶表示装置のバックライト近傍の温度を計測する温度計測手段を有し、
    前記点灯制御手段は、前記時間計測手段による時間計測結果に基づいて、前記液晶表示装置の電源がONになった時点から予め定められた時間が経過するまでの間は、前記複数の蛍光ランプのうち、所定の一部の蛍光ランプのみを点灯させる時間点灯制御と、前記温度計測手段による温度計測結果に基づいて、前記計測温度が予め定められた温度以下の場合は、前記複数の蛍光ランプのうち、所定の一部の蛍光ランプのみを点灯させる温度点灯制御とを実行可能としたことを特徴とする液晶表示装置。
  6. 液晶パネルと、該液晶パネルを照明する複数の蛍光ランプを備えたバックライトと、該バックライトの蛍光ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを備える液晶表示装置であって、該液晶表示装置の操作を行うために使用するリモコン装置からの赤外線信号を受信する赤外線受光部を備えた液晶表示装置において、
    該液晶表示装置は、該液晶表示装置の電源がONになった時点からの時間を計測する時間計測手段と、
    該液晶表示装置は、該液晶表示装置のバックライト近傍の温度を計測する温度計測手段を有し、
    前記点灯制御手段は、前記液晶表示装置の電源がONになった時点で前記複数の蛍光ランプのうち、一部の蛍光ランプのみを点灯させ、さらに前記時間計測手段による時間計測結果に基づいて、予め定めた時間が経過するごとに、段階的に点灯する蛍光ランプの数を増加させていく時間点灯制御と、前記温度測手段による温度測結果に基づいて、計測温度が予め定めた温度まで上昇するごとに、段階的に点灯する蛍光ランプの数を増加させていく温度点灯制御とを実行可能としたことを特徴とする液晶表示装置。
  7. 請求項5または6に記載の液晶表示装置において、該液晶表示装置は、前記点灯制御手段による前記時間点灯制御と前記温度点灯制御とのいずれかまたは両方を機能させるように切替設定が可能な設定手段を有することを特徴とする液晶表示装置。
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